百瀬あん『レンタル彼氏のお尻をご指名』
レンタル彼氏のバイトをしてる大学生が、宣伝ブログに載せるためにアダルトグッズ開発者の彼女のていでグッズのテスターになってくれとか言われまして。
面白かった。絵もきれいでお話もいつもうまい作家さんだ。
レンタル彼氏のバイトをしてる大学生が、宣伝ブログに載せるためにアダルトグッズ開発者の彼女のていでグッズのテスターになってくれとか言われまして。
面白かった。絵もきれいでお話もいつもうまい作家さんだ。
獣人プロレスのある世界の、オーナー×獣人。
面白かった。ただ、最近気づいたのだけれど、私はマッチョ受けよりマッチョ攻めの方が好きなようです…。
わりといつものことなのだけれど、主役CPがくっついてしまうと、周囲にBLの輪が広がっていくだけという感じになってしまうので、この作品もそうなりつつあるなあ…と思った。
リーマンが異界に入り込んで謎の娼館できれいな烏天狗に出会う。
独特の世界観でいいですね。続編も連載中みたい。
世話焼きイケメンと何もできないイケメンのつづき。
なんだかのんびりした世界で癒やされる。
面白いけど、まだ以下続刊なので少々驚いた。
受けの家が受けにひどすぎて現実味がないので、そこをこれからもう少し説明してくれるといいなと思う。
面白いけど、まだ以下続刊なので少々驚いた。
受けの家が受けにひどすぎて現実味がないので、そこをこれからもう少し説明してくれるといいなと思う。
謎の連続殺人を追うフリーの記者が、友人が犯人かもという疑惑を晴らそうとする吸血鬼もの。
面白いし、とにかく絵が上手。設定やキャラがもりだくさんすぎではあったので、続編読みたい。
単話版1~5話。
行き倒れの河童を助けたら恩返しに来てくれて、人間化したらイケメンで。
穏やかで特に何も起こらないお話だった…。
単話版1~7話。
高校の同級生の陽キャにふられた陰キャが、ダイエットして社会人やってたら陽キャが同じ会社に中途で来た。
攻めの元カレ=二人の友達が…しかも正論をいうの。なんだかわだかまり。でも陰キャが高校時代太っていたとかの設定はよかった。
優等生が不良の勉強を見させられるが、やる気の無さについブチ切れてしまい。
こういう設定って教師が無責任だな!とか思ってしまう(笑。
猫カフェではたらくノンケが常連で彼氏にふられた受けを家にとめることに。
悪くないけどなんだか一味足りないような…と思ったんだけど、もしかして猫カフェでなくてもいいかも…?
なんか喧嘩売ってくるヤンキーがファンシーなものがすきで家庭内暴力にあっていて。
普通に面白かった。
生徒会長が部費がほしい将棋部部長にからまれていろんな勝負をしているうちに。
真面目でちょっとアホな二人で面白かった。
社長がストーカー被害にあったロボットぽい秘書を家に滞在させる。
なんかいまいちだった。
高校生が見知らぬイケメン社会人に突然告白される。
非現実的な始まり方ではあるけどそこそこ面白かった。
高校生が見知らぬイケメン社会人に突然告白される。
非現実的な始まり方ではあるけどそこそこ面白かった。
正統派イケメンと薄顔リーマンが互いに顔がいいと思っていて。
設定は面白そうなのにいまひとつだった。
こういう設定だと、中身フツメンあるいはリア充っぽいイケメンが、内心やたら饒舌でなんというかオタクっぽい感じで違和感がある…という話が結構ある気がする。
正統派イケメンと薄顔リーマンが互いに顔がいいと思っていて。
設定は面白そうなのにいまひとつだった。
こういう設定だと、中身フツメンあるいはリア充っぽいイケメンが、内心やたら饒舌でなんというかオタクっぽい感じで違和感がある…という話が結構ある気がする。
薄幸リーマンとストーカー。
いい意味でこの作者らしいお話で面白かった。
親しくもないクラスメイトに、裏アカでエロ配信してるとかセフレになってほしいとか言われて断りたいのに巻き込まれていく。
ただれた設定だけど、攻めがあんまり人に興味ない冷たい感じで受けのことも引いてるのに、次第に惹かれてしまうとか、あっけらかんとダメな受けのかかえてる寂しい感じとか、いろいろバランスよくて魅力的。
自分に自信のある高校生が、同級生をおとそうとがんばるけどからまわり。
うーん、なんかいまひとつだった。
大学病院の医師たち。
CPが二組あったので、少々薄く感じた。池綿医科大学という名前は面白い。
マサイからの留学生がホームステイ。
ちょっと色黒なイケメンというだけなので、マサイという感じが全然ない…タイトルの意味もよくわからなかった。ライオンをかろんじているわけではないのだろうけれど、そうもとれてしまうし。
友人が、同じ大学の男女見境ないヤリチンに言い寄られてるから彼氏のフリしてくれとか言い出して、嘘がバレでヤリチンにいいよられる。
なんだかわかりにくいけど、お話はそこそこ面白かった。
触手育成のせいかちょっとファンタジックな話が多い気もした。
粕谷くんの元カノがかわいかったので、粕谷くんは元カノとくっついてほしい気もした。葛谷くんはレオでお願いします。
かわいい顔だけど性格のきつい受けが、出会い系を使ったら同級生チャラ男にバレて脅されそういう関係に。
面白かった。受けも攻めもいい子ではないんだけど、かわいいところもあるので、お互い反発しながらも惹かれていくのがいい。顔だけが評価されて不満な受けと、その受けの顔だけはいいと思っている攻めが、それでも内面で交流してつながっていく感じ。受けが懐いていた王子様系イケメンはもうちょっと活躍してくれたらよかったかも。
昔好きだった相手が社会人になってまた仲良くなって。
ありがちな設定ではあるけどそこそこ面白かったがそこまで印象には残っていない。
高校時代になぜかイケメン二人にかまわれるようになった元地味太郎が、好きだったイケメンその1に彼女ができて泣いてたら、イケメンその2に好きだと言われてその1への気持ちを内緒にしてやるから付き合おうと言われる。
ヤリサーうんぬんとか(本命できるまでは)軽々しい世界なのが少々残念。
若手俳優が後輩とのキスでバズったのでBL営業をはじめる。
最近わりと多い設定のように思う。
ゲイの人気占い師が、ずっと好きだったノンケの友人が男の子に運命を感じたと報告されて。
かわいそう受けになりそうないい設定なのだけれど、友人の恋の相手が期待したほど出てこなくて、もっとせつない展開があってもよかった感じはした。
設定がごちゃごちゃしすぎてきた…。
ゲーム系専門学校の天才×凡人が一度離れて社会人として再会。
いい意味で地味でよかった。
大学からの抜き合いする同級生がルームシェアしていて。
天然っぽい受けのせいか『俺達は新婚さんかもしれない』がすごく印象かぶった。
自称クズでぼっちの受けが学校一もてるイケメンに告白されて。
あらすじにも「自称クズ」とあるけど、あまりクズっぽさを感じず拍子抜けだった。
表題作は人の心の声が聞こえちゃう高校生が、声が聞こえないサッカー部部長が気になってたら、サッカー部マネを見てたダブリの怖い先輩とよく行きあって。
面白かったけどもう少し長く読みたかった。先輩がアホでかわいい。
つづき。
悪くないけど…な印象。
少女漫画好きのイケメンリーマンが無愛想な同僚も同じ趣味っぽいと知ってハッスル。
勘違いや攻めの少々無神経になってしまうところもありつつしっかり展開があって面白かった。
地方アイドルを売るために東京の敏腕プロデューサーに枕するマネージャー。
コミカルでそこそこ面白かった。
『ランウェイ~』はKindle Ultimated。
イケメンそつなし大学生攻めと美形美容師受けの読モもの。
受けが田舎ではぶられてたせいもあり無知天然わがまま素直なピュアピュア美形で超絶にかわいくて、けっこうかっこいい攻めがメロメロぐだぐだでかわいい。なんかしょっちゅうごめんねごめんね、大丈夫?○○する?とか受けにへりくだっている(笑、のに、別に奴隷的には見えない攻めもいい。『ランウェイ~』のオビが「圧倒的な愛と幸福」で、お話の筋にはあまり合っていないんだけど、雰囲気的にはすごくわかる!という感じ。
元後輩が憧れだった総長のシンパパを助ける。
子供の顔がかわいくないけどかわいい。
実はコスメ大好きなイケメン高校生が、陰キャ幼馴染にメイクしてみたらすごくかわいくなった。
攻めのカースト上位っぽさがなく、コスメ好きの描写がオタクっぽいというか、なんだかちぐはぐな気もした。メイクされた受けが女の子っぽすぎるのも個人的には少々苦手だった。
過去の思い出から犬の獣人に惹かれがちなヤリチン御曹司が、狼の獣人と政略結婚することになって、なんか花嫁の兄が身代わりに。
いまひとつだったかな。
ダメおっさん受けがイケメンエリートをこじらせさせてしまって復讐される。
作者買いです。面白かった。
こっそりsub用バーでバイトしてる高校生が、転校生にsubだと見抜かれて。
dom/subものもオメガバース的に増えつつありますね。服従する場面の受けがかわいかった。
人狼のこが獣医に拾われて。
攻めが受けにはちょっといじわるモードなので、もうちょっとは受け萌えがほしかった。受けがほんとは服従したいということとか、動物の性質とかのせいもあると思うので、そのあたりをもう少し書き込んで、あえて攻めが居心地良くさせるためにいじわるしてるとか直接的に書かれても良かったと思う。
オープンゲイでビッチな大学生が、アンニュイな同級生がいいなと思って絡みに行ってすげなくされつつ奮闘する。
バカでビッチだけど憎めない受けがよかった。攻めはいきなり監禁とか言い出すのは重いというよりコミュニケーション不全である。
短編集、表題作ではないけど表紙絵のお話は獣人の精霊みたいな受け。
そこそこ面白かったけど、受けが人間離れしすぎてはいる(笑。
みかづち寮シリーズ?
そこそこ面白く読んだので続刊にも多少興味あるけど、みかづち寮シリーズがどれとどれなのかとか順番とか、微妙にわかりにくい。
雑誌の編集部、敏腕攻めに振り回される若手受けだけど、好みのうるさい攻めの条件に合っていて。
育ちの良さそうな子という条件もあるのに、受けがあまりそういうふうには見えない。攻めの仕事ぶりというか部下に生活の面倒まで見させるのもどうかと思われた。
理系院生、友達とそういうことになり。
そこそこ面白かったけど、少々薄くも感じた。
単話版1~5話。
便利屋においてもらって助手と体の相手をしている受けだけど便利屋が好きで。
面白かった。攻めの元カレ?が不穏だったけどうまくおさまってよかった。
進展したはずなのに、良くも悪くもあまり変わらない(笑。
帯はちょっとはずした感じ…前回のがうけたからか、二番煎じっぽい。
仲の悪いバイト仲間と出会い系で会ってしまったがネコ同士で。
そこそこ面白かったけどあまり印象に残らなかった。
ブラック会社員の受けが、男性俳優に入れ込んでバスツアーに参加したらそんなことになり、その後一緒に住むことに。
期待ほどではなかったかもだ。
ブラック会社員の受けが、男性俳優に入れ込んでバスツアーに参加したらそんなことになり、その後一緒に住むことに。
期待ほどではなかったかもだ。
オタクリーマンが赤髪のプーに居座られて。
面白かった。わりと人情話でありつつ、受けの過去とかあまり詳しくは語られていない。
いちいちつっかかってくる嫌な同僚とエレベーターで一緒になってそんなこんな。
表紙の受けは長髪でわりとかわいい顔なんだけど、本文一ページ目の受けがいきなりくたびれた長髪おっさんなので、あれ…なんか失敗したかも…?と思ってしまった(笑。その後はおっさんみが強くなる場面もありつつ、かわいいというほとでもないけれどまあ普通の受けだったのでよかった。内容も面白かった。
あれこれの事故で帰れなくなりホストのお世話になることになった受け。
あらすじにあるように時間を飛ぶ設定がいきなり入ってくるのは意欲的だけれど、あまり新鮮味はなかったかも。
朴訥攻めと、幼馴染でモデルですぐ泣いちゃう、攻めとしたいのにうまくいかないの…な受け。
ふわふわ受けがかわいいし、攻めもちゃんと受けのこと好きなのでよかった。
仲の悪い友人同士で、もう一人の友人に受けてもらってたけど、受けの軽い一言で、攻め1が攻め2に抱かれるハメに。
貞操が紙のように軽い(笑。最初の受けには彼女がいて彼女公認で攻め12に抱かれているし(笑。攻め1は受けが好きだけど、攻め2は実は…というところで面白みがあったので、この設定にも意味はあると思えて、面白く読みました。
イケメンオネエ上司に新人が抵抗する第二弾。
なんだろう、すごく楽しみにしていたし面白かったけど、なんだか物足りない…まだ続くからというのもあると思うけど、攻めのオネエっぷりが物足りない。苦手な読者のために加減しているっぽいこと書かれてたので、そのせいかも。もっとたっぷりオネエ言葉オネエ趣味がほしい…。あと愛が物足りないというか、今の時点では受けが陥落したら飽きそう。でも次巻も楽しみにしています。
大学の浮いてる秀才に声かけたらなつかれて告白され、断ったら怖いひとに襲われて、どうやら二重人格らしいのです。
にこ山P蔵さんの旧PNだった!
重い設定だけど、この作者らしい良い意味での軽さもあり、とても面白かった。あらすじ段階では、黒攻めといたしてしまってどうなるんだろう…と思っていたら、白攻めとは結局ああいう終わり方(笑)だし、続編あってもよかったよね(笑。病院での告白場面でも、お医者さんがいい味出していたり。
上京して服屋にやっと勤めだしたら、高校時代に親しくしていて関係までした男が店長で。
最初の方は、攻めが受けを忘れたふりしたり、つんけんしてたりで何をかんがえているのかよくわからなかった。後半は面白かった。
ダメイケメン俳優×入れ墨もちのマネージャー。
絵がいい意味で古い感じでよかった。
完結巻。
意外にも世界へ飛び立っていた(笑。
だらしないバイ攻めが、職場の顔の怖い後輩に家事のバイトしてもらうことに。
似ていないとは思うのだけれど、パーバートロマンスの受けがなぜかかぶる。
アイドルのマネージャーに、他事務所のグループのトップアイドルが惚れて。
受けがトップアイドルみがあまりなかった気がした。
学園のトップ三人にもてあそばれていたぷくぷく少年が痩せて美形に。
受けの性格が痩せて急に変わったりでなんだか入り込めなかった。
ネコの役がうまくできない俳優が、落ちてた元ヒモのイケメンを、役の参考になるかもと拾う。
細部のつくりが甘く、あまり印象に残らずさらっと終わってしまった印象。
お坊さん兄弟の続刊。
まったりのんびりモードである。兄CPは少し幸せっぽい?
リーマンが鬼を召喚する話。
残念ながらあまり印象に残らなかった。
彼氏に浮気されて傷心のまま転校した高校生、助けてくれる委員長に心を開き始めるも元カレ来襲。
受けに執着する元カレもなんだか気になる存在だったので、もっときっちり三角関係でもよかったかもだ。
イケメンオネエ上司にロックオンされた新人が抵抗するも…。
イケメンオネエが素敵。受けはアホの子…仕事も攻めがあてがってたということで、あまりいいところがなく、今後成長してほしいし攻めをぎゃふんと言わせてほしい(笑。
えっちな裏メニューありのバーで、えっちNGの店員が贔屓客に少しずつ開発されていく。
最近流行りの絵柄の一つのように思うけれど、とにかく絵がいい。お話もオーソドックスでいい。後半の、ボディガード×先輩店員もよかった。
『お前の全てを奪うまで』のスピンオフ。
来日中のアラブの王子のSPを担当することになった受け。
王子がアラブ、オタク、ビジネスマン等盛り込み過ぎなのかキャラがやや定まりきってない印象だった。
ある日出会い系サイトを利用したら有名な「ファントムドッグ」というドッグマスクの受けに出会って。
ずっとドッグマスク姿なのかなと思ってたらそうでもなかった。内容はそこそこかなあ。
ぽやぽやで我が道を行く受けと、受けが好きだけど受けが恋愛面で子供すぎて勝手に悩む攻め…という、良くも悪くも明治さんらしいというか、攻めは勝手にぐるぐる悩んで他の人と…というところでまたかよ!と思ってしまう(攻めには気の毒だけど、笑。面白かったけどね。
続刊は『溺愛イトコン!~夏休み妄想編~』『溺愛イトコン!~真冬の初体験~』。
親戚ふくめた大家族に、あまり馴染みのなかったいとこが一緒に暮らすことになり。
悪くないけれど、いまひとつだったかなあ。大家族物で、なぜか特定の一人にだけ負担が集中している設定は苦手だなあとも思った。
単話版1~10話、5話までKindle Ultimated。外伝等もあり。
江戸期の吉原の男遊郭もの。
なかなか面白かった。元は舞台らしい。ネタバレになるかもしれないけど、労咳が多いのと、本編のラストがきっちりハッピーエンドではないのは少々悲しい…時代設定から仕方ないけど。
極道のあととりと用心棒の高校生。
絵はかわいいが内容はいまひとつだった。
体が弱いお金持ちのこが、かまってくれる幼馴染に裏切られたと思っててでもでもぐるぐる。
幼馴染が意外と鈍感というかにぶいのが面白い。失われた年数が長い話は少々苦手。まあ攻めは失われたと思っていなさそうだけど。絵はよかった。
落ちこぼれの夢魔がリーマンを襲って失敗したけど、仮の恋人関係になって助けてくれると言われまして。
なんだかあんまり印象に残らなかった。
霊が見えるこわがり受けが、竜神の経営する人外向け不動産会社につとめることに。
そこそこ面白かった。社員たちも面白そうだったので、BLというよりニアBLアンド不思議会社の話としても読んでみたかった。
『秒で分かるBL』ってなんだろう…と思っていたら、ワンテーマの雑誌らしいですね。電子書籍ばっかり見てるとポイントしか見ないからそういう流れがよくわかんないのかも。今回は「心が読める」ということで人の思考が読める系らしい。
優等生の考えが読めるようになって、友人×自分とか先輩×自分とかの妄想垂れ流されてこまっちゃう。
受けの名字がまんま佐鳥くんだったがこういうのは少々苦手で、受けがねこという名字とかなぜか萎えてしまうのです。内容は面白かった。妄想されてて気持ち悪いのに攻めを好きになっていく過程がそこそこ自然でよかった。
試し読みで微妙かな…と思っていたけれど、小林先輩のおかげで作家買いしたくなり結局購入。
だらしない大人受けと、初恋こじらせイケメン年下攻め。
お話はそこそこ面白かった感じだった。受けはやはりダメ人間だが恐れていたほどではなかったかもだ…。
『ライカン ―伯爵獣と囚われた男娼―』のつづき。
面白かったけれど、前作より受けかわいそう度が低いので、そこそこの印象だった。
単話版1~6話。
ホストクラブの内勤のこが女体化しちゃったので、医学部らしいナンバーワンに相談する。
女体化とか半陰陽は苦手なのでどうしようと思ってたけど、レビュー読んで読んでみた。面白かった。攻めの周囲に興味ないツンケンぶりがもっと描写されてるとそのぎちゃんへの対応の特別さがわかったよかったかもとは思った。
同僚に連れていかれた男子おっパブで一目惚れした美形が取引先でした。
なんかこういうのでいいんだよみがある。攻めはノンケだったのではとか、受けのキャラや背景はもう少し掘り下げてほしいとか、いろいろ不明瞭ではあるけれど、絵がかわいくてキュンキュンだしいいじゃん!ってなる。
高校生の時に文学賞をとったリーマンに、自分のファンだという同僚に出会うも実はそれは盗作で…。
盗作というのは心が痛む設定だけれど理解はできなくもない状況の描写だったし、面白かった。
故障した野球部エースが、野球部の支援もしてくれている地元の名家ののほほんぼっちゃん@園芸部にこき使われて。
受けが最初のあたりは感情移入しにくかったけど、それも解消されつつ面白かった。
高校生が道路の白線の上を歩いていたら同じようなことをしている人に出会って。
すごくよかった。しかしスパンの長いクロニクル的なお話は自分は少々苦手かもしれない…とも思った。それでもなお素敵なお話だった。
部下×バリタチスパダリ受け。
うーん、今回はそこまででもなかったかな…受けがいまひとつだったかも。
担当警官×元問題児を集めたハッカー班員。
事件の描写が結構しっかりあって個人的にはよかった。
担当作家に献身的な小説のこと第一の編集者が、ずっと憧れてたミステリ作家の担当が退職したので狙っていたら、もう書かないとか言われて。
受けがイケメン?だけど真面目そうな感じでよかった。攻めの小説が同じタイトルでずっと話に出てくるし表紙絵だけ違うので、通し番号とかサブタイトルとかあるとよかった。
優秀リーマンが、行きずりの男とのややSめなワンナイトで仕事のうさをはらしてたら、今度組むことになってた優秀営業先輩だった。
先輩受けが、会社での髪を上げたきりっとした男らしい感じと、髪を下ろし無精髭で天然ぽい明るい雰囲気なのが落差がありすぎて、仕事の場面が少ないせいか、できる先輩という印象はないしキャラもよくわからなかった。
優等生で頑張ってきたアイドル研修生が、突然スカウトされたばかりの素人と組んでデビューすることになり、しかも相手がやる気がなく。
攻めがあまりアイドルっぽくなく、表の優等生づらと内心の毒づきの落差があまり活きていなかった。受けはコミュ障なの?攻めを気に入った理由とかもう少しわかるとよかった。大事なところが描写が足りない印象で、二人の生活も、練習の経緯もよくわからないのに、攻めの元相方とか余分だし、いきなり最後のコンサートで感動的に演出されて受けが攻めを好きとかいってもなんか置いてかれた感じだった。
もてないリーマンが、できるイケメンの後輩に発破かけられて婚活。
なんかこんな題名のドラマがあった。この作家さんは絵が丁寧できれいなんだけれど、なぜだか後輩がイケメンっぽくみえない…あとがきにあるように、悩みまくりだった印象が強いせいもあるかもしれないけど。受けがなぜ攻めを好きになったのか、ノンケなのにどうやって好きだと気づいたのかとかはもう少し書いてほしかった。
黄昏アウトフォーカスの後日談とか番外編集。
面白かったし結構ページもあったんだけど、軽めに感じた。
ストーカーばりになり重いと彼女に振られてばかりのノンケが、仲裁に来たバイのコミュ強に話を聴いてもらい好きになってしまって。
前半は攻めがうざすぎるので、以前試し読みして買わなかったけど、続きが気になってはいたので、半額セールで購入。成長する攻めも、攻めを拒絶しきれない受けもよかった。受けの大学に入り浸る攻めは単位大丈夫なのか。受けの友人が攻めに好意的なのが優しい…と思ってたら番外編が…(笑、幸せになってほしい。
美術系の学校に通うために下宿に入ったら、寮夫さんがにこにこいい人で好きになってしまう。
寮夫さん=受けの元彼ががっつり出て来るし、どうして攻めを好きになったのかはあまりはっきりは書かれてない(才能ある若者ということなら他の下宿人もそうだし、暗すぎて気にし始めただけなのかな、という感じ)ので、少々物足りない感じがした。受け元彼のヤクザに対する攻めの反応は面白かった。
肉食動物人間にとって草食動物人間がおいしそうだったりマウンティングしてしまいがちだけど。純血狼男子がぼっちな黒うさぎ君に興味をひかれて。
獣人ものだけど設定があまりしっかりしてない印象。キャラも、受けはいいけれど攻めは可愛い物好き設定が後半はあまり出てこないし受けには知られないままだし、りりしい外見とのギャップもあまり描かれなかったし。なんか全体に面白くはなくはないけれど微妙に物足りない感じだった。
娼館やってる天使と家出悪魔ちゃんの続編。
舞台は日本だったんだ…。悪魔が子供になっちゃう話で普通には面白かったけど、少しずつ成長して外見がころころ変わっちゃうのと、攻めが思い悩んでばかりで、攻めがかわいい受けに振り回されたり愛でたりみたいな幼児化の王道からはちょっとはずれている感じで残念な気もした。
双子の画廊経営者&画家と美大時代に同期だった受けは、画廊でデザイナーをしてるけど、好きだった画家と勢いで寝てしまって。
面白かった。画廊経営者の方は『理想の上司とする恋は』にも出てきていた。
番組制作会社で報道番組からやってきた無表情ADが、ゆるいけど熱いディレクターと少しずつ仲良くなっていく。
面白かったけど、番組制作の話を詳述しすぎな気も少しした。ノンケが男に一目惚れ、という形なので、攻めが受けを好きな理由はもう少し語ってほしかった気もした。
単話版1~5話。
喧嘩に明け暮れる少女漫画好きの不良高校生が、王子様みたいな先輩に憧れてたら、王子様の友人の男女問わずなヤリチンチャラ男にばれて脅され。
悪くないんだけど、チャラ男の心の闇とか、王子の気持ちとか、後半とかもう少し詳しく書いてほしかった。
獣人の里からいなくなった優しい年長の獣人を探しに都会に来たら、なんか娼館で働いててショックを受けて経営者の人間と揉め事を起こし、いろいろ弁償のため働くことに。
面白かった。攻めが何考えているのかあまり書かれていないし、攻めの受け溺愛がもっと読みたかった。受けが獣人の血が濃いとか、毛並みがかわっているとかは、あんまり活きてなかった気がした。発情期くらいなので、もう少しお話がほしかった。兄貴分の話ももう少し読みたい。
親戚のラブホでバイトしてる大学生が、いつも違う男と来るイケメンと合コンで同席して、だましうちされた感じで関係してしまい、ハメ撮り公開されたくなかったら裏の顔を吹聴するなよと脅される。
受けが余裕ない感じなのがなんだかキャラ設定にあわない感じがした。ラブホのバイトが客と出会いすぎだと思った。描写が訥々としている感じもあり、正直合わなかった。
他人のオーラがわかることでうまくやっているリーマンが、朴訥後輩に好かれていて、そういうオーラが気持ちよくてついつい仲良くなってしまって。
面白かったけど、そういえば読んだばかりの『言ノ葉ノ花』と『完璧な恋の話』を足して割ったような感じだね(笑。
二人組アイドルで、素行の悪さのせいで相方と仲が悪くて。
細かいところが気になって、仲良し売りしているのに仲の悪さがスタッフに丸見えでいいのかとか、攻めが受けの素行の悪さにやれやれしてたのに昔は憧れでとかいう設定が唐突に感じたとか、微妙にのめり込めない感じだった。
リーマンカップル、死んだはずの恋人がなぜかまた居る。
輪廻転生っぽいお話なんだけど、なんだかいまひとつだった。キャラにそれほど思い入れられなかったし、輪廻転生の仕組みがわかりにくい。
ネタバレになるけど、死んだ後に生まれ変わるのではなく、すでに存在している人になりかわる感じ。元の人はどうなったの?とか思ってしまうので、もう少し説明がほしかった。
自信のない冴えない雑誌モデルが、本人のかっこよさでも売れてるメイクアップアーティストのファンだったんだけど、なんかその人に抜擢してもらえて。
シンデレラストーリーなのだけれど受けが成長した感じがきちんと描写されていないというか、メイクを漫画で表現するのが難しいというのか、なんかあんまりカタルシスがなかった。
人の心の声が聞こえるようになって、会社をやめて家電量販店の契約社員になったノンケが、自分に好意をよせてくれる朴念仁社員の声が心地よくなってしまって。
有名な作品だけれど読んだことなかったので。舞台のせいか、意外と地味なお話だった。面白かったけど、追随するような作品が結構出てしまったので、おそらく先駆の一作品なのであろうけれど、今となっては目新しさがなくなってしまっているんだろうなあと思った。
正確には『トワイライト・アンダーグラウンド』と『トワイライト・アンダーグラウンド+』。
ライブハウスの大学生バイトノンケが、雇われ店長に嫌われてると思っていたら、店長がゲイであることを偶然知って。
面白かったしのんびり音楽な雰囲気も良かった。ただ、攻めがそっけないのはむしろ自分のこと好きなのでは、とか思ってしまうのと、攻めは相当受けを好きっぽいのにあまり表に出してくれないのが、なんか物足りなくはあった。オウム?インコ?のバンドがよかった。
出所したばかりのついてない元ヤクザが、怪我させてしまったなんでも屋の青年に、お詫びで仕事を手伝う体で近づいて。
なんだかいまいちだったというか期待ほどではなかった。キャラも展開もぼんやりしていた感じ。あと攻めも受けも黒髪で時々見分けづらい。
未経験のゲイ大学生が、不感症かもとか悩んでたら、同居してるヤリチンのイケメンが開発してあげるとか言ってきて。
ライトでおバカな二人という感じで終始明るい雰囲気でよかった。
アパートの隣人にうるさいと怒られているゲイカップルが、ヒモはちゃんと自分のこと好きなのかしらとか悩んだりなんだり。
ライトに楽しめる。アパートのお隣さんが面白かった(笑。
父がなんだか好意を寄せているっぽい会社の後輩を連れてきたら美人で息子高校生も気になってしまう。
最初のあたり受けがどういう人なのかよくわからなかった。雰囲気は淡々としてレトロな絵もかわいくてよかった。
アイドルがストーカー対策にお願いしたガードマンのことが好きで。
この作家さんにしてはなんだか物足りなかった。受けガードマンがゴリラゴリラ言われているけどそれほどゴリラっぽくない気がしたのと、受けの過去のトラウマがはっきりとは書かれず受けの性格がぼやけてしまった気がした。
現場監督の頼りないリーマンが、イケメン設計士に気に入られて。
攻めがあまりスパダリ感がない。そこそこかっこいいそこそこ有能な仕事相手という感じ。受けはおぼこくていい。しかしなんだか全体的にデッサンやパースがおかしくて、絵のうまい作家さんという印象だったのだけれどなんだろう、古い作品だから?
ケンカで警察につかまって、保護司をつけられた高校生。
面白かったけど、ツンツンしていた受けが、わりとすぐに保護司に懐柔されちゃうのが残念な感じはあった。寂しさとか痛くされたいとかほのめかされてはいたけど、もう少し説明がほしかったし、もう少し踏ん張ってほしかった。
駆け出しホストのところに、婚約者に振られた男が指輪を預かっていないかと訪ねてきて。
なんか話と設定ががわかりにくかった。最終的にしっかりCPになっていない気もするのも寂しい。
生活能力皆無リーマンが、大学の時の友人の家で面倒を見てもらっているけど、実はものすごい束縛されてますよ。
リーマンが天然であまり束縛に気づいていないのが面白かった。
表題作は、不良高校生が諦めずに注意してくる先生にタイトル通り。
面白かった。その後の進学とかも読みたかった。
駆け出しの売れない漫才コンビの片割れが、相方に見切りをつけられてしまったところ、中堅なのに相方をとっかえひっかえしてる憧れの先輩がフリーになったので、頼み込んでコンビ組んでもらおうとしたら絶倫かつダメ人間で、生活と夜の面倒を見ることに。
素晴らしい。絵も上手、お話もしっかりしていて、安定感がありつつちょっとひねりもある。キャラが多くてもわちゃわちゃしない。漫才の場面が多すぎず少なすぎず、ネタも超面白くはないけどつまらないというほどでもないBLとして適切な面白さ。
攻めが超ダメ人間で、でも寂しい過去があったりと、悪くないんだけれどもう少し掘り下げてほしかった感じはある。もっと漫才観を語って欲しい気もした。
受けは、漫才大好きというけれど残念ながら本人はつまらなそうなお兄ちゃんで、しょっぱい(笑。飲み会でダダ滑りするところとか、共感性羞恥をくすぐる。そんな芸人としてはダメそうな受けをなぜ攻めが気に入ったのか、実は面倒見みてくれるからってだけではなくて…というのが、出会いの日の場面からこっそりしっかり描写されていたのがあとからわかる構成がすごくいい。攻めの元相方にピンクちゃんと呼ばれるのがかわいいのだけれど、攻めは他人にそう呼ばせるのが嫌だそうなので残念(笑。
先輩の漫才コンビとか、攻めの元相方タレントとかもいい味出しているし、すごく続編ありそうだし、期待。
バイトに明け暮れる劇団員が、バイト先のハンバーガー店に来たスパダリ社長に一目惚れされる。
攻めがアラブかつ芸能プロ社長と盛り込みすぎなのにキャラが弱い。受けが演劇青年というのもあまり活かせてなかった感じなので余計そう思ってしまうのかも。受けの元カレ?が惜しい感じだった。
ちゃらんぽらんリーマンと仲の悪いきっちり潔癖症リーマンが、ほんとはチャラ男が好きで。
前半は面白かった。後半はすれ違い、言葉足らずの話で少々しんどい。この作家さんはツーブロが好きらしい。
同じ部署のイケメン優秀でタッチの激しい先輩が好きなリーマン。
悪くはないけれど、特にこれというところはなかったかも。
Kindle Ultimated。
受験塾をやめてゆるい塾に移ったら、難関校に受かった孤高の先輩に興味が出て。
塾という舞台が珍しい気がするし、面白かった。
Kindle Ultimated。
コインランドリーで、下着姿で洗濯機を回している変な人はよくお世話になる配達員さんで、仲良くなった。
絵がかわいいし、お話にあまり起伏はないけど面白かった。
ヒモのくせに何もしないどころかお小遣いもらってこっそり風俗行ってるクズ太郎が、女の子としちゃってるのが経営者にバレてカチこまれ、恋人にも捨てられて、極道っぽい経営者に責任とって自分を飼えとか文句つける。
面白かったけど以下続刊だった…そういえばamazonのレビューでその情報を見て買い控えていたのを忘れていた…。でもまあ予想以上に面白かったし後悔はないです。ヒモ太郎がすがすがしいほどにクズで、攻めに媚びたり騙そうとしたりいろいろ奮闘する様子が面白い。むごい目にあってへこんだりもするけど、自業自得だし、めげずに立ち上がれるしぶとさもいい。
単話版1~6話。
鍵屋で鍵フェチの受けが、どうしても開けてみたい鍵をこっそり開けたら、家主にばれて関係を強要される。
面白かったけれど、漫画だからいいんだけど、犯罪ですな。くっつくあたりは少々駆け足ではあった。
単話版1~4話。
依頼されてケンカする殴り屋は、ケンカの後には興奮を鎮めてもらうのが条件で、ある時ヤクザに鉄砲玉させられたらそのヤクザにつかまって。
すごく面白いのに、短いし中途半端だしこれで終わりなんて信じられない。コミックスも出てなくて残念。この作家さんの他の作品でもあったけど、魔性的な総受けと、最初は受けを嫌っていた攻めが…な展開がすごくツボ。
kindle unlimited。
なんでもこなすイケメン大学生が、癒し系の友人が無垢だからと唐突に天使にされて、一週間後には完全に天使になる=死ぬ、とかいうので穢して助けようと奮闘する。
無茶苦茶な設定、無茶苦茶な展開だが面白い。五感を失っていくのが怖い。最後のけりのつけ方もよかった。
攻めの友人が研究員として受けの研究室にやってきて、攻めが結婚したことは内緒にしておこうと言い出して。
当て馬というか引っ掻き回し役のキャラがいまいち立っていないというか、役回りが中途半端な気がした。結婚を内緒にする理由とか、受けがそれを勘違いするのもわりと読める展開だった。
一時流行ったアイドルグループにいた今はさえないリーマンが、グループで一緒で今はAV男優をやっている後輩に押しかけ居候されてる。
攻め男優がぐうたらすぎていらいらした。受けリーマンがグループでも世話役やらされてたり、会社でも損な役回りなのもいらいらした。なんかスカッとする展開がほしかった。タイトルは掛詞かな(笑。
両想いのその後だが進展はすごくゆっくり。
面白かった。この作者さんの名前を夕暮さんだとずっと勘違いしていたことに気づいた。手書きの文字がすごくきれい。
旅行代理店のさえない店長が週末だけ女装バーでバイトしているのを、イケメン部下に見つかって。
申し訳ないのだが個人的に、メイクしたりの努力をしないただ服を着ただけの女装さんはあまり好きではなく、家の中だけでやってくれるならいいけど…などと現実では思ってしまうのだけれど、漫画なので服を着ただけのさえないおじさんもなんとか受け入れられた。お話は面白かった。
不良学校に入ってしまったひ弱男子が、思い浮かべた人の尻とつながる魔法のアレを手に入れて、すったもんだで不良を従えていく。
トンデモ設定だけど、きちんと成長もラブもあって面白かった。
外見が派手なトリマー攻めが、アパートの隣人になった受けがかつて感動させてくれたバンドのボーカルだと知って。
夢見がちではある(攻めの飼っている犬がファンタジックとか、ラストのあたりはうまく行き過ぎな気もするとか)が設定が丁寧で面白かった。
Kindle Ultimated。
地方(宮城)の高校生同士が大人になるまで。
地元で魚屋を継ぐ子と、東京に行って戻ってくる子の話なので、気が長いというか、ほんとに将来大丈夫…?と勝手に不安になってしまう。
『黄昏アウトフォーカス』の、二年生監督と先輩部長とのお話。偉そうな後輩が、一時的に寮に入ってきて同室になっちゃった。
すごくよかった!ずけずけ映画を批判する後輩が寮の部屋では居心地のいい相手だったり、後輩は部長の映画のどういうところが不満なのかとか、では部長はどうしてそういう映画をつくっていたのかとか、完璧部長の過去やコンプレックス、なにもかもが素敵。ただ、この人達将来はどうなるんだろう…部長は跡取りなのでは?とか気になる。前作CPというか前作の攻めが全然出てこないのは、寂しいけど潔い感じもした。
ツンツンな後輩が飲みに来たのでうれしくてハメを外して後輩に送らせて一人プレイを見られたリーマン。
オヤジ受けって、読むんだけれど、あまり得意な方ではないかもと最近思い始めた。このお話はオヤジ受けとわからず読み始めたというか、オヤジ受け設定なのかどうかも微妙だけど、個人的にはオヤジっぽかったので少々残念。飄々としたキャラはよかった。
やたら避けられるので嫌われているんだろうと思っていた先輩と出張で同宿したリーマン、先輩は実は自分のことが好きらしくしかも淫魔らしい。
先輩の情報量が多い(笑。あとがきにもあったように、受けが無口で攻めは無表情なので、なんだか淡々としていた。
父の食堂を立ち退かせた社長のゲイ疑惑を週刊誌で読んで、罠にはめてやろうと出向く高校生。
こういうのでいいんだよ!(このネットミームは便利。ありがちな話でもあり、設定や展開がご都合なところもあり、でもそれでいい感じ。絵は西田ヒガシと木下けい子を足して割ってあっさりしたような感じだけど、二人で笑い合っている表情とかかわいい。社長の受け好きぶりとか理由はもっともっと語ってほしかった。社長秘書も幸せになってほしい。
海辺で出会った二人の若者、片方は声で相手を操れる力をもっていて。
ミステリアスさを売りにして、二度読みたくなるという惹句があったわりには、二話目くらいで展開がほぼ読めてしまう(受けの意図も攻めの意図もわかる感じ)こともあり、正直いまひとつな感じだった。タイトルは本当にある曲ではないのかな?
ヤクザに因縁つけられて、怪しい金貸しの噂を聞いて借りに行ったら、いじめて不登校にさせちゃった相手で。
攻めも受けもダメダメで、受けは意外と順応してたり、反省したり、攻めもわだかまりがありつつ攻めに複雑な気持ちがあったり、いろいろ面白かった。
この作者さん結構好きなんだけど、検索で見つけにくいのが難点。
振られて泣いていたゲイの受けが、ふと知り合ったイケメンノンケに慰められ、後日勤務先の歯科医院で再会して。
攻めがなぜいつ頃受けを好きになったのかもう少しはっきり書いてほしかった。
ヒール系アイドルグループのこが、幼い頃聖歌隊?で一緒だった、今は王子様系アイドルのこが好きなんだけど、バレるとまずいとリーダーに怒られて。
前半は受けがうじうじ悩んで、王子の関係者に逆恨みっぽいこと言ったりして、攻めもやれやれしてるだけなのであまり印象良くないのだが、後半は受けが天然無知でかわいいのでよかった。攻めはもっと受けにめろめろになってほしいかったのと、王子はなんか無神経なままであった…。続編あるのかな?
有望なサッカー選手の高校生が、暗いハーフの同級生と仲良くなり、留学から戻ったら…という約束をしたけど、その後音信不通にして八年後、エリート攻めとなった友人と再会。
オーソドックスだけど面白かった。
結局同級生になっちゃった高校生二人と、兄CP。
引き続き面白かった。
イケメンエリートをつかまえたくて合コンにいそしむゲイリーマンが、同僚に開かせた合コンで理想的な気の弱そうな金持ちを見つけてワンナイト、と思ったら、実態は同僚の後輩のさえない男で。
面白かった。騙されたら怒るよね(笑。受けの元カレへの屈折を、元カレザマァ展開とかでは解消しないのが、いいところでもあり、物足りないところでもある。受けの女子同僚との女子トークが面白かった。
優秀な同期にイラついていたらある日キスされたリーマン。
いいですね。ノンケ受けの人間が小さく、攻めに勝とうとあれこれ裏工作したり、攻めが自分を好きだと知っていい気になってやれやれしたり、そんなのを攻めに全部見透かされていて、でも攻めは受けが好きってのがいいですね。続きももう少し読んでみたいけど、古い作品なので難しいかな。
あ、オメガバースではありません。
手違いでかわいい淫魔を呼び出してしまった高校教師。
淫魔が小さい方がかわいい。
単話版1~6話。これで一段落かな?
半グレがよく来る医者のおじさんのところに、ちょっと常識をはずれた子が来て、なんか懐かれたあげくタイトルのようになる。
攻めが素直でかわいいけど顔が怖かった。
通学電車で会う女の子に手紙を渡したら、名前を勘違いしていてお兄さんあてだと思われて。
名前間違いネタは結構無理があるものが多く少々苦手である。この作家さん絵が随分変わった気がする。今風の絵にアップデートできててすごいなと思うのと同時に、なんか個性がなくなって寂しい感じもある。
単話版1~5話。
裏カジノオーナーのモテモテイケメンが、ずっと好きだった幼馴染の天然坊っちゃんに、別荘の修繕のために愛人になるから支援してくれとか言われて。
作者さんの名前が読めなかった…。受けがかわいいし、攻めもいいキャラで面白かった。終わり方があっさりしていたのでちょっと寂しい。
単話版で全部購入したけどコミックス版も購入してしまった。
王子系モテ男でちょっとナルシストなノンケが、自分のモテ力を試そうと友人行きつけのゲイバーに行ってみたら、モテ男のゲイを発見し声をかけさせたいのだけど、実は彼は同僚の昼行灯で。
と、受けは身勝手だし、攻めは仕事を振られないように会社ではメガネをかけて無能のふりしてるずるい奴なのだけれど、やはり絵は素敵だし、コメディの雰囲気で二人の欠点もなんとなく見過ごして読める。後半は受けが健気かわいいし、攻めはカッコいいしで、とてもいい感じ。
ただ、なんかまだ攻めが落ちきってないというか、受けにめろめろになってほしいので、続編を期待。ゲイバーのママ?マスター?はいい人だし、ゲイバーの双子店員も受けの友人も気になるので、もっと読みたい。
雑誌記者でインタビュアーを自認する受けが、売れていなかった頃からつきあいのあるアイドルグループの王子に女装癖がばれてしまって。
微妙な気もするんだけど味がある。アイドル攻めがアイドルらしさが殆どないことと、受けは女装の傾向がよくわからなかったのが残念。でも受けが何度か泣くのと、それにあたふたする攻めの場面が個人的にとても好き。
ヤリチン大学生が、なんかずっと見つめてくる同級生が気になってかまってみる。
受けの好きだった人に似てて見てたという設定はいいのだけれど、わりとあっさりくっついてしまうので少々拍子抜けした。もともと短編だったのかも。
王子系高校生が、幼馴染の姫系男子が好き。
前半は受けがただのわがままに見えて、攻めがなぜそんなに受けが好きなのかよくわからなかった。攻めは努力して王子になったいい奴なんだけど、受けにふりまわされ頑張っているのであまり王子っぽくはなかった。
優秀だけど情が薄く他人に共感できない若手社長が、経営者仲間に連れて行かれたバーで出会った色っぽいバーテンとワンナイトしたら財布取られた。
少々つめが甘いが面白い。攻めが他人に共感できないという設定はいいんだけど、わりと冒頭から受けには執着してふりまわされてばかりなので、共感できない人としてイメージしづらく、もうちょっと冷徹な描写がほしい。受けはわりと攻めにメロメロなので、もうちょっと利用もしてほしい気もした。
短話版1~5話、2話までKindle Ultimated。
犬と猫の世界、王子攻めなオオカミ男優に会いたくてAV業界に飛び込んだら、王子は性格が悪かったんだけど。
犬ガタチで猫がネコって決まってるっぽい?倫理観ゆるいのはそういう世界だから?とか、もう少し説明がほしかった。前半はツンツン攻めがほだされていく感じでよかったんだけど、当て馬が出てきてから駆け足で唐突な印象だった。受けがタメ口になっちゃうのも個人的には残念だった。
無表情でそっけないけど真面目で思いやりのあるキャバクラ店長が、店を守るためにヤクザにお願いしに行って。
受けは無闇にヤクザにかかわろうとしすぎな印象があり、いいようにしようとしないヤクザが甘いのかなんなのか、という感じだった。
優等生がボンボンのヤンキーに秘密を知られていいようにされる。
二人の家庭環境が、言葉での説明と少々の描写だけで実態がつかみにくかった。
自分はゲイなのかもと悩んでいる大学生が、イケメンでゲイだと噂の先輩に声を掛けて。
面白かった。タイトルが好きです。
中学時代、親友にゲイだと打ち明けたらバラされた受けが、高校では壁をつくってぼっちでいたら、隣のクラスのヤリチンが他校の女子からゲイだって聞いたけど~とかからんできてセフレ化された。
元親友もヤリチンもひどい。それならばいっそかわいそう受けの話ならいいんだけど、ヤリチンが特に改心するとか受けのよさに気づいたとかではなくいきなり好きとかいうし、受けもなぜ攻めを好きになるのかよくわからない。
組長の息子の若頭に求愛し続けている、幼馴染の弁護士。
悪くないんだけど、なんだかパンチに欠けた印象。弁護士が若頭の気を引くために他の人と結婚までしてすぐ離婚したとか、事実は強烈なのに詳しく語られないし印象が薄い。
目が覚めたら大学の友人二人と裸だったけど、酔ってて覚えていない。
少々萌えが足りない感じはした。
同人でほとんど読んでいた…(涙。
半額だったからいいけど。
家の事情で尻軽にふるまう美人高校生が、幼馴染と再会して身柄を買い取られる。
完結してから買おうと思ってたんだけど、海王社フェアで半額だったので買ってしまった。そして、買ってから『ご主人様は王子がお好き』のヤリチン先輩当て馬攻めの話か、と気づいて、正直感情移入できるのか?と思った。まあ先輩は受けだったわけですが。
家の事情がよくわからないので、もうちょっと丁寧に書いてほしい気はした。完結してから買おうと思っていたのは、そういう丁寧な描写があって展開が遅いだろう、攻めと受けが融和するのに時間がかかるだろうと思っていたからなんだけど、わりとすぐ仲良くなってるのである意味やきもきはしない。そしてこれからどういう展開になるのかあまり読めないので、やっぱり二巻が楽しみ。
外見だけいかついヘタレ高校生が、憧れの優しい先輩をストーカーしてたら毒づいてる裏の顔を見てしまって、口止めとしてあれこれしてもらう。
攻めがヘタレなのに脅迫しちゃうちぐはぐさが、少々無理やりな展開な気がした。あと二人とも裏表がある(攻めはそう思ってないけど)のをもう少し活かしてくれたらいいなとも思った。
ゲイではなかったのに暇さからそうなってしまったくたびれリーマンが、プレミアムフライデーにおもちゃをいれて散歩に行こうとしたら、調子よく仕事を押し付けてくる後輩に無理やり飲みに連れていかれてやばい。
トンデモなタイトルからは想像できない、絵も上手でお話も面白い一冊。あとがきによると、いろいろ悩んでいたら担当さんが悩みすぎですよ!もうタイトルはこれで!と出した案らしい。すごい。最近、他のいくつかの本で、このお話担当さんは仕事したのか?とか感じることが結構あったので、いい意味で勢いのある編集さんだと思った。ただ、タイトルで敬遠する人もいるかも…(笑。
同じ作家さんの今連載中?のお話もとんでもねー雰囲気のタイトルだなあと思っていたんだけど、同じような経緯かなとも思うし、コミックスにまとまったら買おうと思った。
しかしプレミアムフライデーってどうなったの?
兄弟制度のあるヤンキー校で、弟を持たないつもりだったのにヒョロメガネを助けたら懐かれて。
受けの裏事情がけっこう最初からあからさますぎてなんだかなあという感じはあった。それもあり、受けに魅力が乏しい気もした。ヤンキー校なのに校舎は兄弟制度にふさわしくロマンチックなのが微妙で、ヤンキーがそんな伝統を守っているのもどうなんだと思ったけど、理由は最後にわかったので、正直キャラがあまり魅力的ではなかったこともあって、むしろもっと学校の描写が欲しかった気がした。
魔王を倒した戦隊の一人が、魔王の息子に嫌われていて。
世界は面白かった。ちょっとBL的には物足りないかも。
学生時代に親友と寝てしまいそれ以来ゲイじゃないことを確認するためにおさわりありのバーで働いている受けが、攻めと再会して。
うーん、微妙だったかも。特に前半は攻めが感じ悪く、受けが動揺してお客に触ってくれとか言う辺りがちょっとなあと。おさわりありのいかがわしくないバーというのがなんか想像しにくいのもある。
アイドルグループのリーダーは元マネージャのことが好きで。
正直内容的にはたいしたことないんだけど、攻めはかっこいいし、受けはメガネの正統派アイドルというのが斬新だしかわいいしで、それで十分な感じ。攻めが最初からマネージャはずれてるのが少々残念。マネージャ時代の内容ももう少し読みたかった。
続編は舞台稽古の話が主で、正直アイドル設定の意味が薄れる気がして残念感はあった(アイドルだからと軽んじられたりとかはあったけど)。攻めの嫉妬ぶりもちょっと今までの抑制ぶりと落差ありすぎる(嫉妬するのはいいんだけど、反応の仕方が)気がした。でもやっぱり絵がきれいだし読んでていい感じ。
まだ続きもありそうなので読みたい。
枕を断った太客にゲイだと思われたナンバーワンホスト。太客はホストに惚れてる男を同僚として送り込み、売上で買ったら抱かせろということに。
表紙やタイトルからはわからないけれど意外とコメディというかギャグ漫画で面白かった。
Kindle Ultimated。
いかつい見た目の兄と、かわいい見た目の弟の中身が入れ替わってしまって。
いいよねこういうの(笑。
いけにえにされてきた人間の子を育てている狼さん。
絵がきれい。お話は微妙によくわからなかった。雰囲気はいいし、あえてのゆるやかさでわかりにくさな気はするけど、もう少し詳しく書いてほしかった。狼の人間型ももうちょっと見たかった。
彼氏の借金を背負わされて、リーマンから転職して男娼になった受けが、ヤクザに専属にならないかと誘われて。
面白かった。ラストも甘いけど好き。
Kindle Ultimated。
同僚がなんか自分の写真持ってたりして好きなのかな?
そうきたかーという感じもあり、面白かった。
お見合いに行った先で、スタンドプレーの多いできる部下が、枕営業しているらしいことを知って。
この作家さんらしいリーマンものでいい意味で安定感がありよかった。
けものの娼館のダメっ子けものが、処分される寸前に買い取ってくれたご主人さまのところに引き取られ、ご主人さまは無神経にぶちんだけど優しくて。
ナズナの色黒設定がやけに出てくるけど、でもご主人はかわいく思っていて、っていうのをもうちょっとはっきり描写してほしかった気はした。攻めがなぜけものを買ったのかは結局わからなかったような。あと攻めの弟とか友人とかもよくわからないしもうちょっと読みたかった…と思っていたら、「つれづれけもちゃん」で出てくるのかな?
年明けにイケメン金持ちの友人と飲んでたら、宝くじに当たってたことに気づいて大わらわ。
なんかBLとしては斬新な設定・展開で、しかも面白かった。凡人ダメ受けがわりと身も蓋もなくっていい。攻めもスパダリ風設定なのに、悩める人だしまったくそういう感じがしなかったし、キャラの隙きがある感じが庶民的でもあり、BLとしてはむしろふわふわした感じにすらなっていて、独特の作風になっている気がする。
ただ、タイトルに「3日間」とあるのがなんとなく先が読めちゃうので、ないほうがよかった。
完璧超人生徒会長が、自分にそっけない新入生が笑った顔に一目惚れしてあの手この手で近づこうとするものの。
ギャグがあざといしあまりおもしろくない。会長の超人ぶりが書かれず(周囲が会長のイケメンぶりにあざとく撃ち抜かれていく描写ばかりで、肝心のイケメンぶりは描かれない)キャラ立ちももの足りない。
Kindle Ultimated。
お屋敷にバイトに行ったら、ヴァンパイアだったのだけど、なんか食事を嫌がるので面倒。
なんか既視感あるなと思ったら、続編の『ヴァンパイアは我慢できない』を読んでいた!あの時も後日談っぽいなと思ったけど、こっちが先なんだよね。いやはや。
微妙に合わないかも…と思いながらも続きも購入。
短編集。
フェアですごく安くなっていてうれしい。
クラスメートの男子がストーカーだったことがわかったけど、謝罪されつつストーカーだけは続けさせてくれと懇願されて。
妙な関係だけど面白かった。
同級生が服を脱ぐのを恥じらってたという話題からなんだか意識するようになってしまった寡黙ムッツリ高校生。
面白かったけど、同級生の女の子がかわいそうだった。
ヤリチンノンケがゲイ先輩に抱かれ、同様に先輩に襲われたという先輩の店のオーナーに恋人のふりをもちかけられる。
なんかみんな感情移入できないし、オーナーがノンケを好きになった理由もわからないのでカタルシスがなかった。
少女漫画好きで暗かった中学時代から、高校では顔がいいのでクールイケメンぶって、少女漫画みたいな恋愛したい受けが、同中だった過去を知る攻めが転校してきちゃって。
受けも攻めもちょっと難のあるけれどいいキャラですごく面白かった。受けの友人二人もよかったので、もっと読みたかった。
化粧品会社の続き。
面白かった。しかしこの作家さんはなぜタイトルがいつも80年代っぽいのだろう…。
ストーカーとなってしまった元カノ対策のため、適当な後輩を恋人にしたてたら恋人気取りされてずるずる。
受けがダメすぎるけれど攻めの策略がよかった。
恋に恋する上京組のゲイのこが、電車で助けてくれたリーマンを運命の相手だと信じ込み、猛アタック。
思い込みの強い受けがいろいろスレスレだけど面白い。流されていつの間にか付き合うことになってた攻めも、ちゃんと受けを好きになってくれたようだし、次第に合わせ始めるしで面白かった。
友人が吸血鬼だった。
韓国の作家さんだと思うのだが、韓国の漫画らしく線がきれいでみやすく、フルカラーなのはいい。しかし韓国の漫画によくあることだけど、話が全然進まないし背景の書き込みも薄く、どうしてもぺらい感じがしてしまう。あと、個人的には、表紙を見ると白髪のほうが吸血鬼かと思った…。
Kindle Ultimated。
大学生編。受けにちょっかいをかける田舎の子が、邪魔でもあり気の毒でもありと思っていたら丸く収まってよかった。
『調教上司』の続編。
相変わらずよかった。
単話版~11話まで。
学校が異動になったので、好きなノンケの家を借りてたら、甥っ子=学校の人気者生徒も一緒に住むことに。
サンプルを見たら絵がきれいで、レビューの評価も高そうだったので一気に購入してしまったのだけど…。
強烈なタイトルのわりに、割とすぐお互い好きになってしまう感じだし、全般的にお話が雑。先生はもうちょっと生徒を好きになることへの拘泥とか好きになる理由や経緯がほしかった。イケメンに流された隠れゲイというだけな感じ。攻めは設定のわりにそういう描写がなく、あんまり優秀かっこいい感じがしないし、こちらも彼女にはあれだけ躊躇してたのにただの気まぐれから先生との関係を始めたように見えて、なぜ先生を好きになったのか何を考えているのかもよくわからないのに、いきなり先生好き好きモードに入ってるのでついていきにくい。先生が好きだったノンケも、仕事で出ていって勝手に甥っ子預かるとか言って受けにおしつけるし、のわりに断ってもいいとか、受けが心配とか、なんか展開に振り回されてよくわからない判断をするキャラになってしまってる。
サンドイッチ屋さんが、ふらりと訪れた子をバイトにやとい、その子が行ってる美容院の美容師さんに切ってもらい。
あらすじが書きづらい。
ネタバレになるが、表紙からは3Pかと思ったのだけど…だった。そういうミスリードをさそう部分を除けば、恋愛物語としてはそれほど障害もなく進む。作者が好きだし、そこそこ面白かった。
暴力男に殴られたコンビニバイトがしだいに…。
面白くなくはないんだけど、なんだかよくわからなかった。受けは潜在的なMが攻めのせいで目覚めたのか、もともと自覚ありだったのか、もうちょっとはっきり書いてもいいと思う。あとなんで攻めを好きになるのかもよくわからなかったし、いっそ顔が好みだったとかイケメンだしとかそういうのでもあるとまだ納得できた気がする。攻めの方も心情はわかりにくい気がした。あと攻めが黒髪の時、受けと攻めが見分けにくい。でも、人気あるらしい作品なので、こういうことを書くと、わかってねーなー(笑)と思われそうな気もする…(笑。脇キャラ含めて雰囲気はいいし好き。
親友に告白されて、失うのいやさに付き合うことにした恋愛に縁遠かった感じのノンケリーマン。
ありがちな筋だけど、そこそこ面白かった。
クラスメイトのいつも女子をはべらせてるイケメンがバンパイアっぽいので、最強を目指すヤンキーは自分もバンパイアにしてもらいたい。
攻めのキャラは嫌いではないのになんだかついていけない感じ。最強を目指し、バンパイアになりたがり、噛んでもらえないので受けに噛み付いてみて、これで自分もバンパイアみたいなもののはず、というのは思考回路が謎すぎる。バンパイアの設定もよくわからず、なぜ攻めには受けの血がおいしいのかとか味は何で決まるのかとか、なぜ受けはオオカミにしかなれないのかとか、実家まわりの設定もよくわからないままだし、煙に巻かれたような読後感だった。
リア充ノンケ高校生が、売りをしている同級生を偶然見かけてから気になって仕方がない。
売りの値段と比べて異様に覗きの値段が高くないか?受けがお金稼ぎをしてた理由付けは欲しかった。
スパダリ系イケメン同級生のストーカーをしてたら、ある日君が運命の相手かもしれないとか言われた高校生。
攻めの運命設定は面白かったけど、そこから恋愛に行くのにもう少し理由とかきっかけがほしかったかも。
ヤリチン先輩が好きで追いかけていてクラブであれこれしてる先輩を覗いてあれこれな大学生。
面白かった。
なんか大学のイケメンと義理の兄弟になった。
以前試し読みしていまいちだな…と感じたのは、2巻だったことに気づいた。2巻から読ませようとしてた某所が鬼畜…。
弟がダメ兄を好きな理由はもうちょっとしっかり描写してほしかった。他の兄弟は別に暮らしている理由とか、なんか設定がふわっとしているのも気になった。
ヤリチンでクズな大学生が、ラブホでバイト中のゲイ同級生に会って。
そこそこな感じだったかな。
最近はamazonで星4以上を購入の基準にしてるんだけど、やはり例外はあり、星5でも自分には合わなかったり、その逆もある。この作家さんはamazonでの星は失礼ながらおおむね低いのだが、自分には合っているので星は無視して作家買いすることにした。
同級生が道端でフリーキス活動してて、なんか気になってその子のいるフリーキスサークルに足を踏み込んだ。
そこそこ面白かった。この作家さんはファンタジックな雰囲気が好きです。
大好きな親友ノンケの家のために、ストリッパーのダブルワークを始めたけど、もともと踊りが好きだったのでよかった…とか思ってたら親友にばれた。
隠れてこんなことされる親友も気の毒である…というのと、出どころを知らないとはいえ息子の親友にお金を融通してもらう親友両親もなあ…とか、少々納得できない部分はある。隠れてストリッパーというギミックはいいと思うし、いつもどおりお話も絵も丁寧だけど、ページも少なめで満足感に欠けた。
しかし後半に砂漠の脇CPの話が入っていて、それはよかった。
交番勤務の警官が、突如やってきた謎の優男にいいようにされてしまう。
受けが攻めに逆らえない理由は書かれてるけど、流されて好意を持ってしまうのがよくわからなかった。
人生どん底の受けを拾ってくれた攻めリーマン。
少々盛り上がりに欠けたかも。
隣家の双子に溺愛される受け。
どっちか選べ、という話が長々続く感じで、あまり両手に花のよさが感じられなかった。
保育士攻めが、お迎えに来る元モデルのイケメンパパに嫉妬したけど美人で好きになってしまって。
えげつないタイトルだけど面白かった。パパが攻めを好きになった理由とかもうちょっと描いてほしかった。義理の子がいい子かわいいのに父親がしょうもない…。
勉強を頑張ってるのにあまり成果がでない秀才くんが、近所のカフェで働く美女に恋をしたけれどももちろん美女ではなくて…。
面白いし、ちょっとリリカルな雰囲気もよかった。受けが大学に入るまで読みたかった。
不良化した幼馴染の「いちごちゃん」が好きなメガネ優等生。
攻めがわかりにくいのか全体的に正直いまひとつな感じだけど、それぞれの友人がいい味をだしていてむしろそっちが気になる。
かわいいんだけど鏡を見るとナルシスト発動してしまう受けが、大学の王子様系攻めにキスされると治ることが判明して助けてもらって。
面白かったけど、なぜ兄も含めナルシスト病なのか説明があると良かった。
アメリカ帰りの転校生が、入試で消しゴムを分けてあげた相手だったらしいんだけど、向こうは自分を女子だと勘違いしてたらしく、その相手を探しはじめる。
面白かった。タイトルがキャッチーではないし内容にもあまり合っていない気がするのが残念。
スポーツグッズの会社でライバル営業部の同期となんかそんなことになり、仕事で競いつつセフレ。
そこそこ面白かったけど、二つの課が競い合ってる会社で働くのは大変そうだなとか妙に現実的なところが気になってしまった。
編集者で契約社員をやってたゲイ受けが、忙しい編集部に正社員で誘われて、面倒に思っていたけど上司になる人が好みのイケメンだったので了承したら、普段はだらしない男でガッカリですよ!
絵も上手で、お話も一筋縄ではなく(しかもあとがきにはオーソドックスな話を書いたつもりというようなことが書かれていて、そうか!?とびっくりした)、これが一冊目らしいので、かなり期待できる作家さんである。
あっけらかんとしたゲイの受けはいいキャラだし、チャラノンケかと思われた攻めも実は…といろいろあって、前半は淡々と進んでそれもよかったし、どんでんがえし的なギミックもあるので二度読みたい話。ただ、そのギミックがかなり地雷というか…でも面白かったので結果的には良かったんだけど、最初はぎゃーっと思った。あと、お話としては面白かったけど、地雷的な性質の設定なので、その周辺は正直いろいろきっつい部分もあった。
デリヘル先に行ったらベビーシッターと間違われて、その大遅刻でバイトも失職してしまい、結局シッターとしてやとってもらうことに。
そこそこ面白かったんだけど、攻めの母がお話の展開に都合よく使われて意味不明になっていて、そのせいか、攻めが受けを選んだとか受けが受け入れてもらえたとかのカタルシスが薄い気がした。ただ、行かなかったデリヘル先が微妙に気になってたんだけど、それがおまけでフォローされてたのがびっくりよかった。
保育園で働く受けは、ウィッグをつけて夜は出会い系にいそしんでたら、絶対やだと思ってたノンケにあたってしまって最悪。しかもそいつが園児のおじさんで、しばらくお迎えに来るそうで。
よかったんだけど、受けのトラウマや、攻めが受けを軽い子だと思って扱ってたことの解決編は、もう少しじっくり読みたかった。子世代の話もあっていい感じだった。しかしそれももうちょっと読みたかったし、全般的にもう少し長く読んでみたい話だった。
子連れBLってあまり得意ではなかったんだけど、実子でなければ大丈夫だなと最近思う。
ヤンキー高校生が同級生のノートを拾ったら、自分が受けの漫画だった。
面白かった。この作家さんは絵が綺麗で、最初は無茶な設定かな?と思ってもちゃんと読ませてくれる感じで、印象が良い。
組が解散したのでマンガ好きを活かしてネットでヤクザ漫画をアップしてたら注目されて、BL編集部から声がかかった。
設定先行でお話は薄いのでは…と危惧したものの、しっかりお話もあって絵もきれいでよかった!ヤクザがもともと漫画好きで描いてたこともあったり、舎弟の彼女が要所で話を進める役になったり、ヤクザの話を読んで勘違いしてしまう元ライバルとか、きちんといろいろ活きてた。書き忘れたけど、攻めは編集者。
モテるけど長続きしないノンケ攻めが、友達のバイト先で働き始めたら、年上無愛想な板さんの料理がおいしくてハッピーだったんだけど、飲み会の後にキスされて。
なんかいまひとつだったかも。飲み屋の終業後に飲み会ってありかな…24時間系のチェーンならいけるか?
一作目は美声やさぐれ住職×檀家の子、二作目はヤクザなの?×拾われた子。
この作家さんらしく受けがかわいい。受け同士のからみをもう少し読みたかった。
高校生カップル、受けはわんこ攻めに初めての時のようにどうもうに攻められたいのであの手この手。
贅沢者受け(笑。面白かった。
学校帰りにフィギュアを拾ったら、妖精だった。
設定もふわっとしてるし、お話もいまひとつだった。
受け志望なのに攻め役ばかりの声優が、かわいい受け声の声優に嫉妬してたら、実は攻め役志望だった彼と演技の練習をすることになって。
そこそこ面白かった。
虎のようなヤクザ×兎みたいな医者。
なんか昔読んだような…いまいち合わなかったような記憶もあるけど、新装版出るほどで評価もそこそこだし、完結してるだろうしと思って購入。完結してないってどういうこと(怒。
内容としては、最初のあたりはいきなり擬動物化したり、倫理観があわなかったりで、やっぱりいまいち合わなかったけど、総じてそこそこ面白かった。ので、続きも購入するとは思う。
イケメンで自分の好きな子がみんな惚れてしまうむかつく幼馴染に告白される高校生。
攻めが受けの陸奥くんを「むっちん」と呼ぶのがなんか幼馴染っぽくていい。しかし、むっちんは攻めに嫉妬して逆恨みしてるだけなので、「きらいなやつ」というほどでもない感じがした。
生まれつき味がわからない受けが、敵対している高校からきた転校生のキスだけ甘いのでなんかそんな関係に。
味覚障害&攻めだけ甘いという設定と、不良同士の敵対話があんまりかみあってなくて、この設定でこの話を組み合わせる必要があったのかな…という印象。
友達のことが好きな売り専のこが、その友達の絵のモデルをしてたら友達には変な性癖があって。
絵はきれいだし、お話も面白くはあるんだけど、この作家さんは、なのか、レーベルのせいだからなのか、貞操観念がちょっとゆるゆるなのが少々残念というか、ゆるゆるではないお話も読みたいな…。
ヤリチンだけど親切な先輩が好きでストーカーしてたら妙な男に見つかってしまい、弱みを握られいいようにされてしまう。
絵が綺麗。攻めの過去設定はちょっと微妙というか、こういう志向になった原因ではないのかな?受けを気に入った理由もわからないかも。という少々の不満はありつつ、面白かった。
週末はおしゃれして遊びに行くけど社内では目立たないようにしてる受けが、ゲイバーで社長に会ってしまって。
絵もきれいで面白かった。
高校の時のイケメン同級生二人に溺愛執着される平凡大学生。
二人がなぜ受けを好きなのかがもうちょっと設定あるとよかった。
チンピラの金貸し受けが、一見一般人な不動産関係の営業にいいようにされてしまう。
絵がきれいだしお話もかわいい。
よく女性と修羅場るヤリチンノンケとセフレ関係の受けが、攻めを抱いたという男が攻めに執着してるので、あいつが受けたなんて…とショックを受けその男を誘惑してみる。
ややこしく面白いのだが、いまひとつすっきりはしない。
Kindle Ultimated。
高校球児だった亡き父と、父のことを忘れられず高校野球好きな接骨医の祖父とのために、複雑な気持ちで野球部の同級生を見ている高校生。
お話が丁寧で面白かった。
恋愛が全然うまくいかなくて、ゲイの先輩に誘われたパーティーで知り合ったふわふわしたイケメンと、くだらないけどやってみたいことをビンゴにする遊びを始めたら、ちょっとエッチな内容にエスカレート。
いいんだけど、攻めが秘密をもってたことと、受けがそれを中々許せないことのどちらも過剰反応な気がしてしまった。好きになりかけてたからこじれたのね、とかもうちょっと説明があってもよかった。
別れさせ屋の受け(予定)が、男をおとす依頼を受けて。
相棒が別れさせ屋をつくったのは受けのためっぽかったのに、仕事をやめることになったらあっさりしてたりとか、少々設定のアラが気になった。しかし攻めの設定が意外で面白かった。
高校のリア充同級生に、歌い手やってることがバレた陰キャだけど、同級生は隠れオタで、陰キャの女装がかわいかったので顔出しでネットアイドル目指させる。
かわいい攻めの作者さんらしい。ところどころ唐突だけど、そこそこ楽しかった。
ヤクザの跡取りが、ロシアンマフィアに監禁されたときの経験のせいで淫乱になってしまい、二人の部下にそういう意味で助けられつつ頑張る。
出版社の企画なのか、同じ設定で小説と漫画を別CPで出した?っぽいのだが、小説家さんも漫画家さんもお互い遠慮しているような、なんか借り物っぽい感じがして入り込めなかった(いや小説版は読んでないんだけど、印象として。
上司が好きで手柄を横取りされまくってたら、取引先のイケメンに能力を活かせと引き抜かれて。
上司に好き放題されてるあたりがダメ受けなんだけどかわいそうでもありよかった。
高校生徒のリア充が、同級生の陰キャが妄想だけで授業中にノーハンド自家発電してることに気づいて。
この設定は流石にちょっと怖い!と思いつつ読んでみたけど、やっぱりちょっと怖いと思う…。
大学の同期でイベサーぽいのをやってる合コン常勝の御曹司とモテ男が、微妙なメンバーだった合コンの後でついお前の方がましとかお互いに思って、いたしてしまい。
ちょっと倫理観が…。二人の出会いとか妙なサークルとかは結構陰影もあっていいんだけど、最初のあたりのチャラ感がやりすぎな感じがしたのと、二人が恋愛に発展するのが唐突な感じもした。
アイドルグループエルプラネットのメンバーが、研修生時代には仲が良かったというか付き合ってたけど、自分が先にデビューしたことでこじれてしまったアイドルバンドのボーカルと、映画で共演することになって。
これ『ピンクとまめしば』のスピンオフだったのかー。確かにアツトがまだあまりオーラがないけどかわいいですね。
美形賢いけど近寄りがたい受けが、モテ男に人付き合いを教えてもらおうと思って近づく。
なんかぼやけたお話だった印象。この作者さんは昔よりも絵がすごくきれいになったと思うんだけど、なんかお話はピンとこないのが多いかも…。
二巻からは『偽×恋ボーイフレンド lovely』と『偽×恋ボーイフレンド naughty』。
オタク高校生が、突然美少女に言い寄られたと思ったらクラスの陽キャだった。
面白いんだけど、そして成長してきてるのもわかるんだけど、オタク少年がいまいち周り見えてなかったり攻めの気持ちわかってなかったりと、残念な場面が多い。女装陽キャくんが健気いい子なせいもあるかも。
幼い頃から、ファンシーなものが吐くほど苦手な悪魔(バイコーン)に狙われ、ファンシーグッズだらけでイケメンなのにもてない高校生。
高校生が怒りっぽいのも理由があったのはよかった。しかし、バイコーンが高校生のこと好きなのかどうかが微妙な感じで、ちょっとかわいそう…。
大学のイベサー主宰のお坊ちゃんとイケメンが、合コンでいい子がいなかったので二人でしてみたらあらいいですね?
初期値が女の子日替わりの二人で、やっぱりなんだかなとは思う。入学した頃には坊っちゃんは世ずれしてない感じだし、イケメンもなつい感じで二人ともかわいかったみたいなので、なんだか余計残念な感じ。受けが抱かれてしまってからは急に情緒的になり、攻めが軽い気持ちで温度差ができるのも、なんかつらい。最後にはまとまるからいいのだけれど。
義理の兄二人、優しい長兄が結婚するということでショックを受け、いじわるな次兄と二人になるのが心配な高校生。
血はつながっていないそうなので、兄は父の連れ子で、自分は母の連れ子だったのかな?なんだかその辺りが曖昧だった。受けが天然前向きなキャラで、それはいいんだけどなんか突然次兄好き!と言い出す感じで読者置いてけぼり感があった。次兄の対応がかわったのもなんとなくわかるけど、いじわる場面も溺愛場面もないのでわかりにくい。
身体で魔族を支配するかわりもの調教師が、王に依頼されて上級魔族をもおとしたりいろいろ仕事する。
面白かった。上級魔族がいかにすごいかの描写がないのでいきなり支配してもあんまし感慨がないとか、同様に攻めの能力とかわからないし、元の姿では下半身が馬というのも後半まで出てこないしどういう魔物なのかよくわからなかった(他の魔物みたいに淫魔とかわかりやすい設定ではないから)とか、支配してる他の魔族とあれこれする描写が少ないので調教師の能力描写が物足りないとか、いろいろ物足りないところもあった。
妹溺愛お兄さんが、彼氏ができたというので腹をたて、なんとか引き離そうと彼氏を誘惑。
鬼畜なタイトルと設定で心配したけど、ほぼ丸く収まる?感じ。絵が少々こなれていない。
テレキネシスとテレパスをもったリーマンが、無表情部下にエロ妄想されていることに気づいて、意識しちゃうしいけないと思いつつついつい覗いちゃう。
ベタだけど面白かった。テレキネシスも必要だったのだろうか、という気はしなくもない。
ジムのインストラクターでゲイだけど経験のない匂いフェチ受けが、同僚のシャツをにおってたら本人に見られて。
普通におもしろかった。
女たらしな幼馴染がずっと好きで面倒を見てる受け。
攻めがだらしなくて無神経なんだけど悪い人ではない感じ。でも受けは幸せなんだろうし攻めを振り回しもするという感じ。
ワンナイトで楽しむ受けが、大学生にぐいぐい来られてお試しで付き合うことに。
攻めの裏事情が面白かった。
この作者さんは那州雪絵にも少し似た絵が好きなんだけど、この作品は表紙のデッサンがおかしくて少々不安だったのだけど、中身はいい意味でいつも通りだった。
過去の失恋を引きずって本気の付き合いはしないリーマン攻めが、泥酔して泣きついた行きずりの男にぐいぐい来られる。
ちょっとしたどんでんんがえしもあり面白かった。意外に自信家な受けがかわいい。
父の企業で活躍するエリートが、恋もしないままに見合い結婚することになり、せめて思い出がほしくて片思いしていたシューフィッターに突撃。
ありがちでご都合主義ではあるけれど、面白かった。攻めがシューフィッターなのか靴職人なのかよくわからなかった。
表題作は、けんかばかりの高校同級生が、いつもつっかかってく方が催眠術をかけられて恋人同士だと思いこんでしまい、もう一人もなんだか恋人同士の雰囲気嫌ではなくて。
面白かったけどちょっと短く感じた。つっかかっていってた方がちょっと愚かだなあと思うので、喧嘩をしかけてたことを反省してほしかった。
アパートの隣に住むメタラーパティシエさんに助けてもらってから親しくなって。
メタラー設定にあまり意味がない気もしたけど、メタラーであることと受けの性格がリンクしているのはよかった。あと急に一年くらい時間が過ぎているのが、のんきな感じでよかった。
高校で孤立してる怖い同級生になつかれる受け。
そこそこ面白かったけれど、強い印象は正直なかった。
落ち込んでいたときに男性アイドルグループを見て助けられてからファンになった受けが、高校の講師になったらチャラい高校生にからまれるようになって。
面白かったし、絵もきれい。最初のあたりは受けのアイドルオタ設定に意味はあるのかなと思っていたら、後半つながりがわかって面白くなった。アイドルとのからみももうちょっと欲しかった。
攻めがからあげ好きとか、はっきりそうとは書かずに複数回鳥を食べる描写を入れているのが設定も描写も細かくて好み。ただ、攻めの頭がピンクであることが本文で言及されていないような…?それもあって、タイトルがあまりキャッチーになれてない気もする。
表題作は、高校時代の同級生、受けのせいで怪我をして柔道をやめた攻めに、つくす受け。
ちょっと黒いエンド。
併録の秘書×社長はなんか社長のキャラがいまいち自分には合わなかった。
鬼と人間の続刊。面白かった。まだ続きそう。
雑貨屋で働くダメンズウォーカー受けが、同じビルのチャラ美容師に口説かれる。
なんだか悪くはないんだけど、ファッションビル?という地味な舞台なのに、受けも攻めも設定がふわふわした感じだった。受けはダメンズウォーカーというのが実際にそういう場面はないので口先だけな感じになってしまっていたし、攻めはチャラいけど過去があって傷ついてて、なのでチャラいのは仮面なのかなとか思うし、本来の性格が伝わってきにくい感じだった。
ぽややんな高校生が、幼馴染でイケメン和菓子屋嫡男に執着される。
攻めが執着という点以外ではなんかキャラがよくわからず、印象がぼやけたかもしれない。和菓子が似合う感じではなかったからかも。
童顔大学生が、愛想のいい警官に補導されかけたり、バイト先のコンビニでおすすめ聞かれたりで仲良くなって、御飯作ってあげてたら好きになって。
受けがかわいくて攻めが真面目なので雰囲気がよかった。受けが料理サークルで、仲の良い三人組でばかり一緒なのがもったいない感じはした(笑。
彼女が欲しくて共学化した元女子校に入ったら、同じクラスにすごいいい人なイケメンがいてもてまくりなので、教えを請おうとしたら猫かぶりだったらしく馬鹿にされたけど、なんか仲良くなっていく。
受けが天然ポジティブで、なんでもいい方にとってくれるのでかわいい。攻めは恋愛に懲り懲りならなぜ女子の多い学校に来たのかの理由と、受けは確かにいい子だけど恋愛的な意味で好きになる契機を描いてほしかった。
男子同士でいちゃいちゃするBLごっこでいいねを稼ぐのが流行っていて、承認欲求からそれに憧れて一人で活動してたぼっち高校生が、クラスのリア充に、それ兄貴がやってて興味あるから相方にならないか、とか言われて。
面白かったんだけれど、ものすごい物足りない。一冊に弟×ぼっち、兄×イケメンの2CPも詰め込まているので、どっちももっと読みたかった…!1CP一冊で読みたかった。ぼっち受けの承認欲求とか、なんで「あききゅん」って名前なのかとか、二人のBLごっこぶりとか、兄CPのメディア人気の様子とか、ここぞというところがすべてあっさりすぎ。
とはいえ物足りないからつまらないのではなくもっと読みたかったというだけなので、お話は好きです。弟がさえないぼっち同級生に惹かれた理由とか、完全にビジネスライクな受けにふりまわされる様子とか、ぼっち受けが友達と出かけるのすら初めてで緊張してるのとか、四人でのデートとか、よかったところも多い。兄は東大進学したのはすごすぎ(笑。
大きすぎて女性に逃げられどおしの料理人攻めが、サキュバス受けに出会って。
独特の雰囲気もあってかわいい。サキュバスなので食事のためにああいう仕事をしている受け、というのが結構エグいけどかわいい雰囲気でなんとなく受け入れてしまえる。受けの兄貴分は攻めの常連女子とくっつくのかと思った。
内容にはあまり関係ないけど、作者さんが折り返しでご自分の年齢に触れているのが斬新な気がした(笑。
コンビニのバイト仲間、誰とも深い仲にならないビッチ受けに求愛するヤリチン同僚攻め。
…なんか受けも攻めも問題児だし、誰もが皆片思いな感じで読んでてしんどい話だった…。
友人に無理やりSM風俗に連れてこられた攻めが、受付の厄介なドS受けに気に入られてしまって。
面白かったけど、特に冒頭あたり、責任取りますとか、ノンケ攻めが順応しすぎで人間味を感じにくかったので、もっとM属性が開花しかけた描写があるとよかったかも。
写真展でしか見られないモデルに恋をしたら、その写真をとったカメラマンにスカウトされて、カメラマンとモデルとの交流がはじまって。
個展で食べていけるっぽい素人カメラマンというのがなんかお手軽というか実際にいたらショボいのかも…と思ってしまったんだけど、後半で失礼な出版社とかも出てきてかえって現実味があってよかったかも。受けの過去や背景が薄いので、少々キャラ立ちが弱かった。二人がなぜ受けに惹かれたのかとかももう少し詳しく描いてほしい気もした。ただ、3Pものがどうやら個人的に好みなので、そして3Pものとしてはお手軽だけれどよかったと思うし、面白かった。
江戸時代っぽい感じ、やもめさんのいとなむ飯屋に狐と狸のあやかしが来て、襲われたり手伝ってくれたりする。
狐も狸もかわいいし、人間型はかっこいい。しかしかわいすぎて、恋愛に発展するかなあ…という感じもした。
親戚の芸能事務所で悪戦苦闘してる受けが、元同級生が求職中なのを知ってつれてきたら、なんかデビューすることに。
お笑いコンビの前作があるようで、そちらは未読。最初の辺りでは受けのキャラが少々分かりづらい気がしたけど、面白かった。
6巻をすっごい待ってた(笑。
やっと両思いになったのに、攻めのデレ成分が少なく、受けが天然アホの子であっけらかんとしているせいか、全く甘々にならない…(笑。でもまあ、それがこの作品のいいところでもあるのかも。あと攻めの元カノがひどすぎる。
イケメンに育った幼馴染とまさかの両思いになれたけど、タイトルの通りで。
最初の辺りはタイトルどおりで頭の中はエロと悩みばっかりだったけど、その後もいろいろあり面白かった。
坊っちゃんと使用人の孫、坊っちゃんに甘えられるのはうれしいけど…な受け。
タイトルから想像できない感じのシリアスな話だった…。ちょっとキャラが多く、散漫だったかも。
事故で幼くなってしまった兄を過保護に見守る弟に、兄は無邪気に彼女ができたとか報告してきて。
ベイカーベイカーパラドクスという言葉を初めて知った。過去が明かされたりしていくと結構重層的なお話になっていって、面白かった。しかし作者さんがあとがきで語りすぎないほうが余韻が残るのではという気はした。
終わり方が、微妙にメリーバッドエンドっぽいのは少々気になるので、もう少し後の後日談も読んでみたい。
就職に失敗して自分を変えたくてタトゥーを入れようとしたら、イケメン店員になつかれて。
受けが普通すぎてなんだかかえって感情移入しにくかった。攻めがかわいそう設定で、後半特にシリアスなんだけど、この作家さんはギャグ系のほうがいいかもと思った。
続編も面白い、まだ以下続刊なので続きが楽しみ。
イタチとか、最初はかわいくないのにお話が進むと事情がわかって愛着が湧いてかわいくなるのがかわいい。どの神使も人間の姿がわかる≒事情がわかる感じでもある。
Kindle Ultimated。
『犬も歩けば恋をする』シリーズ。以下、『犬も走れば恋をする』『犬も夢見て恋をする』『犬は毎秒恋をする』『犬も秘密の恋をする』、スピンオフCPメインの『恋心は猫をも濡らす』。
高校時代の同級生で、SM作家×院生CPと、スピンオフの院の先輩×SM作家の弟。
そこそこ楽しく読んだけど、正直お話は薄く、展開も行きあたりばったりな感じはあった。作家は妄想してばかりで、実際の小説についての話(どんな内容かとか、映像化の話は一応あってもそれは舞台を変えるためでしかなかったし)が広がらず、受けも院で何を勉強してるのかよくわからず、これだけ巻数があるのに毎回妄想と行き違いと仲直りな感じだった。
神使がやってくるお休み処の神社の宮司には、月替りで十二支が憑くので、神社が焼けてしまった猫の神使に憑かれた宮司が避難してくるものの、十二支と反発しあってしまっていて。
すごく面白かった!個々の設定や展開はそれほどオリジナリティを感じないのに、それらの積み重ねですごく斬新な感じになってる。
最初はキャラ多すぎ…と思ったけど、十二支にそれぞれスポットライトをあてていく十二ヶ月のお話なので、すんなり読めた。そしてとにかく神使というか動物がかわいい!
攻めは、憑く十二支のせいで毎月性格とかが少し変わるのがよかった。もっと変わっちゃってもいいと思った。亥→受けの従兄弟なので、亥が憑いた時にはいつも反発しあっている従兄弟にちょっと好意的になっちゃうとか萌える。猫が好きな理由もせつなくて、でもいい形で解決してよかった。攻めもそうなんだけど、受けも孤独でそれぞれ難儀な性格ではある。戌→猫も萌える。
Kindle Ultimated。
短編集。表題作は、乱暴だけど女子にモテる大学生を飲みの帰りに軽い気持ちで持ち帰ったら、なぜか彼女扱いされ始めたゲイのこの話。
痛々しいところが魅力な話が多く、面白かった。
彼女のもとを追い出されたヒモが、エグザイル系でテレビにも出る弁護士に拾われて。
これは面白かった。色黒ツーブロ受けなのに、いい奴(いい子ではない)だしカワイイ。弁護士として優秀なところも見たかったけど、テレビで受けちゃうのもいい。攻めもヒモだけどにくめない感じで、なんとかなりそうでよかった。
自分をめぐり争いが起きてばかりで恋すらままならないイケメンが、料理教室の先生が普通に扱ってくれるので好きになる。
かつて師匠の女性を寝取ったりして今はつつしんでいる先生が、イケメンをぜんぜんイケメンだと思っていないので、上述の辺りまではいいんだけど、後半は普通の男性同士のお話という感じでイケメン設定が全然活きてない感じで尻すぼみだった。
大学生の時に、条件だけのために友人ですらないイケメンとルームシェアをしていたけど、リーマンになり取引先として再開したらアパートの隣りに住んでたことがわかって。
なんかいろいろ無理がある話だなあという印象。大学生が学生課で賃貸物件を見てて条件が合いそうというだけで友人でもない相手とルームシェアとか、ルームシェアしてもほとんど顔を合わせず話もせずとか、そこがまず謎。受けはゲイだけど、再会後に交流して受けを好きになるイケメンも謎。
陰キャマスク高校生がクラスのリア充にマスクをとられてブチ切れるも、いろいろあって勉強を教えてもらうことに。
受けがマスクをしている理由と、それが受けの欠点や成長とも結びついてるところがよかった。
しかし他作品でもあったのだけれど、マスクをしたままキスをする場面には、どうしても抵抗がある…。
あがり症で奥手のリーマンの部屋に、間違えてイケメンのタチ専デリヘル大学生がやってきて、交流がはじまる。
面白かったのだけど、最近読んだものに偶然そういうのが多かったのか、売りしてる男子大学生多すぎ問題(笑。そのせいか、絵もいいしお話も丁寧で平均以上だとは思うけれど、正直ありがちではあり、すごく印象に残ったという感じではなかったかも。でも面白いよ!
Kindle Ultimated。
生活のためにバイトにいそしむ美大生に、グループ展で迷惑をかけて嫌味を言ってきた同級生が事故にあって、その霊がアトリエにいるけどバイトくんしか姿が見えなくて。
こういうのが正直ありがちな設定になってきてしまったなあ…という気はする。絵は個性的だしいいんだけど、お話はそれほど目新しいところがなく、美大という舞台はいいのに主人公の生活苦が全然伝わってこないのでバイトばかりしている必然性がよくわからないし、そもそもあまりバイトしている場面もないし時間たっぷりありそうなので、もう少しきっちり設定されてるといいなとは思った。
タチ専イケメンが、転校生に抱きたいとか宣言されて逃げ回る。
性が乱れすぎている男子校。漫画だからいいけど(笑。攻めは結局ほんとに他の子ともあれなのか。他の短編は結構闇展開だった。
人目を気にせずスケベな本を開く高校生が、きらきらしい王子様系同級生が人前で肌を見せないことを知って興味をもってしまって。
絵がレトロでいい(amazonのレビューにもそういう意見があったので、やっぱレトロな画風って一定の需要があるんだろうなと思った。たぶん年が上の人だけではなく、年齢層を問わずにこういうの好きな人いるんじゃないかと思う)。お話もコメディタッチながら、受けが攻めを好きになった理由とかとてもよかった。ギャグとかがちょっと西田東っぽいかもしれない。
Kindle Ultimated。
お願い事をすると虹の各色の精が来てかなえてくれる。
もうちょっと設定がしっかりしててもいいと思ったけど、ほんわかな雰囲気でよさもあった。
Kindle Ultimated。
尽くしすぎで彼氏にふられた受けが、お店の常連さんに拾ってもらい、どうやら好意をもたれているっぽいので尽くそうとして。
ありがちというほどでもないけどたまに見る設定だけど、描写が丁寧でよかった。
外見はイケメンだけど中身が普通すぎる高校生が、同級生と仲良くなったらなんかおじさんとつきあっててお姉さんともつきってるらしく?
購入していて読んでいなかったようだ…内容はわりと普通だった。イケメンぶりがあまり活きてないかも。
積んでいて忘れていたらしい…。
生徒会書紀をしてたら、友達のクラスにいる留年生は元同級生の生徒会長が好きらしく。
書紀のこが明るい幼い系なのでどうかなと思ったけど、面白かった。攻め受けは不明。
同級生のイケメンと優等生は元気受けが好きで。
タイトルから内容が想像しづらいのがもったいない。最初は受けが単なる元気な子であまり風情がないし、影の有りそうなイケメンが他の二人がしっくりくる感じなのでちょっと割りを食っていてかわいそうだし、このイケメンをじっくり読みたい、と思っていたらやはりイケメンがメインになっていった。その後、優等生の家庭の問題や、元気受けの寂しさとか、いろいろ陰影が出てきてよかった。イケメンはもう戻ってこられないのではというところまで行ってしまうけど、この二人がいるからあっさり帰ってこられたんだなあという感じがしてよかった。
Kindle Ultimated。
老朽化した客船を買い取ってくれた富豪が、美人船長が身を任せればスタッフこのままで営業していいよというので。
悪くないけど、少々薄かったかも。
Kindle Ultimated。
廃品置き場で古い型だけど憧れだったアンドロイドを見つけて、修理したアンドロイド整備士。
過去の事件というか噂のことを博士が全然知らないのはなんでだーとは思ったけれど、お話も絵もすごくよかった。アンドロイドが個人的ツボなんだよね。
幼馴染、優秀な受けは勉強いまいちだけど明るい攻めが好きで、染め物の修行に出る攻めと離れ離れになってしまうかも?
攻めが受けの気持ちに気づかず、気づいてからも結構無頓着というか細かいこと気にしない感じで、なんか受けがかわいそうだった。
Kindle Ultimated。
歓楽街の花屋さん、女王様だった母ゆずりの顔のせいでM豚が列をなすけれど、アプローチしてくる歓楽街の帝王社長もドMかと思わせておいて実は。
これは面白かった。もう少しSM描写がしっかりしてたらかなりよかったと思う。
Kindle Ultimated。
亡き兄の友人である花屋さんが好きな高校生。
すれ違いもありつつ、面白かった。
非モテ陰キャ高校生が、後ろの席のクラスカースト上位のイケメンが気になって。
面白かったけど、攻めが勝手に卑屈になって、受けがかわいそうな場面が多い話だった。初デートで悩んだ末にフードコートに連れて行くのが、なんかいたたまれないけどいい(笑。
人間のほかにBOBと呼ばれるライカン、ヴァンプ、セイレンがいる世界。
設定が凝っていていいんだけど、シリーズなのかな?
最初に出てくるヴァンプ×人間が、特に攻めがなぜ受けを好きになったのかがわからず、BLとしてはちょっと消化不良。
Kindle Ultimated。
イヴという生命体によって繁殖するようになった世界で、イヴと交わるバイトに入った大学生が、なぜか男性体の相手で。
研究所でのイヴの扱いが予想してたよりもルーズというかなんというかな感じで、少々拍子抜けした。
キスNGのタチ専のデリヘルくんと、彼を指名した多忙な雑誌記者。
性が乱れておる…攻めは家庭に事情があって、という設定だけど、大学に進学させてあげたい妹もデリヘルバイトを知ってて攻めも妹も平気そうなので、ちょっとなあと思う。でもやはり絵がきれいで面白かった。
高校生、幼馴染は泣けば自分の思い通りになると思ってるイケメンだけど、幼い時からかわいすぎてついついほだされちゃう。
攻めがひどいし、あまり葛藤もなく受け入れちゃう受けもどうかと思う。のだけれど、とにかく絵がきれいで色っぽい。
Kindle Ultimated。
アパートの隣に住んでる大学の先輩が、時々彼氏?が来てるけど泣いてたりするので気になって。
本筋はよかったけど、先輩のセフレ?はどういうつもりだったんだ…という感じですっきりしなかった。
Kindle Ultimated。
男やもめがけがをした竜神を助けたらプロポーズされて。
面白かった。無表情な龍神が次第に感情を覚えていくところや、過保護な竜神兄、攻めの亡き妻のことなど、いろろ特徴があってよかった。
Kindle Ultimated。
表題作は、建設会社、可愛い顔の後輩に慕われて。
普通に面白かった。
狐の末裔と狐の嫁の末裔が祭りで契ることで守られている村。
親世代とか見てると結構えぐい。後半の都会から来たおじゃま虫くんがお邪魔で、でも気の毒でもあり。
防衛大からパイロットになった先輩を追って整備士になった受け。
結構コミカルで面白かったんだけど、受けの歯がギザギザなのが気になったのと、攻めの変わり身が唐突に感じた。
Kindle Ultimated。
料理人の受けが、お金持ちなニート攻めの面倒を見つつ、彼女と結婚を考えていて。
最初の辺りは攻めがひどいし、全般的に受けがにぶいし、彼女かわいそう。絵はきれい。
友人の開業の際に保証人になって金融業者につかまった受け。
一巻はほぼ短編集だった。攻めの策略とかの処理の甘さとか、たぶん後付設定だし仕方がないのだろう。けどやはり全体に薄めで今ひとつだった。
貧しい僻地の村で男娼をして食いついないでいる人間の青年が、都から来た獣人の客に出会って。
これまた王道で素晴らしいですね。ややレトロな絵もやはりいいし、受けは特に最初の辺りではかわいそうでいい。獣人がなぜ人間を嫌っていたのかもう少し書かれると良かったかも。でもふたりとも幸せになりそうでよかった。続編があるようなので楽しみ。
スラムの自警団長の青年が、世話になっているギャングのところに来た外部の警備隊長をもてなすことになって。
すごく好みだった。絵がややレトロで、受けがしっかり男らしくて、でもかわいそう受けという、個人的な萌ツボにすごくはまった。受けが今後どうするのかは知りたかった。
大学天文サークルの先輩後輩、カフェ開業を目指す先輩は、振っても慕ってくれるわんこリーマン後輩が本当は好きなのだけれど。
受けが攻めを受け入れられない理由と、受け入れなかった期間の長さにちょっとなあと思ってしまう。受け自身もそれがひどいとわかっていて更に自己嫌悪してしまうわけだし。
怖がりの受けが、理科室の幽霊と半強制的に仲良くなったら情がうつって。
正直、amazonの高評価のわりには表題作はそれほど面白くなかった。後半の、同じ学校のモブ×チャライケメンモテ男はちょっと面白かった。攻めが結構最低なんだけど、顔も性格もよくない攻めに対して無頓着で性に貪欲な受けが執着していくのが面白い。もう少し長く読んでみたいというか、モブに成長してほしい…(笑。
ジョック×ゴスの続き、攻めの友人が受けと趣味も合って話してて楽で。
浮気?と少々ハラハラしたけど、最終的にそこに問題を持っていくのかーと思った。面白かった。
陰龍を退治する衛士の攻めが、陽龍に出会って一緒に陰龍を退治しようと思ったら。
設定がてんこもりで、後半のあの龍をこうしたらこうなる、という辺りは少々理解が追いつかなかった。でも設定とキャラが多いのにどこも手を抜かずにしっかり描写している一方で、主人公CPもしっかりキャラが立っててお話もちゃんと展開してて、それでいてまとまりもあるのですごい。攻めもかっこいいけれど、なにしろ龍がかわいい。
お尻に興味のある大学生が、痴漢から助けてくれたおじさんとしてみることに。
とにかく子犬系の受けがアホかわいい話。
幻冬舎のセールでまとめ買い。
母が住職と再婚したため、いきなり仏教系の高校に編入することになって。
うーん。キャラが多くて最初はわかりにくかった。雰囲気はいいんだけれど主人公CPのキャラがなにかもう少しほしかった。
幻冬舎のセールでまとめ買い。
二つ違いの幼馴染、旅館の花板の息子×旅館の跡取りで、受けは襲い受けしたいのに攻めが受け入れてくれない。
攻めが受けを受け入れない理由とか、受け入れた契機がなんか曖昧で、ずっと攻めは受け大好きでもあるので、お話の展開としてはいまひとつかも。キャラと学校の雰囲気はすごくいい。
幻冬舎のセールでまとめ買い。
親戚の家を転々としていて京都に越してきた高校生が、かわった建築家と出会って。
そこそこ面白い、という感じだった。京都である意味はあまりなかったかもと思うけど、雰囲気はよかった。
幻冬舎のセールで購入。しかし、完結してから買おうと思っていたのに、まだ続刊だった…。
高校生、クラスメートがゲイで自分の友人が好きっぽいと気づいてしまって。
この作家さんは絵もお話もなんだかいろんな種類があるのかな?
お話は面白いし、高校生BLらしい雰囲気でいいんだけれど、いろんなキャラの長台詞での語りが多いので、そこだけちょっとだれてしまうかも。
幻冬舎のセールでまとめて購入。
短編集。どの作品も素晴らしいけど、表題作もほんとにいい。ウラジオストックの博物館でチケットを売っている日本人青年の手を見て惚れ込んでしまう建築家のお話。広場の話とかもすごくいい。どのお話ももっと読みたい!となる。俳句の話の続きは『明日屋』の上巻に入っていた。
Kindle Ultimated。
幼馴染、兄の仕送りで一人暮らしをしている高校生が、大家族の家の親友を好きでお世話にもなってるけど、かつて目を怪我させてしまった負い目があって。
面白かったと言うか、人が多くしっかり設定されているのでたっぷり感があった。その割には兄の性格とかわかりにくく、最初はやな人?とか思ってたけど弟の転校したくないという希望を尊重してくれるしいい人だよね。
ゲームでスクールカーストが決まる学校で、キングからターゲットに転落した梓と、ワナビーからキングになった刈野を中心としたお話。
以前修学旅行あたりを本誌で少し見かけて、人気作品らしいけどなんかよくわからないしあまり面白そうでもないなと思ってしまったんだけど、今回まとめて読んだらやっぱり面白かった。
特に主要人物で、自分のカーストをしっかり演じようとしている人が少ないのが、残念だしわかりにくさの原因な気がする。あと話に邪魔だからだろうけど、教職員がひどすぎる(笑。
梓は最初がひどすぎるので、どうしようと思ったけど(笑、家族への複雑な感情が次第に明らかになっていったりで、次第に魅力的になっていった。キングの時の暴君ぶりも、自分の地位を守るためとかキングらしく振る舞うためだったとかもう少しはっきり語って欲しい気もする。
あつむは最初はただのいじめられっこで顔もかわいいわけでないので、久世が執着する理由もわからなかったしお話的にも微妙になったな…と思っていたら、久世の抱えている闇と、あつむの成長とで魅力的になっていって、梓もそうだけれど最初はそうでもないキャラが魅力的になっていくところがこの作品のよさの一つだなと思った。ただ、この二人こそまさに自分のカーストらしく振る舞わない人たちの筆頭なので、そこが難しい(笑。
そしてなにより、バッドボーイの巽と仙崎のキャラと顛末がよすぎて、このCPでかなりこの作品を好きになった。犯罪を犯すでもないのにこれだけイカれた雰囲気を出している仙崎は近年まれに見るいいキャラだし、巽の最後の選択もびっくりでよかった。ただ、この二人はもう少し進展があってほしい…キャラ紹介に仙崎が出てるからまた再登場すると信じたい。
6巻がすごくいいところで終わってるので、次がすごく気になる。
砂原糖子原作、朝丘みなぎ構成となっていて、原作小説もあるみたい。
お坊ちゃんが家から独立する際に、お手伝いさん=受けにプロポーズしたつもりで引き取ったけど、受けは引き抜きだと思っていて。
すれ違い同居だけどそれほど波乱万丈ではないので、わりと穏やかな話だった。攻めを好きな幼馴染が感じ悪いだけという感じなので、この幼馴染はかえって貧乏くじのように見えてしまった。
売れない役者がもさいマネージャーとしてしまったら、実はイケメンで。
受けがいい子なんだけど絵的にはそれほどかわいくない感じなので、なぜスカウトの目にとまったのかが少し疑問だった。
Kindle Ultimated。
同居しているエリートビジネスマンとフリーターで猫プレイ。
ライトに面白かった。
不器用なリーマンが夜のバイト先に行ったら、何かといじってくる仕事のできるイケメン同期がお客で。
絵もきれいで受けも男らしく、受けも攻めもキャラもよく、展開も凝っていてお話も面白い。のだけれども、受けがバイトをしている経緯や状況が結構悲しく残念な感じなのがどうも影を差すのが少々ネックかも。先輩が腹立たしいので、もうちょっとザマァ展開とか救済設定とかあるとよかった。でも全体的にはよかった。
Kindle Ultimated。
女装してネトアしてたら、クラスメイトのリア充が自分のファンだと気づき。
絵がかわいい。
Kindle Ultimated。
両親が亡くなり一人暮らしをしていたら、親の実家から跡継ぎとして戻るように要請があり、執事がやってくる。
さらっと読んだせいかも知れないけど、おじいさんは理解者なのか、実家の人々は受けをどう思ってるのかとか、なんか人間関係の設定がきっちりしてなかった印象。
お金もあるイケメンタチが、ストーカーにネコにされて。
『先生の言うことききなさい!』の続編『先生はそんなこと教えてない!』に出てきた当て馬というか引っ掻き回し役の保険医が受けだと、途中まで気づかなかった…。
攻めが結構いってしまっている上に正体が結構びっくりで、面白かった。
豆腐屋さん×ほわほわ美人のお坊さんと、クリーニング屋さん×兄のツンデレ美人のお坊さん。
弟の豆腐屋さんへの片思いがあっけなく成就してしまうので、あとはじりじり仲を深めていくのと、兄の方の恋愛もじりじり進む感じ。片思いの時期をもう少し読んでみたかった。兄の元カレがちょっと…なので、こちらもCPが増えそうなのはどうかなあ…既婚だし…。
普通の高校生といいかげんな先生。
ノンケの高校生が先生に恋愛的に興味を持つのが少々唐突な気がした。あと、高校生が喫煙をする描写は、ここ数年で急激に古びた気がしなくもない。
イケメンなのに惚れっぽくて勘違いしがちな後輩が好きなリーマン。
そこそこ面白かった。後輩の惚れっぽい性格がもう少し後半でも活きたらよかったかも。
内容はタイトル通り。
表紙の絵がきれいだけど、魔王の腰のあたりのデッサンがおかしいので少々心配してたら、中の絵もきれいでよかった。
ゲイ向け出会い系SNSのアカウントがばれて担任に怒られたので、じゃあ先生が自分とつきあって!とごねてみたらつきあえることになって。
受けが、先生は好みのタイプじゃなかったはずなのに付き合いだしてあれこれドキッとするあたりが高校生らしくてよかった。先生と妹もいいキャラ。ただ、受けをめぐる事件が結構どぎつくて、でもあっさり流されててちょっと驚いた(笑。
自分の容姿に自身がないけどおしゃれを頑張ってショップ店員になった受けは、テナントビルの気さくなイケメン社員さんが好きで。
絵のタッチが、受けがどういう顔なのか想像しづらい感じなので、自分ではブサイクだと思ってるしお客の子にそんなでもないね、とか影で言われちゃうけど、攻めは色白黒い目がかわいいと思っているし、昔受けた容姿についてのいじめも中性的だったからなのかな?という感じでそんなにブサイクではないのかなあ。
受けは初めての恋愛で、攻めも結構いっぱいいっぱいなので、遠距離の時のケンカがなんだかリアルすぎて読んでてしんどい(笑。
借金のカタにマグロ漁船に連れて行かれた舎弟の当座の返済のため、わりのいい派遣会社に入れたと思ったらピンク系専門の派遣で。
これはすごく面白かった。一般的にも面白いと思うけど、ピンポイントで好みなのかもしれないしその辺りは自分では判断しにくい。
風俗系の派遣というトンデモ設定ながら、こう来てほしいな~という期待をいい意味で裏切らない。最初はノーパンしゃぶしゃぶから、ブルセラ、ピンサロとどんどんきわどくなっていく展開とか、最初のお店で出会ったナンバーワンホストが毎回来てくれて次第に恋愛に発展していくのとか、塩梅が素晴らしく期待通り。キャラもよくて、受けは負けん気の強いかわいこちゃんだけどちゃんと男の子らしいし、攻めはイケメンだけど受けとの年齢差に年を感じたり、誤解されて挽回しようと頑張るあたりすごく人間味があっていいし、受けの会社の社長もいい人。
CPくっついてからもホストとそれほど接触のない風俗をそれぞれ続けてるのも甘すぎずいい。とにかくバランスよく、面白かった。
高校への通学電車で毎朝会うよその高校の男子がなんだか気になって。
通学電車から始まる恋って実際にはなかなかなさそうだけどお話としていいよね。一冊目はデビューコミックスらしくかなり絵が違ってちょっとびっくりした。二冊目は半分くらいこの二人の話であとは他の短編。
身投げしたゲイのリーマンがなぜか高校時代に戻っていて、なついてくる可愛い後輩がいるけどこんな奴いたっけ…?でもかわいいから付き合っちゃおうかな、と思う。
展開のわりにはちょっと説明が足らなすぎる。前半の、記憶が曖昧なまま高校時代をやり直すあたりはふわふわでもよかったんだけど、結局高校時代何があったのか(なかったのか)、その後社会人になるまでどうやって生きて結果自死を選ぶまでになったのかがよくわからないので、カタルシスに欠ける。後輩も、結局過去がよくわからないので、ずっと先輩を探していたというのも唐突に感じた。
Kindle Ultimated。
さえない大学生が、酔った勢いで憧れてた同級生としてしまったぽくて。
お互いの勘違い、すれ違いで関係を深めていく王道でよかった。
Kindle Ultimated。
高校教師が痴漢されたら実は生徒でして。
先生がそこまで素敵キャラではない気がして、そこまで執着するかなあ、と思ってしまった。続編はお騒がせ保険医が出てくるけど、そこまでお邪魔しすぎる感じではなく(当社比)てよかったと思う。
真面目な恋愛で傷ついて別れさせ屋になった攻めが、ヤリチン男をおとす依頼を受けて会いに行ったら、なんか天然ボケのふにゃふにゃした受けで。
受けの名前のからくりが少々無茶な感じがした。面白かったけど、タイトルやあらすじからはわからなかったものの公開作業な場面が多く、ちょっと人を選ぶのではと思った。
神社の生き神様で箱入りな白蛇の化身のこが家出をしたら、白蛇になったところを大学生の爬虫類オタクに拾われてしまって。
白蛇以外にも動物になってしまう人が他にもいるらしいのが唐突だった。シリーズらしい。弟を溺愛している兄とかもっと徹底的にコミカルに書いてほしいなあという気がした。いろいろ物足りない感じがした。
やけになって参加した婚活パーティで、学生時代に好きだった先輩と再会し、ダメ人間になってた先輩を持ち帰る。
ちょっとネタバレになるかもしれないけど、後半攻めの方がダメになっていくのが怖い(笑。
全寮制男子高、一般人のこが、恋愛成就のおまじないをしてたら、顔頭家柄よしの特進クラスのこに自分のことだと勘違いされて、なぜか付き合うことに。
わりと不穏なはじまりだったけど、二人ともすごいかわいくてよかった。お調子者でビビリの攻めも前向きさで受けの助けになれて、ひねくれてすねてた受けも逃げずに自分の気持ちに素直になれて、二人とも成長していく感じでよかった。描き下ろしでフォローされてたけど、ごみを森に埋めるというダメさも高校生のアホの子という感じでこれはこれで。とにかくかわいいお話。
キャバのボーイで生活費を稼ぐ苦労人浪人生が、行き倒れのきれいなお兄さんを拾ってご奉仕される。
浪人生がキャバのボーイというのがなんだか荒唐無稽に感じた。
Kindle Ultimated。
死の寸前で快楽を得る高校生の元に、自殺をとめる仕事の天使がやってきて。
ノリがわちゃわちゃしてて少し苦手だったけど、そこそこ面白かった。
学生運動の時代、ハーフの攻めと高校から一緒で今は寮の同室になった元生徒会長の受けは、攻めがひそかに好きで。
時代設定がほとんど意味がないような…。言葉遣いが少し古臭い(でも学生運動の頃っぽい感じはしない、もっと古い感じ)くらい。
Kindle Ultimated。
刑務所の中で暗殺者を育てる部署があって。
最初の刑務官×男娼は、面白かったけど、受けはそれほど悪いことをしていないのになんかかわいそうだなあと思った。でも終わりよければ、かな。
次の新人刑務官×淫乱?受けは、かわいそう受けだしこちらも面白かった。
Kindle Ultimated。
おばあちゃんと暮らした家を守りたい受けの前に、蛇の物の怪が登場して。
物の怪とおばあちゃんとのエピソードが、なんというか因果だなあという感じだった。
単話版1~5話。
『ご利用は計画的に』の闇金のお兄さんが、借金から逃げた夫婦の残した子どもを引き取って育てて。
攻めの名字がどうしても津山事件を思い出してしまうのだけれど、トイプードルとかけているのね…。
Kindle Ultimated。
先輩ホストが好きな受けホストが、後輩攻めホストとの間で勝負のネタにされてしまって。
先輩ホストの気持ちがわかりにくかった。
ショタコン犯罪者の「おじさん」に誘拐され、「番」にされた二人が、助け出されて別れ別れになり、大人になって再会する。
黒い…。受けのお兄さんがかわいそうだった。
先輩とイケメンがようやくくっついた。
いけすかない眼鏡とAV男優は、期待してたCPなんだけど、なんかフラグあったんだっけ?思い出せない…くっつくまで時間がかかりそうだなあと思った。
優等生と、怖い噂のあるヤンキー高校生が、先生の指示で一緒に図書室受付することに。
面白かったけど、わりとふつー。描写がリリカルで画面が白いので、展開がゆっくり。正直、ここまで高評価なのは謎…。ただ、それほどのめり込まずにゆるりと楽しむにはいい作品だとも思う。大学編に入るし、ボリュームのある作品は貴重なので。あと、キャラ設定が細かそうなところと、エピソードを細々書きすぎずに、あとからセリフだけで終える(攻めも免許とった、とか)のもいいところだと思う。
番外編も読んだけど、エロが多かったけど、このCPはエロはさほどなくてもいい気がした…日常エピソードを読みたい…。
Kindle Ultimated。
高校生にハッテン場で筆おろしをしてくれたお兄さんが担任になった。
ありがち(高校生がハッテン場に行くのはありがちではないけど)で攻めが子どもだけど、普通に面白かった。
Kindle Ultimated、単話版1~5話。
社員寮の隣部屋に入ったかわいい子がビッチ?兼、幼馴染?
この人達は仕事をしているのかね??と、つい思ってしまった…。
チャゲアスの曲名にあったような。
編集者✕売れっ子漫画家、お前の漫画は打ち切り寸前とだまして部屋に閉じ込める執着愛攻め。
黒い…!このあらすじ以上に更に黒かった(笑。
絶滅したと思われている、体液が甘い嗜好品になる「ショクヨウ」の生き残りが、クラスメイトにバレて。
なんかゆるい設定だなあ…とか思ってたら話がどんどん大きくなって、もうちょっとかっちりした設定だとよかった気がした。最後が結構キツい。
大学の陸上部を舞台とした獣人ふくむ3CP。紳士なライオン✕子供っぽかったのが脱皮で色っぽくなる蛇、狼おじさん医者✕天真爛漫人間、イケメン人間後輩✕黒豹先輩。
どれも面白かったし、特に黒豹先輩が美人でかっこよくてよかったので、もう少し読んでみたい。
Kindle Ultimated。
ヤリチンぼっちゃんが、処分されそうだったお祖父様の遺品のくらげを助けたら人間になった。
くらげがかわいくて面白かった。展開も、くらげの生体をいかしていて面白かった。
マージナルはめっちゃKindle Ultimatedに出してるので、正直今後は買わずに待ってしまうかも。
続き。
攻めがゾンビ化はじめたあたりはよかったけど、薬とか出てきてゾンビものとしてやはり物足りなさがあるし、BLとしてもなんだか物足りない。
Kindle Ultimated。
獣人が支配するようになった世界で、ペットとして飼われる人間。
世界観が異様すぎて頭がおかしくなりそうだが、ラディカルである意味面白い。獣人は食べないのに人間のためだけになぜふつーの人間の食事を準備できるのかとか、トンデモ設定や、難点とも謎設定ともいえるようなノイズがたくさんあって、目の回りそうな世界なんだけど、特に肉食獣人が草食獣人とつがいになってやがて食べる予定というところと、BLなのにそれが必ずしも性的なパートナーではないっぽいところとかは、なんだかもういろいろ混乱してしまう。
一巻はKindle Ultimated。
幼馴染の女子をふったイケメン天才同級生に腹を立てたヤンキー高校生が、返り討ちにあって催眠調教。
なんか少々物足りなかった。二人のキャラがもうちょっと何かほしかった感じ。
Kindle Ultimated。
幼馴染で別々の高校に通う二人。
面白かった。受けが美人らしいけどあまりそう見えないのが少々難点。絵はあっさりだけど好きな感じ。
かつて小悪魔受けに突然去られた攻めが、顔だけは受けによく似た素朴純粋な新聞配達員と出会って。
たまにこういう話があるからBLを読むのをやめられないんだよなあと思った。とはいえ、実際は各ジャンルにそういう面白い話があって、BLに限ったことではない(SFでいうなら最近ではテッド・チャンとかがそういう凄みを感じた)のはわかってるんだけど。
でもこの作品は、事件にまつわるからくりも、面白くはあるけどよく考えると描写が甘く、一方でそれを土台にしたBLとしての展開が素晴らしい。
以下、若干ネタバレになるかも?
冒頭では、遼一がいやな奴でゆりが素直でかわいそうで、三希は素敵な人らしいけどどこがいいのか全然わからず、BLとしてはゆりが幸せになれそうにないしどうすんだ…って感じなのに、でも遼一の過去がわかってみると、三希のよさもわかるし遼一の感じ悪さの理由もわかるし、でもゆりにも惹かれてるっぽくて安心するけど三希へのような情熱ではないっぽいし、ゆりと三希は二股できないのにどうすんだ…となり、後半には三希が戻ってきてよかったね…とはなれずとまどうし、それは読者だけではなく遼一もっぽいしで、でもラストには、ああよかったね…となる。途中までは、ひとつになるエンドでは納得できなかろう…と思っていたのに、ちょっとせつないけどよかったね、と、納得できるようにもっていってくれる。つまり、登場人物とその関係性にたいしてものすごい感情がうごかされて、あっちこっちふりまわされるのが、とても気持ちいい。
後日談がほしいなとは思うけど、ないほうがきれいだよね。
Kindle Ultimated。
催眠で六回まで人を操れるアプリのオムニバス。
なんかあんまり催眠って感じがしなかった。描写のせいかな。
幼馴染の優しい彼氏がいるけど、ドMなので彼氏公認でもう一人の幼馴染とセフレ関係。
うーん、ちょっとやさしい彼氏が気の毒な感じで個人的にはいまいちだった。セフレの彼氏もいい奴なんだけど…。3Pものはバランスが難しいですね。好みにもよるかもだし。
pixivで読んでいたお話が最終話まで入ってコミックスに。
完全無欠のスパダリくんが、異様に体の丈夫なフジミに出会って。
謎すぎて読者を選ぶような気もするけど、すごくよかった。
二人共キャラがぶっとんでて、スパダリくんは声も態度もでかいし、自分のスパダリぶりをわかってて押し付けがましいのに、高所恐怖症を一生懸命隠してたり、傲慢なのか謙虚なのかよくわからない自己PRとか、すごくかわいい。フジミは、強くて楽しいことが好きで他人に興味ないので、スパダリくんが幸せになれるのか心配したけど、ちゃんと好きになってくれたようでよかったし、フジミのささやかな人間味としてもいい感じ。スパダリくんの声のでかいところが好きだそうでいいカップルだと思った。
タイトルが物騒で心配したけど、そういうことかーという回収の仕方でこれもよかった。
スパダリリーマンが、本当はネコでそういうビデオみてたりしたら、隣人の大学生にバレて攻められる。
最近わりとありがちなお話だった。個人的にはスパダリというのはルックス性格能力だけではなく、財力地位もあるイメージなので、リーマンだとスパダリという感じはないのだけれど、一般的にはそうではないっぽいですね。
短編集。表題作は、仕事が思うようにうまく行かないリーマンが、自分を好きっぽい元同僚に助けられて、なお話。末尾のどんでん返しとまでは言えないけれど世界がかわる仕掛けがよかった。もう少し長いお話でじっくり読みたかった気もする。
あとは役場の神様のお話など。これももうすこしじっくり読みたかった。
祖父の法律事務所を引き継いだら、パラリーガル兼秘書のドMも込みで、ご主人さまになってほしいらしく。
絵が少々苦手。おそらく資格とってそこそこで、いきなり所長とかご主人さまとか押し付けられて、かわいそう…という現実的な感想が先に立ってしまった。
セフレと住んでいた家から出て一人暮らしを始めたら、壁が薄いのに隣の大学生が毎晩男女を連れ込んでいて。
絵がとても好みなので作家買いしてます。お話もよかったんだけど、少々物足りない。攻めは、この最初の毎晩とっかえひっかえだった頃設定がキツすぎる…。どうしても一人で過ごしたくないという言い訳とか、寄ってくるのは軽い子ばかりで、本気になるとうざがられるという設定は、結局ライトな関係多数プラス惚れっぽい、という好きになれない人物像しか結ばず、後半は受けにまっすぐ本気な感じはあるんだけれど、それでもなお受けの特別感が薄れがち。受けの元セフレも描写が足りなくてちょっと変な人で終わってしまっている感じがした。初めての晩がすっとんでいるのは、最近のBLでは新鮮だったけど、上記セフレの描写が物足りないこともふくめて、要するにページが足りなかったというかつめこんでしまったのかなあという気はした。全体的に、もう少しページがあったらもっとよかったかも。
同じ孤児院出身で戦場で再会した慕われてる兄貴分と、一匹狼気味な年下。
ガチムチ同士で絵的にいい。お話は普通なのだけれど、兄貴分が他の子に親切にした結果ひどい目にあったりするのが、個人的にはあまり好きではない展開だったかも。年下のこへの気持ちがもうちょっと特別感ある感じで描かれてたらよかったかも。
Kindle Ultimated。
漁師の父がなくなり一人になってしまった受けが、突然現れた男に、父が実は有名な小説家だったと知らされて。
面白かったんだけど、攻めが幼馴染の友達なので、なんかメインの筋にはあまりかかわらない感じだった。
Kindle Ultimated。
好きだった友達が姉と結婚して鬱屈してる受けの実家であるれんこん農家に、行政から来た攻め。
なんか攻めが受けを救った、ってのを、読者にも義兄たちにももうちょっとはっきり示してほしかった。何も知らないので仕方ないんだけど義兄が無神経なので、カタルシスがほしかった。
スーパー店員が、突然のゾンビの襲来で助けてくれた自衛隊員と一緒に疑惑の薬剤会社をめざす。
ゾンビものとしてはあまりにテンプレで、まあそれは期待通りなのでいいんだけど(笑、ただ話が流れていってるだけという感じなので、もう少しベタさを活かしてほしい感じはした。
BLとしては、受けはスーパー店員という設定に意味がないし、すぐ流されてチョロいのと、攻めが展開のために性欲に突き動かされちゃってる感じで、キャラ設定が甘い。
ただ、ライトに読むにはいいとは思う。
Kindle Ultimated。
料理人にあこがれてからあげ店でバイトしている受けが着たきぐるみに惚れた、つんけんだけど実はかわいいもの好きの教授。
受けが料理下手とはいえ、マニュアルがあるはずの店のからあげすら失敗するのがちょっと無理くりな気がした。
Kindle Ultimated。
狼にひろわれたトラの子が大きくなって。
表紙はきれいなのだけれど中の絵はコミカルな感じでちょっと印象が違った。トラと狼の寿命が違うらしいので、ちょっと続刊は読まないかな。
Kindle Ultimated、単話版1~5話。
ちょっと中華っぽいファンタジー。田舎に療養に来たぼっちゃんと、田舎町の孤児のこが仲良くなる。
お話はそこそこな感じだった。雰囲気がいい。教育係の長髪の人が言ってることが一貫してない感じでややキャラ迷子な気がした。
篤カミングアウトの巻。
微妙にゆるくてそこそこ面白いんだけど、なんだか時々ひっかかるものがあり、既刊では客にいきなり仕事を手伝わせる攻めの家族とか、知らない人の家に居座る子供とか、ちょっとなあと思ったけど、今回も、攻めの家族に彼女ですと自己紹介するバイト仲間(いい子でいいキャラではあるんだけど)とか、なんかちょこちょこ気になった。
王子の庭園で飼われている動物たち、アルビノのライオンの子を預けられたボスの黒豹が育ったライオンに襲われて。
絵もデザインもかわいくていい。ライオンが途中まではわがままぼうやなだけなんだけど、最後に愛情ゆえの行動をあかすのがいい。黒豹はもう少しライオンへの執着をはっきり見たかった。
タイトルの意味が不明なんだけど、続編があるのかも。別CPの続編とかありそうだし、ぜんぜん出てこない王子や調教師がやけにキャラ立ちしてるので、人間編もありそう。
話が進んでいるような進んでいないような…。
カバー折返しの作者のコメントで、この攻めは一番盛っていると書かれていて、一瞬「さかっている」と読んで、そうだろうか…?と悩んでしまった。
内容はタイトル通り。
…正直、タイトルが一番面白かった。オメガバース世界の滞在は予想より短めだった。かゆいところに手が届かないというか、こういうのでいいんだよ感がなかった(こういうのでいいんだよの反対ってなんていうんだろう…)印象。
マッチング会社のやり手イケメンが、対人恐怖症な絵本作家さんの婚活を手伝ううちに好きになってしまって。
悪くないけど、婚活エピソードが薄めだったかも。攻めはともかく、受けもわりとずっと婚活よりも攻め、という感じなので。
Kindle Ultimated。
大学生、尻フェチのモテ男に女に理想の尻がいなかったからと懇願されて。
ちょっと設定にいろいろ無理くり感はあった。
富豪なりの苦労をしょっている社長が、自社の時計ラインにバッチリ合う素人をモデルにしようとしたら、かわりに舐めさせてくれという。
ネタバレになるけど、攻めが実は引退した超有名人で…という設定で、なぜ広告うつまで問題にならなかったのかわからなすぎてこの会社大丈夫か。攻めが長いブランクの後復帰できるのも疑問。舐めるという要素はあんまし活きてない感じがするし、受けの富豪設定もふつーに社長でいいじゃんて感じだし、どうやら前作があるらしく攻めによく似たイケメンとかもよく出てくるし、なんかいろいろ詰め込まれてとっちらかってしまった印象だった。
タイトルと表紙がAVっぽい…。
会社の後輩に何度もアプローチされて、諦めるために一晩だけ付き合ってくださいということで温泉旅館につれられて。
過去の話が結構重要なんだけど、回想とかのカットインで語られていくのがちょっと訥々としていた印象。
ずっと好きだった中学の同級生と一緒に暮らせることになったので、経験豊富な人が好みらしい彼にあわせて遊んでるふりをしてみる。
悪くないんだけど、この設定と、はい誤解は解けました、というくらいしか展開がないので、もっと面白くなりそうなのに残念。受けが遊んでるふりをする、なんというか、いたいたしくもかわいい、共感性羞恥をあおってくるような展開がもっと読みたかった。
以前試し読みか何かで一話だけ読んで、よく意味がわからなかったんだけど、気になっていたのでコミクスで読んだ。
やたらメンヘラファンに突撃される若手俳優が、ファンから助けてくれたイケメンにマネージャーになってもらったら、実は重度のストーカーだった。
…やっぱり説明不足なのか、よくわからないところが多かった。受けはあまりイケメンに見えないのでもてる設定が説得力に欠ける。なぜ攻めだけは受け入れたのかわからない。攻めは過去に何か事件があって、そこから這い出すきっかけとなった受けに執着しているという設定だけど、どういう事件だったのかわからないのでいまいち拍子抜け。
知り合いに紹介されたMネコちゃんが、会社のいやな上司だったけど、意外にかわいい?
ありがちな設定ではあるけど面白かった。
黒鷲の続き。
アルキルが結構てひどいけど黒鷲が受け入れてるので、黒鷲は意外とアルキル好きなんだな…と思った。
あとがきにあるようにまだ解消されてない伏線があるし、シリーズ化っぽいので、続きも楽しみ。
Kindle Ultimated。
デザインの専門学校で、モデルを探してたら、偶然出会った素材はいいダサ男にお願いすることになって。
面白かった。
Kindle Ultimated。
十年ぶりに幼馴染が子連れでやってきて、母親になってほしいと。
わりとありがちなお話かな。絵はやはりきれい。
Kindle Ultimated。
タイトル通り、ヴァンパイアの課長の話。
ゆるく面白かった。
よく見たらultimateも最初から通しナンバー入りで二巻出す気満々だったのがすごい。
しかし、Amazonのレビューも見て覚悟して買ったけれど、これはちょっとなあ…しょうもない企画が多すぎ。ランキングとか報告書とかほとんど飛ばした。
地図はよかったけどもう少し突っ込んでいろいろ書いて欲しい。六本木ヒルズとか実在の場所をアレンジしてもっと書き込んでほしかった。I倉が飯倉だと初めて気づいた…。武深の動物園デートは漫画で読んでみたい。
追記:二次創作にはめちゃくちゃ便利だった…(笑
キャラが増えすぎてわからなくなってきたところで、7巻まで出たしまとめて読み直そうと思って1巻から読み直しました…針生は変態すぎ、眞御の朴訥狙ってないあざとかわいさがすごい、武笠深津はやはり鉄板、差形編の千散ひどすぎ…からの牛通堂への片思い気味な千散がかわいすぎて!このCPももっと読みたい。春日と聖前だけは見た目が区別つかないのだが、ゲス気味女たらしなのに木菜にだけからきしな春日も、桃月をかわいがる聖前も、それぞれいいキャラ。
というわけで、ちゃんと読むと意外とどのCPもしっかりキャラが立ってて、しっかり他とは違ったドラマがあってすごいなあと思いました。
6巻は柳と先森の話、過去のいきさつが結構重たくて、室長になってる秋草の過去もあったりで、結構盛りだくさん。柳の忍耐力に萌え。
7巻は鶏楽と藍染の話。正直今まで鶏楽藍染って気にしてなかったというか、藍染を私物化して好き放題しているところしか描かれてなかった鶏楽は勿論、なぜか鶏楽を受け入れているだけの藍染も意味がわからなくて感情移入できず、二人ともあまり興味が持てなかったのですが、なんかすっごいよかった…なんか表紙と中表紙からすごくよくて、実はビジュアルがすごくいい感じの二人だなあと思いました。藍染は知り合いのバイオリニストの女性に似ている。あとAmazonの紹介文の「独占欲丸出しでクズのように甘えまくっている鶏楽」という表現が笑えた。
お話は、鶏楽の家庭環境や、藍染への強い気持ちがわかってすっごい萌えだし、藍染も藍染で意外な裏の顔や、鶏楽の寂しさや情熱に絆されていく様子もすごくよかった。一気にこの二人が好きになりました(笑。
あと過去編での桃月の短髪時代とか、細かいところまで行き届いているのが人気の秘密だろうなあと思う。キャラが多いのでとっつきにくいけど、ハマれればすごく面白い。
高校の頃からずっと好きなノンケに彼女が出来るたびに、セフレに泣きついて慰めてもらってたら、ノンケに見られてしまい。
セフレがいい奴で健気すぎてかわいそう…(涙。一応エッチありの親友ポジションということなのかなあ…でもずうずうしいふりしつつ二人の仲に気を使ってすごくいい人…(涙。あまりにいいやつ過ぎて、攻めのどこがいいのかよくわからないくらい。
Kindle Ultimated。
人見知りの転校生に話しかける遊び人の同級生。
面白かった。
専門学校、ゲームサークルでキャラデをやってる受けが、イベントで自ゲームのコスしてもらって売上を伸ばそうと、派手系なコスサークルにお願いに行ったら、きれいかわいい系攻めに気に入られたけど、かわりに全身タイツモデルをさせられる。
面白かった。攻めはなぜ受けだったのか、受けの体のちょうど良さをもう少し語ってほしかった。
お金に困った大学生が、学内でも目立つ同級生二人のやってる会社で商品のモニターをやることに。
受けも攻め二人も、あまりキャラとしては魅力がない。受けは性格が普通の子で、外見がかわいいのかも…?攻め二人は、なぜ受けを気に入ったのかもっと変態的な理由とかがあると面白かったかも。エログッズのアイデアは(オリジナルなら)すごいなと思った。
実は単話版でも購入していたのですが。
二年生編。
すごく気になるところで終わっているので続きが早く読みたいけれど、また受けが天然すっとぼけで話を流すパターンということもありうる…。
Kindle Ultimated。
浮気三昧ヒモ体質なチャラ男とセフレ関係な、攻めの匂いと相性が気に入ってつきあってるクールあっさりな受け。
受けがかわいくてよかった。もっと溺愛めろめろ後日談も読みたい。
Kindle Ultimated。
赴任先の高校で、昔カテキョをしてた子に会って押し倒される。
普通に面白かった。
潔癖症の社長秘書が、社長を事故から助けてくれたカウンセラーと知り合って、自分に出来ないことの10項目をひとつずつクリアしようとしていく。
面白かったけど良くも悪くも展開がゆっくりで、独特の雰囲気があってよかったとも思うし、内容としては半分くらいの巻数でもいけたのではという気もする。同様に色々と説明というか言葉が少なめで、キャラの使い方も浅くて、攻めは「スイッチ」すなわち相手を汚したい系S願望と、初恋の相手を救えなかった悔恨との関係はもう少し言語化してよかったがする(過去とからめて受けのことを助けたい気持ちは本当だけど、でも欲望が邪魔をしてると本人は思ってて、でも受け的には…という関係性をもっとはっきり書いてもよかったのでは。受け父関連の女性も、あれだけどぎつく嫌な女なのに、たいして活躍しないし、受けの気持ちがどうやって(攻めのおかげで)折り合ったのかという説明もないので、再会の意味が軽い気がする。ということで全体的に、ふわふわと甘くファンタジックな空気感はいいのだけれど、ストーリーは普通に面白くはあるものの深みは物足りない印象だった。
単話版1~12話、2話までKindle Ultimated。
イケメンだがサークルの地味後輩に執着して爆発している先輩。
攻めが変人過ぎてイケメンに見えなくなってくる。サークルの部長に懸想している同級生と、そこにからんでくる地味後輩の友人がメインになると、話としても面白いし攻めの変人ぶりが霞むのでいいと思う。でも受けが次第に先輩を受け入れていっているようなのでこのまま頑張ってほしい。
Kindle Ultimated。
イケメン成績優秀人望ありな攻めが、クラスでも浮いてるぼっちのこがなんだか気になってたら、勉強を教えることになってしまって。
受けが最初は失礼かつ謎な感じで、だんだんうちとけて、なところがかわいいし、抱えていた秘密もあったりで、わりとある設定ではあるけど描写が丁寧でいい。攻めが優秀というか頑張っているのにも理由があったりして好感がもてるし、探偵の話とかで設定だけではない頭の良さが垣間見えるのがとてもよい。
Kindle Ultimated。
彼氏にふられて気を紛らわせるため、上司にも無茶振りされて、残業三昧なリーマンと、産業医。
そこそこ面白かったのだけれど、産業医の社内での役割が残業の監視みたいな感じで毎日遅くまで残るような、なんだか仕事内容が少々ふんわりとしていた。
全寮制男子校、以前襲われかけたところを助けてあげたかわいい受け(暫定)と同室になったけど、たぶん男はトラウマだろうから好きな気持ちは押し隠そうとする攻め(暫定)と、受け好きを隠すためにホモ扱いに怒る攻め(暫定)を好きなことがばれたら迷惑だよね…と思う受け(暫定)
うまい設定で面白かった。脇キャラが公言系イケメンゲイ、腐男子、女装子好きとか、漫画チックすぎるような気はする。しかし何より、読み終わるまで以下続刊ということに気づかず…(涙。続きが気になるところで終わっている…。
Kindle Ultimated。
大学時代同棲してたCP、ゲイバレしそうになった時に攻めがひどいことを言ってしまったことからうまくいかなくなって、卒業と同時に音信不通に。空虚ながらもリーマンとして出世した攻めは、花屋で働く受けを偶然見つけて。
攻めが婚約間近な相手がいたり、受けのストーカーみたいになったりと結構修羅場で、それでも全てを捨てても受けがほしいという愛の押し付け攻めは結構迷惑で、そこからまた再構築がはじまるのがよかった。離れていて空虚だった間には受けと歩けるほどにまでは成長してなかったんだなあという感じで。花屋の店長さんがいい人…。
期間限定無料お試し版。
高校時代仲良しだったチェリストの彼はどうしてるのかなーと思いつつ、ハウスキーピングの仕事先で目の手術を待つ彼に再会。
結構この巻でまとまってる感じなので、以下結構続刊しているけれどどう続くのかなあと興味。
俳優の先輩✕後輩CP第二巻。
変わらぬテンションで面白かった。かき回し役?の新キャラがもっと出張るのかと思ったらそうでもなかった。受けが無自覚に相手をふりまわすタイプで、高い服着てると…というのが面白かった。
時間が止められる能力のため一族に軟禁されてた受けが、幼馴染の攻めに誘われて同居することになり、想いがつのって時間をとめて勝手にあれこれ。
AV設定もってきてるのはともかく、素直になれなくてつんけんしちゃう受けとか、よくわからない実家の人々とか、なんか盛り込みすぎて焦点がぼやけてしまっている感じ。徹底的にギャグにするとかエロ路線にするとか、もう少しまとまりが欲しかった。実はポジティブだった攻めとか、併録の受けの弟の話とかは面白かった。
人当たりのいい大学同級生に告白したら、実は腹黒でいいおもちゃにされて。
わりとよくある、いい人⇒実は腹黒⇒実は過去があって、な攻めと、腹黒も過去もうけとめてくれる受け、という感じで、あまり印象に残らなかった。
Kindle Ultimated。
ちゃらんぽらんな生徒会書紀の先輩のお手伝いをすることになった、怪我でサッカーをやめた後輩。
わりとよくある設定(一見いい加減だけど仕事のできる先輩)なんだけど、当初の後輩は先輩はガチでダメだと思いつつでも先輩のことを悪く言わず自主的にお手伝いしたいと思っている状態はかわいいかもと思いました。
Kindle Ultimated。
恋をすると猫耳が生える世界。
何かを思い出す気がするけど何だろう…と考えたら、高河ゆんのLOVELESSの逆といえるかもしれない。
Kindle Ultimated。
スケコマシ刑事とPC系刑事がバディになるシステムの第一号としてタッグを組まされて。
面白かった。キャラもお話もいい。この作者のBLの中では一番好きかも。ただ、わりといきなり受けが他の人とあれこれで、なんでだろう、少々キツかった。別に受けに潔白でいてほしいとかでもないんだけども。続きも書かれているようなので楽しみ。
楽しみにしていた三巻(本誌も二冊ほど購入…)
マレーネとリリーはいつまでも百合っぽいですね。
どう決着がつくのかちょっと心配で、ハッピーエンドだといいなと思う。
Kindle Ultimated。
イケメンに笑われながらも彼女が欲しくて頑張りがからまわりする非モテ高校生が、匿名の告白メールに喜んでたのに、それがいたずらだと知ったイケメンは自分がメール相手だとつい嘘をついて。
表題作は短めだけれど面白かった。
Kindle Ultimated。
短編集。
面白かった。表紙のデッサンがちょっと微妙なんだけど、中の絵は上手かった。
隣家の年下の幼馴染が引きこもり、社会人になっても面倒を見てる受け。
共依存というかむしろ受けが依存していましたというお話。ちょっと受けにじりじりしてしまうのと、何かもう一捻り欲しかった感じ。
Kindle Ultimated。
チャライケメンとツンデレ高校生CP。
なぜか、ギャグっぽい笑い顔がジョージ秋山を思い出し、あまり話に集中できなかった。
超有名タイトルだけど、確か、最初のあたりを試し読みしてとっつきづらく感じたのか、今まで読んでなかったのでした。今回一巻がKindle Ultimatedに入ったので読んだら、一巻の最初の話は別CPの前日談みたいな感じで、その話だけだとやっぱりあまり面白くはなかったけれど本編は人気も納得の面白さだったので、あーKindle Ultimatedありがとう!という感じ。
結構ややこしい話(当社比)だったので、まとめて読めてよかったかも。受けと攻めはヤクザっぽくはないし、人死にがあまり出ないし、受けや攻めの怪我も痛々しいけれどヤクザもののフィクションとしては軽度な部類という気もするので、いい意味でヤクザものというより知略や人間関係、BL面が強めなのがいいと思った。
Kindle Ultimated。
男子高の寮、隠れ腐男子がルームメイトにオタバレしたけど、興味を持ってくれたらしく。
面白かった。この寮の話は結構続いているみたい。
前作『狼パパは羊ヅラしてやってくる』のスピンオフらしく、前作は未読。
姉のかわりに姪を迎えに行く保育園に、子供には優しいのに保護者には塩対応な保育士がいて、同じ保育園にお迎えにくる片思いだった相手(前作CP)を見てたらいじわる言われて。
面白くなくはなかったんだけど、冒頭で保育士=攻めが事情も知らずに失礼なことを言うのが結構感じ悪くて、なんか最近こういう最低限のマナーもない攻めをよく見る気が…。くっついた後も、攻めの言葉のきつさですれ違いになったりとかよくあるし、なんだかなあ。せめて冒頭の件の謝罪と、受けを好きになる熱量がもっと感じられたらもっとよかったのにとは思う。あ、ひどい攻めでも謝罪があればまだいいと思うんだけど、最近謝らない攻めも多いよね、ということかも。
さすがにこのタイトルは…と思っていたのだけれど、面白かった。
山の中の全寮制男子校に転入した陰キャくんが、部活に加入しないといけないそうなので写真部に入ったら、別名ヤリチンビッチ部で、誰かとしないといけないらしくて。
最初は引いたけれど、それはいきなりゆりくんが出てくるからだね…ゆりくんはおかしすぎる。何を言っているのかわからないし。けどそんなゆりくんも、少し人間味が見えてきたり、イケメンだったりで、次第に好きになっていくし、なんかどのキャラもそんな感じでむちゃくちゃなんだけどだんだん愛着がわいてくる感じ。クラスメイトのやっちゃんも、もう一人の転入生も、どちらもすごくいいキャラなので、主人公と三人でハーレムはどうか…とも思うけれど、やっちゃんを好きなのにいじめちゃう田村もいいキャラだし、まあみんな幸せになってほしいわけです。
一体このタイトルでどこで連載してんだと思ったら、pixivで作者さんが個人的にあげてたものなのね(笑。
体調不良で仕事を休んで家に帰ったら、同棲相手の浮気現場に出会ってしまって、間男の今彼に腹立ち紛れに犯されてしまう受け。
受けは何も悪くないのに、体調も悪いのに、犯すわ罵倒するわ顧みないわで、攻めがひどすぎる。元彼に頼まれて部屋の荷物を探しに行ったらこそ泥みたいな扱いされるし、結局くっついてもあんまり受けを大事にしてくれてる感じも元彼より愛されてる感じもあんまりしないし、なんだかな。鍵をくれたくらいじゃないか。元彼CPも最悪で、そもそも受けの体調不良も元彼が甘えたせいだし、受け の出張をこれ幸いと同棲中の部屋に間男連れ込んだり、間男も家に住ませるとか、攻めの元彼も今幸せ~とか受けに言えてしまったりとひどすぎる。お話としてはそこまで悪くないんだけれど、とにかく受けがかわいそうで、あんまり報われた感じもしなかった。受けがあまりこだわらず傷ついてないので、それは受けのいいところなのかもしれないけど、どうせここまでかわいそうな受けなら、もうちょっとメソメソして攻めをきっちり惚れさせて大事にされるカタルシスがほしかった。
大学のツートップのチャラ男くんと寡黙くん、ミスターコンテストで勝ちたいチャラ男はSNSも頑張ってるのに、寡黙くんのなんてことない投稿と評価があまり変わらずイライラ。ある時女子がふと上げた二人の写真が評判になり、SNSのために、嫌いな寡黙くんと仲良くすることを画策。
面白かった。BL営業ですね。寡黙くんがなぜ急にSNSをやり始めたのかの設定があると更によかった。
Kindle Ultimated、単話版1~5話。
クラスで浮いてる真面目なぼっちくんが超能力者だということを知ってしまったチャラ男くん。
面白かった。
25センチ差がある高校生の友達同士。
普通のお話だったけど、普通に面白かった。
アナコンダCPの続編。実家の酒造に戻った攻めと、修行に出た受け。
これ以上どう展開するのか…と思ったけれど、働き始めた二人の相変わらず淡々とした生活と周囲の人々で、よい雰囲気だった。
久々にKindleではなく紙の本。
SとMをマッチングさせることで暴力などの衝動を抑えることになった世界で、オラオラなSは嫌いなMと、M調教されてたSが紹介されて。
設定は面白そうなんだけれど、わかりにくく説明も少ない。さらに通常のSとMとは少々異なる主人公CPの設定がかさなってくるので、余計わかりにくいし、キャラがわかりにくい。なんとか頑張って、攻めにはSっ気出してほしいけど高圧的にされたくない?のかな?なMと、指示待ちなSになってしまった?のかな?という程度の理解しかできなかった。あと、SとMのマッチングは男女でもあるんだろうけどすんなり男同士の話になってるのが少々違和感。最後の攻めの思惑みたいのと、受けの元彼とかは面白くなりそうだったけど、全体的には消化不良。
スパダリ養成高校で、学年一のスパダリとして付属中からあがったら、一見天然お茶目なのに主席という高入外部生がいて、二人でペアにされるけどペアのうちどちらか一人しか進級できないので、相手から権利を奪うか、相談するかして、なんとしても勝ちたい。
パートナーとどちらか一人しか進級できないというのがちょっと非現実的すぎるような。二人ともいい奴で、別離のクライマックスは確かにいい場面ではあったけれども…。絵がファンタジックというか古風と言うか独特でいいので、他の作品も読んでみたい。
新人リーマンが、美人で仕事のできる上司に迫りたいので仕事も頑張るけれどなんだか明後日の方向に進んでいく。
アホかわいい。仕事と先輩に迫るためのメモを書く「Sノート」、最初はSの字が適当過ぎて少しひいてしまったけれど、後からその意味が判明した(笑。先輩のスパダリ目指して仕事その他に頑張る受けと、受けの明後日な努力がかわいくてセクハラしつつ愛でる先輩のちぐはぐさが可笑しい。表題作は3話までだったので、もう少し読みたかった。
ごく普通の高校生が、イケメンで優秀な幼馴染にコンプレックスを感じていて。
ありがちな設定なので、もう一味欲しかった。
アイドルオタクのDKがヲタ友の女子クラスメイトに書類を送られて、好きだったジュニアアイドル二人をユニットを組むことに。
設定はすごくいいのに、なんだか薄味でおしかった。
なぜか人気モデルと一緒に仕事をすることになったしがない読モが、人気モデルの地雷を踏んでしまったっぽい?
攻めがなぜ受けに目をつけたのかがよくわからないのが残念。
仕事一筋の刑事が、マンションの隣部屋に越してきた生活能力のないふにゃふにゃちゃんに気に入られちゃってなんとなく交流していたら。
なんか要素が多すぎなのか、なんだか読んでいて疲れた。ブラコン弟は兄のためという目的の行動を複数していてどれもばらばらなので、キャラ迷子に見えてしまう。隣人は刑事が大好きな理由がいまいちわかりにくい。刑事のほうも、隣人を恋愛的な意味で好きになる理由はよくわからない。
憧れのお兄ちゃんが結婚しちゃって寂しい繁華街の花屋の息子が、配達で行ったキャバレーの黒服のこと知り合って、デートの練習に付き合ってもらうことになって。
受けがぽややんで、デートする練習したいとか、そのことが家族にも筒抜けだったり、優しい世界である。タイトルがケイティ・ペリーのラストフライデイナイトを思い出してなんとなく楽しい気分になる。あと作者さんのお名前を見ると世IV虎のことを思い出してしまう。
キャラクターデザイナーが、コンプレックスだったイケメン元同級生に再会して求愛されて。
面白かったんだけど、タイトルにも出てくるデザイン事務所の上の階にいるカウンセラー氏にも幸せになってほしかった…。
知らずに通ったハッテン場の公園で助けてくれた年下美形が気になって、翌日から彼を探してしまうリーマン。
リーマンがほぼストーカーになってしまうのがちょっとアレではあった。
Kindle Ultimated。
二人きりの兄弟の弟は、溺愛兄に彼氏との仲も邪魔されるので困ってる。
これ紙でも買っていたね。冷静になってみるとこれBLというより兄弟ものコメディだなという気がした。
新刊二冊同時発売で、こちらもビボPで既に読んではいたけど、とにかく続きが気になるー!描き下ろしもよかった。
ジュリアの掌返しターンが予想していた以上に長かったけど、再び首ったけターンに入るときのカタルシスはすごそう。ただ、これどう落とし前つけるんだろう…というのは気になる。記憶が戻って、みきおの状態を知ったらジュリアは死にたくなるんじゃ…という気がするので。みきおの辛かった時間については伏せておくのかも、とも思うけど、事実を仙台から知らされるのだけはいやだなという気もする。あと仙台は不憫だけど、ここまで来てしまってこれから別キャラとくっつくのもなんだかなあとも思う…ということで、今後の展開が読めない!
絵が、インスタ等によると、クリスタはおそらくほぼノータイムで使いこなされていて、作者の能力の高さはもちろんだけど、パソコンの進化具合やアプリのすごさにも改めて感動。昔のペンタブの頃は、画面直書きも結構違和感あったけど、最近はアナログからでもわりとすんなり移行できるくらいになってると思う。ただ、デジタル化には関係ないけど、みきおの顔が幼くかわいくなってしまうのだけは少々残念で、ふつーのお兄ちゃん顔で通してほしいとは思う。
もう待ちきれずに掲載回ごとに本誌を買っていたので、内容は知っていましたが。
女装澪、オネエな軍人クララ、キモい嗣文と、モエモエ。南雲は相変わらず美しく、そして描き下ろしで深まる謎。
何よりあの終わり方は…!はやく続きが読みたい…!本誌を読んだ時から、澪が命令違反しまくりで調子にのりすぎでは…?とか思って、けれどとはいえ南雲の決断の速さに衝撃を受けたのだけれど、あとがきで嗣文のいいなりではないと書かれているし、殺そうとしたわけではないのかな?思いつくのは、嗣文が見ている前提でインク弾で撃って澪を死んだことにするとか、あとは澪の体内に埋め込まれているGPS関連の何かかな。とにかく早く続きが読みたいよー。
運送会社で働くさえない受けが、行きつけの喫茶店でいきなりイケメンに告白されて。
唐突な始まりは後から説明があるけれど、受けがお店に行かなくなったり突然姿を消したりと、いくら攻めの勝手な片思いからはじまったとはいえさすがにかわいそう…な展開が多くて読んでいて少し疲れた。まあ終わりよければ…というやつか。
併録作品も面白かった。若社長と掃除係の話はもっと読みたい。
イラストがきれいで漫画を読んでみたいと思っていた作家さんのコミクスが出ていた。
失恋して恋愛はもうこりごりなゲイリーマンが、やけ飲みしてたらノンケ後輩とそうなってしまい、セフレでもいいですから…というので、好きになったらそこで終わりと宣言して付き合い始めて。
面白かったけど、少し物足りなさもある。好きと言ったら終わり、というのがよかったので、そこをもっときっちり書いてほしい気はした。
マッシュルーム農家のチロリと、市長の息子で地上げ屋でいじわるばっかりいうアキラ。
面白かった。父親の話は少しせつないけれど、基本的には平和な話でよかった(笑。攻めの恋愛が成就してないのが少々残念。チロリが本名ではないことにびっくりした。
この作家さんは宮沢賢治ネタがちょこちょこ入ってるなあ。攻めの姓であるデストゥパーゴは、ポラーノの広場の悪役の名前だ。『君の夢…』のなかなか運搬はひどいやな、は単発ネタではなかったのね。
ナンバーワンホストが、声優の妹の部屋から聞こえてきたBLCDの攻めボイスで感じてしまって。
声優とホストという仕事がほとんど関係なく、攻めが素敵ボイスであることもあまり活きていなかった。過去設定はむしろない方がこれらの設定を活かせたのでは。絵はすごくうまい。
Kindle Ultimated。
アイドルが痴漢プレイを邪魔した男子高校生にかわりをさせる。
設定は突飛だけれどエロだけでもなく面白かった。
おぼこい不器用なリーマンが、営業部から来た出来たイケメンを、最初は敬遠していたものの食事をする仲になり、ゲイだと気づかれてしまって。
面白かった。最初は受けがリア充を呪いまくっているのでちょっと好きになれなかったけど、恋愛を通して成長した様子がわかってよかった。攻めはわりと最初の方から黒いことはほのめかされていたけれど、結構なアレなので、受けを好きだと気づく過程とか、受けに受け入れてもらうための努力とかがもうちょっと読みたかった。
森に消えた友人を探しに来た警備隊長に、弟の薬が欲しくて協力する狼人間。
受けが結構狼なことをしてしまっているので、これからどう攻めが受け入れてくれるのか、くれないのか気になる。でも受けはどうして攻めが好きなのか、匂いとかかな。続きがはやく読みたい。
『猿喰山…』がショックすぎて、もう少しライトに読めそうなものを…という考えは甘ちゃんだった!結構重い。
魔物がうろついている学校で、人間の顔が識別できない受けが、ただ一人人間の顔に見えるルームメイトかつ学校一の剣士に出会って。
最初はどこまで本当なのか、それとも妄想なのかとか思いながら読んだ。攻めが最初受けに冷たかった理由がよくわからなかった。その他の謎は最後に怒涛のたねあかしがあって、でも攻めの戻って来られた理由とかよくわからなくてもう少し説明もほしかった。別の世界線?のような、現実の日本っぽい世界もちょびっと出てきて、面白そうなのに世界同士の関係性がはっきりとは描かれなかったので、ちょっと残念。
昔から知っていて読んでいなかった本。
企業グループの若き総帥の屋敷に入り込んできた庭師に惹かれていくけれど、庭師には目的があって。
いやこれは…確かに衝撃のラストで…確かにお話も面白いのだが…私にはショックすぎた…。この後、攻めがお金の力でもう少し助けてくれると信じたい。
怖いのが苦手なのに霊感があるんのでオカルト研究会に無理やり入れられてる高校生が、亡くなった同級生の霊に出会い、心残りになってる本を探してきて読むのを手伝ってあげる。
幽霊の同級生が読みたかった本のこととか、基本的なお話はいいんだけど、そこここで無茶な展開があって気になった。特にオカ研の部長は、受けに一人で心霊写真撮りに行かせるとかひどすぎて、お話を回すために迷惑なキャラにさせられてる感があった。
妖怪?霊?が行き交う町で、家族を失い、親戚から譲り受けた古道具屋で、店にくっついてきたから傘お化けの付喪神と、時々来てくれるそっけない友人とに見守られつついろいろな事件に出会っていく。
ARUKUが天才すぎて辛い!面白いという評判を知りつつなぜ今まで読まなかったのか(最近のはともかく、デビューの頃の作品は絵のハードルが高かったため手に取らずに来てしまった)とか、でもこれから旧作まとめて読めてラッキーとか、なんともいえない気分。
この作品は、上述の不思議な雰囲気とちょっとオカルト気味な事件…だけでも十分魅力的なのに、最後の種明かしが素晴らしすぎてもう何も言えない。
ひとつだけ難を言うなら、どの作品も後日談が欲しくなるのに、どうやらそういうのは描かない作家さんらしく、というかブログとか作家情報は今時珍しいくらいぜんぜんないっぽくて、読みたい気になるー。情報サイトも同人誌もやってらっしゃるみたいなのに、作家個人が見えてこなくてなんだか不思議。
小さくなってしまった課長の面倒を見る無愛想系リーマン。
他作品のコミックスにちょこちょこ入っているお話をまとめた一冊。面白かったけど、もうちょっとBL展開がほしい(笑。あとお約束系展開(人形の服を着るかどうかとか)はもうちょっとがっつりほしかった。
黒竜さんと白竜さんの守る島と、それぞれの恋の話。
どちらも面白い。黒龍さんは人間になってて、それまでかなりせつないけど、脇キャラはやけにでてくるなあと思ったけど、恋人がああいう顛末でびっくりで少々気持ちを切り替えるのにとまどった。白竜さんは竜のままで、みずから島をリゾート化しているのが面白い。受けはもうちょっと攻めにやさしくなってーと思いながら読んだ(笑。
官能小説家とそういう関係になってしまった真面目な編集者。
なんか攻めが受けを好きなのかどうかよくわからないまま、攻めを信じられない受けが悪いみたいな雰囲気になるのでなんだかなあという感じがした。もうちょっと攻めの心情や気持ちの変化を読みたかった。二作目まで読んだけどあまりついていけてない。
アラフォー先輩リーマンが、若返りのために女子高生ごっこしようとかいうことになって、イケメン後輩につれられてパンケーキを食べに行ったりなんだり。
雰囲気や空気感の描写がうまい作家さんで、画面構成が見ていていい感じ。お話は普通に面白い感じ。女子高生ごっこは面白かったけど話のとば口に過ぎなかったので、もう少し深めてもよかったかも。
『片思いをこじらせてます。』を読んで作者に興味を持ち、随分続いている作品みたいだったのでまとめて買ってみた。
アラフォーリーマンが酔った夜にアイドルのこを拾ったっぽくて、なんかなつかれまして。
『片思い…』は絵がきれいだったけれど、この作品は古いのか絵があまりよくなかった。アイドルがあまりかっこよくない。アイドルがなぜアラフォーのおっさんにたった一晩でここまで惚れ込んだのかよくわからない。あと、長く続いている割には脇キャラを含めキャラの掘り下げがなく、アイドル彼氏のお約束展開もあまりなく、かといって独自展開もなく、簡単にいうとずっとやっているだけという感じであんまりお話がなかったので残念。
アイドルのグループメンバーの話はよかった。
バツ三になったイケメン作家のことが学生時代から好きで、結婚してない間だけのセフレ生活も甘んじて受け入れている編集者。
絵がきれいで面白かったけど、攻めがダメすぎてなあ…フォローしにくいダメさ(笑。
高校時代からずっと好きだった部活の同級生と酔った勢いでしてしまったっぽい。
受けがずっと相談して愚痴聞いてもらっている元同部の既婚友人夫婦の描写がちょっと多いかなと思った。攻めが不器用というか、二人ともコミュニケーションが足りていなかったという感じ。
反社組織に潜入、先に潜入してる仲間を見つける前に正体がバレて陵辱されてしまい。
受けがバディをおいて単独行動でつっぱしっては陵辱されてばかりなので、なんかアホなのかな…?と思ってしまう。絵はうまい。
引きこもりの坊ちゃまがわずかなお金を持たされて追い出され、今まで甘やかしてきた執事とともに100万円貯めるまでがんばる。
面白かったけど、前半はギャグ中心で、後半はそうでもないので、もっと破天荒なまま進んでも面白かったのではとも思う。
俳優同士、ある朝起きたら憧れの若手俳優が横にいてなんかそういうことがあったらしいので混乱しているのですが、今度共演するので仲良くしないと。
特に最初のあたりは受けの子が淡々としていてつかみにくいけど、全体的にはよかったと思う。
かつては美人だった四十路探偵のところへ、久々の依頼人がやってきて。
絵もお話もふつうにいいのだけれど、攻めが受けをうらむのはお門違いでは…というのと、受けが別に今も美人じゃん…と思えてしまうのとで、少々さめてしまうのが残念。
申し訳ないが、久々にいらっとくるレベルのひどい漫画だった。なにもかもが説明不足で、作者だけがわかってる感じ
受けがいつも大量のお弁当を会社にもってくるのは、男をひっかけるためとか悪口言われていたけど、結局なんでだったのか。人にふるまうのが好きなのかな?とは思ったけど、ちゃんと説明しなきゃ。餌付けしたけど他の人と結婚した同僚には結局片思いだったようだけど、それで期待をするのをやめたとか、相手はノンケだし自分はなにも行動しなかったくせに被害者意識強すぎ。
攻めアナがやってる番組は、素人の家に突撃して食事を根こそぎ奪い、しかも味が良くわからないとか、非常識で失礼過ぎ。攻めは味オンチというのはどういうレベルなのか、なんでも美味しく食べられるということではなさそうだし、おいしいかどうかがわからないのと、食材がわからないのと、なんかいろいろ描写があるけどよくわからない。原因も、コンビニ食育ちだからなのかなんなのか。それでいて大食漢らしいけど、大食漢なのはただ体質なのかなにか理由があるのかもわからない。アナウンサーが毎日同じ時間に食事をする他社の受けに会いに行けるのも謎。
受けの悪口・差別発言がひどい同僚は見ていて気分が悪い。どういうつもりだったのかもわからない。
タイトルにするほどレンチンが大きな意味をもつ話じゃない。タイトルが読めない。
絵はきれいなのでもったいない。
リブレの作品だからという信頼もあって買ったのに、編集は仕事していないのかな。最近リブレもひどいといえるレベルの駄作が結構ある気がする。
まんきつのビューンスポットで読んだんだけど、気に入ってるので購入。
父が亡くなり、実はお金持ちだった父実家にひきとられ、上流階級ばかりがあつまる寄宿学校に入れられた受け。先輩と監督生の後輩とのあやしい関係を横目に、それまで監督生をとらずにきた生徒総代になぜか気に入られて。
というわけでベタだけどすきです。ベタに受けが同級生にいじめられたり、先輩は受けのために権力振り回したり、受けを監禁したり、ベタでいいのです。以下続刊なのも楽しみだけど、単話版で読んだら次の回である程度一段落してしまいそうなので、これからどういう展開になるのか楽しみ。結構キャラ多いから、他のキャラの話になるのかな?
受けが特待生とれるくらい優秀ってのが伝わってこないのは残念。絵的には、攻めのビジュアルがもう少し人間離れしててほしい。
高校時代、クラスのういてるこがほんとは気になってたのに罰ゲームで告白してしばらく付き合った相手が、転職して同僚になり。
面白かった。高校時代のエピソード含めいい感じに痛々しい、攻めがなぜかレインメーカーに見える(たぶん並べて比べると似てないとは思うのだが。
Kindle Ultimated、単話版1~6話。
多忙すぎて十人目の彼女にふられた塾講師が、帰り道に男にぶたれてた女子高生を助けたと思ったら三十路男の娘で。
三十路男の娘はちょっと流石にきついのでは…とか、彼女と続かないほど激務な塾講師ってブラックすぎるとか、別れた彼女がいい女すぎとか、いろいろ思うけれども全体的には面白かった。
Kindle Ultimated。
ゲイの高校生がなにやらオカルトチックな事件に出会い、隣の家に越してきた都会的ないっこ上の高校生も巻き込まれて。
すごいよかった。オムニバスみたいな感じの個々のオカルト話もよかったし、BL的にもかなり好き。
Kindle Ultimated。
お寺に預けられた不良少年が、穏やかな僧侶に猫が憑いていると子猫ちゃん扱いされて。
二人ともかわいくてのんびりまったり楽しい感じで好きです。
Kindle Ultimated。
短編集。
アンハッピーエンドというか、ラブ未満のお話も多く、少々物足りなかった。
Kindle Ultimated。
兄を探して全寮制男子校に入ったけど、数人がたむろってる地下室があやしい。
サスペンス仕立てで期待したのだけれど、いまひとつという感じだった。お話もキャラももう一味ほしかった。攻め以外の地下室メンバーもあまり活きていなかった印象。
高校生、友達が好きなのがバレてつきあうことに。
ノンケのはずの友達がフレキシブルすぎて、よくいえば重くなりすぎない、悪くいえばあっさりしすぎという感じだった。
リーマンもの、玉砕覚悟で先輩に告白したら気持ち悪いとか言われて、でも泣いて怒ったらなんか面白がられて付き合うかとか言われまして。
先輩のいじわるやからかいが多く、ちょっと攻めがかわいそう。先輩の超厚着というキャラ付けは少々謎(笑。
生活能力のないエロ漫画家に、編集からアシが送り込まれ、追い返そうといびるけれども。
面白かった。天然気味で先生にいじめられても素直に受け入れてしまえるアシくんが最初はちょっと怖い感じもしたけど、過去の設定がうまく活きていてよかった。
後日談の「帰省ロス」も購入。
Kindle Ultimated、単話版1~4話?
「~童貞×ビッチ(?)のラブトリック~」「~脱・童貞×ビッチ(?)のラブチェンジ~」「~脱・童貞×ビッチ(?)のラブポーション~」「~脱・童貞×ビッチ(?)のラブパッション~」まで。人気読モの友人が好きで、妙な方向に努力している受けと、意外におぼこかった攻めのギャグ風味。面白かったが謎テンションだった(笑。
大学出て適当に生きてたら、父のつてでアダルトグッズ会社にぶちこまれ、ドSな上司にグッズのモニターからさせられて。
という奇をてらったような設定だけれど、たんなるエロではなく、受けもちゃんと成長するし、キャラ描写もお話も絵も丁寧で面白かった。
鬼とのハーフの子が、祟り神になってしまった山の神に助けられて。
面白かった。
表題作は、優等生な高校生が、目付きが悪くいつも一人のクラスメートに好きだと言われて気になって。
表題作が気になって、でもアマゾンレビューの評価は微妙かも…と思ってたけど結局読んでみたら、やはり正直微妙だった…。
Kindle Ultimated。
恋人ができるまでという約束で付き合っていた薬学部の後輩にふられて落ち込んでたら、なぞの薬で飼い猫が人間に。
あらすじや表紙ではよくわからなかったけれど薬剤師同士の話で、読んだら面白かったし萌えた。絵も中の方が味があっていいかも。
表題作は、モテる大学生なのに、うぶな恋人に拒まれていまして。
正直あまり印象に残らなかった。拒まれていた理由も微妙に思ってしまった。
お固い先生が淫魔だったイケメン高校生に脅されて餌になる。
先生との思い出がなんか後付っぽく思えてしまった。
モデルが風景写真が得意なカメラマンに撮りたいと言われて。
カメラマンが大食らいで人に興味なさそうとかちょっとなんかオタク受け狙った萌キャラみたいだなあという気がした。
受けを恩人と思い、受けの前では犬のようなモデル攻めが、火事で焼け出された受け兄弟を家にまねいて。
悪くないけど、攻めが受け以外にはわりと横柄とか、弟が攻めに失礼とか、兄弟の父がアホすぎるとか、なんか細かいところが気になる。絵が好き。
修行のために人間とえっちをする天使。
設定がちょっと無茶ぶりなので、もう少し丁寧に説明があるといい気もした。表紙のメインの子より居酒屋の店長と美人天使のほうがよかったかも。
通販をよく使うレンタル屋店員と、イケメン配達員。
お話はわりとふつうだった。絵と淡々とした感じが好き。
ツインタワーのある会社の二大イケメンがおとしあい。
続いているシリーズのようなので期待したんだけど、白髪のほうの愛が薄くてなんだかいまいち。これから面白くなるのかもしれないけど…。
お風呂屋さんに、幼馴染の美形モデルが押しかけ女房。
攻めがどのあたりでなぜほだされたのかがよくわからなかった。
単話版5~11話で購入。
やっと終わった…なんだよー!最後がちょっと無理やり。どうせ無理やりならそんなに坊っちゃんを待たせないほうがよかった…。まあバッドエンドではないだけまだ良かったのか…。
デパートの有名ブランド紳士服テナントの店員が、同じフロアの量販店で働くライバル視している店員がなんだか気になったり、エロい場面を目撃してしまったりで。
トーン肌攻めはイケメンでいいんだけど、もうちょっとモテ男の余裕も欲しい気がした。絵が綺麗でとてもよかった。
謎の喫茶店のもさマスターは、髪を上げるとイケメンゲイとして困っているこに力を貸してくれる。
面白かった。まさかこの子が相手役…?と思った子がかなり成長していい感じのキャラになってよかった(笑。
アセクシャルでアロマンチックなリーマンに、高校時代に手ひどくふった男が後輩としてやってきて。
海辺のバイトとか、別荘とか、リーマンものなのに妙にファンタジックでいい。後輩の離婚経験もそういうことなら全然オッケー。毎回入る紳士の持ち物シリーズも好き。そして何より、最後の一コマがすごくよかった…。
山の中の全寮制男子校、カーストの上の方にいて彼女持ちの攻めは、クラスでういてる彼が気になって。
二人の高校生活の結末は、痛々しいけどあるかもなあという感じだったんだけど、大人バージョンは…受けが謎すぎて、攻めは謝罪しないんだ…というのがなんだかなあだった。謎の手紙の顛末はよかった。
表題作は、ワンナイトしかしない芸能事務所社長と若いイケメン。
そこそこ面白かった。
しかし前半はその事務所のアイドルとマネージャーの話だったのだけれど、アイドルがうぶすぎるように感じた。
兄の単身赴任で、同級生実家でもある大家さんの家にお世話になることに。表題作は、その兄とインド系イケメン同僚の話。
どちらも面白かった。弟と兄彼は仲良くなるといいなあ。
表題作は、涙もろい芸能事務所マネージャーが、イケメンスタイリストもゲイだと知って告白するも振られてしまい。
泣きすぎるキャラがいまいち魅力的に思えなくてのりきれなかった。
ややネタバレですが。
未経験同士の幼馴染でキスの練習とか言い出したけど、自分は恋愛的に好きなので、別にいいけどーとかいいつつ心の中では大歓迎。
…なのが、どちらもなので、コメディタッチで面白かわいい話だった。
単話版1~5話。
獣人をサポートする公務員のおじさんが、獣人の子を預かることに。
特に大掛かりな事件は起きなかったけど、面白かった。
受け願望のある大学生が勇気を出して女装ピンサロに来てみたら、明らかに男だけど素敵な女装おにいさんに出会って好きになってしまって。
ありがちかな?とも思うけれど面白かった。
1巻プラス単話版6~17話で読んだ。
『求ム!』続き。強面で部下に恐れられている社長の孫が、ハイパーできる実はドMな部下を手に入れてから、さまざまな変態部下を取り込み躍進し始める。
あんまりBLではなく、ドタバタシュールギャグだった(笑。面白いし好きだけど、もうちょっとだけでもドM部下への愛があるとよかったな…。ドM部下がかわいくなかわいいので。
網膜剥離で現役を引退したトレーナーと、若手ボクサー。
普通に面白いんだけど、どうしても一ノ瀬ゆま『gift』と比べてしまうのと、攻めが大人なのに気の迷いで…みたいな関係の持ち方をして、後悔して離れようとするとか、ちょっと大人げない感じで微妙な気持ちになったというか、外見に合わない感じがしたというか。
楽しみにしていた二巻で、面白かったんだけど、後半はなんかベタというか、おれがヤクザにかかわってしまったせいでお前に迷惑を…というわりとよくある話になってきてしまって、正直残念な感じはした。
奥嶋ひろまさの『岸騎士』をネットで読んだら面白かった。かなりニアBLなんだけど、狙っているのか、赤松セブンで目覚めた?のか、もともとそういう作風の作家さんなのか…。
大学でぼっちしてたこと仲良くなって、泊まりに行くようになったらタイトルのようなことになり。
さすがにこのタイトルはやりすぎ…(笑。お話も絵も普通によかったので、奇をてらわなくてもよかったのでは。表紙も中身にあまり合っていない。
人当たりのいい高校生が、いきなり弓道部のクラスメートに嫌いと言われまして。
嫌いというのが唐突で、後から語られる理由を読んでみるとやっぱり言葉がきつくて唐突だったのでは、という印象だった。
バイト先のコンビニによくくるネコ専らしきリーマンは、しょっちゅう男取り替えてその男に影響されてていらつくのに、自分は愛が重いと振られてばかりで。
攻めが、受けのこととっかえひっかえとか思いつつ、自分も振られてばかりとはいえ月単位で彼女かわってるじゃないか…(笑、と思った。それなのに付き合ったばっかりで愛が重いとか皆に言われるのは、ちょっとどうかと思う。よく言っても惚れっぽく本気になりやすいタイプなのか。
そんな感じなので、面白くなかったわけじゃないけど、受けがやたら悪く見られるのに納得がいかなかったのと、愛が重いとまで言われるのなら攻めの受け溺愛ぶりがちゃんと見たかったという感じである。
恋をするとハート型の模様が出てしまう病気で、恋心を抑制する薬を飲んでいるので恋ができない幼馴染がすきな大学生。
病気の設定とか治療方法が曖昧な気がするので、もう少しきっちりしているとよかったのと、かなり荒唐無稽な病気なので、もう少しファンタジー寄りでもいい気がした。
この作家さんはもしかしてアサリの人…?
BL好きなノンケ腐男子が、事故で異世界にとばされ、神獣の嫁になる。
良くも悪くもわりとふつうだった。
天使三兄弟の長男、催眠エステティシャンとみかじめ料をとりにくるヤクザのお話。
最初はヤクザがあまりかわいくないので違和感があったけど、一冊読んでいるうちに慣れてきた(笑。面白かった。
オメガバース、ポールダンサーのガタイのいいオメガが、幼馴染のアルファがすきで。
設定はいいんだけれど、あまり広がりのあるお話ではないかもしれない
うぶなのかなんなのかいじめたくなる美術教師を責める高校生。
面白かったけど、後半は「だってあなたが火をつけた」という俳優同士の別作品で、こっちは読んだことあったので残念…。
幸運体質なリーマンが不幸体質になってしまい、お参りをしてみたら疫病神となのる男に取り憑かれる。
面白かった。突拍子もない話に見えて設定もちゃんとしてた印象。
幼い頃の恩義からボディガードみたいになってる親友のことが好きなので普通に仲良くしたい。
ボディガードになりたくて、気持ちの方はいろいろあってな攻めと、家庭にいろいろあって、攻めのことが好きでな受けとで、ちょっと情報過多でまとまりに欠ける印象だった。
東京でリーマンしてたら福岡の父が倒れ、工場を手伝いに行くことに。
タイトルどおり、方言萌えな作品(笑。面白かったけど、攻めがなぜ受けに惚れたのかとかもう少し説明があるとよかった。たんにゲイだから、みたいに読めてしまった。受けの父はもう少しきちんと引き継ぎとか教育とかしてあげてほしかった。受けが無駄に苦労しててかわいそうだった。
祖父と弟のために高給なメイドとして働き始めたら、いい人だと思ってた坊っちゃんが次第にセクハラめいてきて。
ベタだけど面白かった。攻めの婚約者関連の話のオチは少々無茶だった気はした(笑。
社長妻との不倫を探偵にあばかれ無職になったので、探偵事務所に押しかけ助手。
始まりはアレだけど、面白かった。安定の作家さん。
魔法学校の劣等生が猫化してしまい、子供の頃は仲良しだったのに成長したら冷たくなった幼馴染の優等生に力を貸してもらいたい。
ネタバレになるかもしれないけど…。
お話はよかったんだけど…攻めが浮気ものだし、先輩は恩着せがましい性悪に思えてしまうし、受けが必要以上にわかってない子ちゃん扱いされてる感じがしてかわいそうで、なんかいまいちのりきれない感が…。
引退した元人気アイドルの攻めが、淫魔に恩返しの名目でつきまとわれほだされていく。
面白かった。攻めの元アイドル設定はあまり活きていない気がしたのと、淫魔ちゃんの服が少々やりすぎな気はした。
オメガバース、アルファ同士のお見合いカップルだけどラブラブで、どちらが上になるかで揉めている。
オメガバースはそんなに詳しくないけど、アルファの男性同士で子供できるんだっけ…?だとしたらオメガという存在の意味は一体…。という点がまず謎。子孫繁栄よりも優先するものがあったお見合いでもよかったのでは。
設定からも攻め同士カップルというのは魅力的で、絵もいいのだけれど、上述のハテナもあったりお話はいまひとつだったりで残念。
雑誌編集者が、美大の同級生だった売れっ子画家のインタビューをとるため生活能力のない彼の面倒をみることに。
こういう設定最近多い気が…。絵もお話も丁寧でよかった。絵がうますぎて、画家の放浪姿が結構まともにホームレスになっている(笑。
高校生、同じ男子を好きになりふられたライバル同士がそんなこんなで…。
タイトルにもあるように、もうちょっと仲の悪さを見せつけてほしい気はした。
学生時代の後輩が上司になって、仕事も全然できないので、もう誰かに養ってもらおうと思ったら、意外と立候補者が登場して。
タイトルとあらすじからはどうだろうと思ったんだけど、面白く読んだ。受けも仕事ができないなりに頑張ったりしていていいところがあったし、過去のしがらみもよかった。
弟大好きなリーマンが、ゲイの友人に弟のことを相談してたら、友人と弟が連絡をとりあってるみたいで。
これもシリーズ通して読めればと思ったけど、いまひとつだったので残念。
血のつながらない双子の息子は大学生と、若手研究者と水泳選手で、義理の父が好きらしい。
シリーズのようなので続けて読みたかったけど、そこまで興味を持てず残念。
オメガバース、ベータの幼馴染が好きなオメガのこ。
アルファとの縁談をどうするのか…と思っていたらそうきたか、という感じでちょっと面白かった。
田舎町に越してきた寡夫と息子の親子が、イケメン経営のお惣菜屋さんと知り合って。
お惣菜屋さんとの接近の仕方は少々リアリティにかけた。お惣菜屋さんが最初は微妙なキャラだったけど、過去にいろいろあったりで奥行きが出ていったのがよかった。
ひょんなことから関係をもった御曹司と人気の売り専の子、御曹司が売り専少年に惚れ込んで。
ベタだけどそこそこ面白かった。途中の数年の展開は少々急というか、腑に落ちないというか、おばあさま…という気もしなくもなかった。
KindleはおろかAmazonで本の取り扱いすらないっぽい。アニメイトに行ったらあったので久々に現品購入。
デザイン系の専門学校、お金しか信じられない講師と、どビッチでウリやって金持ちに飼われている生徒。
攻めのお金への執着設定が忘れられたかのようであまり活きていなかった。受けはいくらなんでもおバカすぎる…でもそういうお話だもんね。
母のためにバイトをがんばり後夫の暴力に耐えてたけど、なんか二人が自分を殺す計画立ててていやになって死のうと思ったら、死ぬくらいならお前を寄越せという男が登場し、動くものには欲情できないと縛られたり。
単話版も出たとこまで買ってたんだけど、正直尻すぼみだったなあという印象。設定はすごくいいんだけど。
攻めの受け固定はもうちょっときっちりしてほしかった(笑。受けにほだされる様子はもうちょっとドラマティックに描いてほしかった。
Kindle Ultimated。
謎のテンションの男子寮ギャグ。
雑誌で見かけたときはついていけなかったが、最初から読むとなんとか…(笑。
前作と同じ雰囲気で、淡々としていて時々少し笑える感じ。面白かった。友人兄弟の話がもう少し進展があるとよかった。
ぶっきらぼうで口の悪い農家の攻めの近所に、イタリアハーフの美人が越してきて。
表紙とタイトルのイメージとは異なり、受けはただのカワイコちゃんだった。しかしなぜ攻めが受けを好きになったのかよくわからなかったので、カタルシスに欠けた。
京大出の完璧イケメンは世話焼きたがりで、コネ入社同僚の完全なダメ人間ぶりに惚れ込み割れ鍋綴じ蓋。
お話はよかったんだけど、絵が上手でなく、表紙はきれいに感じただけに残念。こなれればよくなりそうなので期待。
Kindle Ultimated。
かつてAI研究をしていた理科教師の元に、かつての想い人の顔をしたアンドロイドが送り込まれて。
こういう設定好き(笑。かわいそうせつない系。
Kindle Ultimated。
不良少年がクラスメイトのストーカー。
面白かった。絵が好み。
アイドルグループ、センター系のこに恋する傍流系のこ。
内容はよかったんだけど、攻めも受けも黒髪で、いちおう受けは困り顔なんだけど書き方によってはそうでもなく、攻め受けの区別がつかない絵がかなりあって混乱し、話も楽しみきれなかった。
しかし、地獄から君を見ていた、は、この作品へのアンサーなのか…?関係ないよね多分?
理科クラブの変人と、バイトのために楽な部活に入りたいコミュ強転校生。
面白かった。もう少し実験の内容が詳しく書かれていてもよかった気もした。
単話版1~5話、4話までKindle Ultimated。
高校生同士で駆け落ちする話。
もう少し早くくっついてもよかった気はするけどでもよかった。
Kindle Ultimated。
神父様にいいようにされこき使われる吸血鬼と、他にも魔物など。
面白かった。もう少しシリーズで読みたい。
昔ちょっと親切にしてくれたヤリチンリア充と同じ大学になって、いっしょうけんめい外見チャラくして何番目でもいいのでつきあってください!という純情少年の話。
ありがちではあるけど受けがかわいくてよかった。
しかし、ヤリサーとか貞操観念のむちゃくちゃ低いキャラが、最近ちょっと苦手になってきた気がする…。この攻めなんかも、根はいい奴なんだけどね。
オメガバース、アルファ用の学校に通う華道家の息子、学校の理事長の息子、ホテル王の息子。さいしょのこがオメガだとわかって云々。
タイトルがとてもいい。最近3Pものに興味があるので読んでみてあたりだった感じ。シリアスでもあるんだけれどわりとライトにギャグというか笑いもさそっていく感じで、独特。気楽に楽しめる。絵はかわいいがえろい。
オメガバースでありがちなアルファだったはずが…という展開だけど、その理由が結構とんでもなく、もう少し葛藤してほしかった(笑。
不良から助けてくれてヤンキーお兄さんが図書委員の後輩のお兄さんでアタック開始。
お兄さんがいまいちキャラがたっていない。服がダサいということで着替えさせられた服があまりかっこよくはなかったのが残念。
とにかく明るい幼馴染と付き合い始めた地味少年が、人前ではべたべたされるのに二人きりだと手も繋がないので気になって。
かわいい感じでよかった。明るい幼馴染の性的指向がちょっとお話を面白くするための無理やりっぽくて、後半なしくずしだったのが残念。カップリングは…そっちか。理由もあるしいいけどね。
コーヒー店の店長にあこがれるツンデレバイト君が、同僚との話の流れで店長嫌いだし、とか強がったら本人に聞かれてしまって。
店長が大人気なく見えてしまう(笑。もう少し甘い後日談も読みたかった。
山の神と意思の疎通をとれる覡と、彼に力をあたえるためつもののシリーズ。
やはり明治カナ子は天才だな!
最初は設定がよくわからないのと、キャラの関係性がわかりにくいのとで読みにくかった。あと、メイン(たぶん)のCPの特に受けが性格がよくないしあまり好きになれなくて、入り込みづらかった。けれどラストまで読むと受けがかわいく思えるし、最初から読み直してキャラの関係性とか再確認して楽しめた。
おくてなゲイリーマンが、好きだった人が姉と結婚したためやけになり一夜の相手を探す表題作。
タイトルと表紙が強烈だけど、中身はわりあい普通。短編がいくつか入っているので、少し物足りなさはあるかも。
Kindle Ultimated。
怪我でバレー部を引退し鬱屈しているリーマンが、怪我以前はコンビだったプロになった後輩と再会し。
ベタだけど絵とか丁寧でよかった。
ワイルド系デザイナーと、ひょんなことで彼と出会いおさんどんしてくれることになった高校生。
なんか特になにごともなくくっついた感じ…少々物足りなかった。
美しく病弱な兄は、兄弟と病弱な母を溺愛する父のことが密かに好きで、父によく似た弟は犬扱いでもいいから兄の心をなぐさめたい。
面白いし絵も耽美でいいんだけど、報われるにせよなんだか弟がかわいそうで…。兄はもっとあからさまな弟溺愛モードまで行ってほしかった。
超攻めな石油王の息子が、立ち退きを迫りに行った街の食堂で出会ったコックの青年とあれこれ。
面白かったけど、少々よくわからなかった感もあり…。受けのハーレム設定とかもう少し描写があってもよかったかも(それをしてしまうとBL的に微妙かもしれないけど、でもそういう設定なので…。攻めが白人系っぽいこととかも説明がなくハテナ。受けの侍従たちの話もよかった。
Kindle Ultimated。
高校の後輩がホストになってて、先輩が管理人してるアパートに越してきて。
絵が丁寧だった印象。
ボーイズバーで働く奥手だけど惚れっぽいゲイの受けが、お隣さんの寡黙なイケメン大学生に、バイト先の催眠セラピーを勧められて、惚れっぽいのを直そうかと。
この作家さんはきれいな絵でオーソドックスな展開なのに、ボーイズバーとかえっちなマッサージとか、どぎついというかきわどいというかな要素が盛り込まれててアンバランス。女性下着の話は面白かったけれど、今回はさほどのめりこめなかった。
限界集落で神様の生贄になった受けが、事業に成功した神様=犬に六本木のタワマンにつれていかれる。
限界集落でただでさえ貴重な若者を生贄にするのは謎だけど、その無茶を押しても面白かった。犬と人間をいったりきたりな神様も面白い。
大学生、オープンなゲイの受けに、抱かれる方を試してみたいので第てくれとかノンケが迫ってきて。
攻めの言動が突拍子もなく失礼である…。お話に特徴を出すためにキャラが異常になってしまった感じがあり、微妙な感じだった。
獣人はいるけど半獣人は都市伝説な世界。獣人フェチで獣人専門のマッサージ師の受けは、お客としてきた仮面を被ったうさぎ獣人が半獣人であることを知ってしまって。
表紙のうさぎが顔が黒いというか青黒いのがなんだかどうしても違和感があって読もうかどうしようか迷っていたのだけれど結局読んでみた。
半獣人が世間を啓蒙していこうとする(させられる)流れとか、裏で糸を引くテレビマンの意図のわからなさとか、BL以外のところが結構書かれてそこが微妙だったので、全体的にいまひとつだった。
獣人はいるけど半獣人は都市伝説な世界。獣人フェチで獣人専門のマッサージ師の受けは、お客としてきた仮面を被ったうさぎ獣人が半獣人であることを知ってしまって。
表紙のうさぎが顔が黒いというか青黒いのがなんだかどうしても違和感があって読もうかどうしようか迷っていたのだけれど結局読んでみた。
半獣人が世間を啓蒙していこうとする(させられる)流れとか、裏で糸を引くテレビマンの意図のわからなさとか、BL以外のところが結構書かれてそこが微妙だったので、全体的にいまひとつだった。
Kindle Ultimated。
助けてもらった猫だと言いはる男に居座られて。
面白かった。作者さんの名前が検索しにくい。
いかにもなヤクザ顔の組長長男が童貞で、度胸をつけるためにと側近にデリヘルを手配されたら間違えて男子で。
悪くはなかったけどわりとそのまんまだった。
元気後輩攻めとクール先輩受けの続刊。
ふたりともとにかくかわいいので、それだけでもう素晴らしい…。
攻めはお子様なんだけどいい子で憎めない。なんだかんだで先輩も攻め大好きなのがかわいい。先輩の名字はそういえば初登場なのでは…。
二人はもう収まってしまった感があるけど、らぶらぶいちゃいちゃだけでいいのでもっと読みたい。攻めのクラスメートの女の子も面白かったし、先輩の友人も気になるし、初登場のイケメン先輩も気になるし。
その後。特に何かが起きるわけではなく(笑。でも絵もお話も丁寧なのでいいのです。
危険に欲情しちゃう警官が、偶然知り合った怪しげな男と一夜をともにしたはいいけれど、なんだかそいつが今の事件にかかわってるらしく。
サスペンスもいいですねー。絵もちょっと青年誌っぽく硬派で展開も意外性があってとてもよかった。
元警官の小間物屋さんと、彼に力になってもらった元不良の警官。
劇的な何かがあるわけじゃないけど、絵と雰囲気が丁寧でいい。ただ、スピンオフ元の『無邪気なわんこと猫かぶり』のほうがまとまりはよかったような気もする。元警官が怪我をした事件とかもう少し詳しく書かれていてもよかったかも。
花粉症のような国民病フェロモン症にかかると、自分に好意をもってくれている人が発情するというやっかいな病気。
を、テーマとしたオムニバス『ドラッグレス・セックス』があって、その中の、フェロモン症を利用したヤリチンと、押しキャラになんか似てる彼を好きなオタクの高校生CPがメインになった作品らしい。前作はKindleになってないので未読。
オメガバース全盛の昨今、設定を借用しただけでお話を作れてない安易な作品も多い中、独自設定でこういうの書く作家さんには敬意を表するッ。
前作を読めてないので始まりは唐突だったけど、とにかく面白くて萌えて、チャラ男受けがとにかくバカでかわいくてよかった。受けのおバカっぷりにかすみがちだけど、オタク攻めもたいがいひどいダメ人間だよね。
この作家さんどんどん絵がうまくなってるなー。
短編集。『ポジ』に『やじるし』の続きになるお話があるとのことだったので合わせて読んだ。内容は正直期待したほどではなかった。
Kindle Ultimated。
幼い頃憧れだったおじさんが小説家になっていて、お世話をすることになったらダメおじさんで。
面白かった。
Kindle Ultimated。
数年ぶりにあった甥っ子をしばらく預かることになって。
ベタ展開だけれど、お話も絵も丁寧で面白かった。
小さな仕立て屋の二代目と、彼に恋する坊っちゃんの話。
…『女王と仕立て屋』はこれに似てたのかも…と思ったけど、他にもあるかも。わりとある設定かなあ。『ビスポーク』も似てなくもないか。
全体的に面白かった。
新進の画家が日本に戻ってきて、美大の同級生だった新人キュレーターを担当にしてくれるなら契約するとか言い出して。
悪くないけど少々物足りない。画家の執着が見どころなのだけど、なんだかいまいち伝わって来にくい感じ。元彼がいたりもするし。
上京して、初体験をしようと意気込む隠れゲイと、ワンナイトをともにした美人お兄さん。
ちょっとあまり印象に残らなかった。
クラスメイトの不良に男性とのあぶない現場を見られてしまい、脅されてあれこれさせられて。
面白かった。絵もきれい。
Kindle Ultimated。
家のために嫁を取らせられそうになったところへ、狐が婿に来る。
絵がきれいかわいい。
口が悪くあたりのきつい会社の先輩にゲイで経験がないことがばれて、じゃあつきあってやるとか言われてさらに傍若無人な扱いをされて。
ベタだけど面白かった。お邪魔な他社社長がちょっと出すぎな気はした。
不幸少年と朴訥攻めのつづき。
淡々と続いている。借金取りと攻めのおじいさんがいい人…(笑。
社長の娘との社内でのあれこれがばれて左遷された受け身大好き(だがノンケ)の粕谷くんが、田舎の人々や隣人の無職で同様に受け身大好き(だがノンケ)な葛谷くんと出会い、成長はしない。
面白かった。今までに読んだはらださんの作品の中で一番好き。
とにかくどうしようもない二人で特に何かが起きるわけではないけど、続きが早く読みたい。BLとしてはむしろレオくんが幸せになってほしい…。でも粕谷くんと葛谷くんがくっつくのだろうか…。
自分がノンセクシャルであるせいで付き合いが辛くなって別れてしまった恋人が、風邪の見舞いに来てくれて。
最初はちょっと独特な雰囲気で入り込みにくかったけど、つまり受けがノンセクシャルなので、迫ってくる攻めがおどろおどろしく描かれているということらしい。そういう描写も含めて面白かった。ただ、この後どう付き合っていくのか気になるし、もう少し続きも読みたい。
タイトルの通りの学校で、入学式で主席として挨拶した受けっ子がどういう学校か知らずに入ってしまったけど超才能あるらしくて、先輩で超優秀な攻めと実習することに。
タイトルの勢いほどの面白みはなかった。奇抜な設定のわりにはふつうのカップルが成立する話という印象だった。ライバルはいるけどほぼ主役の二人だけの話という印象だし、このタイトルならもっといろいろなかわったキャラが出てきたほうが面白かったかも。
続編。前回の3カプ全部続編があったのでよかった。ヤクザの組長カップルが好きなんだけど、ライトめのお話だったのが少々寂しい…もっと読みたい。
探偵っぽいことをしている男爵と、アンドロイドの執事。
男爵であることの意味はあるんだけど、男爵っぽくないので、なんか設定にもったいない感があった。
オメガバース、いろいろあって消極的なアルファの青年が、オメガ風俗店に連れていかれてガタイのいいオメガに出会い。
面白かった。
Kindle Ultimated。
スライム状の宇宙人が、好きな相手の形になってくれて。
元の形状ではない外見で恋が始まる話はちょっと苦手かも、と思ってたので、このお話はどうかと心配したけど面白かった。
変態エロ漫画家の天使くんの家に強盗に入ってヒモにされた鉄舟くんの話と、天使くんの弟と幼馴染の先生の話。
鉄舟くんがティッシュくんよばわりされるのがくだらな面白い。
3人目の兄弟のお話があるそうで楽しみ!
元は王子様系で今はオラオラ系俺様になってしまったナンバーワンホストと、関西から彼に憧れやってきたナンバーツーとあれこれ。
少々展開が荒く、関西弁のナンバーツーのキャラがわかりにくいなど、少々物足りなくはあったけれど、そこそこ面白かった。ちょっと絵が古いかも。ナンバーワンの服装が時々謎なのはなぜなのか(笑。
表題作は、地味高校生が女装ネトアとして人気者で、ネトアのファンだった保険医に足の美しさからバレて、というお話。
面白かった。同級生のイケメンにも女装させる話がよかったので、その後ももう少し読みたかった。
漫画雑誌編集の鬼畜先輩が、スランプな担当作家の面倒を見させるためにドMビッチ後輩を送り込んだら二人がそんな関係になるなんて…大好きな作家さんなのに…でも作家も編集さんに恋をしていまして。
あとがきにあるとおりギャグっぽい本気でないっぽい3Pということだけど、とはいえ作家と編集はガチ恋なのでビッチ後輩がおみそぎみで少々納得行かない。後輩はドMだしそんなこと気にせず仲間に入れて!と入ってくるので、本人はいいんだろうけど(笑。なんだかんだで一緒にいるので、二人も後輩を憎からずは思っているんだろうけどもう少し後輩への愛もあるとよかったなあ。
ウェブ漫画の広告が面白そうだったので。
天然理系研究者と、元ゼミ仲間のリーマン。合理性を追求した結果同居をし、引っ越しの際男同士可の物件が見つからずに合理性を追求して入籍、合理性を追求し相互自家発電と発展していく。
最初は少々絵や設定がわかりにくく感じたけれど、面白かったので次第に慣れた。愛され系天然研究者は、性格がかわいいのかな?外見はそうでもない?というのが少々わかりにくいままではあった(笑。
転向したばかりなのに緊張で保健室に行って寝てたら、知らない間に一年上の自由すぎる先輩に連れ出されていた。
先輩が自由すぎるのと、なぜ受けを気に入ったのかいまいちわかりきれなかった感じで、ついていけなかった…。
化粧品会社、営業出身の企画マネージャーが精神論で無茶な日程ゴリ押し、飲み会の後には彼女持ちなのに部下に風俗をおごるような人で、企画の人たちは疲れ切っています。
…というのはあらすじでわかっていたので買うべきではなかった…この上司がどうしようもなく、この後反省してもどうかというレベルなのに大筋では反省もせず(多少企画に気を使うようになれたくらい)、企画の攻めがなぜこの上司を好きになったのかよくわからず最後まで納得できなかった…。
短編集、表題作は深夜のファミレスでやけ食いしようとしたら同好の士を見つける話。
短編集ということもあり、少々薄めに感じた。
カスタマスカレード3作目。
これで終了のようで、少々寂しいけれどちょうどよい分量かも。面白かったけれど、キャラがもりだくさんになってきていてこれ以上続くとぼやけてしまいそうな気もするので。お疲れ様でした。
自分をアルファだと信じている清廉潔白な優等生の高校生徒会長が、小学生のこにあった瞬間自分のアルファだと理解して。
なんだか、設定が面白そうかつ高評価のわりにいまひとつだった。
少々ねたばれあるかもしれません。
生徒会長の親が、自分の子がオメガだということを本人に軽いノリで隠してあらあらうふふ、とか言ってる気持ちが全く理解できなかった。
お話の展開としては、生徒会長が小学生を避けまくりで、その後長いお別れがあるので、小学生の人柄がよくわからず、生徒会長をなぜ好きになったのかもわからず(運命というだけではなんかかわいそうだ)感情移入しにくい。生徒会長の方も苦しんでる描写が大半で、全体的に恋愛という印象が薄いので、再会に感動しにくい。
Kindle Ultimated。
親の再婚でできた義理の兄が、イケメンなのにアラサー童貞だったので、近親者の男性がレッスンをするものなのだと騙していいようにしてしまう弟。
面白かった。絵が古風でいい感じ。当て馬の兄の同僚にもいい相手ができたし、その友人のオネエリーマンもかわいい後輩?とくっつくといいなあ。
Kindle Ultimated。
短編集。
表題作の、巨根後輩と襲い受けな先輩のリーマンものはもう少し長く読みたかった。
人間にとってのえっちが食事で、食事がえっちな淫魔。
…という設定だけでもっている印象の話だけど、面白かった。設定の勝利かも。初恋の先生はひどすぎる。
Kindle Ultimated。
ポルノ男優が、女装子さんとのからみから男優とのからみまでさせられはじめ、その男優が自分の過去を知っているっぽくて。
いろいろと複雑な過去もあり、面白かった。
恋人にふられて人恋しくてワンナイトラブ…と思ったらタイミング悪く邪魔が入るこの頃、なぜかいつも偶然邪魔しにきちゃう男が同僚だとわかり、寂しいなら同居しましょうとか言われて。
あらすじはトンデモ展開に思えたけど、読んでみるとそこまで違和感はなくて面白かった。絵が上手い。
イケメン医たち。女遊びのはげしい不眠症の攻めと、真面目な受け。
表紙の攻めの絵のせいでギャグなのかなと思って読んだ。普通に面白かったけど、表紙のクマはやりすぎだったのでは…
裏カジノでちょろまかしてヤクザに返済することになったおバカディーラーと、情が湧いてしまったかわいそう受けに弱いバーテンダー、バーテンに興味を持っているヤクザの情婦のスタッフの三つ巴。
ネタバレになりそうですが。
ディーラーはダメ男ながら先輩のこととかもありかわいそうな感じで、バーテンが助けてあげてほしい感じで話が進むので、ヤクザの情婦は少々邪魔な印象だったのが、次第にかわいそうな過去とかも明らかになってよそで幸せになってくれれば…とか思い始め、最後のあたりはバーテンの二股っぷりにいらいら。お話は悪くないけれどやっぱりBLなので、その点のせいで消化不良でした。三人とも別の道を選ぶエンドでもよかったかも。
フランス革命前夜ぽい世界、家のためのΩとの結婚を拒む気高きαと、従僕のβ、出会ってしまった運命の没落貴族Ω。
帯にもあるようなのでネタバレではないと思うけれど、気高く非常にαらしいαであるαが(まわりくどい)受けなのは新鮮だったし、絵は素敵なのだけれど、残念ながらそれだけという感じ。攻めβが基本的にはそこそこ優秀で、性格と忠誠心は素晴らしいのだけれど、あまり魅力がないので、αに感情移入しきれない。運命のΩもいいキャラを活かしきれず、都合よく処理された感じがいなめない。そして全体として、べつにオメガバースじゃなくてもよくない?ただの革命前夜でもよくない?という印象が…。本能を乗り越えるという筋よりも、身分差別のある世界を変えようという筋が大きいし、本能の乗り越え方があっけないからかなあ…。なんだかいろいろもったいない作品だった…。
Kindle Ultimated。
転勤してきたアパートで、隣のゲイカップルとか職場の先輩とかと交流していく。
面白かった。書き込みも細かくて雰囲気がよかった。
不良っぽい秋山くんに助けられて好きになったぼっちの高校生。
二人の周りの人の描写が増えてきた。表紙がなんかそれぞれ違う印象で、なんだか統一感がない感じ。3巻の表紙はちょっと作品にあわないかも。
タイトルがすごいけれど、有能な企画×男前営業のわりと普通の話。
1冊目は短編集なので、面白いけど少々薄く感じる。
2冊めは表題作の連載のみなので、いいんだけど、なんかまだ物足りない…。なんだろう、もう少し先の話も読みたいというか、まだ続くのかな?
蝶野の過去編がきついかな…と思って迷ったけれど、読んでみると思ったほどではなかった。これで終わりなのかなー、もう少し続きも読みたい。
Kindle Ultimated。
半獣人対応部署の公務員が、絶滅寸前のニホンオオカミの子を大人のニホンオオカミに引き合わせて。
面白かった。
リア充マネージャーがカスタマーサービスの聖母の電話対応に惚れて来襲するも、聖母は本当は元引きこもりのコミュ障で。
かわいくて素晴らしい。表向きのリア充がガードの固い聖母に翻弄される話も、リア充が元引きこもりを懐柔していく話も、どちらも面白く、一冊で二度美味しい感じ。
この作家さんは桑田乃梨子のような、かわいらしさとほのぼのと面白さの安心感がある感じでいいですね。
不良校に転校することになってしまったので、同性愛者の番長にとりいって守ってもらおうと画策。
という、受けの発想も手前勝手で、愛人みたいの侍らせてる番長もいただけないしと設定がとんでもだけど、それほど拘泥せずに読めてしまうので、そこそこ面白かった。
がんばる元気なMR→つれない麻酔科医。
絵が綺麗で話も丁寧でよかった。
短編集。表題作は、親のゲイ再婚で急に義兄弟になった二人の番長の話。
絵が少々レトロで好み。次回作も読みたい。
記憶を失った探偵と、面倒をみてくれるバーテン。
バーテンが黒髪で外国人で、顔も別段外国人っぽくないのが違和感がある。
話が進むと探偵もバーテンもその仕事である意味がなくなるので、最初の意味ありげな淫靡な雰囲気と、後半のありきたりな展開との落差で少々がっかり。
大学のミスターコンでニ位のチャラ男が、一位の王子が優等生でむかつくのでホモ扱いしていじめたら、なんか恋人のふりすることに。
無茶な設定だけどお話もキャラもぎりぎりまとまってる感じだし面白かった。
年下幼馴染に惚れた狛犬に体をのっとられたツンツン受け。
いきなりあのイケメンに抱かれたいとかいう狛犬も、受けに無視されても一生懸命でかえって人間味のない攻めも、やたらツンツンしている受けもよくわからず、なんだろう…と思いつつ読んでいたら、後半そういう不自然さの種明かしがあって、結果的にとてもいいお話だったという印象。後日談はもっと読みたかった。
元同級生、おバカなチンピラが困ったときにたかりにいく相手が実は…。
面白かった。受けがバカすぎるのだが憎めない。攻めがブラック会社勤務だと思いこんでいるところとかかわいい。絵がうまくて少々レトロなのも好み。
通称チョベリバらしい(笑。
友達のいない不良のこが、同窓会を覗きに行って一人だけ自分とも話してくれたかわいこちゃんに会えて、付き合うことになってすっごい幸せ…とか思ってたら、そのこは幼馴染の無愛想な同級生と何もかもはんぶんこの癖がありまして。
すごい好き。なんか3Pものって実は好きかもしれない。
かわいい拾と無愛想なタケのつながりと執着がはんぱなくて、でも拾にしか執着できないバカで不器用なミネ…のバランスをどうとるかというところで、拾がミネ大好きなのと、ミネ受けなのと、タケがミネを嫌い→なんかへんな好意に変化するのとが、すごくいい。
拾はミネが特別な存在というか今までの相手とは違うともう少し語ってほしい。たぶん男だったからよかったってのはあるんだろうけど。拾の変な行動は結局みせびらかしたかった、というのが正直なところなのだろうし、それはミネにタケを、タケにミネをなんだろうし、それで結局タケとミネの関係が深くなって動揺しているのはちょっとざまあみろである(拾が嫌いなわけじゃないけど、なんというか、ミネのために。
タケはサドというより暴力で欲情する、というのは誰にでもなのではなくて、ミネにだけってことになったのかな?(タケの性癖おまけ漫画はボツネタだそうなので)だといいかも…でも明らかにタケはミネが男だったからうまくいってて、悩みも深くなった感じがする。もともとゲイよりなのかなあ。拾より自分を優先されると相手に冷めるらしいけど、ミネが拾よりタケを好きになってもやっぱり冷めるのかなあ。なんか夢オチとかでそのあたり読んでみたい。
ミネは少しずつ人付き合いもうまくなっていくといいなあ。そして人に好かれるようになって拾とタケをはらはらさせてほしい(笑。
同人誌、Amazonで販売している分は購入したけど、その後の分も読みたい。
全寮制の高校に入ったら、アリスという補佐役に選ばれて各カードのトップであるお祭り実行委員4人の補佐をすることになった長身運動部フツメン。
設定はいいんだけれど、最初のあたりは誰が誰だかわかりにくくて把握するだけで手一杯だった。なんというか、設定も各CPも、面白げなんだけれど面白くなる前に終わってしまった感じでもったいなかった。
5人組アイドルグループで、一番小さく幼いセンターのこが、俳優業に色気が必要だからセフレになってとグループ内でも付き合いの長いこにお願い。
主人公がぽやぽや愛されキャラで、エグいタイトルのわりにほんわかムードで、面白かった。主人公意外のCPもよかった。
双子同士のおとなり同士。おとなりの双子の明るい方に恋をしていたら、自分の兄弟とできててショックだけど、おとなしい方の双子に好きだと言われて。
主人公の髪型が前髪をあげているとあまりかわいくない…いやあげてた理由はわかるけど。おとなしい攻めへの好意をいっしょうけんめい理由付けしようとしすぎな気はした。あと、いっそ主人公総受けでもよかった…。
Kindle Ultimated。
歌舞伎役者と家政夫もの。
面白かった。
単話版1~5話、2話までKindle Ultimated。人の攻めに手を出すのが大好きな美人ビッチが、数少ない恩人で親友の彼氏に助けられて好きになってしまって。
面白かった。受けに感情移入できつつも、でも親友の彼ってどうにもならないし、奪ってしまっても後味悪そうだし、これどうオチつけるんだ…と思って読んでいたら、平和的な解決となってよかった。そういえばなんかへんだと思ってたんだ…という感じだった。
家が隣の幼馴染同士高校生もの。
正直あまり印象に残らなかった。
クラスのチャラ男に自分と同類=バイだろとからまれたあげく非処女だとバレて、ゲイはまだ未経験のチャラ男にお互い予行演習しようとまるめこまれ、お互いとかいってたのになんか一方的にやられっぱなしになってしまい、悔しいので反逆を狙う。
あらすじを見てもよくわからなくて、こうして上記してみても謎だと思うんだけれど、意外に?面白かった。非処女の子が外見も内面も普通の男子なのがいい。マウント合戦プラス独占欲みたいな感じでまだあんまし恋愛恋愛してはいないかなという感じもするし、面白いので、続編読みたい。
クラスのチャラ男に自分と同類=バイだろとからまれたあげく非処女だとバレて、ゲイはまだ未経験のチャラ男にお互い予行演習しようとまるめこまれ、お互いとかいってたのになんか一方的にやられっぱなしになってしまい、悔しいので反逆を狙う。
あらすじを見てもよくわからなくて、こうして上記してみても謎だと思うんだけれど、意外に?面白かった。非処女の子が外見も内面も普通の男子なのがいい。マウント合戦プラス独占欲みたいな感じでまだあんまし恋愛恋愛してはいないかなという感じもするし、面白いので、続編読みたい。
Kindle Ultimated。
優秀な兄が亡くなり呼び戻されたあまり優秀でない弟が、兄にそっくりなクローンに引き合わされて。
結構ハードな事件ものでもあり、面白かった。
不良グループでパシリになってしまっているキョロ充受けが、女子に取り囲まれているけど本当は引っ込み思案なイケメンクォーターに声をかけて、唯一の友人ぶって利用してみた。
痛々しい系の話だけど、いろいろな痛々しい要素がわりときれいに回収されていてまとまりよく、面白かったし読後感も悪くない。
両親が海外赴任で、父親の会社関係の家にやっかいになることになったら、家は男四人兄弟だけでして。
四兄弟が主人公に冷たすぎて、迷惑なのはわかるけど何の責任もない主人公にあたる兄弟(特に主人公より年上の人たち)がやな感じだった。迷惑だと文句を言うならまだしも、そっけない塩対応で全然面倒みないだけ、というのが性格悪い人達だなあという感じで、結局それをたいして反省するでもないので、末っ子の面倒見てあげたりした主人公のがんばりで受け入れられていっても、なんだかなという印象になってしまった。
鳥の言葉がわかる探偵と、大家さんの孫の寡黙高校生。探偵はある日出会ったイケメンカラスが好きになってしまって。
面白かったけど、2巻で終わりなので物足りなかった。
Kindle Ultimated。
父親がわりだった兄の忘れ形見である甥っ子と暮らしている受けが、甥が十年付き合っている自分の彼氏を好きっぽいと気づいて。
悩ましい話で、みんないい人。
Kindle Ultimated。
思春期に異性化する一族。
わちゃわちゃしてかわいい、ちょっと昔っぽい感じも楽しい。元気な主人公がもてもてなので、おとなしい双子の弟を愛でる人もいてよかった。
Kindle Ultimated。
昔のバイト先で急遽ご主人様プレイを手伝ったら、どうやら客がパワハラ美人上司で、尻が理想的だったのでやっかいなことに…。
面白かった。
Kindle Ultimated。
彼氏にふられたゲイ青年が猫を拾ったら猫又で、女の子だと思って世話してたら実は男の子で、なんか成長もしたりする。
飼い主のために女の子のふりをする猫がいじらしくかわいい。
Kindle Ultimated。
双子しか生まれなくて、双子同士は感覚が同調してしまう世界。兄に恋人が出来て、その彼氏の弟が自分にちょっかいかけてきて。
面白かったけど、半獣なのはなぜ…。
一見孤高の強面上司な社長の孫と、彼に恐怖する部下達、会社に仇なす社員を粛清している仕事のでき過ぎる通称御庭番などなど。
御庭番のメガネリーマンが、表題の通り年下のドSご主人様を探していたという設定で、どんどんおかしくなっていくのがおかしい。
面白いんだけど、もう少しだけラブがあるとよかった…(笑。
駆け出しのホストがかまっている野良猫が人間になってやってきて。
この作者らしい猫の生体を活かした描写など面白かったし、悪くないのだけれど、なにかもう一つ物足りなさはあった。
短編集。面白かったけど、短編集なので少々薄味なのと、カラーイラストがきれいではあるけど多数収録されていて121ページなので、漫画としてはかなり割高だった…(涙。
ちょっとおバカな高校生が、罰ゲームで、ゲイと噂のある同級生に告白して真相を探ることに。
というと、ひどい話だ…と思うものの、おバカな受けがかわいく、攻め視点で語られる内容も面白く、特に前半はよかった。
Kindle Ultimated。
ゴーストライターの画家と、ヴァンパイアの話。
悪くないけど、個人的には少々物足りない感じはした。
勇者×かわいい魔王様の世界が平和になってからの話。
魔王の頭に兜がデフォルトでついているのがどうしても馴染めなかった…。
Kindle Ultimated。
短編集。
面白かったけど、ややBL未満かも?というお話もあった。
Kindle Ultimated。
猫耳オメガバースのアイドルもの。
かわいいし展開もちゃんとあるし、面白かった。
Kindle Ultimated。
エルフの癒やしの力を求めてきた人間と、婚約者(男)との結婚を控えたエルフ。
萌えがいまひとつな気はしたけど、絵も設定も丁寧でよかった。
Kindle Ultimated。
ダメ坊主がお祓いしたら玉藻の前だった狐が登場して。
表紙の受けがかわいいでも美形でもないというかなんかクリリンみたいなうえに、生臭坊主ということだったので、どうかなあと思ったけれど、読んだら面白かった。
Kindle Ultimated。
大学生が助けた鳩が恩返しに来る。
ややコメディタッチで面白かった。
Kindle Ultimated。
性生活の豊かさを目指すベンチャー社長ナオちゃん。
とんでもないタイトルだけれど意外にしっかりしたお話があり面白かった。ナオちゃんのヒモがまじでヒモなので最初は心配したけれど、いい人でよかった。
ハイブランドの販売員受けが上の仕事がしたくて入ったのにずっと現場でもんもんしているところに、元ホストという触れ込みの新人が来て。
面白かった。受けは入社試験?を受けているようで、攻めはそういう感じはしないので、なんか業界のことがよくわからないのでそういうものなのかなあと思った。
表題作は出会い系で会った背の高いネコくんが、会社で羨望の的の若き専務で、という話。
イケメンネコでお話も面白くよかった。他二本もよかった。
長寿の民なのに呪いで短命になってしまった第二王子が、国民のため、守り神である龍に嫁ぐことに。
なんかいろいろかわいそう設定があるけれど、結果オーライなお話。絵がちょっと荒い。
一度死んで攻めの恋人の外見で再生されたらしい受け…?
ネタバレになるから書けないけど、表題作はすごく痛い…>_<面白かったけど痛い。他作品も面白かった。
人狼×魔女狩りをするマッチョ赤ずきんちゃん。
マッチョ受けが素晴らしいしお話も面白いんだけれど、もうちょっとBL要素があってもよかったとは思う。もしくは続編があったらいいなと。
赤ずきんはレッドフーディッドのような気がする。
海外赴任に行く前に馴染みだった男娼が忘れられず、もらった指輪をしっぱなしのリーマンが、戻ってきたらその彼が後輩になっていて。
お話は悪くないんだけど、攻めが受けに何も告げずにいなくなったくせにつれなくされて被害者ぶるのはどうなのかとか、攻めの酔い方がきれいでなくてできるリーマンに見えないとか、細かいあらが気になった。
孫悟空がかじった桃園の桃が地上に落ちて、そこから男の娘な桃太郎が生まれて、天界を追い出された孫悟空と再会。
ありそうでなさそうな設定でおお!その手があったか!と感心した。しかもBL、桃太郎を拾ってくれたのがおじいさんとおじいさんというのもいい。あまり一般受けはしないのかもしれない作品だけれど、個人的にかなりお気に入り。
弟が生まれてから我慢ばかりだったので、大学生のお兄ちゃんは弟カフェでお客さんに甘える日々。
面白かった。痛々しい設定ながらわりと読みやすい。続編があるようなのでそちらも楽しみ。
義弟にこき使われていた兄が急に襲われた。
義弟がひどすぎて、兄の春日をカス兄とか呼んでいるのとか受け入れ難かった。
真面目すぎて生徒から敬遠されている教師が、チャラく見える新任の保険医に相談すると、催眠術をかけてみようということに。
催眠術の間別人格っぽくて、ちょっと両片思いぽい話で面白かった。
好きだった近所のお兄ちゃんがなぜか子供の姿のままで登場して。
オチが、途中でやっぱりそうかなでもそうであってほしくないな…と思ったそのままで、ああぁ…。サスペンスとしては面白かったけど、BLとしてはちょっと…という感じ…。
施設育ちの質素生活受けが、再会した幼馴染のヤクザの息子と、同級生で敵対組織のヤクザの息子に奪い合われる話。
いい設定な気がするんだけど、いまひとつ活かしきれていないかなという印象だった。
姉の息子を育てるホストが、酒に酔った隣人を助けて次第に親しくなり。
隣人が最初は妙に失礼だったり、絵本書いてたり有名イケメン作家だったりホストになったりと、キャラ迷子というか盛り込み過ぎなのかよくわからず、萌えにくかった。
銭湯の一人息子のぽっちゃり高校生が、美形医者に痩せたらかわいいはずと言われて。
面白かった、けども…。ネタバレになるだろうけど、どちらも容姿の変化がすごくて、ちょっと面白かったというだけではない感じもした。
父親が皆違う全員クォーターの三人兄弟、金髪美形の弟と、浅黒い肌でイカツイ弟や、弟をかばってできた胸の傷跡にコンプレックスを感じつつ、ホテルマンとして家族の生活をささえる面倒見のよい赤髪のお兄ちゃんが、金髪弟が恋してるっぽい親友のイケメンを好きになってしまって。
…という初期値がものすごい萌えで…。全体的には3カプそれぞれ、面白いんだけどわりとふわっとした感じでもあり、物足りないというかもっと読みたいなーというくらいなんだけど、この初期値の(個人的)萌えの効果で、すごく個人的に好きです。お兄ちゃん萌えで読んでいると、作中では基本的に兄弟も彼氏もお兄ちゃん大好きなので、その雰囲気も好きになってしまうわけですね。お兄ちゃんと彼氏は、くっついてからもいいんだけど、くっつく前の拘泥をもっと読みたかった感じ。続編読みたい。
編集者受けが、仕事を依頼した旅行ライターに予知夢で君を見ていたとか電電波なことを言われて。
面白かった!切ない!構成が上手い!絵もお話にあっていてきれい!内容についてはネタバレになってしまうのであれだけれど、こういうのすごく好き~v
インキュバス×平凡青年。
面白かった。タイトル通りなのは攻めかな?攻めがちょっとアホだけどいい子だった印象。受けもいい子だけど。
Kindle Ultimated。
地味め高校教師となついてくれてる高校生は、二人ともコミュ強イケメン先生が好きで。
ネタバレになるので書けないのだけれど、灯台の話が個人的にはやや微妙な部分もあったけれど、面白くはあった。
Kindle Ultimated。
インディーズバンドの頃の知り合いがうれっこバンドマンになっていて、ライブハウスで働く受けが久々に仕事で再会したら、打ち上げに誘われたりなんか妙に執着されて。
打ち上げが乱パというのがかなり引いた…。そのことをのぞけば、面白かった。
Kindle Ultimatedが捌ききれなくなってきたので、内容を覚えていないものは記載をやめようと思いましたが、それでも捌ききれないので面白かったものと書きたいことがあるもののみにしようかなと思う。
元カレのテニスプレーヤーに無体なことされる自由人なお兄ちゃんは、高校時代に教師とお互い思い合ってたっぽくて、高校生になった平凡な弟はその先生が好き。
弟がかわいそうな雰囲気だった…。お兄ちゃんと元カレの関係は面白そうなんだけど、お兄ちゃんが先生との関係を匂わせたりするので弟がかわいそうで、なんかあまり好きになれなかった。先生はもっと弟をしっかり甘やかす話も読みたかった。
サークルのノンケを軽い気持ちで誘ったら、社会人になってもずるずる体の関係が続いていて。
少々薄味だけれど面白かった。絵が綺麗。前にも書いたかもしれないが、浅田弘幸っぽく感じる絵(だが比べてみるとあまり似てないかも?。
Kindle Ultimated。
魔法使いになったので、男子高校生に近づきたくて美少女になろうとしたら美青年になってしまって、エロ男子高校生もつくってしまったり。
いまいち個人的に合わなかった感じがした。
Kindle Ultimated。
高校で知り合った双子は、優しい子と愛想の悪い子で、どちらかが以前助けてくれた相手だと思うんだけど。
わりと普通の展開だったかと。
凄腕グラビアカメラマンと漫画雑誌編集者。
男らしいキャラ同士でよかった。
絵がいまひとつな気がするのに評価がすごく高くて気になりつつ未読だった作家さんです。『君の夢を見ている』がすごくよかったのでこちらも読んでみた。タイトルがラノベっぽい(笑…ラノベっぽさって何だろう…。
人に触れられると痛みを覚える症状の受けが、毒物研究者の攻めのところに一縷の望みをかけて訪れ、なぜか攻めに触られても大丈夫で。
症状についての展開が少々理解しにくかったけど、面白かった。ポエムが多いのは好き嫌いが分かれそうだけど、読み応えを増してた印象。
幼馴染が好きで社会人になっても彼の捨てたものとかこっそり保管してしまうけど、セフレで発散させてたら、幼馴染にばれて。
それなりに社会的にうまくやってる幼馴染同士と、ストーカーものと、セフレのいるビッチ受けと、ちょっと欲張りすぎて焦点がぼやけちゃった感じ。初めて読んだ作家さんのような気がするけど、絵はきれいだった。
Kindle Ultimated。
四十路でやもめになってしまったリーマンが、よく行く牛丼屋のバイトの大学生に好かれて。
四十路で一人暮らしで毎日牛丼なリーマンに悲しくなってしまった…。それは体の心配もされるよね。
Kindle Ultimated。
とある政治家の私設警備隊?の話。
設定がゴツいので、そちらにばかり目が行ってしまう…。一冊ではなく続き物で読んでみたい感じだった。
短編集。8カプ入りの表紙からもわかるとおりなのだけれど、やはり少々薄味だった…。
赤毛そばかすの受けが、転校生の褐色イケメンも自分と同じで英語が苦手らしいと知ってワーイで仲良くなる。
なにはともあれすごくカワイイ。お話は正直、特になにもない(笑)のだけれど、とにかく二人ともカワイくて、ずっと愛でていたくなる。
ケミストリー(笑)については、日本生まれ日本育ちの攻めが、家族の影響はあるにせよ恋愛観が日本離れしすぎな気はした。
あと、表紙がなあ…。内容にあっていないし、なんか壁画っぽいというか(横向きだからか?
美大、ヤリチン男が不器用で友達のいない受けに興味をもち、絵をこきおろされてへこんでいるところにつけこんで仲良くなり。
面白かったのだけど、攻めのヤリチンの過去が清算されてない気がして、もう少し誠実みがほしい気はした。
作者さんも美大出らしいのだけど、なんか表紙の絵・デザイン・色彩構成だけがハテナである…。お話は面白いし中の絵はいいのになあ。
ツンツンマネージャ←ハーフの美形モデル。
受けの外見がほぼスレンダー女性で、きゃあきゃあした性格でかわいげもあるにはあるけどあまりいいと思えなかった。
Kindle Ultimated。
鬼が住むと言われている古民家に住む男と、迷い込んできた旅人。
思わせぶりな設定だけれどわりと普通だったような印象。
なんでも屋の男が、同業者とAV撮影をしてあれこれころがっていく話。
面白かった。終わり方がえげつないバッドエンドなのではとか心配したけどそれほどでもない(当社比。
眼鏡の文学少年が、野球部のエースに告白されて。
卒業までの二週間思い出づくりにつきあって、という期間限定はよかった。攻めが受けを好きになった理由はもっと書いてほしかった。
Kindle Ultimated。
精神的な問題をかかえる患者への訪問ヘルパーの話。
BLでなくてもいいのでは…という気がした。
Kindle Ultimated。
植物学者の攻めの助手としてやってきた受け。
正直あまり印象に残らなかった。
高校生、昔助けてくれた友達に心酔。
悪くはなかったけどあまり印象に残らなかった。
おぼこなリーマンが意を決して入ったゲイバー?で、遊び人の年下男と出会って。
単話版も何話か購入したのだけれど、なんだかいまひとつだった。この作家さんはもっと明るい学生もののほうが持ち味が出る気がする。
ノンケリーマン×ゲイバーテンダー。
正直あまり印象に残らなかった。
高校弓道部の後輩がかわいくてからんでたら告白されて、周囲の目とかいろいろで手ひどくふってしまい、社会人になり上司の彼氏として再会。
面白かった。絵が綺麗。ところどころ高河ゆんっぽい絵があって、このPNなのでもしや…と思うけれど若い作家さんだろうしうがちすぎかな。
高校のいじめっ子同級生と同じ会社になり、勉強もダイエットも頑張ったのに、やり手イケメン上司とさえない部下になってしまってこきつかわれてムカムカしてたら、飲み会の後に襲い受けされた。
受けが、暴君ではあるんだけど、仕事がんばってたり攻めのことも気にしてあげることもあったりで、なかなかにくめないいいキャラ。酒癖は悪い。受けの友達のイケメンではなくなぜ攻めがよかったのかは語ってほしかった。
というのも、読む限り、攻めは実はいいところがない気がしてしまって…(笑。性格がいいとかでもないし。受けに流されやすいところがよかったのだろうか。
獣人の喫茶店マスター×高校生。
面白かった。絵が綺麗。
先生の性奴隷みたいになってる優等生を助ける話。
絵とか展開はうまいしいいんだけど…。
ネタバレになるが、なんかこれ結局先生が一番大人で愛も深かったって感じで、カタルシスがない。と思ってたら、先生メインの前日談があるらしい。
以前から興味はあった作品で、コミカライズの方を読んでみたらすごい面白い。未完なので原作にまわる。
高品佑は絵が綺麗。漫画だとまたちょっと雰囲気違うけどまたいいですね。
17歳の間、毎月災厄に見舞われる運命の高校生の元に、怪我をかわりに引き受ける同級生が登場して。
まだ続刊だった…。面白いけど、新刊を待っていると内容を忘れてしまいそう。
大学の人気者が好きでストーカーしていたら、なんか仲良くなってしまって。
絵はきれいなのだがなぜか走っている絵だけ異様にデッサンがおかしく、妙な形になっているのが残念で、しかも攻めが突然走り出すタイプなので走る場面が多い。
チャラコンビニ店員と深夜に来るリーマンが犬猿の仲なんだけど、知人の紹介で会ってしまって。
攻めのコンビニでの仕事っぷりがダメすぎで、リーマンも騒音野郎でどうしょうもないんだけど、なんか次第にほだされていくのと同時に読者のほうも慣れていった感じ。タオルのネタとか大家さんとか小ネタとかもよかった。
続編のKGSって何だと思ったらクソガキ襲来だった…(笑。次はACOらしい。何だろう。
しかし番外編が31ページで545円というのはさすがに高すぎて買わない。
いとこの翔ちゃんカップルの話。
そっちかー(笑、という感じ。面白かった。
電車で痴漢から助けたおぼっちゃんな後輩が変態性癖でなつかれてしまいまして。
コミカルさはあるけど、ほぼエロなお話だった。
担当アイドルに手を出して事務所社長に風俗に売られたマネージャーが、オーナーのヤクザに仕事を仕込まれていく。
うーん、悪くないけど、前作ほどではなかったので個人的には少々物足りなかった。前作がツボすぎたせいか。
出会い系で来たのがいつもクールな上司で、なんかベッドで褒められるのが気持ちよくて仕事も頑張っちゃう。
途中まで、出会い系で会ったのも褒められるのも、受けに仕事を頑張らせるための策略かと思った…(笑。面白かった。
社長の次男だけど期待されてないチャラ男が、無愛想不器用な後輩に告白されて。
絵がかわいい。面白かった。
Kindle Ultimated。
挫折して故郷に戻ったシナリオライターが、キラキライケメン男子高校生と親しくなって。
お話がしっかりあって面白かった。
おじさんの売り専?デリヘル?を舞台にしたオムニバス的三作品。
面白かったけど、一作目以外はおじさんに見えなかった…(笑。
美貌の破天荒博士が自分の開発した薬で子供になってしまい、助手が振り回されてる話。
絵が独特で好き嫌いはわかれそう。個人的には好きというほどではないけれどなんか癖になる感じがした。お話も面白い。
Kindle Ultimated。
相方が金と女にだらしなく、仲の悪い漫才コンビ。
漫才の漫画は漫才場面をどうするかが難しいと思う。
Kindle Ultimated。
吉原の若い衆と、純粋な染め物職人。
なんだか似たような話を読んだことがあるような気もした。
Kindle Ultimated。
精液を採取しにきたネコっぽい未来人。
という設定で、特に他に何もない感じかな…。
Kindle Ultimated。
ファンタジーな真田十勇士もの。
面白かった。佐助が次第に皆に愛でられていくのがBLらしくてよかった。
Kindle Ultimated、単話版1~5話。
あやかし退治もの。
よくもわるくもありがちな昔のゆるめファンタジーという感じで懐かしい印象を受けた。攻めがエキセントリックというか受け執着通り越して妙なキャラになっているのでもう少しかっこういいとよかった。でもそもそもBLなのか微妙かも?ニアBLかも
オムニバス形式。謎の深夜通販でえっちなグッズを売っていて。
面白かった。きちんと各回のトンデモグッズがお話に活きていて、さらには全体のオチまでちゃんとあってよかった。
Kindle Ultimated。
弟がかわいすぎて担任になってしまった兄。
ちょっと無茶かな…とは思った。
Kindle Ultimated。
魔法?のせいで老若男女を虜にするユリイカと、虜にならない幼馴染。
面白かった。
ホストが童貞画家をうまく騙そうとして。
作者さんは真面目な人なんだろうなとなんとなく思ったり。
タイトルどおり。
お話は面白かったんだけど、宦官は萌えられないなと思いました…。大人の先輩宦官がよかった。
Kindle Ultimated。
リーマンが千年後の浦島太郎の世話を乙姫に頼まれて。
絵とかよかった。お話もいいんだけど、浦島太郎の元ノンケ感が個人的にはいまいちだった。
高校時代の友人三人が、キャンプで吊橋から落ちて亡くなった友人について回想する話。
「藪の中」系の構成で、各人から見た状況やもっている情報をそれぞれ開示していくというBLではあまり見られないような意欲的な作品で面白かった。CPもそれでよかった(笑。
表題作は、大学で仲良くなった子が急に休み続けて突然家の中に出現したと思ったら幽霊になっていて。
ベタだけど絵もきれいだしよかった。
ピクシブで読んで面白かったのでコミックスも購入。
クズな美形モデルと、彼の顔だけが好きなフツメン。
面白かったけど、少々物足りないかも。
Kindle Ultimated。
実の兄弟の極道もの。
あまり印象に残っていない。
高校の同級生。
表紙がきれい。お話は悪くないけど期待したほど印象に残るようなものではなかった。
会社の同期で妄想しストーカー。
あまり印象に残らなかった。
Kindle Ultimated。
先生と生徒の話。
あまり印象に残らなかった。
アイドル二人組のマネージャーの元アイドルが、枕営業してたら担当アイドルの片方にキレられまして。
そのまんまな感じかな。
みんなの前で口説いてくる会社の後輩は、二人きりになるとそっけなくて。
ベタだけど絵もきれいでいい。
高校生、モテ男がさらにモテるチャラ先輩につっかかり。
わりとよくある系の設定だった。
昔イケてた先輩が宿無しの男娼まがいになっているのを拾ったリーマン。
面白かった。
エロ小説化がアパートの隣室のビッチくんをモデルにして小説を書いていたらばれまして。
面白かった。
家事サービスで訪れた小説家が高校でいじめていた相手で、なんか情緒を学ぶために先輩小説家とセフレしてる。
先輩小説家が意外といい人で、この作家さんは三人目がいい人なのか。
Kindle Ultimated。
友達が好きなんだけどホモネタでごまかしちゃう美形受け。
あまり好みではなかった。
坊っちゃんの家に使える血筋の次男が、一見坊っちゃんに振り回されてるようで独占したい子なのです。
悪くないけどありがちな主従もので、二巻あったわりには薄かった気がする。攻めの兄や攻めファン、受けの級友とかもう少し活躍してほしかった。
構いすぎて彼氏に振られた受けの頭上にパンツが降ってくる話。
パンツが謎。わざとパンツを落とされて受け入れられるのも、パンツがやたら汚れるのも謎。
攻めはノンケなのにいきなりパンツ大作戦を決行するのが謎。あといきなりゲイの子を好きになっても手慣れているように見えた。まあイケメンおっさんなのであまり後手にまわれないキャラなのかもしれない。
そういう少々の不満はあるものの、あとは絵もお話もよかった。
Kindle Ultimated。
サブタイトルは理系教師がデレるまで。
面白かった。
Kindle Ultimated。
血のつながらない高校生兄弟、イケメンお兄ちゃんの生活を正したい弟。
お兄ちゃんのカーディガンが常に肩からずり落ちていることが気になって仕方なかった…。
両親の海外赴任で親戚の家にお世話になる新高校生、素敵な恋に期待してたらその家の同じ高校に通うお兄さんにどきどき。
お兄さんの気持ちが少々唐突だった。絵が可愛い。
以前一巻だけ読んだような気もする…。
両親の再婚で長男+下二人が義兄弟になり、長男の実の母の斡旋で血の繋がりのない野生児が末っ子になり、プラトニックな溺愛長男×一途末っ子の長年愛。
展開は唐突で、ストーリーやキャラの整合性にも若干ハテナがあるのだけれど、勢いと絵の丁寧さと雰囲気で読ませてくれる感じ。以前読んだときは多分一巻だけ読んでそれほど…という印象だった気がするのだけれど、ボリュームのある作品を読みたい気分だったのでまとめて読んでみたらそういう楽しみ方ができた。
作中でも触れられているが、特に長男がフラフラと一貫性がなく末っ子かわいそう…。
いろいろなことが重なって死のうとしたリーマンを、それではということでお持ち帰りして好きにします。
映画化されるそうで、結構短い話なので、映画にするとかなり長い時間が調教に費やされるのでは…という気もする。お話としてはわりとオーソドックスで、攻めの背景や過去がわかってくるあたりは面白かったんだけど、もう少しじっくり読みたかったかも。あ、映画ではじっくり描かれるのかな。
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アマゾンで買えなくなっている?ような。どうやら通報のあった本を消していっているらしい?そういう本も、何らかの形で今より厳しいゾーニングとかして販売してほしいなあ。
単話版1~6話、5話までKindle Ultimated。
大学の同期で同居中なんだけどしてないので付き合っているのかいないのか、な二人の元に、毎晩食事にくる受けの元彼。
謎な関係で、元彼が結構いい奴に思えてきて当て馬なんてかわいそう…とか思っていたら謎のハッピーエンド。
Kindle Ultimated。
バイト先のコンビニによくくる感じの悪い金持ち青年が、雨の中猫を拾っているところに出くわし、飼えないと助けを求められて困ったので一緒に世話をしろと持ちかけて。
冒頭受けが感じが悪い(これは後から説明はあるけど)のと、猫にこだわる理由がわからないのとで、少々とっつきにくい感じがした。攻めが仕事の他にバイトまでしている理由とか、受けと家族の関係とか、はっきりとは説明されてないので、外界がふわふわしていて面白みがあるともいえるし、消化不良ともいえる。
高校他クラスのイケメンくんと映画が趣味という縁で仲良くなって。
番外編も含めて読みました。
表紙が夏っぽくていいですね。一作目はわりと早めに告白があって、過去のことなど少しずつ明かされていく構成もよかった。ただ、絵も展開も淡々としていて、展開も関係も進みがゆっくりで、内容が少々薄めに感じた。あと、読み飛ばしてしまったのか、一作目でいきなりいなくなった原因がわからないような?二作目では関係がどこまでいったのか明確ではないような?という辺りが気になったのと、もしかしてまだ続編があるのかな?という印象もある。
とても鼻が利く中学生が、満員電車の匂いにやられていたのを助けてくれた高校生の匂いに惚れて、同じ高校に入りあの匂いの人を探すのですが。
面白かった。しっかり事件が起こる話だったのは意外だったけどよかった。攻めが匂いフェチイケメンで、変態扱いをされて性格もぶっきらぼうでかわいげがあっていいキャラ。受けはツンデレっぽくて、魔性設定的な感じなのでもう少し説明があってもよかったかも。あと攻めラブももう少し欲しかったかも。それぞれの友人とかもいい味を出していた。
青森から上京した大学生、なまりがひどくて友達が出来ず、いろんな勧誘に騙されて色黒細マッチョになってしまい、更に孤立しお金もなくなったので、出会い系でお小遣い稼ぎをはじめてしまう。
…おバカ受けは嫌いじゃないし、アマゾンでもめちゃくちゃ評価が高かったので読んでみたのだけれど…しかし…。
ちょっと受けが色々しんどい。大学で友達が出来ないのとか、外見が変わったせいで怖がられてしまうのとかは状況的にしんどい。いくら上京したばかりとはいえ勧誘に騙されて散財したり、出会い系でお金を稼ぐのは馬鹿すぎてしんどい。色々な意味で見てられなくて辛い。
歓迎会の自己紹介で、受けが自分と同じマイナーバンドが好きと言ったことで興味を持って、それから受けをこっそり見つめていた攻めはかわいいのだけれど、隠し撮りとかしてたんなら、受けのだめスパイラルにもっと早く気づいて、せめて出会い系を始める前に助けてあげてほしかった。
BLというか萌えとしては、せめてこの後のお話、つまり二人が成長して仲を深めていく話があればと思うので、結末はえっここで終わり!?という感じだった。受けの外見も清純派に戻ってほしかった…。
吸血鬼の血を引いていて男性のあれで我慢している受け、なついてくれる大学の後輩と作業をしてたら急激に飢えて襲ってしまい、すごくおいしい。
少々ネタバレになる。
オーソドックスだけど面白かった。攻めが実家に戻り受けがどうしても飢えてしまい…というのはオーソドックスではないかも。どうも攻めが吸血鬼という性質をそこまで真剣に受け取っていない感じがして、性欲ではなく生理現象として仕方がないんだとか、そのあたりを吸血鬼ものとしてもっと掘り下げてほしかった。
オメガバース、猫や犬の血を引く人々の世界。家猫オメガが山犬アルファを助けてなつかれて。
メインCPの恋愛感情が少々物足りない気がした。息子とお医者さんの方が萌える感じ。
ヤクザの車のオカマを掘ってしまい大金が必要になったおバカチャラ男が、ゲイ向け出会い系の相手になんとか奉仕しようとするものの。
受けが憎めないおバカでかわいい。攻めも含めていい方にかわっていくのもいい。お手伝いさんもいい。ヤクザのオカマを掘って実際に車がへこんでいるのに100万なら安いのでは…とか、攻めが副業?でお店出してるあたりは少々ご都合主義的ではあった。
オメガバース、一流の男と結ばれたいオメガが暴れ牛を華麗に捕まえた攻め=オメガの会社にやってきた社長アルファをおとすために、あれこれ頑張るが相手が天然で。
トンデモギャグの部分は面白かった。キャラがいまひとつで、受けが社長を独り占めしようと幼馴染を追い出したりするあたりからちょっと受け入れられなかった。攻めが受けに惹かれた理由も腑に落ちない。
Kindle Ultimated。
大学の柔道部の後輩が先輩に告白し、性欲過多で女性に振られ続けていた先輩は男子もありかもと付き合うことに。
もうちょっとラブ面も書いてほしかった。
Kindle Ultimated。
タイトルの通りで長年のケンカップルのお話。
Kindle Ultimated、単話版1~5話。
山神様に嫁を差し出す一族、姉たちが嫌がったので男子が嫁ぐことになり。
ありがちな話であまり広がりはなかったかも。異世界から戻ってこられないのかとか、不明な部分が多い。
清らかな身体の人間が魔法少年にされて、変身を解くにはエッチしなきゃならない話。
変身を解く相手が一回きりなので、いろんな人としなきゃいけないのでBL的にはキツイ設定なのだけれど、それを覆すような面白みが残念ながらないので、作品としても残念な感じ。あと受けの変身後の外見が元の外見とは変わりすぎるのもしんどい。
Kindle Ultimated、単話版1~5話。
サークルの陰キャ後輩を飲み会で手ひどくふったイケメン先輩、複数交際をしつつ風俗に行きつつ、次第におかしな運命に巻き込まれ。
少々ネタバレかも。
こういう流れなのでメリーバッドエンドなのはともかく、執着系サイコパス攻めはやはりあまり好きになれないかも…。
Kindle Ultimated、単話版1~6話。
三人組アイドルのハルくんのおっかけというかストーカーをしているダサ眼鏡リーマンが、ネコだったハルくんに次第に認知されキモがられながら次第に親しくなって。
すごく面白かった。攻めの顔を覚えずキモがる受けが容赦なく、しかし助けられたりして受け入れてからはキモいといいつつしっかり恋人扱いしていくのがさっぱりしていて素直でとてもいい。そしていつまでも下僕体質な攻めもいいし、イメージプレイをさせられてなんとかドSの演技をしたりするのもいい。メガネをはずすとイケメンぽいのに、受けがその素顔にこだわらないのも愛を感じる。もっと続きを読みたいなあ。
Kindle Ultimated、単話版1~5話。
モテるイケメンリーマンのレイちゃんはオネエのゲイで、冴えない同僚や道端のチャラ系美容師をひっかけて楽しんでるけど、同居人の年下幼馴染はそれをよく思っておらず。
相手がいっぱい出てくるのでどうなるのかとハラハラしたけど、暗くならない終わり方でよかった。レイちゃんはドンキっぽいお店でコスメを買うのがあまりキャラに合わないかもと思った。
陰キャでゲイの受けが、大学の寮で隣室のジョックがすきで、煮詰まって告白したらしてみることになって。
元が同人誌なのかな?雰囲気がよく面白かったんだけれど、絵が雑すぎる…。受けがオッドアイらしいのだけれど、絵がよくわからないので確信が持てなかったし、色についての言葉での説明もなく、表紙を見て一応青とブラウンなのかな?とは確認したけれど、作中で説明してほしい。展開もいきなり飛ぶというかミニエピソードを挟むような感じでわかりにくい。病んだ受けとお話は面白いだけにもったいないなと思う。
Kindle Ultimated、単話版1~6話。
旧校舎で出会った謎の美少年は何者なのか。
美少年の正体はちょっと意外だった…。
長らく人間との契約にありつけず金欠な悪魔が、久々の召喚にとびついたら、最高に気持ち良い体験がしたい、しかも君と、とかいう最低な人間で、一生懸命ご奉仕するけどなかなか最高、とまではいかずにどうしよう。
なんかすっごいツボにはまって好きです。なんだろう…微妙なゆるさとかがいいのかなあ、わからないけどすごいツボです。
攻めは魂の値段がクリームパン一個程度に落ち込んでしまう最低野郎で、その理由もだいたいわかるんだけど、最低っぷりがもうちょっと書かれていてもよかったかも。攻めが気づいた最高の定義とか、受けに言おうとしたこととか、結構はっきり書かれていない部分もあって、書いてほしくもあるけど余韻にもなっている。
受けは、絵としてはあんまりかわいくないんだけど(笑、雰囲気と性格がとてもかわいい。
受けの兄もいい奴だしかわいくて、友人とのお話があったのはよかった。
攻めの友人とかももう少し出てきてほしかった。
後日談の過去話もよかった。
というわけで、普通に面白いとは思うんだけどどこがどう、という感じではなく、個人的にツボなんだろうという感じもするので、万人向けなのかはわからないけど私は好きです。
大学の事務職員が、未開の部族から来る留学生の面倒をみることになって。
アマゾンの評価がすごく高かったので気になっていて読んでみた。面白かった。BLとしてはわりと普通の展開なので、部族の設定とかの異世界感がプラスされて面白みになっている感じ。攻めが日本での生活や日本語にすごく苦労して頑張っている描写があるのに、後から来た弟がすぐに馴染んでいるのは違和感があった。絵的には受けがもう少しだけかわいいもしくは美人でもいいと思った。
イケメン金持ち攻めなのに恋がうまくいかなくて、さまざまなタイプの受けに挑み失恋していく話。
BLとしては異色で恋人がどんどんかわっていくので、ああ、源氏物語に萌えていた当時の読者はこんな感じで読んでいたのかなあとかちょっと思った。BLとしては最後の恋人が気になるわけで、まあ予想通りだったけど淡々としすぎていて(笑、攻めの受けへのラブとか特別感がもう少しあるとよかった。
押しアイドルが結婚引退?してしまった心の穴に、異動してきた同期のイケメンが入り込んで同期オタになってしまって。
受けの同期オタっぷりがなんか中途半端というか、同期の使った付箋とか集めるのはただのストーカーだし、アイドルにはできないことなので、なんか同期押しになったという感じがしなかった。同期は同期で、登場場面がいきなり隣室で女性とどうのこうのなので読者としてはドン引きしてしまい、あまり好きになれなかった。設定は面白いと思ったんだけれど謎采配だった。
転校を機にオタクを隠してリア充デビューした受けが、怖がられている留年生と親しくなって。
面白いし良かったんだけど、オタクを隠してリア充ぶろうとしている受けが時々痛々しい。攻めはオタクでも気にしない、頑張っている自分も自分、という展開なので、リア充ぶろうとしていた必死さがなんか空回りというか、良くも悪くも評価されていないからかな。攻めが受けを好きになった理由が、かわいい以外にもう少し書かれていれば相殺されたのではという気がする。
仕事も人間関係もうまくいかずSNSで愚痴りまくりのフツメン…陰キャ?が、親切なコメントくれるフォロワーと会ったらイケメン俳優で。
…なんか、すごく痛い…見てられない感じ。陰キャは愚痴っぷりとかマイナス思考とか、かなり友だちになりたくない感じ。俳優は俳優でイケメン俳優の一挙一動に動揺する陰キャに笑いをこらえたり、まあ気持ちはわかるけどでもなあ、という感じ。二人ともそこから成長した、んだろうけど、その過程でのお互いの試し行為みたいな、こうしたら反応くれるかな?みたいな行動とかもいたたまれない。悪い意味で現実にありそう、居そうな展開と二人で、面白い面白くないの前に、見ていてしんどい。
糸目のAVスカウトマンと警察官の続き。
2が出たーと思ったらまだ続くようで、すごく気になるところで切れている…!
攻めが某破天荒落語家さんのイメージである。
顔の怖い新入生がさわやか天然かわいい弓道部の先輩に恋。
もう少し表題作を読みたかった。先輩サイドの心情をもう少し書いてほしかった。
素敵な攻め様を育成する管理局の落ちこぼれが、自身が素敵な攻め様な同僚に張り合いつついろんなCPを作ろうとしてうまくいかない話。
アホ設定は面白いけどいまいち活かしきれてないしはじけていない感じで少々残念。ポケモンバトルみたいな手持ちの攻めバトルとかちょっと面白かったけど、どうせなら手持ちの攻め同士で口説きあえばいいのにと思った。そしてこういうきわもの設定だと恋愛面はどうしても手薄になりがちだし、今作もやはりいまひとつだった。
攻め様っていい方が今風に感じるので自分も年をとったと思う…。
番長代理の美人が、北から各地の番長を倒しながらやってきた転校生にキスされまして。
絵が綺麗でお話も面白く、シュールギャグっぽさもあり素晴らしい。二人プラス美人の憧れの番長など、皆魅力的だし三角関係的な恋愛もしっかり書かれている。
Kindle Ultimated。
大学の映研の後輩に好意を寄せられつつ、幼い頃のトラウマで前向きになれない受けが、後輩と一緒にその元となった洋館を訪ねてみる。
受けが長年気に病んでいたことがあっさりひっくり返されて、あーよかった、ってなっているのがなんだか納得できない。辛かっただろうに、考え違いで良かったね、でいいのかな。
Kindle Ultimated。
自分の能力に自信がない華道の時期家元が、部屋の鏡から花の咲き乱れる異世界に行って王子様に出会う。
二人の名前が同じ由来なのと、そのせいもあってか家元が妙な名前で呼ばれているのが気になった。
顔が怖い猛虎くんがかわいい男子と知り合って。
あらすじのままという感じで、あまり印象に残らなかった。
高校の時の同級生で駆け出しの舞台俳優に貢ぐため、同居してAV出てお金作ってる受け。AVで共演した写真家志望の子が好きになってくれたけど…。
以下ネタバレぎみです。
…すっきりしない!
写真家志望の子はなんでAV出たんだっけ…。
俳優は受けには感謝してて好きでもあるっぽい?でも恋人にはなれない?ということなのか。あの金遣いのあらさ(受けのお金)とか女の子連れ込んで受けを裸で放り出したことの説明や弁明にはならないよね?あと、高校の頃はもう少し普通っぽい人だったのに、なんでこんな非道になってんの。受けに見限らせるためとか、なんかもう少し説明や理由が欲しかった。
受けは結局俳優の顔が一番好きということは最後まで変わらず、かといって顔だけが好みなだけで、攻めのことを本当に好きになった、という感じもしない。
作者の伝えたい内容とはかけ離れて理解してしまっている可能性もあるけど、その場合もやっぱり説明不足ということだと思う。ということですっきりしなかった。
幼い頃は天使のようだったのに、今はイケメンになってしまって、かわいくないので傷ついている高校生が、昔のかわいい頃を知っている同級生と再会して。
なんかよくわからんかった…。かわいくなくてショックなイケメンという設定はすごくいいと思うし、つまらなかったわけではないんだけど、なんか異様にキャラが多かった。
受けを取り巻く上級生?を含めた仲良しグループがあって、学年も超えてるのでなんの集まりなのかよくわからないし、なんか皆受けを心配したり(心配はトラウマのせいだろうけど)かわいがったりしてるのが、背景がわからないので異様。攻めは同じ学校で、兄が受けの仲良しグループにいるのに、いくら特進クラスだかなんだかだとはいえなぜ今まで受けと再会せずに済んでたのか。
受けのトラウマの元になった男はただの最低野郎っぽいけど、描写が少なすぎてもう少し掘り下げてほしかった。受けにつきまとうカワイコちゃんも、ただのカンフル剤なのだったらもう少し描写薄くていいし、逆に重要キャラにするのならライバル攻めくらいにはなってほしかった。
というわけで、とにかく人が多すぎる。
エロゲが趣味のリーマンが褐色ねこみみっ娘ヒロインを攻略しようとしていたら、褐色角ありの異世界の皇子が現れて、異世界の平穏のために身体を捧げに来たらしく。
設定とか面白いし、皇子が健気でいいキャラで、エロゲとかで勉強しようとするのとか面白かったんだけれど、何かひと味足りない…。主人公がもう少し何か魅力があるとよかったかも。
単話版1~6話、3話まではKindle Ultimated。
不幸体質の高校生が、近所のお兄さんにえっちなおまじないしてもらうとちょっとの間運がよくなるんだけど、幸運体質の転校生が友達になってから不運が相殺されてる?
面白かった。途中まで、作品のほんわかムードのわりに近所のお兄さんが受けを騙しているのがエグすぎるな…という感じだったんだけど、読み終わってみると何というか、コメディではないけれど軽い感じのお話として読んでよかったのかな、というか。お兄さんとは結局どこまで…というのも謎。あと名前がまんますぎて、少々残念。
短編集、表題作は心霊の嫌いな攻めと霊感体質で複数の霊に憑かれてなかよくなってしまっている受け。
世話焼きの霊がいたり面白くなりそうなんだけど、面白くなる前に終わってしまっている感じ。他の短編もおおむねそういう印象で、もう少し長めのお話の方が作家さんの持ち味がでるのかなという気がした。
フランス帰りのパティシエ?が、近所の和菓子屋人気に嫉妬して偵察に行き同年代の二代目?職人に惚れてしまう。
キャラがたっていない感じで、特にパティシエは和菓子職人への嫉妬やうじうじが子供っぽく、せっかくフランス帰りでフランス語使ったりするのに情熱的とかいう感じでもなく、表面的だった。和菓子職人も落ち着いていて率直、というくらいで、印象が薄くなってしまっていた。
緊縛が続く。
イケメンを縛って犯されるのが好きな縄師のところに、付き合いのある組長さんから訳ありのヤクザを預かって欲しいと言われ、めちゃくちゃ好みで困る。
面白かった!安定の筋先生。ヤクザの過去とかかわいそう。でも縄師が幸せにしてくれるはず。縄があんまし活きてないかなあというのは少々あった。
Kindle Ultimated、単話版1~10話。
その人の精神を具現化したような鳥が見えるリーマン、その能力で営業で大活躍だけど疲れるし罪悪感もある。その様子をみた仲の良い同僚に長髪オネエのイケメン縄師を紹介されて、縛られて開放されることを知り、また大人になっても鳥が雛のままの自分と同じように縄師の鳥も雛であることに興味をもつ。
すごく面白かった!設定もいいし、展開もいい。絵がレトロなので好みは分かれるだろうけれど個人的にはすごく好き。縄師の元カレの話はもうちょっと救いがあるとよかったとは思う。あと、縄師の髪は残念…!
Kindle Ultimated、単話版1~10話。
さわがしくて彼女が出来ない大学生が、酔って隣の部屋の社会人と寝てしまったぽくて。
普通のお話だけどそこそこ面白かった。
Kindle Ultimated、単話版1~15話まで。
幼馴染のいつきとはる、元気な性格だけど実は身体の弱いいつきがはるの部屋に一週間だけ泊めてと転がり込んできて。
いつきが部屋が汚い設定がなんだか似合わなかったのと、はるの最初の塩対応が設定にあわない感じがした。
Kindle Ultimated、単話版1~10話。
大学の学生寮、向かいの部屋のがさつな男=自分のルームメイトの友人が好きな、社交の苦手なまじめちゃんの話。
内容としては普通だけれど、面白かった。
Kindle Ultimatedで単話版1~4話、5話は購入。
死者を導く天使が仕事に疲れ、徳を減らして左遷されたいと、遊んで暮らしているボンボンの元に悪いことを教わりにくる。
面白かった。ただ、天使が和服風の衣装なこととか、天使がボンボンを選んだ理由がいろいろ言われてわかりにくくなってしまったこととか、少々残念。天使とボンボンの名前が同じというのも、意味はちゃんとあるけどもわかりにくい。でもみんないいところのあるキャラでよかった。
ひょんなことからイケメン俳優がゲイだと知ってしまったゲイの大道具さんが、俳優のマネージャーに秘密を守るためにと無理やりパートナーに指名されてしまう。傍若無人な俳優にいらついていたけど、実はED気味で悩み深き俳優に次第にほだされて。
面白かったけど、俳優にいろいろ内心や過去があって、結構印象がころころかわっていっちゃうのでつかみづらかった。
借金のかたにAVに出演させられ、うまくいかないのでゲイビに出ろとヤクザ?に脅されていたら、高校の同級生だったイケメン俳優が登場し、借金の肩代わりをするかわりに自分に奉仕しろよとおっしゃる。
面白かった。受けが浮世離れしてて攻めに興味がなかったり心にささるようなこと言ったりするのが面白い。攻めに尽くし始めるきっかけがもう少しはっきり描かれてるとよりよかったかも。
男性BA同士、一生懸命な受けはイケメンで売れっ子なのにやる気のない攻めにいらいら。
なんというのか、お話の展開がスムーズでない感じというか、展開がゆっくりすぎるのか、なんだか読みにくかった。
イケメン(の顔だけが)好き男子、イケメンの写真を盗撮してたら本人にバレて、いじめられ弄ばれるのだけれど、なんか彼のこと好きだと勘違いされてるっぽい。
イケメン好きの受けがキャラが立ってないというか、イケメンの鑑賞が好きということ以外わからず、攻めをいつ好きになったのかもよくわからず、なんか消化不良。絵は巧い。
しかし内容よりも、150ページで700円という暴利っぷりにむっとした…きちんと確認すればよかったのだが、この値段で200ページないとは思わなかったもの…。
なんか電子書籍って異様に高いものが結構あって、こういううっかり買いはなくならないと思うので、案外に淘汰されなさそう。
モテる双子の弟に劣等感を感じつつ、実家の美容院で働く美容師さんと距離が近づいていって。
少々描写が薄く、もう少し長いお話で読みたかった。双子の弟は兄が好きなのか?とか、美容師のタトゥーは傷跡隠し?とか、なんとなくほのめかされただけなので物足りない印象。
なかなかデビューできない漫画家志望の青年がポルノ誌に持ち込みをすることになり、担当がいい人だと思ったら手を出されて。
絵がうまい。受けが未遂も含めて他の人ともあるのは少々微妙。攻めが精神的に幼げ。ちょっとイケメンすぎる(漫画家志望にしては、ではなくて、性格がいけてないから)ので、もう少しもさくてもよかったかも。
男のおもらしに萌えるナンバーワンホストが、元ホストのむかつくオーナーにいやがらせをしようとして、おもらしさせたらすごく好みだった。
おもらしものって具体的に想像するとえぐいよね。においとか…。
陶芸家にやとわれたコンサルタントが、依頼主の弟にやたらつっかかられて困る。
受けが自分勝手すぎ。居場所がなくなったような気がして傷つくのはわかるし、好きな兄や兄の妻に憤りをぶつけられずに他人の攻めに逆恨みするのもわからなくはないけど、やることが陰湿だし、赤の他人、しかも仕事だから強く出られない相手にこういう態度は失礼すぎ。なぜ攻めが受けを好きになったのか謎。
転校を繰り返して愛想笑いがうまくなった受けが、みんなに恐れられている不良に愛想笑いを指摘されて。
普通に面白かった。攻めの顔の傷がかなり大きいのでポメラニアンのせいというのが少々不思議。お医者さんももう少し痕が残らないように処置するはずでは。
顕がデレるというので楽しみにしてたけど、思っていたほどではなかったというか、顕は顕だった(笑。ツンデレというか、ムッツリデレという感じだった。
途中で飽きてしまって、読みきれなかった。キャラ設定だけ盛り込んでとっちらかった感じ。台詞での説明が多い。原作小説が先にあるのかな。
つとめているクラブに毎晩いて女の子とっかえひっかえしてるチャラ男に、ひょんなことから手作り朝食を食べさせてもらって親しくなって。
面白かった。展開がややぎくしゃくしているというか、朝食を振る舞うのとか少々唐突な気はした。受けは遊び方がへたな印象になってしまっている気がして、中身が不器用なのでわからなくはないんだけど、ギャップ萌え的には表面上もう少しうまく振る舞えるキャラでもよかった気がする。
なんか全般にすごい汗だくな印象で、夏のお話だっけ?浴衣イベントとかあったから夏か。
月の王のうさぎを使役する男が主人公の、御伽噺のオムニバス。
雰囲気がよい。BLっけは薄め。
古中華風。毒を餌として美しい羽になる鳥を育てていて、ある理由から引退して武人になった男が、兄の残した鳥とかかわることに。
絵がきれいなんだけれど鳥の構造がよくわからなかった。
売れない若手俳優が売れっ子俳優の付き人になってマイフェアレディされていく話。
面白かったんだけど、受けがあまり可愛くないというか花がないような…。
父親が経営しているボクシングジムのトレーナーをしているゲイの受けが、道端でロシア系のチンピラの喧嘩に巻き込まれ、その才能に一目惚れ。
とにかく絵もお話も素晴らしい。この作家さんはほんとストーリーテラーで絵もうまいしいいですね。
お話はすごく特色があるとかではないけれど、設定や描き方がしっかりしていていて骨太。攻めが巻き込まれた団体が少々わかりにくかったのと、兄の感情とかもわかりづらくてメンバーの描写がもうちょっと欲しかったけど、でもあまり書き込まれると辛かったかも。攻めが地下闘技場に行ったときはもうカタギに戻れないのかなと思ってたけど、最終的にはトップの判断だけで動いている感じの団体だったってことなのかな。
キャラもみんないい。受けは凛々しく可愛く、けれど弱い部分もあって普通の人なんだけどいい。攻めは数奇な運命をたどっているのに地に足がついている感じがするし、攻めの内心を描くための、テレビゲームをプレイしているちび天使とちび悪魔という発想がすばらしい。そしてかわいい。どうやら理性=機械的判断=天使、感情=無駄なもの=悪魔という分担をしてきているようで、だから悪魔のほうが人間味があってかわいいというのもいい。いや天使もかわいいけど。
裏ではえっちな配信もしてるネットのオメガアイドルに会えることになってワクワクなオメガの話。
後半わりと壮絶。攻めの容貌が謎で、なぜ受けが気づかないのかとか不思議。結構展開がややこしくて少々わかりにくいこともあり、もう一度読みたい。
高校生カップル、攻めには忘れられない人がいるのはわかってはいたけど…。
えー。つらい。攻めの忘れられない恋愛の話が半分以上を占めているのと、受けが菩薩過ぎて簡単に受け入れちゃうのがつらい。
攻めにとって受けが一番になったこととかその経緯をもうちょっとしっかり描いてほしかった…。受けの苦しみも描いてほしかったけど、それもかわいそうだしなあ…。
天使がかわいい悪魔を拾って天界に持ち帰り。
悪魔の父親のこととかいろいろ設定があるけど、どれも浅くて薄い印象だった。天使が悪魔に惚れたのもかわいがっているのも印象が薄い。
ゲイ向けの出会い系で会ったイケメンと大学の学園祭イベント?で再会して、セフレっぽい関係に。
面白かったけど、やや設定がぶれてる感じがして、攻めは惚れられたくないからグラサンしてたのに受けに素顔でわざわざからんでくるのとか、受けの露出好き設定があまり後半活きないのとかは気になった。
社畜リーマンが駅で飛び込みそうになったら、謎の大学生に口説かれまして。
普通に面白かった。
受けがバカすぎて快楽を求めてアナル開発をしたり攻めに抱いてもらったりするのに、ホモとかないでしょとか言ってる話。
とはいえ後半流石にどぎまぎしてしまうので、バカを貫いてほしかったけど、それではお話にならないかな…。
薔薇の紋章が現れたせいで剣の紋章を持つ王子に嫁がなければならなくなった騎士の話。
王子が騎士を信じきれなかったあたりは少々淋しいけど妥当でもあるのでいいんだけど、その後急に溺愛設定になってしまうので、もう少しその辺りの気持ちの変化を丁寧に書いてほしかったという気がした。
攻めの兄弟が出てきたりな二巻。
攻めが受けに執着はしているっぽいんだけど、何考えてるのかよくわからないので、もう少し描写がほしい気はした。
Kindle Ultimated。
優秀な同期に押し倒される話。
普通に面白かった。
表紙絵のデッサンが微妙なんだけど、本文は大丈夫です、というアマゾンレビューが頼もしい(笑。
Kindle Ultimated。
無愛想な後輩×その後輩の家にほぼ押しかけ同居の先輩。
先輩が押しかけすぎ(笑、という感じだった。
Kindle Ultimated。
バイト先の無表情後輩に告白されて、なんだか気になり始めてしまって。
普通に面白かった。
Kindle Ultimated。
仕事がうまくいかずに実家に戻ってきたシナリオライターが、昔なつかれていた隣家の子供がイケメン高校生になっていてまだ自分を慕ってくれるので調子にのってしまいます。
受けがかわいくないしマダオ…(笑。前半はまじダメ太郎がイケメン高校生に憧れと恋情でぐいぐい来られて調子に乗ってる感じで、大丈夫か…?と思っていたら、後半で更生してよかった。
おじさんののこした喫茶店に行ったら、付喪神だらけでして。
ルチルだからBLでいいのかな。まだそういう感じは全然ない。
おだやかのんびりで雰囲気はいいので好きなんだけど、全然BLっぽさはないのと、いつもみんなで同じ方向にわーわー言ってしまってる雰囲気で、漫画よりも小説のほうがよかったかもという気はする。
手を怪我させてしまったポルノ作家のところで、ポルノ原稿を口述筆記することになった大学生。
映画になったらしく、映画っぽい展開だった。書き割りがざっと倒れるような感じでの転換があり面白かった。
かわいいウリ専ボーイが恨みをかう話と、罰ゲームで男性向け風俗店に来たノンケホストがメロメロにされ数年後な話と、バツイチ男と家事サービス青年の話。
どれも面白かったけれど、短編なのでもう少し長めに読みたい感じはあった。
Kindle Ultimated。
三十歳までに死にたいと思っている男が彼女にフラレて落ち込んでいたら、団地で隣に住んでいるゲイカップルに巻き込まれ。
結構ジェットコースター。カップルの無口男とパリピはこの作家らしいキャラで、パリピは常にラリってるみたいなテンションだなあと思っていたら本当に薬をやっていた。受けが良くも悪くも普通の人なのでなぜ二人が執着するのかなと思ってたけど、二人にはつなぎが必要で、受けは受け入れてくれる人で、とか、いろいろな結構厳しい条件をくぐり抜けていたんだなあと思った。受けが社会に出て結構うまくやれているのもなんだか分かる気がする。
Kindle Ultimated。
非人間がやっているカフェ「安穏」(=アンノウン?)だけど、裏では警察の依頼で不思議な事件を解決している。
最終的には面白かったけど、最初はよくわからなかった。店員の若者が、店長?のおじさんを好きっぽい?でもなんで?という感じだった。設定がわかってみると結構壮絶で、続きが読みたい。でも連載とかはしていないっぽい?
スポーツエリート校に、学力をあげるためだけの通称家畜として無料で入った受け。スポーツエリート先輩カップルの片割れに興味を持たれたせいで、その恋人に間男としていびられることになり。
面白かった。絵がちょっと昔のアニメ絵っぽいくせがある。受けが間男という言葉が似合わない(笑。3Pになるのかと思ったらそうではなく、失礼かもしれないが意外としっかり恋愛や成長が描かれていてよかった。
仕事の出来る男が、何も出来ないので犬扱いしていた部下がエッチが得意とか言い出して、しかも犬に目覚めていたようでちょっと引きつつ。
面白かったんだけど、部下がずっと暗黒微笑気味なので、もう少し上司への愛を描いてほしかった。
後半は上司の同僚のタチ専氏がウリ専に抱かれてしまう話で、受けの褐色肌フェチぶりが面白い。受けと前半の同僚が実は仲がいいのも面白い。
二年のグループのボスに対抗する一年のグループのボスが、なんかキスされて意識してしまって。
普通に面白かった。
ヤンキーものってすごく増えたのと、なんかグループとか作るヤンキーファンタジーみたいのが少しずつ共同幻想化してる感じで面白い。ファンタジーだと割り切れれば面白いと思う。
甘い物好きのこわもて高校生に、後輩が甘い物をくれる話。
期待よりも普通だった印象。
蜘蛛の妖怪とお坊さん。後半は竜宮の王子様と蛸。
蜘蛛が蜘蛛になると手足がいっぱいでシュールだ…。竜宮の王子様がかっこいい。
セクサロイドに改造された受けと実験?を押し付けられた研究者。
受けが可哀想かわいいけれど、前半はやはり可哀相が勝っていてエグい。後半は意外なくらい日常的な話になり、家の外の世界はどうなっているんだろうという疑問はあるけれど、二人が幸せならいいかという気分になる。
少し前に読んだ。
大学教員が売り専の子を初めて頼んでみたら自分の講義とってる子で。
普通に面白かった。
おじさんフェチのイケメンの家に来た何でも屋のなんでもないおじさんがかわいい話。
普通に面白かった。
少し前に読んだ。
カップルのふりして出張ホストを頼んで彼氏といちゃいちゃするのを味わいたかった受け。前半ギャグ色強いのに後半まじめに盛り上がり、ギャグも落差もトンデモだけど、なかなか面白かった。
少し前に読んだ。
人当たりはいいが来るもの拒まずな編集者とスランプ中の作家。作家がやばいのかと思えば編集者もやばかった話。作家の対応が最終的に力技になっていた。
両親の再婚で兄弟になった女嫌いの兄と、女遊びの激しい弟。弟の進学をきっかけに同居することになって。
兄のトラウマとか進路のこととかタイトルにもあるインスタントラーメンのこととかいろいろ特色を出そうとしているとは思うんだけれど、うまくまとまっていない感じで、本筋はわりとよくある話なのであまり印象が残らなかった。
コーヒーショップの店員が、常連のリーマンいいなと思っていたら実はド変態でそんなことになり。
読み切りの予定だったのではなかろうか、第一話が強烈な感じなのだけれど、二話からわりと普通のBLなので、なんだかちぐはぐな印象だった。
アルファに養ってもらいたいオメガの受けは、ベータの幼馴染セフレにお世話になりつつ合コン三昧、でも番になったアルファはハーレム志向で。
これは…キツイ…面白いとか面白くないとか以前に、個人的に無理な展開だった…。
『今夜も眠れない』の続編。
悪魔の元婚約者と悪魔の彼氏の家の前に住んでるオカルト青年の話。
元婚約者はかわいいのだけれど、オカルト青年があまり魅力を感じられずにやはり少々消化不良。
悪魔と普通の青年。
なんだか悪魔の婚約者が外見も性格も一番かわいいので、私にしてはめずらしく主役CPにあまり興味が持てず、なんとなく消化不良。
オメガバース、アルファの双子に拾われた借金持ちのオメガ。
面白かったというか、実は3Pものが好きかもしれないと最近思い始めました。難しい設定なので、面白い3Pものは貴重だとも思う。やっぱりフィクションなので、現実にはよろしくない設定も面白いと思う。
執着し合う双子と受けに対する温度差の昇華や、その中にうまく居場所をみつけていく受けが、とても面白かった。
目が青くかわった性質から一人で神社に暮らす受け。宝物殿の淫魔の壺を興味本位で開けたら何か出てきたけれど、実は魔王で。
淫魔と勘違いの辺りはコメディタッチだし、魔王が現代のものに驚いたりするあたりは典型的な展開という感じだったんだけれど、後半が結構壮絶。一人で神社を切り盛りするとか地元の有力者が支援しているとか妙な暮らしぶりの理由が後に判明して、かなりかわいそう受け。魔王の顛末もすごい。お話の収集という点でも、この二人の恋愛ものという点でも、よくこの結末におさまったなあ、と感心してしまった。
アマゾンでも正式タイトルが伏せ字にされている。
いろいろうまく行かない受けがラノベ作家に拾われて、タイトルのような生活に。
感想としては、その堕落生活が思ったよりは短かった(笑。
Kindle Ultimated。
見覚えのある不良は少年野球でかっこよかった幼馴染でしたが、過去に触れられたくないようで。
すごく大きな起伏はなく、普通のお話だった印象。
受け大統領とSPの話。
最初は何も考えずに大統領=アメリカと思い込んでいたので、規模が小さくて違和感があった。読み飛ばしてしまったのかもしれないけど、SPは××、の中身がわからなかった。
オメガバース、とにかく働きたくないオメガが、見舞いに来た同僚のアルファに番にされてしまう話。
うーん…薬が効かないと嘘ついて毎月発情期休暇をとる受けも、勝手に番にしてしまう攻めも、いくら漫画とはいえ倫理的にどうかと…。特にダラダラ受けはクズ野郎設定、なのかもしれないけど、なんかクズっぷりが中途半端というか、社会人としてどうよ…という感想だけになってしまったので、もっと突き抜けてくれていたほうがかえってフィクションとして受け入れやすかったかもしれない。
天涯孤独で借金をおってしまった受けが、再会した高校の同級生が、体を売るくらいなら自分のところに来いということで。
受けが幸薄そうなのが珍しいかも。後半で攻めおじいちゃんのおつかいクエストがはじまって、流れが少々読めないので、今後どうなるのか楽しみ。
警官とかわいいヤクザのお話。
多分、一巻(か、もしかしたら二巻くらいまで)は刊行時に購入していて、悪くないけれど続刊はいいかな…と思ったと思う。それがこんなに続いていたことに驚いた(笑。そして、ボリュームを求めていた時だったのでとてもありがたかった。そして、十二巻でまだ終わっていなかったのがびっくりうれしかったのでした。
ヤクザのアキがとにかくカワイイのと、警官の朝春がふつうのイケメンなのにすごく個性的な顔である気がして、ビジュアルはどちらも好きです。朝春が優しいいい人なんだけど、博愛で感情の起伏は乏しいという設定もいい。その朝春がアキにだけはめろめろでむっつりなのもいい。アキにさんざん迷惑を掛けられてもほとんど怒らないのがすごい(笑。一方、アキは迷惑天然おバカ受けなんだけれど、朝春が怒らないのと、あととにかくカワイイせいか、読者のほうも許容してしまうのがすごい。でもアキは自分の誕生日も朝春の誕生日もデートがだめになっても全然怒らないし一緒にいられればうれしいなんて本気でいってるので、それはかわいいわけですよね。
脇キャラもいろいろいいし、なんかもう可能な限り引き伸ばして続けてほしい。
高校の寮でゲイとノンケのルームメイト、ノンケの所属する映研でBL映画をとることになり、ゲイのこに(ゲイとは知らずに)主役を頼むことになり。
雰囲気もよく、絵もリリカルでかわいい。映研の仲間たちも最初はくどく感じたけれど、全体を通してみればまとまりよかった感じ。ただ、冒頭で二人がお互い迷惑かけません、口説きません等とカメラの前で宣言している場面が大事だったと思うので、それがなしくずし的にどうでもよくなってしまった感じなのは残念だった。あれが物語の展開に活きていればかなりの傑作になったと思うので。
恋愛体質なのに付き合い始めてはフラレてばかりのショップ店長が、通りすがりに告白してきたこと付き合いはじめたけれど、なんか8時が門限とかでエッチしかしてない…。
門限の理由があんまり納得できなくて、タイトルでもあるのでもう少し説明や解消時のカタルシスが欲しかった。とはいえそれも含めて、やや非現実的なふわふわ感のあるお話で、雰囲気があって面白かった。
新しい上司は仕事が出来るらしいけれど外見もっさりの童貞で、なんか付き合い方を教えてほしいとか言われまして。
受けが体育会系という設定とか、攻めがスーツで決めるとイケメンとか超絶テクとか、ベタなのか設定盛り込み過ぎなのか、なんかとっちらかってしまっている印象だった。
離婚を契機に人生がうまくいかなくなったエリートが、かつて自分に告白してきた元同級生が隣に越してきて、ノンケの同居人にラブなのを知って脅してあれこれ。
攻めがクズなんだけど、同情できるところや憎めない部分があるわけでもなく、どうしようもない感じだった。受けのビジネスパートナーのノンケにもう少し頑張ってほしかった。
女子が血を吸われたがる純血エリートだけど人間を家畜にしか思ってない吸血鬼と、彼に血を座れ食料供給者にされてしまった同級生。
設定とお話はそれほど変わっているわけではなく、絵が少々平面的でもありせいか、なんとなく淡々とした印象だった。
目付きが悪いのがコンプレックスのこが仕事を紹介してもらう手はずで出向いたら、ゲイ向け出会い系の待ち合わせ相手と間違えられて、目付きの悪い花屋さんに連れて行かれる。
正直期待したほど面白く感じられなかった。花屋さんで働き始めるあたりからなんだか微妙になっていったような気もする…。
イケメンモテ男野球選手と、うぶな新人アナウンサーのお話。
攻めのライバルと攻めの元カレの前作があったのか…。攻めは元カレと婚約(男どうしてどうして…笑)までしていたそうなので、受けへのラブはもっとはっちゃけてほしかった気がする。
攻めにモデルはいるのか、いるとしたら誰なのかわからないけど、最近こういう感じのイケメン野球選手いるよね、という感じのキャラだった。
隣に住む幼馴染の超お金持ち攻めと超庶民受け。下宿のまかないさんになった受けのところに、留学を終えた攻めが下宿し始めて。
タイトルが謎…素朴かわいいお話なので、もう少しかわいいタイトルでよかった…。大きな展開はないけれど、ほのぼのと楽しめる感じ。
以下続刊なのだけど、4巻である程度切りの良いところまで入っていたので結果的によかった…。
ケンカの強い狂犬兄弟と、兄弟に憧れて強い男を目指して金髪にしてもただかわゆいだけのきららは隣の家の幼馴染、昔は同い年の弟とも仲良くしてて、中学に入り恋心に気づいたものの、いつからか距離を置かれるようになる。
きららがとにかくかわゆい。外見はもとより、強くなりたいのにみんなにかわいがられちゃったり、元気でちょっとにぶくていいこでかわゆい。弟はむすっとしっぱなしで強情で素直でないので、早く諦めてしまえ!って感じ(笑。脇キャラもみんな個性的でいい。塙やひとみは裏がありそう、気をつけないと…とかいう描写がありつつ、たいして危険人物にならなかったし、なんかみんないい奴。
今後の展開も楽しみ。
しかしこの作家さん、こういう展開が得意で巧いのはわかるんだけど、BLで主人公CPが数巻くっつかずエロもなしでこれだけ連載を続けさせてもらえるというのは、作者も読者もすごく幸せなことだなあとも思う。
引っ込み思案で恋愛に縁遠いかくれゲイの大学生、ネットでひろったやられまくりの美人ネコお兄さんの動画で慰められる日々の中、ふと訪れた銭湯で、その美人ネコお兄さん=売り専ボーイに出会ってしまって。
すっごいよかった!このあらすじで面白いのか、萌えられるのかと正直少々心配してたけど、ほんとよかった。
大学生のこが不安でうじうじ野郎でめんどくさいんだけれど、初めてのお付き合いなのだし人間味があっていいし、それを面白がるお兄さんの反応がよくて、二人共アホかわいい。もう少し続きが読みたいけれど、描かれていなさそうで残念…。
オメガバース、αの集まる学校に通う攻めが、他校の不良とケンカになったら、なんか発情期を気合で乗り切る超迷惑Ωでして。
お話もキャラもアホで面白かったし、少々真面目な部分もあってよかった。つぐみが薬を使わない理由があれなので、ただの迷惑野郎でそれでいいのか…(笑。なんかもうちょっと不思議ちゃんっぽい理由がほしかった。Ωが眉なしでブサカワなので、ブワカワ受けジャンルでもある。
絵も整っていてかわいいんだけど、ケンカの場面がうまくなく、殴り方が肩も腰も入ってないのが、二人共弱そうに見えて残念ではあった。
ラーメン屋のバイト受けと、なぜか人の考えがわかる客攻め。
絵があまりきちっとしてなくて、顔さえ不安定なので、キャラクターがふわふわした感じになってしまい入り込みにくい気がした。
彼女に振られたらエリートなライバルに口説かれて。
いいんだけど、一巻完結で仕事や同僚とのあれこれな描写が多いので、恋愛面が少々物足りない。もう少し読みたかった。でも終わり方がいい。
表題作はエロ配信をしてる高校生が、クラスでういてる同級生にバレてしまって脅される話。
面白かったけれど、配信の場面がもう少しあるとよかった。
高校テニス部、そつのない副部長先輩が自分にだけ冷たいんだけど、実は自分のことを好きらしいと知っておもちゃにする後輩。
面白かったんだけど、いじめが結構えげつないので、後輩が先輩を好きになったり一途彼氏になったりするのが少々唐突な感じはした。
テニス部ものを見るとテニプリ出身の作者さんかなあと思う。
野良猫たちの擬人化という感じ。
前半のお話が最初は少々わかりにくかったけど、全体的に雰囲気がかわいくていい。
『GAPS』の攻めの幼馴染の警官と、その上司のお話。
お話の進みがゆっくりなので、まだこれからだなあという印象。でも続きが楽しみ。
西田東と佐々木倫子を足して割ったような絵だと思う。
会社の男女とわず人気なイケメン親切王子系後輩が、私生活では暴力男で女性関係も適当で汚部屋住人というとんでもないやつで、でもなんか口説かれ始めて困ってしまうアラフォーのED上司。
攻めの無茶苦茶ぶりと、受け上司に色々我慢して迫りつつ、中々靡かない上司に逆ギレしたり、そんな男なのになぜか次第に魅力的になっていくのがいい。『hanker』だけかもしれないけれど、Kindleの表紙にオビが入っていて、「不能姫、クズ王子についに陥落!」というひどい惹句が可笑しい。確かにそういう話だ。陽キャ童貞後輩とか、清楚魔性後輩とか、周りのキャラもいい。
Kindle Ultimated。
高校卒業直前に行方不明になり、数カ月後に発見された受けは、その間の記憶を失っていまして。
すごいよかったー。
ネタバレを避けつつ…。
政治家の息子受けと日雇いの攻めで相性が悪く、記憶のない間の天真爛漫だった受けとのギャップにお互い苦しむ感じ。なのだけれど、それをうまく二人共昇華できていった感じでよかった。受けの事件の顛末もよかった。あの人はやっぱりそうよね…とか、攻めが都合よく現れすぎだと思ったらきちんと説明もされてたり、ストーリーテリングもしっかりしていてとても面白かった。
この作家さんは、かわいそう受けかつ意外性のある展開という、個人的にすごく好みな傾向の方っぽいのでうれしい。
タイトルどおり、攻めがかわいい受けっ子に惚れて二人とも成長する話。前半はグリーンショップの店長で、取引先の社長さん相手の売り専している受けが、あるお得意さん社長の弟の相手を頼まれて、という話。後半はそのお得意さん社長とお弁当屋さんの話。
受けが二人共体を売るような話なのだけれど、明るくて、攻めが受けに惚れるのが理解できる感じでよかった。
副業兼趣味で尿道ブジーの通販をやってたら真面目上司からの注文が入り、という話。
始まり方が結構どぎついわりに淡々と話がすすむけれど、まとまりもよく面白かった。
担任が顧問をしている地学部にむりやり入れられたチャラ男は、つまらない地学部部長が顧問を好きなことを知って無理やり。
絵がきれいでスタイリッシュ。お話もオーソドックスで面白かった。
体育会系育ちでぬるい先輩にやきもきしてたら、あるきっかけでドM開眼して先輩にいじめられて喜ぶ話。
面白かったけど、先輩がマジ奉仕のSで大変そうだった…(笑。
あと、なんか最近お腹のタトゥーは淫紋ということになったのか、淫紋という語の意味が変わったのか、と疑問に思った(笑。
先輩の過去編があるけれど、他の彼氏の話なのであまり興味が惹かれない。
表題作は、天然お金持ち優等生が大学の同級生のウリを邪魔してしまい、押し売りされて、五千円なんて安すぎ!とお金を払いに行く話。
絵がかわいくて、お話もさらっとしてはいるけど面白い。
人生うまく行かない中で自分の命を救ってくれた吸血鬼さんに恩返しがしたい。
おそらく昭和四十~五十年台くらいの設定だと思うし、雰囲気も好きなんだけれど、書き込みが少ないので少々残念。
攻めが白人系に見えるけれどそういう設定でもないらしい。
お話はほぼ想像がつく展開で、淡々としていて起伏も少ないので正直物足りなかった。
高校の頃の失恋がきっかけで、食べた余剰カロリーでエレクトする異常体質になった受け。謎の研究所であやしい治療を受け貞操帯をつけられつつ、会社で誘われてビルコン(ビルの合コン)に参加したら、ビルオーナーのイケメン息子に体質のことを知られてしまって。
どうもこの作家さんはファンタジーのカテゴリーの方なのだなということがわかってきて、面白いので好きです。でもこの設定なので、受けが大変そうで気の毒だった。
研究所の研究内容とか治療内容がわかりにくく、効果があったのかも不明瞭なのが少々残念だった。あれだけ助手も患者も頑張っていたのだから、むくわれてほしい…。
夜のバスツアーガイドをしている受けは、トイレを我慢するのが好きな変態ちゃん。ハーブティーのせいでどうしても我慢できなくなって、ツアー先のメンズストリップ劇場でトイレを借りようとしたら、劇場のスターダンサーにだまされ野外で…な折に後輩ダンサーと知り合って。
受けが迷惑変態すぎる(笑。しょっちゅうおもらしすることになるので、これでよく攻めは受けを好きになったなあと思ってしまう。でも受けがうどんを食べている顔がめちゃくちゃかわいかったので、納得することにしました。
そんな設定であることもあり、少々非現実的というかファンタジー世界っぽい感じもあって、おもらししつつもリリカルな雰囲気で不思議なお話だった。
脇キャラのスターの先輩とバスの運転手がやけにしっかり描かれていて、いいんだけれど不思議。
獣人と人間が対立している世界で、なんか自分を気に入ってくれてるチャラい獣人ハンターが気になるけど実は自分も獣人で、なダイニングバーで働く受けのお話。
なんか、個々の場面ではこういう風に描きたいんだろうな、という意欲や意図を感じるけれど、全体のお話やつながりがばらばらな印象。兄の話とかも面白くなりそうなのに尻すぼみで、スピンオフを狙ってるんですね、という感じしか受けなかった。タイトルも内容に合っていない。
校内順位一位なせいで万年二位のこにめっちゃ感じ悪くされてて困る。
面白かったけど、少々不満もある。
一位のこがややキャラ迷子で、家計のために勉強頑張ってる、でも二位のこほどがつがつしていない、はずだから、わりと能力高い常人ばなれしたいい子、なのかなと思いきやわりと普通のこなので、なんかつかみづらい感じがした。特に後半は一位のこが悩むターンになっていることもあり、ますますそんな感じ。
二位の子は最初は感じ悪いけど、事情とかで納得したものの、後半は上記の展開があって二位のこがいきなり大人びちゃうので、なんかこちらもつかみづらい。
タイトルが平仮名だしわかりにくい(多分水縹だろう。
単話版1~2話、1話はKindle Ultimated。
ストーカーに狙われている受けが、親友に助けてもらう話。
なんだけれど、ネタバレになるから描かないけれど顛末がなかなかよかった。あーそっちね…と思った後で、えーそうくるか、という感じで面白かった。
六人兄弟の長男で共働きの両親のため、遊ぶこともせずに家事ばっかりでにーちゃがあだ名になってしまった受け。ふとしたことで商店街の風俗店店長と知り合い、自分の名前をちゃんと呼んでくれたことにどきどきして無理をいって風俗店でバイトさせてもらうことに。
うーん。面白くなくはないんだけど、何かひと味足りない感じがした。健気苦労受けものにしては、家族からの感謝や尊敬があまり描かれずにむしろバイトとかでメールに気づかなかったり弟の不調時にいなかったりしたことを責められてるだけで、なんかかわいそう。だからといって毒家族として描かれているわけでもないし。
攻めのほうも、受けへの気持ちの変化や本音はもっとがっつり描いてほしかった。
あと、この二人将来どうするの…とか現実的なことも気になってしまった。数年後の二人が読みたい。
同じマンションに高校で水泳部のスターだった同級生がいて、ウリで生活しているらしくって。
大きな起伏はないけれど面白かった。
爪を噛むくせを見られた同僚にかわりに指を噛まされて。
古めの作品集だったっぽい?のと、少々短めで物足りなかった。
後半は柔道の先生と生徒、こちらはあまり萌えられず…。
Kindle Ultimated。
教育実習先で不良生徒になつかれ(?)て。
ライトに楽しく読んだけど実習が楽そうで羨ましい(笑。
Kindle Ultimated。
大好きな兄の結婚がショックで家出したら、謎の古民家っぽい家で謎のお兄さんに出会って。
お兄さんの家と実家、弟の家の位置関係がわからず会いに行くことの大変さもしくは簡単さとかがわかりにくいなと思った。絵がショタっぽかった。
Kindle Ultimated。
イケメンモテ男がダサ幼馴染にお願いされて改造したらもて始めてもやもや。
ライトに楽しく読めた。
バーの店員、お金がなくて裏でウリやってた受けが、一見さんで来た富裕層なイケメンと一度だけ寝たら、血縁関係だったことがわかり、弟扱いされて不満足。
ベタだけどいいよね、こういうの好きです
表題作は、ごく普通の酒癖の悪いリーマンが、乙女のように恋する上司、ツンデレ同僚、気の弱いメガネかと思ったら…な後輩のおもちゃになってしまう話。
面白いけれど短編なので、もう少しじっくり読みたかった(笑。
表題作は、写真部の廃部で新聞部に移籍したら、サッカー部のイケメンの取材をすることになり、なんかやっぱりカッコイイ話。
面白かった。もう少し展開がゆっくりでもいい感じだった。
短編集、表題作は王子系アイドル二人組がさえない普通のマネージャーに執着する話。
マネージャーの魅力がもうちょっと描かれてるとよかったかもと思った。
昭和前半くらい、地方の富裕なお家、父親は妾腹の外見だけは美しいが頭の成長が遅い長男を座敷牢に閉じ込めていりびたり、母親はそのせいで精神を病んで早逝、物心をついたときから側にいた秘書というか家令というかな男だけが味方で、やがて父がなくなり社長となるんだけれども、兄のこと、女性に興味が持てないこと、縁談等、大変なのです。
なぜか4巻で完結だと勘違いしていて、4巻の展開と「つづく」という言葉を見て脱力した…でもよかった、まだ読みたいし。でもこの後どう続くんだろう?つづくのなら、攻めは生きているんだろうけど…。
最初の辺りは兄に暴力をふるう受けに引いたけど、あまりの境遇なことがわかっていくととにかく気の毒で、でも健気なので、受けを応援するしかない感じ。
攻めがあまり好きになれないのがキツい。めちゃくちゃ受けに執着しつついじめるサイコパス攻めって結構ある設定だけれど、個人的にはあまり好きではないのかも、と最近ようやく気づいた。途中までは目的は受けではないのかも?とも思っていたくらいなんだけれど、いっそそうでもよかったかも、個人的には。
兄は、最初のあたりは受けの苦しみの象徴だしあまり好きではなかったけれど、世話役や弟嫁との交流の中でだんだん好感をもちはじめ、正直4巻になるともう兄弟エンドがいい!と思い始めたのだけれど、どうやらネットの反応を見る限り自分は少数派らしい…。4巻の終わり方は本当に好きで、何度も読み返してしまった。
今後は受けの大学の同級生が活躍してくれるのだろうけど、単なる当て馬に終らないといいなあ、と思ってしまう辺り、やっぱりアンチ攻めなんだなあ…。いっそハーレムエンドでどうだろう(笑。兄も含めて。
元ボクサーがバーレスクバーの用心棒になり、スウェーデンのクォーターで売れっ子のダンサーが気になる好きになる。
絵がいい意味で昭和っぽい感じがあり、個人的に好み。展開が波乱万丈で目まぐるしく、恋愛面もしっかり描かれていて面白かった。
Kindle Ultimated、単話版1~3話。
クラスメイトの和風な少年に恋をして。
絵がきれいで内容もよかった。
Kindle Ultimated。
敗戦後、戦地から戻ってきて俳優をはじめたチャラ男ぼんぼんと、英語の技能を活かして進駐軍の通訳になった幼馴染。
絵が雑に見えて少々読みづらかった。攻めの受けに対する気持ちはもう少し描いてほしかった。
Kindle Ultimated。
漫画家の弟に押し負けるかわいいお兄ちゃん。
お兄ちゃんはヒモになってしまいそうで心配。
身寄りのない青年が山で謎の山伏に助けられたのだけれど、実は…というお話。
最初の辺りの展開のおかしさが後で理由が明かされていくところや、二人の因縁とかは面白かった。ただ、終わり方が悲しい…こういうのもメリーバッドエンドなのかなあ。個人的には寂しいので、ご都合主義でもどちらかの生き方にあわせられて終わりがよかった…。
Kindle Ultimated。
触れると人の気持ちがわかってしまうサトリくんが、つんけんしてるクラスメイトが実は自分を好きだと知って意識してしまう。
面白かったけどさとりくんの外見がなんだかオタクっぽいのにクラスの陽キャで人気があるのがちょっと微妙だった。
若手俳優が、以前監禁調教した後輩が服屋になってるので謝りたいんだけど、ごついオカマタレントにはばまれて難航。
…という謎のあらすじにビビりつつ、マネージャーを足蹴にする若手俳優におののきつつ、わりと飛んでる展開に何度か振り落とされそうになりつつ、なんだか面白かった。オカマタレントがすごいイケメンでいいんだけど、最初のあたりはあまり連絡をしなかったのは言い訳がほしかった。まだそこまで相手に入れ込んでなかったのかな。絵が少々昭和で、それも個人的には好き。
ただ、その監禁調教がある前作は未読なんだけれど今作より更にぶっ飛んでそうで、読みにくそうだ…(笑。
マゾのピアニスト少年が、父の期待の重さに家出して、暴力を平気でふるえる男の家に押しかけ同居。
面白かった。マゾと暴力男だからってすぐにうまくいくわけではないのがよかった。ただ、読み終わるまで暴力男が『おにくちゃん』の当て馬だと気づかなかったので、途中に出てきた金持ちと奔放な彼氏のカップルは謎だった…(笑。
Kindle Ultimated。
ヒーローショーに出てたら常連さんの親子と親しくなって。
子連れノンケものはあまり得意ではないけれど、ライトにも楽しめた。
Kindle Ultimated。
死神という渾名の生物の先生と親しくなって。
亡き妻との結婚指輪をいまだにつけているからって、死神ってあだ名はひどすぎないか、そこまで悪乗りする高校生そんなにいるかな…と悲しくなった。まあ残っている生徒たちはあだなの由来は知らないという設定ではあるけど。
Kindle Ultimated。
イケメンでもてるのに長続きしない大学生の幼馴染を慰めていたら、そういうことになってしまった。
絵があまり合わなかったけれど、内容はライトめで楽しく読めたと思う。
遊園地の着ぐるみをしていたら、寮の相部屋になった清掃係の男が幼い頃会ったことがあるらしく、しかも多重人格で。
面白い。受けのことが好きな二人共魅力的。女の子の人格もかわいかった。
ただ、展開がゆっくりめな気がして結構続くのかなと思っていたら三冊くらいの予定だそうなので、今後どう続くのか楽しみ。
AVのスカウトをしている男がノンケ素人の男の子に目をつけて、交流していってな話。
お話は面白かったけど、スカウトの男がなぜか糸目なのが気になって集中しにくかった。
表題作は、出会い系でネコを募集したのに年下の男に無理やりされて…な話なので、いろいろ情状酌量の余地はあるにしても流石にどうかと思い入り込みづらかった。
後半に風紀委員と美人ビッチ、風紀委員と自由人の話が入っていて、単話版でも買ってしまったのもあって少々残念…でもどっちも面白かった。
学校で情報屋みたいなことをしているこが、ひたいに傷のあるイケメン先輩の秘密を知りたい女子に頼まれて、とっつきづらい彼になんとか話しかけたら興味が出て仲良くなりたくなってしまって。
とにかく二人ともカワイイ。後輩は将来イケメンになりそう。地味に首が太いのがいい。ほぼ後輩視点なので、先輩はなぜ後輩を受け入れたのかはもうちょっと理由がはっきりしてるとよかったかも。先輩も後輩大好きなのはよくわかるけど(笑。
母と姉がふわふわ過ぎて、世間の女子とうまくやれず、金髪にして人を遠ざけていたこが、高校でコミュ強イケメンと友だちになってたーのしー!と思っていたら、自分は性の知識が皆無なことを知ってどうしましょう。
面白かわいすぎる。性の知識がなさすぎるキャラというのは現実味はうすいけれど、漫画だし、とにかくかわいいのでいい。
イケメン友人は、前半はただの男前なのだけれど、後半自分でも言っているように性格がめんどくさい感じになってきて、それはいいんだけどキャラがたたない感じになってしまったのは少々残念。
学校が実技系なのかな?作業着っぽい服の場面があったけれど説明はなくハテナ。
無料の単話版1~18話と番外編。
幼馴染のヤンキーのあっくんと優等生のまーくん、事情から不良高に来たまーくんになつくあっくん。
面白かった。終わり方というかまーくんの展開は少々唐突ではあった。
Kindle Ultimated。
年上幼馴染が好きで、同じ大学に行ったけど、過去のトラウマで奔放になっちゃってた。
奔放な受けとかわいそうな一途攻め、は読んでてしんどいかなと思ったけど、受けにもそうなった理由があったりしたのでそうでもなかった。
無料の単話版第1話~8話。未完結だったのがこちとしても想定外でした…。
真面目っぽいクラスメイトに告白されて、付き合えないけどなんだかんだ親しくなっていく話。各話が短いので、なかなか進まないけれど続きが気になるー。
高校生、隣の家に住むいとこが好きなんだけど、夏になるとクーラーが聞かないとかいってこっちの部屋に来て寝ていくのがうれし困る。
面白かったけれど、攻め=いとこが奔放で身勝手に見えてしまってあまり好きになれなかった。いとこが彼女連れ込んでるの聴いちゃうあたりが生々しいし、後半いとこの気持ちを受け入れにくい受けに腹をたてるのも子供っぽくて優しくないと思ってしまう。
まあいとこ視点から見れば、受けは勝手にうじうじ悩んでただけってことになるのだろうけれど、導入が受け視点だったのでどうしても受けよりで読んでしまう。
番外編も購入した。
ノンケチチェリーの大学生が酔っ払いを拾ったら、バイカミングアウトしていじめられてた同級生で、恋愛体質なのに恋人に飽きては捨てしてしまう恋愛ベタで、なんか家においてあげることになってしまって。
お話の展開が丁寧で面白かった。ただ、バイの子が受け入れるあたりはもう少し描写がほしかったし、これは後日談が、しかも数年後のやつが(付き合っていても別れていてもどちらでもいいけど)必要な話だと思う…。
オビにBL史上最高のリバとあり、確かにそこの描写は面白みがあったけど、こういう惹句だとハードルが上がるし、他の作品に失礼に思えてしまうのでこういうのはあまり好きではない。作品の問題ではないです。
売れない俳優の受けが、あまり交流はなかったけど大学の先輩でもある売れっ子俳優とゲイ役で共演することになって。
とってもよかった!恋愛描写も丁寧だけど、受けが役に入るときの雰囲気とか表情とか巧い。後日談はもうちょっと読みたかった。
絵もきれいで丁寧でいい。攻めが美形なこともあり、少々百合的かもしれない。目の書き込みがすごくて、うるんだような印象的な目がとってもきれい。アナログらしい。
タイトルの通りのリーマンもの。
イケメンの先輩があまりイケメンに見えないのが少々残念。後輩が元ヤンという設定も個人的にはあまり萌えなかった。
イケメンでチャラい幼馴染が好きな優等生が、彼は彼女のパンツをどう脱がせるんだろう…と想像したことから女性もののパンツを履いてみた。
キテレツであけすけなタイトルからは想像できないようなきれいな絵と、いい意味でオーソドックスなBLでとてもいい。お話もパンツ設定以外はいい意味で普通…あ、熱の様子を見に行った攻めの行動は結構すごいかな。後日談もよかった。
Kindle Ultimated。
前段階で作家とファンの子の話。表題作は編集者とややなぞめいた恋人の話。お話が短いこともあって、どれも少々薄味に感じてしまった。
Kindle Ultimated。
大学の友達が好きで、黒い感情が黒い糸になって実体化してなお話。
絵があまりかわいくないのはいいんだけど、萌えがない感じで、萌えよりも雰囲気や黒い糸設定を優先させている印象でちょっと置いていかれた感があった。
Kindle Ultimated。
イケメンチャラ男がかるい気持ちで誘った美人同級生は、無菌培養で恋に臆病で奥手でなんだかふりまわされちゃう。
タイトルがやや古い印象。内容と絵はかわいくてよかった。受けの名前が恋(れん)で呼び名がこいちゃんというのがなんだか違和感があった…。
Kindle Ultimated。
大学の腐れ縁のイケメンが尻フェチで、自分の尻に興味を持たれてしまい。
三作併録なので短編だしライトめだけど面白かった。
Kindle Ultimated。
ずっとかわいいかわいいとちやほやされてきた受けが高校でイケメンを好きになるも自分から行動できず、大学まで追いかけてストーカー未満であれこれ。
かわいい雰囲気だし面白かった。こういう設定でも受けが傲慢でもなく面倒すぎもせずちょうどいい感じ。
Kindle Ultimated。
万引きの冤罪をかけられていた金髪少年を助けたら、なんかなつかれつつほっとけない。
お話はオーソドックスで、かわいい雰囲気でよかった。
Kindle Ultimated。
バイトしているコンビニに毎日来るドーベルマンを触りたいなと思っていたら、怖い顔の飼い主が大学の先輩で、仲良くなりまして。
少女漫画的な雰囲気でかわいい。
単話版1~6話、2話までKindle Ultimated。
以前働いていた男性向けSM?でバイトしてたら、いやな上司が来てびっくり。顔を見られてないのをいいことに好き放題してたら尻が素敵で惹かれてしまう。
上司があまりなびいていない気がするけれど、これで終わりなのかなー。
3話まで無料だった。
天才的高校生ピアニストの年上幼馴染に溺愛されています。
受けがあまりに平凡というかなにも出来ていないので、将来大丈夫なのか…とか余計なお世話を考えてしまったが、やはり成長する必要があったようで、そのための期間が結構長くて二人共気の毒だった。ハッピーエンドなのでいいけど。
Kindle Ultimated。
伯爵家の長男と、過去の事情から彼の護衛に徹する乳兄弟、兄に無邪気になつく妾腹の弟。
なんだかひたすらに従者がかわいそう…いや最後はそうなるとしてもだ、計算ずくの弟にも、断れない受けにもいらいらした。
単話版1~5話、3話までKindle Ultimated。
緊縛(を見るのが)好きな大学生が、友達と同郷の強面のお兄さんがしぶくて緊縛が合いそう…と萌えてしまう。
絵がきれいで巧い。お話は、これで終わりなのかな…?
Kindle Ultimated。
幼い頃通っていた学園に戻ってきて、保険医の先生と親しくなる。
絵がきれいでいいんだけれど、お話がいまひとつで面白みにかけるのが残念。ありがち展開だからというだけではなく、流れていってしまう感じ。
一話無料につられ。
真面目だけど一人遊びが好きな生徒会長がヤリチン後輩に見つかってしまい。
表紙が流石にお下品すぎる…。
その割に、生徒会長をいじめるヤリチン後輩がそれほど悪い子でもないので、意外と甘めだった気がする。
母の再婚で、銀行の上司が義父になったら、ラジオ聴いてた俳優さんが兄になりました。
なんか全体にあまり好きになれなかった。兄が父を本気で好きなのにあまりついていけず、義父の元妻が出てくる展開も個人的には微妙だった。
Kindle Ultimated。
姉の使っていた部屋に引っ越したら、姉の元カレが鍵を返しに来て、会社でも先輩でした。
全体的には面白かったんだけど、攻めの元カノが姉というのは冷静に考えるとキツいものがあるのではなかろうか。その姉も出てきてしまうし。
Kindle Ultimated。
魔法使いや不思議な生き物と共存しているファンタジーなお話。
やや軽めだけれど、楽しく読んだ。
Kindle Ultimated。
父から引き継いだ仕立て屋を営む受けが、商店街の再開発話がもちあがり、憧れだった元同級生の建築会社社員と、元同級生の地上げ担当のヤクザと再会する。
スマホで表紙がよく確認できなかったので、どちらが攻めなのかわからず読むことになりハラハラした(笑。でも面白い体験になった。そしてそっちが攻めでよかった(笑。とても面白かったので、もう少し長い話でもよかった気がした。
Kindle Ultimated。
医者と元タチのモデル、攻めは甘々だけど余裕過ぎて不安~。
ありがちな設定かもしれないけれど、面白かった。
Kindle Ultimated。
ノンケ(だと思っていたい)リーマンと、ひょんなことで知り合ったゲイのこが、借りたお金をちまちまタバコで返してなんとなく交流していくお話。
やや地味めだけれど着実なお話でよかった。
Kindle Ultimated。
嫌いな先輩と、嫌いな後輩同士…だったはずなのに。
会社の後輩=受けが、元気で頑張り屋でみんなに可愛がられているんだけど、一言多かったり無頓着に失礼なこと言ったりしてしまうタイプで、ほとんどの人には気にならないけど気になる人(攻め)には気になるタイプ、というのがリアルですごくいい。
だから受けにイラつく攻めに感情移入しつつ、でも攻め自体イケメンで出来る男なので感情移入しにくい部分ありつつ…な状態で、受けの秘密がわかって一気に引き込まれ、そこからはお互いの感情の揺れにはらはらしつつ一気に読んじゃう感じ。
古典かもしれないけれど、受けのこういう設定好きだなあ…(笑。ほとんど必然的に健気受けになるし。
絵はきれいだけど、少々顎が尖りすぎなのが残念。受けも攻めも喫煙者なのは、時代が変わって古くなってしまった。
本編の終わり方が物足りないと思ったら色々事情があったようで、続編の同人誌がpixivでも読めて、これが本当によかった。続編の後半は本当に泣ける。
極端に辛い設定、展開ではないのに、キスすらしないのに、これだけ泣かせる話がありうる、というのをすごく鮮やかに示してくれていて、本当にいい。
もっと多くの人に読まれるべき続編同人誌だなあ、と思ったのは、明治カナ子の三村家の息子以来かも…いや、こんなに偉そうに言えるほど続編同人誌をそんなに沢山は読んでいないけど(笑。
Kindle Ultimated。
バイトの掛け持ちして頑張ってるさえない高校生が、バブみあふれるエロエロお兄さん(おじさん?)に拾われて、な話。
関係ないけど、バブみって確かに便利な言葉だね…流行したのも分かる気がする…。
ネタバレになるかもしれないけれど、お兄さんが受けなのが少々びっくりした。ショタ攻め、犯罪的ショタコンお兄さん(おじさん?)と、結構苦手目な要素があったけれど、面白く読めて、特に後半はタイトルから想像つかないような真面目展開でこれもよかった。
Kindle Ultimated。
教師×生徒、なかなか手をだしてくれない攻めにやきもきして猫の神社にお参りしたら、攻めの飼い猫と喋れるようになりました。
BLとしては薄めなので、いっそというか、猫関係をもっとほりさげてほしかった…(笑。
Kindle Ultimated。
事務所が倒産してしまったうれないアイドルが、以前共演した俳優さんの家でお世話になることになったら、なんかイケメン大学生もいまして。
ライトに楽しく読めたけど、攻め二人の受け溺愛ぶりがもっと読みたかった。特に俳優さんは謎。
Kindle Ultimated。
タイトル通りで、会社のかわいい後輩のゲイのこに自分と付き合うメリットをプレゼンされれう三十代ノンケチェリーのお話。
ライトに読めて面白かった。
Kindle Ultimated。
江戸時代くらいの短編集。
表題作は、いちおうハッピーエンド…だけど、少々悲しい。
単話版1~5話、4話までKindle Ultimated。
美大の同級生同士で、日本画家→高校の美術教師になったお坊ちゃん。
舞台は京都で山や受けの実家の雰囲気とかわりと丁寧に描かれていていい。攻めの長年の片思いが長くて、受けはもうちょっと早くこたえてあげていたもよかったのに、という気もするけど、お話も丁寧でよかった。
狙った相手をおとすのをゲーム感覚で楽しんでるゲイのこが、同じ大学の乙女ゲー好きの不思議ちゃんに興味をもって。
受けの乙女ゲー好き設定はあまり活きていない気もした。攻めのただれた生活をしてた過去についてはあまり反省とか後悔とかされず、逆に開き直るでもなくうやむやな気がして、ちょっと気になる。
よそのヤクザの愛人だった男をひろって、自分のところのキャバクラで働かせてたら、メイクもうまいので役に立ちました。
受けの才能がかわれるわりには、前職はなんだったのかとかよくわからなくて、ちょっと謎。ヤクザがいい人すぎるし周囲も含めて甘い人が多い気はするけれど、ファンタジーヤクザとしてはこのくらいがいいと思う。
学校でカースト最上位の年上幼馴染になついている虎の威を借る嫌われ者の受けが、攻めの彼女と浮気して壮絶なお仕置きへ。
受けの最低ぶりも攻めのお仕置きやねじれた執着もひどすぎて、ちょっとキツい。キツいのだが、面白い。攻めのコントロールが完璧ではなく、受けに(受け自身も気づいていないけれど)支配されているっぽいのもいい。
併録の三角関係物も一人がショタすぎてキツいのだが面白い。もう少し読みたかった。
1話無料セールにつられ。
対立する町の自警団グループがあって、後発グループのトップはライバルについついつっかかってしまうけど本当は好きで憧れなんです。
町の自警団グループ、しかもそれが2つもあるというところでちょっとおいていかれそうになったけれど、ファンタジーだから!と思い直して読んだ(笑。ツンデレものも古典だけど、いいと思う。面白かった。
カチcomiが1話無料セールをやっていたので、いろいろ読んで続きが気になるものを結構買ってしまった。カチcomiって秋田書店なんだね。不良漫画の老舗が不良系BL誌を出しているのか…すごい。
なんだか不良達のトップになってたら、対立している学校のトップを探ってこいとか言われて、会ってみたらセフレになってしまいまして。
面白かった。敵校の保険医がそれでいいのか(笑。
不良ものは設定とかが非現実的になってしまうのは仕方がないので、ファンタジーっぽいお話として読むといいんだなと思った。どんどんファンタジーになっていくだろうジャンルだが、すたれないでほしい気もする。
ついつい外面を取り繕ってしまうリーマンが、無理やり呼ばれた街コンで、自由なワンコに出会って、そいつが結構ずうずうしいんだけどなんだか巻き込まれていって、おしかけ同居みたいになって。
絵も感情の描写とかも丁寧な作家さんで、評価が高いのもわかる。面白かった。
Kindle Ultimated。
田舎に帰ってきたきれいなお兄さんとあれこれ。
日焼けしてる健康的な受けがかわいい。
単話版1~4話、Kindle Ultimatedで3話まで。
未経験で体をうっている兄に感情移入しづらい。
Kindle Ultimated、単話版1~5話。
縛られて写真をとるのが好きな生徒会長の話。
生徒会長がテンション高く変態行為をするが、あまり感情移入できず。
Kindle Ultimated、単話版1~5話。
謎のイケメンを拾って帰る話。正直あまり印象に残らなかった。
Kindle Ultimated、単話版1~4話
義理の父が好きになってしまって家にいられなくって飛び出したら学校では鉄面皮の先生に会ってなんか面倒みてくれまして。
なんとなく義父への思いに違和感があるけど、面白かった。
Kindle Ultimatedで2話まで。
多額の借金を背負った受けを、夜の街の帝王兄弟の攻め二人で仕込んで稼げるようにしてあげる話。
攻め二人が意外にも個性があってよかった。
Kindle Ultimated。
リーマンもの、上司は社長が好きらしい。
なんとなく薄めで物足りない。
単話版1~6話、Kindle Ultimatedで2話まで。
普通の食事をせず、しないと満たされない攻め。
…という設定が全然説明のないままだったので、謎。人間なのか、そうでないのか…。
時間SF。
バックパッカーで写真家の攻めと、ダメっこでぐうたらなリーマン。
絵がきれいで、表紙のカラーも爽やかでいい。
萌えはそれほどだけど、時間SFとしての解決の仕方がせつなくてよかった(ハッピーエンドではあります。
男子校でチェリー四人が集まりなんとかやりたいので、女子の好きなBLで勉強することにして斜め上の方向に頑張ってしまう。
謎テンションギャグで時々ついていけないけれど面白い。萌えはあまりない。
作者さんの名前がものすごい検索しにくいな。
ゲイ用出会い系で日々楽しんでたらある日会った相手が偶然ソリの合わない同僚でええーっ。
冒頭の受けの仕事っぷりが無責任であまり好感を持てなかった…なぜこういう掴みなのか。攻めは一途でいい。
チェリー大好きなきれいなお兄さんと本気でお付き合いしたい。
受けのチェリー好きの理由とか、そこを乗り越え頑張る攻めとかよかった。
短編集、表題作はダメなボンボン三人が一人の誕生日パーティーをきっかけにただれた関係に。あまり愛がなく発展もなかった感じ。もう少し長い連載とかだったら面白そうなんだけど。
日本人は主にポルノグラフィティのせいでポルノという単語に恥じらいを失ったような。
途中までKindle Ultimated。
官能小説家のファンの大学生が作者と知り合い、助手として作品のためにそんなこともしつつ、ガキ扱いされてムキーっとなりつつ、成長していくんです。
気持ちや成長の描写が丁寧だし、お話もよいし、絵もきれい。攻めがおしゃれをするとかっこいいけど普段は結構おっさんみが強い(笑。
社内のイケメンに惚れた少女漫画好きのリーマンが、ゲイの同僚に相談してがんばる話。
なんか受けが自分勝手すぎてゲイの同僚が気の毒…と思ってたら最後に少々どんでん返しがあり、なんかみんな黒いな…という感じで正直あまり読後感がよくなかった。
Kindle Ultimated、単話版1~4。
気になる幼馴染と一緒に暮らすことになったけど、なんだか彼がポルノ監督に目をつけられて。
ちょっとお話がごたごたしている感じで、萌えも少なかった。
Kindle Ultimated。
久々の九州男児さん。
カップルの逢瀬をお手伝いするホテル従業員達の奮闘。面白かった。
Kindle Ultimated。
やや中東っぽいファンタジー、ダメっ子王子と教育係。
王子が子供っぽすぎて、もう少しかわいいだけではなくて魅力が書かれていたらよかった。
あまり優秀ではない政治家の息子と優秀な義理の息子が体の関係に。
絵がきれい。終わり方がどうなるんだろうと思ったら、甘すぎず辛すぎずというか、ファンタジーすぎず現実的すぎずなちょうどよい終わり方に思えてよかった。
太っていた高校の後輩がイケメンになったけど、受けはデブ専だったのです。
攻めのよさとか、受けの葛藤とか丁寧に描かれていてよかった。
Kindle Ultimated。
実家の異次元っぽい離れに迷い込んで、病気の子と親しくなったんだけど…の後はネタバレになってしまうから書けない話。
ネタバレを避けつつ、最初の辺りの幼馴染がぜんぜん出てこないんだなーあれ、そっちルートなんだな…とか思ってたら後半に入るところでえっ!ってなって、なんだろう、そこまで斬新でもない気もするんだけれど、でも巧い構成だし切なかったし面白かった…いや、やっぱり斬新かも?
ネタバレを避けつつ…、受けが『彼』と比べて自分は何でも持っているのに一番大事なものだけわからない、というのがかわいそうだけど萌える。
お世話になってるおばさんの下着メーカーの広告モデルを顔出しなしでしていたら、お尻フェチでモデルのこを探していたイケメンモデルの攻めに偶然知られてしまって、内緒にしててほしかったらと尻を要求され云々。
いくらなんでも男の子が女性用下着の広告モデルなんて無理があるのではとか、駆け出しのモデルの攻めに下着モデルとエロいからみさせるのはやりすぎではとか、気になる部分もあるのだけれど、そういう世界なんだと思えば思える感じ。
あと、攻めが受けの好きな相手を誤解してかなり身勝手な行動に出るところとか、受けがその誤解にうまく対応出来ないところとか、どちらも未熟だなと思うけど、よく考えたら未成年設定だし幼いのも当たり前だね。
そういうアラはある気がするけど、全体的に勢いがあって世界やキャラがしっかり立っているので、ちゃんとまとまっていて面白い。
絵もきれい。小物のデザインも素敵。攻めはもう少しイケメン顔だとよかった。
自分は平凡なのに夢を食べるとかいう男になつかれまして。
男の設定の説明がないのでちょっと入り込みづらい。
Kindle Ultimated。
暗闇がトラウマな課長に一緒に寝てほしいと言われまして…。
ちょっと童話っぽい雰囲気でよかった。目の書き方がなんとなく猫田リコっぽくて色っぽい。
バンドもの。ギターの高校生が妙なギターかかえた子と会ってなんか歌すごいうまい。
残念ながらあまり合わなかった。アニメ化されるそうなのでハマれてたらよかったんだけど…。
短編集。
表題作は、逆ナンについていったら男子だった。女装の子が攻めでかっこいいのでいいですね。
若い子と女性下着のバーテンのお話は、悪い態度の若い子が急に良い子になっちゃうのがちょっと急すぎた。短編だからか。
ヤクザの子とケンカ友達兼セフレ、のお話は、あのキャラだったの…とびっくり。イケメンだったのね、服の趣味が変だわ…という感じ。
職場の後輩に好かれて、ノンケなんだけれど次第にほだされて、こちらがはまってしまう感じ。
好きと言われて意識し始めてむしろハマってしまうのはなんだかリアルな気もする。
少し前に読んだ。
大学の美形男女双子、女子の方は男子からちやほやされているけど男子の方は近寄りがたい感じで、攻めが偶然授業の関係で親しくなったら、なんだか束縛の激しい年上の彼がいるらしく。
絵もきれいで面白かった。受けと年上の彼のあれこれが結構長く感じた。
街で見かけたゲイカップルの片方が、通っている大学の職員さんだと気づきまして。
普通に面白かった。
生活がグダグダな男が、記憶喪失の少年天使に出会い、次第に天使の謎がわかっていくお話。
とてもよかったのだけれど、BLでなくてもいい気もした。天使がきれい。
描き下ろしは正直あざといと思ってしまうけど泣ける。幸せなのだろうけれど、でもやっぱり悲しいと思ってしまう。
ネット上の広告で気になっていた作品。
オメガバース、アルファだらけのクラスに来たオメガのこをみんな落としたいのだけれど、自分を律してるフリして友達になろうとかいういいんちょだって彼を落としたいのです。
えぐい話だけど面白かった。
攻めアルファがフェロモンに負けそうになりつつ頑張っていて、それは一見意地を張っているだけにも見えるのだけど、受けオメガ目線でみるとその状態の攻めがすっごいキラッキラしていて、受けも頑張ろうと思えているのがとってもよい。
不穏に見えるタイトルが伏線になっているのもいい。
ただ、オメガバースって好きな人には申し訳ないのだけれど、もうBLでなくてもいいのでは…?という気がしてしまって、この作品もBLでなくてもいいといえばそうなのかもしれないので、BLかつオメガバース、としても面白いのかどうかはちょっとわからないかもしれない。
いいんちょが仕切りやで反感かってるけど、オメガバースの元ネタが狼なんだから、アルファとしては正しいあり方なんではないかとか思ったけど、オメガバースをあまり読んだことないので、たぶんそういうものではないんだろうとも思った。
ただ、続編が…ちょっと苦手な展開っぽいのでどうしようかな。
少し前に読んだ。
接客に課題がありつつがんばり屋の美容師が、同僚になったイケメンに翻弄されまくり手中に収められていく話。
面白かった。攻めはこういう系統の攻めの中でも中々にひねくれており策を弄しまくりの人格に問題ありまくりで、でも個人的には嫌いではない。もう少し後の後日談も読んでみたい。
彼女が歯科医を好きになったと言って振られたホストが、その歯科医に会いに行ったら赤面症らしく、なんかかわいい。
ホストはもう少しチャラくてもよい気がした。絵がきれい。
明治~大正あたりが舞台かな。英語教師と、その教え子の兄の海軍軍人。
少々さらっとしていて物足りなさがある。
ノンケ獣医さんとゲイのMR。
製薬会社って、人間用の薬も動物用の薬も扱うところは一般的なのかな?
悪くなかったけれど、amazonの評価がやけに高いな…という印象。読み返してみようかな。
犬と会話できるトリマーが、お客さんのお婆さんの入院でチワワを預かったら人間化。
犬ものには弱い…。これはBLの犬人化ものにはめずらしく、大型犬=青年ではなく、小さなチワワが受けより大きくなったのが面白かった。
町の正義の味方=幼女に攻撃される悪の組織のだめっ子なボスと、組織のために機会をつくりつつボスを狙う科学者。
ほのぼのしてるけど、あまりラブはなく、いまひとつな印象だった。
ヒーローに憧れる少年が、高校の演劇部でマリアと呼ばれる美少女に一目惚れしたんだけど、男の子でした。
青春物として面白かった。主人公がマリアを傷つけて、ヒーローとは程遠いことをしてしまった…と反省するところとか、お父さんの伏線とか、描写も丁寧でよかった。
面白かったしいい話なんだけれど、BLなのかな?BLじゃなくてもよかったかも?という疑問も残る。
でも、後日談のデート編がよかったので、やっぱりBLですね、とも思った。マリアがかっこよくてかっこつけたがるのがかわいい。
あまりに気が利くイケメンなので周囲を勘違いさせまくる部下に、上司もそうと知っていながらときめいてしまい云々。
さらっとしているけど面白かった。
高校の同級生でなんとなくキスしちゃって大学行っても微妙な距離感で。
ふつうに楽しめた感じだけれど、正直なところあまり強い印象は残らなかった。
pixivコミックで最初の辺りを読んで、面白かったのでコミックスも購入。
この作家さんは、失礼ながらデッサンがあまりしっかりしてはいないので、いつか崩れてしまいそうな画風だと思っていたのだけれど、しっかり保っていてすごい。
お話も面白かった。
イケメンCEOが、友達の純朴なメル友=受けに、友達本人だと勘違いされたのをいいことにデートして云々。
攻めがひどい男なのだけれど、実はやさしいとかその寂しさに惹かれてとかそういうんではなく、受けはもう単純に攻めの顔が大好き!といういさぎよさがいい。攻めもなんとなく憎めない。
攻めの友人の作家とか、受けの友人のイケメンとか、みんないい人なのに受けは攻め一筋なのでもったいない…とも思う(笑。
でもこの受けは、タクシーを断って歩いて帰るとか言い出して攻めをキュンキュン(おそらく)させたり、にもかかわらず途中で疲れてタクシー乗ってたりする、一途でちょっと天然なところがいいのです。
まだ続くようなので楽しみ。
なぜかラッキースケベ体質になってしまった受けが、お客のリーマンとそんなこんなでお互いに意識し合いつつラッキースケベ。
トンデモな設定だけど、途中で有耶無耶にならず最後までラッキースケベ設定がありつつ、恋愛面もそれにからめてきちんと描かれていてよかった。受けがかわいい。しかしかわいらしいので、それまではノンケだったというのは少々想像しにくい。
鬼人間だらけの世界。純人間なことがバレないように暮らしていた受けが、超鬼鬼しい攻めににおいがいいということで執着されて云々。
設定がトンデモで最初はついていくのに少々苦労したけれど、面白かった。受けを食べたい鬼と、人間だとバレたくない受けの二人のキャラもよかったし、受けの匂いや飴玉(人間の匂いなのかな?ちょっと怖い)の設定とか、独特で面白かった。
単話版1~5話、途中までKindle Ultimated。
陸軍学校?で懐いてきた生徒が、自分を愛人扱いしていた軍人の子で復讐目的でした。
ちょっと展開が荒っぽい印象で、急に終わらせたのかなという気も少しした。
没落坊っちゃんと使用人が遊郭の花魁と男衆になって云々。
面白い。意外とあっさり関係が深まりそうなところであれで終わって、続きが気になりすぎる。
最初は坊っちゃんがそこまで攻めラブではないのかと思ったら、抑制してるのね。嫌な客もうまくあしらい、本来は賢く優しいのだろう坊っちゃんが魅力的。
攻めはまだよくわからないが、とりあえず坊っちゃんが大好きなことはわかる(笑。坊っちゃんにも知られたくないらしい過去に何があったのか。
同僚の攻めに横恋慕している花魁も気になるし、何より坊っちゃんの間夫になるとか言ってるマナー最悪の軍人がいい感じ。萌えはしないけど(笑、これからどう動いてお話をかき回してくれるのか楽しみ。
タイトルで気になった。
一夜限りを信条とするアパレル店長が一夜限りだからーとか向こうから言われてむっとしてたら、警官として再会して云々。
普通にまとまっていた印象。
ホステスに騙されて財産を失い、男娼館サーカスで働くことになったノンケと、サーカスの人々。
なんかあんまりBLっぽくないというか、ラブが物足りないというか、ノンケとサーカスの主の関係が煙に巻かれたままな感じ。ジョーとタイ人の子はよかった。というか従業員が少なすぎる気がした。雰囲気はリリカルでふわっとしていて独特でいい。
Kindle Ultimated。
かわいいもの好きのマッチョに痴漢に悩みマッチョになりたい少年が弟子入りし、マッチョはエロ妄想してしまう。
話もキャラも散らかっている感じでどこに向かっているのかよくわからなかった。
変わらず面白い。
絵も美麗で雰囲気がいい。
続きが気になる…ので小説版を読もうかと思ったのだけど、この後衝撃展開があるようで、やめた。
最近細分化が進んだせいかどぎつい展開を書く人が増えた気がする。
警察官の後輩先輩、調教済みの先輩を助けてあげて云々。
最初のあたりの先輩が一人で性欲をもてあまして露出配信とかしている辺りがハラハラさせられて面白かったので、先輩には気の毒だが、もう少し後輩とくっつく前のあれこれを読みたかった。
小説のコミカライズのはず。小説か漫画の最初のあたりを読んだ気がするのだが、マヨイガを検索しても出てこない…。
ヴァンパイアと契約をした?してない?少年と、彼らをとりまく人間やヴヴァンパイアや使い魔の話。
たぶんこの前段階の話があると思うのだけど、いきなりヴァンパイアと少年がくっついたところから始まっているのでとっつきづらく、なんとなく疎外感があるまま終わってしまった感じ。
ヤクザのことかかわりのあった?保育士さんが博多で再会。
この作家さんは攻めのほうがカワイくて受けがおっさんとかかわいくない系なのですね。そのせいなのかなあ、受けの攻め愛が物足りなくなりがちな気もした。
女王様みたいだけどほんとはかわいげのあるインテリアデザイナーと腕のいい仕立て屋。
1話はキャラが二人共よくわからないし微妙な気がしたのでそのままにしていたら、ジャッカスが面白かったのでこれも全部読んだらそこそこ面白かった。でもやはりジャッカスほどではなかった。
攻めがイケメンになりそうなのは面白そう。おっさん受け萌えはあまり自分にはないのだなあと最近やっと気づき始めた。
この作家さんは前に「女王と仕立て屋」の1話を読んであんまり合わないかなと思ってしまったんだけど、これも1話が無料になっていたので読んだらすごいハマってしまった。
最初はキャラの関係性とか、セリフもわからないものがあって、あれ?何かの続編?とか思ったくらいなんだけど、読んでいくうちにわかっていくしそれだけ設定がしっかりしているので、ハマる人はハマる感じ。
攻めがイケメンボンボンで、髪型とかも知り合いに似ていてちょっと笑ってしまう。おめめパッチリなのはかわいい。自分勝手なイケメンでかわいげあってすごく魅力的。
受けは目つきが悪いし四白眼なので、もう少しだけかわいくてもよかった(笑。
唯一どうしても許せないのが、「ジャージと一緒にパンスト脱いで、それを知らずにまた履こうとしたってパンストがちょっとでも履けるわけない」というところで(笑。そこだけ別の設定がよかったなあ…。
『コンビニコーヒー巡りにハマりました。~ジャッカス!番外篇~』も読んだ。カワイイ。
第一話が無料で面白いとつい買ってしまう(笑。
駆け出し彫師のところに、日本画の大家が自分のミューズに自分の作品を彫ってほしいという依頼が来て云々。
面白かった。しかし絵もお話もなんだかすごく懐かしいというか、昔っぽい感じ。きっと若い作者さんなのではと思うのだけれど。懐古趣味の人間にはうれしいけどね。
長髪美人と感情の薄そうな図書館員。
タイトルがお話に合っていない気がする。
面白かったけど、受けの内面が吐露されると唐突な感じで、流石にもう少し描写がほしかった。
IT会社社長が社員に裏切られてやりくりに行き詰まって年下イケメンに身売りする話。
イケメンが社長に執着する理由は少々ありきたりだったので、ひとひねり欲しかった。
ヤンキー幼馴染。オメガバース。
表紙がきれいでamazonの評価も高いから期待してたのに、面白くなかった…残念。なんというか、印象の薄いお話でエロは大盤振る舞い、オメガバース設定もあんまり意味がない感じ。
叔父さんの借金のかたに豪華客船でシークに売られた受け。気に入りを宝石扱いする傲慢なシークと、気に入ったら願いを叶えてやるという言葉に反発しつつのる受け。
いまいちというか、面白くなかった…。どこがというのではなくいいところがない。タイトルも詰め込みすぎ。
「コヨーテ」のために『Daria』本誌を買って、その時に面白そうだけれど途中から読んでもよくわからなかったお話が、一話だけ試し読み出来たので読んだら面白そうだったので既刊を購入。
中東っぽいファンタジー、紋章が浮き出た五人の王様がいる国で、妹を守ろうと星見師のふりをして攻めの王に召し上げられた受け。
結構謎が謎を呼んでいて、原作小説は三巻分で終わっているってほんとかな…まだまだ終わらなそうに思える。今の所面白い。
青の王は真意がよくわからないのと、過去関連でも秘密がありそうなのでよくわからない雰囲気。
受けといい感じになった赤の王がすぐに退場してしまって残念な気もする。
受けは外見も内面も子供っぽすぎて少々しんどい。
同じ作者さんを続けて読んだこちらが悪いのだが、少々食傷気味になってきてしまった。
攻めの親友みたいな人は結局なんだったのか、ちょっと消化不良。
悪魔を呼び出して臓物をもらう高校生が、代償に悪魔にされて云々。
悪魔の臓物を食べたがる受けが、地獄や悪魔にびくびくしているのが、いやそれはそういうもの(異世界に連れて行かれたら流石にそういう反応になる)なのかもしれないけど、違和感があるし、ときどき急に大胆で、悪魔がそれを愛でているけどついていけないし、正直あまり好きになれない。
悪魔もキャラがよくわからないし、絵もきれいだけどわかりづらいので、余計に想像しづらい。
さえない大学生が、追われている謎の男にむりやり匿わせられて、怯えていたら、実は彼はスーパーハカーで、次第に打ち解け?助けられ?みたいな感じ。
面白かった。
元カレとの短編はなくてもいい…あと、元カレよりも受けを選んだ理由はもう少し描いてほしかった。
絵がラフなので好き嫌いは分かれるかもしれない。
広告とかにあったけど別にスパダリではない(スパダリという言葉はあまり好きではないけど。
お笑いコンビの二人と大家さん。
…三角関係というか、大家さんがただの肉体関係しかない感じで、正直あんまり三人である意味を感じなかった。
先輩のコンビのほうは愛が伝わらなさすぎでいまひとつな感じだった。
理系高校生の最初はだめな子とできる子。
悪くはないけれどこの作者さんで続けて読むと似たような雰囲気が続いてしまった。
タイトルがさすがにちょっとどうか…。
日本酒研究会で知り合ったイケメンアナコンダと普通の子。
内容はこの作者らしいゆるくユーモアのある雰囲気で淡々と面白い。
『愛しのXLサイズ@姫はじめ』も読んだ。
同人誌なのかな、ちょっと高かった。
同じ高校のよしみで同居してる大学生。
ゆるくほんのりユーモアな雰囲気で面白かった。
ペーパーワークス集とのことで、小冊子やペーパーをまとめてくれたらしい。
こういうのすごくありがたい!
でももううろ覚えのCPも結構あった!(笑
ぽややんでとろいせいもあって、モーレツな父に努力しろあきらめるなといろんなことでいつも怒られていたので、告白してくれたイケメンにも果敢に挑んでみることにした話。
ぽややんでかわいいく面白かった。もう少し読みたかった。
後半は小説家とお世話係の大学生の話で、こっちの方が長い。
いまひとつ萌えなかったので残念。
小さい頃はかわいい天然としっかり者メガネだったのに、いつしかイケメンとメガネになっていて、幼い恋がなかなかうまく行かずくっついたり離れたり。
この作家さんらしくキュートな展開で面白かった。
学生もののほうがこの作家さんの良さが活きるのかもしれないと最近思い始めた。
変態ストーカーメガネとぽややん坊っちゃん。
…前半ほぼただのシュールギャグで、いきなりくっつかれてもついていけない。担当編集さんが無理にBL展開を押したそうだけど、とっちらかってしまった感じ。この設定でラブラブなんて荒唐無稽になってしまうのはわかっていたのではないのだろうか。最初から割り切るか、別の話にすべきだったのでは…。
この作者さん久しぶりに読んだ気がするけれど、絵がかわらない印象。
お金持ちのダメっ子次男に、その家に代々仕えている家系の子が押しかけ熱烈変態執事に。
面白かったけど、執事がなぜあそこまで変態的に惚れ込むのかがよくわからず、次男の魅力はもう少し描いてほしかった。まあそれを描かない方が変態っぽいのかもしれないけど、それなら出会いの場面はもう少し意味深ではない方がよかった気がする。あと長男が意外に(いろいろな意味で)よさそうだった。
土方ノンケがゲイバーに連れられていってオネエ言葉でパワフルなゲイのことなんだか親しくなって、ものすごくあれこれある話。
わちゃわちゃした雰囲気は好みが分かれそう。楽しいけれど読みにくかったりキャラが分かりづらかったりはする。
お話はあれこれありすぎる…3巻まで出ていて4巻まで出る予定だそうなのだけれど、この後個人的に苦手な展開になりそうなので、2巻まででいいかなあという感じ。つまらないとかではないんだけどね。
互いによくデートの待ち合わせしてて知り合ったリーマン同士、ゲイの方はノンケ彼氏に振られ、ノンケの方は偽装結婚直前で破綻、互いにうさばらしに飲みに行って意気投合して、な話。
小さな嘘がトラブルに、なスモールワールドな話で、お話も絵もとにかくオーソドックス。
ダメンズ好きで貢ぎ体質の受けが働くホストクラブのナンバーワンが復帰して、すごいアプローチで良くしてくれるんだけど受けは貢ぎたいので無理、な話。
ライトには面白かったけど、受けがなぜ貢ぎ体質なのかはもう少し掘り下げてほしかった。
高校の地味なクラスメイトが卒業式に抱いてくれとか来たので面白いからイケメンバンドマンが受け入れて、な話。
悪くないのだが、なんというかすごい淡々としてた…。攻めが受けを(精神的に)受け入れる経緯はもう少しはっきり描いてほしかった。
ぶっとんだ後輩になつかれた普通のリーマン。
へんなキャラが特徴の作者さんらしく好みは分かれそうだけど、面白いと思った。
亡き恋人のデータを使われたヒューマノイドを預けられて、な話。
設定もお話もオーソドックスで、少し物足りなさはあった。
幼馴染、イケメンと天然ぽややん。経験豊かそうな女の子を好きになった受けが、いろいろ練習のために攻めにあれこれされる。悪くないけど内容は薄め。
後半に出てくる受け兄が頭がちょっとおかしい系で、なんというか攻撃的天然というか…。そこまで悪くないけれど、前半との落差でどちらも中途半端な印象になってしまったかも。
事情があって娼館シャングリラにやってきた、試乗夫(性的にも男娼の世話をする役目)志望のノンケと、その教育係になったトラウマもちながら快楽主義でゆるゆるの男娼。
面白いなー。すごくいい。攻めの無神経さがイライラするので、受けがビッチながらすごくいい子に見える(笑。攻め←受けというよりも攻め→受けになっていくのかな。その方が読みたい(笑。
この作家さん、最初に読んだ本(リカーアンドシガレット)がamazonの評価は高いのに個人的には今ひとつでこんなものかなあと思っていたんだけど、コヨーテとかこれとかすごくいい。
ただ、展開が遅いので続きが気になる…!本誌を追いかけてしまいます。
あの世で魂を導く役割になった元冷徹軍人と、諸事情で泥人形の体になってしまっているサポート役。
絵がとてもきれいで、お話もそう悪くないし、設定も面白くなりそうなのに、なぜかいまいち…。キャラに魅力が乏しいのと、展開がもう一息な感じなせいかなあ。ちょっとわからないけれどもったいない感じ。
Kindleで購入したんだけど、amazonで商品ページがなくなっているような?ちょっとうまく情報も探せない。いつからなのかわからないし、作者さんのTwitterも掘りきれない。何かあったんだろうか。
作品は、高校時代にいじめられてた攻めがドSとして開花し、いじめっ子の先輩と同じ会社に入って、復讐のために調教…ってあらすじに不安を覚えたけれど、トンデモギャグ漫画だったので問題なかった(笑。かなり面白い。攻めのムチムチ帝王ルックが素敵。攻めの勤めていたSMバーのドM経営者の短編も面白い。
Kindle Ultimated。
未来都市の抗争。ボスとその妹、妹の元彼でもある甘ちゃんだけど強いよそ者の三角関係というのはBLとしては珍しい。ボリュームのわりにはさらっとしている気もするけど、面白かった。
ノンケをおとすゲイの話。
弟が主人公の前作があるらしい。
絵がとてもきれいだけど、お話はいまいちだったのでもったいない感じがした。
Kindle Ultimated。
続きものだったのか…。
バイオリニストの高校生と、先輩と大学生と。どちらとくっつくのか気になる。大学生がいいなあ。
Kindle Ultimated。
同性に恋するのが病気認定されてしまった世界。
これはいまいち面白くなかった。
Kindle Ultimated。
これは以前読んだような気もするけれど判然としない。一曲というか一芸のある手芸部の面々が大好きな部長さん、な話。軽めだが面白い。
Kindle Ultimated。
少々薄めかも。
Kindle Ultimated。
短編集。高校生がバーで働いているのが気になってしまった以外は大体面白かった。
Kindle Ultimated。
かつていじめてた相手に護衛してもらって…という痛めな設定だけれど、そこはあまり気にならずに読める流れだしおもしろかった。
Kindle Ultimated。
裏の顔ありな天才高校生✕講師のふりして調査に来た官僚…って、正直あんまり面白そうでも萌えそうでもないあらすじながら、意外なほど面白かった(笑。
Kindle Ultimated。
社内監査✕社食料理人。ちょっと異色な舞台設定かも。面白かった。
Kindle Ultimated。
ファンタジー。視点人物が第三者なので少々勝手が違うかも。萌えにくいし。
久々の新刊!
蛇✕狸の続きと鰐✕熊!
蛇狸の話は少々分かりづらかったけど、マキヲの中身が…というのはなんとなく納得…テンション全然違うときあるものね…。今後の本筋の話にもつながっていきそうなのと、いきなり国政とのりりんが普通にしているから時系列がよくわからないのとで、先が気になる。でもとにかく素直になった蛇がいい!
鰐熊はネットで読んでいたけどいいよね!王道なSEXPISTOLSという感じですごくいい。
kindle Ultimated。
カフェでのカップル二組。
ピアニスト✕人狼。
とにかく面白くてかわゆくて萌える…!
この作家さんらしい(気がする)へらへら優しいようでいて結構な自分勝手でぐいぐい押してくる攻めが萌えるし、受けもうぶかわいい。二人ともなぜか「リリィ」「マレーネ」と女性名で呼び合ってるのが斬新でかわいい。続きが早く読みたい。
家出してきた悪魔の子がデリヘル店長に誤解され働かされそうになって云々。
少々キャラが不安定だけど絵もお話もかわいくていい。
タイムスリップしてきたギャングを拾う話。
ギャングである意味が全くない。せめてヤクザとの対決とかあればまだ意味があるだろうけど、世間から必死に隠してどうするのだ…二人だけの世界なんだったらギャングじゃなくても未来人でも宇宙人でもなんでもいいじゃないか。
表題作は低体温美形×天然わんこ。少々ライト。
いい意味で表紙から予想できる雰囲気まんまだった。
作画の方はヤンキー漫画を描いている作家さんらしいので、BLというよりヤンキーものというか青春漫画っぽい感じが強く、その中にあまり違和感なくSHOOWAらしいBL要素が入ってきてる感じというか。
二巻も楽しみ!
ノンケとゲイのカップル、記憶喪失もの、なのに、正直この作家さんにしては薄かったなあという感じ。先にkindle販売の同人誌?まで一緒に買ってしまったのを後悔してしまった。
なんか勢いでそうなったリーマン二人が弱くて優しい悪魔とモテ天使に生まれ変わってなお話。
面白みはあるんだけど、少々まとまりきっていない感じはあった。
謎の北から来た調教師✕奴隷商人だけど人望ある黒鷲。
お話は普通に面白いんだけれど、なんといったらいいのか…はっきり書いてしまうと、情交シーンがなんだかすごく巧い。エロいというわけでもなく、いやエロさもありますが、巧いんです。
pixivコミックで面白かったのでコミックスも購入。
アパレルメーカー勤めのさえないリーマンだけど女装が上手なマコちゃんが、強面バンドマンだけどオネエなダイちゃんにほぼストーカーな話。
他のキャラも含めていろいろ問題がありそうなのでみんながんばって幸せになってほしい(笑。
Kindle Unlimited。
音楽雑誌編集者✕奔放天才ギタリスト。
なんか昔のバンドブームの頃のような懐かしい感じも少しする。まだ続刊らしいので続きも読みたい。
面白かった。絵と雰囲気が少し九州男児っぽい。
受けの顔が大好きで振り回される残念なイケメン✕見かけがヤンキーだけどとにかく痛くされたいドM。
面白かった!攻めがあまりイケメンに見えないのと、受けの顔が攻めが惚れ込むほどの特徴が感じられないのが少々残念だけど、続きが気になる。
お話、キャラどちらも少々薄い感じだった。
萌えすぎる!!
なんかの目的のために手段を選ばず人を人とも思わない、一見の人当たりだけいい政治家の秘書✕そのオーラに惚れて尽くしまくりなスーパーハッカー受け。
みをちゃんはなんか今までにない感じのかわいそう受けな気がする。さんざん尽くして、ぼろぼろになって、報われない感じ。でも南雲はみをちゃんのこと気になってるよね…。南雲はなんでテイラーなのか。本名が服部とかなのかなあ。
ともあれ、萌え過ぎて単行本未収録分のために本誌のバックナンバーを大人買いした。
扇ゆずは未読作品を続けて。
アイドルもので、モテイケメン攻めとイケメン奥手受け。ベタだけど面白かった!完結しているのもいい。三人組のもう一人がもう少し出てきてほしかったというのはあるけれど(笑。扇さんのキラキラ感がよく合う話だった。
未読だった扇ゆずは作品を続けて読んだ。
正直こちらはあまりピンとこなくて、途中までにしてしまった。
Kindle Unlimited。
アラブ富豪✕感情が見えにくい受け
あまり面白くなかった。作者の名前は何と読むのか…。
まとめ読みできてうれしい…けどとんでもないところで途切れている(笑
扇ゆずはらしい受けラブ過ぎる超イケメンと平凡ながら大人気受け。
受けの作画がちょっと不安定で、時折子供っぽくなったりするのがやや難点。普通の青年らしい感じのほうが好き。
最初はノリについていけず、失敗したか…?と正直思ってしまったのだけれど、これは半分以上ギャグなのだと思ったら納得できてわりとハマって読んだ。
…色仕掛け要員(しかもタチネコ取り揃え)がいる外務省というのは、ギャグなんだよね…?
最初の針生と真御もよかったけど、武笠と深津はすごくツボだった。深津が超貧乏超奥手なのに手練だと思われてるのがかわいそうでいじらしくてよい。なので、全部誤解だったとわかっての謝罪はもっとじっくりしっかり欲しかった気はする。あっさりした反応は深津らしいけど。
なんで途中で読まなくなったんだっけ…と思ったら、6巻最後のヴァルネラがかわいくなさすぎてがっかりしたからだ、多分(笑。7巻からのヴァルネラはすごくよかった!頑張って!
カガシくんとタヌキちゃんのお話もすごくいい!
女将とマキヲもいいけど、マキヲと父はまだまだよくわからない…!
この作者さんは久しぶりに読んだのだけれど、時代ものというのにびっくりした。
うーん。タイトルで出落ちな感じかも…。
ハッピーエンドですね。攻めより受けの即物的な反応がなんだかリアルな気もした。もう少し読みたいけれど、あまり話が広がらない感じかなあ。
これなんで読んでなかったんだろう?
西村しゅうこの虐げられまくりで必死に頑張る受けは様式美で好きです。攻めが記憶喪失…?という設定もかなりの受けいじめっぷりでよかった。
原作は長く続いているシリーズだけど読んだことはない。
なんか、雰囲気が暗く、展開がショッキングで、兄も弟も他の家族も感情移入できず…しかし原作の続刊あらすじとか見るとなんかふつーの執着BLっぽくて、まったくつかめない(笑。よくわからない。円陣闇丸の絵が好きだしなんだか謎なので漫画の続きも読みたい。不思議。
メキシコのというか外国っぽい雰囲気とかはすごくいい。
お話とキャラはやや薄く、なかなか進まないような印象があった。表向きの話は利き酒大会があっただけだからかな。
表題作はタイトル通りというか出落ちというかな感じで、モブの二人がなんとか非日常キャラになろうとBLを目指す。それを見守るお嬢様が腐女子化していくのがちょっと面白い。
併録の「水底に棲むこどもたち」が重苦しく面白かったが、痛々しいところもある。
非常にamazonでの評価が高いので読んでみた。
アーミッシュの攻めが成人前に外界を経験する「ラムスプリンガ」で、元ダンサーで売りもしてる受けに出会い云々。
素直でピュアで、恋愛にも素直すぎる攻めも、いろいろ抱えて堕落しきらない受けも、とてもいい。ストーリーは作者もあとがきで書いているとおりオーソドックスすぎるくらいにオーソドックスだけど、それもいい。80年代アメリカっぽい感じも、個人的に今すっごく好きなテイストだしとってもいい。そんなお話なので、美しく少々物足りないラストさえもふさわしくてとてもいい。でも後日談も読みたいな(笑。
記憶喪失で小学生に戻ってしまった極道の坊っちゃんと若頭受け。
攻めはそれほど小学生っぽくない気もした。あと、みんな幸せではない感じ。攻めの妹とか。
美形エルフと容姿のせいで聖騎士団に入れない騎士の話。
なんかいまいち面白くなく、BLでもない感じだったし物足りない。
絵はきれいなのに美形エルフがあまり美形に見えず、性格的にもあまり魅力を感じられない。騎士もキャラが物足りない。お話の筋や設定もいろいろしようとしているのはわかるけどあまり面白みを感じられなかった。いろいろ詰め込み過ぎなのかも。
吸血鬼✕吸血鬼にしてほしい少年。
受けがわちゃわちゃしがちなので、もう少し感情移入できる受けだともっと好みかも。
この作家さんは(失礼な言い方かもしれないが)そこそこきれいな絵でオーソドックスなお話で、孤独のグルメでいうところの「こういうのでいいんだよ」感がすごい。
かわいかった幼馴染がイケメンモテ男になってしまって、どきどきに気づかれないためにつれなくしてしまうの…。
受けにはもっとデレてほしかった感じと、もう少しラブラブを読みたかった感はある。
友人兼お世話係×純粋培養天然坊っちゃん。坊っちゃんがやんちゃだけどいい子なので納得しやすい作り。攻めの葛藤がいい。まさに、こういうのでいいんだよ!
兄×従者もあるのかな?友人の攻め君は続編があるらしい。
イケメンエリートに見初められる王道のお話。出会いのネタバラシはよかったけど、あとは少々薄味に感じた。
もんでんさんは絵が巧い。
兄×血のつながらない美形弟みたいな。弟から逃げ出してホストしていた兄が戻ってきて云々。特に前半は弟があまり感情を出さないので、後半はもうちょっとカタルシスがほしかったかもだ。
同級生→先生←幼馴染←受け。
幼馴染が受けに振り向くところがなかなか難しい話だと思うのだが、そこがあっさりしていて少々消化不良ぎみ。
わんこ→俳優。
受けの攻め好きっぷりが物足りない。受けが恋愛だと自覚するところももう少し丁寧に読みたかった。
タイトルでもう出落ちである気もするが…(笑
喧嘩ばかりの生活をしていた攻めが以前住んでいた地域に帰ってきて隣の席の子に一目惚れしたら中二病だったという話。
受けの中二病が突き抜けているのと、喧嘩は強いけど天然アホな攻めがそれに必死で付き合おうとするのが面白い。攻めの友人もいい。
ゴツいオカマさん攻めとヤクザの家のアホな子。
受けがアホすぎて前半は入り込みづらかった…。うーん、後半はそこそこだったけど…という感じ。
タクミくんの話を書いていたら懐かしくなり、しかしタクミくんは怖くて読めないし、絵が見たい気分だったので、おおやさんの表紙が一番タクミくんに近い(と思った)コミックスを読んだ…という…。しかしあたりまえだが内容はタクミくんとは近くなかった(笑。
俺様だけど能力は高い攻め、実は不器用、と、やる気はある受け、というわりとオーソドックスな話かな。攻めはものにあたるのはやめましょう(笑。
イケメン営業が先輩大好き。
ちょっと薄味だった。先輩のなびき方が軽く見える。
ビッチ扱いされているけど仕事先のカフェでは一生懸命な受けと純で真っ直ぐなお医者さん攻め。攻めだけはそんな受けを大事に大好き、というある意味王道ながら、やっぱり王道っていいよねと思わされる。
ヤミ金の社長が借金代わりに好みの男子を云々。
社長が受けというのが少々あざといかも(笑)。
ドM変態教師がクラスの問題児にいたぶられて喜ぶ話。
一人称が「先生」な先生はあまり好きではないのだが、工藤先生はそういう些末なことを超越したド変態でかなり面白かった。ド変態というか、工藤先生のほうが問題児というか。絵も綺麗だし、もう少し続きとかも読んでみたい。
コワモテ乙女が実はクラスのイケメンに恋してて、マジ恋できないイケメンがそれにのってみよー、という。
コワモテ乙女が受けというのはちょっとあざとい…笑。イケメンがあまりイケメンっぽくもモテ男っぽくもみえないのが少々残念。でも面白かった。
高校の先生とそれに反発しつつ…なうぶな男子生徒。
少女漫画みたいな感じで楽しんだ。
殺し屋と男娼の純愛もの。
オーソドックスながら、描写も絵も非常に丁寧でよかった。
年一の連載ではコミックスも随分待つなあと思っていたのに、はや5巻かと一読者ながら感慨深く思ってしまった。
結構キャラが増えたなあという気がしたので、この期に1巻から読み返してみようと思った。
BL、阿仁谷ユイジ、時間操作と、私の好きな要素ばっかりでうれしい。
でも続きが早く読みたい…!
まさか私屋カヲルを再び読むことになるなんて、しかも自分で購入してまでなんて、そして何よりこんなところ(=BL)で再会するなんて、とさまざまな意味で驚いた。
もうすこし詳しく書くと、デビュー作の頃、友人が購入してたので借りて読んでいた…という程度の認識だった作家さんが、もうキャリアもかなり長くてらっしゃるのに、まさか今更BLを描かれるなんて、という、喜びもあるけど衝撃が大きすぎた(笑。
そして、その衝撃も吹き飛ばすくらい、内容がまたよかった。
わんこ系(?)インキュバス×生真面目奥手警官。…あれ、最近わんこ総攻めばかりのような?
絵もきれいだし、お話もベタでありつつ人外BL誌掲載や、作者の来歴などからくるのであろう部分がよいスパイスになっている感じ。
続編も楽しみ。
わんこ系(?)カサノヴァ×堅物髭司法官。
引き続き、素晴らしすぎる。
あまりの素晴らしさに、博愛攻めとかヒゲ受けとかの苦手な要素もなんのそので読める(笑。
小笠原さんの未読だったコミックス、やはり設定やとんでもない展開が素晴らしい。
小笠原さんはここのところTL?を描いていらっしゃるようだけど、BLは描いてらっしゃらないのかなあ…もっと読みたいのに。
明治さんは短編ももちろん素晴らしいけれど、長編の膨らませ方が本当に素晴らしいなあと改めて思った。
この才能は世に出てほしいとずっと思っていたけれど、最近は一般誌でも執筆されているようで、少し寂しくもあるというわがままなファン心理^^;BLも辞めずに描いてくれたらうれしいなあ。
群像っぽくなって、いつまでも続きそうな気配(笑。
生徒会長とプールに行く話がよかったけど、会長も幸せになってほしい…。
吉田の身勝手な佐藤への八つ当たりとかは、思春期でいいですねー。
内容はタイトルと表紙の通りで、かわいい受けと過保護なお兄ちゃん、スポーツマンだけれどむっつりで本音では受けを独り占めしたい攻めのお話。しかしこの作者さん、こんなに描線雑だったかな…。お話もありきたりな感じだし、正直ちょっと全体的に残念な感じだった。
名前なんて読むのかな…と気になった作家さん^^
表題作は、イケメンで勉強もスポーツもできる幼なじみに勝てず万年二位で犬猿の仲だったんだけれども実は…という、わりとありがちな設定ながら一位のイケメンがかわいらしくてよかったv他の作品もなかなかよい感じだった。
絵がもうちょっとだけうまくなったら、もっと良くなりそうな作家さんなので、また読んでみたい。
続き物だった…_ノ ̄乙(、ン、)_
仕事をやめたものの、勤めていた会社の独身寮(仮)の管理人になったら、変わった住人がどんどん増えてしまい云々。
かわった住人たちは今さんらしい描写で面白いんだけれど、管理人とかわいいリーマンの関係がなあ…。この作品にかぎらず、最近の今さんのBLは勘違いとか酔いに任せてとかワンナイトラブとか、なんかそういう刹那的な偶然で関係がはじまるものが多い印象で、ややだらしないというかいい加減目な主人公が多い気がする。
忙しかった…>_<
自分で増やしてしまった仕事が多かったのがなんとも…;
新刊ワーイ。
しかし正直、知賀と国斉はもはやバカップルなのであまり変化はなく、一方の雛森と近藤が出来上がりそうな瀬戸際なせいかものすごく分量をさかれていて、そういうシーンも多く、なんというかまさに目も当てられない(笑
山城が生きているようでよかったけど、川和となんとかしてやってほしい(涙。類家一族の話がふくらみそうなので、またカップルが増えるのかなとも思った。
でも、知賀国斉にはあまり邪魔がはいらないといいなあ…。平和だと確かに変化がなくマンネリ気味になってしまうかもしれないんだけどね。
そんなわけで。
何冊か読んだ漫画がたまっています…(汗
恋を探していろいろな場所に行っていろいろな相手と出会ってそんなこんなになったりならなかったりする色情狂吸血鬼と、それを冷たくあしらう人形従者のお話。
きれいな絵(なんとなく昔の藤原薫を思い出した)と吸血鬼という設定で耽美なんだけれど、淡々としたコメディでその落差もおかしいし、よい感じv他の作品も読んでみたい。
…えっ、二巻で終わりだったの…もっと読みたかった…;_;
立野さんの安定感はいいなあと改めて思ったのでした。でも白泉出てからの話でやっぱりYELLOWが一番好きかも。
続編が出てたの知らなかった~うれしい^^
内容もいい意味で相変わらずだと思う。雰囲気もクオリティもそこそこで平均以上というというか。さすがは立野さんだと。あとがきによると、海外でも人気あるみたいでなんだかそれもうれしいなあ^^日本だと思って読めば日本の話なんだけど、ほかの場所を舞台として読んでもそれほど違和感なさそうだし。
すでに二巻も出ているようなので買おうと思うv
立川らく兵さんの廃業がショックです。面白かったのにな…
あまり話が進んでいなかったこの頃に、大きな展開が。でも結局あまり変化はなかったか(笑。ので、面白かったけど特に感想はない…あ、西田は幸せになってほしい^^今後どう展開するのかも気になる。
かなり前に買って、結構前に読んだ(笑
本編は、ここのところの同居に加えて秋仁が麻見にど独占欲っぽくもなってきたので、ちょっと普通のBLっぽくなってきた感じ(笑。秋仁がふつーに受け的な要素を持ち始めても、麻見的にはは構わないのかなあ。なんか秋仁が普通のこになったら飽きてしまうのでは…とか思わされてしまうというのは、やっぱりファインダーがよい漫画だってことなのかなあ、とも思う。
しかしあのメガネは誰なんだろう。秋仁狙いだといいなあ。
番外のオフィス編は崎谷はるひの真芝☓秦野を思い出した(笑
週末は柔道とプロレスを観にいちきましたv
柔道はうちのこがいっぱい勝っていて面白かった!プロレスは新日本@国技館のやつ。オカダカズチカがカワイイィ。中邑真輔とは違いファッション基地外なところもカワイイィ(笑。中邑はもう少しホンモノっぽく見える(笑。
うーん、微妙にいまいちだったかな…。謎の王様ゲームの秘密とか、攻めや謎の先生の秘密とか、いろいろ考えられてはいるんだけれど、焦点がブレてしまったのと受けから随分離れてしまったような感じがするのとで、ちょっとケムにまかれた感じ。あと受けが元気で前向き純粋、だから攻めも惹かれたの、というのがちょっとありきたり。受けが後ろ向きだった自分から成長した、という設定だったと思うんだけど、その成長はあんまし書かれてなかったと思うし、だから余計受けが唐突というか話の中心でない感じになってしまっていたのかも。
あと、この作家さんは小説の挿絵から知って、すごくリリカルできれいな絵だなーと思っていたんだけれど、漫画絵としては個人的にはいまひとつだったのも残念。
表紙と墓場で拾った男性が云々という梗概、あと『刺青の男』からン年、というオビから、重めのシリアスものかな~と思ってたらライトな短い小話の連続っぽい連載で拍子抜け(笑。まあ、後半は若干シリアスではあるんだけど。でもいい意味で期待を裏切られた感じだし面白かったv
オチはちょっと意外というか、設定にちょっと納得がいかなかったというか…(笑。
お寺の兄弟がばんびとねお、あわせて涅槃というのがスゴイ…(笑。女装兄のばんびがもっと活躍しても面白かったかも。でもみくとねおだからしょうがないのかな。
ファンブックは未収録分がうれしいv
近藤って兄弟いたの!しかも複雑。
川和山城ってあれで一段落なの…?
カラー再録はうれしいけど、なんか…こう、連続して見てるとなんか恥ずかしい(笑
人気投票一位が国斎って、なんか意外でも有り納得でもあり。
アンソロは思ったよりいろんな話があって面白かった。
扇さんのの知賀はうれしいv
CJさんとか、らしくって面白かった。
しかし、山中ヒコはなんで戦国なの、金ひかるはなんで鵜飼なの(笑
「推しメン」もそれぞれ納得というか、扇さん>知賀とか、藤たまきさんCJさん>近藤とか、阿部あかねさん>阿久津とかすごくわかる(笑。しかし、国斎をあげたのが山中ヒコさんだけというのが、なんか不思議…人気投票では一位だったのにね(笑
あっそうだ、ペーパー申し込まなきゃ!
とかいいつつも、ごぶさたしました…!!
うーん…。
なんというか。予測の範囲内というか、それしかないよね…というかな展開だったなあ…。柳田先生のはっちゃけとか、三島のパートナーとの紆余曲折とか、田舎の鬱屈とした感じや、それぞれの家族などの状況もふくめ、ベタとまでは言わないけど、そうだろうねえ…という感じ。だけど桐野については、そうだろうねえ…という展開ながら正直がっかり…。悪い意味でBLに他の要素(現実味とは言わないよ)を持ち込んでる感じ。というかまあ、端的にいって淋しいしかわいそう。
そんなわけで正直下巻は上巻ほどのインパクトには欠けた気がするけれど、とはいえ上巻はやっぱりとってもよかったし、下巻もその結末としての機能をしっかり果たしてたし、絵や雰囲気も好きだし、好きな作品ではあるのです。煮え切らない(汗。
今日は夜から池袋演芸場にいちきましたv花緑さんの蜘蛛駕籠が面白かったv
少し前に読んだ。
表題作は、両親の再婚で気の合わない同級生同士が兄弟になっちゃって…というベタ王道設定で、リア充系イケメン攻めとちびっこ系メガネ受けというこの作者らしいCP、よい意味で安定感のあるお話で面白かったv
蕎麦屋の後継ぎのこが出前に行った先のへんなイケメンにからかわれて、なお話も、いじわる攻めがこの作者らしい(笑。最初は攻めに営業スマイルモードで、仕事を離れてからは迷惑がる感じになるせいか、受けがややキャラ弱いかな?という印象だった。
都会からUターンしたら昔なついてくれてた年下の子が置いてかれたせいでグレてしまっていて、というお話は、ちょっとなんとなく胸が痛んだ^^;
蜜の王国
それぞれのCPの小ネタが続いて、あまり内容がない感じなので、かわゆいけどややマンネリ~と思っていたら、後半はてんとう虫主従の過去話とかがしっかりあって面白かったvそういえば表紙もてんとう虫だった…しかしこうなると、二巻の表紙は蜂☓蟻さんがよかったんじゃないかなあ。
あと、大人バージョンみどりちゃんにびっくり…いつものちっちゃい外見は成体ではなかったのね…ていうかおそらく攻め予定なのねこれは…(笑。天然素直イケメン攻め、いいなー。
とかのんびり読んでたら、後書で次巻でラストと書かれていて、終わるとなると淋しいなあと思った。うーん、でもあまりだらだら続けて、それこそネタ切れっぽくなってしまうよりはいいのかなあ。そういえば、最近虫の特性ネタとかもあんまりないな、とも。
架空の国の、王族の血筋?の軍人☓部下。
攻めが謀反の意思を疑われてて政争で危ないことになったり妹バカだったり、受けがツンデレだったり母親に女装させられたり。
受けの絵面が、なんとなく元ネタがなにかがありそうな…という印象。まあ黒髪おかっぱキャラっていっぱい居るかもしれない。ブチャラティとか(笑。キャラもベタな真面目不器用ツンデレちゃんで、あんまり面白みのあるキャラではなかったかな。
攻めは受けの部下のほうがよかったような。受け以上に特徴に欠けるかもという印象で、妹バカ設定はいらんかったかも…というか、どっちも家族ネタは余分だったかも。二人のキャラもお話も薄い印象だったから、拡散しちゃった感じ。
年末年始はくまちゃんと実家にとまり、おせちを食べてから鹿児島に飛びました。つるとかうみとか見に行って、帰ってきてから年賀状受け取りにまた実家に行ったりなんだり。そんなふうにあわただしくしていて仕事始め、即胃腸炎で倒れておりました…ちょっと忙しすぎたかな(涙。でも楽しい年末年始でしたv
昨年の積み残しから。
表題作が以前どこかで試し読みして気になっていたので。
しかし好きなこにちょっかいかけてる男と友人と四人で温泉に行く表題作、留学生王子と先生の話と、面白いんだけど基本はポルノというか、それがメインな感じだった…。
二卵性の双子の弟がマイペースな美人女優のかわりに記者会見に出て、相手役の憧れのイケメン俳優に会えてうっとり、してたら、なんかいろいろあってその俳優と暮らすことになって、なんかいろいろあって期間限定で恋人のフリすることに。
うーん…ベタながら王道というかおいしい話だと思うんだけど、なんか今ひとつ物足りなかった…。
攻めが淋しがりで世話やいてあげなきゃって感じなんだけど、いまいちかわいげがない。受け大好き、ってとことか、なんで受けを好きになったのかとかがしっかりとは書かれてないからかも。
受けも、攻めをどういうふうに好きなのか、というのがいまいちわからず感情移入しづらい。今まで憧れてた俳優と、目の前の攻めとの違いとかで驚いたり恋にかわったり、というのがあまりわかんないし。あと姉に化けられるくらいのかわいい顔というのもあんまり展開で活きてなかったし、なんというか全体的に、設定とかはあるけど具体的なエピソードが物足りない感じなのかも。
あと後半のパパラッチみたいな伏線は回収されてないし、打ち切りなのかな?という感じも少しあった。
渋谷で見た美人さんがよく見たらクラスメイトで、なんか実は女装がすきらしいのですが、クラスで浮き気味のちょっとへんな子攻めがへんなアプローチをはじめまして、女装受けは逃げるのだけれど云々。
女装好き男子もの、というのはわりとあるような気もする。ので、展開も普通だし目新しさはあまりなかった気がする。
しかしこの作家さんの絵柄では人の顔が二・三種類くらいしかないので、女装のあの子はよく見たらクラスメイト、とか説明されても、いまいち腑に落ちない…。受けの顔と攻めの顔に大差がないし、女装時と男子時が同じ顔と言われても、正直そうなの…?という感じ。受けの元カノと攻めの姉の顔が同じなので同一人物だったのかと思ってしまったし。
ねたばれありますよ~。
表紙を見て、あー面白そうだけど今度読もうかな…と一瞬思い、二度見して『No.99:人間玩具』の表題作の執事編か!と気づいてすぐに購入。
ぼっちゃんと、玩具のアルビノ少年が大きくなって、執事頭は相変わらず、というところに、執事頭と旧知でもある執事の青年がやってきて、云々。
「人間玩具」の続きはすごく読みたいなと思ってはいたんだけど、でも一方で、貴族設定だからそのへん軽いだろうし、後継ぎ必要だろうし、ぼっちゃんは浮気するんじゃないか…という微妙な不安があったんだけど、結論として疑ってすまんかった(笑。
や、ぼっちゃんがきっぱりしててよかったってのもあるんだけど、ぼっちゃんがそんなに潔癖な理由がちゃんと本編からつながってたのがすごいなと思った。キャラの性格付けがすごく説得力を持っていて、こういうお話の作り方って好きだ。この続編は絶対想定されてたものではなかったと思うので、それでもきちんとつながりがあって、キャラの性格や考え方に必然性があるなんて、とっても好ましい。
でも、ぼっちゃんがアルビノ少年を気に入ったのは、お母さんに似てたからっぽいのが、ちょっと…それだけではないのだと思いたい感じではある。
執事のほうも、アルビノ少年へのほのかな気持ち設定がまだ残ってたのが、いいような悪いような(笑。受けがちょっとかわいそうではある。
受けはまっすぐ!という感じで、ふつうに受け。でもイケメンなのが面白いかも。
一方、アルビノ少年は、養子の話でもめてるという話が出た時に、なんで揉めるんだろうそれすらイヤなんだろうか…とか思ってたら真逆で、後継ぎ必要だろとか怒ってて、でもそんな少年にぼっちゃんも執事たちもなんでなの?ってなってんのが、ある意味みんな健全ですてきだなあと思った。
見世物屋の双子の話も、アルビノ少年からつながってるのがなんだかよかった。
ていうか、一話限りかと思ってた「人間玩具」の話が、自然な感じで広がってるのがなんだかいいなと思う。「人間玩具」自体のお話が好きだし設定もいいと思うのでうれしい。
きのうはパリーグのクライマックスシリーズを観に西武ドームにいちきました^^
西武球場がドームになっていたことすら知らないクロエが…(笑。でも面白かったですv風船飛ばすのとか楽しかったv
表題作は、付き合い始めたら終わりじゃなくってその後がほんとは大変よね…という設定から作られたお話という感じで、あんまり意外性もなく微妙だった。
オカマのマキ子ちゃんとネカフェ難民の話は、二人共それぞれ過去とか書かれてない状況とかいろいろありそうで、気になるけどその余韻がいい感じ。とくに子供の頃のことはあれはほんとにあったのかな?とか思える感じなので、気になるなあ。余韻がいいとは言ったけど、過去編とかこれからの話とかもっと読んでみたい。マキ子ちゃんもステロタイプな世話焼きオネエかと思いきや、過去のこととかいろいろありそうだし奥深そうなキャラだし、ネカフェ難民くんもただのぼんやりさんかと思えば結構情に厚そうだし、キャラもどっちも感じがいい。…しかし、これはBLなのか…??(笑
高校の同級生同士、あっさりした友人にもんもんしてたのが大人になって、というお話は、ちょっと一味足りなかった感じかも。
知賀と国斉さんの話が一段落して、とくに事件もおきずにまったりなので、対比的に近藤と雛森の話がすごいことになってる感じが強い(笑。近藤かわいー!雛森もかわいー!近藤のノンケに踏みとどまろうとしつつ、なんでか雛森を心待ちにしたり身体がうんぬんな感じが面白い。そしてほんといい子ね…(笑。雛森が好意をもつ気持ちはよくわかる。しかし近藤の方はなんで雛森好きになりそうなんだろうね、とは思う(笑。憐憫からの好意なのかなあ。まあなんにせよ、はやくくっついてしまえ。
山城と川和の話もちょこっとだけ出てきたのでちょこっと安心…あと羊飼いに忠告もかわいー!でもこのへんは本誌でもちょこっと見てたんだけど、近藤の話は特に後半のあたりとかは読んでなかったので、余計近藤たちの印象が強まったのかも^^
えーと…あらすじ紹介しづらいなあ。
中の悪い家同士の攻め受けが、大学生になって再会して、実は両思い…とわかるのですが、…えーと、でもお話はSFアンドロイドものなのです、としか…(笑。
しかしまあ、この作家さんはいつもあざといよね!そして今回は、SF設定・展開までからんできて、物語をあざとくするためになんだろうけどかなり設定も展開もハチャメチャな気がする。たとえば、受けの両親はどんだけ権力者だったんだ…とか。まあ後半は受けが特殊な存在になってしまったって理由が書かれてたけど。
…だがそれがいいッ!すくなくともあたしにとっては…!!
もー、なんかたいていあざといなーと思いながら読んでるのに、ほとんどかならずうるっときてしまう…。作家さんがうまいのもあるんだろうけど、相性の問題もあるのかなとも思う。王道ベタかつ個性がある、というところがあたし好みな気がする。
そんなわけで今回もばっちり陥落なのですv同人で続きとかサイドストーリー出して欲しいなあv
コーヒーに角砂糖5コはさすがに多過ぎないかな、と…。
無一文になってしまって、会計事務所所長にひろわれた受け。所長の弟さんのかわりをしながら、事務所でバイトさせてもらうことになったのだけど、次第に意識しはじめて云々。
わりとベタな筋で、説明的なネームやセリフが多かった気がして、ちょっと物足りなかった印象。キャラも受けは普通だし、攻めは攻めで、余裕ぶってるときはニコニコしてるくえない感じのキャラ、受けに惹かれちゃう時は余裕なくなっちゃう、というわりとよく見る感じのキャラな気がした。
受けの弟が訪ねてくる後日談も、よくある感じかなあ。
一緒に入ってた短編は、よくできた坊ちゃんな年下の幼馴染に押し倒される話で、攻めがよくできた子供であるがゆえに変わり者に見えてしまう感じでかわいらしかった。
絵はこっちのほうがとつとつとしてる感じだったので、表題作はきれいな線になってたし、うまくなってってる感じなのかな?
下宿屋の管理人さんと店子みたいな話は面白かった。前他社さんであった大家族家政夫さんものにちょっと似てるかも。こういうの好きvキャラも多いし、もうちょっと長いシリーズで読んでみたかったなあ。
アンドロイドの話は、この作家さんぽくない話だなあ、という気がした。ちょっと消化しきれてないような印象。でも攻め?の顔がちょっといつもの絵と違う感じで面白かった。
ジムで泳ぎの苦手な美人に出会う話も、もうちょっと長く読んでみたかったかも。
表題作は、本社から支社に転勤したら男好きのウワサのある先輩と本社に出張に戻ることになって、という話。支社に異動になった理由とかふくめ、筋が予想できるベタな話だったけどわりと面白かった。もうちょっとあざやかな復讐も見たかったけど(笑
タイトルはいとこんっ!でいいだろうに…と思ってた(笑
ややネタバレというか展開バレありです。
親戚一同で敷地内に暮らす大家族に、時折しか顔を出してなかった子が、父の単身赴任のために一緒に暮らすことになりまして。
彼の従兄弟にあたるせわやきお兄さんが、小さい頃は自分がかまったげてたしまた面倒見てやろうと思ってたら、彼もさすがに高校生になり数度の転校で鍛えられて明るい天然よい子ちゃんになっていて、手を焼くこともなく淋しくついつい小姑みたいに口うるさくしてしまい云々。
攻めはともかく、天然受けはいきなり恋愛自覚したらちょっとキモいかも、と思ってたらそこまで話が進まなかったのでよかった。作者さんが書いてらっしゃるように、根暗攻めはこの作者さんの王道キャラだなあと思う。そしてかわいい受けも(笑
しかしこの攻めは…仕事はしてないのかな…?(笑
すけすけリーマンの話も、地味顔天然受けがかわいくてよかった。
高校の同級生の再会物は、受けとはいえやはり子持ちはニガテだ…と思った。
共学化した女子高に入学した七人の男子、そっけない系イケメン男子はノンケのはずなのに女子よりかわいいアイツが気になる好きになるけど、あいつはあいつで頑張ってるのにカワイイとか言ったら悪いし云々。というほうは、素直になれない攻め?の言動がアチャーなわりにあまり面白みもなく普通で、ちょっと物足りなかった。
その後の、スーパーマン系モテ男子が、わりとモテ系のチャラ男に張り合われてるうちに気になる好きになる、という話は結構よかった。
けど、人数まだ居るのに活きてないのはちょっと残念。総ホモになってほしかったわけじゃないけど、もうちょっと出てきて欲しかった気がする。
…総ホモって変換できるのね(笑。グーグルさんさすがだわね。
いちおうシリーズになるのかな。◯◯ラブシリーズ。
一作目は受けが子供っぽい外見だったのがニガテだったけど、後は軒並み好み。というかこの作家さんのバーテンものは大体好み、なのかな…?
今回は、フレアが得意なラフなバーテンが、バー(ゲイバーではないが、ゲイが集まるバー)でお綺麗な男を見かけて口説いてみたらノンケでして、という感じ。
ノンケ受けが天然お坊ちゃんで、周りの優秀な人々にコンプレックスもってて、攻めにあんなそんなことされちゃったのになんか気になる好きになる自分の居場所っぽい感じなの…という感じで、たいそうかわいらしいのです(笑。
攻めはちょっと薄めだったけど、こちらもふつうによかった。
表題作は、美人で人を寄せ付けない受けと、さわやかで押せ押せな攻めで、タイトルどおりな感じ。
あとは、見習い出張料理人の受けが、野菜大嫌いな攻めになぜか毎週指名されて…という。なんかBLって、出張料理人話が結構多い気がする。確かにBL向きな設定かもね。
しかしこの作家さんは、たんたんとした描写とちょっと変な展開とか小物があいまって面白いと思ってたんだけど、今回はふつーのBL…という印象で、やっぱりたんたんとしてるのですーっと読めてしまってあんまり後に残らなかった感じ。キャラ設定やCPとかは、がんばってる感じというか工夫されてる印象なんだけど、でもそれもやっぱり(あまりいい意味ではなく)普通のBLっぽくなってしまった要因にも思えてしまった。なんだか、BLに短しタカツキ作品に長し?というか、どちらとしても中途半端でもったいないなあ、という感じだった。
人間社会になじむための吸血鬼の学校に、慣れるための人間として特待生で入学した主人公は、なんかセレブらしい吸血鬼に自分専用の餌とか宣言されまして。
絵もお話もちょっとつたない感じなのだけれど、ベタなお話でよかった。ベタというか想像できちゃう感じなんだけど、餌呼ばわりしてたのに主人公がなぜか自分にとって特別でとまどっちゃう吸血鬼とか、離れようとした吸血鬼に押しかけちゃう主人公とかね。ベタだけどそういうの必要だよね!という感じ。
ただ、お話はすごく中途半端(というか、しっかりCPになってない)で、数人いるキャラも活かしきれてない感じで、ちょっと物足りなかった。2巻目は半分くらい読み切りだったし…。
しかし、CPになってないのは規制うんぬんとの関係だったのかな…?
うじうじ攻め×小柄さばさば受けの話は、攻めがぐるぐるしすぎて一人相撲でイラっとくる(笑。受けに同感だ。
天然先輩×丸メガネ後輩の話はcabでも読んだことあったんだけど、丸メガネがなんというか、ニガテなタイプの受けだった…。あんというか、あたふたしつつキャンキャン小型犬のように吠えている、感じというか…。
しかしこの二人の同僚の、そこそこイケメンでそこはかとなくいい奴なのになんだか残念なキャラと、高校時代マイウェイ王子さまの話がcab読んで気になってて、今回コミクスを買うにいたったのですが、今回収録分は読んだことのある再会編だけだった(笑。ので、次回コミクスに期待なのですv受け、なのかな?な同僚もアホっぽくて実家暮らしだったり妙なかわいげがあるし、王子も不思議系オレ様なキャラが面白いので、期待なのです。
目立たない系男子がヤンキーめな秋山くんに惚れちゃって突撃。
…いや、なんか。なんというか。
ポルノだったね…。
いきなり足◯◯が悪い意味で男性向けっぽくてドン引きして、その後秋山くんの友人らの前でそんなこんなとか…。
内容は悪くなかったけど、すごくよくもないかな。
全般的に思い込みの激しい主人公と、なぜか(なぜなんだ?)主人公を受け入れた秋山くんが、振り回される主人公と、意外に主人公好きな秋山くんでして、というだけな感じ。あんまし進展ない。
あと、秋山くんの友人とか何人かいるし裏表紙がにぎやかだったので、もうちょっと周囲の人も活躍するのかと思ったらそうでもなくって残念。秋山くんの友人とかほとんど出て来なかった人もいるし。作者さんはまだ続きが書きたいみたいなのでこれから書く予定なのかもしれないけど、一冊ものとしては不満だし、ちょっと裏表紙に偽りありな感じかも。
そんなわけで、進展ないわりに日常漫画でもなく、日常まで行ってないのかなあ。いい意味でなくやおいっぽいというか、ちゃんと本編がない感じだった。
記憶喪失のヤクザは同じ組だったらしいメガネに助けられたのですが、二人のいた組をつぶした敵の組に狙われているということで、メガネによってマンションに軟禁生活。手下を蹴るわ人を騙すわなメガネヤクザにだまされていたされつつ、自分にだけはやさしいメガネに微妙な気持ちになりつつ。
…なぜメガネがアレしたのかがよくわからんかったので、いまいち感情移入できなかった。他はかなりよかったんだけどなあ。主人公にあうまではメガネが損得でしか動かない男だったっていうのはわかるけど、そこまでの見返りあるかな?判断甘いだけにも見えるし、主人公のせいですでに判断くるってきてたとかならまだわかるけど。いずれにしても、もうちょっと理由付けがほしかった。というかもっといえば、メガネがあんなことしなきゃいけなかったかわいそうな理由とかあったらよかったのに…そしたらめちゃくちゃ好みな作品になってただろうと思うと、相当惜しい…。
ていうか敬語の後輩とか、めちゃジョルノじゃんね(笑。主人公はアバッキオに似てるのはおバカなとこくらいだけど(おバカ呼ばわりは愛情表現ですよ。
そんなわけでちょっと消化不良なのです。
一巻のほうが面白かったかな…。
アーヴィン兄のパートが長すぎたのと、なんかこの二人の感じがすごいニガテで…。弟が本気で大好きな兄と、弟に仕えるゲームキャラのアーヴィン、が、互いに他への気持ちをもちつつでも相手への気持ちも強くてくっつくというとこに、なんだか割り切れないものがあるのかな…自分でもちょっとよくわかんないんだけど、でもなぜかこの二人のイチャラブっぷりが良い意味ではなく正視できない感じで…でも自分でもよく理由がわからないし、たぶんこのCPがいたたまれないのはあたしだけなんだろうなと思う…。
弟はいまだにキャラがいまいちたってるようなたっていないような。兄へ複雑な気持ちもってて寂しがりでバイ、というのはわかるんだけど。あと瑠璃が微妙。設定のせいもあって瑠璃のキャラがたちきってない気がする。弟は瑠璃とメガネ同級生どっちなの、とも思うし。その同級生は結構もててるのかね…そして同級生の先生と弟との関係もなんかあんまし感じよくないね…。
久しぶりじゃないか。
ここのところ忙しすぎて本屋に行く暇も気力もなかったよ…><
こないだ知ったばかりの作家さんの新刊が出てたー。そんで、とっっても面白かった!
田舎の高校で、女の子みたいなかわいい顔で女装癖があるゲイのこなのですが、おや?いじめてくるイケメンのようすが…。
ネタバレになってしまうので詳しく書けないけど、イケメン×ゲイ少年とかベタな展開ではなくって、書けないのがくやしいくらいすっごいかわゆかった!
いやー、こういうの大好き。CPが全面に出てこないのできっちりBLでもないし、青春の日常もので、タイトルとか洋楽オマージュな感じでもありたぶんある意味オサレ漫画だし、正直普段はあんまし得意なタイプの漫画ではないのだけれど、でもでもこの二人のかわゆさでなんかもうオールオッケーな感じ。主人公もイケメンもすごいカワイイィv
でも、生温かげな青春日常ものとしても、みんな嫌味なくキャラたってて、主人公のお母さんとか、主人公をいじめてたハーフの同級生とか、キモカッコいい先生とか、みんないい。雰囲気もオサレげなだけでなく田舎の雰囲気夏の雰囲気ふくめてしっかりしてるし、でもちゃんと(笑)雰囲気漫画としても読めると思うし、いろんなバランスがすごくよい。
そんなわけで、新しい作家さんで、新しい作品で、こんなに面白くって好みな作品は久々なので、なんかうれしいよねこういうの!次巻もすごい楽しみーv
またしてもごぶさたしてしまいました。ここのところいろいろ大変だったよ…!(>_<)
田舎の高校のボロい男子寮に、プリンスのようなキレイなイケメンがやってきて、何事にも全力直球でちょっとズレてる男子が猛烈空回り。
疲れていたので何も考えずに読めるおホモを…と思って買ったんだけど、最初はあまりのテンションについていけなくて何度か本を閉じた(笑。でも慣れたら結構面白かった。
絵が、ギャグはちょっと本仁戻的で、シリアス絵はきれいに整えられた宮本佳野という印象。結構うまいと思う。しかしなんか全体的にはちょっと語シスコっぽいような気もする。作者さんが男性名なとことかも(笑。
そんなわけで結果的にはそこそこよかったので、次回作も読んでみたいv
ちょっと間があいてしまいました…。
久々に期待させてくれる佳作がきた!他の作品も読んでみたい…と思ったら、ん?『それは食べてはいけません。』の人か!(笑。おおー。今作は随分まとめてきたなー、いい感じじゃないか、という印象。
背中に鳩のような羽根をもつ考古学の鳩谷教授は、お話の中の国を探しているちょっとした変人博士。潔癖というか几帳面な小鹿くんは日本史学専攻の助手?で、急遽鳩教授の助手になり、教授に振り回される日々。そんな中、周囲では不思議な事件が頻発し、事件の中心には灰色のオウムがいるらしくて云々。
小鹿くんはかわいくて、そして几帳面でちょっとズレてるっぽいとこもいい。対人関係苦手そうと思ってたら、そうでもなくわりとそのへんは無難かも。だらしない変人教授は面白いけど、小鹿くんへの好意とかなんですきなのかとかもうちょっと知りたかったなー。
謎にまつわる筋も結構面白くて、BLとしてだけではなくってそっちも楽しめる感じ。二人のキャラとお話がしっくりきてるのが個人的にはポイント高い。主人公二人は結構あざとくも見える感じのキャラづくりなので、だけどお話とうまく噛み合ってるから嫌味がない感じ、な気がする。
あと本屋件喫茶店?みたいなお店がかわいー。ネコの手貸してくれるネコもちょーかわいーv
と、いうわけで、変則的BLでちゃんと面白くって、今後にも期待がもてるという、ここしばらくにはなかった感じの作品と作者だったので、かなりいい感じな気がしてますv
続編というか第二弾も読みたい感じだし、次回作も楽しみv
グンマーの友達のうちにいちきました。
今回に関しては、まさかこんな形でグンマーを訪れることになるとは夢にも思っていなかったので、びっくりでうれしかったのです。昔行ってた神社さんも行ってきたし、ふくまんじゅうさんも行った。
中学からの同級生、イケメンくんとメガネでマネキンよばわりされちゃうかわりものくん。
マネキンくんがともだちになりたいというのでイケメンくんもふうがわりさが新鮮でつきあってるうちに…。
北畠さんの漫画って初めてかな?
内容は、ベタだけどそれがまたよし!イケメンくんがかわった友人になつかれていい気になってるつもりでいたら、自分でも気づかないうちに…という、わりかしベタな子供らしい傲慢さがかわいい。マネキンくんもふうがわりさがちょっとあざといけどかわいいね。二人の間に割って入った女の子のはなしはやや搦手だったかもでこれまたよかった。マネキンくんの彼女への気持ちを書き切らないあたりはこの原作者さんらしい気がする(原作者さんの小説はあんまし数は読んでないけどね。
いずれにしてもまだ続きがあるそうなので楽しみv
メカ屋のおやじが山で拾ったツノのある子を育ててましたら、なんかお互いそんな感じで、でも当然人間ではなかったわけでして。
この作家さんは年の差萌えだったのか…そういえばそうか(笑。以前はヒゲとか多めだったし、ガチムチ同士CPのがお好きなのかと思ってたよ…あたしがそういうののほうがすきってだけか(笑
そんなに主人公CPには萌えなかったけど、ゆるーいまったりコメディよりで、のんびり面白かった。
受け龍の父が怪しい(笑。父のほうは、受け龍とはどうなったのか、惣菜屋とはどうにもならないでほしいけど(笑、でもどうなのか気になる。
中学時代の同窓会の日、行方不明の仲間からの手紙をもって集まった級友5人。もともとは男女とりまぜ7人のグループだったのだけど、手紙の送り主のなぞを中心に、過去の事件やら秘密やらなんやらが次第に明らかになってきて云々。
もともとBL畑の作家さんではない、のかな?
過去のあかし方はわかりづらいけど面白かった。過去そのものはベタ。
でも、人物の描写があまいというか、人数が多すぎたというか…とりあえず、群像にするには主人公と過去の彼以外の描写がうすいし、なんでこんなにたくさんのキャラ必要だったんだろうという気もする。青春の陰影を描きたかったんだろうなという気はするけど、ちょっと絵の面でももお話面でも筆力が足りてない印象。人が多い割にかき分けもあまりうまくなくて、名前も似てたりして、いちいち前の方確認しながら読まなきゃならなかった。
主人公と過去の人はわりとエピソードとしては描かれていたんだけど、なんで惹かれたのか(あるいは引きずられたのか)とかがよくわからない。彼の初恋と、主人公への秘密のゲームの引力くらいしか説得力ない。主人公の恋人になる人も、なんで結局選ばれたのかよくわからない。
そんなわけで、アドレセンスを描いたサスペンスとしていろいろな面で物足りないし、いわんや恋愛ものとしてもしても…という感じだった。
というわけでキャッスルマンゴー、どうなったのかし…次回で最終回ですとー!?
…もうこれあれじゃん、この展開からじゃ、ベタエンドしかありえないじゃん…(涙。まあたぶん、一応ハピーエンドってことにはなるんだろうけどさ…なんかもうひとひねりくらいを期待していたのだけれども…
…薄かった。
表題作は、アパートの住人たちで通信ゲームやってて、普段はのほほんなのにゲームの中では強くかっこいい住人と、のんびりな管理人とか。どっちのキャラもあまり魅力がないし、なんでいきなり惚れるのかも…。あと、他の住人が活きてるわけでもないし、アパートである必要はあったのか…ゲームも、別にゲームじゃなくてもいいよね…?と、設定の必然性にとぼしい。
微妙な関係の幼馴染ものは、地域語とかの雰囲気はよかったけどエグさのある微妙な関係の必然性があまり感じられない…。
吸血鬼ものは、設定とかはありきたりだけどまあそこそこよかったんだけど、吸血鬼がなんでいじわる発言したのかいまいちわからんし、それが展開のキイになってしまっているので、吸血鬼の心情がハテナで、なんか全体的に意味がよくわからなかった…。
なんだか全般に、ちょっとかわった差し色入れてみたけど活かせてないという感じで、キャラもあまり魅力がないし、お話の筋が面白いわけでもなく、作者さん自身書いてて楽しくなかったんじゃないかなあ、という印象…。
いやさ、安定して面白いけど、これどれくらい連載続けるつもりなのかね(笑
今回もイケメンいじめっこ佐藤と、ブサイクかわゆい吉田の安定したコンビ(CPていうか…)が面白かった^^
この二人、友人同士っぽい感じにときおりラブラブっぽさが交じるのが、ちょっと恥ずかしいけどでもなんかいいよね。佐藤はいじめられっこだった時から吉田に声かけてもらったから吉田に惚れたんだろうけど、でも同じ理由で本当の友人といえる存在も(戦友の女の子は戦友だから別として)吉田だけなんだろうなあ。今回は特に佐藤のデレっぷりがかわいいというか、ういういしい初恋っぽい感じがかわいい巻だった気がする。
色香ありすぎな従軍神父と、彼をめぐるごたごたをなんとかしようとした曹長が結局ミイラ取りでして。
この作家さんの攻めと受けは一種類しかないのか?とか一瞬思いつつ、神父の年齢設定が無茶すぎるなあとも思いつつ、展開もかなりベタだけど、そこそこ面白かった。
まあ、攻めも受けも外見がお金シリーズっぽすぎたけど、でもだから逆に、神父が、綾瀬みたいな顔なのに、聖職者なのに、けどわりと曹長にたいして素直(綾瀬比で、あるいは聖職者としては、という比で、笑)なのが、かわいげあってよかったかも、と思う(笑。
まだ続くんだ…(笑。
なんだか、美輝ちゃんのネタばらしが中途半端なところで終わってて気になるし、ていうかそもそも打ち明け話がちゃちゃ入ってぶつぶつ切られて、わかりづらい…。
あと新刊ひさびさだし、短髪の人が多いからなのか、なんかわかりづらくなってきた。黒髪同士、白抜き髪体格似ている同士とかで、ときどき混乱。
まあでも、わりとよい意味でのんびり適当な話だし、わりと好きだしいいんだけど、プリンが機械から出てくる擬音がプリーンだったりとかね(笑。
あたし子持ちBLは地雷なんですけど、この作品は双子の弟の子ども、なので地雷ではないし、むしろ「実の子ではない」子持ちものってむしろ好きかも、と気付かされたりするのです(笑
内容はひきつづきで、これはBLなのか…?というのは疑問だけど、これからそういう展開になるのかなー。どっちでもいいけど。
弟の過去話とかあったのが面白かった。
ただ、展開のためにだろうけど、悶着をおこすゲストキャラが出てきて、三人をひっかきまわして、って展開が多い印象があるので、なんかそうではない流れもほしいな~という気はした。
熊系ノンケの小学校教師・巌流島の変態的ストーカーで、巌流島にかかわる魔法だけ使えるようになった西田が、巌流島も素質があるから修行(=西田とデート)すれば魔法が使えるようになれるよ、とか嘘ついて無理やり居候して云々。
…作者さんもあとがきで書いてらしたが、別に魔法設定いらなかったんでは…(笑。押しかけ変態って設定だけでもよかったような(笑。
絵がなんとなくだけど桑田乃梨子を思い出すような気がしたんだけど、よく見るとあんまり似てない気もした。巌流島に横恋慕(別に横ではないか)する元教え子とかがなんかくわタンっぽい気がした。
あと、西田の変態的巌流島萌え反応はちょっと岡田あーみんっぽい気が(笑。
全体的にコミカルで雰囲気も面白かったんだけど、魔法設定のうまく使い切れてなかった感とか、巌流島のデレが唐突だった気がするのとか、なんとなくもう一歩だったなあという感じ。でも初コミクスだそうなので、次回作も面白そうだったら読んでみたいと思う。
ねたばれぎみです。
妻とも別れてしまった平凡なメガネリーマンが、高校生のころそんなこんなな関係だったゲイ同級生がやってるカフェに偶然たちより云々。
…しょっぱい。平々凡々なノンケが、イケてる同級生に惚れられてるのが気持ちよくってついつい流され、とか、大人になってもやっぱあんまぱっとしない自分を彼はまだ想ってるというのが気持ちよくて、などという身勝手さがしょっぱすぎて、この作家さんの絵では生々しい気がして、ちょっと途中で読むのやめてしまった…。
同時収録の短編って、…どういうCPだったのか思い出せない(>_<)でも、同性はじめたCPの生活や感情のすれ違いって感じで、こっちもなんだかとってもしょっぱい印象だったの…。
イヌとネコの男夫婦と、二人のかわゆいネコ息子の家族に、イヌの年の離れた弟がくわわって、ほのぼのな日常。
なんとなく微妙な…。なんだろう、ほのぼのまったり、を期待してい読んで、そういうとこはまあそうだったかなとは思うんだけど…。
大人CPは、ツンデレぎみ受けネコというのはベタだし、家事一切がニガテで料理をすると爆発する、とかいうのもお約束過ぎる…。イヌは器用でいいお父さんでネコにベタぼれなんだけど、なんかそのほれっぷりもベタというか。あとネコの元教え子でまだ大学生という設定はひねりはあるけど、浮いてる幹感じというか、そういうひねりが欲しいわけではないんですけど…という印象。
子どもCPは、天然かわゆい子ネコが、怪力で怖いものなしというのがベタ…。子ネコ大好きでいいとこ見せたいのにうまくいかないヘタレな弟イヌは、自分が男の位置にたとうとしすぎて子ネコに女の子の役割をあてようとしすぎてちょっとウザい。
しかし、この作品のびみょうな違和感は、この二人の関係で見るのがわかりやすいかも。子ネコの最強っぷりに弟イヌがガクブルしてんのとか、ベタで古くさい感じというか、なんとなく内輪受けっぽいというか…こう、子ネコかわゆくていろんな意味で最強よね、というのをこちらが感じる前に先回りして表現されてしまって、ああそうなのね、としか思えない感じというか。なんか全般にそんな印象があった。
家族に拒絶されたせいで本気で人と関わりたくないゲイリーマンのアパートが火事にあい、ついふらっと口説いてしまっただけの大学生彼氏がうちにきなよ!とかゆうのに押されてついていってしまったら、祖父父弟のいる実家じゃないのよ…。
という梗概を読んで、なんか今こういうの読みたい気分なんだなーと気づいた。なんだろう。ホームドラマBLが読みたいかも。
しかし、内容は微妙にもったいないというかツボにはいらない感じだったかも。受け一家はもっとあっけらかんとしてるといいなあ。あと受けも、彼氏を実家につれていくなんてたんなる天然なのかと思ってたら、家族にはカミングアウトしてないで、ただ攻めと一緒にいたかっただけ、というのは普通だった…(笑。そんなわけで、そこそこ面白かったけど、もうひとひねりほしかったかなあ、という感じ。
あとタイトルがいまいち活きてなかった。
同時収録も含めて、あんまし絵がうまくないなあ、と思った。しかし新人さんっぽいし、これからうまくなるだろうなあと思ってたら、四冊目のコミクスだそうで、絵に関してはちょっと残念かもしれない。
表題作は、先輩ゲイ刑事×後輩ノンケ刑事、連続ゲイ殺人事件に巻き込まれて犯人にいろいろされてしまったノンケ刑事と、そんなノンケ刑事にむらむらしてしまったゲイ刑事が、数年後にふたたびコンビを組むことになりまして。
…なんだろう、なにかが物足りない…。絵はうまいしお話も悪くないのに…。びみょうに萌えがないのかも。萌えというかお話にもキャラにもアクがないというか。特にキャラクターは、どっちももう少し心理描写を増やしてほしいのと、あと外見とか性格とか設定にもうちょっとフックがほしいかも…。受けとか、巻き込まれた事件のことをどう考えてるのかしばらくわかんなかったし。あと攻めが使ってた情報屋とか、恋愛物語をドラマチックにする感じでもっとうまくつかえそうだったのになあと思った。
同時収録に、あさぎり夕原作のルポライターものがあったけど、こっちもおんなじかんじかな…なんとなく、ちょっと薄いというか。原作はもうちょっと長めでいろいろあるみたいだけど。
『1円の男』のヤクザのぼんと若頭?のつづきもちょっとあったのはよかった。
『好きというのになぜかしら』のスピンオフ?というか、同じ世界みたい。
大学の近くの下宿屋で、一部屋を恋人用に貸し出すという商売をしてもう一部屋に二人で住んでる友人同士、恋愛にさめてるほうが、恋愛体質なほうの彼女見てたらなんだかイライラしてきまして。
…どっちもノンケなせいもあり、なんとなく展開に無理があるようなないような…真剣な恋愛したことないノンケのこが友人の彼女にイラついちゃうのはまだしも、友人にむらむらするのはファンタジックな…。そしてその友人も結局受け入れてしまうのは…彼女よりも友情のが失いたくなかった、というのはまだしも、そこから恋愛に突入するのはなんだか…。BLだから、って理由しか…(笑
同じ寮のゲイカップルは自然体でよかった(笑
表題作のほうは、おさななじみがなんかイケメンになってきてなんかむかつくので襲ってセフレにしてたら、もうこういうのやめようとかゆわれまして。
展開はベタだけど、調子乗ってた視点人物がかわゆくなってくのがちょっとキモいけどかわいかった(笑
『お殿様ご乱行』の続編。
絵がかわいいけど少し古い気がする。でもむしろ安定してるし、安心する感じ。
内容は、殿×忍だけでは間が持たなかったのだろう、忍兄弟子×殿の側近が新CPとして登場。ライトギャグというかほのぼののんびりな感じで、四コマ系とか日常漫画っぽい?感じな気がする。あまり考えずに楽しめてよい感じ^^
キャッスルマンゴー、と、とがめさ…!
笑ってしまうほどベタな幕切れだけれど、でもやっぱり面白い~これからどうなるの。とがめさんどう思ったんだろうね~万はどう出るんだ~うじうじしてないでがんばれ~!!
ん?ってかもしかして、木原音瀬セオリー的には、ここから攻めが手のひら返して去る、アンド、受けがめっさかわいそうな感じでがんばる展開?…は、やだなあ…万はもう十分にかわいそうなんだもの…。
あと読んだ中では、懐十歩さんとケビン小峰さんの話が面白かったv
ねたばれ?
表題作は、オカマバーではたらく受けと、バイでホストの攻め、攻めの浮気にブチ切れた受けは寝技でもって云々。
…リバというかなんというか。読者視点では、オカマ攻めかも。でも、あんまりなキャラなんで、もっとガツンと攻めザマァな展開がいいなと思ってたんだけど、続編とか見てると攻めは浮気はしてなかったのかな?いずれにしてもドヘタレだけど(笑
そんな感じで、受けですか?いいえ、オトコマエです、なキャラと、攻めですか?いいえ、ヘタレです、なCPが多かったなあ。
子連れヘタレと高校生従兄弟の話とかも、そっちかい!という感じ(笑
ヤンキーがメガネ美少年に惚れる話とかも。ちょっとヤンキーがアホすぎたが…。
バンドもののはちょっと尺が短すぎて、キャラ把握しきれないうちにどんどこ話が進んでしまって置いてけぼり感があった。
ビッチ同級生にまきこまれてくノンケチェリー高校生の話はよかったなあ。しかしこれからじゃん、という感じなので、続きが読みたい。
アラブのランプの精の話はベタだけどかわいかった。
この作家さんは水と油な二人シリーズをやってるのかな(笑
貧乏くんがとっても気になる金持ちくんが、校内で商売するなとかなんとかからんでるうちに、実は祖父同士が淡い恋愛関係で、金持ちくんのおじいさん=高校校長が貧乏くんに恋人の面影をみてしまい、云々。
なんか微妙~…な…。
祖父同士の話はともかく、現代の話に金持ちくん祖父がでばりすぎ。そして、過去の美少年ふうに作画されるのがなんだかな。祖父視点ではそういうふうに自分と貧乏くんを見てる、という描写なんだろうけど、あんまし活きてないというか、祖父視点って要するに祖父同士の恋愛を書くべきパートなんだけど、そしてそれは最初から終了しているわけで…そして客観的には、孫同士の恋愛にくちばしはさむお爺さんなわけで…なんだかいまいち読んでてしっくりこなかった。
ツンデレけっきょくすなおな金持ちくんはよかった。
貧乏くんはにぶいというか、ちょっとむかつくほど鈍である…。いいキャラなんだけど、ちょっと突き抜け過ぎというか。そして、金持ちくんもいってたように、待たせ過ぎである。
アクシデンツがおきすぎである。
この作家さんは、わりと絵が好みなので前から気になってたんだけど、某小説の挿絵があまりにテキトウに見えて(だって四角書いてプレーヤーって文字書きとかひどくないか…?)ちょっとにのあしをふんでたんだけど、漫画は面白かったv挿絵むきではない作家さんなのでは…
表題作はごみ拾い高校生軍団イベリコのボス入江くんと、他校生の椿くんが、なんかなかよくなってそんなこんな。
…なんかよくわからんが、面白かった(笑。なんでイベリコなのか、とくになんで入江がイベリコって呼ばれているのかわからん。なんか読み落としたかしら…(笑。入江のキャラはよくわかなかった。不思議というか、ちょっと背景見えなくてコワイ。あと繁殖小屋というネーミングセンスとかおかしかった。
吉宗と源路は、源路が短髪体格ゴツめイケメンでカコイイ!でもお話はふつうだったかなー。吉宗がなんかもうちょっとひとひねりあんのかなと思ってた。ストーカーは源路とくっつくための自作自演なのかな、とか(笑。
表題作じゃないほう?は、終わり方がちょっとよくわからなかった…。イベリコとつながってるの?
BLゲーが原作?らしい。
マフィアの街で、殺し屋と、殺し屋に復讐を誓う少年の話。
この絵師さん見たことあると思うんだけど、挿絵だけだっけ…。すごいキレイな絵だね~!!イラストとしてだけでなく、漫画絵としてもなかなか^^小山田あみさんに少し雰囲気が似てるかも。
お話は…あんまりどうもこうもなかったかも(汗。可もなく不可もなくという印象。そして、キャラが弱かった。主人公の殺し屋のキャラがわからないし、なぜ少年に執着してしまったのかもわかんない。少年自身はふつうのこだし。
まあでも、絵がすごいキレイだし、お話もべつにつまらないわけでは全然ないので、総じてよかったと思うv
こういうことはあまり書きたくないのだが、久々にいいBL読んだわよ!という感じ。やっと満足。
ネット書店に注文してたんだけど、同梱品の関係かずっっと来なくって、しびれをきらして結局書店で買ってしまった…(笑。
これ雑誌で少し読んだときは三角関係かよーと思ってちょっとがっかりしてたんだけど、結果的にとっても面白かった!山藍紫姫子の原作なせいもあるのかちょっと耽美で、なんか本仁戻のこういうのひさびさだなーという感じ。というか、原作ものなのにすごく本仁ワールドで違和感なくって、本仁ファンとしてはなんというのか、ひとつぶで二度おいしい感じ?(笑
以下、ややネタバレぎみです。
ゲイをねらった殺人事件を軸に、市警でむちゃくちゃで一匹狼だけど実績あげてるので一目置かれてるスタンレー・ホークと、美人警視でキレ者っぽいロスフィールド、ロスフィールドが一目置いてる日本人の精神科医ジンたちの関係がそんなこんな。
あたしはわりと視点人物(に大きな問題がなければ)よりで読むので、スタンレーいいなあていうかスタンレーよりで読んじゃうからこういう三角関係キツいんだよなあ…と思ってたら本仁さんもスタンレー好きらしい(笑。だから読者のあたしも引きずられたのかなあ。
途中でもしかしてロスフィールドは多重人格で、ジンは脇人格と恋してて、スタンレーと主人格がラブラブになってかわいそうなことになるんでは、ていうかそういうの大好物ですよ!とかミスリードして、あとで残念な思いをした(笑。いいけど。
結局、わりとスタンレーが第三者よりの三角関係だったんだけど、こういうのかやのそとっぽい感じであんまりすきではないんだよね。でもこういう感じの三角関係って、スタンレーは一見第三者だけど実はキイマンになってくんですよー、ってセオリーなのかなあ。
オマケマンガのカオスっぷりが本仁さんらしくて笑った。収拾のつかなさと楽屋落ちもこの作者さんらしい気がする(笑。
表題作は恋人だったはずの社長にだまされ、接待相手の相手をさせられそうになったら借りてた宿の主人が助けてくれて云々。攻めがなんで受けに惚れたのか不明瞭、かつ攻めがスーパーお助けマンすぎて、ちょっと都合良すぎ(笑。社長黒い上にダメすぎ(笑。
子連れで初恋の相手に会う話は、あたし的には子供が実子でさえなければ…という感じだった(笑
美人上司と道に迷う話は、上司の意外さがちょっと不安(笑。
大学の理事長と業者の話は後半の急展開と受けの過去とかがスゴかった…(笑
表題作以外は、この作者さんのなんというか黒い感じがそこはかとなく含まれてたなあそういえば、という感じだった。
とりあえず、絵もお話もふつうに戻っているようでよかったのですv
なんかすごい。ポラリスとレディーステディーゴー!どっちもすっごくいい。トライアルはこの二極でまわしてる。
タイムスリップして恋した少年が実の父でして、の、完結編。
うーん…一巻はタイムスリップした先の過去世界の描写とかも面白くて、お話も順当な感じでよかったんだけどなあ。
二巻は、現在に戻ってきて、親子であることにそれぞれ苦悩したりなんだりなんだけど、展開がありきたりなわりには長いタイムスパンを必要とするものだったせいなのか、ちょっと冗長に感じた。
あと、父の父との確執とか、あの家自体が不思議な場所だって設定、一巻で出てきてたっけ…?すごく唐突なわりに当たり前のように語られてた気がして、違和感があったんだけど。
なんとかかんとかなん~、バスターズ!!(笑
これ絶対ライブで笑っちゃう~でも楽しみ!
明るい人気者系イケメン&寡黙ムッツリ剣道男子の二人のイケメン幼馴染に可愛がられ愛されまくる幼児体型高校生。
…うーん、受けは幼い感じではあるけど、ブサメン…なのか…?
というところもふくめて、お話も絵も悪くはないけどフックがないというか…コレという押しポイントがない感じ。お話も絵もありきたりって感じかなあ。あと、エロにがんばってます、という感じで、前述のようにキャラもいまいちフックがないので、心情の機微がとっても物足りない。
俳優のミケと、ボディガード?のポチのつづき。二巻で完結なんだけど、うーん…正直、なんか微妙だったような。
ミケとポチのキャラがいまいち定まらなかった感じ。それに、それぞれお互いを好きな理由も微妙によくわからないし、ミケとポチという呼び名もあまり活きていなかった気がする。
そして二巻は、展開に困ったらミケの辛い過去をつくっていきました、というようにしか見えなかった…なんだかなあ、と思ってしまった。
昨年末からぐるぐるぐるである。不眠でもある。
キャッスルマンゴーやっぱり面白いぃ。
とがめさんは万のこと結構すきなのか?でも独占しないつもりなのか?なんでもいいがはっきりしてくれー!でもはっきりさせないのも独占しようとしないのも、もしかして過去のせいなのかなー。
万が一人で苦労したり損したり、とがめさんのこと誤解したり意固地になっちゃったりしてんのが、木原さんらしい(笑。
悟がかわいそうなんだけどズルくみえちゃうってのもベタでいいなー。
とがめさんと万が全然会えてないし、そろそろ動いてほしいなあ!
新人刑事がつれない先輩を追いかけていたら、あやしげな教会にたどりつき、なんか牧師さんの美人息子さん(メガネ)とそんなこんなに。
原作小説を読んでいないからなのか、いまいち入り込めなかった…。
主人公のキャラ立てもいまいちなところに、ただのツンツン美人受けが出てきても、なんか過去とかあるんだろーなーと思いつつそれがあんまし明かされないので、攻め受けどっちにも感情移入できず…。無愛想な先輩も全然活躍しないし、キャラやたら多いし、把握しきれず萌えられず。
シリーズもの前提なのはわかっているけれど、コミックス一冊分の作品としてあまりに中途半端で興味も惹かれず、続きがもし出ても読みたいと思えない。せめて主人公CPだけでも、もうちょっときっちり萌えさせてくれるような描写がほしかった。
この作家さんの絵が結構好きなんだけど、お話はどれも短くていまひとつだった…。
表題作の両親の再婚で兄弟になってしまった同級生とか、傍若無人な野球部のマネージャ先輩との再会話とか。幼馴染の図書館司書と向かいのラーメン屋の話とかはなんか色々と無理がある感じだし、向かいの洋菓子屋のお兄ちゃんと和菓子屋の息子の話とか、お兄ちゃん都合よすぎであのデート相手はなんだったの…という感じだし、なんか全体に軽くて展開もあんまし練られてない感じだし、ちょっと残念。
今年はあんまり冊数読んでない気も…とか毎年いってる気もしますが(笑、今年はとくに、あんましいい作品に出会えてなかったような気もしてて、それでますます購入から遠ざかるデフレスパイラルに。その中でもいい作品はもちろんあったし、来年はさらに素敵な作品に出会えるといいなあと思いますv
そんなわけで、不安定な更新状況となってしまった気がしますが、マヨイガにお越しいただきありがとうございましたv来年もがんばりますので、どうぞ宜しくお願い致します!
オッサン×美大生大家さんのつづき。
攻めが、天然で自分の気持ちもわかってないような受けの好意の質をうたぐりつつ、それを早計に受け止めて未来を束縛してしまうことにおびえつつ、でも受けがかわいくてしかたなくて、というオッサン心理がよい感じ(笑。
受けは、一巻の時点ではあんまし好きではなかったんだけど、だんだん不器用でまっすぐでまじめな感じがきちんと描写されてきて、好印象になってきた。
それにしても結構人数多いので、群像になるのかなと思ってたんだけど、いまのところこの二人が中心だなあ。いとこたちはどうかなるのかな。当て馬もどうなるんだろう。
しかしオッサンといえど、もう40だったんだっけ…確かにかなりの年の差だね…(笑
ユギさん体調悪いみたいですね、大丈夫でしょうか…心配です。
そのせいなのでしょうか、表題作は、あまりお話が進んでいないので、まだよくわからない。三上のほうは、小野田への断ちがたい未練と森くんの初めて?の本気の恋という話になっていきそうだけれど、主役メガネのほうは片山先生はゲイなのか、小野田への気持ちは後悔なのか恋心はあったのか、メガネには本気なのかどうか、まださっぱりわからない!(笑
イケメンドS→というか⇒さえない先輩主任の話の続きが入っていてうれしかった。よくわからないなと思っていたら、やっぱりリバなのか(笑。まだまだ続いて欲しい。
仕事を辞めた所へ無職の友人が訪ねてくる話は、ちょっと薄いかなあという気もした。
ママに捕まったメガネのその後も入っていてよかった(笑。ママがイケメンになったら困るという…(笑。
冬コミの原稿がヤッベ!なのです。
4巻も続くとは…という感じで、内容もそうなのです。
この作家さんは、不思議なお話以外でお話が続いていくと、キャラの人数が増えてドタバタするのが通例みたい…。あまりかき分けのうまい方ではないので、人数増えると厳しい感じも。それでもB級グルメは見分けがつくほうなのでまだいいんだけれど、そのかわりというかなんというか、主役CPの浮気や浮気疑惑ネタが随分多いような…。この二人は菓子パン好きで高校の先輩後輩でどっちも不器用で、なんかちょっとファンタジックであぶなっかしいふわふわ浮世離れした感じがよかったのに、だんだん世俗のあかにまみれてきてしまったような印象だ。このシリーズはもっと短く終わってくれたほうがよかったかもなあ、と思ってしまう。
レジでついつい裏返して出してしまったのだけれど、ちんつぶは裏表紙のほうがヤバいんだった…タイトルが省略なしで書いてあるもの…。
内容は、ほぼ全部同人誌で読んだ分だった(笑。3Pくらい初見かな?と思ったところがあったけど。再録ばかりなのは仕方ないし納得はしてるんだけど、でも書きおろしがなくてちょっと残念。
はちんこ編はそういえば、商業では初お目見えなのか。あまりに当たり前の存在になっていたので、最近ではあの生き物の異様さを忘れがちだ(笑
漢学院にぼっちゃんのボディガードとして生徒に扮してる忍び受け(26)は、ぼっちゃんに彼氏が出来たので用なし気味で淋しいのだけれど、なんかぼっちゃん彼氏友人の風紀委員長がやたらかまってきて云々。
…漢学院(おとこがくいん)て。
そして、頭が悪く教免もないので高校生に扮するしかない受け(26)、年上受けなのにアホな子受けでもあり、しかも長髪ポニテ…なんかもう(笑。
あと、どうやらぼっちゃん主役の前段があるんではなかろうかという感じ。
ぼっちゃん兄と受けの兄弟子とかも、オチがひどいや…(笑。
まあそんなカオスっぷりなのですが、ライトに楽しめました。
バイト帰りに吸血鬼におもちかえりされてしまいそんなこんなになり、以降バイト先のカフェにかよってくる吸血鬼にほだされぎみ。
吸血鬼攻めだと思ってたのに…。
それはさておき、作者も書いてたように、人間攻めが気の毒すぎ。受けのほうからコナかけてきて熱心にせまってたのに、なんか後半は逆転してるようにみえる(みえるだけなんだろうけど)し、吸血鬼が養分得るためにほかの吸血鬼といちゃいちゃするのを黙認しなきゃならなくなるし…。
受けは受けで、吸血鬼ものとかではよくあることだけど、攻めへの気持ちは百年ぶりの恋だとかゆってるのも、恋人は攻めひとりだけではないと言ってる感じだしなあ。
ゲイ高校教師がかわいい系のこがイケメン同級生に恋してるの気づいてアドバイスしてたら二人は付き合いだしたんだけど、なんだかそんなことに。
攻めはへらへら系な大人で、適当で、時々おじけづいたりもするけどのんびりな感じ。この作家らしい攻めなんだろうと思う。
受けは高校生ぽい一途さや若さとか、ときどき身長が伸びたりの成長とかある、普通っぽいとこが特徴な感じ。
そんなわけで、この作家さんらしく良くも悪くもふわふわしていて、二人ともそんなに特徴があるわけではなく、お話の展開もふつうなので、ふつうの高校生もののお話だったなあ、という印象。
風邪気味だったけどだいぶ復活。
未成年は範疇外なゲイの保険医なんだけど、やっぱイケメン生徒はうれしいもので、サッカー部の負傷者についきわどいことゆったりしてたら、なんかせまられまして、そんなこんな。
おおー!この作家さん久々のヒット、というと失礼かもしれないけど、でもいつもそこそこ・まあまあ面白い作家さんだと思ってるしだからこそ作家買いもしてるので。そんな中で、かなりのあたし好み作品だなあ、と、
まあ結論として、黒髪センターパート・メガネ・オレ様受け、が鉄板なんだなやっぱ(笑、ってことなんだけど、つまり三木系の受けってことなんだけど(笑。
そんなわけで、受けは範疇外とかゆってたのに結局高校生につい流されて、けど子どもめんどくせーって感じもあって、ダメな大人だなーって感じ(笑。女子生徒に大人気、という設定がいい。
攻めは、サッカー部の生徒会長で、さいしょはカコイイ系だったのに、年上オレ様受けのせいでどんどん年下わんこ攻めになってしまったのがちょっともったいなくはある。受けの前では仕方ないにしても、生徒たちの前での様子とかでもっとイケメン高校生ぽいとこも書いて欲しかったな。イケメンとわんこの落差があったらいいなって感じ。
元生徒会長も受けに興味あるぽいクール美形で、もっとがんばってほしい(笑。
終わり方中途半端だし、もうちょっと続くのかな。続いてるといいなあと思う。
しかしタイトルは…いまいちあってないかも。もしかして、最初はこんなに続く予定じゃなかったのかなあ、という気もする。最初のあたりの展開にはあってるタイトルなので。
急遽社長に持ち上げられてしまったボンクラ二代目坊ちゃん社長が、まあイケメンリーマンでもつかまえようかなというモチベーションでいたら、メガネのおっさん常務がなんか気になりまして。
西田東のあとがきみたいな適当きわまりないシュールな話で、これはこれで面白かった。でもBLじゃなくていいんじゃないか、っていうか、正直むしろシリアスパートが邪魔な感じ…(笑。社長と常務のシリアス展開も、秘書のちょっとせつない話も、他のとこと同じノリだったらよかったのに(笑。
大人気のパン職人王子のお店を出店してもらうために、デパートづとめの受けは人身御供にされて、王子のマンションにもちかえられる。
トンデモかつベタ、という、一見矛盾した、しかしBL世界ではよくある状況で(笑、でもそれだけかな、という感じ。攻めは才能ある一見悪そうなイケメンで、受けは健気素直っぽい普通のこ。パン屋関連の描写があんまりなのと、キャラの表情やポーズがなんか妙に垢抜けなかったり不自然だったりわざとらしかったりするので興ざめだった感じかなあ。
脇キャラCPも、受けはともかくとして攻めは唐突すぎて残念。
短篇集。
表題作は、元天才子役の売れない俳優が、イケメンとアイドルユニットを組むことになり、過去を隠してオレ様女王様キャラを演じるのだけれど云々。
おいしい設定なのに、なんだろうこのもったいない感じは…。子役は本天才と言われるわりには、ぜんぜんタカビーキャラ演じきれてない感じだし、演技の才能がないのでは、と思ってしまう。マンガ表現として、タカビーじゃない内心は表情以外のところで表現すればいいのに…。それとも、実は演技はへただったのかな…。攻めはあんましキャラたってない。いきなりオッサンみたいになるし。
社長秘書の訓練とかゆって秘書先輩にエロい技仕込まれる話は、ベタだけどすき。もうちょっと長い話で読みたかった。
柔道部の先輩に惚れてかわいこぶってる話は、柔道部なのに髪の毛くりんくりんに巻いてく受けが…しかもちょっと髪型がへんで…あと先輩もいまいちだった。
二卵性の三つ子で、そっくり美人の優秀なふたりとぜんぜん似てない地味っ子の話はすごく好みな設定…でもこれもいまいち物足りなかったかなあ。短いからもうちょっと読んでみたかったし、地味っ子がショタすぎたのもちょっと残念。
Kindle Ultimated。
トランクにのって地球にやってきた宇宙人の王子様が地球を滅ぼそうとするので、楽しいことを教えてそれを止めたい宇宙の研究をしている大学生。
ファンタジーだけどお話はしっかりあってよかった。
併録の、小説家と桃の少年?の話はせつない。
初めて読む作家さんである。たぶん。
女装して悩み相談や勉強教えたりとかしてる高校接待部の面々のオムニバス。
…設定がすごいのはさておき(笑。
他校のおさななじみに女装なんかすんな、とか言われてる受けは、顔がいまいちだった…。
優等生イケメン→美女×たよりない新人の先生は、結末がちょっとそのまんますぎるというかお手軽だったかも。
先生に叱られてばかりとか思ってたら心配されてたのがわかってうんぬん、なかわいこちゃんは王道だなあという感じ。
ほかにもあったけど、全般に、一話完結なせいもあって薄めだなあという感じで、設定のキバツさも最近の男の娘ばやりにのったというだけな感じだし、あまり印象に残らなかった。
若手の体育教師が、教頭とかに不良グループの更生をおしつけられて、なんか関わってみたら素直で実はいい奴らだし、リーダー格のこにどきどきなのです。
なんかいろいろと微妙におしいなあ、という感じ。ベタというか、展開もふつーすぎるし、さらっと流れてしまうから、というのもあるけど。いろいろ物足りないのかな。
イケメンぽい不良が受けなのはいいけど、ぜんぜん乙女っぽくはないほうがよかった…。教頭とか頭固すぎで悪いひとたちすぎで、恋を困難にするためだけの存在という感じでかえってなえるなあ。
この作家さんの本はじめて買った。雑誌とかで読むと面白いお話もあるので興味をもって。
コンビニバイトで同じ大学の同級生に告白して、あっさりキモいといわれたり、でも友人でいたいらしかったり、なんか思わせぶりされたり、と、無神経な相手にふりまわされまくり。
うーん…なんか、期待ほどには面白くなかったかも。悪くはないんだけど。
惚れたほうの子がややキャラ迷子というか、ゲイ?とか潔癖症とか引っ込み思案ぽいとか時々爆発とか、各話で次々新しい設定が出てくる感じでなんだかちぐはぐ。読み終わればなんとなく全体像はある気はしたけど…。あと、絵(特にキャラの顔)が結構不安定なのかも。
大学生同士友人同士の雰囲気とか、ネームの多めな展開の仕方とかは、独特の感じがあっていいんだけど。ちょっと館野とお子っぽいかも。
呉服屋の放蕩長男が、同じ血の者にしか惹かれないという血筋のせいで父の妾の子に惚れるのだけれど、よく出来た弟はそんな兄がすきでして。
なんか物足りない…最後が黒いからかな(笑。妾の弟とか周囲がモブで、兄弟ラブを見せつけられないから、という気もする…(笑。うーん、いずれにしても、BLの定義とは?と考えてしまう。やっぱハピーエンドがいいのかな、とか、そのハピーというのは満額に近い幸せでないとなのかな、とか。なんにしても、弟くらいは最後のあたりで出てきてもいいのにね。
もう一作のほうが長かったんだけど、ぼっちゃん×幼なじみ執事、幼い頃に街でぼっちゃんに拾われたちょっと間抜けなとこのある受けが、ぼっちゃんのためにと頑張る感じ。ぼっちゃんを守ったせいで顔にキズがのこり、その関連でぼっちゃんに会えないかわいそう受けな感じ。
最後のあたりまでぼっちゃんとちゃんと再会できないので、後日談もあるけどもうちょっと読みたかったなあ。後日談のアホわんこっぽい受けもかわいいし(笑。
まおさん…今回のあなたは姫というより、そしてユーロスポーツの解説者さん、あれは王子というより、アプサラだと思いますよ!まおさんの方は本人の意図以上の表現になってしまったってことなんだろうと思うけど、ヨーロッパ人は気付けないんだろうなあと思う。
まあそれはさておき、シェヘラザードが想像よりとってもよかったのでうれしい!もうちょっと緩急あってもいいんではといつも思うけど、そして今回も同じように思ったけど、アプサラの人間離れした踊りだと思えば気にならない(笑。いずれにしても、リムスキーコルサコフとタラソワとまおさんのオリエンタリズムがとても美しくかわいらしく結実しそうだなと思うし、それが天女っぽいのも不思議だけど、でもがっつりアラビアンであるよりも面白いなあと思う。
過去の償いのために街を守る保安官とネイティブの交流。
正直お話はふつーだったのだが、受けの三つ編みがカワイイィv馬もうれしいvもうそれだけであたし的には必要十分v表紙もきれいv
オビに本格的と書かれていたけど、ファンタジーだしむしろなんちゃってな感じがした。最初のあたりで保安官が数日お風呂にはいれなくってくさいーとかゆってたのに、結末のあとの後日談、…お風呂はどうしてるんだろう?そして二人は言葉が通じないようだったけど、そのあとどうしたんだろう??とか、いろいろ疑問はある(笑。
なんか…全般にいまひとつ。
表題作とか、悪魔系エロエロモデル、ということらしいけど、タイトルがいまいち…あとなんだかお話がいきなり展開だしCPがなんとか成立しただけ、という印象で物足りない感じだなあ、と思ってたら、あとがき読んだら打ち切りぽい感じだったのね…。
表題作もふくめて全般にはっちゃけが足りず、けれどラブもものたりない、といういろんな方面に中途半端な感じだった。
しかし、あとがき読んで心配になった…。好きなように書けてない/なかったのかな?これ、花音だけの話ならいいのだけれど…。だって、この作家さんからトンデモとエロをとったら何が残るというのだ…。絵はうまい方ではないと云うか、流行りの絵柄というかBLっぽい絵柄ではないと思うし。でもトンデモやエロを抑えても、絵もお話もそこそこ書ける、という評価なのかなあもしかして、だから編集としては、体よく半端に使っていこうとしてるのかなあ…もしそうだとしたら、なんだかなあ。もしこれが花音の問題なんだったら、他のレーベルで書いて欲しいなあ。
髪を切りに行ったら、隣りの席の男のお客さんと男性美容師さんが、ニュートリノがどうとかゆってて異次元だった。
この作家さんは絵がうまくならないなあ…というかよけい雑になったような…。よく見ると表紙もデッサンおかしいなあ…。
表題作は、軍服をしたててやるとその軍人が必ず生きてかえるといわれるテーラーと軍服仕立ててもらいたい軍人さんの話。話は悪くはないけどあっさり。
たしか他にも作品があった気がするけど、覚えてないや…。
シェフの修行のためにパリに行こうとしてたら、あるトラブルから貴族の攻めに観光案内されることになって、なんかすごく気が合うのだけれどパリにそろそろ修行先に向かおうとしたら監禁された。
なんというか…安易すぎるというか適当すぎるというか。恋を知らない外国貴族と、彼にそれを教える結果となる平凡な日本人…というだけだ。
そして、修行予定先のパリのレストランが攻めの弟の店だったり、なんかフランスの話なのかと思ってたらイギリスだった(笑。まあイングリッシュローズではあるけれど、なんもイギリスっぽくないのだもの…。メガネはいいんだけどね…。
受けも料理がうまいのかなんなのかよくわからんままに、最終的にあんなことになって腑に落ちない…。
絵もあいかわらず荒いし、ハイソなタイトルのわりになんだか残念な内容だった…。
前の席になったぼさぼさあたまのえんどうくんがなんか気になってうんぬん。
なんか…可もなく不可もなく。ふんいき漫画なので、そういうのとかこの方の絵とかが好きな方にはいいのではないかと。すこし前に読んだということもあり、正直あまり覚えておらず、印象が薄かったんだろうなと思う。
主役二人がなんで互いに好きになったのかという説得力がない。受けとか、なんで周囲から離れてたんだっけ?中二病?なイメージ…。周りのキャラもあざとかった印象。
すごくダメではないんだけど、いろんな背景も見えて来なかったような気がするし、高校ものだから、雰囲気漫画だから、とかいうワクで書いてる感じ。で?と問い返したくなった。
ハーフなのを髪染めてカラコンで隠してるイケメン転入生に、小動物的な受けがなんか気に入られまして。
BLにおける日常もの、という感じ。友人たちもそこそこ個性揃いで、マンガっぽいけど、なごみ系としてはそこそこよい感じだった。ラブ面は…ちょっと物足りないと言うかラブの必然性がわからん気もするけど、まあ相手を独占したいという気持ちは納得できる感じ。
服装がやや古いというか昔っぽい感じ?…同じことか(笑
まあ相変わらず絵が可愛いので、それだけでも十分かなあとも思う。
しかしそういえば、表紙を見たときには受けは獣人なのかと思ってたよ…(笑
これ結構前に読んですっかり忘れていた…。ついったにも買った記録残ってないし(汗。
表題作は、血の繋がらない兄弟の再会ラブ。奇抜なタイトルのわりに、「愉快葬」というのはまあ生前葬というだけな感じだし、しかもその設定が二人の再会のきっかけ、というだけで筋にはあんまし関係ないかな、という感じで肩透かし…。
狐ちゃんと巡査さんの話は、積極的な狐ちゃんがちょっとまだ子どもなのでいまいちかも。
龍神様の雨乞いの話も、水神さまの子孫で不思議な力をもってるいじめられっこと幼馴染、というだけで…。
メガネゲイがノンケに片思いして、月イチで食事に誘いつつ、わざと嫌われようとしてる話は可愛げがあってよかったvもうちょっと長いお話だったらよかったのに。
しかしまァこのシリーズ、よもやこれほど続くとは思わなかった…作者さんも主要キャラの名前や苗字決めてなかったくらいなのにね(笑。いや、好きで買って読んでるわけだし、この作者さんの作品の中でも好きな方なんだけど、でもすごく面白いというのでもないし、正直メジャーに売れまくるようなお話でもないと思うので、なんだか不思議…。
そして、よく続くなあというのは、時折他CPはさみつつ、この二人でよくお話がつきないなあ、というのもあり(笑。今回は、そういえば山崎が出張なんでしたね(笑。うーん、なんか、意外にも日常の細かいエピが書きやすいCPなのかもね。小児科医☓バーのオーナーって、あんまし見ないけど、なんかこの二人はすごくしっくり…。不思議なバランスでうまく且つ魅力的に成り立ってるCPなのかもしれない。
まあ、この意外にもご長寿になってきた作品の不思議さはさておき、今回はまた「片恋」ということで劉CPのお話が入ってるそうで、あたし保坂☓劉はあんまし萌えなくてだって川邊先生のアホワンコっぷりのが面白いし…とか思いつつ読み始めたら、
…えっ。
すごいびっくりした…!そしてバンザイ!(笑。
いやー、珍しいものを見たわ。作者さんにも予定外の長編シリーズになったせいでもあるのかなあ(笑。計算づく(保坂とのCPもふくめて)だとしたら面白いし、偶然の産物だとしてもまた面白い(笑。
あと川邊先生が、以前は空気読めない親身になれない医者だったという設定もいいなあと思った。今後ももっと成長が見たい(笑。
そんなわけで今回は、やっぱり、地味だけど(や、悪く言ってるつもりはないんだけどね)面白みのあるシリーズだなあ、と改めて思ったのでした(笑。
表題作は…会社の先輩と恋人同士になりかけたら裸族だと判明し、というのはいいけど、先輩の彼女についてのいい加減さが、ちょっと萌えない…なんで裸になったのかね…。という感じで、いまいち愛に欠ける印象。
姉の子の幼稚園の保父さんものも、保父さんの変態設定がどぎついのはともかく、やっぱり愛に欠けるよなあ(笑。
ドM予備校講師とSな元生徒の話も、割れ鍋に綴じ蓋って感じだけど、もうちょっと愛を…。
毛深い大学生が一つ下の学生に強引に言い寄られて、の話はビックリ展開だった(笑。受けが毛深いという設定は、以前からこの作者さんは毛にとてもこだわってらっしゃるような感じだったので、なんとなくわかる、気もする…しかしその後の展開は…びっくりだ(笑。これこのあとどうなるのか、もう少し続きが読みたかった。
リーマンCPの雨の日の話は、良くも悪くもわりかしふつーのBLという感じだった。
女好きの友人に惚れちゃった高校生が、妖精さんに女体化してもらって友人にデートしてもらう話は、トンデモだけど面白かった。どう展開すんのかとハラハラしたけど(笑。
うーん、全体的に、設定や展開がトンデモだったりするのはいいんだけど、愛が足りないっぽいのがちょっと不満かも。あと、絵がちょっと変わった気がする。この作家さんの、人体がわりと安定してうまいのに、顔の中身が不安定な絵が、以前から不思議だった&人体の書き方は好きだったんだけど(笑。顔の中身は、今の絵のほうが前より好みかも。
えーと…どんな話になっていたんだったか…。
このシリーズは、キャラが多すぎるよ…。
なんか、作者が何を書きたいのかがよくわかんない。キャラが多くて関係性も複雑で、展開もすったもんだで、内容追うだけでいっぱいいっぱい…。キャラも、特に主役の二人はいまいち魅力的ではないというか、二人とも展開に振り回されてる上に優柔不断で恋愛話はぜんぜんすすまず、なんだかなあという感じ。
じゃあ書くな、という気もするけど、あえて誤字。
一年生エース投手の天然気味なガッツあるプレイと想いに先輩捕手もしだいに…。
…CPそっちか!という。まあかわいいけどね。先輩も色気あってよかったけどね。でもなあ…個人的には逆だった。
執事ふたり×坊ちゃんの『あぶない執事』のつづきも収録されてる。坊ちゃんが絵的にも精神的にも幼すぎるせいもあり、執事同士のほうが萌える…ので、二人の出会い編はとてもよかったvあと坊ちゃんにかしずきつつ、二人もしっかり絆があるっぽいのでよかった。坊ちゃんがイケメンに成長するといいなあ(笑。
うーん…。一巻はすごく面白かったんだけど、二巻はあっさりめでご都合主義でもあり…。
なんというか、簡単に言うと、竜頭蛇尾ならぬ、きぐるみ頭地底人尾というか…(笑。正直、最後まで、地底人アリタよりきぐるみアリタのが魅力的だったなあ、という感じなので、いまいちこう、カタルシスみたいなものがない感じ。
あと大輔がなんでアリタがすきなのかがよくわかんない(笑。きぐるみを脱いだアリタは積極的すぎて違う人みたいだし(笑、いやその中にもアリタらしさはある、と説明はされてたけど、そもそもきぐるみアリタは確かにかわいげはある人だろうけど、でもアリタをかわいく思うのははたして恋愛感情なのか…(笑。
まあともあれ、BL…BL?という感じかなあ。かわいいんだけどね。ドーナツの歌とかね(笑。BLでなくてもよかったかもだ。
きのうの『タブロウ・ゲート』の記事追記しましたー。
宅配便のお兄さんにもんもんして、通販しまくって彼に届けてもらうのが趣味の主人公。隣りのエログッズ販売のお兄さんとかまじえてあーだこーだな感じ。
ねたばれっぽいですが。
…結局宅配便のお兄さんは妄想のネタだっただけか(笑。
ライトにのんびり読めてよかったけど、という感じだ。
そして確かに、ハリネズミがかわいかった。
ねたばれぎみです。
お金持ちの子息には忍がつくのですが、まじめっこ次男の受けにはめんどくさがりへらへらの攻めが専属で、次男だから気楽~とかゆってたらなんか廃嫡騒動がもちあがりまして。
うーん…。
能力は随一のはずなのにめんどくさがりてきとーな忍、というのがまず中二くさい。さらに、受けが跡継ぎになるのなら結婚しなくてはマズい、とかいう話になったらいきなり病んだ暗黒微笑系になって、いままでゆっくり受けを自分に慣らさせてきたのにとかゆって襲うし、これまた中二くさいキャラで…。
受けはまじめなのは好印象だけどそれだけだし、跡継ぎにとわざわざ乞われるほど優秀には見えないのが難点かと…。
忍関連の設定のあまさとか、そういうのは関係性やキャラに萌えられれば乗り越えられるもんだと思うんだけど、これはちょっとキャラがどっちもキツい…。
いそがしい!しごとたいへん!漫画もかいてる!
ミステリ作家×編集者。恋愛経験のない攻めに濡れ場を書かせるために実験台になっちゃうドS受け。
正直に書くけれど、読んだのが結構前であんまし思い出せない!しかしということは、あんまし印象に残らなかったんだろう、とも思う。
しかし確か、攻めはよかったけど、なんかいまいち受けが好きになれなかった気がする。尻軽受けでもいいんだけど、愛が足りない感じだったような。
『そして続きがあるのなら』も一緒に購入したんだけど既視感があって、これどこかで読んだっけ…?麗人で何話か読んだかな?…とか思ってたら、『そして続きが…』のほうは、マヨイガを検索してみると、既に買ってたね!うわー(汗
それはさておき、麻雀マンガ雑誌編集者→攻めのマネージャになった先輩と、売れっ子漫画家になった高校の後輩のあれこれ。二巻は臨時アシにゲイバレして脅されそうになったり、ふたりの実家話とか。
…先輩のおっぱいがすげえ。
最近の内田さんの、仕方ねえなおら来い、みたいなガチムチ受けとか、乙女ガチムチ受けになんとなく違和感があってハマれない感じだったんだけど、この先輩はほどよくムチムチで、攻めのことも好きなんだなとそこはかとなく分かる(個人的にはもうちょっと攻めにめろめろであってくれたらもっといいんだけど!)ので、わりと好きな感じの受けである。
ところで受けのモデルって、銀さん(コノヤローなくせっけ)か土方(黒髪でタバコ)あるいは両方、じゃないかなあ。違うかなあ。まあ、そういう印象があったわけで、だからわりと好きな感じなのかなあとは思った。
攻めはイケメンでちょっと天然な感じでまあまあ。
受けが身を引こうとする話とか臨時アシにちょっかい入れられる話とか、ちょっとベタ気味ダラ気味な展開が気になったけど、アシのキャラはいいし家にいく話とかも結果的に面白かった。
あと、漫画家ものとしてもそこそこ楽しかった。
なにはともあれ、このシリーズまだまだ続くそうで、それもさもありなん、という気がした。なんというか、内田さんの萌えと、長編シリーズとしてのお話づくりのための素地と、読者のニーズとが、やっとうまく噛み合ったんじゃないか、という気が…(笑
戦国ファンタジー、おやかたさまとその臣下というかペットというかなネコ妖怪と、そのまわりのひとたち。
…猫井どのの異様さに慣れるまでに少し時間がかかった(笑。ネコなのかちっちゃいこなのか妖怪なのかよくわからず、でもそれらすべてとして扱われているようなので、そのあたり細かいこたいんだよかわいいから!と思えるようになれば、面白い。と思う。あとまあ、ケガをした狼を拾って帰るおやかたさまとか、そのたもろもろ、ファンタジーだから!ということで。
そんなわけで、あまり深く考えなければ、おだやかな隻眼の忠臣とか、彼に懸想する長髪美青年とか、おやかたさまの従兄弟の豪放磊落青年とか、なんかいろいろいて楽しいのです。
しかしそれにつけても、(一巻ではまだそこまで至っていないけれど)おやかたさま×ネコかー…ちょっとこえーなー、と思っていたら、人化した猫井どのはイケメン青年だった!よかったよかった(笑。しかし何歳くらいの設定なんだろう…。
不良高校生が、外見も行動も小学生にしか見えない先生にドキドキしてるうちにあやしい状態(に見えるよう)になってしまい、なぜかケンカにも勝っていく、という感じ。
ギャグってむずかしいなあ…と思った。流行りのゲイネタの引用が多いせいか、あとテンポがいまいちあわなかったせいか、あたしはあまり笑えなかった。残念。
あと先生は23歳なのだが、いっそもっと年のほうがよい気がした。23だと新卒だし、いきなり生徒指導しまくりというのは違和感が…まあ、指導はしてないんだけど(笑。
きのう横浜で、おしりとうしろあしが黒い白ネコを見かけた。靴下ネコみたいだけどちょっと違うよな…としばし考えて、江頭ネコと呼んではどうか、と思いついた。
スペインのとある路地の奥にあるアパート。居候していた恋人の部屋を追い出された売れない小説家は、なんか大家の人気DJの部屋に同居させてもらいつつ、アパートの住人をモデルにハッピーエンドの小説を書こうと観察中。
オムニバスで、おお、この作家さんがハッピーエンドをテーマになんて、なんか画期的だし楽しみ、とか思いつつ読んだ。
で、とりあえず裸の男と彼氏の話はとってもよかった!エキセントリックさもありつつ、オチがまさにハッピーで、すごくいい。あたし好み。
双子の日本人?とくらす青年の話は、二人とも平等にすき、という攻めの気持ちがよくわからないというかあまりリアリティを感じなかったけど、お話としては面白かった。双子が性格とか違いすぎでぜんぜん似てないのがかわいい(笑
人形師のおじいさんの話は…もっときっちりハッピーエンドが見たかったなあ。いいとこで終わってしまったし、二人の関係性もけむにまかれた感じだしでちょっと物足りない。まあ幸せなんだろうけど…笑
あと、女装美人と耳の聞こえない男性の話は、居候の軍団は女装受けの妄想なのか?とか思ったし、結局何を意味しているのかよくわからなかった…。
しかし大家さん×小説家の話は…ハピーエンドには見えないよう…(涙。うーん。
怖い先輩に睨まれてるーと思ってたらなんか告白されまして。
高校生CPの話なのだけれど、始まり方はいちおう上記なんだけどあとはなんかふつーの話だった。コンビニが高校生たまりすぎで大変そうだった(笑。
以前雑誌で読んだ「のんとのあ」という幼稚園児×高校生?兄の話が載ってて、これはコミクスになったら入手したかった話なのでよかった。でも、読み切りだったのね。もっと続きがあったらよかったのに(笑
この話はしかし、面白いとか好きという対象ではなく、なんというか、マジキチだな…というか(笑。しかし作者的にはこれギャグもののおつもりだったのですね…よかった、ガチではなくて(笑。しかしギャグにしても相当におかしいけど。面白いからいいんだけどね(笑。続きとか、大人編(十年後、二十年後編とか)読んでみたいなー。
暴れん坊が攻めに迷惑かけまくりで彼女を次々寝とってく話はベタだけど、オチがよかった。
しかしこの作者さん、なんとなく若い方だろうと思ってたんだけど、表紙折り返しのコメントが、自分が中学生の頃はBL(耽美系)は悲恋ものばかりで、っていう…ヘタをするとあたしより年上かもしれない…。
以前に見かけた折に、表紙とか梗概からBLではないっぽい…?と思って購入してなかったんだけど、よく見たら麗人コミクスだったので買った(笑。
表題作は、美しい亡き姉の夫?と別荘ですごす男と、その姪っ子との一夏の話。姪っ子視点で結末もアレで、BLというか…耽美?とも違う?という感じ。面白いけど後味悪い(笑。萌えもない。
ノンケに恋したリーマンの話はほんと見も蓋もなかった…(笑。
死んだ男が赤い髪の不思議な男に出会う話は不思議でよかった。これも後味悪いけど。
教授と青年の話は話としてはそこそこ面白いけど、よくある形の話でもあると思う。これも後味悪い。
死んだ男が実はかわいい男の子が好きだったと思って云々な話は、オチがおかしかった。
そんな感じで、全般にBLというか…だし、工夫してある話ばかりだし面白いんだけど、でも斬新ではないどこかで出会ったことのある話型だなあという感じで、後味悪い話も多く、うーん評価に困るなあ、という感じ。あとがきの解説というか小ネタみたいのは面白いしあたしは好きなんだけど、逆に本編をがっつり楽しんだ人はどう感じるんだろうなあという気もした。
あ、最後にあった『耳たぶの理由』CPの話は、作者もいうようにすごく動かしやすい二人なんだろうなあという感じだし、ライトに楽しいしすき。
『アフターモーニング・ラブ』のスピンオフの『ビフォアデイライト・ラブ』の続編。ヤクザの若頭×ややゲイがたまりぎみなバーのマスター。
前作が、タイトルどおりに夜しか会えない関係ながらもわりと前向きというかさらっとした終わり方だったのがよいなあと思っていたんだけど、今回はまた同じようなことで受けがぐるぐる悩んでばっかりなので、なんだかなあという感じだった。わりとすきなお話なのでちょっと残念。でも長髪キャラはいいよね(笑。
オクテかわいこ男子が生徒会長に惚れて生徒会のまわりをうろうろしてたら、会長の幼馴染の副会長に、口説き方おしえてやるとかゆわれているうちに、なんか好きになったんで俺にしとけ、とかゆわれまして。
ナチュラルに会長も男だと思っていたよ…共学なんですな。共学で複数CPだとさすがにちょっと無茶な気がしてしまう…。
受けはまじめで一生懸命だけど、でもふつうのキャラなので、なんでノンケの攻めが惚れたのかいまいちわからない。そして受けも、性格男前な会長が好きだったということで同姓との恋愛へはまあ移行できるのかなとは思うけど、攻めにくどかれてすぐにフラリとしてしまってるし、自我弱そうな印象。
副会長の友人の陸上部員×副会長のことすきだった書記も、受けが攻めにやさしくされてフラリとしてしまった、という印象。あと上記の受けもそうなんだけど、この受けもかわいすぎて女の子?という感じ。
書記の友人の寮長もそれらしいけれど、ほとんど出てこず。続編があるのだろうか。
でも正直全般に、お手軽でありきたり、設定もキャラも特に魅力はなく、斬新さも王道の安定感もない、という感じで残念な印象だったのです。
自分でスカウトしてきたモデルを独占したい受けと、受けに独占されたい攻め。
受けの仕事とか攻めの本業とか、なんか設定がよくわからんかった…のは、あたしの読解力が足らないからではなく、カバー下のあとがきでいろいろ補足されていた…。受けなんて、代理店の人?と思ったらファッション雑誌編集?裏表紙とカバー下とでも設定ちがってるぞ…適当だなあ…。
カラー絵はすごいきれいなんだけど、モノクロ絵はちょっと印象がちがうというか、雑っぽいというか。横顔があまりうまくないかも。あと、なんとなくだけど桜遼の画風にちょっと似ている気がする。
いまわしい血族にて、みな母親の違う三兄弟の兄2×弟の宿命禁断愛。
3P?デュアル攻め?で、攻めに軽重があるのはニガテ…。お話自体は、さほど思うところはなく、ふつうの兄弟もの+3P+因縁、という感じ。でもこの作家さんの、ライトでコメディタッチな後日談とか補足が好き(笑。
魔物?の牧師のご主人様になったイギリス人が、大好きな幼馴染?を追って、日本に来て…??
なにがなんだかわからん…と思ったら、別作品のスピンオフっぽくって、さらに小説版がある?の??せめてオビにでも書いておいてくれ…。
魔物との関係はなんとなくわかったし、本編でも説明されていったけど、そもそも主人公や幼馴染の設定とか関係性、主人公の使い魔とか、使い魔の中身?らしき魔物のこととか、さっっっぱりわからんし、なんとなーくはニュアンスでわかったとしても腑に落ちないことばかり…。
でもそれはまあいいんだけど、主人公に執着する牧師とあたふたな主人公、というのもあんまし萌えどころがなく…。
これは少し前に読んだんだった。
表題作は、愛想はないけどよく仕事見てくれるセンパイと、もっと仲良くなりたいのだけれど就業後はつれなくて淋しい後輩。つまらなくはないけれどベタだしあまり目新しさや面白さはなかった感じ。
そのほか、店子のフランクで人に好かれるデザイナー?が気になる学生の話、とか。
全体的に、絵はきれいなんだけれど、お話はちょっとイマイチだなあ、という印象でもったいない…。
表題作は、てきとー社長と若いマジメガネ秘書で、秘書はもともと社長に憧れてたけどテキトーね…とか思ってたら、実は、という感じ。こういう過去の因縁とか社長が売り専のこ呼んでいたりとかはこの作者さんには珍しい気もしたけど、あんましそういうとこは前面に出されていなくて、全体にはちょっと薄味だった気がする。
そのほかも、テキトーな隣人に振り回されるリーマンの話とか、テキトーな同僚に実は惚れちゃってるツンケン営業の話とか、まあそこそこ。けどそれぞれ、掲載誌がアンソロのドS特集とドM特集だったのね(笑。ドSもドMも、特集っていったって、それぞれ相手をMとSにしなきゃいけないだろうし、同じような感じになってしまうよなあ…と思った。
…正直、なにはともあれ完結してよかった~!!というのが第一です(笑。
一巻が出た後、情報探して本誌とか作者さんのブログとか見てて、なんかモチベ下がってるっぽいコメントみてハラハラしたり、本誌の展開がイマイチっぽくってハラハラしたり、していたのですが。ハラハラというのは、中断&再開の目処無し…というよくあるパターンになってしまうんではないか、というのと、あたしの大好きなこのイカれた作品がしょんぼりなクオリティになってしまうんではないか、というのがあったんだけど。
で、二巻は正直、一巻ほどのマジキチっぷりはないし、明らかに後半急ぎすぎだし、結末はベタだし(BASARAとか思い出した)で、ちょっと残念なとこも多い。でもでも、冒頭に書いたように、こうしてまとめて二巻部分を読み返して、とりあえず完結してよかった~!と思えたので、つまり正直満額回答ではなかったけれど、まあひとまずよかったのかな、と思うのです。
レオナールはちょっと弱かったかなあ。最後のとこでせっかく鎧着たのに、あんまし活躍してなかった…このレオナールの扱いも、最終話急ぎすぎだよなあと思った一因だと思う。たぶんこの話は全三巻分くらい(後日談込みで)の内容があったらもっと活きたんではないかと思う。
ジェマルはカッコいいよなあ。彼自身の存在感と彼のもつ論理は、十字軍の、というか西洋人のもつ、奴隷=ダメ!ゼッタイ!という、ある意味傲慢な進歩史観への反駁になっててよかったし、もっと丁寧に書いて欲しかった部分でもある。
ド・ラトゥールも面白いキャラだったので、もっと書いて欲しかったな~。レオナールが、自分へのアレですら神の御心のためなのか、と傷つくとことか、よかった。
ニコライデスは相変わらずアホだったが、幸せになったようで何より…(笑
まあ、次はあれです、ナイトメアフォートレスもぜひぜひ完結させてほしいのです!
池袋のアニメグッズ店につとめるオタク青年は、偶然知り合ったイケメン王子リーマンとゲームの対戦したりしてなんか仲良くなって、王子は妹のBL本に感動したり、オタク青年を異様に気に入ってる自分を自分でも変だと思ったりでそんなこんな。
王子攻めとオタク受け、というのは最近わりとある設定だけど、いまいちパンチに欠けてた気がする。王子は最初からオタクでもよかった気が。後半はほとんど、受けが恋愛に慣れてなくてぎごちなく付き合いを深めていく…というのは、オタク設定なくてもよかったし、なんというか、イケメン王子とさえない受け、でもよかった感じかも。オタク設定にしてアニメイトに取材までするんなら、もっとオタクを活かした話にすればいいのになあ、と思った。たとえば、受けがコス好き(するほうでも見るほうでも)で、攻めが懸命に衣装手作りして結果めちゃくちゃカコイイとか、受けのジャンル同人誌読み込んで受けの好みを熟知しようとするとか、なんかそんな感じ…ん、濃すぎるか?
未収録+描きおろしがあるというので、描きおろしって、絶対あたし文句言うんだろーな…と思いつつ購入。
あと、中を見てビックリしたんだけど、リヒト×みちるのスタアシリーズまで収録してた…スタアの方が分量多いのにサマーシリーズが表題作になってるのは、スタアのコミックスからまだそんなにたってないからだろうなあ。
そんなわけで、あんましヤーな感想書きたくないなあ、と思いつつ、でもやっぱり読むし、感想書くのです。だってこの表題作大好きなんだもの!
とりあえず、あたしはこの作家さんは、欝展開もののほうが好みだったんだなあ、と思った(悲しき過去形…今は既に絵でダメになってしまったので…。
この表題作は、政治家の息子高校生が、名門野球部の期待の新人後輩を手ひどくイジメたり、ケガをした自分の面倒をみさせていたけど、実は…という欝展開だけど結局はハピーで、一途ワンコイケメン×一見ワガママなツンデレ美人、しかも野球部×野球部なのでガチムチ×細マッチョという、すごくあたし好みなお話なのです(笑。甚大はカッコよすぎる~静美人かわゆい~。
そして、コミクス未収録の分は読んだことなかったのでよかったvしかし…描きおろしは…!(涙。最近の絵はやっぱ何かが崩れてしまったなあ、というのと、静が…性別受けみたいな身体になってしまってて…(涙。しかし、何が変わってしまったのか…デッサンおかしかったり、書き込みすくなかったり、前よりも線の力がなかったり、する気がするのだが…。
ねたばれぎみで!
キャリア警官の友人攻めに、なんでか5日置きに抱かれてる受け刑事。実は鬼と鬼の嗜好品たる槐の樹、の生まれ変わりでして。
そこそこ面白かったというか、この作家さんのアベレージはたもっているというような印象。
しかし、もともとの友人同士の関係性がよくわからず、いきなり5日置きに友人に抱かれる…というとこから始まってるので、いまいち関係性が把握しづらいし感情移入もしづらい。全体に紙幅が足りてないなあという気もする。
あと、そういう描写の足りなさのせいもあるのかもしれないけど、この作家さんの攻めと受けはいつも同じキャラに見える…。真面目堅物っぽくしかし受けに一途で情熱的な攻めと、運命に翻弄されるけど攻めの役に立ちたい純情健気受け、という感じ。
しかし鬼と槐という設定はトンデモだなーと思ったけど、よく考えたらこの作家さんは常にトンデモだよね(笑。トンデモセレブもしくはトンデモファンタジー…どっちも好きだ(笑。
金持ち学校の中で遠巻きにされたり悪く言われたりしてるヤンキーくんと、先輩王子様のはなし。パンツは…先輩が誕生日にくれる感じ。
…この作家さん、こんなにヘタだったっけか…絵もお話の筋もてんやわんやすぎる。おかしいなあ…。先輩とヤンキーのくっついた経緯とか学校でのそれぞれの扱われ方とかの背景の描写も雑でよくわからんし…。なんだかなー。
なんか久々に見るとこの人の絵は西田東に似てる、気がする。
先輩に恋するリーマンが、他部署の男に声かけられて、先輩だと思ってていいし気軽にやってみようとかゆわれてそんなこんな。
うーん、CPはそっちか~。あたし的にもそっちなんだけど、今回はそっちの攻めがちゃんと受けをすきなのか、なんで受けをすきになったのか、があんましはっきり書かれてなくって、ちょっと消化不良気味だった。あともう片方の攻めもちょっと惜しい…(笑。あ、受けも先輩大好きで他が目に入らない、けど行動はしない、という感じが身勝手なだけに見えてちょっと魅力にかけるかも。身勝手さが魅力にまではなっていない、というか。
そんなわけで、ちょっと物足りないし、正直絵はあれな方なので、いまいち満足感に欠けたなあ、という感じ。
わけありぽい男のケンカっぷりを見て、跡目争いにまきこまれそうなヤクザの次男坊は彼を用心棒にやとう。次男坊の愛人である足のわるい美青年をまじえ、しだいに次男坊→愛人→用心棒→…な関係に。
…うーん、キライじゃないけど、帯に短し襷に長し、という感じ。
昭和な雰囲気とか用心棒以外の土地の人々の小倉弁とか、雰囲気はすごくいい感じ。絵はそんなにうまくないし、おじさんとか見分けづらいとこも少しあったけど、全体的な感じがいい。けどお話の筋だけでひっぱっていけるような魅力は十全ではないなあ、という感じ。
で、一方恋愛面はというと、三角関係はおいしいのだけれど、やや物足りない。次男坊がなんであの愛人のこがすきなのか、用心棒がなんで彼に思い入れたのか、がいまいちしっくり伝わってこない。
ていうか一番気になるのは、ラストはお話としても恋愛物語としてもわざと宙吊りにしてんのだろうけど、その余韻を楽しめるほどの地場はなかったなあ、という感じで物足りなさが残ってしまった印象。うーん、なにかが足りない感じで、それはラストの描写なのかもしれないし、あるいは他で補えるのなら他でもいいんだけど、ともあれ物足りないなーという感じはする。
うーん…。なんかこう、微妙に構成や設定が練られてない感があるというか…。受けとアテウマっぽい攻めの双子弟が両方メガネとかね。あと受けの設定が、なんだっけ、条件反射で人を攻撃とか純粋よい子とか、なんかいろいろあるけどいまいちキャラたってない気がする。なんでシッサがすきなんだっけ。あとシッサに知られたくない秘密?というのもよくわからなかった。もう書かれているのか、まだ何かあるのかすらよくわからん。
そういうとこもふくめて、いまだに謎が多く、さらに2巻までの話もそろそろうろ覚えなので、全体的にケムにまかれてる感じもしてしまう。シッサはなんで眼帯なんだっけ。受けがケガさせたんだっけ。なんか全然大丈夫そうだったけど。あと手袋の謎はまだわかんないんだっけ。
短篇集。
表題作は優しいだけがとりえのお兄ちゃんに惚れられて、美人弟がわがままさんざんきいてくれてるんだから抱かれるくらい別に…とかゆって身体をゆるしているつもりなんだけど、という。弟の屈折した感情の書き方がうまいなあと思う。しかし後日談はほしかった…。
指を喰う妖怪の話は、なんかホラーとしてもBLとしてもイマイチだった。なんで互いに好きなのかよくわからないこともあるし。
就活で失敗し続けて地獄に就職する話はよくわからんかった(笑。
ルーガルーは短すぎる(笑。このシリーズもっとあるんなら読みたい。
最後の漫画表現その他が規制されていく話は…ベタすぎるというか。カウンターカルチャーに主張を織り込むにしても、この作家なら、なんというかもっと…スタイリッシュに、というと語弊があるかもしれないけど、もっと作品としてテーマを昇華できそうな気がするんだけどなあ。なんかもう一味ほしかった。
しかし全般に、なんだか絵が…古い話が多いせいもあるんだろうけど、ちょっとなあ、という印象だった。
表題作は、男やもめのエリートリーマンで、妻にまかせておけぬと幼稚園児の長男の親権をとったもののなかなか打ち解けてもらえず、かつ幼稚園の担任がガングロ金髪チャラ男でキーってなってたら実は意外といい先生で、なんか息子もお世話になってしまいまして、云々。
受けがエリート意識丸出しのモンスターペアレントっぷりで、アホでもあるのに、健気なとこもあるし、迷ったり悩んだりするのもかわいげがあるし、よい受けだった。
攻めの描写が、基本園児とわいわいやってるだけなのに、いい先生っぷりだけではなくて、受けの寂しさとかがんばりとかをちゃんと見抜いて好きになってる様子がちいさい描写からちゃんとわかって、これまた魅力あるいいキャラだった。
息子(本物の)はかわいいv素直でまっすぐそだってていいなあ。
この表題作は、息子(本物の)編もふくめて、もう少し長く読みたかったなー。
電波父と息子の担任の話は、攻めが電波すぎてついていけなかった。いいひとっぽいので、もう少し息子ちゃんとかまったりとか魅力書いてほしかったかも。
かわいいクラスメイトの執事になりたくて、仲の悪い陰険メガネと競いあう話は、まあわりとふつう。
正直なところこの作家さんは、いつもそこそこ面白いんだけど、絵も展開も書き癖で流して書きましたーというような印象があって、なんかお金損した気分になってしまうことが多いのだけれど、今回のはよかった。基本受けがガッチリしててメガネ率が高いので、絵も設定もすきなことが多いので、この表題作みたいに自分の好みにきっちりハマったりすると、すごくいい印象になる気がする。
何か書きたいな、ネタがなくちゃすぐ書けないなら~何か考えなきゃ…(@レディバードガール
表題作は、クマ専なお姫様思考受けと女王様受けが同時にフラれて、なぐさめあってるうちにお姫様受けが相手が気になりだして云々。
…なんか百合CPってのは設定だけって感じ。
姫受けはあんまし姫姫してないし、なんで女王さまに惚れるのかも彼の王子になりたいと思うのかもよくわからん。姫受けがわんこ攻めになってしまった感じで、その変化にちゃんと理由がないし、姫設定はただの設定でしかなかったですね、という感じ。女王受けも、なんで姫受けが好きになったのかわからんかった。これは百合CPではなくて、たんなるふつーのBLCPで、しかも好きになった経緯がよくわからん、という印象で…。
マジシャンのもとに結婚式の余興のためにマジックを習いにいやいや通ってたら情が湧いて、というのも、マジシャンの性格がよくわからない。好みの男には態度悪くなるというツンデレらしいけど、なんか描写に説得力がない感じ。あとはティッシュ配りのバイト青年とイケメンの話、ゲイ青年とコンビニで知り合ったリーマンさんの話とか。ボーリング場のバイトの話はまだ読んでない。
なんか全般にキャラ設定とかだけつくったという感じで、その設定の描写がいまいち説得力にかけてたり、お話の筋もあんまし面白くなかったりで、ちょっといまいちかなあ。
高校で再会した幼なじみが美形モテ男になってて、けど昔別れ際に離れ離れになるくやしまぎれにもう絶交とかゆっちゃったし、けどなんかまたな微妙な関係に。
攻めは受けに執着して、また拒絶されたらやだし、気持ちをわかってくれないのはイライラだし、けど友達じゃやだし、という若干病んだ感じ。あんまし魅力は感じない。
受けは元気っこでにぶくて、あまり好きなタイプのキャラではないのが残念だった…こういうキャラむずかしいよね。あと受け兄はなんだったんだろう…弟執着キャラなのかと思ったのに。
お話はまあそこそこなのかなあ、さらっと読んでしまえる感じで後には残らないかも、って程度。やはりキャラがそう魅力的でなく個人的にもいまいちだったのがちょっとなあ、という感じだった。
おじいさんとさびれた中華屋をやってる目付きのわるい受けは、なぜかヤクザに目をつけられて借金させられいやがらせされる日々。ある日ヤクザ事務所に配達に呼ばれたら高校時代いつも助けてやってた後輩がいて云々。
後輩攻めがアホのこなのだが、最近こういうゆるゆるアホキャラ流行ってる気がする。好きだからいいけど、わりと簡単に描写できるタイプのキャラで好感度も上げられる(たぶん)と思うので、ちょっと安直にも思える。
受けはオレ様で男らしくてよかったが、なぜ受けなのかがよくわからん。あと、なんで高校時代に攻めを突き放したのかもよくわからん。たぶんあんまり好きになりすぎちゃうからとかなんだろうが…。
攻めの友人のアホなヤクザの舎弟はよかったけど、このこが攻めで先輩オッサン受けの話はなんかいまいちだった。オッサンは攻めのこと好きなのか…?
若は最初はたんなるイカレ野郎で好きになれなかったけど、中華屋への恨みの理由もよかったし、飼い犬に攻められててかわゆい。でももうちょっとそのかわゆさとか攻めが若を好きな理由とか濃ゆく書いて欲しかった。ちょっと物足りない。
あと、タイトルが内容にあってないしちょっとこそばゆい感じ…。
なかなか見つからない青のエクソシストのつづき、最初はたんに売り切れてたんだけど、途中からレーベル勘違いして探してた。ジャンプスクエアか。なんか慣れないんだよねえ。なぜかガンガンだと思い込んでた。
いつもながら、絵が雑なのがなんだか残念な気分になる…。
ちょっと悪い(下着盗んだりする程度の)宇宙人を退治するために、宇宙人警察みたいなのにキラー精子をもつとかゆわれた攻めが攻めまくり…というアホ設定のオムニバスっぽいので、それは面白そうだなとは思ったものの、期待以上のことはなく…もうちょっとくらいのひねりかラブが欲しかった。
あとはドカタのおっさんと、前のアパートに住んでる二回りしたのカワイ子ちゃんの話はなんかこのキャラ設定にしては普通というか、何も起こらなかったなあという印象だった。受けの友人は攻め狙いなのかと思ってオチを期待したのに…(笑。
幼い頃に誘拐された子どもを助ける依頼で亡くなった探偵の父を持つ受けは、お人好しで探偵志望。お金持ちの長男で趣味みたいな探偵事務所をやってる攻めは、ある事情もあって受けとかかわって云々。
面白くなかった…というか末尾は斜め読みだけど。
探偵が誘拐事件で死亡とかなんで警察動かないんだ、とか設定の粗さはまあいいにしても…。
キャラにもお話にも特に魅力はなく、描き方もこなれてないし淡々としてて面白みにかける。
あと絵が、一見きれいだしそれは長所だと思うんだけど、霜月かいりとか小畑健とかをすごく模写しました…という感じで個性にかけるのと、基本的にデッサンがとれてないのか顔のパーツの配置とか妙にあごが大きい絵とか気になる。
実は正直、梗概からはあんまし期待してなかったんだけど、とっても面白かった…!
自宅がラブホのメガネ高校生は、AVの撮影に来た目付きのわるい監督にスタッフとまちがえられてむかれたりして、ちょう最悪なのです。しかもゲイだと公言してるその監督がたびたびやってきて、中学生の弟にやたら構うのでイライラハラハラ心配で、監督が酔いつぶれたのを利用してヤラれたフリをし、責任とらせて自分とつきあわせることで弟から遠ざけようとするのだけれど、云々
ということで、飛び道具だらけでちょっとあざとい感じかなあと思ってたら、筋自体はわりとふつーだった。木原音瀬にしてはふつーの展開っぽい印象というか。小椋ムクのかわいい絵柄のせいもあるかも。でも、今後どんな欝展開になってしまうのか、ちょっとコワい…フツーにしあわせな話でもいいと思うんだけど…(笑
てゆか、素直かわゆい弟と、そつがないけど感情表に出せない不器用メガネ高校生、って、わりとテンプレなかわいそう系受けで、なのでふつーっぽくみえる気がする。…あたしのいってるふつーって一体なんなんだ、我ながら(笑。
攻めは壮絶な過去があるらしい?けど、本編読み終わってから読みたいなあ。
ラブホ「キャッスルマンゴー」は、やたらいろんな部屋があってカワイイ(笑。料金高そうだなあ。しかし、受けが熱海にホテル見学に行きたいとかゆってるけど、熱海って今はどうなんだろう…数年前にはかなりさびれてた印象だったけど…。
しかしAV監督に夢はラブホ経営者とか、攻めも受けも設定が飛び道具つかってんなあとは思ったけど、でもラブホの上に住んでいる受け、というのはもはやファンタジックでもあって、小椋ムクの絵ともあいまって、なんだかとってもかわいらしい…シュールだよね(笑
あーしかし、つづきがきになるー、ということで!
掲載誌も購入v
…あんましすすんでなかった(涙
えーどうなんのこれ。ていうか、これ全体でどれくらいの分量の予定なのかなあ。ここですれ違い気味になって、一回よりもどって、そんでまた凄絶な展開とかあんのかなあ…。攻めははやくもっと受けにめろめろになったらいいのに。そんで受けはいろいろ諦めて受け入れればいいのに(笑。
しかし…木原音瀬セオリーでいくと、当初相手をダマしていた受け、が、今後かなりツラい立場になったりすんのかな…やー、弟にコンプレックス感じてたりいろいろ結構かわいそうなんで、この受けはもうちょっと幸せになってほしいなあ…紆余曲折あんましせずに(笑。いやでも、木原音瀬セオリー的には、攻めが受けにのめりこまないまま受けが惚れちゃってどん底化泥沼化、かなあ…(汗
ネット連載の採録だった…orz
こういうの明記しておいてほしい~。
内容は、すごくかわいいけどじょうおうさまな受けに一目惚れ片思いのイケメンモデル攻め。親戚でもある高校生の受けのカテキョになって、なんとか恋人になりつつ、受けに復縁をせまる元彼(自称)や、純情で攻めにドキドキな攻め友人をまじえてすったもんだ。
あ、あと4コマだった。
やはり絵が雑というかあんましうまくないというかでも魅力はなくもないかも、という感じ。でもやっぱこれはブラウザで見るの前提の絵だろうなあ、という感じ。
攻めがアホっぽくなってってニブくて天然で、まあそれはそれでいいんだけど、受けはオレ様かわいこちゃん受けで、なんというか、CP的にあんまし萌えがない感じ。
受け元彼っぽいひとと攻め友人のがかわいげあるけど、ふたりとも元が脇キャラだし全体でみるとキャラ設定がブレブレな感じもある。
若いのに枯れた梅の木とかゆわれてる介護関係会社の若社長は、母が友達呼ぶのにみっともないからとかゆうのでとりあえず執事を雇うのですが、あまりおすすめしないとかゆわれて会ってみた元ヤクザの即席執事に一目惚れして云々。
…あんまおもんなかった。
元ヤクザで執事、って難しそうだなあと思ったんだけど、やはりというか単なるキャラまいご気味の慇懃さと偉そうっぷりがちぐはぐな執事というか…。あんまし魅力を感じられない。受けへの気持ちもただのハンティング本能ぽい感じ。
受けはいやなことは心のゴミ箱にいれて淡々と生きていながら、攻めに惚れてあわあわな感じ。惚れたことにすら気づかなくて、のほうが面白かったんじゃないかなあという気もする。
親の事務所にイソ弁な若手弁護士は、ある金持ちの愛人の娘を父親に再会させて相続人にさせる仕事を押し付けられる。弁護士はゲイながら、父親にいつまでも軽んじられてる反感から、その娘と結婚して遺産がっぽり計画をたてるも実は。
攻めはたぶんカッコいい設定なのではないかなあと思うんだけど、仕事がバリバリ出来るわけでもなく、親に抑圧されて鬱屈して、わりと身持ちのかたくはないゲイっぽくて、バイですらないのに会ったこともない娘と結婚計画たてるとか、…正直いいとこない(笑。しかもその計画が受けにだだもれというカッコわるさ…(笑。
受けは母を失ってひとりきりになって、事情から社会と隔絶されて生きてきてしまったけど、なんとか社会復帰して生きていこう…という感じなんだけれど、かわいそう受け設定だと思うのだけれどあんましかわいそう受けっぽくないかも。ちょっと描写が中途半端な気がした。そして、このカッコわるい攻めの優しい部分に触れて惹かれていく…って、ちょっとなあ、いまいち納得できない…(笑。攻めは優しいというか人間味があるなあ、って感じだし、だとすると、なおさらヘタレキャラだなあという気もするし…。
そんな感じで、攻めも受けも、特に攻めはキャラまいごっぽく、特に受けは感情の動きがよくわからなかったなあという感じ。
再刊だけど、未収録作品も二作品はいってるよー…でもどうせ旧版処分しないんだろうなああたし…。
あこがれだった年上の従兄弟とあれこれな話は、今読むとそういえば『キモチの行方』にちょっとにてる気がした。気持ちがないのに保護者っぽいひととずっとそういう関係で、というとこが似てる。濃密な関係なのにそこに感情はなくて(あるいはないと思い込んでいて)、でも気持ちがないことが不快になっていって、そんなんだから読んでるこちらも最初はぜんぜん感情移入できないのに、時間の経過か、あるいは別の理由かで二人の間に生まれていた感情が、最後にはすとんと読者の心にも残る感じ。明治カナ子らしくていいなあと思う。
あっなんか久々に感想らしい感想を書いた気になった(笑。
親戚のおじさんに脅迫される話も同様にこの作者らしいかも。
写真家と少年の話はせつない…。
おじさんと引き取られたこの話もせつない…しかしいつも思うんだが、この作者のおじさんはいつも容赦なくおじさんだよなあ…(笑。や、むしろ好ましいですけど。
留学した兄の友人に呼ばれて云々の話はちょっとわかりづらい。というかもうちょっと長い話で読みたいというか、弟幸せにしてやってほしい…(笑。
未収録作品二本はちょっとイマイチだったかなあ。犬の埋葬の話と、馬鹿力な受けの話。
このレーベルは創刊だよね?四冊中三冊買ってしまった…ので、出し直しだとわかったはずなんだけど、古い絵に一瞬びっくりしちゃった(笑
表題作はすごくこの作者らしい感じだった。高校の生徒会長と、かわいい新入生。受けも子ども子どもしてるけど、先輩もちょっと自分勝手というか強引というかだなあと思う。でもこういうダメなとこというか性格的な欠点のあるキャラは、とってもこの作者らしい気もする(笑。あいつがふぬけちゃって困ってるんだけど、とか先輩の仲間に詰め寄られて、受けがだって…と涙目になって報告してみんな手のひらがえすのがカワイかった(笑
留年生を三人でとりあうような話もかわいかったv一見冷たそうで、ただのぼんやりな留年生がカワイイ。でもなんで受けのことすきになったのかはちょっとわからんかった。
弟がかわいいので冷たくしてたら親友に取られてしまう話は、兄の気持ちを押し隠して弟に冷たくしてる様子は子どもらしく、親友はいきなり弟に接近する感じが軽々しく、どっちもこの作者らしいダメなとこある攻め、という感じだった…(笑。お兄ちゃんはその後別の世界へ突入した。
占い師の話は…BLでないのはいいけど、キャラがなんか強烈で、読み切りだとよく分らないと言うかもったいない気もした。お話のつくりは今の那須雪絵にちょっと似てる気がした。
あと別荘に二浪の従兄弟といく中学生の話は、今市子っぽかった。
しかしもしかしてこのレーベル、BLオンリーではないのかも…?
『はたらけ、ケンタウロス!』の表紙がアレだった意味は理解した…(笑、表紙きれい!カコイイ!
しかし内容は、同人誌採録なので、ほとんど読んでた…。ていうか描きおろしあった?なんか全部知ってる話な気がしたのは気のせいか。最後の名前の話かなあ。
ケンタウロス二体の話とかカワイイ。ていうか元が同人誌で短い話が多いせいか、あんまし濃い内容のないお話が結構多いかも。
戦国時代の話はちょっと濃くてよいね。最初のページとラストがつながってるのがよい。
最後の連作の、ロングヘアで褐色の馬体・肌のケンタウロスはすごくカコイイよね。髪型のせいかアバッキオを思い出す…って、あたしロンゲはみんなアバッキオだと思ってるんじゃなかろうか(笑。これも結構重くていい話だと思う。
しかし今回、この作家さんの描く人馬は、あたしの思っているよりも、なんというか、腰が長いと感じた。うまく言えないんだけど、あたしはもっと人体の背中部分は短い感じで想像してた気がする。馬体が白くて、前から見ると特にそんな感じ。…つまり腹側が長めなのかしら。
不思議ポット最終巻。
なんかポットの設定とか、エリコのかけた魔法の設定とか、よくわからなくなってしまった…。ポット壊すとシバ死ぬ設定だったんだっけ?エリコの魔法は、最終的な謎解きはわかったけど、前の話を忘れているせいか、大きな流れがわからなくなってしまった…。まとめて読み直せばもうちょっとわかるかな?
シリーズ終わってみれば、ちょっと恋愛面が物足りなかったかなあと正直思った。そもそも受けの未来が元気はつらつ子どもっぽすぎてちょっとニガテなキャラだなーというのもあったし、シバが未来に、未来がシバに惚れた理由がサッパリわからず言語化もされず…だったので、ちょっといまいち入り込めなかった。エリコ×シバは、単体だったら萌えたかもだけれどしかし余程のことがない限り、基本的にメインCP押しのあたしとしてはキツい。
…と思っていたのだけれど、しかし三巻最後の後日談ですべて帳消しになるくらい、大人になった未来がかわゆかった!萌えた!!「それまで面倒見てほしいんだよ」がカワイイィ。これでは確かにシバも、かわゆすぎて発狂もんですよね(笑
そんなわけで、この作家さんには、やはり(年齢だけでもいいので)大人同士のCPを書いて欲しいなあと思ったりしました。
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追記。読み返したら、未来がシバに惚れた経緯はわかった(笑。
おおむね猫田リコらしい雰囲気だったんではないかと。
表題作はダメダメな旧友ミーくんにとうとう彼女まで寝取られて、云々。受けが男らしい外見だったのがよかった。
大学の有名なダメダメ先輩が、実家裕福なんでしょお金貸して!とかゆってきたので、タダではやれぬと身体を要求する受けの話はよかった。もうちょっと長い話で読みたかったなあ。しかしダメな攻めばかりというか、この作家の話は必ずどっちかがダメ人間だよね。そこがいいんだけど。
クラブのオーナーと黒服の痴話喧嘩を見てしまって、という話は視点人物があて馬だし、黒服が何考えてんのかわからんし、ホステスのことアレだし、でちょっと微妙。
AV男優が監督に恋心な話は、ポエティックな始まり方がよかった。これももうちょっと読みたかった。
山の上の足のわるい幼なじみが身請けされるからいろいろ仕込んでやってくれ、とかそのこの姉に言われまして、の話は、なんか山の上下の話多いな~と思った。
破産した男と学ラン少年の話は、CPがよかった(笑。しかし受けがなんかかわいくなってしまったのが残念…。
歓楽王久しぶりだなあ…え、神楽くんって小説家だったっけ…?
ところで結局『ファインダーの熱情』通常の初回限定版も(へんな言い回し、笑)買った…なんかたいへんなことになってた!!!フェイロンだー!!!しかしフェイさまはうれしいけれど、3Pて…公式でこれって…(汗。すごいことするよなあ…
これは2月に読んでて、いろいろまとめようと思ってたらなんだかんだあって遅くなってしまってました。
で、すごく面白かった…!!!しかし、アマゾンのレビューみてると評判はイマイチなのかな?続きは出なさそうだなー…。
内容というか、世界設定については備忘をかねて下にまとめます。
梟が千足(器のほうの人間の、ヘタレぽいキャラの千足)のことをすきなのかどうかが気になった。禍津神の器だから愛しているだけで、人間の千足自身はべつにすきではないのかなー…。
とりあえず絵はとってもキレイ。よくわからん系の本編のあとに、二頭身キャラの補足説明があってわかりやすいしカワイイ。
あと、品がないのですが、「お道具」というのはえっちな意味なのかと思っていました…だってお道具屋=郭っていってるし…。お道具屋っていってるけど、お店なのかどうかもよくわからない。何らかの理由で成仏?できない、させられない魂をお道具にしてるらしいんだけど、なんで郭と表現されているのかな。もしかして、やっぱり本来的には「お道具」は誰かに使わせるものなのかなあ。
そんなわけで、よくわからないことも多いですが、設定読み解きめも。本編に出てくる内容プラス言語のもともとの意味についてもちょっとまぜてます。
・梟…お道具屋=郭の主人であり魂守であって、さまざまな迷える魂を「お道具」にして集めている。「お道具」は魂なので、とりあえず勾玉のかたちをとるけれど、いろいろな用途がある。梟は魂を救うことで、郭の調律をする(=天秤を水平に保つ)のがお仕事。この郭はたぶん秋津島=日本≒この世界(の、軸みたいなもの?)で、調律しきれなくなると、この世界は終わりを迎えてしまう。梟自身が天秤の軸、という言い方もされている。梟はもともとは黄泉の眷属であり、黄泉の国(=根の国底の国)に属する存在。
・千足(ちたる)…和菓子屋の次男。三本足の八咫烏=禍津神のうつわである人間。ふだんは禍津神は呪具(メガネ)で封じられている(=眼を閉じている)。根の国(=黄泉の国)に人柱的に埋められた神(国産みには祟り神が必要だから)である。この世界で魂が増えすぎて限界に達すると、天の高原が判断して千足が目覚め、この世界(秋津島=此岸)は終わり、次の岸をつくることになる。
・黒蜜…梟の式の猫。白蛇を式にしている…式が式をもってるのね(笑
・天城(天狐)の眷属…狐。天の高原(天津高原、高天原)の一族。梟の体を媒介(交合による)しないと、「こちら」の世界に干渉できない。(しかし狐は陰の性質なのに、梟にたいしては攻めだったな…)
・世界をつくるには、陰(魂守、魂たちの営みを支える黄泉の眷属=梟)、陽(祟り神、いつかすべてを輪廻に回帰させる存在=千足)をおいて、混沌の中に秩序をつくることが必要。そして、双方に干渉と監視をするもの(天の高原の眷属=天狐)が必要
・秋津島というのは、この世界であり現世のこと(本来は日本列島をさす名称)。ヒンズー神話でいえば、おそらく梟はヴィシュヌ(世界の調和をたもつ)、千足(烏)はシヴァ(世界を破壊する)、天城(狐)はブラフマー(世界を創造する)のような存在で、代替わりしていく存在らしい。
ジョジョリオンってーでも舞台が杜王町ってことだけで、期待の八割くらいは既にッ!かなってるかんじかも!
ついにエクウスの商業コミクスがーと思ったらZEROコミックスなのか。ゴールドで連載してたのにね。まあでも、確かにBLじゃない話多いか。
しかし…この表紙はないでしょうえすとえむせんせい…(涙。めっさ美しいカコイイ人馬期待してたのになあ。同人とかでカコイイケンタウロス、カコイイデザインはやりつくして、なんか突き抜けてしまったのだろうか…
内容は、人間のセンパイと、ケンタウロスのリーマン・ケンタロウのつづきものが多めで、BLではないけど面白かった。
蕎麦屋で修行するケンタウロスの話は前に読んだことあったけどよい感じ。
イタリアの靴職人ケンタウロスの話は初めて読んだけど、BLぽかったけれど、なんかそれは恋愛なのかどうかよくわからないし、恋愛だとしたら恋愛に到るまでのの過程もよくわからないなあと思った。
この作家さん初めてかも…というか巴里さんと勘違いしていたかも…。
内容は、表紙を見て思ったとおりの感じで期待通りでしたv表紙で真面目そうな絵だなーと思ったのですが、お話作りも地道に面白い、という感じで、やっぱり絵は作風を表すなあ、と思いました。
呉服屋の息子が、華道家兄弟の優しいお兄さんがずっとすきでつきあい始めたもののフラれてしまったところへ、いっつもいじわるな弟・おないどしがじゃあ口説くぞ、ずっと好きだったんだとか言い出しまして。
受けは性格も外見も地味っぽいので、なんで二人に(それぞれ意味は違うけど)好かれているのかもうちょっと描写がほしかったなあ。
華道家弟は美形らしい。カワイイツンデレちゃん。
その後のエピソードやあとがきにもあるとおり、お花CPだなあ(笑。
お兄さんがよくわかんない。たんに受け(推定)かわいーからオッケーしちゃったけど、やっぱ自分ヘテロだわ、と思ったのか、それとも受け(推定)はほんとは自分の弟のがすきなんではと思ったのか(これはないか…)、それともたんに言ってるとおりなのか…。
ただ、絵がちょっと面長すぎるかなあというのと、三人とも高校生くらい?と思ったくらい幼い感じだったのが、ちょっと残念。基本的には真面目なデッサンの絵でかわいすぎないのもいい感じだし、好きな絵なんですけどね。
他にも、高校生同士のそつのない人気者×そばかすメガネくんとか、ごく普通なリーマン上司×ちょっとひねくれ?なゲイの後輩とか。それぞれ面白かった。
メイトの限定版を買った…けど、通常の限定版もほしいなあ…今回小冊子なんだもの…。
内容は、アイドルのストーカー事件をめぐる話は、作者も書いてるように少し軽めなんだけれど、改めて、秋仁はシャッターチャンスを待つ緊張感が好きらしいけど報道カメラマンにこだわる理由がいまひとつ納得しきれないな…とか、麻見はなんで秋仁にこだわるんかな…とか、ん、秋仁の親の七光りって情報は初出?だよね?とか、なんか基本的なことや細かいことが気になった。
なんかすごい長いシリーズになってきたけど、そのへんの基礎的なあたりもこれからがっつり描かれるのかなあ。
恋するファインダーのコラボは、高校生二人がなんかリアリティないよなあ、と思いつつ、そこそこ面白かった。
小冊子の新妻みたいな秋仁もいい(笑
ここんとこあれだけグッドリグッドリと騒いでおきながら、「キミらしくない。そんなにうつ向いて、ツノ出したり、シッポ振ってくれよ」のことを忘れていた!あのヘンないきもののことを!(笑。ホーン、アゲイン!
タイトルにあまりセンスを感じなかった…。
有名アイドルがオッサンにメロメロでアパートに押しかけ、というのはオタク×アイドルの語シスコ『超天国』を思い出すのだけれど、そう思ってみるせいか絵も若干似てないこともないような…。
なんかなあ、オッサン受けってドリームだなあ…と思った。あまりにも現実味がなさすぎて、ところどころ興ざめてしまった。アパートの廊下で入れろ帰れの押し問答してたりするし、隣りに人住んでいないのかと思ってたよ…。オッサン30代後半でリストラされて、17社目で再就職できてるし…なんかいろいろご都合主義というかてきとうすぎる。
メロメロ攻めはかわいかったけど、オッサンに出会うまでとの落差が言葉でしか語られず、以前の来る者拒まずキャラというのと今のふわふわ天然キャラがしっくりこない。
オッサン受けは一体どこが魅力的だったのかよくわからん…。
そんな感じで、いくら漫画でももうちょっとくらいは説得力がほしかったなあ、という感じ。
ゲイと知っても親切にしてくれる喫茶店のマスターに片思いな高校生は、マスターのやたら親しげな友人に嫉妬しつつ、告白したらなんかものすごい慌てられまして。
絵もお話もちょっと訥々とした感じ。いくら常連でも喫茶店のマスターが客の誕生日を祝うものだろうか…しかも二人プラス友人とかで、とかの違和感が気になった。まあその展開には理由があったんだけど。しかし、その理由となっているマスターの設定にはちょっと無茶さを感じた…。意外であればいいというものではないなあ…と思った。
受けがちょっと子どもぽくて、自分でもいってるように変り身早くみえてしまう。マスター友人は、何を考えてるのかよくわからず、魅力的に感じられなかったので残念。
あとタイトルもあんまり内容には関係ない気がする。
染矢編かーと思いつつ、ん?この短髪は誰よ、えっ染矢ママってウィッグなの、てか工事してないの…と、なんか興ざめではあった。
とか思いつつ、染矢ママが男だったというか、逆に女装してた理由がうまく過去とあわせて活かされてたので、この話単体としてはそこそこ面白かった。でもやっぱりママが違う人になっちゃったなあ、という気はした。
攻めは無愛想で思い込みの激しい元ヤン。…ベタだった。
あ、あと、攻めもママも、あっちの染矢こっちの染矢とか呼んでないで、薫子と忍(本名は薫だと思ってた…)で呼び分けすればいいのになあと思った。
タイトルがなあ…。
彼女いない歴=年齢の大学生が、なんか先輩にいきなり男を紹介されたり、そいつががんばってアプローチしてきたり、合コンで有名なモテ男に一目惚れされたり、自由恋愛研究会とかいうサークルに入ったら、二人に狙われたり、なんです。
突飛な設定はいつものことにしても、消化しきれてないネタが多くてなんだかな。モテモテだけど恋は不慣れなイケメン×もてない男子、でいいわけで、アテウマの合コンの帝王みたいのは不要だったんではないか。ましてやモテ期でもなんでもない気が…。二人をつないでる少女小説もあんまし活きてないし、初恋同士のピュア不器用ラブ、ってだけでよかったんではないか。
あと、自由恋愛研究会って、キモチワルイよなあ…。不純行為禁止とかゆっても合宿とかキモチワルイぞ…。攻めのセフレのミスキャンとかも、最近呼ばれないけどいいの?とか双方の友人の前で平気でゆっててまじキモイ。攻めも運命の恋人探しつつ、やることはやりすぎだったのでは…。
神楽坂はん子は最近絵が心配な感じだったし、この表紙も人体デッサンがアレな感じだったし、子持ち受けというあたしの地雷も含まれてたので心配だったのですが、これが意外にというかとっても面白かった。
表題作は、絵にかいたような金持ちの放蕩ドラ息子のマンションに、子持ちの家政夫さんがやとわれて、という話。放蕩息子がベタに実は淋しいこで、というのがあっさり書かれてからあっさり素直なよいこになってしまった(笑。でもなんで受けのこと好きになったのか、この設定展開ならたんに親代わりのがしっくりくるのに、と思ってたら、受けは周り中の男に狙われまくりの単なる魔性だった…(笑。
友達同士がくっつく話はちょっといまひとつだった。
ビデオ擬人化の話は、作者はあとがきで向いてなかったみたいなこと書かれてたけど、すごくよかった。ちょっとあっさりしてはいるけど。
アラブの身を売らされているアルビノ少年を、立身出世したアラブ青年が助ける話は、CPがあれなせいか、あんましBLっぽくないというかなんというか。BLっぽくないというのともちがうなあ…萌えないというか(笑。視点人物が恋愛から一歩離れてるからかな。
でも同じように視点人物が蚊帳の外なのに、田舎の大学生従兄弟の家に行ったら従兄弟は近所の幼なじみが好きみたいで、けど幼なじみは女の子と遊びまくりのいいかげんで従兄弟の気持ちを考えないひとでなしで…という話は、どんでんがえしがここちよくとっても面白かった!あざといけど、すごくいい!
ワガママ小説家に編集者がめっさ我慢する話も、ベタではあるけどよかったなあ。小説家がただのワガママ野郎なので、もうちょっと魅力的だともっとよかったかもだけど(笑。短篇だし仕方ないかも。あ、あと小説家は編集のことがすきっぽいんだけど、それが後半あんましはっきりしなかったかも。
そんな感じで、なんか全体に小気味のよいお話がつづいて、すごくよい感じの一冊になってた印象。
中村一義そこへゆけ「夜を塗り替えた花火が蒔いた星を見ている」で思い出した。こないだ氷上花火というのを見たのだけれど、とりどりの火花がまるく咲いて、ふわっと消えつつ、さらに広くに火花が残る、なんだろうと思ったら星だったので。素晴らしく詩的なアハ体験(笑
かわゆいゲイ高校生は、初恋の人を忘れられなくて相手を取っ換え引っ換えするような恋愛をしているのだけれど、よくいくカフェで初恋の人そっくりなノンケ社会人に出会って、云々。
この作家さんなんとなく藤原薫に似てるよね。けどデッサンがアレだ…とはいえ藤原薫の○○○が発覚した今となっては…似てるなあ、とだけ言っておこう。
それにしても、受けが女の子すぎるなあ。『白木蓮が咲いたなら』は設定が設定だから、受けが女の子でも気にならなかったけど…。
受けは攻めを初恋の人の身代わりにしてるだけなのかもしれないし、攻めはノンケだけどかわいい受けになつかれて悪い気がしてないだけかもしれない…という、ちょっと決め手がなくってかえってずぶずぶと泥沼、みたいな感じ。おまけでわりと未来の描写がある割には、あんまし安心できない感じ(笑。いいけど。
包容力がある分去る者追わずな攻めが、受けの過去ごと受け止めてしまえるのはなんとなくしっくりくるような、けれど実は時間にルーズだったりやきもちやきだったり…というあたりはちょっととってつけた感もあったような。しかしとりあえず、花輪さんて…やっぱりあのお金持ちな彼しか思い出せないよ!(笑。せめて字を替えて欲しかった。なんで担当さんに確認されてもスルーしてしまったんだろうか…(笑
受けは、初恋の人ではなく攻めがすき、というのをもっとはっきり自覚してほしかった気も。おまけのルーズな攻めでもすき、というあたりはわかるんだけど、本編でももう少し語って欲しかった。
あと、受け従兄弟はなんだったんだ…説明しに出てきただけという感じだったなあ…。
友禅職人の受けは、研修でやってきたハーフのイケメンを指導することになって、なんか同居まですることになったのですが、なんか酔っ払ってそんなことになりまして、けれど潔癖症の受けはだらしのない攻めにイライライラ。
社長に受けのところに攻めを滞在させるように命令されて無理やり同居とか、ちょっと展開が雑だな~と思った…(笑。あと受けの潔癖症描写もなんだか雑…。潔癖症でもそれは平気なの?と感じるとこがいくつかあったような。まあ人によって差はあるものだろうけど、恋人にふられてきたほどの潔癖症にしては無頓着な気がした。
お話面では、受けが体をきっかけにして攻めになんとなくほだされていくというのはわかるんだけど、攻めがなんで受けに惚れたのかがよくわからないので、ちょっと物足りなかった。
しかしこの作家さんのコミクス久々な気がするんですが、間が開いたのでもしかしてもうイラストに専念されるのかなあと心配してました。妙な間合いの雰囲気がすきなので、もっと漫画書いて欲しい。でも今回のコミクスを読んで、コメディよりのほうがあっている作家さんかも、と思った。
おお!面白かった!
ヤクザ×警官。中学時代のヤンキー後輩を柔道技でなげとばしたらなつかれて、成人してから再会したらなんか迫られまして。
お話はクスリにまつわる事件とかをめぐりつつくっつくまで、というわりとありがちなヤクザ警官ものの話型だけど、なんでヤクザが今まで会いにすらこなかったのかとか、こまかいとこちゃんとフォローしてて丁寧でよかった。ふたりのキャラもよい。攻めは外見からすでにライオンチックでかわいげのあるオラオラ攻めという感じ。受けは…もうね、とにかくこの筋マッチョ美形な外見が素晴らしい(笑
というわけで、お話やキャラはたぶん平均点以上くらい、で、絵補正でとっても素晴らしいことになっている気がしますv何が言いたいのかというと、好みの問題がたぶんにありつつ、でもたぶん誰が読んでもそこそこには面白いと思うのですv
この作家さんとホームラン・拳さんが姉妹ということを知ったときには絵は似てないんだなあと思ってたんだけど、よく見ると傾向が違うだけで絵はすごく似てるんだよね。丁寧で細かくて、漫画絵としてのデッサンがうまい。ホームランさんはかっこいい&かわいいんだけど、ショタっぽいイメージがちょっとあった。あきらさんはマッチョイケメン。どっちも好き~vだけど、絵的にあきらさんのほうが希少感があって、ありがたや~って気になる(笑。受けも男らしく大人っぽくマッチョなのがとっても好きですv
目を見るとその人の気持ちが分かってしまう、ひっそり古書店をいとなんでいる受け。あんまし人とかかわらずにきたものの、高校時代の先輩だけは時々来てくれてるのですが、ある時年下の従兄弟を預かることになりまして、なんかその従兄弟の感情だけは読めないのですが、でもどうも虐待を受けてたらしいということだけはわかって、云々。
受けが、従兄弟は感情が読めないので、付き合いづらい…というのはおかしいだろう…。今まで感情が読めないせいで、うまく人間関係気づけなかったという設定の受けなのに…。
攻めリーマンもあんまし魅力なかったな…。彼女にふられたとか言って衝動的に受けとそんなこんなで、最初は勢いだけだったけど今は本気だとか言われても… 受けは心が読めるから攻めは本気だとか納得してるけど、ちょっと待とうよ、唐突すぎるじゃんか…。従兄弟に妬いて、今は受けが心読めるのがいやだとか言い出すのも正直すぎて身勝手に見えた。受けが心が読めると分かってもあっけらかんと仲良くしてくれた高校の先輩後輩同士の頃のほうがまだ魅力的だったんじゃないか。
従兄弟は…たんなるあてうまで気の毒だ。受けと従兄弟とのやりとりに攻めが妬くのにしても、あんまりにもタイミングが悪過ぎで、なんかあざとすぎて展開のためにみんなが不幸にされてる感じでいまいちだった。
父が亡くなって村に帰ったら、天狗2人にカレーをつくれとせまられる受け。なんでも乱暴者の天狗は父のカレーがないと村を滅ぼそうとするらしいのです。
なんというか、感情の機微が見えない…。乱暴者の天狗をおさえるためにとかで、相方の天狗が抱いてなだめてきたとかゆう時点で、ちょっともう恋愛物語としてはしんどい設定…。しかも乱暴者天狗は受け父を気に入ってたとかそういうんでもなく、単にカレーが好きなだけという…。受けも相方の天狗もなぜ惹かれ合ったのかよくわからん…。
キャラは感情移入できないし、お話は唐突すぎるし、コメディとしても不完全燃焼という印象。絵もあまりこなれていないし、表情があんまし活き活きしてない感じ。
もう一本は、人生に倦んでる貴族が、娼館でノンケバージンな青年をなかなかその気にさせられず、意地になってかかわってるうちにほだされて、という話。設定はいいし、表題作とは違って心情面はそこそこ書かれているけど…可もなく不可もない感じ。
飛び級をしているほどの秀才な大学の年下同級生に、天然に親切な受けが友人認定されて、やたら束縛されるのに友人だと言い張るのです。
この作家さんは、いつもあたし好みでとても面白げな設定なのに、なんか…つくりが雑というか、もっと面白くなりそうなのにもったいないなあ、と思うことが多い。けど時々(あたしのツボに)ドンピシャにはまるとすごくいいお話を描かれる方、という気がするので、ついつい買ってしまう…。『ご奉仕されちゃう!?』とかは面白かった。
なんというか、天城れのと同じくくりというか、設定はいいのに絵や展開がテキトーな気がするんだよなあ…。
今回もそんな感じでした。
同時収録は、落ち着いたステキなバーテンさんと付き合うことになったのに、なかなか仲が進展しないと悩んでいたら実は、というお話。こちらも短いこともあって、同上かなあ。
しばしば見かけて、コミクス出たら絶対買ってみよう~と積極的に思っていた作家さんです。
しかし正直に言うと、こうしてコミクス読んでみると、今のところふつうの作家さんだなあという印象です。あんましこういうこと書きたくないのですが、最近のリブレの新人さんがあんまし肌に合わない中、久々にリブレで買いたい作家さんだと思えたので、印象に残っていたのだと思う…。つまり、リブレ内で相対的に好みだったという感じ。
でも勿論、きちんと面白かったですv
短篇集、表題作は八年目で倦怠期の受けが別れを切り出し、攻めも軽く了解したものの、実は…という感じでかわゆくってよかった。
あとは女性上司に何度も玉砕しては泊まりにくる同僚の話とか、ネトゲ大好きな大学の美人理系先輩とつきあえたものの全然趣味があわなくて、とか、ツンケンな作家先生がなぜか毎晩うちに来るのです、というオレンジフィルムガーデンな話とか(笑
偽装結婚の相手が亡くなって、そのヤリチン息子に手を焼く話はちょっと唐突というか、息子が好きになれなかった…。
あと受け家族をめちゃめちゃにしてくれた会社社長の息子攻めに惚れられて、復讐してやろうと付き合いだす口のきけない受けの話は、以前読んでたけど痛いけどいい話だと思う。続きがどうなるのか知りたい…。
一週間でフラれた高校時代の元カレと再会してせまる話も読んでたけど、短すぎてやや分かりづらいのと、ホテルの内装が古そうでちょっと怖い。
そんなわけで、濃淡ありつつも全体的に満足なのです。連載を読んでみたいなあ。
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とか書いてたら、偶然オレンジフィルムガーデンがBGMになってた!iTunesは空気のよめる子。
エロメガネ俺様建築士×土方青年のつづき。
浩太記憶喪失編がやっと完結。長かったなあ…でもベタ展開が多かったけど、とても面白かった。
なんかこの作品って、よくわからん人が多い気がしてたんだけど、でも記憶喪失編が丁寧に描かれて、各キャラがさらによくわかるようになってきた。
前にも描いたことなんだけど、浩太が記憶喪失でほんとは牧かわいそう展開のはずなのに、なぜか牧がいじめるので浩太がかわいそう展開になってて、なんかこの攻めは受けにいじわるばっかだなあと思ってたんだけど、でも考えて見ればこの人は他のイケメン青年たちにはスマートなプレイボーイだったわけで(あたしはP.B.B.シリーズを読んでないので、あんましそういう印象がなかったのかもしれないけれど)、こんなに不安になって大人げないわがまま言ってしまったりするのは浩太にだけなんだなあ。
しかしなぜあんなに綿棒にこだわるのか…それが変態の変態たる所以、と言われてしまえばそれまでなのだけれど(笑。
浩太は浩太で、愛されたい願望がはっきり描かれててよかった。あと、15歳に戻ってしまった浩太が19歳の浩太に嫉妬するのは、ベタながらよかった。そこでふらふらする牧もいいし(笑。
浩太の初恋の相手の裕也も、浩太への気持ちがはっきり説明されててよかった。あと友人の西賀も、今まで微妙にわからなかったけど、もうこれは単純に浩太に片思いしてたってだけなんでは…(笑。
そんなわけで、とっても面白かったですv
次はどんな展開になるのかな~。
なんか…絵もお話もものすごい雑に感じたんだが、大丈夫なのかしら…?
表題作はメガネ鬼畜のとこへライバル幹部から産業スパイに送られた子犬ちゃんが企業秘密を盗もうとして云々。作者もあとがきで描かれているように攻めはあまり鬼畜な感じではなかったし、むしろいい人だし、なんで受けが気に入ったのかよくわからんかった。逆にSMクラブに出入りしてるのが違和感…ていうか受けをどうしたいのかの説明がちょっとわからんかった。しまっときたい派は受けだけではない、ということなのはわかるんだけれど、なんか説明不足。
気になってた美人メガネ部下に襲い受される話は、そこそこよかったけどやはり読み切りなので物足りなさもある。
メガネ秀才くんがおばかなかわいこちゃんクラスメートのカテキョをして云々しちゃう話は若々しくちょっと気恥ずかしい。
そんなわけで、結論としては、荒れっぷりがちょっと心配です…。
こん虫BL第二巻。
一匹狼アリ×ショタアブラムシ、チャラ男ハチ×不器用メガネアリ、アリ←オヤジアリジゴク←ツンデレクサカゲロウ、新キャラはテントウムシの若頭?×ナナホシテントウの若旦那。
緑ちゃんがショタだし、ちょっとウザかわいい…ので、辟易しないかなあ、と心配もしていたのですが、緑ちゃんは最強だけれどわりと他のキャラもでばってるし、緑ちゃんもちゃんとかわいかった(笑。というか、ラブ担当が緑ちゃんたちからメガネの鈴木さんたちにシフトしてる感じで、ショタはほのぼのになっていてよかった…(笑
しかしやはり、ハチのはっちゃん×黒アリの鈴木がカワイイvv
表題作は、生徒に惚れてしまったのを隠さなきゃと思ってる先生と、あの先生自分に気があるんじゃね?と気づいてからかってたらむしろ追いかける側になっていた生徒。
ういういしい高校生カップルが上下でモメる話はちょっと面白かった。
スーツ屋の店員と本社から来た指導係のセンパイの話は、スーツ萌えの店員はいいけど、あんまし活きてない気もした。センパイがスーツなのはあたりまえだし…。
泣き虫だった幼なじみがカコよくなってもどってきてタイムカプセルあける話は、なんかちょっとクサいというか…お話のキモにこういう子どものときの手紙とかが出てくるのはあんましすきじゃないかもしれん…。
全体的に、お話の展開の仕方も絵も、なんだかこなれてない感じがしてしまった。
タイトルの意味がわからない…けどかわいいv
『3軒隣の遠い人』のスピンオフらしいのだが全然覚えてないや…。
メガネリーマンは職場では厳しい上司、ブログでは毒舌とツンツンなのですが、ある日参加したオフ会で、ほんわかドジっこな女子高生だとみんな思ってたブログ主が実はでかい男でした。そのひとになんかかわいいとかゆわれてキレて泥酔して家に泊めてもらったりして、そしたらなんかやっぱ癒し系だし居心地よいし、けどなんか好かれてるっぽいのです。
面白かった。けど、ちょっとネットネタとかネットスラング満載で、こう、背中が時々かゆくなる感じ(笑。でも数年後に読んだらもしかしたらなつかしくなるかもね(笑。やり方を「ググれ」とか、ベタにおかしい。
キャラは上に書いたとおりでベタなキャラ設定・描写で、ベタな分意外性とかはないけれど、そこそこに期待通り、という感じで安心して読める。
オビの作者名が間違ってる…「野森」になってる。これはひどいぞ。
学生寮モノ、無駄口きかないつっけんどんな感じの攻×ピアノのうまいにこにこ人当たりのいい受け。
合わないタイプかと思ってたら、意外に居心地のよい感じで生活できて、ピアノひく姿とか見てなんだか受けが気になってきた攻め。
途中で共学校だと気づいてびっくりした(笑。女子の影があまりに薄い…(笑。
お話は、仲が進展したり、他の友達との違いとかちょっと悩んだり、進路のこと考えたり、気持ちが行き違っちゃったり仲直りしたり。地味な感じだけれど、二人の心情中心に丁寧に描かれてて、よい感じなのです。
一冊目だけビブロスのリンクになってますが…リブレ版は表紙がかわってますね。
一冊目は以前そこそこ面白く読んだんだけれど、その後は読んでいなかったのでまとめて読んだ。
高校生×メガネっこせんせいと、せんせいのきてれつな家族である美形ワガママ父・美少女母・美青年弟高校生・少女漫画家で美女装者の兄とかのあれこれ。
一冊目は高校生×先生のおはなしと、あと別の短篇。二冊目のメインは海賊のお宝をめぐる事件と、ある島の青年×弟のあれこれ。三冊目のメインは取引先社長とのあれこれど、本家の従兄弟社長×女装兄のあれこれ。
この作家さんは絵がかわいくてすばらしい。お話は、サスペンスふうの二冊目とか、BLテンプレを踏襲しようとしてるっぽい?三冊目とか、いろいろあって面白かった。
しかし時々思ってはいたのだけれど、どうもこの作家さんは恋愛面の筋とか描写とかがあんましうまくないのかなあという気がする。先生は従兄弟のお兄ちゃんとの話で、もうふられてるからとかゆって食事に行ったり、それで自分を信用してくれないのかとかゆったり、結局従兄弟の行動に傷ついて泣いたりと、ちょっと無神経ではないか。従兄弟の兄への気持ちとかは、過去のエピソードはよかったけれど、現在の兄への関わり方とかもうちょっと書いて欲しかった。兄も従兄弟のことどうなのか…とか、全体的に、なぜすきになったのか、どういうふうにすきでどうかかわっている/かかわってしまうのか、とかなんかものたりないなあ、という感じだった。
その意味では島の青年×弟はわりとよいCPというか恋愛面がわかりやすいCPかなあと思うんだけれど、吊り橋効果っぽさもある(笑。でもふたりともいいひとだから、現実生活に入っても大丈夫そうだ(笑。
あ、あとこの島の話はタクミくんのあれとかぶるね。どっちが先かはわからないしけど…元ネタがあるよねたぶん?なんだっけ?
近代、欧州某国でわけあってほぼ軟禁状態で育った天然王子が、どうしても一度だけと従者にせがんで、幻の都が眠ると言われる砂漠を見に行ったら、なんかそこの遊牧民につかまりまして。
この作家さんは、失礼ながら絵がすごくうまいとかすごく魅力的とかではないんだが、真面目で朴訥な感じの画風がすきなのです。デッサンも真面目で朴訥な感じで、なので安心なのです。
漫画も、この話はそんな感じで、すっごく面白いとか萌えるとかまではいかないけど、ちゃんと面白いし萌える、という感じ。
なんかほめてないみたいだけどほめてるんです!真面目ってほめ言葉ですマヨイガ的に。
そんなわけで、お話はわりとふつうだけれど丁寧につくられてる感じで、受け王子の背景とかもしっかり書かれていてよかった。
王子が砂漠で危険に巻き込まれたりと天然若干迷惑っ子ちゃんなのがアレだけれど、しかし育った環境を考えればこの程度の天然は仕方がないと思う。素直なよい子だ。
遊牧民の長の攻めはもうちょっと何かほしかったかなあ。
キャラが結構多くて、王子を敬愛して甘甘めろめろな従者がいい…vしかも実は腹黒奔放美青年で、王子がそれに気づいてないっぽいのもいいv王子とは恋愛じゃないのもいいv小冊子では長の従者とそんなこんなで、でもまだ精神的にはこれからという感じで、気になるではないですか。
砂漠の国の王子も口が軽そうだけれどいいキャラなので、もっといろいろ見てみたかった。あ、ペーパーに出てた王子の兄とかも。
そんなこんなで、もっと続きとかいろいろ読んでみたいなーという感じ。お話もしっかりあったし、なんだか一冊で終わらせてしまったのは、きれいだけれどもったいなかったんじゃないかなあ、もっと書けたんではないかなあ、という気もする。
ところで、限定版小冊子というのはもちろんこの作品のサイドストーリーとか後日談っぽいのが入ってたわけですが、表紙には作者の作家生活十周年記念?とかめいうたれていて、正直かなりびっくりした。
や、あたしは結構この作家さん好きな方だと思うけど、そんなにいろいろ作品のある作家さんではなかったよね??あたしは学園ものしか読んだことないけど、それとも既刊コミクスとか他にもけっこう出てるの?なら読んでみたいけど…
とか思いつつ内容を見たら、やっぱり主に挿絵の仕事をされていて、漫画のお仕事はそんなにされていないみたいだし…正直そんなに知名度の高い作家さんとは言えないと思うので、こういう十周年記念冊子、とかつくられるような方には思えなかったのですよ…もしかしたら編集さんに愛されてる作家さんなのかもしれん…でもいずれにしても、前述のようにあたしは真面目な作風の作家さんだというわりといい印象があるし、これからもっと作品書いてほしいなあと思っているので、プッシュには大賛成なのですが。
そんで、いろんな作家さんとかからのコメントが寄せられてて、高尾理一さんのコメントがあっておかしかった(笑。あたしが初めて読んで衝撃をうけた高尾理一さんのノベルスの挿絵がせらさんだったので、なんかこのお二人のコンビがすきなのです。なのであのアメリカ人に敬意を表し、チじゃなくてパだとあたしも思う(笑
ダメっこな画家養父と柔道じょうずな高校生養い子のつづき。
養い子の母が殺されたひき逃げ事件に養父がかかわっているのか?
なんか…事件にまつわる展開と事件の真相が、安直というかあんまりうまさを感じなくて残念だった。
受けに一途な攻めも、ちょっとキャラ薄いというかなにか足りないなあという感じ。受けは、性格とか意図とかが、なんかわかるようないまいちよくわからんような感じだった…あんまりしっかり読んでないのかもしれないけど。
あと元カレがなー、受けへの対応とかすべてにおいてどぎつい…そういう役回りではあるんだけれどどぎつすぎ…。しかし元カレの短篇は気の毒でもあり…。
多人数兄弟の長男(見た目かわいい系、中身は兄貴)が、生活力のないイケメンを拾ってしまいまして。
具体的になにがどう、というんではなく、全体的な二番煎じっぽさが…。
受け家には両親いなくて、兄弟多くてみんな個性的で、王子になついたりなんだり、攻めは当然受け大好き、乙女系な生活力ない子で、受けも男前に攻めを受け入れたり攻めが金持ちだと知って腹立てたりまた受け入れたり、と列挙してみても、すべてどこかで見たことあるよなあ…という感じ。
受けをいびる攻め兄は最後のあたりがちょっとよかった。
2010年はコミクスは不作だったかなーという印象があったんだけれど、ログを見返してみるとそうでもなかった!まあ、ちょっと、きぐるみとかブサカワとか、変化球多いかもしれないけど…(笑
次点は、小山田あみ『追憶』、絵はピカいちにうまかった!葛井美鳥『ファーストマスター』、アンドロイドバンザイ!
コミクス以外だけれど、衝撃的だったのは『b-Boy HONEY 6』の本仁戻「黒のヴァルハラ」。あと、今年のあたまおかしいで賞(毎年この作家がぶっちぎりで独走になる気がするけど)は、紅蓮ナオミ『社長はエロシック』。
大家族の末っ子長男が、事業に失敗し借金を背負った父親のためみんなで出稼ぎにでるというので、自分も何かしたいと豪邸のメイドに応募。お屋敷では世界をまわっている両親にかわり、あやしいロン毛執事に出迎えられ、メガネきっちり長男・自堕落生物学者次男・電子工学系悪ガキ三男にかこまれて働くことに。
なんかいまいちだったなあ。いろいろ中途半端というか。
三兄弟からコナかけられる展開かと思いきや、性格破綻気味でほんとは小心なワガママ次男は執事ラブだし、長男はなぜメイドに惹かれたのか(逆もだけれど)よくわからんかった。三男の子どもらしいなつきっぷりはかわいかったけど…。
執事もキャラもよくわからんが犬設定もよくわからんかった…淋しい次男がつくりだした生命体なのかなあ、とは思ったが。
末尾はいきなり両親の放任っぷりを責めて改心させるという展開になり、いきなりいい話っぽくなってもなあ、という感じだった。
ジュリエット(TYPEP)を買ったはいいものの、IE7の起動やページのダウンロードにあまりに時間がかかるので、TYPEPの性能とかwiMAXの速度とかって所詮こんなもんなのかなあと少しがっかりしていたのですが、ブラウザ自体も慣れていなくて使いづらかったので、先日ついにfirefoxをダウンロードしてしまったら、なんか起動時間が五分の一くらい(当社気分比、流石にたぶんそこまでは速くない)になった。IE7つかったの初めてだったからわからなかったけど、やっぱIEてダメなんじゃねぇか。
月末になってなんだか妙に本屋をフラフラしたがる自分がいて、ああ…コミケ原稿で抑圧されていたBL読みたい欲が発散されてるのかなあ、となんとなく思っていたのですが、この新刊を見て、そういえば月末のこれを待っていたんだった!と思い出した。
…桜ちゃんがんばれ~!(笑
桜ちゃんがいちばんカッコいいのにね!(笑。桜ちゃんは女顔の美人で、いろいろ計算してるし基本的には腹黒っぽいのに、椿ちゃんのことでは不器用なのがとってもかわいいv
まーでも椿ちゃんは妙典弟なんだろーなー、妙典弟は女たらしの過去(兄もだけど)とか、桜ラブだったときの無神経さとかあるし、個人的にはアレなのだが…でも椿ちゃんは妙典弟がいいんだろうなあ…。
でも今回、椿ちゃんは妙典兄にもどきどきしてたし、もうちょっと複雑な結末(笑)を期待~。
表紙もこの二人だし…しかしこれで妙典弟×椿ちゃん、妙典兄×桜ちゃんとかなったら…どうしよう…いや、どうしようもないんですけど。
しかしごく平凡な椿ちゃんがイケメンフランス系ハーフたちにモテモテ、というのはなんか安直だとも思うんだけれど、でもすきなんだよね~。たぶんこれは、最初の頃は椿ちゃんが妙典弟に片思いでかわいそうな感じだったから、読者にうまく椿ちゃんに感情移入させられているんだろう。計算の上での展開かどうかはわからないけれど、うまいなあ。
もう4巻か!なんか巻数だけ見ると、大長編になってきたなあ…しかもまだまだ続きそうだし。
佐藤の過去編は、雑誌でちょっとだけ見たときにああまたファンタジー設定が入ってしまうのか…と、正直ちょっと興ざめてしまったのだけれど、しかしコミクスで読むとよかった。というか、佐藤の内面がこんなにしっかり書かれたのってはじめてじゃないだろうか。コミクス4巻目にして…(笑。
今までなんとなく、佐藤はほんとに吉田がすきなのか、いじめたいだけなんじゃないのかとか、吉田がなんで佐藤をすきになったのかとかがよくわかんなかったんだよね。だから、この作品はそこそこ面白いとは思っていたけれど、それはブサ受け設定と田中鈴木独特のなつかしゆかしい学園もの描写がよかったというのが大きくて、あんましキャラ自体、特に佐藤は好きでも嫌いでもなかった感じだった。
それが今回、佐藤のひねくれキャラをつくった生い立ちや頭の良さとか、自分のことしっかり見てくれて気づいてくれる吉田だからすきになったこととか、真性MはキライなドSなのでからかうといちいち嫌がってくれる吉田はどストライクらしいこととか、そしてたぶんそんないろいろをかかえた佐藤だから吉田も佐藤をすきになったんだろうとか、なんかいろいろわかってよかった。
あと、佐藤は相当なととのった美形らしいとか…申し訳ないけれど、この作者の絵だと、その辺りがよくわからないので…(笑。作者も、『メンクイ!』の唐沢孔雀とか、あまり書かないようにしてたしなあ…。や、この絵自体は大好きなんですけどね。
まあそんな感じで、佐藤のキャラの掘り下げがあったあとに美術の時間の話とか、妙にこっぱずかしいいちゃいちゃがあってよかったv(笑
あと西田は面白いけど、いい奴なので気の毒。あんなにいい奴なのに吉田の心がちょっとも動きそうにないのが気の毒…吉田はノンケだからか(笑。
表紙を見てタンタンの大冒険を思い出した。
お話はわりとふつう。表題作は、メガネゲイ先輩とノンケヒゲ体育会系風後輩、なんかいい雰囲気になってつきあいだしたけど、やっぱあの子はノンケだし身を引くべきかも…な感じ。
ファストフードバイトの話は、顔と身体にアザがあることイケメンくんで、ちょっとあざといけど、アザがあるこは普通の絵柄だと難しそうだし、この絵柄を活かしたお話かもしれない。
専門学校生のときの同級生同士の話は、ゲイ人生に不安になって彼女つくる子が勝手すぎる…。
大学教授の家に家政夫のバイトにきた大学生の話は、この絵柄なせいもあって教授の年齢がよくわからないのがなんだかケムにまかれたような感じだった。
そんなわけで全体的にそこそこで、連載ものは読んでみたいかもという印象。オビとかみても出版社が大プッシュしてるみたいだけれど、こういう独特な作風の作家さんて、お話そこそことかでも妙に持ち上げられがちな気がする。
タイトルの頑張って時流にのってみました感がなんというか…。
内容はタイトルどおりで、高校時代モサいオタクだった攻めが美人クラスメイトで妄想、数年後小説家をめざしフリーターしてる攻めの元へ、受けがかくまってくれとやってきて、云々。
ありきたりで先が読めてしまうのと、あと受けが実際接してみたら不思議ちゃんで、というのはいいけれどあまり魅力的には感じなかった。
攻めのPCがこわれて100枚くらいの原稿がパーになってたけど、その後サルベージした描写がなかったな…どうなったんだろう。結局他ジャンル小説書き始めたから結果的によかったのかもしれないけど、過去の原稿が事故的に失われたあとで、自らそれをすてさる勇気ももった、とかなんかフォローがほしかった。
高井戸あけみがアラブ…!と、びっくり。三木にコナかけてたアラブ王子の派生っぽい?のか?や、全然キャラはちがってたけど。
表題作は、イギリス留学中にアラブ皇太子と交際も、卒業間際に住む世界の違いを思い知って別れてしまったのですが、おぼえたアラビア語で仕事してたら皇太子のいとこ王子に通訳で呼ばれまして。いとこ王子は、兄のようにしたってた皇太子の想い人の話を聞いてるうちに、会ったこともない日本人に恋をしてまして、云々。
ちょっと軽かったなあ…。攻めはともかく、受けがなんで攻めに惹かれたのかよくわからんかった。元カレもいい奴だし、まだ気持ち残してるっぽいし…あ、だから再会したときに笑えたのは、いとこ王子のおかげ、ということなんだろうし、そういうとこもっとがっつり書いて欲しかった。
男をたぶからしてる美青年の話は、演劇の夢がとってつけたような感じになってしまってたなあ。夢という担保がないと、ただのフラフラしてる子になってしまうからなんだろうけど。
ネットにアップされた写真を知ってる男になかば脅されて、っぽいのは面白げでもうちょっと長く読みたかった。純情受けに攻めメロメロな感じになりそうだったし(笑。
ごぶさたしました。
こないだちょっと、100グラム2000円のすきやきをしたんだけど、一瞬で400円、800円とか消えていくのがなんだかとっても刹那的だったー。でもほんたうにおいしかった…おいしかったけど、でも…!
不思議な能力持ちのドS神父さまに弱み握られて補佐をすることになったダメっこ吸血鬼。狼男とかインキュバスとか神父友人の小道具屋とかとか。
絵がわりと整っててよい。神父の正体?とかよくわからないし、後半はなんとなく拡大路線で伏線はってるっぽかったので、続きがあるのかな?。
狼男がアホで吸血鬼がすきなのがカワイイ。アホなのであんましアグレッシブになれないのがちょっともったいないけど…(笑
これも一巻をキャラの小冊子フェアのために購入。以前からこの作家さんが気にはなっていたのでちょうどよかったし。で、既刊揃えた。読んだ。天使の話かと思ってたら違った(笑。あれは角川か。
しかし…この作家のコミクス買うの初めてなんですが、まあ雑誌とかイラストとかで見かけてはいたので予想&期待してもいたのですが、あれですね、ものすごい80年代っぽい…。センパイのバンド名とか歌詞とか、あと扉が閉まる擬音が「BATAN」とか。「バタン」でなくて「BATAN」。
まあ、いい(@ル、以下省略。
ストーリーは…小学校時代、無鉄砲一匹狼な城一郎と、それをフォローしてた親友の東だったのだけれど、城父の仕事のための唐突な渡米で別れ別れに。高校生になった城は、東に会いたくて単身日本にもどってきて東の高校に編入、しかし東はなんか人が変わったように冷たい人間になってて云々、というふたりを中心とした男子校+寮での日常とかそんな感じ?
いまいちよくわからんというか、論理的な展開よりも勢いが大事なのかな、という印象。勢い、それも主にそれぞれのキャラの感情のままに展開が進んでく感じで、特に城一郎とか時々自分の気持ちによっぱらいすぎなんではないか(勢いまかせだからケガしまくりなんだろうな…笑)と思うくらいなのだけれど、それにある程度以上乗れれば楽しめるのだと思う。や、あたしはそこそこに面白かったです。
東は他者からの影響を受けないようにひとりで立って生きて行きたくて、でも愛憎あい半ばする感じで城一郎が気になってしまってて、城の方は東と近づきたくて、でもそのために自分もしっかりひとりで立っていられるようにならなきゃ、という感じだろうか。
なんか本誌を見たら、東がいまだに城一郎を置いて行こうとしてるっぽいので、まだまだ終わらなさそうだなあ、と思った(笑。どうするんだろうね。
本編は、バルドとハヴィのケンカ。クリムゾンスペルってけっこうキャラがわかりづらい気もするんだけれど(まあ刊行に結構時間がかかっているので、まとめて読んだら印象が違うのかもしれない)、バルドはみんなのためにつっぱしっちゃう、一見熱くていい奴なんだけど実はけっこう独断専行なわがまま王子、ハヴィは意外と(?)バルド大好き、ってことなんだなあ、という再確認ができた(笑。そろそろクライマックスなのかな。でも、バルドの魔獣というか呪いの正体は、『彼方から』とちょっと絵的にかぶってるんじゃないかというのは心配…。まあでもよくある系の絵面なのかなあ。
限定版は小冊子つき。けっこうよかった…というか、バルドと魔獣との関係が描かれてるし、けっこう重要な内容だった…。
友人の家の近くのカフェにご飯を食べに行ったら、ベジタブルブッダプレートというのがあって、ハテナと思いつつ友人が勧めるので注文したら、要するに野菜+ご飯だった。菜食主義をブッダで表すとは…と、『聖おにいさん』5巻のカフェネタを思い出した(笑
ビバアンドロイド!
『ラストマスター』のつづき!
表題作は、社長になった大雅の会社の研究員が、「眠り姫」シリーズというキスで起動させたマスターに惚れちゃうアンドロイドにたずさわってて、男版を開発してたらとんだ事故でキスしてしまい云々、というベタなお話でよかったv
「セカンドマスター」は、大雅の父の前社長に仕えていた秘書アンドロイドゼフィエルが、マスターを失った喪失感と、護衛アンドロイドのラグエルと恋愛している大雅を見てて恋愛が理解出来ないのとで迷いつつ、なお話で、これも面白かった。でもラグエルとゼフィエルの大雅の取り合いはもっと見たかった(笑
しかしちょっと絵が荒れ気味かもしれない。デッサンとか構図が適当っぽい絵がところどころ気になった。
はてしなく今更な感じでアクエリオンが面白いぃ。
幼い頃に両親が離婚、17歳になった息子はきれいなお兄さんみたいだった父に会いたくなって、長崎まで訪ねていったのですが、版画作家の父はなぜか挙動不審、そんなこんなしているうちに、庭ですっころんでタイムスリップ、ついた先には14歳のかわいらしい父が。
池玲文は作家買い指定中なので購入したのですが、さすがに実の親子は…と思いしばらくつんでいた。けど読んでみたら、親子CPということは思ったよりも気にならなかった…のは、たぶん巻末のオチのおかげだとは思うんだけれど、しかしそれってちょっと致命的っぽいタイムパラドクスでもあるんだよね…この点、これから説明つくんだろうか…。そして、一巻できれいにまとまっているので、二巻は一体どうなるんだ…という気も。
まあ、いい(@ルシフェル。
タイムスリップ先が八十年代で、時代っぽさも多少書かれているので面白い。基本家での話が中心なので、あんましがっつり時代描写があるわけでもないのだけれど、それでも八十年代ファッションとかダイヤル電話とか、書いて欲しい基本をおさえてくれてる感じ(笑。八十年代描写がここ数年すきなのもあって、楽しかった。あと、最初の辺りのインフルエンザ対策で手荒いうがい…とかしている息子の描写はハテナだったんだけれど、ああ二〇〇九年を記号化した描写なのかと納得。
しかし、この作家さんはあんまし絵がうまくならないなあ…なんだか人体デッサンにちょっと違和感があって、でもずっと安定して同じ絵なので、たぶんかわらないんだろうな。
で、それはいいんだけれど、今回、絵だけではなくて、漫画もあんましうまくないかもなあと思ってしまった。家の間取りとかそれを利用した描写とかがちょっとわかりづらかった。たとえば玄関入って奥の壁の扉とか、最初の段階でもうちょっと大きい絵で印象的に描いておいてくれたほうがわかりやすかったと思う。あと、過去現在でふたりが云々なときに、現在の父が縁側にすわるあたりの表現とかも、ちょっと把握しきれなくてしばらく考えてしまった。どこかで居間と縁側の設計をもうちょっとはっきり書いておいてほしかったし、あと過去の居間のふたりと現在の縁側の父の場所をうまくずらして配置するとか、もうちょっと効果的なコマ割りがあった気がする。…なんかすんごくもったいないんだよなあ。
でもやっぱりお話は面白かった。次巻も期待してますv
書泉でキャラの小冊子フェアをまだやっていたのでついつい…。
おなじパンツを三日はいても平気な生活能力ゼロのメガネ博士と、博士に惚れた弱みな助手とで、博士の昔の想い人(故人)をモデルにしたアンドロイド開発中。
博士がニブくて、それはいいんだけれどちょっと助手がかわいそうすぎ…。研究に集中してるとか天然とかの要素はあるんだけど、博士は自己中だなあと正直思った。
でもタイムマシンとか出てきちゃうゆるゆるSFなとこはすき(笑。
つかれております。
小川いら『獅子座の男』『太陽を抱く男』。攻めは横暴自己中がすぎるし、受けはあざといほどに天然かわいいカマトト尽くし受けだし、なんだかめんどくさくなってしまった…。一冊目は愛が足りないと思いつつもほとんど読んだのだが、二冊目最初あたりで脱落。
砂原糖子『言ノ葉ノ世界』。前作(『言ノ葉ノ花』)と勘違いしててしばらく買わず、買ったはいいけれど痛くて後編は拾い読み程度にしてしまった。人の心の声がきこえる攻めが、本心しか口にしない受けに出会って好きだとかウソつくのだけれど云々で、後編はその能力が知られた後なので信用してもらえないしいろいろ痛い。
あべ美幸『SUPER LOVERS』1。おにいさんと義理弟の無口野生児ちびっちゃいこ。キャラが好きになれなかった。
こうじま奈月『GP学園生徒会執行部』1。苦労性メガネとおこさまとまわりの人々。残念ながらノリについていけなかった…あと前作があるみたいね。
喜久田ゆい『魔法使いの猫』1。なんか異世界にとんじゃって、猫になってて、魔法使いの猫という魔法使いを守る存在になったっぽい。絵もお話もなんだかつたない。
遠野春日『夢のつづき』。例の茅島氏のおともだちの美貌の内科医さんのお話、復刊、らしい。これ既に何かの続きなんだっけ?既にはじまってる話という感じで入っていけなかった…。あと、この受けは義兄やいろんな人にやられまくっている設定なんでしたね、そういえば…。
藤本ハルキ『僕だって恋愛がしたい』。これも前作があるの?冒頭でCPじゃないから一冊目だと思ったんだけど。これもちょっと入っていけなかった。あと絵がまずい。
某地方の高校のオムニバス的な。地域語はやはりいいねえ。
のんびり天然デカい同級生×エロエロカワイこ受けと、帰ってきたおさななじみのちょっとアホな大型犬みたいなイケメン×クールメガネと、元気ちびノンケ×不良の落第生で実は変わり者美形。
全体的にそこそこ面白かった。ひとつめはちょっと攻めの外見があまり好みでなかった。ふたつめの大型犬攻めは天然ではあるんだけれどなんか勝手すぎていまいちだった。みっつめのCPが一番好みだった。やっぱり変わり者キャラすきだ(笑。
これもドナドナコーナーに置いていて感想書くのを忘れていた。
表題作は、ヤクザの息子の担任の高校教師が、保護者のヤクザと毎日連絡をとりあってそんなこんな。なんか非現実的で妙に生々しくもあり、好きになれなかった。
あとは高校生同士の短編、守ってもらえるのがうれしくて怪力なのを隠したいかわいい子と、幼なじみを下僕扱いと、サッカー部の仲間にゲームでキスしたら実は自分のことすきだったみたいで、みたいな。最後の話はよかったけど、ちょっと受けがショタっぽかった。
これはかなり前に読んだ。ドナドナスペースを整理していて感想書くの忘れてたのに気づいた。や、ドナドナスペースですけど、そこそこ面白かったのです。
うつむきがちなもっさり高校生が、ある日ふらっと立ち寄った床屋さんで美形理容師に長くなってた髪をきってもらったら実は超イケメンで、高校卒業後はあっとゆうまに売れっ子俳優になったのですが、もちろんステキ理容師さんにめろめろなのです。
一途わんこ年下攻めともともとゲイな若干乙女思考な受けで、売れっ子俳優が下町の床屋さんに通いつめで、というわりとありがちな話ではあるけど安定感はあった。床屋の常連のおじいさんたちが二人を応援してくれててカワイイ。
巻末のビジュアル系バンド?のギャグ小ネタはちょっといまいち…。ボーカルの子持ちネタがあったせいか。コンビニ店員さんへのささやかな恋心とかゆきずりオッサンを襲う話はよかったかも。
外見王子だけどカワイイものの大好きな高校生は、いつもキモがられてしまうので、高校入学を機会にカコイイイメージ崩さないように頑張ろうとするのです。仲良くなれたクラスメイトのカワイ子ちゃんはステキだし、なんとか王子キャラで頑張りたいのですが、どうも隠しきれない乙女な内面なのです。
わかってはいたけれど、カワイ子ちゃん→王子なのよね…。まあこの作者なのでそれはさておき。
最近流行りの設定で、けどそれがうまく料理できてないという感じで、ちょっと微妙だった。
受けは王子キャラになろうとしてる、ってとこがあんまし見えなかった。攻めは性格イケメン気味なちびっこ攻めといういつも通りな感じ。
新聞社のミニコミ誌部門ではたらく攻めは、たぶんノンケなんですけど、偶然知り合った日本茶屋さんで働く美人に押せ押せアタックなのですが、美人はとんでもなく天然でして。
冒頭、受けが自転車を転ばせてしまって、相手を気遣いもせずに自分の穏やかな生活が終わってしまうことを嘆いているので、これはさすがに今回のDQN受けにはついていけないかも…と思ってしまった(笑。この作家のキャラはDQNなのは大前提、というか仕様らしいので(笑、ついていけないレベルでなければそれでオッケー、というふうにやっと理解したので…。
でもめげずに読んでたら、受けはただのコミュ力異様にない天然ちゃんで、攻めが攻めあぐねてぐるぐるぐる、という面白い話だった。
受けはそんなわけで、コミュ力ないので友人ほとんどいないし、誤解させる言い回しや行動多くて難儀なキャラだった(笑。更に潔癖症…や、しかし、トイレの水たまりに素手をつっこむのって、わりとふつうなのかな…?…「覇王の七日」の、龍造がトイレで水を飲む場面に座りくらみしかけた時よりは平気だったけれど…。あ、あと若葉真平でわかぺーというのはどうも慣れなかった…。
攻めは割とふつうのがんばるキャラだったけど、なんかよかった。美形だけど誰しもとりつくしまのなかった受けに、おしたりひいたりで近づいていく様子がなんだかすがすがしい。しかしわりと最初から受けに興味津々なので、受けのDQNぶりについていけなかった当初は、攻めにもついていけなかった…(笑。
商店街のお茶屋さんというのも活きててよかったし、おもしろかわいい話だった。
美形歯科医の受けは、完璧な仕事ぶり・堅物な性格に見えつつ実は小心者で、いつも失敗にビクビクしながら仕事してるのです。そんな裏面を歯医者のお向かいの居酒屋店員攻めに知られてしまって、ノンケ攻めは堅物受けの小心さ生真面目さを知って、カワイイィ!となって押せ押せアタック。
なんでだろう、なんか物足りない…大和名瀬のお得意のパターンの劣化再生産みたいな印象…や、ご本人なんですが。
お得意のパターンっていうか、ちょっと変な生真面目空回りキャラ、っていうのは大和名瀬の得意としている設定で、そしてとっても魅力的なキャラが多いと思うのですが、今回はなんか表層を撫でただけというか設定だけっぽいというか、なんだか物足りない。食傷気味というのもあるのかもしれないけど…でもそういうキャラが他にもいる中で、この受けでなければ、っていう売りがない印象。
あと、攻めが全然魅力ない。基本受けのかわゆさにドギマギしてるだけだし。受けは攻めのおかげで自分を表に出せるようになったとか感謝してるけど、特に特殊な対応があったとも思えないし、攻めもまたどうしてもこのキャラでなきゃっていう特徴に乏しい感じ。あと、お客への対応はべったりしすぎな気がするし、受け弟への対応とか若干大人気ない気もするし、受けがこういうキャラだと知っているくせに、適当にブラブラしようとか誘ったら困惑するってわかんないのかなあとか、なんか微妙に気遣いが感じられない…。
二人が互いに一人称俺&相手を苗字呼びなのも、受けはキャラに合ってない気がする。
大分悩んだけど、VAIOPシリーズ買っちゃった。このくらいのサイズのハンドヘルドっぽいの、ちょっと前に結構流行った頃にはVAIOほしい…でもコスパ的には明らかに他社のがいいし…と迷ったのだけれど、今はもう、こんだけ軽くてwin7ってあんまし選択肢ないし!とかいう妙な大義名分ができたので…(笑。
色はもちろん(?)ピンク。名前は迷ったけど、ジュリエットにした。キミのー色でー街中を塗りつぶせ、Ahー(笑
高校時代に自分にキスして行方不明になった幼馴染が、子連れで戻ってきて実は人狼だとかゆうんです。
…なんて中途半端なところで終わってるんだ。これ続きあるのかな?基本子連れはニガテなのですが、人狼という特殊設定でなんとか…ほら、種の存続とか、そういう大義名分で、なんとか納得、かな。あと子ども狼がカワイイ。
ちょっと受けの心情というか攻めへの気持ちの描写が物足りない気もする。それも含めてもうちょっとラブほしいし、続きっていうか、ていうか子ども狼が大きくなって、受けをめぐって父とバトル、とかそういうの読んでみたいなあ。
他の短編は、ニコ下の幼馴染と部下として久々の再会リーマンとか、カコイイギャルソンとオムライスめあてにカフェに通うかわいい検事さんとか。そこそこ面白かった。
しかしなによりも、後書き読んでこれショコラコミックスだったってことを知ってびっくりした。装幀かわったのね。ていうか、マットPPって、ショコラっぽくないなあ。方向転換か(笑。
わー。
知賀国斉が両想い!になって、ダメダメで甘々なのでフヒヒ、とかへんな笑いがもれる!ヤバイ。やー、よかったですね(笑。君らもういいってば、と言いそうになるところなのだけれど、他のキャラの展開とか入ると、もっと知賀国斉の甘々読ませてくれーってなる。中毒だー。知賀が寝ている国斉にちょっかいかけて、この期に及んで「イモめ」とか思ってるのがアホかわゆい。そのイモっ子にめろめろなくせに!自分でもわかってるくせに!ってなる。あと知賀母が国斉に下着洗われちゃってギャーってなってんのとか、息子のアホっぷりにあちゃーってなってんのとかもいいなあ。
しかしまあ、近藤と雛森もはやくどうにかなってしまえばいいのに!近藤は同情とか義務感みたいなのだけであそこまでするものなのか、もう恋愛に入りかけてるのか(笑。結構クールっぽいのに優しいってキャラでもあるよね。知賀のノロケなのか何なのかわからない話にも結局つきあってるし(笑。でもまあともあれ、もうなんでもいいから雛森とくっついてしまえばいいのに!山城川和も幸せになるといいなあ…。
『男子、花園に出ずれば』のつづき。
寮に入った堅物生徒会長さまと、彼に怠惰な生活が見つからないように頑張ってたけど、同室者の後輩とあれあれ?な感じだし、こっち側に引き込んじゃった方が手っ取り早いかも?とかなってきたBFCの面々。その同室者はといえば、生徒会長様の凛としたお色気にやられまくりで、会長の中学時代からの友人で副会長のセンパイと火花ちらしたり、なんかもう大変。
『ブレックファースト・クラブ』の高校の、その後の世代の話なのだけれど、寮のゆるさの長所を主張するBFCよりも、生徒会長のほうがまっとうに見えてしまうので、微妙な感じ…。以前から読んでいるのであたしは基本BFCが好きだし、けど会長のほうがまっとうだし…というアンビバレンツ。中でも、寮内でモモンガ放し飼いというのは一番どうかと思った…会長の言うように、基本はケージにいれたほうがいいんでは。
そんな違和感のせいでか、だいたいトトカルチョとか違法行為だよなあそういえば、とか、逆に今更気になりだしてしまったし。
生徒会長は美人でゲイで、でも空手バカで男の筋肉と戦いにばかり興味があって、という感じでいいキャラなんだけど、同室の後輩がちょっとキャラ弱いかなあ。そもそものキャラが弱い上に、生徒会長へのメロメロっぷりがなんだか唐突というか、ちょっと心情描写がわかりづらいというか足りないのかな。でも、前の巻の内容忘れてるのかも。というか、周囲のキャラも短編でいろいろ書かれてたのに、あんまし覚えてないな…まとめて読み直そうかなあ。
攻めが浮気性、という紹介をどこかで読んでいたので、ちょっと心配だったのですが、結論からいうと面白かった。ていうか、二巻以降は特には浮気してなかった…というか、逆に主に受けがDQN…だった…。攻め製作のお皿の件とか、おいおいなんで隠すの!って感じで…しかしあそこで皿発見して笑える攻め、すごいよ…。
それはさておき、基本画家×編集者の恋愛がのろのろまったり進んだり、あとは美術や編集やなんかの話題で周囲の人とかとのいろいろな出来事が、という感じで、すごくよかった。
近所のお婆さんの絵の修復の話とか、通い猫の話とか、受けが新人作家に惚れ込むとか、老女美術評論家とか、一緒にハイジ見て泣くあたりとかとか。やっぱり二巻以降のほうが絵も攻めも(笑)安定してきて、そして雰囲気は日常まったりだらだらで、面白いというか読んでて楽しい感じだったと思う。
受けは汚部屋というか読んだ本つみあげてくのは親近感が…。年の割には大人びて知識豊富な二コ上の先輩が、したたかでやり手でワーカホリックな編集者になってて、汚部屋で親に洗濯とか頼り切りとか、なんかわりとダメな感じ(笑
攻めは一巻はほんとだらしない浮気性だったけど、俺様でずうずうしかったたけど、でも素直でかわいい感じもあった。二巻以降は、絵に集中して浮気もせず、受けの来訪を待って田舎にこもってることが多くて、次第にかわいそうに…(笑。受けのダメっぷりが発揮されるにつれて、料理掃除とか得意な家庭的なとこも出てきて、なんか反比例。でもこの二人も割れ鍋にとじ蓋なんだろうな、という感じだ。
しかしなんか、日常話だからなのか、なげっぱなしのエピソードがいっぱいあって、それが不満というのでもなく、ちょっとなんか独特だった印象。たとえば二巻の、受けの雑誌の校正ミスで、作家?にちゃんと見てくれてるんですか、とか言われるとことか、結局誰のミスだったのかわかんないし、どうでもいいんだろうけれどあたしは気になる(笑。
これはまたものすごい個性的というか…いや、あたしは好きですが(笑。
なんか数ページ読んだ段階で、『男たちの好日』・通称かじめ焼きを思い出した。ぐぐってみたら絵は全然似てなかったけど(笑。つまりなんというか、絵ではなくて雰囲気というか、この違和感が似ている気がするってことなんだけれど、こう、何十年か前が舞台なんですよね?という感じというか。人物も背景も昭和っぽいので、いきなり携帯電話とかつかわれてギョっとしたくらい。最近レトロな絵柄が流行っているとはいえ、これはちょっと度を越している気がする。個人的には好きだけれど。
えーと…内容…、は、男に襲われかけてたところを不良のセンパイに助けてもらって惚れて、おしかけでなんかいい感じになってそんなこんなの主に日常風景とかなんとか。とにかくなごんで、二人の、特に受けのアホっぷりに笑って、ちょっとしんみりとかそんな感じ。アホっぷりとかもちょっと独特なので、面白かわいい。
別にBLでなくてもいいんでは…と思いつつ、受けは男に襲われたりゲイ先輩にコナかけられたりおねいさんたちにかわいがられたりするので、結構カワイイ系なんだろうな。アホだけど。だからセンパイがほだされてるっぽいのもなんとなく納得。
うーん、どうもうまく説明できないなあ。コメディ、ほのぼのだけではないので、レトロ好きの方でないとオススメできない気がするけれど、でもハマればかなりハマるんじゃないかという気もする。あれだ、鳥人ヒロミの『少年は背中で恋を語る』とか好きで、アホコメディも好きなひとにはオススメ…かもしれない、というレベル。
あ、表紙にあさがおとさくら両方咲いているのはちょっと残念だった(笑
掲載誌をちょっと覗いてみたら、これの短編が載っていたんだけれど、他のBLと並んでいるせいで、コミクスの数倍のものっそい違和感があった…(笑
や、繰り返すけれど、あたしはこれ好きです。これ好きな人と友達になりたい、という感じで好きです(笑。
大学時代に大きな賞もらったうれっこ作家せんせい。両親の離婚で離れて暮らしていた双子の弟が事故で亡くなり、残された幼稚園児を母親と連絡がとれるまで預かることに。子どもは自分を弟だと誤解してるっぽいのですが、なにしろ子どもとか初めてなのでてんやわんやで、近所の保育園に通わせることに。そしたら子どもに大人気の一見チャラ男な保父さんが担任になって、あれやこれやのホームドラマ+ちょっと保父さんとあれこれ…ありそうかも?
これはBLでなくてもいいんでは…ほのぼのいい話じゃないか(笑。赤ちゃんと僕というか。別に恋愛にならなくてもいいような気がする(笑。でもたぶん、ベタにこの後保父さんがママっぽい感じになるのかな?
作家の他人を寄せ付けない感じとか、保父さんの熱い頑張りっぷりとか、子どものかわいさとか、ふつーにいいお話。弟の元妻=子どもの実の母が、わりと分別あるひとでよかった。作家が母親に子どもを返さなきゃ、と思ってる辺りのたんたんとしたあきらめのせつなさは、もうちょっと読みたかった。
受験一筋のメガネと、メガネをいいようにしてるチャラ男と、別につきあっているわけではないとかいってチャラ男をやきもきさせるメガネと、距離置かれてみてチャラ男が好きだったと気づくメガネとかとか。
…メガネもチャラ男も酷い。読んでてすごくあちゃーって感じになる…。メガネはチャラ男ないがしろにしすぎ、自他の感情に鈍感すぎ、距離置かれて焦るのは身勝手すぎ。チャラ男はメガネの勉強邪魔しすぎ、距離おいてどうでもよさげな態度は感じ悪すぎ、あげく女子ととか…。どっちもどうよ、って感じ。ついていけなかった。割れ鍋に綴じ蓋なんではないか。
農業高校、農業大好きなのになぜか作物がうまく育たない受け(未満)と、転入生の農業嫌い無口攻め(未満)。周囲の友人たちや攻めの叔父先生とか。
全体的にまだあんましこなれてない感じ。絵がいまいちうまくないのと、あと巨大なアホ毛が少し気になる。
キャラについては、攻めはともかくとして、受けは運の悪いただの天然ちゃんかと思いきや、話を読み進めていくと、薬間違えたりの単純ミスのせいで作物が育たないらしく…それじゃあ、ただのおバカさんじゃあないか…あんなに農業好き好き言っていて単純ミスばかりなんて、ほんとに農業好きなの?とどうしても思えてしまう…。あと友人キャラが多いけれど誰が誰だかよくわからない。
農業関係の描写は目新しいし面白いけれど、これも知識丸出しというか、たとえば教科書まんま読んだような部分とか、授業だったらもうちょっとかみ砕くのではなかろうかという気もする。でも、セリフ中の略語とかはそれらしくていいんだけれど、意味がわからないという不便さもあり…。そのあたりのさじ加減がもうちょっと工夫あったらいいかなあと思う。
修習の時の事務所にいたイケメン弁護士せんせいが独立したので、そこにやとってもらったメガネなのですが、イケメンせんせいは美形なのにとんだだらしなマダ男で、さらに友人のヤメ検セクハラせんせいがいきなり共同経営することになってたり、秘書のツンデレちゃんはコワイし、マダ男とヤメ検二人のお世話になったせんせいは温泉大好きだし、メガネの修習時代の一見のんびり実はオレ様な知り合いがしょっちゅう遊びに来るし。
そんな感じでCPがまだ不透明で、なんだか据わりが悪いというか落ち着かない。同世代同士かと思わせておいて、ヤメ検×メガネと、生意気ブル弁×マダ男美形ゲイ…かな?この中ではヤメ検がメガネをすきになる要素が特によくわからないので、もうちょっとこれから描写あるといいな。
けっこう事件の描写がきっちりあるので、あんまし進んでいないけれど、以下続刊らしいので楽しみ。
って、これビブロスでの連載だったのか。麗人ぽくないものね。
ヤターひさびさのセックスピストルズ!
…しかし人魚編、まださっぱりわからない…!
タマリンプライドのトップの、人魚と獅子のミックス…は、結局猫又なんだよね?
で、あの身体をもたない男は、純粋な人魚なのかな?それが、成人式ともかかわっているのか。で、国政とのりりんの結婚がどうかかわっているのか。志伸も生贄ということは、国政のりりんと同じ立場という意味なのか。プライドファーストが救おうとしてるってことは、回避できる方法もあるのかな。あと、人魚?とのりりんの友達とはこれからもからみがあるのか、ていうかのりりんの友達って、猿なのかな…。
っていうか、志伸ってマキヲ父×カレンの子だったっけ…!!???志伸と愛美はマキヲ×カレンの同母同父兄弟だと思ってたんだが…(既刊読み返したらやっぱりそうなってた。ていうか、親が猫又同士なのに、なんで志伸はヘビなんだ?…ヘビじゃなかったっけ?斑目国光は猫又じゃないのかな。
しかしあの家、やっぱコワイなー、つまり斑目マキヲと志伸が姉弟、志伸の母のカレンは姉マキヲの妻、マキヲの子が米国(マックスの子)、国政(ジンジャーの子)、愛美(カレンの子)かー。…しかし、カレンはちょっと愛美に甘いんではないかと思ってたけど、あながちそれも気のせいでもなかったかも…マキヲも愛美に甘いし(笑。で、犬飼太郎←愛美か…。大混乱だ。
本仁戻がのってるので、しかもサイトで自信作で耽美、というようなことを書かれていたので、いえ本仁作品が載っているというだけで購入は決まったようなものだったんですが、とにかく結構楽しみにしていたのです。
そしたら冒頭から池玲文のきれいなカラーが三ページあって、内容がすんごい耽美でおもしろかったけど重くって、でもすごくよかった。ので、本仁戻も耽美だそうだけれど、なんというか雰囲気がかぶって印象が薄れてしまったりはしないかしら、とかちょっといらん心配をしつつ、本仁戻へ。
…すごかった!もう大変!(笑
というわけで、本仁戻「黒のヴァルハラ」ですよ!BL…?なのかどうかちょっとよくわからないんだけれど、とにかくもうもうもう、すごい!絵もお話もとにかく耽美。そして、覚悟せずには再読できない(笑。ほんと脱帽しましたというか、この作家にはもう何度も脱帽しててぬぐシャッポないんですけど(笑、改めて脱帽ですよ。いろいろ書きたいことがあるので、また項をあらためて。
そんなわけで池玲文の中国風のお話も耽美でよかった。アンハッピーエンドだけど。でも、監獄がメインではないかな?
あとは、本庄りえが面白かった、そう来るか~!って感じで。きっちり監獄ものだね。これはドロ沼暗黒ハッピーエンド?
琥狗ハヤテは、プリズン特集でこの設定は…ちょっとがっかり。大学生と紅茶の缶に入ってる紅茶の精の話なんだけど、せめてわけあって紅茶の缶に封じられてるとかそういう設定だったら監獄っぽくてよかったなあと思った。
蛇龍どくろは雑すぎる。背景真っ白だし。閉じこめられているのは倉庫だった。
これはたしか本誌でちょっと読んだんだ。連載の途中を読んだのでよくわからなかったけれど、なんとなく面白そうだったので、コミクス出たら買おうと思ってたんだけれど、コミクスでも一読目ではよくわからんかった(笑。ていうか、途中の一話をよんでたから、オチというかタネは知っていたはずのに、それでもまどわされたくらい、ミスリーディングしそうになった(笑
ふられた相手の美少女「なぎ」をいまでも一途に想ってる、通称ピュア王子。隣りのクラスに、「なぎ」らしき美少女が転入してくるのだけれど、お前なんか知らんと言われてしまう。「なぎ」の本名は渚で、王子の同クラには渚の双子弟の凪が入ってきまして、ときどき違和感があるのですが、でも自分が「なぎ」を間違えるはずないと王子は確信してて云々。
絵も雰囲気も、すごく少女漫画っぽい。
内容は、上述のようにいろいろミスリーディングさそってくれるので一読目はふりまわされたけれど、けども一度読んだら、わかりやすいというか、渚と凪ってアレ反対だった…(笑、なんで気づかなかったんだろう…ていうか、なんで友人達も気づかないのか… (笑。そのうえ、アレがフルのアレじゃないなんて、体育の時間とか大丈夫なのか。
そのあたりの無茶っぽさは漫画だしいいのだけれど、しかしピュア王子がちょっと…、正直きもちわるいような気もする(笑。一途な恋はいいけれど、学校中がその話を知ってて王子は聞かれるとさわやかに応対、みんな相手のあだなまで知ってて転校生を学校中で「なぎ」呼ばわりとか、ちょっとこれ、なぎはドン引きするんじゃないか(笑。
でもいいけどね。このややこしい事情の理由はそのうちあかされるのかな。あの魔性っこ対策なのかな。それにしては大掛かりすぎる気もするから、他に事情があるのか。王子の友人もどうなるのか。と、恋愛よりも謎解きっぽい感じで、次巻が楽しみです。
タウン誌発行会社の後輩いじめられてるような気がするんですけど、まあもちろんそういうことなのです。
何が悪いというのでもないのだけれど、全般的になんかの基準に達していない、という印象がある。まず、ちょっと絵がいまいちすぎる。萌えがあってもキツそうなレベルなのだけれど、萌えもないし…キャラも単純先輩とちょっと黒いイケメン後輩という定型っぽい感じであんまし魅力感じない。お話もいまひとつ面白くない…。そんな感じだし、正直あまり印象に残らなかった。
辛い失恋を経験して、本気にならず遊んでくれる相手を出会い系サイトで探した受け。カッコいい攻めに出会ってはじめて疑似恋人みたいな関係になって当然本気になってしまうのですが、相手は遊んでくれてるだけだし云々。
個々のエピソードやキャラ設定がなんか表面的に流れていってしまう感じで、お話がすごくありきたりというか、内容があってないような感じがしてしまった。たとえば、受けが攻めに出会うときに、出会い系で無茶要求してロムの間でウワサになってて、とか、そういう設定は必要だったのか、後々全然活きてこないどころかその過去に触れもしないし。攻めが軽い恋愛を楽しむ人、というのも言葉でしか説明されないし、特に最初のあたりでは全然わかんなくて、受けが出会い方のせいでそう思い込んでるだけじゃないの?という印象だった。言葉や設定だけではなくて、もうちょっと説得力のある展開や画面で説明してほしい感じだった。
絵はうまいのかデッサンあれなのか…よくわからない微妙なところをついてくる感じなのだけれど、ちょっと宮本佳野に似てる。しかしなんというか、泣き顔とか瞬間のゆがませる表情みたいのがあざとすぎて、そのあたりがちょっとニガテ。お話づくりもそうなのだけれど、あざとい色づけで、全体的な雰囲気がちょっとちぐはぐになってるような印象なので、もうちょっとまとまりがあってほしい感じがした。
ルチル連載なので、コミクスはものすごい待たされるだろうなあと構えていたからか、わりとはやかった…気がした(笑
しかしなんかこの話はうすいというかなんというか、作者があとがきで群像というかキャラの多い話を描きたいと書いてらっしゃるので、まあそういう傾向なのはわかるんだけれど…。主人公のオッサンがいまいち微妙なキャラだから、なんかうすい気がするのかも。他のキャラはわりとキャラだちしてると思うんだけど、おっさんはちょっとキャラまいご気味なんではないか。仕事できる系で話してて落ち着く年上タイプ、なのかと思いきや結構焦ったり振り回されたりばかりで、不思議天然大家青年に張り合いきれてないように思えてしまう。なんで大家さんが好きになったのかもよくわからん。一方の大家さんは、結構キャラがかわってきてるけどこっちはそういう展開なので別にいいわけで。
でも大家さんはそこそこ魅力的だし、なんとなくいい雰囲気でもあるし、次の巻も楽しみなのです(笑
弓道部、一年なのにレギュラーになったをねたまれて勝手にむかつかれるというトラブルがあったのですが、センパイはケンカはいかんとかいって二人は手をつないで帰れとかいうのです。でも帰り道でセンパイとわかれるとむこうは勝手に手を離して帰ってしまうし、しかもなんかよくみてるとセンパイのことすきっぽくって云々。
ちょっと設定が無茶だけれど、センパイの天然変な人設定でまあそんなには気にならない…かな。
最初のあたりは、受けはただの嫉妬しいで身勝手っぽくてあまり好きになれなかった。後半は、受けはともかくなぜ攻めが受けに惹かれたのかがんばってるのかよくわからず、ついていけない感じだった。
むりやり手をつながされたりする辺りのなんかのんびりした雰囲気はいいけれど古街キッカっぽい。絵はちょっと二次創作同人ぽい気がする。ジャンプ系ぽいかなあ。
全体的にはそんなにつまんなくもひどくもないけれど、ちょこちょこ気になる部分があったなあ、という感じ。
あと、顧問×センパイのお話もあって、随分ながいおつきあいでストイックでいいですね。
山の中で巫として育てられた姉弟、巫女の姉が一日でもいいから外界に出てみたい、というので、事情で力を失った弟は、セレブの交流用学校みたいなとこに姉が滞在しても大丈夫かどうかの偵察に出かけた(女装で)のですが、なんか欧州某国の王子に男だとバレたり押し倒されたりでして。
同人誌っぽいというか、キャラの設定や性格とかお話の展開とかそれぞれ迷子、という印象。すごくつまらない、というわけでもないのだけれど。
弟はかつらや女装をすぐにやめちゃうし、男子の格好してるのに男だとバレただのなんだのの話になってもちょっとついていけない。王子はスケコマシ認定されてるっぽいのに、自己認識がよくわからん。結局王子が弟をどう利用しようとしてたのかもあいまいなまま終わってしまったし、ページがたりなかったのかなんなのか。
ちょい不幸めなさえない君が、打球にあたって失神した際、女子の霊に憑依されちゃって、生前の彼氏と交流してたらしく、その後も意識を失うと憑依&彼氏の元に向かってしまい云々。
途中まではせつなおもしろかったし、斬新さがあった。のだけれど、末尾というか恋愛がちょっと物足りない。
彼氏=イケメン君は、イケメン…?なのか?絵的にではなく、設定的にちょっと疑問。ただのフツメンリア充な気も…しかし結局何者なのかわからなかった。学生ではないのかな。そして結局、さえない君のことすきなの…?なんかぜんぜんわからんかったのだが…。大学まで来たのも、彼女のためっぽかった気がしたし…。
さえない君はほんとうにさえなかった(笑。おねえちゃんがいいキャラだけど、名前が途中でかわってた…。さえない君は彼氏と霊との逢瀬に利用されちゃってる感じで、かなりかわいそうでせつないのだけれど、こういう状況で彼氏に霊だけではなく自分自身もかまって欲しい、という気持ちは男女関係なくあるだろうと思うし、そこから恋愛感情まで生まれてしまうのがなんだかちょっとふにおちない。一方の彼氏からさえない君への気持ちなんて、更にふにおちないし…せっかく過去設定があるのだし、これをもっと活かしてさえない君にいやされちゃう彼氏の気持ちとかじっくり書いてほしかったなあ。
この作家さん、まるやかえさんって読むのね…。ぜったいつぶらやナントカさんだと思ってた…。
来日アラブ王子が仕事から抜けだして、旅行会社勤務の堅実な受けと出会って、一週間を期限として無理やりガイドをお願いして、互いにカルチャーショックをうけつつそんなこんな。
絵が綺麗だし、お話もキャラの心情も、ベタだけれど丁寧に語られていて、なので逆に個性とか萌えとかに欠けてしまってる感じ。なにか一味たりない…。や、面白かったんですけどね。
この作家さんのかかれる人の顔は、鼻の描き方のせいか、なんだかちょっと犬っぽく見える…気がする。プラネットライカだ…(笑
初期作品はちょっといまいちだなあ…。
青色は、画廊オーナーのパトロン×画家、キャラがどっちも萌えないし、関係性もあんまし面白げでない。展開がちょっと伝わりづらいので、キャラの感情の動きとかもよくわからなかったり納得できなかったり。
万華鏡は学園もの短編集。メガネ先生×生徒はふつうの話。デート部は…、ちょっと設定先走りすぎというかキャラも展開もまいご気味。兄弟ものはお話がわかりづらかった。
世界はいっしょのオムニバスで、子役あがりのアイドル俳優×幼なじみのメガネ大学生、イケメン俳優×メガネそばかすマネージャ、コワモテコンビニ店長×フィランチャイズもとのメガネ営業、それぞれ視点切り替え前後編プラス後日談。
アイドル俳優はかわいこ甘え攻めで、この作家はこういうキャラ好きそうだなあと思った。なんとなく。面白かった。俳優とマネージャはわりと普通の話。コンビニは、ちょっととってつけた感があった。後日談の受けのトラウマぽいのとか。本編の不器用な受けと、包容力ある年下攻めっぽい展開はよかったけど。あとコワモテ店長とか、ちょっと画力がおいついてない感じ。
おお、これがシトロンコミックスか…!
表題作は、不吉な黒猫と呉服屋さんの話、あとめずらしい猫人間とか、犬神様にされちゃう改造受けとか。
けっこういろんな時期の作品が混在してるのかな?という感じだけれど、わりとあたしの猫田リコのイメージに沿った感じの雰囲気だったような気がする(笑、わかりづらい感想ですが。なんかダメ攻めとかダメ受けとか、どっちかがめちゃくちゃな人間というのは猫田リコっぽい。あと、かわいそうな話も猫田リコっぽい。
そういえば少し前にヒマだったので『アーシアン』と『ゲシュタルト』を読み返した。アーシアンはけっこうわけわからんかった。完結版と同人誌の総集編あるから、13in1はもう処分してだいじょうぶなのかな?というのをチェックし忘れた…。ゲシュタルトは面白いなあ。エニックス版の最終巻をがんばって探したけど、ゼロサムで復刊してたのね。しかし、夜の大法則がどっかにまぎれこんでるのか見つからないぃ。
秀才メガネっこがイタリア帰りのイケメン同級生にくどかれまくり、イケメンの祖母である理事長は、孫が女の子妊娠させちゃったりすると困るからとメガネっこにイケメンをてだまにとれと。
いまいちだった…キャラがふたりとも魅力ない。イケメンはちょっと黒ラテン系ってだけで、うすっぺらい。メガネはひっしにツンデレを演じてた、という感じで本来のキャラはよくわからない。
だいたいこんな横暴な理事長の学校イヤだ。孫に生徒の資料を見せるとかドン引き…と思っていたら、カバー下のオマケを読むと、資料イタリアに空輸してんの!?いくらフィクションだからって、引くなあ…。
アラブの某国王族が日本滞在中にみそめた花屋の弱々しい童顔美青年をさらってきて、かと思いきや花屋はドSで逆に開発されてしまい、という話はそこそこ面白かった。天然で逆らってくるアラブがすき、というのにはあんまり愛は感じなかったけど。
かわいいけどいいかげんな少将は、おさななじみのまじめ少将がすきなのですが、まじめ少将の妹との縁談がもちあがりまして。なんちゃって中古でもべつにいいのだけれど、この作家は絵(背景とか)も結構テキトウだし、なんちゃって中古というよりはテキトウ・勉強不足に見えてしまう。
あと他の作品の続編がふたつ入っていて、よくわからんかった…が、偏愛プリンスは読んでたはずだ…
新入生メガネが風紀委員長に条件反射でケガさせちゃって、なんかおわびがわりに風紀委員をさせられることになったり、委員長の義理双子の兄弟?の冷たいメガネ副委員長につめたくされてもがんばったり、スキンヘッドにもようがついてるコワモテ先生とか。メガネ率が高いな。
一巻前半は、説明不足でなんかよくわからんかった。前作シリーズ読んでればわかるのかな?しかしなんでこんなに風紀委員会が絶大な権力をもってるんだ…?
新入生メガネの条件反射設定とかも途中までよくわかんなかった。背景については一巻末尾でわかってきたけど、弟?との関係とかまだわかんないな。委員長はキャラ設定がわかりづらい。新入生メガネが特別なお気に入りで、手袋はずすとバーサク状態で、戻るのが大変?なのかな。
この作家は『びりっけつの魔法』しか知らなかったので、いきなりピアスでハードでびっくりした。
全般にそこそこ面白かったんだけど、ちょっとハードな展開とか絵とかを頑張っている感じで、その頑張っている様子が透けて見えるというか、ちょっとあざとい印象もあった。
メインのシリーズは、ちょっとコミュ不全ぎみの社長がちいさい頃から受けに執着、受けはほだされ受け?受けがガッシリしてたのがよかった(笑、が、ちょっと受けの愛情がたりない感じ。
その受けをすきだった部下が、センパイゲイだったのね、でも人のものなのね、と飲みに行ってメガネにお持ち帰られて、の話は、最後の方までメガネひどい… ていうか女性と結婚したメガネの元カレはもっとひどい最悪…とか思ってたら、すっきりできる終わり方でよかった。このCPはリバ的でゆるゆるで面白い。もうちょっとこの先の関係も見てみたい。
表題作シリーズは、高校に入学したら、美化委員の先輩に耳かきをさせてくれ!と追い掛けまくられる話。あと短編いくつか。
絵がちょっと古い感じもするけどかわいい。お話は若干微妙だったけれど、絵も雰囲気もかわいいので、なんかかわいいからいいか!って感じになってくる(笑。耳かきフェチとか、そんな奇をてらわなくても、こういう系統のかわいさは充分個性になる気がするのだけれど…。
絵はまあ霜月かいりとかににているけどキレイなのだが、お話が面白くなかった。
だいたい設定がよくわからん。
植物を守る?攻めが、人間の植物を愛する心がなくなってきたことで弱ってきて、植物大好きな花屋の息子受けを植物界に連れて行こうとして云々?
展開もやや独りよがりなのかわかりづらく、設定優先で書いてる印象もあってキャラも面白みや萌えがあんまりないし、絵はうまいのにちょっともったいないなあ。
社会の先生がメイドロボを買ったらヒモタイプだったという話も、展開がたどたどしい感じだしいまいちだった。先生の歴史好き設定が活きてないし。
わーい小山田あみさんの初コミックスだー!…と、喜んで読んだのですが、ですが。
表題作は、作家×編集者、ふたりの父親同士が因縁があったりなんだり。普通に面白いけれど、ちょっと地味というか、売りというか萌えというかに若干欠ける感じ。
もういっこは陸上部もので、受けはセンパイにあこがれてて、年下攻めは受けがすき。本誌で見たときにもやや微妙だったのだが、まとめて読んでもやっぱり微妙だった…。なんか萌えない。
…でもこの作家さんは絵がすんごく好きなので、いいのだ!絵がとにかくうまい!そして、画集と呼ぶにはちゃんと内容がありすぎる!(笑。うーん、まじめにお話つくってる感じはするんだよなあ…。
この作家さんのコミクス買うのはじめてなんだが、絵がちょっとひどくないか。方々で見かけた(レディコミとかで)限り、前はもっときれいだった気がするんだけれど…。
内容も、高校生がシークに気に入られまして、しかない。つっこみどころも多すぎる。おっことしたくらいで砕け散る三千万の腕時計ってどんなぼったくりなんだとか。日本にプレジデントはいないはずなのだが、これはシークがアホなのかとか。
ええ~…これは、ちょっと…。
カワイ子ちゃんの高校生は、カワイすぎて男子からは遠巻きに憧れられ女子には嫌われで友達がいないのです。でも隣りに越してきた双子は、カワイさに一目惚れの元気野郎と、いじわるしてくるメガネで、なんかなんだかんだで親しくなりまして、そうこうしてるうちにノンメガネとつきあうことになってしまい。
ネタバレですが。
これはな~、3Pかと思ったのに…3Pでないだけならまだしも、なんかひどい。ノンメガネが気の毒すぎるし、メガネはともかくカワイ子ちゃんの心のうごきがよくわからん。ちょっと主役CP二人ともひどすぎて、全く感情移入できない…。
バイト学生の受けは、バイト先のこわい室長さんにおびえつつ、わりとかわいがられていたのですが、借りてるボロアパートが倒壊し、大家のおばあちゃんの犬といっしょに家なき子だったのですが、偶然室長さんにあって、犬二匹として部屋においてくださいとお願いしてみた。
なんか攻めも受けもキャラが適当な感じというか。
受けは質素な生活でかわいがられわんこなのだけれど、攻めに飼ってくださいとかゆったりあぶないバイトを考えたり、堅実かと見せておいて結構奔放でキャラがつかみづらい。
攻めもツンツンデレで人間より犬が大好き、なのはいいけれど、ちょっと描写がものたりない感じ。受けへの気持ちの変化ももっと細かく描いてほしかった。
高校の寮に入ったら、同室の美形優秀先輩がやたらにかまってきたりなんだりでとまどう受け。しかし先輩には実は不思議な力がありまして、受けをかまうのもその力に関係があったりなんだりで。
ちょっと絵が残念すぎる。
内容は、タイトルからキングかと思ったし、いろいろ既視感はあるけれど、SF設定をがんばってる感じはいいと思った。しかしやはり拙い。
あと、主人公CPの恋愛面が置いてけぼり。受けは、最初は少年だったのにいきなり少女化して先輩ラブになってしまった感じ。攻めの受けへの気持ちは面白げだけれど、説明と描写がだいぶ足りない。
伝統ある紳士録のメンバーを選定する五人委員会(なぜか若いイケメンセレブばかり)に、突然加入させられたふつうの大学生。の、家はなんでも代々決裁権をもってたそうで、いきなり責任重大で困ってしまうのですが、もちろんイケメン社長が助けてくれるのです。
本誌でちょっと読んだときに、ベタだけど絵はきれいだしおもしろそうかも…と思ったのだけれど、なんだかいまひとつだったなあ。紳士録編纂というタネはやや目新しげで面白いと思ったけど、編纂の過程があんまし描かれてなくってつまんない。今回だと、草壁社長の審査がメインだったのだろうけれど、あまりに薄くてさしみのツマみたいだった…。調査の過程をもっとライトサスペンスぽくきっちり描写するか、あるいは審査対象をもっとイケメン取り揃えて、主人公といろんなイケメン紳士のからみを毎回描くとか、なんかもっと面白くできそうなのになあ。
あとキャラがみんな薄くて感情移入できない。性格的にも薄いんだけれど、設定もよくわからん。主人公とか代々国文学者の家にうまれた大学生、というくらいしかわかんないし。これから他のCPとかも発刊するみたいだけど、みんな特徴がよくわからないし興味がもてない。小説とタイアップ?とかしてリブレは押してるみたいだけれど、あまり人気が出そうな気がしないのだがどうだろう…。
この作家の本を買うのは二冊目で、昔の少女漫画みたいな絵と雰囲気とセンスはすきなのだけれど、お話はつまんなくはないけど微妙な感じだ。特に今回は、設定に人間のうすぐらい暗部を挿入して、テクストも十分にそれを問題として意識して、けれどなんの解決もなく評価すらない感じで宙吊り、という感じ。
表題作は洋食屋の若き主人と、バイトのバツイチ父子家庭の年上美人オッサンのはなし。年上バイトがゲイバレで離婚したらしく、自分に気があるっぽいと気づいて云々。
受けが結婚に後悔してて、攻めからも逃げようとする…まではいいけれど、攻めへの告白はいちおうあるけど踏みとどまることにした理由や決心がちゃんとかかれてないので、攻めの包容力に甘えてるっぽく見えてしまう。のんきに攻めといちゃついたり娘に事後を見られてしまったりする前に、攻めや娘の人生を引き受ける気概を見せて欲しい。
女の子になりたいオカマバーのかわいこちゃんが、ゲイで女の子ニガテな相手に恋して彼のために女を捨ててしかも攻めまでする、という話は特に黒いよなあ…。作中でもオカマバーのママが受けが攻めに甘え過ぎ、という指摘はするんだけれど、そして受けも攻めのお願いで攻めを攻めたりかわいいとかゆったりはするんだけど、なんか攻めも読者もごまかされてないか、という感じ(笑。
受けは女性へのトラウマとかもあって、人を愛するということがよくわかんない、という設定もあるので、もう少しお話がつづいたら、この受けももうちょっと成長すんのかな。
かわいい攻めは一途でいいキャラだったので、ちょっともったいない感じがした。
両親をなくしたお医者さんが母の祖国を訪ねて、風来坊な現地人のおとこのこ拾って母の村を目指す話は、攻めの父親との確執はいったいなんだったんだろう?攻めの喪失感がちょっと描かれるだけで、おはなしの本筋にそれはかかわってこない…ていうかもともと本筋がないのかも。受けの物語は本筋としては弱すぎるし、攻めの葛藤に対しては受けは傍観してるだけだし、やたらとのんきに見える。
あと、なんかやたら説明不足な気がした。たとえば、この医者受けはなんでこんな自由に長期旅行できてるんだろう、とか。よく知らないけれど、お医者で26歳ってかなりギリギリなんではないのだろうか。研修とかどうしたんだろう。攻めは受けに出会った頃はやさぐれだったらしいんだけれど、受けが攻めに居て欲しいと思い始めたってことは、攻めは旅をしつつやさぐれっぷりが失せてったってことだと思うんだけど、そのあたりの描写も足りなかった。
ものすごい短編がいっぱい。6ページ?の短編とかもある…ので、やはり薄い…。なのであんましストーリーにどうこうというのはない。ヒゲガチムチ受けが多い。さもなければ攻めがヒゲガチムチ!
ちょっと長めの最後の人狼ものがよかった。満月の夜になると発情してしまうため、問題を起こさないようにとパートナーをつくるという掟があるのだけれど、受けはすきなひととしかしたくないとかゆってて、遊び人の攻めに誘われて逃げまくっているのだけれど…という。人狼があんまし狼っぽくないけれど、攻めがカッコイイ。
これ前に買ってなかったっけ???絶対読んでる…二冊目かもしれない…でもログがない…。
表題作は、ヤクザの若頭に心酔しきってる舎弟が、痛めつけられようと兄貴に見てもらえるだけでうれしいし、兄貴のためなら命もおしくない、そんな舎弟に兄貴引き気味ムカつき気味でいじめてて、と見えて云々。一途な受けと、一途な愛にビビる攻めがどっちもカワイイ。
美容外科医になったいじめっこ幼なじみに、下半身の相談に行って再会してしまって、な話は変態意地悪医者攻めがいい(笑。受けはかわいいけどもうちょっと主体性があるといいなあと思うけれど、医者がこれなのでカゲが薄くなってしまってるのも仕方ないと思う。
大学の時にすきだったイケメンと仕事で再会、昔もちょっとあったように飲み会でいたずら?されて手を握られて…という話は、話も面白いし、さわやかそうに見える後輩攻めも、後ろ向きな先輩受けも面白げなキャラなのだけれど、短すぎて物足りない。もう何話か読んでみたい。
このシリーズ好きで、雑誌で一、二話くらい読んだけど、こんなに続いてたのか!
表題作は、風紀委員くん→ヤンキーというかツッパリ(タイトル的にも…)くんみたいな高校生もの。風紀くんがヤンキーくんが気になって気になって、他の人が目に入らないくらいに彼ばかり指導してしまうのはすきだからでー、天然ぽいところのあるヤンキーくんなので、実は好かれているというんならうれしい、とかゆって云々。この二人も周りの仲間たちもかわいくって平和でとってもいい。
この作者はこういう傾向のほのぼのっぽいのもっと描いてほしいなあ。
併載の高校のダラダラ仲間たちの話は、ちょっとあざといし何もないのでいまいち。キャラ多いし、これはシリーズ化したかったのかなあという気もする。
ぼろぼろの純喫茶むらかみの若きマスターは、メガネのエリートコンサルにこのままでは店はつぶれる!と脅されて、和風コスプレ喫茶に改装することに。純喫茶の常連だった宗家孫(マスターに惚れてる)を店に引き込み、コンサルの大学同期の雑誌編集長(マスターに惚れてる)が常連になりつつ、すったもんだ。
そこそこいい感じなのに、いろいろ適当でもったいなさすぎる。
受けが料理人とはいえ、元々の純喫茶のフードメニューがカフェメシと呼ばれて内実もそんな感じで、やたらきらきらしいのがなんだか違和感。
受けが和食の修業してたとかいう伏線?はあるけど、純喫茶はコーヒーメインだったのにいきなり和風茶屋にするのは、元の喫茶店についていろいろ語ってたわりになんだか節操無い気がする。
攻めコンサルは最初、受けの身体をコンサル料に…とかゆってたのに、その設定なかったことになってた印象。
絵も設定もちょいちょい面白げな感じなのにつめが甘いというか、もうちょっと丁寧に設定つくってほしかったなあ、という感じ。この作者は量産してしまってるなーという印象だ。
あと攻めの顔がうまづらすぎた…。
某一族の後継者争い中に、ワナにかけられて一族を追放されてしまった受け。数年後、一族経営の高校に呼び戻されて許してもらえたのかも…とか思ってたら、後継者に決まった元幼なじみが登場して云々。
この作者のこういうベタな設定は、たいてい設定がトンデモだけれどやっぱり安心するなあ(笑。
現総代表がおじいさんなのになんで後継者は孫世代の高校生なのか、父世代はどうしたのかとか、いろいろあるんですが、いいのです。しかし、受けがワナにかけられた時の現総代表の短慮さはひどい…まあ、あそこで追放されないとお話にならないけどね…。
攻めは普通のセレブだし、受けは時々我を通すものの基本受け身で、総代表に逆らおうとも反論しようともしないし、二人ともキャラ的な魅力はあんまし感じられなかった。
短編集。
坊ちゃんの犬だったのが坊ちゃん家が没落し放り出され、取り立てヤクザと客の息子として再会する表題作は、短すぎるのかそれ以外になにもない…。ノアの方舟みたいな島で動物をつがい以外は殺し続ける仕事の話とか、相手をモノ扱いする性癖の攻めと彼に惚れてしまう売り専受けとか、ちょっとダークめな話が多いのだが、どれも短編で紙幅がたりないせいもあるのだろうけれど、説明も描写も足りない感じでいまひとつだなあという感じ。奇抜な設定とダークさだよりの、あざとい印象のお話になってしまってる気がする。あと、ちょっと絵が微妙なのももったいない。
表題作は近代?華族っぽい青年と、アルビノで別荘に閉じ込められてる弟、弟の面倒みてる浅黒い肌の使用人のはなし。兄→使用人→弟にみえて、しかし?という感じで、作者のいうとおり、耽美だった。おもしろいけれど、ちょっとわかりづらい。使用人は兄のことどう思ってたんだろう。あと、弟も。まあそのわかりづらさが耽美の担保でもある気がするけど。
他の短編も基本耽美だったけれど、最後の不細工特集アンソロの話が…(笑。不細工特集その2を見ていたのでまあ不細工っぷりは予想の範囲内だったんだけど、スペースオペラだったのはびっくりした(笑。
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本仁戻もそうだけれど、耽美BLてどうしてもあざとくなると思うので、けれどそのあざとさをねじ伏せるほどの萌えとか作者の力量が必要な気がした。どっちもすきだけど(笑
大学のイケメンモテ男同期がフラれたのを知って、身体でなぐさめてやんよ、とか冗談ゆってたら本気にされてしまい、それ以降彼がフラれるたびにそんなこんななかわいこちゃん受け。
この作家はツンデレデリカシーなしというかテレ屋というかなかわいこ受け、がデフォなのかな?と。
ちょっと受けがかわいすぎたけれど、そこそこ面白かった。受け母や姉とのからみたいな、家族関係が地道に描かれてしかも面白い、ところがちょっと今市子にも通じるような気がする&そういうとこ好き。
高校生攻めは、自分をひきとって育ててくれてる赤の他人のお兄さんのことがずっとすきなのですが、自分の母の死にお兄さんがかかわってるぽくて不穏な雰囲気が。
…表紙の段階では、高校生と保護者は逆ていうかCPが逆かと思ってた…(笑。よく考えたらこっち(高校生→保護者)のほうがこの作者らしいかもだ。
高校生は一途で意外と子どもらしさもあっていい。保護者はぼんやりさんで高校生に面倒見られてるようなとこがいいけど、これから過去が明かされるのだろうからまだまだわからないキャラかも。
内容は面白かったしふたりともキャラが魅力的でよかったのだが、しかし続きが気になるー。
『幻月楼奇譚』でも思ったが、最近の今市子はちょっとストーリーテリングが雑めなんではないか。
やさしいお兄さんは、なんかキャラが多くて関係性を把握するだけで結構大変だし、キャラ設定自体把握しづらい気がする。
聖は結構モテ男なのに、お兄さんに恋してうじうじ、かと思えば言い寄ってくるセンパイには結構あっけらかんな感じ?…という多面性がよくまとまんない気がする。とにかく女好きのアキニンはいいけど、今回の恋愛ざたはなんかお話を面白くするための展開に見えてしまって、アキニン自体のキャラがやっぱりわかりづらい。鉄平さんも、千人斬りっぷりと小学校の保護者への優柔不断っぷりがまず噛み合いづらいのに、さらに聖への不器用っぷりがかさなって、ちょっとよくわからん。
多面性のあるキャラはそれはそれでいいと思うんだけれど、描写が丁寧じゃないからただドタバタしてるだけにみえてしまう。個性的なキャラたちの結果のドタバタではなく、ドタバタ自体が目的に見えてしまうというか…。や、ドタバタ自体が目的、にはやっぱり見えないので、つまりどうも雑に見えてしまうんだと思う。
この作家の漫画読むの初めてかもしれない。
というわけで、確かに無知だったとは思うのですが、これ『G線上の猫』シリーズのスピンオフなんですね…。特に最初の話は前作CPがメインで、なんかよくわかんなかった。
表題作は、前作受けのいとこのピアニストと、音楽学校同期の指揮者のはなし。いじっぱり同士(特に受け)でなんか回り道をする感じ。ちゃんとまとまってるしそこそこ面白かったんだけれど、なんか入っていけない感があるというか、キャラやお話に感情移入できないのは前作を読んでないからかなあ…という気もした。ので、前作読んでみたい。
表題作は、幼なじみのホテルマン×IT会社社長。攻めにいじめられてた受けが、今度はあいつをこきつかってやるとかゆってホテルに滞在するもドSに勝てず。
そこそこ面白かったけれど、もうちょっと設定とか整理してもよかったのかなあと思う。SとM?が、サービスする側とされる側に~というのは他作家作品でもあったけれど、なんかあんましうまくまとまってないというかややちぐはぐな印象。受けが出世しても天然ぼんやりさんで世話焼きたくなっちゃう攻めと、いじわるな攻めの齟齬がうまんない感じ。
あとは双子の片方がもう一方に執着気味で、もう一方が転校生のマイペースさにふりまわされつつ片方の終着から解かれていくというお話があって、こっちも可もなく不可もなくな感じ。
『白馬な王子様』の続きとかスピンオフCPとかなのだけれど、なんかものすごいダイレクトなタイトルになってしまいましたね…(笑
いちおうメインは身体の弱い貴族のぼっちゃんと、イケメンモテ男医師CPだったのだけれど、これがまあベタCPにみえて受け攻めがビックリで…!(笑。ある意味すごくこの作家らしいなあと思った。
前作の2CPのお話もあるけど、そっちもふくめて全体にライトな感じ。相変わらず各CPにそれぞれ馬がついてる(笑。
櫻井春綺『セクシー番長』男子校のモテ番長の話のオムニバスっぽい感じなのだけれど、CP固定じゃないのが…。
とおやま香住『ゲームの恋人』愛人の子の受けは、ホテルとか経営してる立派な兄にうとまれて寂しく暮らしてる。そこに現れた行き倒れの外国人を助けたら、実は…という。攻めはなんか日常生活のダメっぷりがいまいちに好きになれなくて、あと兄があまりによすぎたので途中で読むのが面倒になってしまった。後編もパラパラ読んだけど、やはり攻めいまいち、兄カッコヨス、っぽかったし…。
松本トモキ『プラナス・ガール』1女装男子ものということで読んでみたのだが、女装子はただのかわいい女の子みたいだし、主人公が彼に惚れかけている葛藤がちょっと無神経でしんどかった。あと絵がニガテだった。
剛しいら『人のかたち』明治期の人形師と下働きの青年…の話かと思いきや、イギリス人の愛人に殺された陰間青年の人形をつくることになって、その二人の話がメインになったりで、途中からパラ読みしてしまった。なんかそこそこ面白いんだけれど、BLとしてはどちらのCPにせよもっとがっつりかいてほしかったし、ちょっと物足りないなあという感じ。
水原とほる『残花』危ないところを助けてくれたヤクザに惚れて一緒に暮らしはじめる…まではよかったのだけれど、ヤクザのとこの組長に目をつけられて受けを無理やり献上させらて、というあたりでいやな予感がし、あとはパラ読みしてしまった。これもまたイカれた組長が実は寂しい人間で、って感じっぽくて、攻めよりもアテウマのが魅力的になってしまいそうで…。
遠野春日『嫉妬は黄薔薇に託して』前作の『告白は花束に託して』は大好きなのだけれど、この続編はちょっといやな予感がしていて、がっかりしたくないから読もうかどうしようか迷っていたのですが、結局買ってしまった。かなりざっと読んでしまったのだけれど…なんか、なんにも起こらない感じ?こんなにページ数必要なの?逆に、何も起こらないから、主役CPには悪い印象を持たずに済んだのでよかったのかもしれないけれど。うーん。
いまさらなんだけれど、この作家は見た目よりも精神的に少年なキャラが特徴なんだなー…あたしのあまり得意ではないキャラだ…いまさらながら。というわけでまとめて!
フィギュアもの。
受けへの愛情をあまりに素直にさらけ出してしまうカナダ少年攻めも、それを受けとめきれずに自己保身に走ってしまった日本少年受けも、あまりに子どもで… や、ほんとに子どもだからしょうがないんだけど!(笑、でも、痛々しくってしんどい。でもどちらかといえば、逃げ出した受けに若干イラっときたので、大人になってからの短いおはなしで、攻めがgdgdだったのには微妙な気持ちになったけれど仕方ないとも思ったし、逆に受けはいいこにしてたのでちょっと溜飲が下がったり。あとむしろ、師匠CPが無神経というか、いろいろ思うところはあったにせよ、少年たちの恋愛にたいして悪影響すぎで、こっちのふたりの子どもっぽさには一段とイライラさせられた。まーでもハピーエンドなのでなんとか…。
読む前はアタって外国人かと思ってた。
高校生、みなしご・フリーター・恋愛体質の同居人のアタが、あっちにふらふらこっちにふらふら、あげく自分の親友とつきあいだして。オチはよそうどおりで、テクストは攻めの無神経さを結構ちくちくするのだけれど、アタの子どもさは比べ物にならん…それは純粋さでもあるのかもしれないのだけれど、しんどかった…。これも親友ふくめてなんとなくハピーなのでなんとか…。
まさか二巻が出るとは。
オレ様かわいい宇宙人王子に愛されまくりのきまじメガネ公務員。
宇宙人攻めがぬか漬けを食べたら礼儀正しい人格に変わってしまって云々というおはなしで、可もなく不可もなくしかしこれでコミクス一冊ってちょっと内容薄い気が…。
あとは王子弟と従者、あと王子の医者×料理人というオッサンCPがほんのちょっと出てきててこれはちょっと興味あるけどこれから描かれることもなさそう…(笑。
ついに三巻かー、しかしまだまだ終わらなさそう…。
しかしなんかこのシリーズ、今市子の他作品とくらべてストーリテリングがちょっと雑めじゃないだろうか。お話がわかりづらい気がする。
そして、というかそれよりも、若旦那とメガネ幇間はすすんでいるのかいないのか、なんかいつの間に待合いで約束とかするようなことになってんのか、若旦那が先走ってる…だけでもない感じ?一方の幇間のあれこれの奔走は、幽霊とのキスもふくめて若旦那のためって感じ?ていうか…このお話、最後にはちゃんとBLになるんでしょうね!?もきー!(笑
ともあれ、口絵のカラーがきれいだったv
茅島氏二巻!
英国旅行編はニガテで見合い編はすきなので、熟考して、歓喜する五月→まいにち、しあわせ→お嬢様と、の順番で読みました(笑。
英国旅行編は、けれど覚悟していたせいか、さほどヤーではなかった気がした(笑。でもやっぱり庭師が配慮たんないと思う!相手が茅島氏だからではなく、一般的に。この話はイギリス人が、茅島氏にたいしてつまらない男だから庭師が物足りなくて自分の彼と復縁考えちゃうかも…とか失礼なこと考えるとこがすきです(笑。あと、歓喜する五月というタイトルはとてもステキだ。
まいにち、しあわせは小泉が腹黒っぽくていい(笑。こうして並べて読んでると、庭師がぜんぜん仕事をさせてもらえてない感じで気の毒になってきた(笑。
パーティーとお嬢様と英国庭園は、加寿子さんがさっぱりしていていい。御木本がすきなのもいい(笑、しかし御木本はもうちょっとくらいかっこよく描いてあげてもよかったんでは、とは思う(笑、や、さえない人だからこそいいとは思うんだけれど。腹黒波多野に対抗して、何食わぬ顔でかなりがんばる小泉がいい。
書き下ろし小説は小泉の話で、面白かった。採用面接はすごい茅島氏らしくて、小泉もああ納得、という感じでよかった。今まであまり小泉って書かれてないけれど、すごくしっくりきた感じ。
しかし、コミカライズは一巻を一冊のペースでやっているようで、次(もあるんだろうけれど)で終わりか…と、ちょっともったいない感じ。
けどコミックでは、茅島氏も庭師も出てくる話しかやらなさそうだし、それはうれしい(笑。三巻はクリスマスだっけ?楽しみー。
絵がアレでもエロが男性向けみたいでも、明治カナ子大好きーv
表題作は、女性と結婚するからとか言い出した同棲相手に一週間の温泉旅行に連れていかれ…という話。恐ろしい攻めだな…と思ってたらさにあらずで、そのあとこのCPでのんびり日常漫画シリーズに突入したのでビックリした(笑。日常編は雑誌で読んだこともあったような気がする。この作者、こういうのもいいねえ。しかし、これがコミクスタイトルなのは、中身と違和感があるなあ…(笑。麗人コミクスは二冊目だけれど、一冊目は『惑溺趣味』だったし、こう、玄人っぽさというかつやっぽさというか、な雰囲気で揃えようという感じなのだろうか。
攻めはのんびり包容力ありな、物に執着しない整体師で、受けは服大好きで仕事もアパレル系。ちぐはぐでだからこそひかれ合ってるって感じがよいですね。二人の指向の理由付けとか過去とかもよかった。受けが今さっきまでヤってました、って顔で帰ってくる時はでかい買い物をした証…!ってのが可笑しかった。
もうひとつのシリーズは、両親に捨てられたショックで一人寝できない攻めが、引きとってくれた親戚の家の従弟に執着しつつ、デリヘル少年を抱き枕に…という話。
攻めは身勝手だし、攻めに惚れちゃうデリヘル少年が気の毒だしなのだけれど、でもあたしは基本的に主人公CPぽい二人がまとまってくれたほうがうれしいので、攻め×従弟を期待しつつ読んでしまうし、でもデリヘル少年のがかわいそうだし…と悩んでしまい、こういう関係の話って、どのへんに感情移入したらいいのかわかんなくて、読んでてちょっとつかれる。『三村家の息子』とかも、途中ちょっとそんな感じだったけど、受けが子どもっぽい身勝手さを持ってたりするし、アテウマ受けみたいなスミが気の毒になってしまったし…。
本作では結局ラストはなんかそんなこんなで、どっちがアテウマなのかーという感じで、ハッピーエンド(あたし的に)なのかなんだかよくわからんかった…。や、お話自体は面白かったんだけどね。
プラチナ文庫リニューアル記念小冊子・スペシャルエディションがあたりましたv11作品116P中、文庫を読んでた作品は、つる草の封淫、愛よ灰にかえれ、幸せのデセール、恋の依頼(途中までだけど)、匣男。うーん、他の読んだことない作品も気になってしまう(笑。模範的な読者なんじゃないかな…(笑
ところでなぜかここのところ、PNがカタカナかひらがなの作家ばかりだなあ、と…。
天上の光の世界と、地上と地下の闇の世界があって、地上にも光のさす国をつくりたいとかゆって、光の世界の王は虹の御子を冥王の元に交渉にやるのですが、ふたりとも一目惚れでして。
お話自体も特に面白みがないのだけれど、なにしろファンタジーなのに設定がグダグダでつらい。光の王が地上を得ようとする確とした根拠もないのになんか光というだけで正しいことしてるっぽい描写はどうなんだ。帝国主義の正当化ではないのか(笑。光の世界と闇の世界の間に黄泉の国が出来たのも唐突だったが、その扱いも適当すぎはしないか。
それに、ベタファンタジー設定なら、魅力的なキャラクターでひっぱってくれないと厳しい…。冥王も御子も地味すぎるので、途中で飽きてきてしまった…。
絵が目とか桃季さえに少し似ている気がするが、なんというかちょっと、かなりうまくないというかこなれてない感じ。その点だけで既にかなり目がすべるので、漫画としてちょっと厳しい感じ。
表題作は、雰囲気とか、王子が寵愛する召使とか、甘野有記の話にものすごい似てるな…。
野球部員と保険医の短編は保険医が天然でよかった。
美形後輩と暴力かわいい先輩とか、天然かわいいモテモテ友人にふりまわされる高校生とかのあたりは、あんましちゃんと読んでいない。
絵がいまいちうまくない。表題作は少しヤマシタトモコに似ているような気がしたけれど、その前の作品とかだとまた別の作家っぽい。キメ顔というか泣き顔や怒り顔がちょっとわざとらしくて、いまいちに感じてしまった。
表題作はドSなお花屋さんと上司にいいようにされてたゲイリーマンの話。そこそこだったけれどところどころちょっとあざとい気がしたのと、あとやはり絵がもうちょっとうまかったらいいなあと思った。でもタイトルがすごくいいと思う。
無口同級生をかまったら偽善者扱いされて、なんだかんだ交流したらこいつ不器用でかわいい~な話はよかった。おまけがすごいよい。
父親のオカマバーでバイトさせられて美人オカマに告白される話は、女装美人が攻めなのはよかった。
神楽坂はん子『夢の果てまでも』を読んでたの忘れてまた買ってしまった、ということをマヨイガを見て知った。ブクオフだけど…でもよほど印象薄かったんだろうなあ…読んでも気づかなかったもの…。なんかどっかで読んだような、ってのが少しあったくらいで…。でもそこそこ面白かったんだけどね(笑。
タイトルがスゴイな。冷静に考えると、セーラーは水兵さんなのだから男子で当たり前なんだが。
表題作は自分を意識してるノンケ友人を目覚めさせるためにセーラーを…という、なんかカタルシスがあまりない話だった。
イケメン友人がモテモテでダサい自分は嫉妬、けど実は友人もわざと、とか、友人のお父さんを脅して云々けどお父さん実は、とか、友人を犬扱いとか、なんか性格的に微妙なキャラが多かった気がする。あと最後の兄弟ものはダークなラストでコワイ。
小うるさい風紀委員長にブラフで告白して引かせようとしたら、実は委員長が自分を好きで、という話はわりとよかったが、やはり後半物足りない。全般的に短編集でピアスなのでエロ多めで、やはりお話がものたりなーい。
表題作は、憧れてた女好き元上司が部下になって、ポーカーフェイスなメガネがどぎまぎ。
あと、不動産営業で部屋を紹介してイケメンエリートリーマンといっしょに暮らす話。
…『ドラマチック・マエストロ』よりかは面白かったかなあ。可もなく不可もなくかなあ。絵もお話もなんというか、いまいちこなれていない感があるというか…。表題作とか、タイトルにあまりセンスを感じないし。
バルトークはニガテなんだけど、「Romanian Dances」という曲がメチャクチャいい!ハマってます。↑はジャニーヌ・ヤンセンがノリノリでカッコいいのですv
表題作は、BL趣味の姉に美形友人との妄想をされてたらなんかそんなこんな。あと、文武両道だけどアホな高校生がスポーツも勉強も出来るクラスメイトを勝手にライバル視したあげく恋愛でもはりあって、あいつをおとしてやるぜな話とか、俳優同士のゲイドラマ撮影ものとか、ノンケ友人に片思いしてたらそんな関係になってしまって責任とるとかゆわれて怒る大学生とか、バンドのCP中心に複数ものとか。
…絵はきれいなんだが、お話は面白くなかった…。
表題作は前にアンソロで読んでいたのだけれど、コミクス収録早かったなあという印象。気のせいかもしれないけれど。でもとても好きなお話なのですv
両親を事故でなくして退屈なぼっちゃんのために執事が用意したのは、見世物小屋で羊男としてとらわれていたアルビノの少年。少年はぼっちゃんのおもちゃにされつつその孤独に気付き、孤独を癒しあう二人と傍観する執事がうんぬんかんぬん…ぼっちゃん、特に大人になったぼっちゃんも、そして執事もすごく素敵なのです。羊少年はあんまし内面描かれないけど、美しい存在。
あと大鷲様の義翼をつくるために仕えている少年たちの話も、アンソロで読んだなあ。身勝手で残酷でわがままな攻め少年が少年ぽくていいですね。これも受けの内面はよくわからない。
地下街に逃げてきたイケメンとおでぶちゃんの話…も、そういえばアンソロで読んでた!なんか読んだ話ばっかりだ!でもこれも好き~(笑、続編読みたい。
アラビアンな王と魔法使いの話も短いけど面白かった。
肉屋の話はなんだか藤崎竜みたいだった。
バスで一緒になるイケメンの生徒に恋をして、まじない屋でフェロモンをふりまくほくろを買う高校生の話は面白かった。
サド先生の時代物ぽいのはちょっと物足りなかった。
表題作と地下街の話のおまけがちょこっとあったのはよかったv
面白いけれど物足りない話が結構あるので、短編ではなくて連載ものまた描いてほしいなあ。
しかし、レギオンが絵面的に結構エグかったので、帰りに脱力のんびりなBLコミクスでも買って帰ろ~と思って↓他いろいろ購入したのですが、なんかよくもわるくもそんなに後に残らなかったなあ。
森の動物がはたらく会社に出入りしている宅配便の黒猫くんは、不吉だと敬遠されてるのですが、会長のステキ白獅子さんにあこがれてるがんばりやさんなのです。
いつも通りのCJさんらしい、かわいそうでちょっとおバカさんでがんばりやの受けに、イケメン攻めで、ベタによかったです。なんか安心するよね!
オッサン獅子社長とバイトのうさぎちゃんは、うさぎちゃんがエロいのは動物擬人化ものではデフォルトですね!
互いにバイトのうさぎちゃんをねらってる仲の悪いメガネ知的イケメン雪豹×ロン毛イケメン狼はイケメン同士でよいですね!ていうかそっちが攻めとは!意外なアホの子受けでかわいいですね!
あとがきのハングリータイガー二人は、…CPなのよね?イケメン×イケメンなのよね?
CJさんはショタっ子が持ち味なのかもしれないけれど、イケメン同士の話がもっと読みたいなあ。今回も、雪豹×狼はとってもよかったし、黒牛と黒豹も描いて欲しかった…。
しかし、上記メインキャラは顔があるのに、モブキャラはまんま動物なのはちょっと違和感があった。
探偵さんのとこに大金を持ち逃げした彼氏をさがしてくれとゆうツンデレメガネがやってきて云々。
もんでんあきこさんて読んだ事ないのですけど、ベテラン漫画家さんですし、絵がとてもうまくていいですね。表紙もカッコイイ。でもなんというか、漫画絵としては、まだBL文法的の中では手探りで描いているっぽい感じはした。具体的にはそういうシーンとか、いやそういうシーンのとくに表情とかね。
あとお話も、あとがきにあるようにキャラ設定がベタで、それ(キャラ設定)だけでおわり、という印象というか、あんまりまだお話がない感じ。短編だからというのもあるのだろうけれど。
たとえば表題作では、メガネが探偵を特別に思ってく心のゆれうごきとか、もうちょっと詳しく書いて欲しかったし、写真のこととかお金への執着の意味とか微妙に噛み合っているようないないような。攻めは、攻め視点なのでわかりはするんだけれど、キャラが表面的というか、掘り下げた描写がもうちょっとほしかった。
アテウマの元カレもいい奴だったけど中途半端でもったいなかった、と思ったらスピンオフがあったのでこれはよかった。けど攻めの気持ちの種明かしが簡単すぎだし、もうちょっと読みたかった。
大学時代の友人のノンケとなんとかかんとかな話は、なんかキャラがつかみづらくて入り込みづらかった。あとがきを読むと俺様ヤンチャ受け、だったのだそうだけれど、言われてみればそうかもなあ、という感じ。
文句が多いですが、絵はいいし基本的にはそこそこだったので、すごく期待値がうなぎのぼりだからなのです。カラーレンジャー(@レベルE)なのです。これからの作品にすんごく期待してますv
このタイトル…と思っていたのですが、原題は「エロ忍者はっちょりくん」というものだったのですね…ちんつぶみたいなものか…。
忍の里の頭領の息子のれんげ様はたいそうな淫乱で、お仕えしてるはっちょりくんは日夜大変でして、里を出て出稼ぎバイトに行くのも大変なのです。
ほかに、オレ様いじわる頭領←ガチムチ獅子丸・頭領の友人の子のふたなりかえでさんとか、頭領に拾われた行き倒れのロシア人でケガを隠すためにいつも袋をかぶっているゴンチャロフ⇔頭領の盲目の稚児ちどりちゃんとか。
あとがきにエロだけでなくラブも頑張っているので、とあったけれど、確かに後半はそうなのだけれど、前半ではれんげ様は獅子丸を襲いまくるわ、頭領は獅子丸だのちどりだの、もうそういうギャグ特化とにかくエロなお話なのかと思いましたよ…。後半のいきなりかわいげありまくりなれんげ様にはすごく違和感がありましたよ…。
そんな感じで、特に後半は面白げだったんだけれど、なんだか楽しみ切れない感じでもったいなかった…。や、そこそこには面白いんですけど。
これは昔雑誌で少しくらいは読んだような…コミクスは新装版だけれど、初買いです。
閑雅な暮らしを好むイケメンエリートと、エリートの部屋にころがりこんでるだらしないヒッピーみたいなロン毛は高校の同級生くされ縁で、ぐだぐだしてるうちに体の関係とかそんなこんな、みたいな感じ。
短編数本と、あとおまけっぽいショートショートが数本。お話もキャラもふつうだけれどふつうに面白かった。
短いお話ばかりなのに、意外にお話は一冊の中でいきつくとこまでいってしまうのが面白かった(笑
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池玲文てやはり絵ではなくお話で押しな作家さんだよなあ…こういう昔のより、特に最近の好きに描いてるっぽいSFのとかのが面白いので、余計そう思うのだけれど。ていうか、デッサンときどき(ryだし、昔の絵押しは色んな意味で気の毒だった気がする。あたしも意識して読み始めたの結局最近だし。
表題作は、足フェチの靴職人が美しい足の無職のオッサンを見つけて頼み込んで足を愛でさせてもらう話。靴・足フェチのお話でこのタイトルはいいですね(笑。でもやはり、足フェチという設定が先走って、キャラの魅力が薄い気がした。オッサンがヒモ受けみたいになっていって拘泥したり、オッサンを狙ってた後輩が出てきたりするあたりは面白かった。しかし作者自身は足萌えはないそうで…それは書かないで欲しかった(笑。この作者の、こういうわりとあとがきで舞台裏を書いてしまうあたりは、けっして嫌いなわけではないのだけれど、ちょっと饒舌だなあと思うこともある。
ほかでは、綿擬人化の話が面白かった。最初はちょっと意味がわからなかったのだけれど、綿の服ばかり着ている男が、擬人化した綿青年に愛される話。化繊の服を買ったらちょっとスカした化繊が出てきたりと、なかなか面白かった。絹とか麻とかどんどん出てきて面白そうだったのに、あっさり終わってしまって残念。あとせっかくこういう設定なので、それぞれのキャラの服とか外見はもうちょっと凝って欲しかった。
あとやはりビスポークシリーズはいい。キャラもたってるし、安定感があると思う。しかしこれ、二作品とも同人誌の再録なのか…ちょっと早すぎる気もするというか、正直同人誌を買っておかなくてよかったと思った…。
武田奈也ちゃんを見た!やっぱりとってもカワイイ!
それぞれ巨乳好きと足フェチの、なぜかいつも同じ時期にフラれてしまうというくされ縁のふたりが、女性を追っかけつつくされ縁を発揮してたらそんなこんなに。
まだ続くらしいのだけれど、今のところそんなわけあるか…という感じ。よっていたからって同性の友達とそんな…無茶な。
巨乳好きのほうは、天然でこだわらない性格はいいけど、なぜ下まつげ…。足フェチのほうは、ふつうに黒髪メガネ。それだけ。なのでやっぱりキャラはどちらも感情移入できないし、あまり魅力も感じられない。
お話も、ギャグ風味なのはいいけれど、前述のように体の関係になる説得力が感じられないから、ギャグそのものが目的化してるような感じで、物語もキャラも、せっかくのノンケ同士攻め同士っぽさも、ギャグな雰囲気のためにつかわれてしまっている感じでいまいちに感じてしまう。
足フェチや巨乳好きを強調する二人が、ただ面白さの演出のためにそうしてる感じというか。もともと自分の気づかぬ気持ちや指向があったのだ、というとこまで描いてくれないと、どうも意味不明だしキャラに感情移入できないままになってしまう気がするけれど、しかしこれからそんな重たい展開になっても微妙かなあ…。ライトに楽しむべき作品なのかなあ…でもギャグ自体そんなに面白く感じられないんだよなあ…。
最近レオ=レオニのモチーフをつかった商品をよく見かけるなあと思っていたら、今年生誕百年なんですね!!情報ちゃんとチェックしないとな~。展覧会とかないのかな。
やっぱりアレキサンダーとぜんまいねずみが好きなんですが、あれって…あたしのアンドロイド萌えの原点かもしれないなあ、とふと思ったりします。
またおかしい本が出た。
男子校の理事長は、孫息子である男子生徒をおとした者を次期理事長にするとか無茶ゆって亡くなり、孫息子は貞操を守るために幼馴染のお兄さん金太狼に用務員として学校に来てもらったのですが、案の定頭のイカれた教師たちが孫息子を狙いまくり、金太狼がアホエロい技でそれを返り討ちにしていく感じのいつもの紅蓮ナオミなのです。
まあそんな感じなのですが、今回はこの作家アシスタントいないのか…!と驚いた。確かに絵にものすごい個性と統一性があるものね。というか、アシ入っていても驚いたかもしれない。
あと最近の傾向をみてると、攻めが(受けではない)誰かに犯されてしまうという展開が多いのが気になる…これはかなりBL的に地雷なのでは?とか人事みたいに言ってるけどもちろんあたしも微妙な気持ちです。でもまあ紅蓮ナオミならいいか…。ていうか、この作家は受けよりも攻めへの偏愛があるのかな、と思ったのだが、『エロシック』の表題作はそうでもなかった気がするし、あれだな、たぶん変なキャラ愛なんだな…。そういう意味でも、やはり守られるだけの子どもな受けではないほうが面白い作品を描いてくれそうだなあと思った。
理科の高校教師がプロポーズに失敗して、やけになってきれいなお兄さんとそんなことになってしまったらなんか美術の臨時講師でやってきまして。
攻めはちょっと馬面気味か?彼女に子ども産んで祖父母の世話してくれること期待してフラれたように旧弊な人で、受けにも素で(無意識で)差別的な態度や発言するし、腹が立つ部分も多い。のだが、基本真面目なんだろうなと思わせるキャラで、受けを受け入れて真面目に考え出したり暴走しそうになったりするあたり、憎めない。そして、祖父母がいい味出していた(笑。
顔はきれいだけどちゃらんぽらんな受けは、いい加減で軽くて、けど健気…というのがちょっともう鼻につくぐらい健気なのだが(笑、でもやっぱかわいいキャラだった。
なんというか、同性愛であることを除けば少女漫画か女性向け漫画って感じで、二人のつきあいの積み重ねとか周囲のキャラとのかかわりとか丁寧に描かれて、展開も大団円までじゅんぐりに丁寧におっていく感じで、すごくよかった。この丁寧さは、なんだか落ち着く懐かしい感じというか。
あと、書き下ろし部分の、もうちょっと声だしてこーぜ?って、部活かよ、というのが面白かった(笑
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前からうすうす気づいてはいたのだが、あたしは国枝彩香と依田沙江美がなんとなくかぶってて、どちらもベテラン作家さんぽいし、どちらも面白いという評判だけれどなんとなく手を出していなかった(雑誌に載ってたら読む程度で)、みたいです。
そしてなんだかどちらも読み始めてみて、やっぱりどちらも面白くて、どちらも少女漫画っぽいなあという気がしてて、だから印象がかぶっていたのかなあとか思いつつ。
しかし少女漫画っぽい作風の作品て、上述したようになんか読んでてすごく落着くなあと思います。少女漫画っぽいっていうか、たぶんそれって昔の(あたしが読んでたころの)花ゆめっぽい雰囲気ってことなんだろうし、それは落着くのもむべなるかななのです。
あ、↑のでは、偶然なのか、先日読んだ『かみなりソーダ』の「ぬーいだ」ネタとかぶっていた。
男子生徒の告白をむげにしたら、なんか男にモテモテになる呪いをかけられてしまいまして。
設定はともかく、作者自身も書いているように、基本のお話はこの作者らしいオトコマエ子ども×ダメダメ大人でした。
ダメダメ先生は男子校に転任になり、なんか生徒教員とわずモテまくって恐怖におびえるものの、オトコマエ生徒がたすけてくれてなんだかドキドキ、あれ?でも呪いがとけたらこのこも自分から離れちゃうの?という。
なにがこの作者らしいって、デフォルトで先生受けというのが…(笑。別にいいけど、予想の範囲内だし。
子ども攻めも別にいいんだけど、いつも一途・オトコマエ・でも子どもだし攻め(のオッサン、顔は若いけれど)大好きだしでいっぱいいっぱいになったり、とかいう性格で、あんましキャラに特徴がないのはもったいない気がする。や、それを言ったらダメ大人もあんましキャラ立ちしてないのだけれど。
生徒の友人のオカルト好き少年とか、その兄の保険医とかはあんまし活きてなかった気もした。
仏教系進学校の男子校寮、星弥という名前と人徳?から星の君なんてあだなされてれるよい子ちゃんが、高校から外部進学してきたすねたかわいこちゃんに興味をもって云々。
…寮っていいよね。あたしにのこされてる最後の(?)聖域かもしれない(笑。
最初のあたりがやや説明不足に感じた。二人の関係とかよくわかんなくて、学年違うのかと思ってた。
ちょっと攻めが勝手で、なついてくる後輩をふりまわしたりして、しかもそれを受けに攻められて自分は聖人君子じゃないとかひらきなおるとこまで含めて、人間味がある。
受けは馬術部だったり暗いとこが大の苦手だったり冒頭で友人をかばって坊主になったりととにかくかわいい。
攻め友人が受けにドキドキする短編も、身もふたもない(笑。もともとゲイの攻めはともかく、受けはこの後我にかえっちゃったりするのかな…。
一途なのは、昔のお隣さんに再会、化学の先生←ショタ。ショタはあまり得意ではないのだが、この作家のショタっこは女の子かと見間違えるほどかわいいのに男の子っぽい気がする。贔屓目かもしれないけど。これはタイトルが活きてた。
表題作はタイトルの意味がよくわからなかった気が…。ゲイのコピー機営業がノンケレーターに惚れて云々で、モテモテなイケメンゲイはもとから真面目な知賀くんぽくて、ノンケの方ものんびり天然で、余裕ある国斉さんみたいだった。なるほど。こっちの方が新しいのかな、今の作品に近い気がしたけど。
表題作は、幼少期に変質者の被害にあってしまった受けが攻めを縛る話。ほかに、祖母宅に行ったら家を貸してて借り手とそんなこんなとか。
悪くはないけど、あんましお話がなくって物足りなかった。全般に、そこにラブはあるのか…という感じで。
これはデビューコミクスなのでしょうか。
保険医×メガネ先生。弱気でストレスがたまると怪力になってしまう受けが攻めのとこに相談にきて云々。
なんか悪い意味でこの作家のいろんなキャラやお話が透けて見えるという感じ。これを最初に読んでたら、そこそこ楽しめてたのかな、という気もするが、逆に一冊で見切ってしまってその後は買わなかったかもしれない、とも思う…。
お話自体もやや微妙かなあ。あんまり印象にも残っていないし。
そういえばこないだ電車の中で外国人のおっちゃんがキンドルの端末を見てたんだけど、思ってたより小さめだったのでああこれならいいかもなあ、と思ったのです。が、数日後、スタバでこんどは日本人の男子がおなじの持っていて、かなりデカく感じたので、比率の問題だと判明したのでした。おっちゃんデカかったもんなあ…。結論として、たぶん日本ではあのままではムリなのではと。少なくともあたしにはムリ。いわんやiPADをや…たぶん(笑。
これなんで買ってなかったのかなー。まあ、古書店で初回限定版が手に入ったのでよかったけど…というのは、おまけの小冊子に重大な後日談が入っていたので…。
内容はもう表紙だけでわかるとおり、立ち退きをせまられた商店街の青果店主が、土地をねらってる企業の偉いさんの愛人になって話をきいてもらおうとする…というこの作家らしいベタなあれなのですが、とてもうまくまとまってて面白かった。
受けはこの作家らしいがんばりやさんの真面目素直青年だった。攻めもまたこの作家らしいベタなセレブで、でもちょっと辛い過去とかあったりして受けのまっすぐさに癒されてる辺りもよかった。辛い過去はもうちょっと詳しく書いて欲しかったし、あともうちょっと受け大好き!という感じでもよかった気がする。
受け弟はバイオリニストへの夢と実家の立ち退き問題のはざまで悩んでて、案の定というか義理兄ラブだったりしてとてもよかったのだけれど、やっぱりこのキャラも描写が物足りなかった。小冊子に重大な後日談(笑)があったけど、攻めの竹馬のメガネ秘書との関係だってもっと掘り下げて欲しい~。
攻め企業の愛人マンション(この設定もまたこの作家らしいぶっとんだかつちょっとゆがんだセレブイメージだよなあ、笑)を紹介してくれた、重役オヤジのチャラ男愛人も、ただの脇キャラか受けにいじわるでもすんのか、と思いきや、意外に展開にからんできて最後もなんだかかわいい展開だった。相手はオヤジだけど。
そんな感じで脇キャラも魅力的だし、展開自体はベタ王道ではあるものの、いろんなキャラがいるせいかちょっとひねった印象になってる気がしたし、面白かった。けどいろんな工夫がある分、ひとつひとつの描写が駆け足で、かなり紙幅が足りなかった気がする。一冊では物足りないというか、二、三冊かけて書いて欲しかった…面白いからこそ。
しかし口絵のCPは一体…?弟とイケメン著名バイオリニストかと思ってちょっとわくわくしてしまったのに(笑。
傍若無人な黒髪の幼馴染が好きだけど、同姓だし傍若無人だしでしんどいことも多くて、つらいときには目をとじて三秒かぞえてやりすごしてたのですが、なんかゲイ父が男性と再婚するとかで引っ越すことになって幼馴染と離れることに。
ちょっとやりすぎ感があるというか…黒髪が勝手すぎるのかな…。最後のあたりの告白?とかも微妙だった…。黒髪がイライラしているように、白髪もたしかに非積極的すぎるし…。どちらのキャラもあまりすきではない。まあ、受け攻めがないせいもあるんだけど、ふたりともこの作家らしい受け受けしいキャラなのはよかった。受け受けしいというか、めろめろで汁気が多いというか…(笑。
でもお話の筋もいまひとつだったし、全体的には微妙だったなあという印象。
高校剣道部の仲いいセンパイは、図書室の暗い勝手な男といい仲らしくて云々、その周辺での恋模様とかそんな感じ。
絵もお話も雰囲気もゆるいのがこの作家の特徴だと思うので、こういうオムニバスだと一話一話も1CP1CPもうすすぎて何も残らない…。前の話でのCPのキャラとか出てきても、これ誰だっけ…という感じ…。
センパイが受けだったのはちょっとびっくりした。
BAWDIESは前から結構すきなんだけれど、なんでそんなにプッシュされてるのかはよくわからないのと、あとボーカルの声があたしには合わない。あたしはボーカルはキレイな声のがすきなのかもしれない。正確には、キレイな声でもうたえるボーカル、というか。
さいきんはMetro Stationをよく聴いてたのですが、なんか三月に解散してた!
イケメンゲイ先生×ノンケ受け先生@小学校、の二巻。
…大和名瀬はまた傑作シリーズを生み出してしまいましたね!(笑。二巻になっても、ダレないし。「さあ恋」に並ぶくらいに見事な構成だったと思います。末尾のタイトルへの呼応とか気持ちいいくらいにぴったりとピースがはまる感じ。
マジメノンケ不器用受け、という特徴が小学校教員という仕事にぴったりですごく魅力的に書かれてた。子供好きで器用で受け大好きな攻めも、やっぱり先生だからか基本マジメなんだよね。個人的にマジメキャラが好きだというのもあるんだけれど、やっぱマジメCPっていいなあ(笑。ふたりともずっと敬語&さん付けだし(笑。攻めが学年主任に嫉妬するのもいい(笑。
展開も、両思いになってからもマジメCPだし、小学校という環境や、学年主任に感づかれそうになったりと、問題は盛りだくさんでお話もダレることなく続いて、そして一応の区切りがついての大団円で、とっても面白かった。
そんなわけで、もう何も言う事はありません。パーフェクトです。併録の読み切りが微妙なくらい。あと伊吹のキャラデが不安定。あと伊吹にからむ生徒の父親が見た目も性格も子どもっぽいのが微妙…文句が多いのはカラーレンジャーってことです(笑。
バイト帰りに拾った人形が人化。
絵がかわいくて、みんな女の子みたい…。とてもきれいな人形と言われても、他のキャラとどこが違うのかよく分からない…。
主人公は特徴ないし、人形もかわいい雰囲気なだけだし、主人公妹や友人もいまいち。お話も一話が短いせいだけではなくあまり内容がなくって目がすべってしまう。キャラ萌えとか内輪受けで楽しむ感じなのかなあと思うのだが、いずれにしてもあたしには向かなかった。友人CPのお話も載っていたが、惹かれなかったので未読。
ノートの意味が違うけど、タイトルはスキマスイッチのパロディなのかなあと思った。
表題作は美人のクラスメートのコロンが気になって、みたいな。あと進学を機に自然消滅した後輩と再会とか、部の尻軽センパイと関係持ちつつ好きなんだけどセンパイはOBが好きらしいとか。
全般にいまいちだった。なんかはやりの作品のおいしい場面を真似てるような印象というか、香水とかの小道具や展開で無理やりキャラの感情動かしてる印象というか、いまいちな脚本で演技してるようなというか、うまく言えないんだが、キャラの感情の動きがなんか納得できない感じだった。
絵はちょっと BENNY’Sっぽいかも。
これも結構前に読んだのでした。昔ビブロスの雑誌でも読んだ気もする。
人にくっついて幸せオーラを食べる妖精の出てくるオムニバス。
オールマイティなイケメンなのに、好きだった親友が男子センパイとつきあい始めてしまってヤキモキする話、マスターと妖精の話、男女妖精のノンBL話、冒頭のフラレイケメンが小説家になってて、娘もちリーマンに一目ぼれする話。という感じ。冒頭の話がアンハッピーでのっけからちょっときびしい(笑。まあ、ちゃんと後日談はあるのだけれど、印象的に。そしてノンBLもあるせいなのか、なんとなくBL色がうすい、これも印象的に。
あとこの頃の絵は顔の皺の入れ方がなんだか違和感があって、ちょっと微妙。
黒の騎士は前から興味があったのですが、なんかもうシリーズでいっぱい出ててどこから手をつけたらいいのかよくわからんかったのですが、新装版でたし、読むことにしました。
そんで、あの兄弟王子(弟が性格破綻美形の)の読み切りシリーズはぜんぜん別の話なのかな?
国での事情から傭兵訓練所にあずけられた王子が、運命の剣士に出会って騎士の誓をたてるまでみたいな。
王子はかわいい愛されキャラで、嫌味がないのはいいけれどこれからもうちょっと魅力が書かれるといいなあ。
騎士は意外にヘタレというか、完璧な人間ではなくて…というか、王子大好きなのね。
王子の親衛隊とかいきなりいっぱい出てきて覚えるのがたいへんだったというかいまだによくわからない。
父王が意外と?無駄に?イケメンでびっくりした。父王と側近と黒の騎士の昔話はよかったが、側近と騎士に愛されまくりの父王はこの子にしてこの父ありというか、逆か。しかし男女 CP…いや、そうでなければ王子が生まれないんだが…(笑
いくらなんでもちょっと寒すぎるんじゃないか。
あやしいイケメンお兄さん×組長のあととりのかわいこちゃん。
素敵な恋がしたい受けは素敵なお兄さんにナンパされてついてったらへんなビデオとられそうになって殴って帰ってきたのですが、お兄さん誤りに来てなんとなく親しくなっていって、けどお兄さんには痛い目みさせられたぶん受けにたかってやろうという思惑が。
この表題作はお話も微妙で、攻めもいいとこないし受けもあんまし魅力感じないしで正直どうしようかと思ったのと、受けに惚れてるお目付け役の同級生が、硬派ヤンキーみたいでカコイイし、あまりにもいい奴なので気の毒で…うーん、という感じだった。あたしはわりと受け総受のがすきなのだけれど、受けがのんきにお目付け役を手放さない宣言に近いことゆってるので流石にイライラし、このお目付け役のイケメンをステキな受けと出会わせてあげて…!などと珍しく思ってしまった。
なので後半の、上記お目付け役のヤクザの息子×メガネ数学教師はとってもよかった。やたらつっかかってくる教師は実は攻めがすきで、でもそれって初恋の人に似てるからなんですって。受けの攻めいじめぶりが最初はちょっとどうかと思ったが、根が真面目で不器用な受けがかわゆくて、攻めはやっぱりカコイイのでよかったのです。
ダメ生徒×メガネ鬼教師。
亡き恩師への恩返しとして、その一人息子の保護者をかって出たメガネ教師。学校&家での厳しい教育に、しかし生徒は発情してしまい云々。
この受けは男らしくていいなあ~。
攻めは最初はチャラ男っぽい感じだったのに、ものすごい勢いでヘタレ化がすすんで後半はただのアホの子になっていた…。面白いから別にいいけど(笑。
ていうか攻めのアホ化とあいまって、途中からほとんどギャグ漫画化していた気がした。これまた面白いから別にいいんだけどね(笑。
全プレ全サとかの情報もかくといいかもしれない。
今日は麗人festaの小冊子・sideAがとどきましたv…ちょっと薄いけど400円だったから仕方ないか…。
少し前にはCharaの大和名瀬・無口な恋の伝え方小冊子がとどいたのだけれど、こっちもちょっと薄かった…500円だったけど…。なんにしても同人誌よりよほど高いよなあ。
評価高いみたいだしバイオリンの表紙なので興味を惹かれて買った。
お話自体はすごくよかった…のだが、これはBLなのか…???ニアBL時代のキャラの作品なのかなあ。
かけだしバイオリン職人のデータと、飲んだくれのあやしい男・アッシャに養われてるバイオリンの天才ルース。ルースは有名教師にその才能を見出され、ルースがバイオリンをひくのをいやがるアッシャをごまかして音楽学校に入るのだが、実はルースの亡き兄マリスが一世を風靡した天才バイオリニストだったと知って云々。
お話の筋自体は前述のようによかったことはよかったんだけれど、わりとありきたりで先が読めて、兄の名声と周囲の勝手な期待とかに潰されかけて、でもデータやアッシャの助けで自分の音を取り戻す、みたいな(ネタばれですが…。
しかしそれはともかく。…データとルースは結局親友どまりなのか???と…。
あとアッシャとルースの関係が最初は不透明だったので、これでデータ×ルースはニアCPどまりでアッシャ×ルースだったらどうしよう…と思っていたら、アッシャはしっかり保護者だったのでよかった。
というか、むしろアッシャがルースの保護者をしているのはルースの兄マリスのためでもあったので、ていうかこのアッシャ×マリスの兄CPのほうがむしろちゃんとBLぽくって、すごくいい…!天才ではかなげで弟のために孤軍奮闘なマリスと、天才でたぶんマリス大好きででも見守るしかできないアッシャ…ステキだ…!でもアンハッピーエンドが確定してるしスピンオフとかはあまり読みたくないな(シーナのホライズンみたいに。
アッシャのストラディヴァリウスがコーヴェットって書かれてるんだけれど、調べたらこれほんとにあるのね…ちょっと違和感があるけれど、しかしストラドと書かれている以上、架空の愛称つけられてもやっぱり違和感があるかもなあ。
あと夏の名残りの薔薇って曲もほんとにあるのかな…と思って調べてみたら、庭の千草のことだった。あれアイルランド民謡だったんだね。原題は"The Last Rose of Summer"というんですな。こういう翻訳ものの童謡っていいよね。
冷蔵庫に入れておいて飲んでなかったショコラブルワリーをやっと飲んだんだけど、だいたい予想通りな感じでおいしかったvでもこれって期間限定なの?来年も販売されるといいなぁ。
もしかしてこの作家さんのコミクス買うの初めてかも…。
中古エロゲ買ってさあやるぞと思ったらBLゲーで、頭に来てコンセントひっこぬいたらなんか画面からキャラがでてきてリアルBLゲーになった。
…そんなバカな(笑。こういうの大好きです。以前本誌で見かけてよくわからんかったのですが、コミクスで読んでも設定ゆるゆるだしCP不透明だしでよくわからんのですが、面白い。
チューターぽい髪のあおいこがメインCPなのかとか思いつつ、しかしリア友に似てるメガネくんというかそのリア友がメインCPになるのか、ドイツ執事もいい感じとか思ってたら兄→主人公ネタがふってわいてきて、執事×兄CPとかになるのか、なんだかカオス。きっと着地点決めてないんだろうな(笑。ちょっと不安ですが、続きも楽しみ。
名倉和希『閉ざされた初恋』。両親の借金のため、パトロンにひきとられた受け。18歳になったらパトロンと寝なくてはならないのだけど元借金取り(だっけ?)の初恋の人が必ず救い出してあげるとかゆって。…ってさ、パトロンはエロオヤジだと思うじゃんか。美貌のおばちゃんだなんて…なんというか、怖くて…パラパラ読み流すしかなかった…。
秀香穂里『桜の下の欲情』。日本画家×編集者。受けは宇宙科学の雑誌がつぶれてエンタメ雑誌の編集になって、著名画家の担当に。この作家さんはやはり仕事の描写に違和感を感じることが多い。そしてキャラがひとりよがりな感じ。面白みが感じられなくて、後半は読み流してしまった。
ひちわゆか『奥さまは18歳!』。さえない旦那様×高卒で主夫になった受けはヤクザのあととり。なんか、壮大なプロローグみたいだった。旦那様とどこで知りあったのか、どういう関係なのかとか、ぜんぜんわからんかった。オチは途中で見えたし、受けは元気で頑張り屋でちょっとツメがあまくて、あんまり魅力は感じられなかったのだが、攻めはよくわからんので受けよりももっとどうでもよい感じだった。
雁須磨子『猫が箱の中』。小学生 ×高校生。ネコを介しての交流は、なんかあざとくていまいちだった。高校生のセンパイのが平凡だけどいいじゃん…と思ってしまった時点で、メインの話がますます微妙に感じ、読まなくていいかなという気になってしまった。
松崎司『夜来香』。中華街の術師の戦いみたいな。古い作品なんだね… ちょっと絵もお話もこなれてなくてキツかった。ていうかこれBLじゃないよなあ…。
仲唯由希『恋の依頼』。探偵×誰かにねらわれてる受け。プラチナ文庫のフェアに応募するのに冊数がたりなくて買ったのだが、文章が淡々としすぎてて作文みたいでツラかった…。受けと攻めの出会いも唐突すぎ、唐突なのにふたりともなじみすぎ。あと、受けを狙ってた犯人がむちゃくちゃすぎ。
仕事のできる年上上司はちょっとニガテ、だってかわいくて困っちゃうんだもん…という1CPめは、ノンケ上司とゲイ部下が互いに困って遠慮したりがんばったりする感じでかわいかったのだが、なんだか全般的にポエムが多過ぎだった…。こんな作風の作家さんだったっけ。ポエムが多くてキャラの掘り下げが物足りなくて、あとくっついてその後どうなったのかももうちょっと読みたかった。
その受けの行きつけのゲイバー常連の、舞台の大道具をしている・恋がしたいイケメンゲイ×バーの近所の・よく見ると美人な子持ちタバコ屋さんは、タバコ屋さん実はゲイかもしれなくて、でも攻めはどうせ趣味じゃないんでしょ?とか攻めの浮き沈みが激しかった。受けが指摘するように攻めが独りよがりな面もあって、やっぱりその辺りはポエム的。でもタバコ屋さんの娘とか面白かった。これもくっついて終わりっぽいのでもうちょっと読みたかった。
年齢ごまかして出会い系で会った年上美人は、実は通ってる高校のせんせいだったみたいでして。
先生としての対 面も保って身をひこうとしつつ生徒の攻めが好きな受けと、攻めを困らせたくないけど攻め大好きな受けと、ダメ人間な二人とで、かわゆかった。
その攻めの友人は、父の再婚相手の連れ子兄が好きで、ずっと我慢はしていたのですが…という感じで、これもかわいかった。
しかし全体にはちょっと軽かったかなあ…作家さんの作風でもある気がするけど。他にも二編あったけれど、こっちも薄目だった。
これは少し前に読んで、感想を書くのを忘れていた。
『アフターモーニングラブ』のスピンオフだそうなのだが、前作読んでたっけ…過去ログ見ると、読んでましたね。忘れてた(笑。
ヤクザの若頭×若頭がオーナーしてるバーのやとわれ店長。
親の借金 返済に苦労してるところを若頭にひろってもらって、若頭のまったりできるバーを営業することに。若頭は何も言わないけど、いざというときには若頭が逃げる ための盾となるぞと覚悟をきめていたのですが、実際にそういう場面になり怪我をおったら若頭はホテルに受けをおしこめて云々。
CPから、『失恋 マニア』シリーズの名倉×敦也ぽいんじゃないか、そしてそれはあんまし読みたくないかも…と思ったのだが、そんなこともなかった。ちょっと展開ゆっくりで 物足りない気もするけど、よかった。ラストシーンとかも、余韻があっていい。その分ちょっと淋しくてやっぱり若干の物足りなさもあるんだけど。
あと受けがこの作者のわりには大人っぽいのがいい。長髪も好き。
ケモミミリーマンの話もかわいくていいので、シリーズ化してほしい(笑。あと、 またちゃんとした耳がはえるといいな。
なるべく読んだ順序でアップしていきたいのですが、ちょっとこれを先に。
第二弾が…!(笑
国枝彩香は、巻頭カラーが非常に美しく、見開きブサイクでおかしかった。お話は…ファンタジーで、ブサ専浮気性美人が91分けのブサイクを落とす話しなのだが、ラブがない…(笑。受けが容赦のないブサイクなのはいいけど、やっぱそうするとギャグになっちゃうんだなーと思った。
大本命はいつも通り(笑。
遙々アルクは初めて読んだ気がする。デブメガネが社内のイケメンノンケに恋をする話なのだけれど、ちょっと短すぎた。
池玲文はやはりSFのひとなんだな。イケメンがちっちゃいおデブさんにめろめろなのだけれど、おデブさんはしかしかわいかった(笑。これは続きが読みたい。
草間さかえは記憶喪失のイケメンと、元同級生のいじめられっこメガネの話で、面白そうだったけど、説明不足すぎた。あとメガネくんはブサイクに見えないし、いじめられっことは書かれていたけどブサイク設定も書かれてなかったのでちょっと違和感があった。
高野イコという作家さんは初めて読んだけれど、イケメン同級生がヒマだからおデブちゃんを惚れさせてからかってやれーという話でわりとオーソドックスだった。イケメンがオチでいきなり包容力のある攻めになってるのはちょっと都合がいい。
七織ニナコという作家さんも初めてだったけれど、イケメン同級生とニキビに悩む少年の話。攻めフィルターでは少年が美形に見える、というのはなんかブサイクを乗り越えてない感が…。
琥狗ハヤテは、いつも通り(?)お社の鼠の神様とお参りに来る人間の話で、鼠の神様はたしかにそばかすだけれどちいさくてかわいい…ラストがせつない。
新田祐克はちょっと絵がニガテなのだがお話はオーソドックスだった。オンラインゲーム制作会社のネクラメガネくんがやたらからんでくるイケメン同僚をうざがりつつ、親切なイケメンに恋しつつ、ゲーム内の友人に相談するという。
というわけで今回は日高ショーコめあてで購入したのだけれど、もとブサ美容師×ブサ専ウェブデザイナーのかわい子ちゃんの続きでも、新作でもどっちでも興味があるなと思っていたら、前作の続きだった。(一般的な)イケメンになってしまった攻めが、受けのブサ専に悩む話で面白かった。野球部のエースだった元イケメン同級生がデブってて、受けがあいつはブサイクだったのに整形したのかな…とか目をキラキラさせているのが可笑しい。ちょっと絵がいつもより雑な気がしたけど、それも効果なのかもしれない(笑。しかし続編あるんだったら、このCPでコミクス出してほしかったなあ。まあ、コミクスに前作収録した時点では、続編が決まってなかったのかな…。
ということで今回は、
デブ=3
地味メガネ=2
ニキビやそばかす=2
元ブサイク=1
確かにブサイク=1
ブサイクだけれど二次元だとかわいい=吉田
なので、デブ設定多いなあ。もうちょっとバリエーションあってもいいかもしれないけど、思いつかない…(笑
『Punch↑』のスピンオフ。出版社違うけど。
ノンケインテリアコーディネーター×牧の元カレの建築家。『Punch↑』の時から少し感じていたのだが、この受け建築家がなんだかよくわからない。
この作家は決して嫌いじゃないし漫画は面白いと思うんだけど、どうもキャラを設定の羅列をもとにつくっていってる気がして、かえってキャラが立ってないというかわかりづらいことが結構ある気がする。この受けも、方向オンチ、マイペース、牧に憧れ、などという設定項目が多くて、特に最初のあたりでは、総体としてどんな人なの、というのがなんだか微妙に想像しづらかった感じ。一話では、道もメニューも迷って、攻めに選ばれたメニューたべてのんきにうまーとか喜んでるんだけれど、それは一体どういう雰囲気のひとなのか、よくわからんかった。
攻めの方も、受けに流されてる感じであんまし独自性はなかったかも。いい人だけれど、それもあって受けに振り回されているというか。
でも読み返したらそれぞれのキャラにもちょっと慣れてきたし、結構面白かった、結果として。
作者がキャラデとかしている(脚本も書いてるのかな?)BLゲーム?のコミカライズ?
モテリバ男が大活躍…な話なのか?と、ちょっと不安に思いつつ読んだのだが、主人公以外のCPの話もあったのでよかった…。ていうか、主人公は毎回相手が違いリバあり、というのはともかく、キャラがかわりすぎで、多重人格みたいだった…。
主人公に恋する者同士な小悪魔アイドル×主人公の幼なじみの純朴少年のCPはとてもよかったのだが、もともとの作品的にはきっと脇道なんだろうな。
花音のツンデレフェアで積まれていたので読んだ。
高校の臨時教員になった神社の息子。担当してる書道部唯一の男子であるメガネくんには、ちゃらちゃらしてるせいか嫌われてるっぽかったのですが、よく見てるともしかしたらただのツンデレちゃんなのかもしれなくて、かまってみると素直な反応がかえってきてかわゆいのです。
オーソドックスではあるんだけれど、二冊分の分量に、キャラ描写やお話づくりも丁寧で、なかなかしっかりしたダメな大人攻め×ツンデレ高校生話でした。なんとなく花とゆめっぽいというか少女漫画っぽかった。絵がそんなふんいきなのかもしれない。あ、卒業まで待とうとして展開ゆっくりなせいもあるかも。
攻めもダメな大人でいいんだけれど、特に受けがカワイイ。素直じゃないけど素直な子どもで、ネコみたいでカワイイ。こっそり攻めのためにいろいろして、うまくいったり報われなかったりするのもカワイイ。あと、大人になった受けがまたカワイイ。受けの友人のノンケものんびりしててカワイイ。受けを好きになる女子センパイもカワイイ。というわけでみんなカワイかったのでした(笑。
ああぁカワイイなあ~vvv予想以上によかったvvv
花咲動物病院のせんせい(長兄、フランス系)、トリマーの桜ちゃん(次兄、フランス系↓左)→建築関係の学校行ってる椿ちゃん(日本人、↓右)←不動産屋さん社長の妙典さん(兄、フランス系、↑左)+高校生の妙典くん(弟、フランス系、↑右)。
椿ちゃんは年下高校生に親切にされて一目惚れするも、高校生はきれいな桜ちゃんに一目惚れ。桜ちゃん目当てっぽく社長のフレンチブルをつれてくる高校生にもやもやしてたら、社長も参戦しかし社長は椿ちゃんが気になるし、高校生も椿ちゃん粗略にしちゃって冷たくされてしまってから椿ちゃん気になるし、桜ちゃんなんてもともと椿ちゃん大好きなのです。
椿ちゃんがモテすぎてる気がしますが(笑。わりとうじうじする役回りなので仕方ないんだけれど、若さかわいさだけじゃなくて、もうちょっと魅力があるといいなあ。
桜ちゃんは途中で急に体格がよくなったのがちょっと…(笑。椿ちゃん大好き設定はもしかして後付けだったのかなあ。最初の頃のはんなりした(けど身長はある)桜ちゃんが椿ちゃんにメロメロでもかわいかったのに。
妙典兄弟はそれぞれダメ人間で、それぞれ椿ちゃんに人格変えられてて(笑、面白い。今後どう動くのかなー。ていうか椿ちゃんハーレムエンドになることはないだろうし(もしなるんならそのほうがいい気がするけど、笑)、弟が椿ちゃんとくっつくとしたら、兄はどうなるのかな。
弟が心配な院長先生と、動物に好かれちゃう六甲先生もいい!
お話はそれぞれの恋模様と花咲動物病院の日常という感じですが、雰囲気がのんびりまったりでいい。そして犬たちがカワイイ!メインになってる、花咲家のまだ赤ちゃんなトイプー(↓の茶色の)と、椿ちゃんをねらうフレンチブル(↑の白毛の)は特にカワイイィ… 寿たらこは結局動物がすきだということなのかなあ?(笑
絵がやっぱりあれなのだけれど、この作品は最初からこの絵なので、むしろそういうものとして楽しめる(笑。『SEX PISTOLS』みたいに途中からかわるとちょっときついけどね。
こっちはフルカラーで、携帯版のミニ番外編みたいなのがいくつかと、あとは本編のカラーをカラーのまま収録。
カワイイけど、本編の再録とか、ちょっと編集が雑な気がした。
『聞こえない声』、『見えない星』のつづきの完結編。イケメン野球部先輩×イモ系後輩。先輩は大学に進学し、後輩はレギュラーめざしてがんばるけれど道は遠い、という感じ。
お話は…、今回は二人ほとんど離ればなれで、後輩のほうの部活やクラスメイトとの交流が中心で、先輩とは電話で話すばっかりな印象で、一冊まるまるそんな感じなので、面白くなくはなかったけれど、なんだかちょっと違和感があったというかなんというか。
ゲジ眉でいつもおこったような顔してた後輩が、クラスの女の子と友達になったりなんだり、恐い顔という設定は忘れられたわけではなくて、先輩とつきあってくなかでちょっと顔が穏やかになったってことなのかなあ。
先輩は前二巻ではなんとなくほんとに後輩を好きなのかどうか微妙にわからないままだった気がするんだけれど、なんか今回は直球にせつない恋心が描かれてた。
一方の後輩の方も、先輩に流されてるだけに見えつつ、ていうか同性に恋愛するようには・してるようには見えないというか、ずっとそんな感じで、今回も先輩には恋心よりも尊敬とかのが適切なように見えなくもなかった。
そんなわけで、なんかこの二人はいつか別れてしまうんではなかろうか、という印象があったんだけれど、書き下ろしのその後が意外と先の未来の話だったのでよかった。
自社高層ビルの上層に入るためにはパスカードが必要で、特にいちばん偉いゴールドカードをもってる社員はいろんな特権があって、社員たちのあこがれのまとなのです。とはいえ平凡なひら社員の受けには遠いお話で、でもちょっとでも出世するために同期のさえないメガネと一緒にがんばるのですが云々。
西村しゅうこの書くエリートリーマンってすごいベタというか、何の仕事してるのかとか、ほんとに仕事が出来るのかもよくわからんし、昔の少女漫画みたいなセレブっぷりとか、なんかすごいのです。今回も、さえないヒラ社員メガネが実は常務取締役とかで、メガネとったらイケメンで、とかすごいベタというか、ベタを通り越している。
そういうベタさがうまく働いてくれてるときはいいのですが、今回はちょっと…受けが悪いのかなあ…。受けが毎回陰謀に巻き込まれたり、攻めのためなら…とかゆってあぶないめにあって攻めがハラハラしどおしという感じなので、流石に受けってばアホな子ですか…?という感じで…。
あと、攻めのゴールドカード持ち仲間たちがいっぱいでてきてるのに、あんまし活躍してなかった。まさかシリーズ化の伏線かしら…。
『それは僕の愛じゃない』の受けの双子の弟が主人公のスピンオフ、らしいのだけれど前作は未読。
大学のバドミントン部の先輩×後輩、いいなと思ってた後輩にゲイバーで出会ってなんだこっちの人だったのかーとそんなことになって喜んでたら、遊びのつもりだったとかゆわれ、攻めの純情をもてあそんだのね…!とか思いつつ、やっぱりすきでぐだぐだしてたら受けは実は双子の兄がすきで云々。
攻めがつくしまくりで、いいですね。お話は卒業後まで続いているのですが、こういうCPはこれくらいスパン長いほうがいい気がします。とはいえ攻め気の毒度が高いので、もうちょっと攻めが報われてる後日談が欲しかった。や、あるにはあるんだけれど、少ないかな、と。
短編の方は、塾の同僚もので、ういういしい受けがかわゆい話なのだけれどそれだけ…という感じで、ちょっとものたりなかった
若社長×秘書(この作家なので勿論メガネなのですが)は、秘書が身を引こうとするわりとよくある話なのですが、美人のヘルパーさん?のオチがよかった(笑
美輝ちゃんと光輝くんが対決する夢になぜかかりだされてる人々、のつづき。
相変わらずまったりで、面白かった。
いいかげんなリーマン×敵方の頑張り屋さん高校生もカワイイし、その高校生に惚れてるバカな友人×やっぱり敵方の根暗大学生もカワイイ。そして軽いっぽいモテ男×美輝ちゃんもカワイイ。
一巻のあとがきで作者が、リーマンやおバカな高校生に呆れないでください、素直ないい子たちなんです、と書かれていて、彼らがいい子かどうかはわかんないんだけど(笑、でもそういうあたたかいまなざしによる筆致というかエクリチュールがこの作品のよさなんだろうなと思う。かわいいまったりさ加減というか。
美輝ちゃんと光輝くんはどういう関係なのかな。双子かなあと思うのだけれど、似てなさすぎるだろうか。
この作品は以前本誌でちらりと見かけた時に、着ぐるみが主役はってるの?…マジヤバくね?麻々原絵里依大丈夫かしら…と思ってハラハラしていたわけなんですが、こうしてきちんと読んでみると、なんかものすごい萌えた…!ちょーーーカワイイ!大好きだ!!
地底人説を主張する教授主宰の考古学研究会に所属してる大学一回生、残り一個の新作ゲームを買おうとしたところ、横に必死の形相(っぽい)うさぎの着ぐるみがいたのでゆずってあげたのです。その後着ぐるみショーに出てたうさぎと偶然の再会、学生証を届けてもらったりなんだりで仲良くなっていくのだけれど、なんと着ぐるみは実は地底人で、地上では防護スーツの着ぐるみを脱ぐと死んでしまうということらしいのです。ホントかよ!
…アリタがかわゆすぎる!アリタというか、着ぐるみのアリタがこの世のものとは思えないほどカワイイィ!!!着ぐるみの顔は常に笑顔なのに、ちょっと垂れ気味の目が、困ってるぽかったりしょげてるっぽかったり照れているっぽかったりと、もうすんごく表情豊かで、とっってもカワイイイィのですvvv
正直最初は、着ぐるみ着たままのキャラってあんまりに非現実的でどうよ…とか、そもそもBLとしてどうよ…という気持ちがあったのですが、もうそんな瑣末なことが全然気にならないくらいアリタはカワイイのです。
たしかにこれってトンデモ設定だとは思うのですが、ていうか地底人設定はともかくとして、着ぐるみ着たままでよく怪しまれなかったなあとか、よくそのままゲームとか携帯操作ができるなあとか、あとそれでちゃんと恋愛が育つのか…とかいうあたりがとってもトンデモなのですが、全体によい意味でゆるゆるまったりな設定・お話なので、トンデモさはあんまり気にならない感じです。
そして恋愛面も、アリタがあんまりけなげカワイイので、笑顔のままの表情が逆にせつなかわいそうで、すんごいキャラとして魅力的なのです。
一方中身の地底人は、麻々原絵里依らしい美形攻めでカッコよくて、普通だったらたぶんイケメン異界人攻めとしていいキャラなんだと思うのですが、着ぐるみがあまりにカワイすぎて、中身よりむしろ着ぐるみの方がいいよ!とか思ってしまうありさまなのです…(笑。
ていうか作中にも書かれていたけれど、なぜか着ぐるみより中身の時の方がアリタは積極的になってしまうので、中身よりも奥手けなげな着ぐるみがカワイく思えてしまうのも当たり前な気がするのです。ていうか主人公も着ぐるみの時はあんまししゃべらないし、かわいさ数倍増しになる気がするので、やっぱり着ぐるみってステキだなあ…!ということ…なのか?(笑
脇キャラもみんなカワイイ。主人公の同期の女の子・まりもちゃんとか、いくらまりもでもカワイイのにあだ名がもっこりって…!と思いつつ、だんだんカワイイ気がしてきた。ていうか、アクセントは「も」だよね…?サークルの仲間や教授、経産省のわるいひとたち、焼き物の名前の地底人たちや彼らのマスターもそれぞれカワイイ!
あと、着ぐるみの地底人たちがイベントで使ってる、ドーナツ大好き~♪という歌もとっってもカワイイ!
いまのところ地底人と地上人は生身同士では会えないのだけれど、まあいい意味でまったりなお話だし、きっとなんらかの形でハッピーエンドになるんだろうと思うのですが、一体どういう展開になるのかさっぱり読めないので続きが楽しみなのですv
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これと『夢中の人』2巻を丁度おんなし日に読んだので、ものすっごいなごんだ。どっちもあたしは大好きなんだけれど、トンデモ漫画だとも思うし、でもどっちも連載がしっかり続いてるみたいなので、ちゃんと人気があるんだろうなあと思う。こういうトンデモながらもちゃんと面白い作品(マヨイガ比)がきちんと商業ベースで続けられるというのは、とってもたっといこと(マヨイガ比)だなあと思います。
三月!?マジで!!?
表題作は、花屋をやってるゴリラ系(?)オネエのミチルさんと義理の息子とか、周囲の人びとのいろいろ。
面白かった。ミチルさんの過去話はせつなー。いい思い出、で終わっちゃうのは淋しい。ていうか、こうもっと、ミチルさんをがっつり幸せにしてあげてほしかった…。しかし一方、がっつりそんなこんなな展開になるとは思ってなかったので、そこはびっくり面白かった(笑。
カワイ子ちゃん好きの元中学校の先生と、元教え子の大学レスリング部のゴリラの話の方も面白かった。
しかしこの作家は、もうちょっとだけ絵が丁寧だったらなあ…と思ったのだが、なんかそういえば竹だし、絵がちょっと西田東とかぶんないか?と思った。意外なことに。
幼い頃なついていた知り合いのお兄ちゃんが、ずっと一緒にいてくれるとゆってたのに突然自分を見捨てて海外に行ってしまいまして、数年後再開したら、お兄ちゃんはマーキナという義体?技術を全身にほどこす、アンゲルスという危険な施術を行っていたのでした。
あたしの好きなSFBLだったのだけれど、いまいちだったなあ。
SF設定がベタすぎて魅力がないのかな。お話も、設定で出オチというか、展開が丸見えだし。キャラも特に印象に残らなかったし。ベタでもいいっていうかベタ設定・展開は好きなんだけれど、もう少しオリジナリティやキャラの魅力でひっぱってほしかった。
オムニバス。
彼女にフラれたノンケメガネ大学生が、自分に懸想してる同級生がもったいなくてきっぱり振れない話は、とにかくノンケひどい!→ ノンケを振った彼女視点の話は、この作家女の子書くの好きだよなあと思ったが、女の子の顔を書かない描写が面白かった→その兄は、自分に夢中になった男をすっぱり切り捨てるのが快感なイケメンバーテンというこれもド最低なゲイの話だが、自分と同じくらいモテモテのスタイリストを自分に夢中にさせて振ってやるぜ、と思っていたら…という王道な話で、面白かった→バーテンにからかわれた大学教務課員は、夜だけヅラかぶって遊んでいるっていうのはいいけれど、ヅラが不思議すぎて…→その双子の兄の予備校講師の話は、講師の彼氏の受けっこがアホすぎてつらい。でも元生徒に手を出した兄も悪い…→その受けっこがコナかけた美少年は、攻めだったのが予想通りでベタでよかった(笑。でもヅラには本気、という部分というか、それまでの恋愛との違いをもっときっちり書いて欲しかったなあ。
全体的には結構面白かった。しかし前から思ってるんだが、この作者は身も蓋もない恋愛というか、夢のない話はあざとくっていまいちな気がするし、もっとラブな話を書いてみてほしいなあと思う。あざとい狙い方しなくっても、普通にラブラブな中でも個性ある話を書ける作家さんだと思うので。
わろた。
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251 :名無しさん@恐縮です:2010/02/21(日) 11:28:41 ID:Q85jiKaA0
おまえら、プルシェンコが衰えたとか言ってるけど
もし地球にフィギュアスケート星人が攻めてきて、向こうの大将と
地球代表がフィギュアスケート一番勝負で対決し、負けたら植民地にされる
という事態になったら、地球代表は絶対プルシェンコでないとイヤだろ?
ライサでもいいのか?ライサに地球の命運を託せるのか?
プルシェンコをけなしてるやつは地球規模で考えるんだ
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わはは。
あと、ライサチェックは身長と髪の色のせいか桐ノ院圭っぽい。しかし王というより王子というかなんかそんな感じ。
この作家はあまりコミクスを買ったことがなかったので、いまだにあまりよくわからない。こういうのも書く人だったのかな。あと、こないだ読んだコミクスよりも、絵がすごく誰かに似てる気がした。デッサンがちょっと不安だけれど、個性的なのか、誰かの影響が濃いせいなのか、あまり判断がつかない。
表題作は、双子と隣人の同級生で、弟は同級生が好きだけど彼は兄とつきあってて、という。暗く重い話で、なんかこれは昔のJuneふうなのか、携帯小説ふうなのか…。
フランス人軍人と旧居留地?の少年の話と、別件のダメっこ少年の話は、ちょっとファンタジーでよかった。
そんな感じで、全体にそこそこ面白かった。
そういえば、たしか銀魂を読んでてだと思うんだけど、フルーツポンチとフルーツパンチって違うものなのか?と気になって調べたら、案の定同じものだった。単純にpunchだった。そして更に、ポンチ絵のポンチも同じpunchで、由来は明治期の舶来雑誌のタイトルだった。覚え書き。
浮気性なゲイでダメ男なイケメンメガネ建築家×恋に不器用な未成年型枠工。
浩太の初恋の人とか浩太記憶喪失とかそんなこんなな三巻。
牧がアレなので、牧いじめ展開は大歓迎だし、このところの展開は牧が浩太の過去に嫉妬したり浩太に忘れられてしまったりで、正直すがすがしく牧ザマァ…なのかと思っていたのに、なんか…ちがう…。
あれだ、あまりに牧がアレなので、牧が不幸になると、牧が浩太にそのストレスぶつけるから、結局牧ザマァというよりも浩太かわいそう展開になるんだ…!なんというダメ男×つくし受スパイラル…!!
まあそれはそれとして、なんか今回収録分はほとんど本誌で読んでたような気がする。本仁戻めあてで本誌読んでたのかなあ。あと、浩太が記憶喪失のまま終わってるので、次が気になる。
そして、そういえばなんでこの二人くっついたんだっけ…?と気になって、1、2巻を再読してしまった。正確には、既刊は実家においてきたので、買い直してしまった状態なのですが。
…そうかー、浩太はつくづくだめんず好きなんだなあ…牧はほんとダメ人間だなあ…。
絵もお話も下手すぎで、ちょっとダメだった。
表紙はわりときれいな絵だと思ったのに…下品なオビをこらえて買ったのに…。
表題作は俳優が陰陽師?にエッチな除霊をされる話。品がないだけの面白くないギャグが続き、しんどかった。その陰陽師過去編は唐突に真面目で重い話になってたけどこれもいまいちだった。
特撮ものは、タイトルが立野真琴では…?これも面白くなく、キャラも好きになれなかった。
しかしこの表題作の、鬼のパンツというモチーフでBLを描こうとした発想はやはりスゴイと思う(笑。
表題作はとっても面白かった。
元ホストの秘書×美人社長。
1ページ目にある秘書の募集要項が、「攻として男性相手の×××が好き、得意な方。就業時、随時本番可能な方。云々」と、1コマ目から既に大変におかしい話だった。
仕事としてしっかり考えて社長を抱く、というのがばかばかしく大変面白かった。ギャグがきっちりうまくハマってた。
そして何がいいかって、受けが男らしいのがいい!後書きにもあったけれど、この作家は言われてみれば確かに受けがかわいらしいのが多かったなあ。でもこの作家はカッコイイ受けの方が絶対うまいと思う。
しかしこのタイトルは…実在の病名を使ったとしてもまずかっただろうが、なんだか軽々しくてよくない気がする。
保健室を(そういう意味での)休憩部屋にして儲けてる保険医×知らずに保健室に来てしまった生徒の話は、そこそこに面白かった。特に一話目は、受けが気骨があってよかった。でも保険医の金の亡者ぶりの印象が強いせいか、あまりラブな感じがしなかった…。
海賊のコスプレをした、おかしな日本語を話す金髪碧眼ロシア人×何かのはずみで間違って舟にまぎれこんでしまった大学生?の話は、作者は気に入っているそうだがあたしはいまいちに感じた。攻めの船長が暴漢に掘られるのと、暴漢と船長と受けの3Pがあるのがなんかスゴかったが。
作者紹介のところのコメントが、典型的な山羊座A型なので描いてるものとは真逆だったりします…というのが、ある意味それはそうだろうというか、そりゃあ普段からこんなテンションでは大変なことになってしまうでしょうよ、というか。
あたしには彼らの物語はたくさんある物語のうちの一つにみえてしまうけれど、当人にとっては自分の物語しかみえなくて当たり前なのだという当たり前のことを忘れてはならないと思うのですが、ぜんぶ共有は出来ないのも当たり前なのです。
表題作は子持ちの雑用係×モデル事務所のトップモデル兼社長。
受けが攻めをいじめてて、でも実は独占したいだけだったのです。それはいいけれど、あたしはやっぱり子持ちキャラはニガテだなあと思った。
葬儀屋の息子シリーズが入ってた。これもイニシャルがSMらしい(笑。
恋人?らしい男性の葬儀にきたお客のおじさん×葬儀屋の兄は、ちょっと最後のたねあかしがあっさりすぎだった。弟の話はたしかどっちか同人誌で読んだことあった気がする。どっちだっけ…愛人さんのほうかな?過去の話は切なかった。この兄弟のオマケ漫画が短いけどかわいくて面白かった。
朴念仁で犬には優しい獣医の従兄弟がスキスキな少年の話は、攻めがダメでちょっと受けがかわいそう。
娯楽に興味のない教授のところに人気俳優が転がり込んでくる話はベタだけど面白かった。
しかしこの作家はやはりこういうシリアスものの方がいい気がした。画風作風のせいか、ギャグだと手抜きすぎに見えてしまう気がする。
仕事が乗算的に増えていってるのですが…一体これはどうしたことだ。休日のない町です。
お隣のお兄さんが昔からスキスキで、お兄さんの大学の付属高校におっかけて入学したのですが、お兄さんはモデルの仕事を初めてモテモテで、受けがじゃれてくっついてまわってるのも迷惑かもしんないのです。
うーん。天然かわゆいショタっこが押せ押せなのは想像がついてはいたし予想通りだったんだけれど、ちょっと予想以上にキツかった…。作品がどうこうというより、たぶん個人的に好みではない、という感じなので、あたしのミスチョイスだ。
この作家のコミクスを買ったのは初めてかもしれない。
表題作はパラレル東京の遊郭。なんというか、ドラァグクイーンみたいなおねにーさんたち?にかこまれて遊郭で育ちつつ、おぼこで素直純粋な受けを、金髪碧眼の船長さんが見初めて水揚げというかそんな感じ。船長さんが…。
あと神父×吸血鬼とか、二人の養父とか、使い魔の猫×蝙蝠とか。こっちはなんかメインCPの二人がキャラがよくわからんかった。
全般に、あんまりお話がないし、よくわからんかった。ギャグ絵が少し古い同人誌的な雰囲気だった。
母をなくして以来、リーマン父もメガネ高校生も家事がニガテで家が壊滅状態なのですが、父と取引先企業の会長さんとの間に昔の主従関係が判明し、会長が孫を出仕させるとかいうのです。なんかどっかで聞いた話ですが、孫はイケメンで家事も完璧で、なんで平凡メガネをご主人扱いしてくれんのかよくわからんのですが、なんか夜のご奉仕とかそんな感じであれ?ドSさまでしたか。
とっても面白かった。
平凡メガネ高校生がイケメンセレブにかしずかれるというのと、それが実はドSでM調教されるというのが、ベタながらあんまし見たことないかな。表と裏の関係が逆転してて、でもSは実はMに奉仕するもんだという意識でちゃんとMが主人というのはSMのひとつの王道でもあり。
設定も展開もベタで、でもおまけ漫画で攻めがメイド服取り出して、受けが仕方なく着るかと思ってたら攻めが自分で着てるあたり、すごいツボで(笑、そういうベタさとピンポイントな萌えの兼ね合いがすごくあたし好みだった。
この作家はこういうベタな話書いてくれるのいいよね。ちょっとさらっと書きすぎると言うか、今回もドSがあんましドSでないとことかは、物足りなくもあるんだけれど。
佐藤健は一般的にブリッコキャラだと思われているのか、そう受け止められているとしたらそれは戦略的なものなのかどうか、ということがフィッツのあたりからずっと気になっています。
イケメンややわんこ社長×美人SP。
受けの仕事へのプライドを尊重しなきゃと思いつつ、危ない仕事はやめてほしいというわりとよくあるSPものというところかなあ。プラスSP上司のおっさん×ツンデレ社長秘書も。
なんだか物足りなかった。悪い意味で原作ものという感じだった。なんか、原作漫画双方で遠慮しあっているような、掘り下げが足りないような、そんな印象なのです。
このタイトルはちょっとアホっぽくもったいない。
絵がちょっとすごいな。最近の絵もすごいけど、古い作品が多いのでさらにすごい。デッサンがあれなので人体があれで、更に…なんか発光?して、すごく巨大な…。昔の寿たらこ(っていってもどの時期だ、という感じだけれど)と猫田リコと青木総(漢字が出ない)にそれぞれすこしずつ似ている気がするけれど、最近見た絵はまた少し変わっていたような気もする。
全六編て書かれているのでシリーズものなのかと思ったのに、短編集だった。
雑誌で見かけたときにはショタ(攻め)作家さんなのかと思ったけれどショタだけではなかった。
表題作はクールイケメン×顔はいいチャラ男のノンケ大学生同士、で、そういう感じのが多かったかな。もと同級生の包容力ありまくり攻め×尻軽子ちゃんとか、イケメン大学生×普通な感じの同級生とか。
不良ぽい高校生×マジメガネぽい同級生の話は先生視点からはじまって、ちょっと異色だった。
あとはやや腹黒ぽい神父×ショタっことか、高校生兄弟とかは、とにかくショタですね。神父ショタとか、将来的にショタ攻めがいいなあ。でも口絵は数年後バージョン?やはり神父攻めか…。
だいたいそこそこ面白かったけど、ちょっと物足りなさもある。作者の力量ももう少し知りたいし、シリーズものとか読んでみたい。あと作者のペンネームの意味が知りたい…。
今回は一冊丸々大本命なのでよかった…が、佐藤吉田編は全部雑誌やアンソロで読んでしまっていた…(涙。
最近とくに思うんだけれど、大本命はイケメンがブサ男にメロメロ、ブラスいじめてかわいがり、という構図なんだよね。個人的にはいじめないでどベタにメロメロなのもよかったなあ…という気がついついしてしまう、ので西田いいじゃん西田!と、ついつい思ってしまう(笑。いいじゃんーイケメンでめちゃくちゃいい奴でゲイで吉田にメロメロなんてー(笑。でもあたりまえだけど、吉田が西田になびくことはないだろうなあ…(笑
山中とらちん編はなんか面白いね。しかし、性格最悪イケメン×女子が逃げ出すほどのコワモテ、も、ベタに山中が改心していい奴になってほしい…(笑。とらちんがかわいそうなんだもの(笑。ていうかこっちも、井上さんのがいいじゃん、とかつい思ってしまう…(笑
有名音楽家と小説家の双子から、かわいい弟が心配なので全寮制の高校に入って様子を見てきてくれとか頼まれた高校生。双子にはちょっと恩もあるしひきうけたら、弟は高校で女王様として君臨してまして。
いくらトンデモ王道が売り(たぶん)なこの作家にしても、なんかいろいろ無茶すぎる。展開も雑すぎる。
受けは兄へのコンプレックスから美貌を武器にしようとしてる、頭のよわい子だけど男気あって猪突猛進なキャラで、なんかさわがしいだけという感じで魅力が感じられない。攻めも受け身なキャラで受けを好きになった理由とか受け入れる過程とかわからん。双子兄はあまり出てこなかったし、果たして必要だったのかどうか…。
部活の合宿で中東?の砂漠に行って、ポットが盗まれるあたりまで。
…高校の部活で砂漠旅行ってありなのか(笑。
部長はエリコに操られているのかなんなのか、すごい性格悪い。まあ、受けは子ども子どもしてますけどね、確かにね。
そんなわけで、二巻は一巻以上に受けが子どもっぽすぎてちょっとキツい。自分自身でも自覚してもてあましてるみたいだけれど、一人でがんばりすぎて大変なめにあったり、ジンに無理言ったりというのは読んでてしんどい感じ。
そして、ジンは受けのことどう思ってるんだというか、結構描写はあるけれど内面がいまいちわからない。いろいろ諦めてしまっているからかな。
三巻が気になるので早く出るといいなあ。
魔法使い+見習い少年、実は王の遺児。
やっぱり明治カナ子はいいなあ~けどこれは…BLなのか…???亡き王→魔法使い?少年と魔法使い?…だとしたら、少年が攻めに成長するんだよね?ていうか今の状態では弟子が小さすぎてどうもこうも。
まあそれはさておき、普通に面白かった。
魔法の描写とか、魔法使いの過去話とか、面白いしファンタジーとして楽しい。
あとロン毛キャラは好きだ。お下げがカワイイ。
メイド喫茶の執事×後輩。
攻めが女の子大好きで、王子みたいな受けが攻めにメロメロで、なんか経緯から付き合ってる感じ。
攻めの姉が腐女子でメイド喫茶の店長で、なんか店のみんなで二人を生暖かく見守ったりなんだり。
攻めは女の子ナンパしたりなんだりで印象悪い。受けは一途だがあまり特徴ない。
まあなんというか、内容はほとんどポルノだったので、キャラにあんまり魅力がなくてもいいのかな…BL的には、ポルノであってもキャラはちゃんと魅力的でいてほしいんだが。マガマガというかピアスってこういう作品多いなあ。
書き文字も多く、絵が見づらい。メイド喫茶の雰囲気がオタクぽくてなんか入り込めない感じ。
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がっつりポルノでしっかりストーリーなカラーの出版社って、そういえばないのかな。
しかし漫画のほうは、正直今年は不作だったような気がします。グっとくる(あたしの中での)大作が少なかったなあ。『茅島氏…』は原作ものだし…。読んだ冊数が少なかったかなあ。なんにせよ、来年はいい漫画が出るといいなあ。
次点は、山中ヒコ『丸角屋の嫁とり』、南国ばなな『キャンバスにくちづけを』。
というわけで、今年もマヨイガに遊びに来てくださってありがとうございました!今年はちょっと、忙しい時期や本を読めない時期には更新できない日が続いてしまったのが残念でございました。来年はもうちょっとマメに更新したいなあと思っています。
ついしん。なんかあ~ちゃんかわいくなってない!?
内容の前に、裏表紙の梗概がちょっとほかに類を見ないくらいひどい。
駅でぶつかった相手に水をかけられてしまい、仕事でつかう資料をだめにしちゃって、相手がその資料をもってるとかというので家までついていって…って、なんで赤の他人が仕事の資料なんて持ってるんだ?と思ってたら、主人公は広告代理店勤務で、資料にしようと思ってた雑誌をたまたま相手も持っていた、というだけの話だった。
相手は大学生で、下宿の管理人もしてるのだけれど、なぜか主人公にはやたらときつい。そんな管理人は気に入らないものの、下宿の建物自体は気に入ったといって、ちょくちょく下宿を覗きに行くリーマン…って、視点人物で主人公なのに、なんかよくわからん人だな、と思ってたら、確かに下宿は気に入ってはいるけれど、下宿の住人になつかれたり呼ばれたりって流れで訪ねるだけなんじゃないか。
というわけで、梗概読んでもよくわかんなくってぜんぜん心惹かれなかったので、これは日高ショーコじゃなかったらたぶん買わなかっただろうなあ。
内容は、なんかのんびりニアBL…ルチルらしいとも言える。
管理人大学生は、太めのぐっと睨むような眉が珍しくていいなと思ってたら、ぼんやりしてると寛末というかふつうのキャラになってしまうのが勿体ない。でも人慣れしてないかわいいキャラだ。
しかしかわいそうキャラではなく、むしろ従兄弟だっけ、の下宿住人のほうがかわいそう受けの素質ばりばりだなあ(笑
主人公は昔はバリバリ仕事してて有能ぶりを発揮してたのに、ちょっと疲れてルーチンワークこなしてるおっさんにさしかかった年齢…というのはなんかいい(笑。でもキャラ的にはふつうの人で、あまり面白みはないかなあ。なぜ管理人さんに急にどきっとしたのかもいまいちよくわからない。
それにしても、これ群像ものになるのか…!とびっくり(笑。この作家で群像ものってあんまり想像したことなかったし。
面白いけれど、でも展開ゆっくりだし、ルチルだし、次はいつ出るのか、一体何巻まで続くのか…という気も。
面白そうだったけれど、上とあったので、下が出るまで待とうかなと思ってたんだけれど、他に読むものがないので、買ってしまった。
役所づとめで、地獄担当になってしまった受け。週三回の地獄の業務に通っていると、閻魔王にくどかれて云々。
受けは一体どこのどういう役所につとめているんだ…(笑。そして、地獄では一体どういう仕事をしているのか。描写を見ている限り、地獄に活きたままの人間職員が必要そうには見えないのに。
というあたりが、設定は面白いけれどFTとしてはもうすこし作り込みがほしいかなあと思ったところだった。
絵というか漫画絵や構図とかがいまいちこなれていないので、もう少し巧くなってくれたらいいなあ。
普段よりさらに独断と偏見にみちたことを書いている気がするので、ご不快に思われましたらすみませんです。
派手エリートリーマン×ぜんぜん趣味じゃないのにアパートのとなりに越してきた攻めとなぜかつきあってる地味スキーのかわいこ高校生受け。
…というだけで、なんも説明がないのです。
攻めはかわゆい受けに一目惚れということでまだいいけど(にしても今までの趣味とはぜんぜん違う、しかも男の子に一目惚れってよくわからんけど)、受けはなんでそんな趣味じゃない相手とつきあうようになったのか、攻めのどこが好きなのか、ほんとに好きなのか、なんかよくわからん。よくわからんままにイケメンに愛されるかわいこ受けという王道ぽい話が展開するから、すごくうすっぺらく感じてしまう。
地味スキー設定というのも、趣味とは異なる攻めとつきあうことにも理由はあるのに、あっさり書かれてあんまし活きてないし、突飛な設定をとってつけたような印象でもったいない。
そして、独断と偏見にみちたことを書くけれど、最近のリブレって、ベテランさんは別として、こういう漫画が多い気がする。デッサンの心配な絵とか、設定が活かしきれない展開とか、なんとなくかわいくなんとなく恋愛してる薄い話とか、そんなイメージになってしまった。だから最近のリブレの新人さんのコミクスてあまり買う気になれない…。
CJさんを読むのは久しぶりのような気がする。表紙がショタっ子じゃなかったので興味をひかれたのだが、中身はやはりショタっ子中心だった…(笑。そしてすごく相変わらずな感じだった。
表題作は大人受けではあったが、元チンピラのダメっこわんこ×攻め系男子バーオーナー。俺はなんでこんなヘタレと…な感じ。
オーナーの片思いしていたノンケ×美少年ゲイが吹雪の中に閉じ込められてそんなこんなな話は、展開の無茶っぷりと普通な展開がCJさんらしい気がした。
バーで働いてる美少年ではない青年が、お客でやって来た高校時代の憧れの先輩と再会、という話は一番面白かった。短編一本なので、もっと読みたかった…。
硬派ぶりたい応援団長×団長に憧れてお弁当つくってくるかわいこちゃんの話は…ギャグだけど、なんかもうちょっと勢いがほしかった気もした。
レストラン支配人×他店シェフの完結編。
不器用でマメでしつこい攻めの気持ちがようやくつうじ、不器用でいじっぱりでおぼこな受けががんばって素直になろうとしている…ので、なんかもう始終むずがゆい感じ。
受けが攻めに気持ち悪いとか変態とかののしって、後でわかってなくってごめんなさい、とかいう展開が多く、とにかくむずがゆい。
面白いか面白くないかで言えば、好みの問題だなあ、という感じ。つまんなくはなかった。でも正直あたしにはちょっとむずがゆすぎた…。
受けが女装させられるシーンがあるのだけれど、大和名瀬はこんなかわゆい少女漫画的な絵柄なのに、受けは女装しても女の子には見えなかったのですごいなあと思った。
あと攻め父が堅物そうなのにリベラルで、ご都合主義的だけどいいキャラだった(笑。結婚式したそうだった(笑。
このCPは、作者のブログの豆男と美ーナスのお話もすごくかわゆ面白いのでオススメなのです。はちんことともに、大和名瀬の持ちキャラになったなあ、という感じ(笑。不思議なキャラばかりだ。
高校の後輩先輩で、漫画家を諦めてフリーター×麻雀漫画雑誌編集者。
攻めの才能に自分は漫画の道を諦めて編集者になった受けは、攻めが自分の才能に気づかずフリーターやってるのを知って漫画を書かせようとするのです。
…最近の内田カヲルには、なんだかラブが足りない気がするのです…。攻めはともかく、受けの攻めラブが物足りないのです。
や、攻めのためにいろいろしたり、高校のときからほれてたのかなあとか思ってる描写は確かにあったのですが、なんか物足りない…。
内田カヲルのオヤジ受け萌えは終了したようですが、才能とか若さとか美貌とか持ったへたれわんこ攻めと、しょうがねえな受け入れてやんよという感じの受け、というのはずっと続いているなあという気がします。なんかそういう受けが、あたしにはあんまし合わないみたいです…。
ややネタバレです。
孤島に学術調査にやってきた双子の姉弟(兄妹?。島の所有者の金持ちの家に滞在し、金持ちの秘書とか従兄弟とかと交流しつつ、実はこの島で亡くなった兄の死因をさぐるという目的がありまして。
孤島、ミステリ色と、ワクワクな設定なんですが、なんか今ひとつだったな…。
タイトルがいいのに、これがあまり活きてないというか、本編では正装でとしか書かれてなかったし、白黒の画面では喪服だかなんだかよくわからないし…。それに喪服というか兄の喪に服してるという感じがあんまりしなかった。兄にとらわれたまま、というのはちょっとまた違うと思うし。
あとBLとしても、兄の面影をかぶせられてる弟が、あんまり個性があるほうではないし印象がうすい。攻め×兄も、攻め×弟も、なんでくっついたのかあんまり説明されていないし。
タネが某有名ミステリとかぶってしまったとのことだけど、なんだろう??わからなかった…。
短篇集。
表題作は、サッカー部のガッシリ系先輩&ロン毛先輩が元気でかわいくオトコマエ系な後輩に惚れて云々、という話。
絵はわりと好きなのだが、お話がいまいちな気がする。麗人というか短篇集だからかもしれないけれど、ラブが物足りない。
表題作は、先輩二人は元々は互いにホレてて、後輩に相談したらそのオトコマエっぷりにほれてしまったという流れなので、先輩の心変わりがいくらなんでも唐突だし、互いへの以前の気持ちにしても後輩への気持ちにしても、どんなふうに好きなのかとかよくわからない。後輩も先輩への気持ちはラブなのかよくわからない。
ガテン親父が娘につれられて美容室でイケメンにしてもらう話とか面白かったけど、やっぱりラブが物足りない。美容師がノンケっぽいのにオヤジに惚れてしまうというのもやや違和感があったし、オヤジも美容師にほだされてるような感じでありつつ、結構乗り気なのか…?とか、いまいちわかりづらかった。
電車の中でチンピラに注意する高校生に一目惚れして同じ高校同じバイトにはいったゲイ自覚してるかわゆい系受けっこ。飼ってた犬に似てるとかいいつつ先輩もかわいがってくれるので一か八かで告白したところあっさりふられ、犬のかわりだと思って!とか無茶ゆってかわらずなかよくしてもらうのですが、先輩は双子の弟がやたらと自分を敵視して、先輩の大事な人間を傷つけるわるいこなので、だれともかかわる気はないのです。
最近のこいでみえこはなんとなくあたし好みな雰囲気がある気がする…のだが、この作品も、攻めに拒絶されてもがんばる受けというのは面白かったのだが、いろいろ不満も残った。
けなげな受けっこはいいのだが、先輩をアニキ呼びの語尾が~っスというのはかなりキツかった。顔はかわいいヤンキー少年だ。
先輩は、あとがきにも書かれていたが、弟の事情のためだけではなくすごい低温なキャラで、受けっことくっついても低温なままでなんかカタルシスがない。受けはかわいくて男子校でもモテモテな設定なので、いろいろふっきれた先輩には受けっこラブラブになってほしいし、かわゆい受けっこを心配したり周囲にちょっと嫉妬めいてみたりしてほしい。
先輩と弟の確執もなんか設定がきっちりしてないというか中途半端。弟は兄へのやっかみで、警察沙汰にまでなるようなことしでかして海外に留学させられてたとのことだけど、それで帰ってきた弟をまた兄と同居させようという家族の意図がよくわからん。ぜんぜんふつうに生活してる描写もあったし、わだかまりが全くないのがすごい。兄は一人で家を出ようとバイト三昧だというのに…。
イケメン系ドS執事×高校生の坊っちゃん×黒髪メガネドM執事、メガネ執事×坊っちゃんの場合もあり。
坊っちゃんの両親が海外に行って心配だし、そろそろ坊っちゃんも大人になってほしいからと、祖父が二人の執事を坊っちゃんとこに送り、あれやこれや。
絵がなあ。デッサンもだが、頭身にちょっと違和感がある。あと、裸体よりも着衣のほうがデッサンいまいちというのは一体どういうことなのだろうか。
坊っちゃん高校生にしては外見も中身も子どもっぽすぎ。小学生くらいに見える。いくらなんでも、テーブルマナーだのなんだの全く身についてないで一から教えられるって、高校生としてもお金持ちの家の子としても違和感がありすぎる。
執事らは坊っちゃん一筋じゃないのがなあ…坊っちゃんのことは好きらしいが、祖父にも奉仕してたりするし、坊っちゃんのいない間にドSはドMをいじるし、坊っちゃん一筋!という執事ものの醍醐味がない…。しかしあのぽやぽやな坊っちゃんでは、執事が一途になってくれても、一途になれる理由がわからんというか、あんまし説得力がないかもしれない…。
しかしメガネ執事が基本受けというのは予想外でよかったし、まだシリーズは続いているようなので、続きも読んでみたい。
他の短編は、高校の幼なじみ先輩後輩とか、海上自衛隊先輩後輩とか、特攻隊員と門付けの少年とか。海上自衛隊は、外部から先輩の兄弟が来て3P。
とりあえず、絵がうまくなってくれたらいいなと思う。目とか色っぽくていいと思うので、このままでは勿体ない感じだ。
レヴィ=ストロース氏の冥福をお祈りいたします。21世紀なんだ…。
流石に…この表紙は…なんというか、この絵でカラーで髪ツヤベタって、怖いよー。花井みたいな坊主のひとはカコイイのになあ。
それはさておき、中身は珠玉の作品ばかりの短篇集で、よい意味で田亀センセイ幕の内という感じでした。
あ、基本クマ受けです。
イケメン若者ホームレス×ヒゲ専務はやや薄味で、可もなく不可もなく。
稚児系青年×青年を守るはずだったのになぜかいろんな人から痴漢されまくりのクマ系先輩の話は、まあほのぼのというか、ライトで面白かった。
以前別のコミクスで短編がのっていた、イケメン少佐×白髭中将@日露戦争の話が二編あったけれど、やはりさすがに白髭受けはキツい…(笑。でも話としては面白い。あと少佐がカコイイ。
中世フランスの騎士団長が、冤罪で延々と拷問される話は、痛々しいしかわいそう…。
薬の取引の潜入捜査に行ってダメになって戻ってきた警官の話=表紙の二人の話も、なんか救いがなかったなあ。そしてやはり、この黒髪長髪がなんだか清潔感がないというか、イマイチだ…。
犯罪者更生施設の話は、あたしがアホで英単語の意味がわからなかったので、オチがすごく面白く読めた。BLとしては、特殊な嗜好の描写とかかなりキモいのだが、それを上回るくらいにお話が面白かった。
コンビニ店員に露出を見つかって三人がかりでいじめまくられる話も、オチがよかった。これも暴力描写はかなりキツい。
お坊さんが山に鬼退治に行ったらやられちゃいました、な話は唐突にファンタジックでなんかかわいくてよい。鬼がでかすぎてラオウみたいだが…でも優しい感じで、ちょっとおじいさんぽいので、もっと若々しい系だと萌えるのになあとは思った。
あたしはこの作家が実は(実はでもないか)好きなんだよなあと改めて思いました。基本的に、絵(リベラシオンの一面をかざるくらいだものね)も漫画もかなり巧いんだよね。
内容面でいえば、ゲイコミって、愛とハピーエンドが物足りないなあ、と思うことが多い(もちろんこれは単なるあたしの好みなので、だから批判したいというわけではない)のですが、田亀源五郎は他のゲイコミ作家さんにくらべると、そういう要素もわりと描いてくれる気がするのです。このコミクスでいうと、少佐×中将とかがそうかな。
あと、あとがきとか見てて思ったのは、この作家は結構頭で考えてお話つくってるとこがあるんだな、ということで、論理的にお話組みたてつつ、ちゃんと萌えて描いてる、というのはたぶんすごくあたし好みな創作姿勢なのです。
なんか、この田亀源五郎文法のままで、キャラ設定やお話の展開はもろBLぽい作品なんていうのはどうかなあと思った。読んでみたい。
怪盗×警備員。盗品の代わりに尻をよこせとガチムチ警備員にせまる美形怪盗。
この作家は最初の縄師の話のころは絵も話も好みだったのだが…。
なんだか、キャラ設定とかキャラ描写とかがあまいのか、キャラがよくわからずどうにもこうにも。美形怪盗×ガチムチという設定はいいと思うのだが、なんか消化し切れてない感じ。
お話もいまいち。まあ、お題ありのガチムチアンソロの連載みたいだし、仕方がない面もあるのだろうけれど。
あと、絵は巧いと思っていたのだけれど、なんか実はデッサン微妙なのかなあと。もしかしてガチムチ歴が浅いのか、それとも逆に書きぐせでずれちゃったのか、なんか肉体の書き方がときどき微妙。
表題作は、やっぱ二人とも女とつきあうべきだと思うし~とかゆわれてふられた受けのもとに、ガジュマルの木に住む赤い髪の妖精キジムナーがやってくる話。最後がちょっと淋しい…やはり三角関係というか、当て馬がかわいそうな話は淋しい…。
のんびりゲイカップルの話は、のんびりで結構重くもあってよかった。友だちの結婚できない女の子とか受け?の妊娠中の姉とかのキャラもよかった。
こたつの高校生CP→大学に進学の話は、いじわる攻めが意外と…なオチで、かわいい。黒髪メガネの攻めの外見もかわいい。
最後のふった元彼が結婚して、別の友人と云々な話は、受けは勝手過ぎで攻めもこの受けではいろいろ仕方ないんだがあーあという感じ。
でも、わがまま少年をずっと友人のまま好きだったという攻めはとてもいい。
というわけで、『悪魔でハニー』のオタクネタ、まずは自力で想像ついたものを書き出してみた。
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グレーの髪の転校生=?…あっ。もしかしてカヲルくん!?
正真正銘の魔界人、団長も気に入ってくれるだろう=ハルヒ
宇宙人が襲ってきたら歌か水=マクロスとなにかか?
光るオッドアイ=ローゼンメイデンですかね
「だよねーくさいよねー」=?
男子校にいる男装の女子=花ざかりの君たちへ
机の中で何か飼ってるルームメイトにメガネに小悪魔にな男子寮妄想=?
先輩の弟になりたいアンジ=?
スール=マリみて
バルサミコスう~=?なんかよく聞くけど
一万二千年前から引きこもりで八千年過ぎた辺りから平面に入れ込んでる姉=アクエリオン
鳥が三羽ならんだら愛してるのサイン=?
兄の右腕は弟の魂の対価となる=鋼の錬金術師
ローゼン王子=ローゼンメイデンなんですかね
セミが鳴く斧=ひぐらしとかいうあれですか
ドリルを持ってる悪魔=?
手乗りの虎はツンデレだったな=?
執事になって成功した悪魔=?なんか聞いたことはある気が
ある文献によるとホモの嫌いな女性はいないらしい=げんしけん
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…これしかわからない。ハテナなネタは検索してみようかな。
それに、これ以外にもネタがあるのかもしれない。
なんにせよ、情報、お待ちしてます!(笑
表題作、正直ほとんど期待していなかったのだが、面白かった…!
だって、ある日押しかけ悪魔がやってくるというのはまだしも、それがこの表紙みたいなピンクの髪のかわいい系とかだとちょっとどうなの…しかもその悪魔がオタクという設定もこのルックスでオタクとかかえって微妙…とか思ってた。
オタク悪魔のマイペースぶりオタぶりとか、婚約者の悪魔のダメっぷりとか、なんかとても面白かった。後半になるに従ってどんどん展開がなめらかになり、もう各コマ一カ所は笑いどころがあるくらいだった。
ていうか、むしろこれBLじゃないほうがいい気がした(笑。BL分は、王子の婚約者のドジっ子美形メガネが一手にになってほしい(笑。主人公と悪魔はCPはないほうがいい。ていうか、ドジっ子の契約者彼氏とか、一こまくらいしか出てこないのに、裏表紙にまで出張ってるし(笑。
しかし悪魔のオタネタは半分もわからなかった…。あとで調べてみようかな。
クラスの優等生が、チャラ男先輩にもてあそばれてんのを見て、チャラ男ラブな優等生に興味を持つ話は、最後の展開がうおおーって感じで、すごく面白く、且つ物足りなかった…!これメインCPだけでもうちょっと読みたい…!ていうか、初出雑誌確認してあああ成る程…って感じだった…。
なんだか西田東読むの久々だなあ。
表紙の中世設定に惹かれて読んでみた。
表題作は、修道院で育てられ、同性愛者であることを苦にして巡礼中の青年が騎士に出会う話。そういうこと未満なので攻め受け不明。
西田東らしい話だった。騎士がいろいろ事情もあってわりと嫌な奴で、けど隙だらけでかわいいので受けがグっとくるあたりとか、ラストの余韻とか、西田東らしかった。
現代の遭難ものは、別部署の偉いさん×今時の若者でゲイ。出張の際に無人島で二人きり。これも西田東らしい話だった。
…絵があまりうまくならないな(笑。それはさておき、なんかパターン化してるのかな、なんかいまいち物足りなかった。つまらないわけではないし、どんな話でも西田東らしさがあるという意味では安定感があるともいえるのかもしれないけれど…うーん、もうちょっと変わり種も読んでみたいのだが。とはいえ、最近では全作品を通して読んでるわけではないので、あまり大きな感想を言うのもよくないかもね。
『レンタル・ラヴァー』と同じ世界の葛井美鳥のアンドロイドもの第二弾?
アンドロイド会社社長の息子は、アンドロイドを利用する人間とかアンドロイドが主人のためになんでもしてしまうことに嫌悪を覚えるようになり、ボクシングで身を立てようとするも、実家の追手を恐れてアングラな賭ボクシングの選手をしてる。そこに護衛のためといって社のアンドロイドがやってきて云々。
アンドロイドはいいね。アンドロイドは心をうるおしてくれる。リリンの生んだ萌えの極みだよ。
護衛アンドロイドの気遣いはどうせプログラムなんだろ?という、ベタながらアンドロイド萌えの重要な要素がとってもよいですね。作者もアンドロイド萌えの人らしいので、きちんと萌えツボをわかってくれてる感じですね(笑。この作者にしては受けがショタっぽくないとこもいいですv
かつて友だちだったアンドロイドが、主人公が思いやりを見せたために人間のいいように使われることが苦しくなって逆恨み、社と主人公の命をねらう組織をつくり云々、というあたりも萌えですね。こっちのアンドロイドはおんなのこですが(笑、ですがって何だ。
あと、父社長の遺した秘書アンドロイドが、父への忠誠心で役目をおえたいというとことか、主人公にも結局なついて護衛アンドロイドと主人公をめぐり火花をちらす、とかいう展開もいいですね。
敵組織とか秘書アンドロイドとか、この先の展開に期待なのです。
なんとなくよしながふみみたいな表紙だなあと思った。マットだし。
表題作のシリーズは、仕事のできないバツイチ40オヤジ上司←イケメン部下。オヤジ受けかと思ったらイケメンの襲い受けで、イケメンが泣き落としたり策略したりでのんきなオッサンがほだされたりだまされたりする話。コメディタッチで面白かった。
高校時代からの先輩にずっと片思いしてたら、知らぬ間に先輩が彼女と別れてかわいい男の子とつきあってた話は、なんか後味悪かったなあ。先輩の元彼ちょっとかわいそう。先輩も自覚したてでいっぱいいっぱいだったという状況と、ドS元彼も浮気したりしてたようだが…何でつきあったんだろ?あ、先輩がドMだからか。メガネの髪長めのイケメン後輩攻めがカコイイ。
ブラジルに配属されたよく覚えてない同期と電話で話す話は、攻めは電話だけでよく好きになったなと思うし、実際会ったのは二度目でくっつくとか、ちょっとファンタジックではあるが面白かった。メガネの髪長めのイケメン同期攻めがカコイイ。
…メガネっていいよねえ。
しかしあとがき見てて、あれ?ママに彼氏なんてできたんだっけ???と思い、既刊の麗人コミクスのあとがきみようとしてついつい読みふけってしまった…。
今週も疲れたお…。
なんというか、カオスだった。
笠井あゆみといえばひたすら耽美な印象だったのだが、なんか耽美書き込み過多ギャグ、というよくわからんジャンルの短篇集だった。美味しんぼやおいのあの世界まんまだったので、耽美よりもこっちが本職らしいというか、本職にしたいらしいことがやっと理解できた。しかしギャグはギャグなんだろうが、面白いのか面白くないのかもなんかよくわからん。とりあえず、あんまりBLではないのでその点はで残念。
あと、昔の絵はそれは確かに相当耽美なのだが、最近の絵はそうでもないというか、適度に中和されてBLコミックらしい絵になっててなかなかよい感じ。以前のひたすら耽美な感じの絵も、この人にしか描けないだろうから貴重ではあったのだろうが…しかし漫画という観点でみるとやっぱり今の絵の方がいいように思う。
表題作は4コマシリーズで、やっぱりあんましBLではないけれど、これが一番面白かった。無自覚フェロモン男子高校生に老若男女とわずメロメロな話。
しかしP数が少なく、4コマということもあり、かなり物足りない。そして続編が竹書房の携帯サイトで連載中ということで、初めて携帯で漫画を購入してしまった。
コミクス部分の続きでは、ママの尽力でピーちゃんの反抗期は終了し、武蔵とコウタも仲直り(?)H。お話は今後寅之助の武蔵→寅之助な勘違いとか、コウタのフェロモンの秘密?などの展開になりそうな感じ。
中々面白いし、続編のほうがBLっぽくなってきてるのでそれはよかったんだけれど、しかし携帯の漫画って高いな…。コミックス一冊が八百円とかか。高すぎる。
疲れがたまっているのです。漫画読む時間もあんましない。一週間くらいなんもしないでやおい的なことだけ考えてみたい。
表紙を見てあれ、えー?BFC…じゃない?同じ学校が舞台で違うキャラ…???と、微妙な気持ちになったのですが、そしてまあ微妙な気持ちはなくならなかったけど、そこそこ面白くもあったというか。
寮生×堅物生徒会長みたいな。寮の下着盗難事件をきっかけに、空手の腕がバレで空手部の生徒会長に手合わせ申し込まれるけど断ってたら、なんか会長が家の都合で入寮することに。
同じ学校はいいとしてもまた生徒会長かーしかもまたクールビューティ系かー三木先輩とかぶるじゃないか、と思ったのだが新しい会長は三木とはやはり違っていてそこそこよかった。最初からゲイだし、結構かわいげあるし、けどやはり三木と比べてしまうのでちょっとキャラが物足りない。
攻めもちょっとキャラが薄い。
モブたちは一気に大勢出てきて覚えるので精一杯だった。
というか全体的に、単体としてそこそこ面白いし、BFCパート2としてもそこそこ面白いのだけれど、旧BFCと比べてしまうとなんだかちょっと物足りないかも…?と、ついつい思ってしまう感じだった。
ほかの短編も同じ学校の話だったというか、結局あとでつながってくる感じ。
決して悪くないし、今後に更に期待してます。
面白かったけど、ちょっと物足りなかった。
表題作は、武家の側室の子が正室の嫉妬を恐れて姫として育てられ、なんか評判わるい商家に借金のかたに嫁によこせとか言われて父はほいほいと息子を嫁に出したのだけれど云々。
女装受けはあまりすきではないのだけれど、この受けはかわいらしいながらもかっこよくてよかった、のでまげになってしまって…、や、それでもかわいいんですけど…(笑
攻めが受けにめろめろのジェラスしまくりなのだが、話の構成上なんか攻めの受けラブはあんまし描かれないので、そこがちょっと物足りなかった。
ヘタレリーマン後輩×メガネ先輩の前後編の方も、面白いけどちょっと物足りない感じだった。ふたりともそれぞれに心にあいた穴をかかえつつ、という重めの設定が、なんかあんまし活かしきれてはいないような…。
いずれにしても、短編ではなくて三話以上の連載もののほうがこの作家さんは面白い気がしたのです。
かわいそう設定が好きな作家さんなんだろうなという気がするし、そのかわいそうさの描写の仕方とかもあたし的にストライクな感じなので、なおさらがっちり連載ものな作品が読みたいなあと思うのです。
なんかあんまし面白くなかったな。読んでる間はハテナをおぼえつつもそこそこ面白く読んだような気もするのだが、思い返してみるとなんだかな、という印象。
ヤクザ×メガネ外科医。
怪我してるところを助けてもらったヤクザが恩人を捜して、うさぎちゃんみたいなかわゆい外科医に結局めろめろ。
外科医はヤクザに目をつけられて気の毒だが、主体性ないし印象あんましよくない。なんか最後のあたりとか自覚的ではあるが自己中だし。
ヤクザはなんで恩人が男だったくらいで殴ろうとか思うのか。ずっと黙ってられてだまされたような気になってるのか。なんかそういうとこからこまかい機微がいまいちわからんしとっつきづらい。このキャラ独自の魅力もBLヤクザの定型の魅力もあんましない感じ。
絵が外科医はかわゆく描こうとしているのだと思うのだが、そのかわゆさが追求されきってない感じでなんだか絵柄まいごという感じ。
ウサギとトラというモチーフもあんましうまく活きてる気がしないし、時折出てくる擬獣化もなんかちぐはぐ。
というか全体的に、絵もお話もキャラもまいごな感じ。
というか、最初の攻めが撃たれて倒れてるとこで、銃創書き忘れているようで、なんかそこから既にハテナだったんだよなあ。その銃創もなんか外科医の応急処置のまま翌日から元気に動き回りまくりだし。妙に意味深だった猫は結局どういう意味があったのかよくわかんないし。
前後編の天才少年×公務員ものもあんまし面白くなかった感じ。
楽しみにしてたコミクスが出たー。
のですが…。
ユダヤ人青年×ナチ将校。
受けは攻めの育ての親?で、戦後攻めが受けを監禁愛…???
…という、今まで雑誌などで垣間見ていてなにやらワクワクさせられていたお話の全体像がコミクスでわかるんだろーなー、という期待は見事に裏切られ(笑、上記のような?らしき?設定の短編が数本あるものの、物語の全体像どころか、二人の関係も何があったのかもよくわからん。もうちょっとは書いてほしかった…。ネコミミ番外編はいらない…と思いつつ、このままよくわからないCPがいました、というだけだったらもっと後味わるかったかもしれないから、和み要素があってよかったのかもしれない…。
あと受けの身体が細すぎて、監禁されてて弱っているのかな、と思いつつも、なんだか子どもみたいでちょっと残念だった。
まあでも気になるし、続編が出たらまた読むとは思う。
だいたい高校生くらいの話が多く、不思議ちゃんが出てくる話が多かった印象。
ゆるゆるのんびりで、不思議ちゃんのテンポとか雰囲気とかが合えば楽しい。
あと、もしかしたら、テニス好きの方にはテニス二次っぽいのかもなあ。
表題作はハーフの古典教師×秀才不思議ちゃん。なんで攻めがハーフだったのかわからんかった。
兄の友だちにラブ、な話はシリアスでちょっとアンハッピーだった。
メガネフェチ大学生←メガネとかライトでかわゆい。
友人に言い寄られたけど、なんとなくつきあい始めた彼女がいるし…な話はオチにすこし驚いた。
あとは両想いなのにすれ違いな高校生とか、不思議攻めに犬の散歩に誘われて仲良くなる話とか。
全体にあんまし印象に残った話はなかったが、まあ雰囲気がかわゆいのでよかったかと。
スター×貧乏な高校生。
家にテレビがない受けは、となりの高級マンションに住む超スターと知り合って、なんか気に入られてそう言うことに。
スター×凡人ってありがちながらも王道で大好きなので、大和名瀬なので、とっても期待していたのですが。
面白くなかった。
なんだろうね、攻めが普通すぎてキャラがたってないんだよね。受けはふつうのこで、ふつうでもいいんだけど、攻めがキャラたってないから受けも印象薄い。
あとお話だと結構よくある配置だけど、高級マンションとボロアパートが並んでたっているのってあんましなさそう。
やさしくてカコイイ会社社長令息の彼と同棲をはじめたら、なんかやさぐれな第二の人格があらわれて云々。
この設定いいよね(笑。けっこう厳しい設定のみなみ遙は面白いと思う。厳しめ設定でもどシリアスにはならないので、ちょっと勿体なくもある(こういう設定でもっといろいろつきつめて書いても面白そうだから)けど、こういうある程度の軽さの担保がある中で、厳しい設定というのも、それはそれで。
ただ、第二の人格はあくまで主人格の一部だという設定で、やさしい攻めとちょっといじわるな攻めの二人×受け、みたいな感じには最終的にはならなかったので、あんまりお気軽過ぎなラストにもならなかった。でもそういう徹底的にお気軽なのも好きですけど(笑。
バーのバイト×バーテン。
相手は誰でもいい受けなのですがそれは恋愛にかんしてトラウマがあるせいらしく、放っておけと言われても攻めはなんとかしてあげたいのです。
なんというか、シュールな残酷さとか、痛々しいとことか、びみょうにこなれない描線とか、初期の鳥人ヒロミをちょっと思い出した。絵がもうちょっとこなれてくるとすごくよさそうなのだが…。
なんかキャラがいまいちつかみきれないような感じと、受けの昔の彼の強烈な印象とか、見守っていろいろしてくれたからってのはわかるにしても攻めを受け入れた経緯がよくわからないこととか、びみょうにすごく面白いとは言い切れないような、そんな印象だったのですよ。
洋食屋のバイトが料理にゴミ入れて文句つけようとした客を殴ったら、昔の連れのいとこだったのですが、連れが死んだと聞いて昔のことを思い出したりなんだり。
あとがきでずっと書きたかったテーマで云々、というようなことが書かれていたのだが、一体何が書きたかったのだろう…???
バイトと元連れのいとこのふたりの思い出の中でのその男は、自由の象徴…らしいのだが、なんかあんましそういう印象もない。クスリやって、従兄弟てごめにしてってのが自由なのか?自分の気持ちとかに気づいていない感じとか、怖がりながら自死を選ぶとことか自由なのか?よくわからん
バイトといとこがなんでそういう関係になったのかもよくわからんし、それぞれの魅力も全然わからん。元連れの魅力もわからんかったが。
そんなわけで、キャラもお話もよくわからんし面白いと思えなかった。
たぶん理屈ではなくて勢いとか雰囲気でのめり込めたら面白いのかもしれないけど、まああたしには合わなかったってことなんだろう…。
まとめてしまうのもなんなのだが、なんというか、どちらも薄かったので…。
『蔓草』のほうは、社長×部下の和装ぎみCP?と、従兄弟→社長弟の若者CP。社長弟が美人な部下が気になるも、部下は無意識魔性で。なんだが、四人とも描写があっさりすぎて…。
しかし描写があっさりなのはキャラが多いせいではないらしく、他の短編も軒並みあっさり…。だらしないリーマン×家政夫だっけ…は、受けが男らしくて、どっちが攻めか想像つかないのはよかった。
『忘れ物』は…なんだっけ。
表題作は倦怠期CPものだったのか。年下生徒×書道の先生とか、前後編もかける必要あったのか…。
というわけで、絵がきれいで、男っぽい受けが散見されるのはよかったのですが、あとはお話もキャラも薄すぎて全然印象に残らず、あまり面白くもなかったのです。
この作家さんで、原作つきの漫画を読んでみたいです。
ドSDV美人×浮気症メガネヒゲ。
もしかしたら萌えるかも、というか美人攻めはいいよね…と思ったんだけれど、やっぱり浮気性だけはどうしてもダメだな…。
受け、自分は浮気性で攻めの浮気はゆるさんというのはぜんぜん感情移入できないぞ…。
攻めも受けへの「躾」にあまり愛を感じないぞ…。
こんなつきあい方でまだ高校生というのも違和感…。あと、高校生がタバコ吸う描写はBLでもそろそろ排除してほしい…。
放浪癖メガネ従兄弟がやってきた夏の話は、なんで互いに惹かれたのかよくわからんかった。
全般になんだか突飛な設定や展開だけで書いてる感じで、キャラにもお話にも感情移入できないという前に面白みを感じないし、萌えも感じなかった。何を売りにしようとしているのか…。
あ、でも絵は身体のデッサンちょっと不安だが、顔とかは上手いし魅力はあると思う。
わー!面白かったというかかわいかった。こういうの、なんだかすごくすきなのです。ゆるゆるコミカルで、かわゆい雰囲気で、なのにせつない。
おじいちゃんの借金のかたにアラブに売られた美大生。日本人の女の子じゃねえのかよ、とか怒ってる皇太子をみかねてか、弟王子が引き取ってくれる。ぜんぜん言葉もつうじないまま、ポ○モン大好き第三王子らをまじえてなんとなく暮らしてるうちにそんなこんな。
冒頭とかトンデモBLで(笑、はしばしがすんごくゆるい。絵もゆるい(笑。
でもなんだろうなあ、なんだか好きなんだよなあ。確かにいろいろゆるいけど、洒脱さオサレさをめざしてる感じではないし、ちょっとデッサンは不安になるが、まだぎりぎり雑ではない感じ。だからうまくコミカルかつファンタジックでリリカルな雰囲気を作れている、と思う。
表紙絵もリリカルでいいなあ。あんましBLぽくないけど。口絵もすごくよい。
言葉が通じないってのも実は結構めずらしいのかなあ。言葉が通じないまま、ふたりがなんとなく交流していくありようとかもうまく書いてて、王子が受けを好きになったと言ったときにそれがわかってしまう伏線とかいい。そんなに凝ったことしてるわけではないんだけれどやっぱり巧いなあと思う。
なんかごく短期間ですごい絵が変わったのかな。前はちょっと捨井タスコ風というか、七十年代みたいというかだったけれど、だいぶ洗練された感じになってきて、今度はちょっと寿たらこ風味を感じるような。口の書き方が一番気になっていたのだけれど、今の絵柄ならあんまり気にならないかも。
内容は短篇集で、最初の数本は脇キャラでつないでいくオムニバスみたいな感じ。
漫画家のアシ×漫画家の弟、元同級生同士の編集者×漫画家とか。
表題作は編集者の兄の弁護士×顧客のわがまま坊っちゃんで、書き下ろし。レグルスは…リアだ!リア萌え!しかしそれは全然関係ない!
ちょっとなんというか、全体にやはりオサレ系というか、萌えよりも凝った設定とかが優先されてる印象がなくもないけど、そこそこ面白かった。
軍服の表紙で、しかし描線も塗りもなんというかこなれきってない感じというか、なんか若干不安をおぼえたのですが、結構面白かった。
しかしあれです、特に初めて読む漫画家さんとかは、画でクオリティを主観的に推測することが多いのですが、結構当たる気がします。
というのも、よくもわるくもこの作品は、まっとうな軍人ものではなかったのです。
冒頭あたりでは、言葉遣いとか立ち居振る舞いとかがあんまりにもぴしっとしてなくって、正直ガッカリしてたのですが(やっぱり軍人ものにはそういうところにビシッとした描写を期待してしまうし)、これは軍人ものではなくってなんちゃって軍隊ものだし、主眼はそこではなかったというか。
というわけで、ちょう厳しい大尉にいびられまくりの一等兵、なんかかんかあって大尉にラブなんですが、いつもムチでしばかれまくりという話で、簡単に言うとヘタレ部下→ドS大尉なのです。
ドSが結局受けになるというのはちょっとめずらしいですね。前述のように、設定とか軽めだしコメディだし、ライトに楽しめる感じです。
あと結果的にドS受けだけれど、最初は見た目的には大尉×一等兵というか、つまり大尉の体格がよいので、ドS受けがしっかりした体型というのは非常にポイント高いのです!
併載の部下×上司の無理矢理愛ものも面白かった。
攻めはほとんどストーカーなのだが、ぜんぜん悪びれないのが可笑しい。
そのうち読むかと思っていたんだけれど、なんかもう読まないような気がするのでまあいいかと。
久芳兄→綾瀬でほぼ一冊、というのは個人的にぜんぜんうれしくなかったのだが…萌えどころがわからない…でもこのCP?人気あるんだろうなあ。
というわけで流し読みしてしまった。
『白の無言』の高橋&桐島の幼年・士官学校編というか、パラレル編というか。
結構前に買ったのですが、高橋桐島話は同人誌でほとんど読んでいたのと、併載の特攻隊ものはちょっと重そうで手をつけていなかったので、感想を書くのが遅くなりました。
同人誌の総集編なので、小話の連続で、特にまとまったお話はまだない感じです。でも軍人言葉とか同時代の様子とかからかもしだされる雰囲気は、個人的にはとってもよいなあと思います。
が、そういう内容面のことはまあとりあえずよくって、もうもうもう、ともかく大竹直子の軍人というか、正確には美メガネ軍人桐島(大事なことなので太字にしました)が、こうしてまとめて見られるだけで、このコミクスは値千金なのです!とにかく桐島は素晴らしいメガネなのです。ファービラスなのです。
というわけで、メガネもしくは軍人がお好きな方は、買ってそんはないと思いますv(笑
…ん?
まだ学生なのだから、正確には軍人ではないのか?まあいいか。
一方の特攻隊ものですが、BLで特攻隊ものというと、本仁戻の「桂」くらいしか思いつかないのですが、正直不謹慎なような気もしてしまいます。が、ほんとに不謹慎なのか、またなぜ自分は不謹慎だと感じるのか、という点はもう少し冷静に考えたほうがいい気がしています。というのは自分のための備忘メモですが。
それにつけても、特攻隊といえば思い出すのはあれです。目取真俊の「風音」です。不謹慎かどうかは別として、こういう話形がつながりやすいということはあるのかもしれないなあとも思うのです。
こないだこの作家の作品をはじめて雑誌で読んで結構面白かったのでコミクスも買ってみた。
短編集、ちょっと傾向も雰囲気も出来もばらつきがあって、全般的に完成度がいまいちというか。あとがきにスランプ時期があったみたいなこと書かれてて、ちょっとがっかりしてしまった。
表題作は、ゲイ→ノンケのゲイが及び腰でノンケのほうががんばる感じで、特に可も不可もなく。カラオケ屋バイトの頃のゲイはちょっと色っぽくてよかった、というくらい。
先生と天才児の話とか、犬を介して知り合う話とか、短編にしても雰囲気だけすぎてお話もキャラも書かれてないので面白みも萌えもなく。
先輩とかわゆい後輩の話はちょっとよかった。これに限らず、この作家は高校生ものが読みたい気がする。
前作の『最愛アンビバレント』はパスしました。だって劉はヘタレ外科医とくっついてほしかったんだもの…。
南の島編で、いつもどおり。山崎さんのアメリカ行きのオチがよかった(笑。
しかしほんとこのシリーズがこんなにつづくとはびっくりですね。
ナイチンゲールは夜に啼くは、出張イメクラで疲れた男達を攻めまくって癒している主人公が、母の担当看護士に一目惚れして云々、という話でベタながらなかなか面白かったのだが、よく読み返してくるとほとんどお話がない…。イメクラ描写がすごく長く、看護士がどういうひとなのか、看護士はなぜ主人公に惚れたのか、とかぜんぜん書かれてない。まあ問答無用の一目惚れ、というありようではあるのだけれど、それにしてもあんまりにも何もないので、広がりはない感じ。
表題作は監獄のような予備校で、もともとゲイ?のこが同室のこに片思いしてたのですが、性欲のかたまりな相手もノリノリでそんなことに。ちょっとアホっぽいコミカルな話で、同室の残りの三つ子とかちょっと阿部さんに似てておかしかった。
表題作は魔法学園もの。パートナー制度があって、わるさをすると、その生徒のパートナーにネコミミがはやされちゃうのです。2CPそれぞれかわいかった。が、もっと読みたい…ものたりない…。ロンゲの先生の話も読みたい…。
後半の別作品は、弟→幼なじみ→主人公の三角関係もので、これはちょっといまいちだった。幼なじみが自分に告白後、事故で記憶喪失になってしまうという話と、突然見舞いに来た弟が幼なじみへの恋に気がつき、しかし主人公は弟に負い目があってという話と、二つの話を盛り込んでるものの、なんだかちぐはぐというか散漫な印象になってしまっていて、何がメインだったのかよくわからなかった感じ。
貧乏な実家のために、就職を考えお坊ちゃん高校に特待生で入った受け。特待生は学校の雑務をするという決まりがあるのですが、案の定その学年のVIP生徒のお世話係みたいなことになってるのです。雑務の内実を知って当初は仰天したものの、学費もただだしこれくらいは仕方ないよねと、ちょう金持ちの攻めのお世話にいそしむ受けに、次第に攻めは心惹かれて云々。
この梗概からはベタな展開を期待してはいたのですが、あまりにもベタなのでちょっと手を抜きすぎでは…と思ってしまった。ベタでも、なんというか、こう、萌えさせてくれるような心の機微とか丁寧な描写とか、もう少しほしかった。
きのうの件ですが、冬水社コミックスの口絵はそもそも廃止になってたのね…気づかなかった…。
初めてこの雑誌を買った。
SEXPISTOLSのために。SEXPISTOLSのためにだ!
…なんて久々の新作だ。そして、たったの16ページ…。
それにしても、ジンジャー×マクシミリアンかー。
なんかページ数足りなくて、説明不足でキャラまでちょっとかわってるような。
ジンジャーのだめっぷりもマックスへのラブも表層なでただけという感じでもっと読みたいよー。マックスのぐるぐるな悩みも。ふたりのヒデクニラブとかももっと読みたい。
マキヲはほんとうにどうしょうもないが、なぜカレンはマキヲと結婚したのか…。この二人編も(カレンちゃんが不幸せな話でないなら)読みたいけれど、BL誌ではさすがに無理だろうし、ていうかマキヲカレンより前にクニマサノリヲだのヨネクニいいんちょだの、読みたいメインCPがたくさんいるからなあ…。
ていうかマックスとマキヲがそんなことになった経緯が想像もつかないのだが…。マックスが意外にも貞操観念はそんなにかっちりしてないということなのだろうか。
あっ。マックスがそういう設定だったら、リチャードマックスも実はあったんだったりして。だったらいいな。
アニメになるのはビックリですね。
今までBL関連のアニメとかCDとかぜんぜん見聞きしてなかったのですが、SEXPISTOLSと生徒会長に忠告はさすがに気になります。
ていうかなぜいいんちょ編なのか。ていうかCD版だとヨネクニは子安武人か…ん?公式サイトみると違うひとだね。声優さんよくわからないや…なんかもう色々想像がつかない。
どうも疲れが抜けないし忙しいしで、気力が沸きません…。
この作者のコミクスが立て続けに出るなんて、なんだか珍しい感じ。
そして、大相撲の呼び出しと、タニマチの若旦那という異色の設定で、わーな感じなのです。
主役二人は、まっすぐ系な呼び出しと、ちゃらんぽらんぽい若旦那、呼び出しに惚れた若旦那の従妹とかの関係がまだまだ微妙な感じで、かっちりBLではないけれど、なかなか面白かったです。特に呼び出しは、修行中の状況とかもあって、自分の気持ちがあんまり見えてない感じで、でもこれBLだしラブになっていく…んですよね???なんて、期待というか不安というかを感じてしまうのです。
相撲が主題でも、やはり相撲取りとのCPではないのだなあ…と思っていたら、部屋の頭脳派っぽいメガネ力士が外国人力士に惚れ込まれるおまけ漫画とかあって、ますますわーなのです。
わがままだけどかわいくて愛されがちな病弱坊っちゃんと主治医のラブラブ第二巻。
一巻は坊っちゃんが寝込んでばかりで、お話がぜんぜん展開しないのでは…と思っていたら、二巻ではちょっと健康になってきて、汽車にのったり勉強がんばってみたりなんだり。汽車の話はゲストCPの話がせつなかった…。
全体的にのんびりしたヴィクトリアン風なふんいきでかわいくていい。坊っちゃんはちょっと縮みすぎな気もするけれど。
いつもどおりの短編集だが、いつもよりもなんだか印象に残らない…割と薄いお話の多い作家だと思うが、輪を掛けて薄かったような…。
オヤジ受けがやや多めか。料理人とくまの着ぐるみの話はちょっとよかった。
あと『ビスポーク』のキャラが少しだけ出てて、これはよかった。ほんとにちょっとだけど。ビスポークキャラは最近、この作家の持ちキャラというか持ちネタみたいな位置づけになってきてるような気がする。そして最近では仕立屋×ヤクザではなく、仲の悪いヤクザ×ヤクザがメインになりつつあり、だがそれがいいと思う。
担任のメガネ先生がすきなんですが誰にでも優しいのでついつい反抗してしまう高校生。繁華街でコナかけられたうさんくさい男と、メガネ先生を忘れるためにつきあうことに。
…や、メガネはずして髪セットしたくらいで相手だとわからなくなるとは一体どういうことだ。夜間だけならまだしも、昼の光の元で会ってもわからないなんて…。
あと先生の倫理観がどうもあわなくて、なんだか全般的にガッカリな感じだった。ベタなお話読みたくて読んでみたのだが、ちょっとそこここに無理がありすぎた。
短編集。なんだかあっさりした話ばかりでいまいちだった。面白いキャラもいないし、展開もなんとなくエッチな感じになりまして、というのばかりで。そんな薄い本なので、表紙や口絵のイラストとか、どのCPだか全然判らない。印象にのこるお話がひとつもなくて残念だった。
BENNY'Sは連載ものを書いてみてはどうか。
表題作は、カリスマ美容師×ゲイバーで出会った大学生、デザインがライバルに盗まれて受けを疑う話、なのだがキャラもラブもうすくてなんだかものたりなさすぎた…。
次の不動産会社社長とライバル会社に恨みをもつ青年の話は、攻めがひょうひょうとしてて面白かった。
リーマンの後輩→先輩は、お話はいいのだが攻めのキャラがなんかよくわからない感じだった。
主人公は、亡き妻の兄のヤクザにたすけられつつ、幼稚園児をそだててる。日息子の同級生の叔父が実は中学校の同級生だったのだけれど、卒業の際に一方的に縁を切られててあれはなんだったの?
オビの石原理の言葉にもあるが兄がよすぎる。攻めはあんまし個性がない…受けもあんまし個性がなくないか。なんか展開しかない感じというか、お話も、キャラの個性もうすくてあんまり印象に残らなかった。兄にまつわる筋がいちおうあるけれど、恋愛面がなんかうすいというか。攻めはこの受けのどこがそんなにすきだったのか。受けはなぜ同性をうけいれられるのか、攻めをどこでどうやって好きになってたのか。よくわからん。こうしたいくつかの疑問には、すべて「これがBL作品だから」としか答えようがないような気がした。
あと、やはりあたしは子持ち設定は地雷みたいだ…。
『パパ ★アイラブユー』の、攻め弟×受けに片思いしてた同僚。本作では15さい×リーマンだが、当時は幼児×リーマン…。年下攻め作家ですな…。
表題作は素直な攻めと素直になれないリーマンで、でもそれだけだったかなあという感じ。スピンオフではときどきあることなのだが、前作受けがなんか鈍感扱いされててなんだかなという気もした。
あとは元気っこ×図体はデカイが女々しいメガネ同級生とか、つきあってるのになかなか進展しなくてじれる同級生ものとか。やや軽くあたりさわりのない印象だった。
今回もいいお話がいっぱいあって、アンハッピーエンドぽいのはひとつだけで、とてもよかったですv
表題作はパトロンのおじさま×学費がほしい大学生。イロニックなやりとりしつつ、嫌われたくなくて甘えられない受けとか、実は影で大変な攻めとか、とてもよかった。古めの作品ということもあってか、ちょっと『キモチの行方』とかを思い出した。
大学生の友人同士のはちょっと薄目だった。
大学教授がアングラな術で人の身体を借りて、研究室のメガネ院生にうまくお持ち帰りされて後悔する話はとてもよかった!その後も読みたい!(笑、カバー下にすこしあったけれど。
ペットロスの金持ち×その犬の生まれ変わりだと思われてるフリータの話は、ちょっとオカルトっぽくてかなり面白かったけど、攻めは受けが犬でなかったらダメなんだろうなあとちょっと淋しい。
材木屋の中学生の話は淋しい…。
今週はとくに忙しかったのです。
随分間があいてしまいました。あんまり本も読んでいませんが。
本仁戻の耽美方面の志向はあんまし(他の志向ほどには)すきじゃないかなあと今までは思ってたんだが、やっぱりあたしは本仁戻が好きで、あと耽美的なのも結構すきなのかもなあと思いつつ。
しかし、このタイトルはなあ…(涙。こんな直接表現、ぜんぜん耽美じゃないと思うのだが…。耽美の追求よりもデクラレーションをしたかったんだろうか…。
「ヴィスコンティの映画のように」純文やめて推理小説書いてる作家がみそ汁の上手な美少年家政婦を募集したら、ちょっとトウのたった美青年がやってきて云々。
耽美というか、耽美的なふんいき礼賛というかんじ。ちょっとついていけない。あとがきにいうこの人中二病なんだわ感が一番強い話。しかしイマイチ感があるのは、ヒゲの作家が顔がいまいちでキャラ的にもびみょうだからかもしれん。耽美な文を書く作家が、しかしすごく普通な感じなので。でもだからこそ夏が終わっちゃったという話なんだろうな。ミスくんはイイ。メガネだし。
「ロマンティック」華族の男×ドイツから連れ帰った執事。親族に妻、使用人と周囲すべてを敵にまわしてプラトニックを貫くふたり。
これだよなあ。これは凄い。凄みがある。本仁戻のこれまでの作品の中でも、1、2を争う傑作なんではなかろうか。アンハッピーエンド嫌いのあたしではあるけれど、本仁戻という作家という部分をさしひいてもこれはいい作品だと言える。
旦那様が、執事にすべてを捨てさせて忍耐をしいているズルさでもって、そんで適当に美形で、すごくカッコよくはないので、この微妙なさじ加減がとてもイイ。執事はオーソドックスにアーリア系美形で、しかしそういえばやはりメガネ…。
あとがきによると、この二人の連載がはじまったそうでワーですよ。ゴールドの次の号がもうでてしまうので、該当号は書店でみつからないからアマゾンで注文しましたよ。しかしグランギニョルってフランス語じゃなかったっけか。あと、やっぱ連載でも結末はカタストロフなのか。破滅に向かっているとわかっていながら連載を追うのはきつそうだな…。
「浄められた夜」姉の夫×金持ち一人娘の血のつながっていない弟。さんざん苦しまされた姉が亡くなって、その夫と同居しつつ彼を恋いつづけつつポルノを書く弟。
これ前にアンソロで読んだんだが、オチ理解してなかったや…。ちょっと筋が弱いし、キャラ立てもいまいち弱い気がする。シェーンベルクはよくわからない。あれ?これも受けがメガネか。
「ヘタリマ!」義理の兄×弟。弟の痛みをひきうけたり、オッドアイだったりする兄の正体は云々。
これなあ、コメディタッチだけれど耽美にも読めるし、タイトルなんとかしてほしかったなあ…(笑。モノローグまでしっかりヘタレでいい。あとヘタレだと思ってたリーマンが意外とアレなのはBLらしいといえばらしいのか、と思った。あとリーマンがメガネ。
「コロシヤドロップ」殺し屋を廃業した飴屋の元にお仕事が云々。
ヤター。やっとコロシヤドロップ読めたよ。本仁戻らしいコメディですね。BLではないけれど。
「侵食する死のガスパール」ヘタリマ兄弟の小説。…やっぱり漫画のほうが好きだ、すみません。
結論として、本仁戻の耽美はイコールメガネなのではないかと。や、あたしもすきですけど。メガネ。
念のために買った。
そうだろうなあとは思ったんだけど、夜光花の短編はやっぱり再録なのね。ていうか再録アンソロなのかなあ。だとしたら随分なことだ。でもこんな短いお話では単行本化はしなさそうだし、まあ保管用って考えれば…いや、保管用にしては随分分厚いが。
でもあとのお話は初めて読むし、玉石混淆ではあるけれど、高尾理一が馬主×騎手を書いてるし、かわい有美子のドイツっぽい帝国の軍隊もの・部下×片腕を失った撃墜王はとってもよかったが、これはもうちょっと長編で読みたかった…。
短い漫画も三本入っていたのだが、3ページとかでエロいれてオチつけるのはたしかに大変なのだろうし、そういう意味ではみなみ遙は一番このアンソロ向きにきれいにまとめているのかもしれないと思った。川唯東子はいろいろやろうとしたあげくにあさっての方にいってしまった印象だ。そして国枝彩夏はすごいウマイな。綴じ込みを切ったときに最終ページが先に見えてしまったのが残念だ…。
なんでもいいからリブレははやく夜光×本仁のトンデモ本を出すんだ!
コメディエッセイぽいゲイコミ。
ゲイのせちがらい語りは、なんか…江古田ちゃんのゲイバージョンみたいな印象…。
短いお話の連続なので、がっつり楽しむ感じではない。そしてゲイエッセイぽい感じなので、なんというか、基本的にがっつりハピーではない…。
うまくいえないのだが、ハッピーエンドというのは、BLというか、少女漫画の文法なのかもなあと思った。勿論ハッピーエンド=少女向け、ということではなく。
そんなわけでしょっぱい話ばかりですが、まあ面白かったです。最後のお話が次巻に続くになってるので気になる…でもどうせしょっぱいラストなんだろな…(笑
表紙がゴリいのですが、中身はまるっこいウマヘタ絵というかそんな感じ。表紙とタイトルが、あんまし中身を反映してないので、ちょっと戦略的にどうなのかなあという気もする。
駅のコンコースに空中レジスターが巣をつくっているのです。
あとファインダー、結局別バージョンも買ってしまいましたよ…フフフ。ペーパーだけではなく、表紙自体から別バージョンだったのね。
パティシエ×ケーキ好きの美大生。
パティシエの店でアルバイトをしつつ、貞操を狙われつつ、ケーキがおいしくて云々。
絵が不安定で落ち着かない。動きのあるシーンとかちょっと厳しい印象。
お話としては、まあ特に可もなく不可もなく。各話が短いのと、ふわふわした感じなのとで、あんましどうもこうもない感じ。結構展開はシビアなとこもあるのだが。
パティシエの元カレに嫉妬して云々な受けの話は、なんというかちょっとイタかった。
短編の殺し屋の話はちょっとよかった。モサ男をイケメンにして云々の話とか執事大会の話とか、もうちょっと続きも読みたい。
三巻目かーと感慨深い。
しかし、CPが増えすぎてアレ?これどういうCPだっけ、とよくわからん状態。キャラ総出演の試験の話とかちょっとてんてこまい。
会長とかわいこちゃんの話は、なんかベタでもうちょっとこうひと味ほしくもある。
ラストのベーシストと元バンドマンの話は、なんか更にベタというか、BLとしてはちょっと古くさくもあり、よくもわるくも立野真琴らしい気がした。なんというか、昔の花ゆめのよくもわるくも古くさい少女漫画的な感じ。
ファインダーも何時の間にか五冊目なのだね。しかし、うわあ。まさかネイキッドトゥルースが終わるとは思わなかった…なんか永遠に終わらんのでは、という感じがしてたよ。
案の定フェイロン×秋仁は特に進展はせず…や、わかってたことですが、ちょっと淋しい…。もうちょっとだけでも、秋仁がフェイロンの特別な存在になるといいなあ…。でもそうなると、麻見にかないっこないフェイロンがかわいそうか。
あと、よもや窒息までとは思わなんだ。
しかしとはいえ、なんで秋仁はこんなモテるのか。尻が丸いからか(笑。ていうかそもそも、麻見はなんでこんなに秋仁に執着してるのか。よくわからん。単に秋仁が魔性っ子なのか。ファインダーはもともとは長期連載する予定だったようには思えないし、単にそのあたりの設定とかがゆるいまま来ているのかな、という気もするけど。
でもそういうイミフながらも男同士ってのは、なんかよくもわるくもBL的だなあという気もするし、ハードボイルドぽい話でやたら痛そうな話多いけど、ファインダーはすんごい王道なBLなんだよなあとも改めて思う。
初回限定のオマケペーパーがついてるのだが、なんか二種類あるらしい…そんなん、一体誰が集めるというのか…別バージョン、まだ売ってるかな…。
またリブレの思うツボか…ていうか今月のリブレの新刊は、久々に随分揃えたなあ…ツボにはまりこんでるよ…。
あたかもゲイの桃源郷のようなマンションのエロ住人CPたちと、それをみまもる管理人さん。
各部屋で道具とかオヤジ受けとか3Pとかお題があって、もりだくさんなのはよいのだが、ちょっと怒濤すぎて目が回る。そして好みでないシチュも出てくる。それぞれが短いのでキャラが立ちきらないことも多い。
でもまあなんかにぎやかエロ、という感じでそれはそれで。
実はドS優等生×不良同級生はよかった。高校生同士CPと、受けの兄CPのなんだか妙な4Pは、妙に面白げだったのでもうちょっと読みたかった。すんごい短い話に四人も出てきてなんかよくわからんまま終わってしまって勿体ない…って、そういうよくわからんまま終わってしまった話が多くて、全体にあんまり印象に残らなかったんだよなあ。
あと、管理人さんが攻めだったのと、大学生管理人さん×マンション管理会社営業さんはなんかあんまし燃えないCPだったのはちょっと残念。
高校生×ネコミミ宇宙人。
発情期の宇宙人とかそんな感じ。なんか展開もキャラもゆるーい話だった。宇宙人のお父さんがちょっと怖い。宇宙人のおさななじみがもうちょっと攻め寄りだったらよかったのに。
高校生ものとか他の短編も、ゆるい印象。絵がまったりしているせいだろうか。
初読作家なのだが、紅蓮ナオミと桜遼と定広美香かなにかを足して割った感じだった。
短編集で、ゴツめの受けが結構いるのはよかったのだが、内容をほとんど覚えていない…。表題作のメガネ×ヤンキーとか、いいとこの坊ちゃん×ガテンのおじさんとか、まあCPで書いてる感じで、ピアスだし、あんましお話はなくってそういう感じだったのです。
幼なじみの貴族の子と執事の子兼ガーデナーみたいな。
昔は他意なく仲良くしてたんだけど、大きくなっちゃうとそうもいかず…って故郷か!魯迅か!
まあなんだ、BLにはよくあることですが。ていうか故郷がBLなのか(勿論冗談ですよ、冗談。
それはさておき、これまた貴族物BLにはよくあることながら、熱烈ラブな貴族にたいして、執事は彼のために身をひかねば、と思い込んでて、かえってそれが攻めに大迷惑をおよぼすという、受けもうちょっと周り見ろ系のお話なので、ちょっと読んでてイライラさせられる。ので、個人的にはイマイチだった。
ふんわりした雰囲気と昔の少女漫画みたいな絵はちょっといいけれど、絵にも設定にももう一歩独自性がほしいなあという印象だった。
近未来、天才的頭脳ながらも都市再生の研究をうちすてて、エッチな機械ばかりつくっている銀閣博士と、博士にあこがれて助手に志願したらそんなんで、へんな機械の実験台にされてばかりの助手。
前半は博士が潔癖症で人間嫌いだとかの伏線はありつつも、基本的には変人博士と博士に悩まされる助手のアホな話が中心で、面白かった。
後半はけっこうシリアス展開で、それもよかった。博士の人間嫌いの原因であり研究を捨てることになった理由でもある過去の事件とか、助手へのラブとか。
というわけで面白かったのです。SFぽいとこと、軽めながらも倫理的な問題も書き込まれているあたり、あたし好みです。
この作者の本を買うのは初めてな気がするのだが、現代物の作家というイメージがあったのだけれど、こういうSF系の話結構書いてるのかな。最近の雑誌掲載短編もSFとかややファンタジーとかだったよね。ちょっと他のコミクスも買ってみようかな。
初出一覧を見ていて、年表なんてどこにあったっけ…とめくっていてそこでやっとピンナップを見たが、カラーきれい。年表はカバー下にあった。
将来の嫁候補としてトラ猫をひろったオオカミさん、長い狩りから帰ったら、成長していたトラちゃんはベンガルトラだったのでございました。
トラ×オオカミの擬人化もので、あまりためらわずに購入してたあたり、あたしはやはり擬人化がすきなのだなあ、と再確認したのでした。
しかし動物もので寿命の問題もってきちゃうのはあんまりすきではないのです。
今作だと、オオカミの寿命はトラの半分くらいだそうで、なんかそんなこんなですったもんだがあるのですが、どうせ擬人化ファンタジーなのだし、そんなしょっぱい問題はスルーしてしまってほしい…なんかもっとちがう展開でもシリアス展開できるはずだし…。
でもわんこトラ×ツンデレオオカミというキャラはよかったのですv役立たずはすっこんでろとかいいつつ、実はトラを危険なめにあわせたくないだけという、ツンツンしながらトラの世話やきまくりなオオカミがかわいいのです。
絵はいまいちうまくないというか、あまり丁寧ではないなあという印象だった。
なんか昨日のエントリ日本語が変でしたね…疲れがたまっていて、とれない模様です…。
期待したわりにはあっけない幕切れだったなあ、という印象。
なんだかなあ。月曜→木曜のほうが面白かったなあ。勘でしかないのだが、脚本よりも絵(漫画)のレベルでつまらなかったような気がする。
この作家はあまり絵がうまくないなあ、というのは月木の時にも思ったのだが、なんだかあんまり漫画自体うまくないのかなあ、という気がしてきた。なんか息切れ感を感じたというか。
橘紅緒の小説はまだ一冊しか読んでいないが、こう、直截的な描写を避けるとこが結構あると思うんだけど、この作家はそういうまわりくどい表現がうまくないんじゃないかと思う。結果として、なんかよくわからんだけの描写になってて、なんだかなあという感じだった。
全体としては、一週間でもりだくさんの構成はうまいし面白いと思った。つまりやはり脚本レベルで面白かった。
でも、大筋の一週間の恋人という設定はともかくとして、先輩が拘泥するところの後輩の好きな相手を勘違いするあたりとかは、すんごいベタだしオチもベタだし、そういうどベタな展開をあんましうまくない漫画で見せられると、ちょっとやっぱりへこむのですよ…。
それにしても、このタイトル…今度こそ続き物だと気づかずに買う人が出てもおかしくないでしょう。一週間が月曜から始まるとは限らない、というのはいい過ぎにしても、どこにも二巻表示がないんだもの。
だいぶ本誌で読んでしまったのだが、にぶい二人がやっとつうじあえてよかったねえ!という、とりあえずは。
後半はほとんど二人が会話もなくそんなかんじで、もう延々と…(笑
しかしやはり、前半の山城川和の話が重すぎて、素直にのんきに主役二人の話だけにのめりこめない感じ。やはりこの話にこんなふうに重い他CPは不要だったんじゃないかなあという気がする。
それはさておき、知賀のお母さんとかよかった。国斉とのアホなやりとりとかおかしい。あと泰広くん呼びはいいな(笑。近藤の回想も可笑しい。
本編ラストがいやに不穏だったけれど、ていうか国斉のストーカー問題とかはなんかもうすごい前の話なので、このまま忘れ去られてしまうんではとか思ってたけど、不穏な話がまだまだ残ってるのかな。ストーカーは誰なんだろう。二人の気持ちはいちおうカタがついたし、今後はそういう方面の話になるのかな。
いやー。流石に疲れました。
ここしばらくは本屋に行く気力すらなかったので、あたしの精神的健康状態はモーレツによくなかったのだなあと思ってました。いつも疲れてるときは、たくさんBL読んでるから。
そんなわけで多少は回復しつつ、若干はなんかへんな義務感で(笑、ここ数日は本屋に日参するようにしてます。
ちがうんだ。
この特集が読みたかったわけではなくて、アイツの大本命が見たかっただけなんだ!
しかし、なんかちょっと微妙な話だったなあ。ていうか、大本命以外もなんか微妙だったなあ。
この特集って、あんましこう、路線がはっきりとは決まらないお題だし、アンソロとしてはイマイチな気がした。
大本命は、まあ面白くなくはないのだが、なんかふつうに普段の話だった。
ラクガキ顔は結構いい奴だと思っていたのだが、あの子がすき、というのではなく、彼女がほしい、という気持ちでアプローチしてんのはいくないと思った。
吉田は相変わらずブサイクで、相変わらずとってもカワイイなあ。
佐藤のごはんをマズそうにたべる設定は久々に出てきたなあ。佐藤はなんで吉田がすきなのか、というのはなんかもうすこし詳しく書いてほしいなあ。佐藤の気持ちがよくわからないので、お話全体になんか不満足感がのこってしまう気がする。
次回はSM特集ということで、まあここ最近にしてはふつうの特集に見える…しかし次回も田中鈴木書くのか…また購入か…。なんか最近リブレのおもうツボにはまってばかり。
そんなわけで、修羅場に動揺した精神をなだめるために毎晩のんだくれておりました。
ただ飲みたかっただけという噂もありますが。
同い年の社長×秘書。
突然取締役付き秘書を任命されたものの、アメリカ帰りで日本の会社で働いたことない攻めにふりまわされる受け。仕事をしっかりしたいのに、なんかおいてけぼりでもきー!なのです。
ノンケリーマン同士って、なんというか、とってもBLだなあという気がするのです。ノンケなのになんでそこで胸キュン?なんでラブ??と思っても、それがBL世界の論理だとしか。
そんな感じもあってか、ちょっとライトだったなあという印象。キャラもいまいち薄め。
あと攻めがアメリカ帰りだからとかいって、スタンドプレイ多くてなんか周り見ない人のこと考えない感じで秘書を呆れさせたり不安にさせたりするし、ほんとに優秀なのかよ、という印象もちょっとあった。
タイトルの意味がよくわからなかったのだが、あとがきによると秘書兼とかその他もろもろいろいろ意味があるらしい…ちょっとわかりづらくて微妙な気もする。
文字通りの修羅場でございました。なんてこった。
忙しいですよ!
サッカー部のイケメンチャラ男はメガネっこ委員長が大好きで、な表題作は、アンソロ連載はむずかしいよね…とあらためて思った。
どこのテーマアンソロもたいていそうなんだけど、毎回お題にそったお話にしなきゃいけないのに連載にすると、お題の内容はうすく、連載の内容は構成もキャラ設定もちぐはぐになりがちで、誰もうれしくない気がするのですが…。
そんなわけで、委員長大好きなわんこが本性のチャラ男も、正義漢な委員長も、なんでそんなふたりが毎回鬼畜にエロくなってんの??と、違和感だらけでそんななのに押しかけわんこといいんちょ、という設定でつなごうってのは無理があるのでは、と…。
タイトルだけはすごくかわゆくていいと思うのですが。
あとシークレットなんたらというシリーズなのか、短編連作なのか、タイトルが似てるだけなのか、な短編いくつかは、なんか妙に設定とか展開が暗くて、門地かおりっぽい気がした。
表題作シリーズは『ラブ&カタストロフィー』の後日談というのは何とも悩ましい…。『ラブ&カタストロフィー』はやっぱり大好きなわけですが、後日談は読みたくなかった…。
って、案の定イチローは浮気しまくりで、そんなことだろうと思ったよ!だから読みたくなかったんだ!!なんか少なくとももうちょっとくらい菊ちゃんへのラブを見せつけてほしかったよ…パートナーとしては認識しているらしいが、そしてあのイチローが定住定職につくなんてそれはラブだと言われればそうなのかもしれないが、なんかこう、もうちょっと…はっきりとしたラブを…。
しかし、脇キャラのレイジの話と菊ちゃんの編集さんの話はそれぞれ面白かった。なんというか、きっちり語シスコらしい面白さで、まだまだこの作者に期待したいなあと思った。
兄の友人×超ブラコン高校生の話は、受けがワガママすぎてちょっとつらい。語シスコらしい話ではある気がするけれど、やっぱりなんだかもうちょっとラブを…。
エッセイ日記は特に感想はないのだが、中村明日美子とは結構年齢差がありそうだなあと思った。あと、語シスコがOPERA作家の中に居るのは、あたしとしてはなんだか少し違和感があるのだが…ていうか西田東とかも違和感があるけれど。
それはともかく、復活後の語シスコはなんだかちょっと迷走気味な気もするのだが、これからもじゃんじゃん面白い話を書いてほしいなあ、と改めて思ったのでした。
なんだかいまいちだった。
表題シリーズはバレー一筋体育大学生×整骨師、真面目学生に好印象だったのになんか惚れられて初恋らしく不器用な大学生にふりまわされる、苦い過去ありの整骨師。
ちょっとお話やキャラがあまり練られていない印象というか、やや大味で、あまり惹かれる部分がなかった。
高校生の友人同士がラブに、は、結構古いお話ということもあり、受けがショタ気味だしこれまたあまり面白みがなく残念。
しかし、理容師×ボケボケメガネリーマンの短編は、雑誌で読んだときから大好きだったので、まあこれはやっぱり買いだったのです。受けが『便利屋さん』の天然受けみたいでとてもカワイイ。
短編集のような感じ。なんだかいまいちだった…ZEROの男女ものが入っているし(笑
ゲーム廃人な恋人を殺害とか、見かけは地味な正義の味方とか。幼なじみの彼女は宇宙人マニアとか。
なんかなあ。BLが描きたいのか、SFが描きたいのか、それともなんか違うものが描きたいのか、よくわからなかったなあという印象。田中鈴木の初期短編とかってそういうの多いような気がするが。
短編集。ファンタジーっぽいのとか、軍服とか多め。
ファーストコミックスなのだが、絵もお話もいまいちだった…。
絵はネット上で見たときには巧いような気がしてたのだが、あんまりデッサンもとれてるほうではなかったみたいだ。画面も見づらく、漫画絵としてもいまいち。
お話もなぜかとつとつとしていて読みづらく、展開がよくわからなくて、キャラの心情も伝わってこない。
あ、メガネ長髪黒髪の執事のビジュアルだけはよかった。
今日は大変苦労した日でしたが、人から見れば笑える一日なのだろう。
この作者こんなに絵がへただったっけ…。
ちょっと正直、絵が商業コミクスのレベルではないかと思う。
内容は、時代場所を越えるイケメン天使がさまざまな受けと恋愛していく…ってこういう設定もあたしの地雷だったのだなあ、と改めて気づかされた。いちおう最初の特別な相手は出てくるんですけどね。やっぱBLは恋愛を書いて欲しいわけで、いろいろな相手とのラブアフェアが読みたくはないわけで、特別な相手がいた上で個々の相手との恋愛がしっかり書かれていると、むしろ引くわけで。
そんな感じなのです。
びみょうに読み飛ばしてしまった。
絵がものすごい勢いで70年代少女漫画なのだけれど、果たして作者はそのつもりで描いているのかどうか…という印象。単に流行が一巡しているだけなのかも。あと足の短いところは70年代ではない…最近はやってるのかなあ、足短いの。サムエルとかの影響なのか。
しかしとにかく、絵はわりと好みです。ちょっと高尾滋フォロワーぽいけど。
内容は、すごい勢いでマーブルコミックス…雰囲気漫画だ…。
雰囲気漫画は何がいけないのか?と考えるに、とりあえず萌えない、というのが個人的には一番ネックなんですが、あれだ、二次創作だったら雰囲気漫画でもモエモエなのかもしれない。つまりそれってヤマオチイミのないやおいパロなのだけれど。共有してる設定という土台が既にあるから、雰囲気漫画でもモエモエできるのだ。
逆に言えば、共通の土台のない雰囲気漫画は、読者おいてきぼりの可能性大なわけで。とくに、本作もそうだけど、キャラ造詣や感情描写がテキトウすぎる漫画が多い。どうしてその相手をすきになったのかとか、どういうふうにすきなのかとか、ぜんぜんわかんなくてキャラも恋もぺらいんだ。だから萌えない。
表題作の学生×オクテ教師とか、先生はともかく、攻めはなんだったの?何がしたかったの?実は最初から本気だったの?と、よくわからん。
ちょっとへんな高校生×女子高生フェチ教師とかも、攻めがへんなのはいいのに、めっさキャラ迷子。なんで脅してつきあわせるほど先生すきなの?セーラー服着ちゃうほど先生にあわせたいなんて、そんなそぶりいままで見せてないじゃない?オトコマエなの乙女なの?両方だったらもうちょっと丁寧に説明してほしいし…。
元カレに会いに行く写真家の話も、今カレはただただハラハラ心配してるだけで、そんな描写だけで写真家は今カレにゾッコンだから大丈夫よみたいなフォローされてもなんかそらぞらしいよ。
お話とかも微妙によくわからん。
サリーさん、あんなうれっこなのになんで事務所が守ろうとさえしないの?罪状は根も葉もないウソなのではないの?なんでそんなに悲愴なの?
あとあとがき…作者は「雲助」という言葉の意味をわかっているの?
「ボーイズラブ専門レビューサイトちるちる」さんにリンクをしていただきましたvありがとうございますv
ホームラン拳は絵が丁寧で大好きですvが、ちょっと今回は…内容が悪い意味でベタだったなあという印象。
南国ふうの国、義理両親に売笑させられてた受けは、金持ち攻めに買われたものの、ふだんは手が早いはずの攻めになんにもされないのですがどうしましょう。
なんかな-。傲慢強引愛を知らないちょっと不器用セレブと、かわいらしいよい子の受けっ子というベタな設定はいいのだけれど、なんか展開もキャラも全然ひねられてなくって、淡々と終わってしまった感じ。互いになんで相手をすきになったのか、と考えると、そこにBLの論理があるから、としか言えない感じ。受けっこが女性ものの服を着させられたりなんか性別受け気味なのもちょっとしんどい。
攻めの秘書の双子はかわいくて、しっかりものの兄とダメっこな弟で、二人とも主人とその恋人思いでかわいいのですが、この二人で別シリーズというのは…いったいどんな感じになるんだろう。
作者はBLのLが薄くなってきてるというようなコメントを書かれていたのだけれど、ほんとやおいだなーという感じ。ナチュラルにおホモでヤマもオチもイミもないような感じ。
まあでももう三巻目なので、雰囲気を楽しむにはいい感じなのです。
いつも思うのだが、桂木先輩はいっこもカッコよくなくって、なんでカコイイ設定なのか…。
篤はみんなで買い物のとことか霊感の話とか自由時間の話とかよかった。
ナツイはやはり篤すきなのか。作者あとがきにもあったように、篤はナツイとかにならすぐおとされそう…ていうかカオルよりナツイがいいのにな…。
猫田リコは、『少年地獄』くらいからアレ?なんかつまんなくなってない??と思い始め、微妙なふんいきのまま巻を重ねている気がしていたのですが、今回アレ?でも昔もこんな感じだったかも?とか思い直した。
昔の猫田リコを美化していたというか、いくつかの神作品のインパクトが強すぎたのかなあ。
でもなんかやっぱり昔のほうが、すごいグっとくる話とか風変わりでイカしたタイトルとか、多かった気がするなあ…。
今回はそんな感じでイマイチなのかイマイチでないのかよくわからんかった。ヤクザの親分と側近の話はちょっとよかった。坊ちゃんウゼー。
表題作や父の愛人と温泉をまわる話は物足りなくて、もうちょっと読みたかった。時代物のうらはらは、悲しい終わり方で淋しい。
ここのところ不作だ…と思っていたら、一転豊作続きなのですv
これはとってもよかった!!!
この遠野春日の茅島氏シリーズ、というのは知ってはいたけれど読んだことはなく、しかし茅島氏は「金曜紳士倶楽部」のシリーズのどっかに出てきたような…という程度の認識で、リーフノベルズ版は挿絵がいまいち好みに合わずにあまり興味が持てなかったのですが、コミカライズ版、しかも麻々原絵里依ならば…ということで読んでみました。
しかし正直、梗概の段階や、最初のあたりでは、庭師×旦那さまっていうか、庭師←旦那さまって、そんなに萌えますかね…とさめていたわけなのですが、これがまぁとんでもない浅はかな考えでしたよ。
両親をはやくになくし、ちょう資産家でニートの茅島氏は庭師が好きで、ある日彼のもとへ愛を乞いに行くものの、庭師的にはちょう突然で旦那さま何を言っているんすか!という感じなのでした。けどあんまし茅島氏が真剣にせまるので、ちょっとビビらせてやれと仕掛けてみたらなんか引くに引けなくなり、とりあえずこっちの気が向いた時なら相手してやんよ、と言ってみたところ、茅島氏けなげにうなずいてしまうのです。
この茅島氏が、無気力・天然・けなげ・一途・情熱的と、すんごいカワイイィのです。普段無気力な茅島氏が、庭師にまっしぐらな意外性というか、むしろ彼のキャラクター的にはちぐはぐと言ったほうがいいのかもしれないけれど、そのちぐはぐさがすんごいカワイイ。
そして庭師が傲慢で、けれどいきなりこんな人に好かれてとまどうのも、こんなカワイイィ茅島氏にハマっていくのも、ずっとつきあっていけるわけではないと思って保身にはしってしまうのも、すんごいよくわかるではないですか。
だから、どちらともに感情移入してしまうし、クライマックスの場面とかすんごいよいなあ…と思えるのですよ。CPも展開も、恋愛物語としてはそんなに珍しい話型ではないのかもしれないけれど、ぜんぜんありきたりな印象はなく、これはキャラとともにエクリチュールの力がすばらしく活きていたのだろうと思う。
たとえば、物語はほとんど庭師視点の語りだったのに、庭師の名前が結局わからんかった。原作でもそうなのかな。なんかそういう、わざとアンバランスにしている(のであろう)語り方も面白いですね。
そして漫画におけるエクリチュールのだいじな構成要素は、やっぱり絵であるわけですが、この漫画のもつ力の要因は、やっぱり麻々原絵里依の絵の力も大きいように思います。麻々原絵里依は正直あんまし漫画がうまくないし、原作ものでもときどきイマイチなのですが、そして絵自体もすんごいうまいとか好みとかいうわけでもないのですが、それでも大好きなのです。以前火村シリーズのコミカライズをしていたときに、原作者の有栖川有栖が「スタイリッシュ」な作品に仕上がった、というようなあとがきを書いてて、この言葉はすごい的確ででも的確でなくて、面白いなあと思った。麻々原絵里依の漫画は確かにとってもスタイリッシュで、でもスタイリッシュなだけ、という感じでもないんだよね。
でもまあとにかく、そんな「スタイリッシュ」な麻々原絵里依の絵に、遠野春日らしい一種独特な固いセリフがのっかったりすると、なんかもうもう、スゴイのですよ!絵がセリフを、セリフが絵を引き立てる!まるでモツァレラとトマトのように!(笑
なので、このコラボ(正確にはコミカライズだけれど)は、この小説家とこの漫画家がすんごいうまくマッチして、よい相乗効果をもたらしてくれてるように思うのです(単にあたしが遠野春日のセリフまわしと麻々原絵里依の絵がすきなだけ、という気もしますが…
あと、麻々原絵里依といえばあんましエッチな場面を描かないイメージがあって、というかもしかしたら描けないのでは…とか失礼なことを考えていたのですが、遠野春日なので(笑、そこを避けて通るわけにも行かなかったのか、今回はかなり力が入ったあれやこれやがあり、…これがまたすんごい巧いのですよ!巧いんじゃあないか!(笑
というわけで、ほんとすんごいよいコラボだったなあ、と感心・大満足だったのですよ。
まあそんなかんじですんごい面白かったしモエモエだったのですが、そんなわけでこの独特の雰囲気は、麻々原絵里依の絵によるところが大きいかもしれないし、もしかしたら原作の雰囲気とはまたちょっと違うのかもしれないので、原作についてはまた別個に読んでみる必要があるかと思います。
で、すぐに文庫版が出るそうなので、買ってみようかなと思いつつ、けど幻冬社からということだし挿絵は以前のものか、少なくとも麻々原絵里依ではないのだろうなあ…とちょっと迷っていたら、…文庫版の挿絵は日高ショーコって!マジですか!これは買わないわけがありますか、いえ、ありませんよ!!!
ジョルノはベックが好きなのか…。
この作者は今一番好きな作家の一人です。
大正子爵×家令ですよ!
幼いころ父母をなくし、爵位をついだらなんか怖い家令がすべてをとりしきっていて、いままで宮家筋の母の影響でのんびり暮らしてたのが一転ちょうスパルタ教育がはじまりますよ。家令はもともと分家の三男なのですが、すごいやり手でもあるので、子爵は彼にみとめてもらいたくて頑張ってるのに、家令は厳しいだけではなくてなんかすごいつめたいのです。それでもがんばりる子爵はやがて学習院に進んだ頃、家令が冷たい理由たる過去の確執を知って云々。
子爵はいっこもわるくないのに、家令につめたくされるわ、分家にも責められるわ、お話としては不条理なかわいそうさ加減なのですが、時代背景的にこうした境遇を〈生まれ〉による運命として受け入れざるを得ないので、すごく気の毒だけど仕方がない、という状況が立ち上げられています。でもそんな中でも自分のせいじゃないよ、とか言わない、素直でまっすぐに育った、すんごいよい青年なのです。一人称「ぼく」だし(笑。これは感情移入せざるをえない(笑
家令もまた気の毒でもあるのだけれど、前述のように子爵がちょういいこなので、わかってあげて!と思ってしまう。BLなので、恋愛関係の成就がイコール子爵への理解にもなり(どれくらい理解できるのかはわからないが、すくなくとも子爵のほうでは理解された、と感じることになるだろう)、そして家令自身の幸せにもなる、わけなので、つまりはやくくっついてしまいなさい。
絵はほんとうまいなあと思う。構図やコマの使い方をふくめた漫画絵としてとても巧い。あと微妙に足がいつもより短めな気が…これは偶然ではなく、時代物なので、そんなとこまで気をつかって描いてる、という可能性が高い気がする。
時代やキャラの設定、その設定の使い方のうまさ、もどかしい物語、絵のうまさと、もう個人的には非の打ち所がないくらい(ただしハピーエンドでなかった場合、かわいさあまって何とやらで、この評価がすべからくひっくりかえる可能性があります。
続きが楽しみ。
最近微妙に遅刻ぎみなので、引っ越したせいで所要時間の感覚がつかめてないのかなあと思っていたら、部屋にいっこしかない時計が十分近くも遅れていた…。迷惑かけたみなさますみません。
ハヴィがさらに大変なことになったりなんだり。そういえば、今まではバルドが素の状態でしたことなかったのか…!!
というわけでお話はまあ今までの続きでそこそこ楽しめたのですが、なんだか絵が崩れ気味。白かったりデッサン微妙だったり、頭身がむちゃくちゃでかかったり…顔が小さすぎるのだろうか…。
何巻まで続くのかなあ。
パティスリーの先輩はいじわるばっかりするのですが、どうもゲイで自分のこと好きらしいのです。自分はゲイじゃないけどなんかセンパイ気になるし、センパイの昔の知り合いの有名パティシエとかも来たりなんだり。
絵がかわいらしく、まつげも抒情的なのに、がっつりすね毛を描くというのはなんかちぐはぐで異様な感じをうけてしまう。そういうアンバランスさが持ち味…という気もしないし、お話的にも絵柄的にもふつーにかわいい系一直線でいいと思うんだが。
お話はなんかノンケ攻めもゲイ受けも自分勝手な行動が目立ってる印象で、まあそういう恋愛のエゴがでちゃう部分がテーマなんだろうけど、キャラを好きにはなれないよね。雰囲気マンガ的なとこもあるので、攻めの受けへの気持ちもいまいちよくわからないというか、それはただの執着じゃないの?という印象ものこった。
しかし、ふたりがつきあいだした頃の不安定で不安な感じとかの描写はうまいなあと思った。
復刊コミクス。なので、『告白の言葉のない国』の収録作品とか入っていてちょっと損をした気分。
あとあまりショタはすきでないのですが、表題作品とかショタショタしかった。
あと暗い話が多い…あたしは『生徒会長に忠告』を最初に読んだのでしばらく気づかなかったのだが、暗い話がデフォルトの作家なのですね、きっと。
今度は仕事外も忙しい。引っ越しましたが家具が何もない。
なんとなく惰性で読んでしまった。
悪い生徒におしおき、しかもおしおきがかなり異常、というコンセプトは常軌を逸していて面白かったのだが、次第に変態体育教師が一生徒に執着しておしおきと称した性的嫌がらせをくり返すだけになってしまったので、ただの変態サドものぽい感じ。おしおき、というなんかちょっと精神的ななんらかのアレがあるサドではない感じというか。
ところで激受編て何なんだ。何て読むんだろう。
天然受けっこ新入生は、ひょんなことから学園のアイドルな先輩二人が秘密組織ジャンクボーイズだと知ってしまう。ジャンクボーイズは学園内の恋愛関係のもめごとを解決する組織だとかで、受けっこもそれを手伝うことに。
ベタでライトで心が癒されます。
受けっこは天然の一語につきます。
秘密組織は理事長から指令受けてるとかで、生徒の恋愛沙汰に間接的にせよ首突っ込む理事長ってどんなんだーと興味津々ですが出てこなかった。
先輩もまたベタに、スポーツ万能系先輩に、黒髪メガネのクール先輩で、またベタに受けっこを気に入って猫かわいがりなので、なんかまあいいんです。
一冊で終りなんですかね。もうちょっと読みたかった。
この作者は安定感のある身体デッサンと不安にさせられる顔のデッサンのアンバランスさがすごいのですが、そのアンバランスさに惹かれてしまうのです。
ので、久々の新刊を楽しみにしていたのですが、…。
表題作はノンケ友人に恋する話なのですが、作者も後書きで書いてる通り、これBLじゃないよねえ。
終わり方がアンハッピーだと、BLじゃなくなるんだなあと改めて感じたのでした。
ていうか、GUSTってきっちりBLなわけじゃなかったのか、とも思った。あたしはGUST時代にはBL読みではなかったので、よく知らないのです。
もろもろをのがれて英国に暮らす、和風妖怪たちの村。そこにやってきたミステリーハンターな貴族が鬼に惚れて言い寄るも、天の邪鬼たる鬼は本心と反対のことしか言えず、云々。
比喩ではない天の邪鬼な受けという設定は、スゴイというか、思いつかなかったというか、やっぱやるなあ松川祐里子と思ったのですが、料理の仕方はイマイチというか。
天の邪鬼受けは素直になれない時も素直な時もあり、どっちの時も本心と逆を言うので、結果的になんかキャラが安定しないような印象。それに天の邪鬼という設定はもっとドラマチックに語ってもいいんでは。
あと攻めの設定が派手で大げさというか、後半は攻めが人間なのにいろいろあやかしを抱え込んでる話が中心だし、もっと天の邪鬼中心に話ひっぱってもいいと思った。
天の邪鬼大好きな猫人は攻め的外見なのにかわいくていい。
けどとにかく、いろいろ詰め込みすぎで、天の邪鬼も猫もかわいいし面白いけどもっと使い道あるんじゃあ、って感じで、それぞれが活かしきれてなくてもったいないなあという印象だった。
ものすごく久々の休日は、何をしたらいいのかわからなくなって戸惑ってしまいます。
久々に西田東を読んだ。
表題作の窓ふきバイトのノンケミュージシャン×ゲイリーマンは連作でそこそこ面白かった。短編もそれぞれにそこそこ…。突出して面白い作品はないかなあという感じ。よくもわるくも、今までの麗人コミックスとあんましかわんない。
作家買いはしなくなってしまったけれど、つまんなくはないなあという、なんか体温の低い感想でございます。
突然ASKAの存在を思い出し、昔見たpvとか懐かしくなって、youtubeで晴天を褒めるなら夕暮れを待てー、とか検索して動くASKAを見てたらなんだかむずむずしてきて、うおぉー!ライブのさわお!動いているさわおを見せろ!という衝動にかられた。中毒か。ポイズンロックンロールか。
少し前に読んだ。
表題作は真面目奥手男子がレンタル恋人のアンドロイドに恋をしてしまって、という話。ちょうど蜂郎さんマリィさんとアンドロイド萌えについて語り合った後なので、いいタイミングだった。この作者にしてはめずらしく受けがショタではなかったのでよかった。
そして、アンドロイドが最初の借り主の女の子を記憶消去してもなぜか忘れてないというのが個人的にとてもツボな設定でした!!!あたしがSFBLがすきなのは、こういうところなのだと思う。日常はあり得ない展開は虚構として面白いし、BLだから心情は描写されるので感情移入できるし、という。
後半はなぜか歴史物の読み切りが数編…こっちはどれもイマイチだった…薄いし。
亡き親友のゲイが幽霊になって出てきて、その頼みで彼が好きだったという男性に親友の気持ちを伝えに行って云々。
二人が出来てしまって幽霊のこはどうするのだ、と思ったらいいこで、なんかご都合主義なラストではあるがよかった。後日談もよかった。あとがきにもあるようにこの作者っぽくないかわいいこなのだが、なんかとてもよい。
メインCPをみていて思ったのだが、この作者の攻めはひげがあるといつも同じ人に見える気がする。
あとは短編とかで、展開がはやくてクライマックスでの説明が多かった。
ところでなんであたしはジョルノとアバッキオが同居してること前提なのか?とか。
廃墟の街で暮らす少年は入院してる弟の治療費のために友人とヤクザ事務所にしのびこんでつかまって、イケメンヤクザに週一の呼び出しをうけつつ将棋の相手させられてんのはなんでなの?という感じ。
ヤクザはまだあんまし出てこないし、よくわからん。
主人公はなんか無意識にフェロモン出してる系なのか、友人みんなメロメロにしてる感じで、とくにいつもつるんでるメガネはマジモンらしいのだが…なんか、むくわれなさそうなメガネを見ていると、『幸村殿』を思い出すよ…。
ほかにもダイナーのオネエ&少女の兄弟とかも主人公スキスキで、この二人はなんだかかわいい。
ヤクザにからみたがりな顔に傷のあるチンピラが絵的かわゆい。
しかし全般に、そう魅力的なキャラが揃っているというのでもなく、お話もヤクザ間での抗争とかあんまし惹かれる感じでもなく。いまいち求心力というか推進力に欠ける印象。
それなのに、ルチルなので、続きが出るのは随分先というのは…しんどいのでは…。
どれくらい忙しいのかちょっと具体的に説明してみると、もしもあたしがジョルノ・ジョバァーナだったら、普段「忙しい?おまえが忙しいことがオレに何の関係があるんだ?」とかゆってるアバッキオが、突然残業中に電話してきて「おい…スパゲティ茹ですぎたから、帰ってこいよ」とかデレだすくらい。
真面目温厚低温警察官×かわゆいヤクザの二巻。
あらためてヤクザが受けなのがおかしいと思った。萌えないよ!
なんかヤクザの昔の男に低温な警官が嫉妬するとか、警官の年のはなれた弟とヤクザの交流とか、すごいベタ。人質事件とか交通事故とか数時代さかのぼったかんじでベタ。
というわけでCPもお話もあんまり面白くなかった。
短編集なのですが、全般的に面白くなかった…。くそう。
表題作のシリーズは、かわいい男子と寮で同室になるも、かわいがられるのがいやらしくつっぱって頑張ってるのだが、トラウマで暗いのがダメらしくて云々とか。ふたりのトラウマ話がお話的にあんまり活かしきれないまま終わってるかんじ。あといくら小さくても、男子で148センチって相当ちいさいし、たぶん外見は小学生みたいになるぞ。女子基準で考えてないか。
公園で見かける人との交流話とか、ちょっとへんなキャラは面白いけれどそれだけという感じで、薄味。
メガネマジメ高校生とチャラ後輩が屋上で交流して恋愛感情持つ話は、不器用先輩が面白いけど話の展開はあまりおもしろくないしいまいち。黒髪メガネが歌ってるのを聞いてしまう出会いとか『同級生』に似てないか。どっちが初出早いんだろう(でも同級生も元ネタあるみたいね、アマゾンヌのレビューによると。
先生とわけあり生徒の話は、長いわりにあまり印象に残らなかった。
全体的に雰囲気漫画だなあという感じ。面白いキャラもいるけど、キャラとか設定とかでひっぱってるだけって感じでもう少しお話の構成を面白くつくってほしい。
この作家の書くようなオサレ漫画というジャンル(と、あえて言う)の作品は、いっこも萌えないというか、萌え以前にぜんぜん面白くない作品が多いので、いつも読むのを躊躇し、読んでみてもやっぱりガッカリしてしまうことが多いのだが、今回もいつものパターンでした…。
なんでだろうか、と思うに、こう、キャラの奥行きがない気がするのです。
言い換えれば、代替のきくキャラというか。個性がないというのともちょっとちがうのだけれど、おなじ設定のキャラだったら、この役はだれでもいいんでないの、という感じというか。役作りしてないイケメン俳優がわんさか出てくる感じというか。
キャラが代替がきくように見えるから、恋愛というか関係性にもぜんぜん必然性を感じない。
BLの萌えって、たぶんキャラとキャラとの関係性に生じるものだと思うのですよ。
たとえば。メガネ萌え、というのは一見記号萌えに見えるし、メガネイコールエリート美形ツンデレ受け/ドSイケメンエグゼ攻め萌え、という連想も記号萌えに見える。でもやっぱり、エリート美形ツンデレ受けは精神的ないしは外見的にパワーある攻めに攻められるものであり、ドSイケメンエグゼ攻めはかわいい/きれいな受けをうりうりいじめてかわいがるものである、という暗黙の関係性萌えもふくんでいると思うのですよ。美形メガネ単体で萌えてるのだとしたら、それはただたんにイケメンメガネがすきなだけであって、別にBLの枠内でやらなくてもいいはずだし。
で、表題作とか、幼なじみで微妙な距離感、というとこるまではわかるんだけど、たとえば描かれてない部分で、このあと二人がどういう会話すんのかとかぜんぜん想像できないし、しようとも思えない。これまでの二人も未来の二人も、想像できない。だから、なんでその相手でなければならないのかがぜんぜんわからない。勿論、描かないことそれ自体が問題なんではなくて、想像させられないことが問題なんだけど。
そんなぺらぺらなキャラたちだから、感情移入もできないし、関係性も想像できない以上萌えないし面白みも感じられない。
もちろんそういう部分を想像力で補完して楽しむ読者もいるだろうし、そういう読者たちからはあたしのような読者は想像力の欠如した気の毒なひとに見えるのかもしれない。しかし「理想の読者」を必須とする作品てどうよ?とも思う。
ところで、表題作は絶対あれだよな…と思ってたらやっぱりあれだった。高校生三人で映画見に行くと安くなるおキャンペーンの三人組…たしかにあれはかわいいけれどね。
つーかさ。つまり、作品自体の感想ほとんどないじゃんね。
あたしはおそらく活字中毒の一種なのだろうとも思うのですが、なんかちがう気もするのです。しかし、コミックも活字中毒に入るのかどうか…とか悩む時が来るとは、「活字中毒」という言葉を考えた人も予想だにしなかったことであろう。
やはりあたしはハッピーエンドが好きだ、と再確認した一冊。
モテモテふらふら浮気者な劇作家←女形。舞台上では白玉という名でちょう美人女形でならしてるけど、化粧おとすとふつうの男性な女形は、ながらく作家に片思い中。作家は結婚離婚複数回で、なんか男に興味が出てきたっぽいので、女形はチャンスと思って寝てみるものの、云々。
この世界に入ったときには既にBL全盛期だったこともあり、アンハッピーエンドって、JUNEっぽい気がするのです、なんとなく。
まあアンハッピーエンドですが、同人誌分あわせて後日談が二本収録されてて、そんなに不幸せでも一方通行でもない未来は暗示されてるけど。
作家の浮気性というかあきっぽさの理由は、女形本人ではなく白玉が作家の理想だからで、白玉を追い求めてるから二人とも幸せになれないんだな、というのがそれとははっきり書かれてはいないけれどわかるので、このあたりのそこはかとない描写はなかなかいいなあと思った。
表題作シリーズは、スキー部エースのイケメンモテ男がちょっと変態→天然鈍感鈍くさい後輩で、後輩がにぶくて全然気づいてない頃は『生徒会長に忠告』ぽくてすごく面白かった。にぶちんのままだったらよかったのに(笑。
ほかの短編は黒くて、あんまり幸せでなかったりして、ちょっといまひとつ好きにはなれなかった。弟の友人にされてしまう話はさいごちょっと光明が見えてたけど、野球選手の話はほんと相手が全然わからなくて怖い感じ。
フラッシュメモリが壊れて泣きそうです。買ってからそんなに経っていないのに。
花屋さんのバイトで花をとどけにいった洋館で、ヴァンプ三美形に出会って中のひとりに執着されるのですが実は前世からの因縁があり。
こうして書いてみると結構ありがち系ですね。ファンタジーとしてもBLとしてもわりとありがちなのですよ。まあ、そんな感じで可もなく不可もない、そんな生活です。
別のヴァンプ×なぜか記憶操作をうけつけない図書館司書は、結構ぶっとんでるけどまあファンタジー要素とかはやはりありがちなのです。
美男大好きダメゲイ建築家×ガテン系かつかわゆい系若者の同棲のつづき。
困ったネコ目顔の受けがあいかわらず可愛い。
受けの保護者気取りな友人とか受けの初恋の元ヤクザとか出てきて攻めきりきりまいまいな感じでありつつ、攻めはあいかわらずいろんないい男に目移りしつつ受け大好きな感じ。
後半は受け初恋話の読み切りで、あたしもやはりこういうのはあまり好きではない…。
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過去の恋を書く作家はけっこういるけど、なんでなんだろうね。読者よりも作家のほうが生みの親な分キャラべったりで、しかしだからこそ過去に対してまで考え深くなってしまって、結果つきはなしたような客観的な過去の恋語りをするようになるんだろうか。なんか、愛が深まって一周まわって突き放した描写におちつくというのは、不思議だがなわかる気もする。なんとなく。恋人への愛がつきぬけてうちの子扱いになってしまったんだな、というか。
わー!マイベスト美メガネ・三木が主人公の本ですよ!
しかし、一冊まるまる犬山×三木なのに、ブレックファストクラブシリーズとは書かれなくなっちゃったんだなあ。なんだか淋しい…。
化粧品会社の研究員になった三木と、なんかゲームでひと山あてたりフリーのプログラマだったり探偵会社つくって遊んでたりする犬山の話。松本と飯塚も探偵会社でバイトする大学生として登場。
以前の『ドアトゥドア』の時も思ったけれど、やはり高校卒業してからは、つまらなくはないけれどなんか足りない感じで、やはり高校までのBFCシリーズには及ばないかなあという印象。BFC読んでない読者にはどうなんだろうなあとも思う。高校時代を知らない読者には、三木とかたんなる暴力メガネなんではなかろうか。いや、暴力メガネなんですけど。
でもそれでもやっぱりこのシリーズすごく好きなので、また書いてくれたらうれしい。
というか今回など、近所の書店で購入して読んだあとに、大型書店でペーパー(ネコミミ三木のミニマンガ)つきのものを見かけて、結局二冊目を購入してしまいましたよ…。BFCはなんかもう麻薬なのですよ。
二巻でるの早いなあ、と思ったけれど、半分くらいは別の読み切りだった…。
なんかぜんぜん進んでないよ。面白いけどほとんど本誌で読んでた。
チアガールの話とか、前から思っていたんだがなんかもう吉田は二次元ではむしろかわいくね?と改めて思う。
怖い顔のとらちんと山中の話もかわいい…どっちが受けだ???
読み切りはカミキリガメも唐突で可笑しいけれど、いきなりサソリにさされるのも地味に可笑しいだろうと思った。
大本命の続きがもっと読みたいです!
すこし前に読んだ。
南国ばななの初BL…!というだけで、既にッ!満足です(笑
表題作は、自分の絵に欲情する画家×見られると興奮する高校生。大家族で顧みられず視線に高揚するようになった高校生がかわいそう受け気味なのだが、もっと徹底的にかわいそう受けだったらよかった。性格は乙女気味だし。攻めは受けの身体に絵を描いて抱くものの受け自身には興味がないド変態でよかった。最後は折れたけど…まあ、そうでなくてはお話にならないのだが…個人的には攻めド変態のままで攻めも受けもハピーエンドというのが最上級の理想だ。
調律師×チェンバロ奏者は調律師が変態なのだがお話が短くて不完全燃焼気味。
バスで見かける高校生を勝手にご主人様認定して勝手につくすリーマン…は、こうしてあらためて文字にしてみるとド変態だなあ。
狐の面の少年に犯される少年の話もいまいち不完全燃焼気味。
こうして振り返ってみると、攻めが変態ばかりであたし好みなのだが、全般的にちょっと受けがあたしの趣味ではないかもしれない。もっと男らしい受けで読んでみたい。
あと、やはり麗人は基本読み切りだからか、ものたりない話が多い。他の作品を見てても、この作家は連載を続けることでキャラがどんどん魅力的になっていく気がするので、連載ものを読んでみたい。
ねこまたのせいで気になってる同級生に襲い受けしたりなんだり。
なんか、絵もお話もあまりこなれていない印象。
つーか表紙から、もっとねこが横恋慕的なお話だと期待してたのに…。という感じでした。
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しかしあれですね、あたしってもしかして人化ケモノ攻め好きみたいですね。
変態特集、です。
リブレにかぎらずこういうテーマアンソロなんてどんなテーマで特集くもうがほとんどがグダグダになってしまうものだろうが、それでもなお、という希望を棄てきれない。もしかしたら超ステキな変態漫画に、もしかしたら出会えるかもしれない、という可能性が一ミリでもあるのならば、あたしは荒野を目指そうッ!
だからグダグダだったけど文句言わないよ…。
うーん、執筆陣見てもいまいちそうだったけど、それでも大和名瀬がクレジットされてたので、いちまつのきたいをもってみたのですけど、やっぱりダメでしたね。
大和名瀬の勘違い変な人攻めは、変態というには弱い。
女装プレイ、事件で第三者がからむとか縛ったりアロマ持ち込んだりはほんの一時的なアブノーマルプレイという感じで、まったくもって変態という感じではない。
他にも性欲過多受け、ワガママ攻め、M攻めとかもなんだかな。SMとかって変態のくくりだろうと言われればそうなのかもしれないが、SMとか別に特集されるようなジャンルでもあるし、せっかくこんな特集なのならもっと変ったの読みたいよ。
一方受けがガタイのいいパンスト好き攻めと、文字フェチリーマンと、臭いフェチ高校生のは面白かった。
次回はお仕置き特集で、また本仁戻が描くそうなので買わなきゃです。ていうか、数号前の鬼畜特集にも書いてたみたいなので買わなきゃです。
何と言いますか、あああたしはこれからも語シスコの新刊買ってはがっかりということを何度でも繰り返すのだろうなあ、というのが感想なのですよ。
表題作は小デブ系オタク家電量販店の販売員×オレさまアイドル俳優。それはいいんだが、オタクのデザインが定まらず、ふつうの攻め顔になったりデブになったりで、なんとも想像しづらくキャラがたってない感じ。あまりキャラデザにいろんなパターンのある作家ではないので、こういう攻めはいろいろ無理があるのではと思った。
そして、受けはワガママすぎる。これまでだったらワガママ受けにもかなりガッチリキャラの濃い攻めがくっつくことでワガママも目立たなかったのだが、攻めがいまいち薄いので受けがなんかただムカつくだけの受けになってる気がする。
あとがきによれば、作者はこの攻めを随分気に入っているらしいのだけれど、脳内の攻めをきっちり作品内に出しきれてないのではという印象だった。
併載の高校生CPとその祖父の淡い恋の記憶の除霊ものは、なんかいまいち焦点がボケてる気がした。高校生CPは祖父の陰にかくれて印象うすいし、祖父についてはちょっとものたりないし。どっちのCPも中途半端な印象。
…あたしの愛した語シスコは一体どこに行ってしまったんだ!なんか凶悪な箱が元凶か!
いやしかし、風邪のなおりがおそいのは忙しいからという説も。
だいぶ復調してきましたvでも仕事がおしまくりですv
最近お話も絵も微妙になってきてしまったからもういいや…と思っていたのだが、一巻を読み返して続きが気になったのでやっぱり買ってみた。
作者曰く王道とのことで、不器用イケメン×にぶいメガネ美少年のすれ違いとかそんな感じ。
お話はまあそこそこ面白いというか、そんなに面白いわけでもないけれどつまらなくはない、という感じ。なのだが、やはり絵が…なぜこんなに崩れてしまったのか。
受けの知り合いのお兄さんはあてうまかと思ったらたんに攻めが勘違いしただけという感じで拍子抜けしたのだけれど、そういえばこの作者はあてうま描くのうまくないんだった、と思いだしたりした。ていうかお兄さんとか、攻めの友人とか、みんな彼氏持ちなのか。しかしやはりこの作者は第三者を魅力的に書く人ではないので、スピンオフにはあまり心が惹かれないなあ。
なんか体調崩すとなおりづらいのは年のせいなのでしょうか。
なんだかいまいちだった…あれえ。
表題作、子連れ同士カップルというのが既に個人的地雷。子連れでも地雷なのに子連れ同士なんて地雷かける2。しかも受けがあまりに身勝手でイライラした。身勝手さをこじらせて子どもかける2になって帰ってくるとか地雷の何乗ですか。
そんな表題作のいきおいで読んだからか、他の作品もいまいちに感じた。
クラブオーナー?と若社長の軽いノリからそんなこんな話も、なんかキャラに感情移入できない感じ。
総ホモアパートの二階カップルとか、ヒゲのオネエカップルで面白かったのに、そんなつまんない顔になって帰ってきてくれてもうれしくないし…。
アーーーーゥイエー。
疲れ果ててますががんばってJ庭の新刊をつくります。
あと、またおめでとう!!!
相変わらず華やかでかわいい表紙ですね。
そして相変わらず不思議なテンポの漫画で、個人的には面白かった。
料理人の腕はいいが愛想はないしつぶれかけの洋食屋、常連のホストがコスプレ男メイドカフェ、のようなものをやろうと提案して、ホストの後輩やらなんやらが集まってわいわい。発案者のホストと料理人の弟がそんなかんじで。
これ続くのかと思ってたのに、一巻でおわりなの??こんなキャラいるのに??CPいっこだけなの??なんで??
打ち切りですかね…。
2006年てもう三年前になるのかー怖い!ちょう怖い!2006年なんてついこないだじゃんか!
それはさておき、『夜に濡れる蝶』以来微妙に気になっていた作家さんで、ちょうど見かけたのでよんでみた。
保険医×わがままメガネ王子、ということだったのだが、受けがどんどん変な人になっていって、赤くなったり青くなったりな忙しい感じなのにほとんど無言で、なんかワガママというよりもちょっとおかしなひとという感じだった。季刊連載だからなのかな、そんなかんじで特に最初の方はキャラがさだまっていなかった感じ。ちょっと天然かわった受けっこもの、として読めばまとまりがつくかと。
続きもあるのですね。
また土日も仕事ですが、あたしずっと働いてないです?なんかおかしくないです??
これもだらだらと読んでしまった。
Pureはまったくもって、なんでこのタイトルなのかといつも思う。こういう無意識の凄みがごとうしのぶの空恐ろしいところだ(自分でも何を言っているのかよくわからない。
あの晴れたは章三の前で泣いてる託生とか、ギイにめっさ怒ってる託生とか、ギイを待ってた託生とか、もうかわゆすぎる。しかし章三がにぶいのと、泣き出した託生への対応が描かれてないのがもったいなすぎる(イレギュてきないみで!ていうか章三の前で泣いてギイの前では泣かないのがなんかおかしいな!
そして春風はおおや和美で全編読んでみたいのに、いつもこうハイライトしか描かれないのでなんか淋しい。
魔王×パティシエ。
有名パティシエ祖母みたいになりたーい受けは、祖母が契約してるといううさんくさい魔王に求愛されたり契約しろと言われたり云々。
人外はいいですね。
そこそこ面白かったけど、契約ってなんのことなのか、何がしたいのか、契約するとどうなるのかが最後までわからんかった…。おばあちゃんの契約とはやり方も意味合いも違うのか。よくわからん。書き下ろしのドラゴンもかわいい。
あと短編がふたつか、あったけれど、現代日本のふつうのひとたちのお話はなんだか違和感というか、いまいちというか…。
この作家はなんとなく昔の寿たらこの絵に似てる気がするのだが、なんというか不安な感じのデッサンというか、劣化したら大変なことになってしまいそう…。
世間では連休中だというのはほんとうですか。
仕事が山積みです☆
ほぼ既読作品ばかりだったので、なんかだらだら読んでまいました。
しかしほんと本仁戻は丁寧に漫画をつくる人だなあと再確認しました(笑
怪物王子四部作はほんとハイクオリティで大好きです。
「蜂の巣」収録作品は、以前読んだときも思ったけどさすがに古いのと、あとたぶんあんまし自由に書けてないんではないかと思わされるのですが、なのであんまりグっとくる感じではないです。
怪物王子のその後の短編小説は、ちょっと正直いまいちだった気もする…。いろんな意味でライトというか。
収録作品中の「マキニカリス」とか狼男とか、あとこないだの『フェニックス』の執事ものとか見ると、「青猫」のつづきも読みたいしまた大正ロマンぽいの書いて欲しいなあとも思うのだけれど、「バイバイミズハラ」とか『恋が僕等を許す範囲』とか読むと、またリーマンものも書いて欲しいなあと思うし、「サウンドマスターベーション」とか、あとどこだったかのコミクスに入ってた「無頼」とか思い出すと、SFも書いて欲しいと思うし、もう大変(笑。「桂」はいまいちだけれど、今の筆力でまた軍人もの書いてくれたらそれももう大変かもしれない!(笑
絵はアニメっぽいけどかわいい。でも絵も作風もちょっと一ノ瀬綾子に似ている気がする。
モテモテイケメン双子の弟に愛されちゃう平凡世話焼き兄貴なのです…が、しかし、すごくフラストレーションがたまった…!
なんで双子なのに髪型ちがうの?二人とも性格に差がある設定なのに、なんで同じような反応しかしないの?硬派と紳士って設定なのに、ふたりともただの兄大好きわんこにしか見えないのはどうしてなの???
それになにより、せっかく(笑)双子なのに、片方と兄がくっつくって、どういうこと!?それで萌えると思っているの!?(怒
まあ個人的な主張はさておき、片方とくっつくにしても、読者には双子はどっちもおんなじような性格にしか見えないし、だから兄が片方を選んだ理由もあんまし共感できないし、なんだかなあという感じだった。
あ、でもよく見たら表紙はCPだったね…双子で飛びついちゃったのがいかんのか。タイトルもいまいちだ。
もういっこの短編は金持ちの変わり者くんと父子家庭の高校生で、表題作もこちらも料理の得意な受けだなあと思った。
アーゥイエ!
ココまでが休暇の前半に読んだ漫画で、休暇の後半から新年早々デスマってるよ!やってらんないよ!ちょうたのしみにしてたのに、バクマンすらまだ買ってないよ!
ルチルのコミックスは出るのが遅いので、四巻は出たのを知らなかったかもしくはあとでまとめ読みをしようと買わなかったのか、とにかく読んでなかったのですが、アマゾンヌで取り寄せて読もうとしたら、まあ別に読めるんですが、でも背景がぜんぜんわからない。紫とみどりがたたかってる理由はなんとなく覚えてるけど、周りのモブの幽霊たちがどんなキャラだったのかよくわからない、のに、幽霊たちが個々にドラマしてるので、これはこのまま読んでも大筋は理解できるだろうけど、モブの話がわからんまま読んでしまうのはもったいないかもしれない…と思って、一巻から読み直しました。
…読み直してよかった。
この最終巻をもっとはやく読んでいたかった、という後悔はあるものの、おざなりな中で読んでしまわなくてよかった、とも思った。
左手に祓いの力を持つ神内みどりは、ゼンゼン覚えてないんだけれど幼なじみらしい転校生・神野紫につきまとわれつつ、「文化祭の一日前を永遠にくりかえしている学校」に閉じ込められてしまう。そこで出会う霊たちは、数年前の文化祭前夜に学校に泊まり込んでいて、火災で亡くなった生徒達らしいのだが、みどりの左手の力を排除するために、生徒会のメンバーを中心に実力行使をしてきて云々。
そんな転校生神野紫・最終巻、とってもよかったです。紫とみどりの話はわりあいよくある系…ていうか、そもそもこの転校生神野紫自体が、オカルトマンガとしてはわりあいよくあるタイプのお話なんだろうとも思うのですが、にもかかわらず/だからこそとってもよかったし、幽霊たちの話も本当にベタながらとってもよかった。白夜と栄は未来話もふくめてすごくせつなくよいし、紅や桃・桜、その他みんなよかった。
よくあるお話、を、いかに魅せるかというのは大事だよなあ。だってそうじゃなきゃ、どんどんとっぴなお話に流れて言ってしまうもの。
読んだことがなかったので、新装版が出るのを楽しみにしていたのだが、ぜんぜん書店で見つけられずに延期したのかなあ…と本気で思ってた。たんにすごい勢いではけてただけみたい。『アイツの大本命』効果かな。
イケメン×メンクイで、イケメンにその素朴なかわゆさを愛されるふつうっこ。田中鈴木らしく、鏡の世界に入ったり、パラレルワールドに迷い込んだり。
ちょっと攻めが嫉妬深すぎるというか、なんかもうちょっとそうではない日常も読んでみたかったけれど、全般にライトに面白かった。
かわい有美子『進行性恋愛依存症』傲慢ノンケ社長が大学時代にケガでバスケ選手の道をたたれたころも、社会人になって突然呼び寄せられた今もつくしてる受け…が、かわいそうすぎるというか、過去編の後半もふくめてつくしてるばっかりでなんか読んでてうつうつとしてきてしまい、途中でいやになってしまた。
小林典雅『美男の達人』なんかモテ塾のうんちくがずらずらと続いて、一体何の本なんだろうと思った。そのうんちくも理論立てて構築されたものではないのだろうし、かといって笑えるようなネタでもない。肝心のBLは、同僚につきあってやってきたノンケが美人講師に惚れて、たしか講師には子供もいたような。パラ読みしたけれど、なんかあんまり面白い展開でもなかった気がする。
名倉和希『ラブ・トライアングル』イケメンオヤジ探偵→理容師←探偵の息子のイケメン高校生。なんか途中で飽きてしまった。キャラたちにあまり惹かれなかった。しかし気が向いたら続きも読むかもしれない。
水無月さらら『僕はうさぎ少年』なんだか…、雰囲気がよくわからなかった…BLなのかな。かわゆい受けに惚れたイケメンは元不良でもともとはそっくりな妹に一目惚れしていたらしい、のはともかく、高校生っぽい雰囲気がメインなのか…しかしその高校生っぽさが、ちょっと古いというかついていけないというか。
金田正太郎『マハラジャ(藩王)と私』近代日本の洋食屋さんウェイターとマハラジャなのだが、考証どころではない絵だし、漫画がうまくなくてどうしても読めない…。
金丸マキ『豹くんの異常な愛情』他の男×豹とか、お隣さん×妹とか、BLではない感じだしライト一人称が個人的にあわなかった。
表題作のシリーズは、にゃんこ×人間と、人間×にゃんこ。
彼氏と別れた人間達のところに野良がきて、人化したりなぐさめたり騒動起こしたりしてくれる話。
擬人化とか人化とか大好きですvにゃんこたちがかわゆくってよいですv
攻めにゃんこの話は、夜しか人間になれないせいで時間の進み方がむちゃくちゃ早かった(笑。しゃべれない設定もふくめて、受けにゃんこの話では無視されてたし、設定はけっこう適当だなあとおもった。
あとこの話自体にはあんましかんけいないけれど、人化ものは寿命の問題が気になってしまうので、なんかご都合設定があってくれると更によいですv
不良×天然古本屋さんとか、兄弟とか、ほかの短編もそこそこ面白かった。
ひさびさにファービラスなBLでした。
身体をこわして商船高専を休学中の受けは、遊覧船の船着き場売店でバイト中。なんかチップをはずんでくれる客が実は小説家で、旅館やってる実家の別邸に滞在してる事を知って食事をとどけにいくようになったが、なんかことあるごとにやたらお金くれてそういう関係になったらめっちゃお金はらおうとするのです。
お金の関係しか信じられない攻め、という設定がよいです。傲慢でエキセントリックな(あたしの好きなタイプの)攻めでありながら、ある意味かわいそう攻めなんだよね。
あと、観光に行く話で、攻めが受けに高級なものを贈ろうとたくらんで倒れて、受けが品物を返しに行って「愛」の「バカバカしさ」と「なさけなさ」に泣いてしまうとことか、すごくいいです。こういう恋愛のみもふたもないある種現実的な側面って、実はフィクションの中で読むのはあんまりすきではないのだけれど、なんか今回にかぎってはすごく気に入った。上述のふうがわりな攻めのおかげかもしれない。受けが攻めの贈り物をさんざん突き返してきておいて、自分のかってあげたサンダルに喜んでる攻めを見て、自分があげたプレゼントを恋人に喜んでもらえたらうれしいのだということに思い至って心をいためるとことかもすごくよい。
そんなかんじで、全般に、虚構らしい、ふうがわりなキャラや、ちょっととっぴな設定・展開のなかで、恋愛のありようを地道に描いているように感じてすごくよいなあと思いました。そういう非日常と日常のバランスのよさって、あたしが作り物語に一番求めているものなのかもなあと最近思うのです。
社長×メガネっこ魔法使いただし三十がらみ。
突然出現したかわいくない魔女っこに、魔法増幅のアンテナになる契約をせまられ、実は孤独な社長はしだいにどきどき。
面白くなくはないのだけれど、魔法の設定がゆるく見えていまいちなのと、だからといって(ファンタジーは二の次なのに)がっつり恋愛物語書いてるわけでもないので、全般になんか物足りない感じ。アンテナって結局どうつかうのか、ただ契約してるだけで一緒にいなくてもいいのかとか、魔女っこの攻めへの気持ちとか、わかりづらい感じ。
恒例のひとりあそびですv
…わー。なんか偏ってるなあ…(笑。好き作家を複数作選んでしまうのは、もはやいつものことにしても…あんまり新しい作家さん読まなかったのかなあ、と反省。でも大和名瀬が面白くて/あたし好みだと、なんだか安心できます。
来年からは、半期ではなくて通年で考えようかなあとも思ってます。でもそうすると、更に特定作家に偏るかもしれないですね。
再刊作品も入れてますが、寿たらこ『GARDEN』本仁戻『サンビカ』ははずしてます。初出の雑誌があんまりBLではないのと、どっちもあたしのなかで殿堂入りしてしまう作品集なので、他の本とおんなじ枠内で評価できそうにないからです。どっちも普遍的に大好きな作品集なのです。
上半期はこちら、小説版は夜にupする予定です。
執事特集。8割本仁戻のため、1.5割円陣闇丸のために購入。
本仁戻の華族×ドイツ人執事が…すげえ。耽美だ…!!ガチな耽美さだ。なんかこういうの久々なのでは。
円陣闇丸は、微妙に執事をはずしてるけど、やはりこの人の漫画好きだなあ。
池玲文はなんかあんまり絵があれなのだが、面白かった。
剣解も面白いけど、あんまりハッピーでなくてかわいそう。
天城れのは、最近ますますライトになっているような気も。前からだっけか。
ていうか、次回は変態特集て…またダイレクトな特集を…。
執筆陣があんまし好みではないのだけれど…。
ユキムラのコミクスは結構買っていなかったのだなあ、と。
菓子職人×デパートづとめ。
デパートで催事担当したいリーマンが、なんか年下でマイペースな菓子職人になりたい青年と出会ってなんか惹かれるんですがパリに行くとかゆうので勝手に傷ついて傷つけてさよなら、数年後に新進のパティシエになってた青年にスイーツフェアに出てくださいとお願いするのです。
ユキムラっぽい、現代が舞台なのになんだかふわふわファンタジックなふんいき、な気がしました。リーマンのエゴとか、再開後の傷ついたパティシエの対応とか、いたいたしくってよいです。
生徒×先生で、生徒は元カノの弟。先生はゲイを自覚して女性とは無理でしたので。
王道系のお話で、この作者らしい年下がんばるわんこ攻めと、困った顔の大人受けだったので、安心して読める感じ。特筆することはないけれど、確かなクオリティの生徒×先生というか…(笑
ヤクザ×ホスト。
道でチンピラにからまれたときに知り合ったヤクザが店に来て云々。
わりとよくあるホストものか。安心して読める感じ。
この作者のコミクス買うの初めてだったかな。男らしい受けがよいですよね。攻めはちょっと顔怖すぎる時あるけど…あとがき読んでて気づいたのは、イケメン×イケメンというCPの場合、攻めを受けよりさらに男らしくしようとして顔が怖くなりがちなのかな、と思った。
あとカラーの色づかいがいまいちというか、攻めの肌の色が微妙な時があるような。
そうはいいつつも、これもやっぱりいろんなとこで評価されてて気になってたのと、あと書店で少し読んだらそこそこ面白そうだったのとで、購入。
合唱の練習中に口パクしてた優等生メガネは、実は黒板がみえなくて楽譜もよめなかったのだそうで、バンドマンのチャラ男は歌を教えてあげるとかつい口がすべってしまい云々。
王道というよりはややありきたりか。
チャラ男はかわいいけど、キャラとして特筆すべきことはないかなあ。
黒髪メガネはきれいでいいのだけれど、やや心理描写が物足りない。チャラ男への気持ち、特にそのゆれうごきなんかはこういう作風ならもっと読者につたわるように書くべきなんではなかろうか。
このメガネにかぎらず、いろんな要因で動いたり動かされたりしていく心情とその描写って、青春ドラマのキモだと思うけど、そういうのがなんかものたりない。せっかく漫画なのだから、ネーム・絵・雰囲気全部つかって心情を評言して欲しい、と思うんだけど、どれもがんばってはいるけど中途半端な感じ。別にはっきりと描かないこと自体はいいんだけど、どうもそもそもあんましいろんなことをきちんと伝える気がないテクストという気がするし、ひとりよがりな印象。
絵は、デッサンがかわってて面白いのだが、時々二次元でくずれたデッサンでなければありえん構図とかあって、面白いではすまないようなのもあった。あと目がきれいな円形ではなく、更に不定形なのが、個人的には好きではない。
絵が古いな…!なんか80年代ふうだ。表紙書き下ろしはサギだなあ(笑
三年生に一目惚れしたといって応援団にはいった長髪一年生は帰国子女で、実は小学校の同級生で、転校まぎわにキスうばわれた相手でして。
応援団だからって長髪切られちゃうのはもったいない。時代の問題か(笑
全般にお話も80年代ふうというか、正直あまり面白く感じられなかった…。
短編集。
表題作は恋愛未経験の少女漫画家に担当が疑似恋愛をさせようとするというあら?どこかで読んだかしら?
マスクしっぱなしのプロレスラーと付き人の話は、レスラーが受けなのでよかった?
ダメなプータローが少年に拾われて少年の父を攻めてしまう話は、少年がカッコよすぎる。
美形東北弁モデルの話はなんというか設定勝ちなのか勝ってるのかどうか。
親切で強くカコイイ幼なじみを拉致してまわしてしまう話はなんかドス黒い話を書きたかっただけという印象。
ゲイカップルの倦怠期の話は短いので特になにもなし。
全般に悪くはないけどものたりない感じで、連載ものを読んでみたいと思った。ていうか、そういえばもしかして麗人って連載ってあんましないのかな。
あと、絵がちょっと古い…のかな。
野球の道をたたれて超不良高校に入ることになってしまったマジメガネ、不良少年に偶然勝ってしまったら、なんか俺を抱けとかいって迫られて云々。
不良少年受けはかわいいのだが、初恋の刷り込みはなんかいまいちというか、初恋へのこだわりばっかりな印象で、攻めのことほんとに好きという描写があんまり感じられなかった気がした。ちゃんと好きとは言ってはいるけど、言葉でも態度でもなく、漫画なのだから描写で示して欲しいというか。これは無茶な要求…ではないと思うのだが。つまりは作者の描写の仕方の問題なのだが。
攻めはメガネでいいし、ふつうに生活してるつもりなのに、不良少年に勝ってしまったと思われてるせいでめちゃくちゃ強いと勝手に勘違いされてくのがありがちだけど面白い。そういうクラスメイトとのエピソードとかはもっと多くてもよかった。
全体に、なんか面白くなりそうではあるものの物足りない感じで、もったいないなあという印象だった。
さいきんのユキムラは佐倉ハイジっぽくもあるのでは。
初読作家さんです。
絵があんまりうまくない…。お話は高校生逃避行もの…って、これって一つのジャンルなのか?と、最近気づきました。結構多いよね。
逃避行なので、攻めも受けもかわいそう設定。
女子にはもてるチャラいかんじの攻め、母に逃げられた父はろくでないでめったに家に帰ってこなくて、アパートの家賃も滞納しててもうほんとだめかもしれないかんじです。
受けは学年一位で友達もいなくて、でもそれは勉強してないと父に逃げられた母がちょっとおかしくなってしまうからなのです。
そんな閉塞感のなか、受けにガン見されてた攻めが受けに無理矢理告白させたことで、攻めの気が向いたらもてあそぶという関係に。しだいに煮詰まるそれぞれの家庭を背景に、夏休みに逃避行。
結末はわりと簡単だったけれど、その簡単さを高校生のどうにもなんない軽さでくるんでいい感じにまとめてたと思う。数年後、は、安易だしお話としてはないほうがよかった気もするんだけど、でもそれでも個人的には、こういうお手軽なハピーエンドは、どんなにお手軽でもいいからあってくれたほうがうれしいと思ってしまいますよ。
朝起きたらとなりに売り専がねてましたがまじめ弁護士は酔ってたのかなにもおぼえていないのですが代金を請求されまして。
葛井美鳥は受けが子供っぽくてなあ、と思いつつついつい買ってしまうのです。
受けが家族も家もないかわいそう設定で、客をとらないと野宿だというので、マンションの鍵をわたすのですが、でも責任とれないから売りやめろとは言えないお…というわりとよくあるかんじのお話なのです。展開もだいだい予想どおりなのです。
噺家の弟弟子×兄弟子とか、老舗旅館の番頭さん×若旦那とか、大学時代の友人の大臣×若き大統領とか。
なんかかわいい受けばかりで、ちょっと天然やアホっぽいこが多く、いまいちだった。老舗旅館の若旦那とか、テディベアを大量にかざってたりしてこのひと大丈夫かしら…と心配になった。まあ近代物という設定だったとわかって、少しはいいかと思えたけれど、それにしても…ダメ旦那すぎる…。お話も軽かったりなんだりでものたりない。絵柄的に、かわいい受けとかコメディっぽいお話は合わない気がするのだが…。
これはよい田中鈴木。
美輝という少女と光輝という少年が対立している世界で、少女のナイト的存在のひとりの役をやらされる夢をみたら、光輝の手下的なかわゆい少年といい雰囲気に。って、夢だと思ってたら、なんかみんな現実にも存在するらしいのです??
徹底的にへんな設定で、なんというか、ああ田中鈴木は好きなようにかけるような売れっ子作家なんだ(に、なった?)なあ、と深く感動した。
美輝の城のひとびとはみんなかわいい。あんましかわいくない美輝も、美輝にベタボレのイケメンも、ちょっと暗い美少年も、コンビニバイトの長髪も、主人公もみんなキャラたってていい。長髪が主人公にへんなからみかたをするのもぜんぜんBLとは違った意味で面白い。
光輝の城のひとびとは、かわゆい少年がちょっとキャラ弱いというか、かわゆいだけだなあと感じるのがもったいないかんじ。かわゆい少年に惚れてるイケメンおさななじみがバカすぎてかわいい。光輝はまだよくわからない。
なんかいろいろあった。
『誘惑しないで』の次男生徒会長×野球部の天然かわいい系男子。
憧れだった会長にケガさせちゃったカドでお世話係にされた受けがなんかそういう奉仕とかさせられ云々。ひねくれものの攻めと、互いに勘違いのすれ違いというベタなお話でした。
次男はなんか前作とイメージが違うような気が。ひねくれ者、みんなには結構優しい、というキャラはなんかあってるようで違うような…。
『メイドインヘヴン』が前作なのですね。読んでなかったや。
なんかぼっちゃんと、ぼっちゃん家につかえるメイドを祖母にもつせいかメイドにさせられてる少年、という設定なのか。
両想いながらも多々のジャマがはいりすんどめというお話らしい。あとメイド少年の出生のひみつとかなんとか。
来週になったらいそがしさが緩和されるかなあ…。
って毎週思ってる気がしてきた。
短編集で、イケメン弁護士が苦手なふつうの弁護士とか、絵に一目惚れして弟子志願とか、イケメン彼氏につくしすぎてふられたとか、趣味がにている親友同士がくっつくとか、いろいろなんだが、なんだか物足りなかった。
どれもこれも、やっとくっついた瞬間に終わりか!みたいな。
この作家のキャラはじれじれのまどろこしいひとが多く、それが持ち味でもあると思うので、短編ではそれはあんまし面白くないし持ち味も活かされてない感じでもったいない印象。
日本画の絵の具はなめたら身体にわるそう。もう毒そう。
最近人外ばかり読んでる気がします。
両親が亡くなって金持ちの祖母にやっかいになってる高校生、両親がかけおちしたせいでどうもうとまれてるようです。そこに、高校生のご先祖様に助けて貰ったとかで恩返しにきたという天狗が登場。天狗はそのご主人様に惚れてたらしいんですが、なんかいろいろうるさくて、けれど助けてくれるのでなんだかちょっと好きになってきてしまいまして。
ゆるゆるファンタジーで、面白かった。
天狗は先祖より高校生がすき、になったのか?が、はっきりとは書かれなかったのが淋しい。でも羽のいろがかわったのは高校生の時だけなんだろうけど。
ひろった猫がかわいくないなあと思ってたら、猫又だったので納得し、あとがきを読んで更に納得してしまった。
おばあさんの秘書も、天然なのかわざとなのかなキャラと、真面目な秘書っぷりがよかった。
天人も、おまけ四コマとか面白かったし、これ続編あるといいなあ。
ひとやすみひとやすみ!
読み終わってから気づいたが、この作家知ってた。あの性別受けぽい絵の作家だね。
で、性別受けの本だった。
正直ちょっと趣味にあわなかったなあ。
おさななじみとか、生徒×三十代先生(しかし外見はローティーン)とか、義理の兄弟とか、いろいろ性別受け。
いいことを主に記憶したいのです。
さかえぐちくんというかわんこ、みたいでかわゆいのです。がんばれ。
うみのひともおつかれさまなのです。
…でもやっぱ疲れた。仕事辛い。
なんか買ったことない作家だったのですが人気ある作家っぽいので、シリーズの一作目っぽいコミクスを買ってみた。
生徒会にめをつけられてる不良が屋上で出会った特進クラスのイケメンがなんかキスとかしてきますがその正体は。
不良ったってかわゆい系受けなので萎え。天然すぎるし。
攻めの正体が個人的なげんなりパターンで、ていうかそれを知った受けの過剰反応がげんなりなのです。攻めの名前が中二病というか、あたしが中二のときにかいてたしょうせつのとうじょうじんぶつとおなじだ…!痛い…!個人的にすごく痛い!
そんなこともあり、なんだかすごく若いオーラにあてられたせいか、お話や絵のまずさが目についてしまいました。
最近のコミクスを買ってみた方がよかったのかもしれない。
表題作のイケメン外国人×その通訳とか、短編集。
短編集ということもあってか、説明や描写の物足りないお話が多かった。あと表題作をはじめとして、うじうじとして自分では何もしない言わないという受けが多く、イライラしてしまった。
しかし前から思っていたのだけれど、この作者の絵は、正直あまり巧いとは思わないのだが時折すごく惹かれる。あたしの中では桜城ややと同じくくりだ。
幸村殿は3巻をまだ読んでない(秋月こおの購入→つんどく率が高いこの頃)んだけど、4巻のあらすじ見てまたふらふらと読みたくなりました。佐助は幸せになれるんでしょうか。
あとタグをちょっと整理してます。
なんか見覚えのあるタイトルだと思ったら再刊か。読んだことあったわ。
くそー。
ノンケにベタぼれイケメン攻めと、男同士が気恥ずかしくてついついちゃかしちゃう受けという、わりとこの作者によくあるパターンかと。あとタイトルの意味がやや薄い。
短編とかはすごく古い感じでちょっとしんどい。
ファーストコミックスだそうです。
モテ男が陸上部男子がなぜか気になって気になって、話しかけようとかもんもんとしてるうちに文化祭実行委員でいっしょになりまして。実際まぢかに見てみればつっけんどんで乱暴でほんとに男なのに、なぜか気になるのです。そして親しくなってみると、すんごいなついてきてちょうどきどきなのです。
タイトルどおりかわゆいお話です。絵が味があるというよりはすこし微妙な感じですが、お話面白いし妄想で補完。
妄想といえば、攻めがつい踏み込みすぎてしまって怒らせたと思い込み、妄想すらうまくいかない、というとこがすごく巧いしいいです。
ふたりのその後ももっと読みたい。
不良からたすけてくれたタッパのあるクラスメイトに惚れたかわゆい系男子が、相手は軽い子が好きらしいと知って軽いフリをして誘う話もよいです。ビジュアルも軽いふりするとこも可愛いひとにかぶってる気もしますが(可愛いひと続かなくて残念だったなあ。
バスの中の話はちょっといまいちだった。
表題作は、金髪のちょうイケメンパイロットこぶつき×家政夫青年。フリーターだった青年はこぶ少年を公園で餌付けしてしまったのが縁で家政夫に。
あと、女に不自由しないイケメンがよそのクラスのオタクメガネとったら美少年、にひとめぼれ、漫画読んでお近づきになろうと頑張る話とか。
双子の姉の結婚のために、姉彼の兄に監禁される話とか。
設定はイロモノだけど面白げなのに、なんかプロットが雑で面白くない…。絵もそう気合い充分って感じではないし、すごいやっつけ感がある。絵はともかくとしても、もうちょっと丁寧にお話つくってほしいなあ。
風邪をひいてしまいまして。
購入しておいてこういうことを言うのもなんですが、意外に好みだった。
ちょう美形なのに最初につきあった子がひどくて以来不能の高校生。チビで生意気な後輩に触られたら反応してしまい、好きだとかいわれて身体先行でおつきあい。
受けはそれは恋愛なのか…?チビサド後輩は面白いキャラだが、ほんとに受けがすきなのか…?ちょっとわかりづらい。そんな感じであんましきちんと恋してはいない感じながら、展開とかキャラがいいので面白かった。続きが読みたい。
淫乱尻軽受けに惚れて内心振り回され気味な坊主メガネは美人で結局サドでいいが、受けがそんなんなのに天然だし攻めに惚れてるらしいので、なんかあんまりでちょっとやな感じだ。
しかし、失敗したなあ…小冊子つきの初回限定版、買っておけばよかった…。
イケメンアイドル×そのスタントマン。勿論攻めが受けにめろめろで、受けはイケメンが信じられなくて拘泥という、内田カヲルの王道パターン。
なにしろスタントなので、攻めと受けの体格がほぼ同じ…という、設定なのが、斬新な気がした。
あと元バレー部の教え子×クビになった教師のオッサンとか。
ということで、表題作からあれ?と思っていたのだけれど、どうやら作者のオヤジ受け、マッチョ受けブームは去ったらしい…!正直、うれしい…マッチョもオヤジもいいけれど、せめてどっちかにしてほしいというか…あと、内田さんの王道パターンは基本イケメン×凡人受けだけれど、こういうパターンはマッチョ以外の受けのがやっぱり映える気がするし。だから次のコミクスが楽しみだ。
あと、PNがかわられてから絵というか、ディフォルメ絵がかわったけれど、シリアス絵とはちょっと落差がある気がして、違和感がある。まだ慣れないだけかもしれないけど。
表題作は表紙のとおり凶悪先輩×犬後輩、しかし先輩の顔の印象が表紙と違ってて残念だった…。
あと、かわいいクラスメートに惚れた不良が、なぜかクラスメートの後輩のライバル少年と三人で!?とか。素直系のヤクザの坊ちゃんが守り役にラブとか。
なんか全体的にお話よりエロがメインな印象だった。そういう作家さんなのだろうか。
いつき朔夜の新刊をかなり探したのだが、下旬発売になってたお…。月末には吸血鬼の三巻も出るはず。29日の予定らしい。
『デキる男の育て方』の畠山×山咲CPで、『デキる男』2巻がいまいちだったので、なんとなくすぐには読まなかったのだけれど、とても面白かった。ので、安心した。
作者いわく、『デキる男』では「変質的ストーカー攻×ツンツン受」だったのが本作では「一途攻×ツンデレ受け」へ、という感じだそうだが、まさにそんな感じで二人ともキャラが変化していて、最初は違和感があった。畠山は悪いひとっぽさが抜けて、真面目に山咲ラブな感じ。山咲は、『デキる男』では大人できれいなお兄さんという感じだったのに、今回は結構真面目で不器用でという感じ。ていうか、どっちも真面目さがクローズアップされた感じかも。だからあたし好みだったのかも。
山咲が後輩にさとされて、畠山の気持ちの真摯さに真面目に向き合おうとして、気を持たせないようにしなきゃと思いつつあまりツンな対応しないようにしなきゃと思いつつ、な感じで、なんというか真面目なツンデレというか、不思議ちゃんでかわゆおもしろい。なもんで、やっぱり『デキる男』の山咲とはかなり違う感じなんだけれど、だから違うキャラくらいに思って割り切っちゃえば、とても面白く読める感じ。やはりあたしは真面目キャラが好きらしい。
続きもあるらしいので、楽しみ。
ところであたしは三島一彦と志野夏穂をずっと混同していたことについ最近気づいた。
放蕩兄貴が蒸発、その息子二人を仕方なく家に置いてたら情がうつるリーマン、冷たそうで意外に優しいおじさんに惚れてしまう兄、とにかくかわゆい弟。
この作家はとにかく年齢差の年下攻めなのはいいのだが、問題なのはデッサンがいまいちなことよりも、オヤジ受けなのに作者はオヤジ受け萌えなのだろうに、オヤジがオヤジに見えないことだと思う。
併録の予備校の先生×オヤジ生徒とか。ぜんぜんオヤジに見えないからストーリー展開がおかしい感じだったし…。
それも表題作も内容は悪くないというか、ひたむき年下攻めはまじめでいい子だし、オヤジ受けもいい奴なんだけれど。
魔法使いの血をひいてるけど、花くらいしか出せないリーマンのもとに、中華風な婚約者が来たら男でした。
ここまでの設定だけ書くと髙橋留美子とかっぽい気がするような…でもそういう雰囲気ではなかった。なんか確かに、魔女っことかの典型なのだけど、雰囲気はゆるーい設定で若干ファンタジーなふつうの話だった。うまく説明できない…。
リーマンは性格的にはふつうの人。婚約者はエッチしないと弱ってしまい、魔法使いのために存在してるみたいな感じで、性格は押しかけ女房。ファンタジーとしてもゆるいし、CPもあまり惹かれる感じではなく、全体的にあまり印象に残らなかった。
ありさん×あぶらむしさん?の昆虫もの。
昆虫って最近流行っているんですか?
そこそこ面白かったけど、あぶらむしさんがショタっこなのと、ショタっこの天然かわいらしさが正義な感じなので、正直あまり趣味ではなかった。
ノリの軽いはちさん→まじめありさんは、はちさんが報われないのでだんだんかわいそうになってきた。
ナイスミドルなわるいオヤジのありじごくさんも、孤独なので幸せになってほしい。
出てた!
読んだ!
アホだった!!
ほとんど同人誌掲載作品だったけど、初見のものが結構あって面白かった。内容は相変わらずのおバカな話ばかり(笑、もちろん褒めている。「ねえねえ本体この後ヒマ?」とか神谷の分身があいかわらずアホかわいいというか作者の愛を一身にうけてる感じ(笑
しかし面白くて好きなシリーズだけど、そろそろ岩淵と神谷はくっついてほしいなあ…(笑。ていうか次の巻は、一体いつ出るのか…。
まあ面白かったけど…読んでちょっと後悔した。
表題作からの連作シリーズは、最初の受けっこぽい警官とダメヤクザで、警官が攻めなのはこの作家らしくてよかったし、終わり方もまあしばしのお別れだけれど別によかった。そのあと受けヤクザの組の母似の坊っちゃんとおつきのひとも、まあよかった。敵対する組のサドヤクザが出てきたあたりから雲行きがあやしくなって、最後は…、もう、強烈な鬱展開で…誰もいなくなっちゃうじゃないの…。とにかく鬱鬱鬱。鬱展開しか印象に残らず、入れ墨もそんなにインパクトなかった気がした。
併載の大学生、女好きノンケとゲイの友人同士で、幽体離脱して会うようなお話は、ちょっと幻想的だけれど、その幻想の処理というか設定とか描き方とかがいまいちに感じた。
好きだった幼なじみのノンケ大学生が、かわいい後輩男子@バンドのボーカルを好きになったとか言うので、なんかもうアレでその後輩を誘惑してしまいます。
受けはダメ人間だけれど、気持ちはわかる。攻めのノンケはあまり書かれてないのでちょっとキャラよわい。後輩はいい奴だ…受けとくっついてむくわれてほしかったが、それではお話にならないか…。
なんでオルタナなのかと思ったけれど、受け&後輩のCPから攻め×受けへという三人の登場人物によってつくられている流れは、オルタナ的だということなのかなあと思ったら、なんだかしっくりきたような気もした。
僕のきれいなお兄さんじゃなかったっけ。
母のもと再婚相手の連れ子というぜんぜん義理すらないお兄さんは、二丁目のエトワールの美形だけどふだんは天パ、でも主人公はお兄さんに惹かれて仕方ないのですvという話?
ほんとはもっと複雑というか、いくら今市子にしたって人間関係複雑すぎだろう!という感じの、シリーズなのですが。
もう一人の兄、母違いの兄は、ノンケで女タラシでワガママなのにどこかにくめない。きれいな、もといやさしいお兄さんは、主人公にはつれないのに、この義理兄には妙にやさしくて、ていうかやさしいお兄さんなのは主人公以外の人にたいしてばっかり。
しかし当のきれいなお兄さんは、実は主人公が気になって仕方なくて、血はつながってなくても兄弟なのでそれはまずいと、ついついつれない態度をとってしまい、時折自制きかなくて押し倒してみたり。
つまり、なんか義理兄もワガママで、きれいなお兄さんも自分勝手で、なんかイライラするのですよ!主人公は貧乏くじばかりひかされてかわいそうで、でも自己主張ぜんぜんしない主人公もちょっとイライラするのです!くなんか、面白みはあるんだけど、妙にイライラする話なのです!!早くCP成立してほしい。お母さんもかわいそうだけど、この生活の無理さはお母さんのせいでもあるし、じいちゃんズが一番なごむというのはBLとしてどうなのかと!
会社の外まではただらけなのです。いったいどういうことでしょう。
修行中の恋のキューピッドに出会った大学の先輩後輩、な表題作とか。
感情を出すのが苦手なピアニスト同級生とか、ひみつのカードから出てきたお助け妖精と大学院生とか、社長と凡人青年の変態的なおつきあい(ノリが桜井しゅしゅしゅっぽかった)とか。
長めの作品では、上記ピアニストのとかちょっといい感じの作品もあった。ギャグがあまり合わない気もした。
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初めて読む作家の、それも新人さんの本をいきなり二冊も買った自分はばかです。
と思っていたら、今日もまた気づかずに初読作家の本をいっきに二冊買っていた…ばかばか!
イケメンモテモテの兄と平凡な弟の表題作とか、いろいろ短編集…なのだけれど、異様に短い作品が多い気がした。表題作が16Pとか、12Pなんていう作品もある。と、実際P数も少ないのだけれど、つまりはうまく短編を構成できてないということでもあると思うし、物足りないという以前の段階の作品ばかりで、あんまり記憶にも残ってない。絵もお話もすごくダメではないものの特筆すべきとこがある感じでもない…。
この作家のコミクスを買うのは初めてなのだが、『それならハートにきいてみろ!』をシエルで見てちょっと気になったのと、『デリシャス』の第一話もシエルで見たのとで、読んでみた。
なんかすごいかんじの全寮制セレブ高校に、外部から入学したら、ルームメイトを見つけてこいとかだまされて独り者を探しに行くハメになりました。やっと見つけた独り者は生徒会長で超人気の王子でしたが、そんなこと知らずにプロポーズしたら、王子が気まぐれなのか引き受けてくれちゃったので、大変な学校生活がはじまりまして云々。
ありがち設定展開で、王道なので結構面白かった。ただ、キャラも多いわりには一冊で終わっちゃって、なんか消化不良。主役CPもあんまし掘り下げられてないし。こんだけCP予定があったってことは、もっと続く予定だったんじゃないのかなあ。打ち切りなのかな。残念。
BLではないが、人間を喰らう天使のお話「ガーデン」、平行世界横断愛の「クロックダウン」、キリストの血をめぐる「ドグラマグラ」と、寿たらこのSFが一冊になってまとまって、愛蔵版的なおもむきでございます。
表紙がデッサン微妙なので、ちょっと残念です…
三作をつなぐ小さなお話が書き下ろされていたが、…大混乱(笑。ひとつひとつのお話がムズカシイのに、全部一緒の地平で理解しろというのは酷です。単純に、それぞれのお話の後日談として考えればいいのかもしれないけど。
大和名瀬のいいとこ(当社比)がいかんなく発揮されてる感じで、とってもよかった。
二年目にて、二年生の担任の小学校のせんせいは、真面目でよく頑張ってるのだが、ヘタレだし不器用だしとっても空回り。となりのクラスのイケメン先生は、自然体でクラス運営もうまいし、先生生徒保護者に大人気。そんなイケメン先生が実はゲイだと知って、警戒してしまうヘタレ先生だが云々。
何より(笑、ヘタレ受けの先生がしっかり大人顔のままで、とってもよかったv
あれだ、大和名瀬はモブキャラにかわいい子どもがいっぱい出るような設定があってるんだ、いろんな意味で。脇役に子どもがいっぱいいれば、きっと子ども書きたい欲(推定、笑)が満たされて、受けは大人のままでいられるんだ。子どもキャラがお話の雰囲気もよくしてくれるし、一石二鳥じゃないか、きっと。
そして、そのヘタレ受け先生が、イケメンゲイ先生をショタかと警戒したり、偏見を反省したり、理解しようと頑張ったり、もうとにかく真面目ですっごくいい。そして、そんな真面目ヘタレ先生の不器用な真面目ぶりにめろめろなイケメンゲイ先生も、すっごくイケメンなのですv(何を言っているのかわからないと思うが略
二人とも、ずっと相手のことを先生付けで呼んでて、丁寧語で話してるのも、真面目感があふれててよいですvあたしは真面目なキャラが、真面目に拘泥してしあわせになるという話がすっごく好きみたいです(笑
そんな二人のキャラを活かしつつ、小学校という場を活かしつつなお話づくりが丁寧で、すっごく面白かった。続編があるそうなので、楽しみですv
あと、併録の短編も、偶然にか先生ものなのだけれど、これもすっごいよかった…!!
自分にキャーキャーいう高校生たちはうるさいそれより勉強してくれよ、と思ってるイケメン予備校教師が、自分に気があるらしい男子生徒に、はやく告白してこいきれいに振って勉強に集中させてやるから!とか思ってるのに何も言ってこないので翻弄されまくり、なお話で、大和名瀬らしいちょっとエキセントリックぽい攻めがとってもよいのですv
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あれ?あたしの好みって、エキセントリックもしくは超真面目、の二択ですか…
…そうかもしれない(笑
表題作は、ナンバー1ホスト×新人天然ホスト。内容もそのままというか。
あと、バンド内でオレ様なボーカル×ギター?とか、年下わんこ美容師×営業さん?とか、居酒屋バイトが面倒見のよい客に惚れておいかけて電車の中とか、倦怠期かと思ってがんばる受けっ子とか、高校の同窓会後に、とか。
全体的に、正直可もなく不可もなくという印象だったのだけれど、ここのところ漫画のほうのBLの新人さんの期待値が下がり続けていたので、これくらいなら全然今後に期待できる感じ、というか…上から目線ですみません。あ、でもどのお話も物足りない感じがすごくしたので、連載物を読んでみたいと思った。
今更すごいことを知ってしまった。きつねは、デスクトップにドラッグ&ドロップで、画像保存できるのよ!こんな便利な機能、もっとはやく知っておきなさいよ自分!
『三村家の息子』シリーズの三作目で最終巻。
なんというか、よかったね…弓も敏も。二作目の『出来の悪い子』の後半とか、どっちもものすごいぐるぐるだったし、読んでてしんどかったので、よかったなあという感じ。
弓は鈍くて恋愛にかんして幼くて敏にたよりっぱなしで、でも兄へのコンプレックスとか家族の期待とかの自分ではどうしようもない原因もいっぱいあって、敏は敏で自分になついてくる幼げな弓の一挙一動にふりまわされっぱなしなのはかわいそうで、でも弓を突き放そうとしてみたりしてあんまり弓にシビアなのはちょっと弓もかわいそうで、というぐるぐるが、弓のそれこそはりつめた矢のようなまなざしで一気にばっと裂けたような、そんな結末だった。
弓とか、ニブくて攻めがイライラするのもわかるんだが、でも環境のせいというのがかなり大きいから同情してしまう、というのは『キモチの行方』、『リアル1/2』と結構多い感じの受けだね。
あと敏はタレ目だったんだね。
矢によってひらかれた世界では、弓も敏もものすごいニコニコでれでれで、なんかすごいかえって恐くなるようなしあわせそうな顔で、でもそれはそうなんだろうなあ、という感じだった。足にキスされてすごい笑顔な弓とかなんかスゲエなあと。もうちょっと後日談も読みたかった。
それはいいのだが、三巻分も精神的なぐるぐるが続いた後で、最後にあれ、なんというか…まあいつもの明治カナ子だなって感じなんだけど、今までそういうのゼンゼンなかった作品がいきなりポルノになったよなあ、って感じで、なんか違和感あったなあ。
それにしても、明治カナ子は正直絵はあまり好きではないし、話も前のほうが好みだった気がする(というか、初期の『キモチの行方』がいまだに一番すき)けど、やっぱすごい漫画家だなあというかあたし好みの漫画家(なんというか、独特で代替のきかない世界を書いてくれる漫画家)だなあと再確認した。
ハっと気づいたら14時間さぼらずに労働してた。
労基法…?
寝る。
残念ながらあたしにはよくわからんかった。
けどそれでも本仁戻が好きだ…。
買うのはずかしかったわりには、あんまり面白くなかった…。
表題作は家訓でパンツをはかない主義の級友にラブ。設定だけ、という感じで、いくら短編にしても愛が足りない。
搾乳機セールスマン×酪農家とか、剣道部のツンデレ悪魔受けな先輩とか、生きるのに倦んだ攻めとよろず屋が犬ごっことか、天然同級生にラブとか。
表題作も含めてそんなに突飛でもないのに、無理矢理奇抜漫画家として売り出そうとしてるような印象。設定だけで奇抜さを出すにはもっとエグい奇抜さが必要だろうし、漫画自体は結構地味。けど地道に面白いわけでもないので、全体的にいまいちな印象だった。
ディアプラスコミックスの10周年記念フェアなのだが、金オビのコミクスに応募券がついてて三枚あつめろということだったので、欲しい新刊にオビがつくのを待ってたら、なんか金オビとかぜんぜんつかないの。どういうことこれ。フェアほんとにやってるの。仕方ないから、生徒会長3巻と好きです係長それぞれ、二冊目をかってしまった(実は係長の一冊目はオビとるのわすれて売ってしまったので。
これほんとに申し込んで大丈夫なのかな…。
彼氏に早いヘタクソAV観て勉強しろとフラれ、AVに出ることにしたら、AV会社は社長もカメラマンも男優もなんかイケメンだらけです。
なんとなく『美男の殿堂』のフォロワーっぽいふんいきだった。
大丈夫かこの主人公こんなアホで…と思った。そんな天然ぽい鈍感取り柄なし子が、急にカコイイ攻め系男優といい感じになるのって、なんか王道とはいえ簡単だなあという感じ。攻めはごく普通の主人公のどこに惚れたのか、そもそもほんとに惚れたのか、よくわからない。主人公は受けはじめてで緊張してて、とか、相性よくて、とか、そんなのじゃなく…。
会社の先輩格の美少年系受けが攻めにラブで内心ハラハラ?っぽい描写は、ただのミスリードというかそんなにからんではこなかったけど、この受けが本気だったら、主人公はますます好きになれなかっただろうなあ…。
美メガネ社長×ブロンドヒゲややマッチョ米人カメラマンは、絵ヅラ的にもお話もそこそこ面白かった。
これほかのメンバーCPでいもづる式につづくのかな…個人的にはあんまり惹かれないというか、そもそも主役CPの今後にもあまり惹かれないのだが…。
『マティーニ攻略法』という前作があるらしいのだが、そちらは未読。
わりあい変則的な話で面白かった。
会社社長ゲイと若いかわい子ゲイに口説かれる、ノンケバーテン。二人は恋人同士っぽいし、自分に本気じゃないっぽいし、と思ってたら、二人の意外な過去があきらかになりつつ。
ところで二人に口説かれつつ、なんかその二人同士のほうが仲いいじゃん、というのはたまにあるが、ちゃんと二人のくどきの質とか内実とかがかかれてないと、欲求不満に終わってしまうと思う。
その意味では、二人がバーテンに固執する理由がしっかり書かれてたし、続編で二人のバーテンへの想いとかもしっかり書かれたので、おもしろかったしそこそこ納得できた感じ。
会社社長は、本編での激情の理由はよくわからなかった…続編はよかったけど、ややキャラ迷子な気がした。
バーテンはわりあいオトコマエでいい。ちょっとネタバレになるが、こういう攻め系受けは好きだ。
ただ、絵というか、特にキャラの身体がちょっとデッサンおかしくなってきてしまった気がする…うーん。
『お気に召すまま』併載の中華風短編と同じ世界、四国のそれぞれで、王子×王子とか、異世界攻めとか、近衛×王子とか。
表題作が、大国同志で姻戚関係結ぶことになってて、男同士でも結婚しますよ!という設定はともかく、だから世継ぎは側女に生ませるというのが前提で、こういう設定ってBLではいやだなあ。世継ぎにかんしてはアラブとか王族ものとかでは避けて通れない難問なのだけれど、そのあたりはもっとご都合主義にしてしまえばいいのに。
先輩女子、先輩男子、弁護士さんに懸想されてんのかされてないのかわからない有名俳優の隠し子。
確かに展開がゆっくりだ…何巻まで続くのか…。
この作者らしく、誰もが誰をどう思っているのか、どこまで本気なのか、ぜんぜんわからないし、主人公の感情のベクトルもよくわからない。
隠し子関係の話も、そういうややこしい恋愛話の合間合間に進んでいるのかいないのか、という感じなので、なんだかよくわからなくなってきた。
しばらく自宅警備員的な仕事に従事していました。つかれたお…。
タイトルからしてきがくるっとる。
伏せ字の意味もないな。
表題作、裸商事、投網萌の純情攻め、鬼畜兄弟のデュアル攻め、すべてくるっている。
でも天城れのはこういう芸風のほうが好きだ。
そして必ずCPのどちらか(もしくはどちらも)がメガネなのもステキだ。
山田ユギ的な全体的にそこそこの作品ばかりの短編集なのだが、今回はちょっと薄いかなあという印象も。表題作の印象が薄いからかも。
表題作は、高校卒業間近に友達に告白して云々という話なのだが、話の主軸は主人公の思い人のセンパイの遠距離恋愛なので、なんかなあという感じ。二人のその後の遠距離恋愛がつづく短編は多少興味がひかれるものの、長期間遠距離だったら『どうして涙が出るのかな』のが面白いかもとも思ってしまう。
端艇部の孤高っぽい先輩←ちょうちょとんでる後輩はちょっと面白かったけど、BL的にはちょっとものたりない。
イケメンリーマンが、男連れのぼんやり系おっさん同僚にラブホで出くわして、口止めに身体を要求してみる話は、なかなかよかった。でも物足りないので、連載でもうちょっと細かいとこまで読んでみたい感じ。おっさん受けはなかなか若いノンケにマジになれないので、微妙にハッピーエンドまではもうちょっとな感じだし。
『誰がおまえを好きだと言った』の「我が家は楽し」の円ちゃんの子ども×予備校教師は、メガネ予備校教師が堅物で面白かった。が、ダメで大変そうな若い攻めと教師受けというのは、ちょうど『高校教師、なんですが。』を読んだあとだったので微妙に印象がかぶった。
わんこみたいな宇宙人を拾った市役所勤務の地球人。
わりとあっさりしたお話なのだが、あたしは宇宙人ものとか大好きなので、面白く読んだ。しっかり者ぽい地球人攻めかと心配したけど、わんこ宇宙人攻めでよかった。
あと、ちっちゃいグレイみたいな監視役の宇宙人達の話もあって、これは画期的、と思ったら人間化してしまって半分がっかりして半分安心した。
イケメン俳優×そのファンの新人俳優。
グルーピーはニガテなのに、酔ってファンに手出ししてしまってあおくなる攻め。酔ってたんですと言い訳したら、期待してないから大丈夫ですとかいう受け。辛い生い立ちの受けは、さびしがりでいろんなひとと関係もっても、愛情を信じることができないらしく、云々。
わりとよくあるかわいそう受けに遊び人攻めが改心、というパターンでもあり、また、愛され慣れていない受けにかえってふりまわされてしまう攻めというのもよくあるパターンな気がしますが、もちろんこれってクロエのいちばん好きな王道パターンのひとつです(笑。つきあいはじめても、もともと大好きだった俳優が自分なんかに本気になってくれるのが信じられないとか、ちょうありがちでも大好きです(笑
ただ、そうしたありがちさにプラスアルファの魅力があるかというとそこはいまいちな感じで、一冊のお話だし、ちょっとものたりない気もするけれど、まあそこそこ楽しかったです。
まだ二冊目だけど、この作家はとても好みっぽい。
コンビニバイトを切られた受けっこは、ひそかに思いをよせてた店長に告白。
その後も微妙な交流がつづくのですが、この店長が典型的なヘタレダメノンケ攻めで、とってもよいのです。本部から地方の採算とれてない店舗にまわされた、ちょっと優しげの年上のおにいさん。なのですが、地方にまわされたのは上司の愛人を寝取ったせいで、その彼女とだらだらつきあってて、受けにも微妙に思わせぶりで、だらだらそんな関係にとか、ずるくて優柔でダメノンケなのです。
受けは受けで、見た目はふつうの現代っ子ながら、タイトルどおりの無心のつくしぶり。
この作家は二冊とも、ゲイとノンケのCPだったけど、ゲイ側のこの過去の恋を番外編で書くのはちょっといやだなあと思った。
短編集。
高校生、学年主席×二位。コンプ感じつつな受けは、攻めはなんでそういうことするんですかね?と思いつつ、次第に煮詰まったり。
その学校の教師×高校の時の同級生は、優柔で言葉が足りない攻めが結果的に意地悪攻めな感じ。
などなど、どれも可もなく不可もなくという感じで、悪くないけど物足りないし、あまり読後に印象が残る感じではなかった。
ファーストコミックスだったのかな?
例のアンソロブサイク特集から生まれた連載だそうです。
モテないどころじゃないブサイク少年が、学校一イケメンのモテ男に惚れられて云々。
田中鈴木の少年漫画っぽいペンタッチと、雰囲気ある学園描写がとってもよいです。
攻め(暫定)まわりの女の子たちも、普通ただの攻めファンのやな女子たちになってしまいそうなのに、なんだか味があっていい。や、やな女子なんだけど(笑。受け(暫定)の友人のブサイク仲間(ごめん)も、自分が失恋しても受けを応援するとかいい奴じゃないか(笑、幸せになって欲しい(笑。攻めは若干判りづらいというか、表情が内面読めない感じ。でもそれは逆に絵がうまいからという気もする…いずれ攻め視点の話も読んでみたいなあ。そしてなにより、天然素朴な受けがとってもかわいい。
展開も、二人の過去とか、イケメン攻めの以外な過去とか、イケメン×ブサイクという設定にたよらずにきちんと面白いです。
併載の、八方美人な転校生と、不器用少年の話もすっごくいい。
この作家の学園ものは、とてもいいなあと再確認。絶版の作品が再刊されるそうなので、楽しみ。
素直になれないお貴族様×動物でも人間でもすぐなつかれちゃう厩務員。
この作家らしいかわいらしい受けに、傲慢で不器用な攻めという王道パターンで、馬視点なのがちょっと異色か。馬の描き方とかちょっと、コメディにしても雑だなあという印象…。
この攻めが大好きでインケンな従兄弟が、受けの先輩の底抜けにポジティブな厩務員とあれこれで、従兄弟がこの作家らしくないごつい受けだったのはまあ目新しかったかも…。
ゲイコミですかね。
露出癖の柔道部員体育大生は、いとこのメガネお兄さんと微妙につきあいつつ、隣りのアパートの男にエッチとか見せつけてる。お兄さんがつきあいきれなくなりはじめたとき、覗きにAVを撮られてしまい云々。
なんかもうずんずん落ちるとこまで落ちていくし、最後もあんまし救いがない…体育大生の精神崩壊も、AV会社社長との3Pラストも、そしてなによりお兄さんが女性と結婚して、なおかついとこの面倒をみつづけるというのがイタい…。BLではない展開だよなあ。やはりあれですかね、BLというのはエロや同性愛が規定するものではなく、ハピーエンドが規定するものなのかもしれないですね。
芸能科のある学園オムニバスのつづき。
主役CPのつづきは、特に面白みはなかった。ふつーに付き合い始めて、環境の違いによるすれ違いという感じ。
以前出てきた作曲家に惚れてる有名俳優×遊びでつきあってるけどほんとはマジな駆け出し俳優は、ベタながらよかった。
こんどは生徒会長の話になるのかなー。
読みきりの「檻」は以前アンソロで読んだことあるけど、どベタな兄×弟の禁断愛で、しかしなんだか読み返したら結構面白かった。ベタながら続きが読んでみたい。
貴族ものはなんだかいまいちだった。
ゲイコミですかね。
絵がキュートな感じで内容も軽いので、正直どうもこうもなあ、という感じ。お話偏重でもエロ偏重でもなく、あっさり読んでしまった…ん?お話とエロの二極で考えていいんだっけ?
『生徒会長に忠告』と同じ学校ということしか知らなかったのだが、阿久津のCPだったのか…!
そして、絶対ゴロだけでタイトルつけてる…!
内容は…なんというカオス。
いや、面白くなくはないんだけど、ものすごい感覚的で勢いだよりな展開だなあ。主役二人もキャラよくわからんし、後半は二人ともただただ天然で展開にのまれていく感じだし、『生徒会長』の阿久津というしっかりしたキャラだての担保がないと、ちょっとキツい内容だろうなあ。でも「キスってどうしてたんだっけ」も勢い>キャラだった気がするし、こういうのこの作家の持ち味の一つではあるのだろうなあとも思う。
売れっ子モデルの後輩×いまひとつ売れない先輩。
そういえばこのCPは本誌で読んだことがあったなあ。
年下×年上、後輩×先輩の王道というか、自分より優秀な年下攻めに引け目とか若干嫉妬ぽい気持ちとか感じる先輩と、先輩大好きな年下というわりとよくある設定に展開。絵が丁寧でうまく、画面処理も上手できれいなのでよいかんじ。
カメラマン×高校生モデルは、若干ショタ風味だった。
このコミックスは全体にあまりぐっとくる感じではなかったけれど、でもやはり絵がうまく丁寧だし、アベレージの高い作家だなあという印象をつよくした。しかし黒髪ツヤベタのキャラはすべて寛末につながってしまう印象…印象が強すぎたのか。木原音瀬は罪な作家、なのかもしれない…。
バイクではねた鳥は鳥人でした。
あと、めずらしい黒い髪の薬師に助けてもらった少年が弟子入り。
どちらもショタっこですね。前者、現代人のお兄さんのほうはふつうにかっこよくてモテるのに女に興味がなくはねた鳥ばかり気にしているのがよく考えると都合がいいなあ。
薬師はちょっと黒そうな困ったような笑顔がステキです。
どちらもベタファンタジーですが、それぞれ短編というか断片的な印象で物足りない感じではあります。
父の会社を裏切った日系企業の社長の子息ということで、綾人をいじめてたサーシャ。しかし綾人父の会社がサーシャ父の会社を買収し、そのため学院に居られなくなりかけたサーシャに、綾人は自分の召使になれとせまり、愛憎いったりきたりな生活がはじまり云々。
いや、書き下ろしがあっても、やっぱり後日談が足りないのですが…(涙。なんだろう、これ。もしかして、後日談はさらに同人誌に続くとかなの?だとしたらちょっとショックだが…。
しかしこうまとめて読んでみると、サーシャは綾人いじめてた件については、もう少し反省してもいいんじゃ…と思った。綾人の復讐もずいぶんだけれど、でもそれだけのことをサーシャはしてしまっていたのでは…。綾人は鬼畜になりきれないあたり人間味があっていいのだけれど、いまひとつ一貫性がなくなってしまったようにも思う。サーシャに隠していたのは裏切りだけではなくて、サーシャへの気持ちも、みたいな描写があったように思うけれど、そのあたり(以前からのサーシャへの気持ち)があんまり丁寧に書かれなかったように思った。
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なんとなく変な気がしていたのだが、このタイトルでミッション系(とは言わないか、現地では)ではないのが、なんだか違和感があるのだ。
あとマヨイガを見返していて気づいたのだが、あたしは三巻を読んでいないのかもしれない…。
警官×ヤクザ。
下着ドロをつかまえてくれた警官に一目ぼれしたヤクザは、サングラスの下の素顔はとてもかわいかったのでした。
ある意味博愛主義で、あまり人に心動かされない警官が、世間知らずっぽくてかわいいヤクザを好きになるのはいいのだが…、あの、普通(普通って何だ)かわいいヤクザ攻めになるんじゃあないんですか…ね?あたしの常識は世間の非常識か…。
あと、あんまり人にのめりこまない感じの警官の性格設定もすごくいいんだけど、あんまり活きてない印象。ヤクザへのめろめろっぷりを、もっとはっきりぐっと来る感じ(抽象的だが)で書いてほしかった。
ちょっと前に読んだ。
遊び人の父は単身赴任中な四兄弟のもとにやってきた家政夫さんは、兄弟なのかもです。
合理主義っぽくて我関せずなリーマン長男に、ゲイで軽そうな在宅二男、冷めた高校生の三男に、元気な中学生四男。家政夫としてやってきた2と3の間の年齢なお兄さんは、マイペースで家事をこなして腕っ節も強く、最初は反発してた下二人もまきこまれたり懐柔されたりしていったり、ゲイ二男にくどかれたり。
家政夫男子は、前半は強くてかっこいい感じだったのだけれど、二男とのからみが増えるとだんだん受けっこ化してしまって、なんだかもったいなかった。あと次男とのCPはいいんだけど、なんで惹かれあったのかよくわかんなかった。次男とか、ゲイだし和風美青年に惚れるというのはわかるとしても、内面がよくわからない。ていうか、全体に恋愛面が物足りない。
でも恋愛面が物足りないのは、まさしくホームドラマに重きが置かれてるからで、家族はそれぞれ丁寧に描写されててみんな魅力的だし、話も面白かった。ただ丁寧ではあるけれどもっと読みたいという感じはあったので、もっと長期連載で書いてくれたらよかったのになあとは思う。そしたら恋愛面ももっと丁寧に描写されただろうし。
全体的には、高井戸あけみらしい、のんびりしつつところどころ細かく語られてる緩急ある感じというのか、ともあれ作者のファンにはオススメです。
表題作はアイドル×お笑い芸人。
画面の中の芸人さん=受けに近づきたくてアイドルになり、超人気が出た攻め。受けは格差に悩んで別れを切り出す。
…という設定で、ほぼわかれるとこからはじまるのはいいけれど、別れるまでの経緯を無理に5ページで書く必要はなかったのでは…。いきなりわかれて、あとから回想いれたほうが効果的だろうし、トップアイドルが芸人をくどくというおいしいシチュエーションをたった5Pで書いてしまうのももったいない。
そんなかんじで、なんというか万事場面のきりかえが唐突というか、あたしのテンポにあわない。前述の経緯をざっと書いちゃうあたりもそうなんだけど、書きたいシーンだけつなげた感じで、間のシーンはすごく簡単にすませている印象。お笑いコンビの面白そうな場面とかないし…。
絵もデッサンが崩れてるし平面的だしみづらい。顔はかわいいのだが。
内容にかんしてはわりとありきたりなのかな。だからか、難点を我慢して読みたい気にはなれなかった感じ。他の短編も同じく。
鬼畜攻めだらけっていうから期待してたのに…ただいじわるなだけって感じでした。
表題作は、兄になった母の再婚相手の息子の家に、新婚旅行中あずけられた高校生。足蹴にされて家事させられて、ちょっとえっちなことされたら好きになってしまうという受けは、いいのかそれで!そして攻めはただただいじわる傍若無人なだけで、自分ちから受けを遠ざけようとした理由はまあわかるのだが、さんざんこき使ってた理由はなんだ。そしてほんとに受けがすきなのか。
表題作以外もふくめ、なんかただ性格わるいだけの人が多く、あとなによりなぜ相手を好きになったのか、そもそもほんとうにすきなのかがわかりづらく、イライラするばかりでした。
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鬼畜に理由はなくてもいいのだろうが、最低限必要なのは愛だ、たぶん。ていうかそれ、BLには絶対必要なもので、BLってそこをクリアすればたいがいの設定や展開をうけいれるうつわなのだと思う。
高校生のひねくれ少年大家さんのうちにルームシェア。
元ヤン?ぽいが常識人×オタクなショタっ子アメリカ人留学生とか、天然ものな真面目青年×ゲイのホストとか。お話としてはそんなに目新しさはないかな、という感じ。後者ののほうが若干好みだった。
ていうか、BLじゃないのかもしれないが、大家さんのひねくれの理由のほうが面白かった。この一種奇妙な形態のルームシェアの理由とかがちゃんと書かれてたのはよかったし。
この作者の絵は口元がゆがんでいる?
猫がしゃべるし(笑、すごくすきなお話なんだけど、大学生編は引き伸ばしにかかっているような気がしてしまう。
たぶんそのせいもあって、成澤が何を考えているのかよくわからない。振一郎にべたべたしたかと思えばそっけないし…試したりしてずるいのはやはり成澤だと読者的にも思うと思うのだが…。
あと新キャラの黒そうな実は美形アテウマも、いまいち。奇をてらいすぎというか、これも引き延ばしのためのキャラにしか思えないというか。
振一郎は大人になってきて、絵ヅラ的にはよいCPになってきたが。
成澤は成澤成昭だからナルナルだったのか…今まで知らなかった…。
恒例行事でございます。
今期は豊作だったという印象があったのですが、そして上位はすぐに思いつく作品がいくつもあったのですが、下位は迷ったというかここにいれなかったものもふくめてだんごです。ていうかごらんのとおり、日高ショーコがツボすぎたかも。
高井戸あけみはいいなあ。このタイトルもいい。
表題作、友人と同居中のイケメンメガネ医大生×お隣さんリーマン。リーマンは同僚との微妙な関係もあってセクシャリティに迷い中で悩み夢遊病気味。雨の日に医大生を家に入れたらゲイでして。
攻めの加賀美がどこかで見たような…でも高井戸あけみってどこかでみたような顔多いし…でも名前にも覚えがあるし…と思ってたら、ああ!『プリンスチャーミング』のちょういい感じだったアテウマか!ていうかこのあとがき…ほんとは加賀美がプリチャで攻めの予定だったんですか…!どうりでアテウマにしてもいい感じすぎたと…ていうか攻めがイマイチだったと思ったわけですね…。えーウッソ、加賀美攻めでプリチャ読みたかったなあ…担当さんわかってないよー(涙。そして、そう気づいてしまうと、本作も物足りなくなってしまった…。
乙女イケメン課長の話は面白かったけど、乙女趣味がオチになっててもったいなかった。素直純粋な受けリーマンもありえなくてよい。続きが読みたい。
秘書と坊ちゃんの話は何かの続きだっけか。検索してみたら、『マイ・ボディガード』の短編の続きらしいね。
彼岸花の庭の話は若干いまひとつだった感じ。
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結構以前の作品の続きが多い?花音で犬山家の話もやっていたよねそういえば。最強の美メガネ三木をもう一度みたいのはやまやまだが、しかし以前の大学生編を見て、犬山と三木は高校生じゃないとキラキラしないような気がしてしまったんだよなあ…や、勿論出たら読むのだけれど。
調理師をめざす専門生×兄貴の元彼。
母校の教員になった受けに、専門学校の勉強のことでいろいろたすけてもらいつつ、弁当の差し入れとか。しかし卒業生が制服着てくるとか…なんか違和感というか。兄の面影に二の足を踏む攻めの青い感じはいいんだけど、なんかカタルシスが足りないというか、タイトルにもある食というモチーフとはうまくからめられていない気もするし、なんかこう軸がぶれる感じ。
兄×音楽教師は鬼畜音楽教師にあまり魅力を感じられなかった。
独占欲の強いモテ男とメガネの地味男の短編はちょっとよかった。
しかし全般に、みょうに頭に入って来にくいというか…あまり好みではなかったのかもしれない。あと、絵がちょっと古い感じ。
すでに「B級グルメ」はあまり関係がなくなってることにやっと気づいた。時々思い出したようにカレーパンとか出てくるが…。
鬼塚先輩の浮気?話はちょっとしんどいというか、先輩のヘタレ具合がいつも以上なところとか、いろいろ微妙な感じ。よく考えると、吉野の見合い話関連もイタい気もする。でもまあ、吉野がふりまわされて耐える話が多い気がするので、先輩がふりまさわれてるとこは面白かった。あと、どう見ても受けっこだと思ってた先輩弟が攻めだったのはびっくりした。
構成を伊吹巡という作家さんがしているらしいのです…ちょっと関係性とか事情がよくわからないのですが。
短編集。
表題作はレトロな外国もの、庭師×坊ちゃん。
学校出たのにぷらぷらしてばかりいるなとか受けをなじりつつ、しかし仕事を手伝おうとするとお前にはまだ無理だ、とか言ってくる受け兄は、矛盾してるというか、いったい受けにどうさせたいのよひどいなあと思ったが、戦争が近付いてるという状況とかわかってくるにつれ、アレ?もしかして兄はかわいい弟を家にとじこめときたいのか?とか妄想がひろがりまくって萌えてしまったのだが、それは本編と全然関係ないただの妄想なのでした。
本編CPは攻めが徴兵されて戦争にいったり、あまりにベタすぎて可もなく不可もなく。
あとは美人関西弁二胡奏者受けとか、ツンデレメガネ上司受けとか、いじわる美人ショップ店員×引っ込み思案な喫茶店店員とか。
亡くなった姉の夫(+息子)×弟の話を読んで思ったのだが、あたしはどうも子供が出てくるBLはニガテである。子供までつくったパートナーと、今の彼氏と、どっちが大事なのよ、とかついつい考えてしまうからだ。元パートナーのほうが大事とか同じくらい、とかだったら、いくら元パートナーが故人だろうとそれは萎えるし、しかしかといって元パートナーより現彼氏のほうが大事とか、さらには元パートナーとはわけありで一緒になったのでした、とかいう事情が出てきても悲しい。つまりどうしようもなくなってしまう設定が多いのだと思う。
あ、でも、第三者の子供(兄弟の忘れ形見をかわりに育ててるとか)だったら全然オッケーというか大好きです(笑
ひさびさにブックオフに行ったので絶版本をこうた。
表題作は、うーん、砂漠のキャラバンのご主人さまとわけあって仲良い奴隷と、わけあってその奴隷をゆずりうける男とか。なんかCPが不明瞭で、わかりづらかった。ほかの作品も話がわかりづらかったり、CP未満というかメインCPがわからなかったりして、しかしだからといって話やキャラにそれを乗り越える訴求力があるようにも感じなくて、いまひとつという印象だった。
しかし昔の漫画っぽい雰囲気が好きだ。
『言葉ノ魔術』もいっしょに買ったのだが、これは…!にぶいあたしにもさすがにわかったぞ!!三井×小暮ですね?
何日もBLを読まずにいると脳がストライキをおこすのです。
あたしは何を言っているんだ。
オタクな友人がアキバにいりびたってるのに飽きて、ひとりで浅草をめざし出かけた英国人旅行者。道に迷って日本人に必死で話しかけるも、友人がいたずらで教え込んだ日本語はプロポーズの言葉でした。突然外国人からプロポーズされた受けっこは、受けっこ精神でそれを受け入れて自分ちに暫定・攻めの旅行者を連れ帰るとそこは超広い日本家屋で。
なんかいろんな意味でしょうもないな(笑。
超ぼっちゃんなのに英語話せない受けはどうか。二人で翻訳機つかって会話してんのはどうか。
まあそのあたりはいいんだけど、なんだか微妙にカタルシスがたりないというか、不満がのこった感じ。なんだろうね。何が足りないのか。はっちゃけか、ラブラブか。両方かもという気がする。
しかし漫画を読まないと酸欠になってしまうのですよ。
しっかし日高ショーコマジヤッベ。
なんてヤバい作家なんだ。
卓球の天才と幼なじみの微妙な関係な表題作は、最終話だけ雑誌で読んでいまいちに思ってたのだが、高校時代からよむとそれなりに面白い。それなりに、なのは一途不器用な受けは面白いものの、その才能とかにコンプ感じる攻めがいまいちというか、受けへの気持ちが見えづらいせいだろう。あたし好みな感じ悪いノンケ(っぽい)攻めのわりにいまいち萌えないので、ちょっと消化不良な感じ。受けラブラブな後日談とかほしかった。
ていうかこの攻めが知り合いのアレなこににているのも個人的に微妙だったというのもあるのかも、と思ったり。
不細工特集掲載の短編は、もと野球部のゴツいブサ系→イケメン美容師×ブサ専の美人襲い受けで、とってもよろしかった!
年下サド歯科医×くたびれリーマンもとってもよい!
この二作は申し分なくあたし好みで、マジヤッベという感じ。
というわけでそこそこの表題作もあとのちょう気に入った二作も、後日談が読みたいぃ!という感じだったので、読み切りよりも連載ものが読みたいなあと思った。
新人作家さんでしょうか。
単位をたてにされて教授のとこで人体実験、恋愛がはじまりやすいドジっこ体質になる薬をのまされた大学生と、それを気に入ってる教授。
設定はそうわるくないと思うのだが…。
絵はきれいでかわいく、お話や展開にも目立った難点はないのに、しかしすごく面白くない…。なんか、あきらかな難点のある漫画よりも、いっそうしんどいなあ…。
とりあえず、難点っぽいとこといえば、キャラなのかなあ。受けにも攻めにも全然感情移入できず、かといって虚構的キャラとしての魅力も感じられないのは、とても困る。あたしは破天荒な攻めとか好きなほうなんだけど、この教授はマッドサイエンティストみたいな設定で、受けにちょっとへんな愛情表現をする、という設定だけ見ればとても好みなのだが、しかし全然好きになれなかった…。なんか、設定が先走ってるような印象もある。
表題作以外の、パティシエにねらわれまくりの天然メガネの話とかも、なんかとくにキャラが攻め受けともにいまひとつだったかもしれない。
なんかへんな文章がずっとトップにあって、我ながらいたたまれない気持ちでした。
いそがしいですよ!仕事もほかも!
紅蓮ナオミが「花音さんなので押さえ気味にしました」とか言ってるが、「おまえは何を言ってるんだ」とミルコクロコップりたくなる一冊です。
表題作は、なんかサーフィンで失敗して神域に流れ着いたら半魚人に助けられたのですが、彼は上半身か下半身のどちらかしか人化できないのです。上半身が人間のときはちょうイケメンなんですが下半身は魚で歩くこともできず、しかし下半身が人間になると上半身はタラコクチビルのきもい感じなのです。
なんかなにかがちょっと物足りない気もする…なんだろう。紅蓮ナオミにしては(?)設定が酷というか、禁忌的だからだろうか。
男専用ランパブの話は前に雑誌で読んだことあるような気がする。とてつもない設定のランパブが気がくるっていてふるっている。
まあそんなわけで、紅蓮ナオミらしい気がくるった一冊で面白かったです。
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追記。
男専用ランパブってあたりまえだ…ゲイ専用ランパブのまちがいです…。
破天荒な両親は海外に行ってしまい、四兄弟の長男は家事三昧。双子の弟はかっこつけた方が天然な方に片思い。小学生の四男は長男になついてる。
な、状態で、新任の担任にくどかれ出した長男とか。
多兄弟主夫ものはきらいではないと思うんだけど、どうもあまり面白いと思える作品がみつからない気がする。この作品も、長男が双子と年もそうかわらないのに家事の負担が大きいのが不可解。
あと、担任がダメな大人なのがいやだ…。高校生を口説くのはまだしも、末尾のあやしげさなアバンチュール?は何だー。ミスリードさそってるだけには思えない。
この作家の本は初めて買ったというか、白黒絵を見るのも初めてな気がするけど、イメージと違う画風だった。カラーはアニメ絵っぽいとおもっていたのだけれど、白黒はそうでもなかった。
梗概を読んで、小学生攻めという設定に仰天したものの、表紙のカラーが攻め受けともにあまりにもそこぬけに笑顔でお花なのが気になって買ってみた。
この作者のコミックスを買うのは初めてな気がする。一時体調を崩していたと聞いた気がするけど、大丈夫なのかな。
しかし思っていたよりもデッサンが厳しかった…。
それはさておき、小学生×高校生で、まあふつうに(?)早くおおきくなりたい攻めだったのでした。受けも攻めにたいしてわりとマジで、子供扱いはしてなくてちゃんと好きで、相手の本気も信じてるのは、虚構的にはよかったかと。あと清い交際なので安心しました。
口絵のカラーとかもお花なふたりが超笑顔で、なんだかこういうのもいいなあと思った。
短編も中学生×社会人とかで、なんか年下攻めの作者だとは思っていたけれど、ちょう年齢差な年下攻めの人なのかなあと思った。
レーベルのつながりなのかどうかはわからないのだが、『さあ恋におちたまえ』に続くハイクオリティBLだなあと思った。
あめ玉で子どものお願いもきいちゃうような、気のいい町の便利屋さんが、友達がほしいというメールにかけつけてみたらきれいなお兄さんでした。酔った弾みで冗談でメールしてしまったという受けっこ、もとい依頼人ですが、後日再度呼び出されます。お兄さんは実は父の会社で常に気を張りどおしなので、ちょっと誰かに甘えたくなったというのが実情でしたが、便利屋さんはそのかわゆさにノックダウンです。
という、便利屋お兄さん×かわゆい専務な1CPめは、とにかく専務のかわゆい不器用さ、言葉行動のつたなさがかわゆくて仕方ないです。メールの誤字?とかおかしいし、ごつい時計して、「こうしてると柴くんぽくていい」とかちょうかわゆい。不器用キャラは萌えだと、以前からうすうす気づいてはいましたが、再確認です。おまけ漫画の社長を目指す理由とかもアホかわゆい。
2CPめのおっさん×若い便利屋さんは、攻めがちょっと妙なかんじという気がして、おまけの4コマまで読んでああやっぱりちょっと変な人だ、と思ったりした。
お話は全般に面白かったのだけれど、なんだか絵は不安定な気がした。大和名瀬の絵は髪型ですごく印象がかわってしまうのだが、髪型が不安定な絵が多く、印象が一定しないかんじ。
あと専務のようなやや大人っぽい受けは、最近の大和名瀬に多いキャラな気がするけど、どうも時折ショタっ気がのぞいてしまう気がする。個人的に大人受けのほうが好きというのもあるんだけど、安定した大人受けの絵で読みたい。
近代、インド人召使い×英国貴族青年。
エキゾチックなもの大好きな受けは、父の仕事についていったインドで一目惚れした攻めを連れ帰り召し使いにしたが、その件で父に勘当されている。
ご主人様は物珍しい自分をコレクションのひとつにしたいだけなのでしょう、とオリエンタリズムを感じてる攻めはなかなかBL的にも斬新でよかったのだが、それをつきくずすのが例によって受けの天真爛漫さだけ、というのがちょっとやはり物足りない。
なんかあじみね朔生のこういう天然受けは魅力が少ないのも問題なのだが、そのせいでなぜ攻めが受けを好きなのかがよくわからないのもちょっといまいちだ。『お気に召すまま』もそんな感じのCPだった気がする。
やー、門地かおりはすごかったのですね。今まで読んでなくって後悔です。
のほほんなイモっこなのに、なぜか男をひきつけるフェロモンをふりまいてる生徒会長・国斉さん。会長を押し倒した副会長が罷免されてしまい、会長の部活の後輩・知賀くんが急遽副会長に登用される。痴漢ストーカーにあいまくりな会長をフォローするため、会長といっしょに登校するうちに知賀は、このさえない先輩のいったいどこにチャームが…?とか思ってたらなんかドキドキしてきましたよ!!
三巻まで読んでみて、一巻のこの会長の魅力にあらがおうとしてる知賀と、自分のフェロモンにも知賀の動揺にも何にも気づかない国斉という状態が一番面白かった。
国斉のぼけぼけなのに色っぽいというキャラが、キャラ描写でも絵でもしっかり描かれててすごくよい。
知賀は、メガネで、女顔なのに上背合って迫力あって、これまたすごくよい。長めのオールバックふうな髪型もすきだ…あれ、あたしもしかして、フジミの桐ノ院圭は、髪型も好みだったのかな。
それはさておき、髪が長めの攻めは好きです。そして、カチューシャ(あれはカチューシャって言わないのか?)とかヘアピンしてる男の子は現実でもとってもすきです(笑、小池徹平とかね。なので、最初のあたりでカチューシャしてる知賀がとっってもよかったのですvそれ以降しなくなってしまって残念です。
そういうことになりましたが、お互い自分は本命ではない、と思い込んでああだこうだ。
やることやっちゃってんのにくっつかないというのはBLならではという気がしますが、この二人だとなんだかかわいくっていいですな。知賀の悩ましい恋愛はとってもかわいいです。むらむらしてばかりで気持ちがぜんぜんおいついてない国斉も、ボケボケなキャラが活きてて面白いです。
柔道部の行事で、町祭りに女装でパトロール。
何がスゴイって、知賀も国斉も一巻ほぼまるまる女装してるってとこがスゴイ。雑誌では一年以上女装しっぱなしだったんじゃないかなあ。
やはり国斉が気持ちを自覚してしまってから、ちょっとすれ違いが余計にしんどいかんじになってきてしまったというか、定型BLっぽくなってしまった気もする。
先輩の大学生CPが出てくるのだけれど、なんかこのシリーズは個人的には脇CPはない方がいいなあ、という気がした。なんというか、一貫して国斉がすべての中心な印象で読んでたせいかも。
どこぞで、円陣闇丸のフォロワーみたいなことが言われていたので、ゼンゼン似てないよ!?と思っていたのだが、今回のコミクスみてあれ?線がちょっときれいになったかも?というか、あれれ?目の書き方は確かに円陣さんのまねっぽいかも?と思った。でもなんかやっぱりどこか線のぎこちなさは残ってるし、余計に動きのなさとか目立つようになったような。
それはさておき、内容は面白くなかったなあ。
あやしいおっさんは警察関係×カフェのマスター?、は、なんか受けの頭がわるいというか、短絡的というか、うさんくさい攻めにはやたら攻撃的で、つきあうとなったらべったりあまえたっぽくて、キャラがよくわからないしどっちにしても好きになれない。
おっさんの知り合いのヤクザ×ヤクザが投資してた会社社長は、事件で離れてしまって、ある目的のために電話番号だけを知っていて、という関係性はとてもよいと思ったが、しかし再会してしまうとなんだかいまいちだった。
昭和初期もベタでいまいちだと感じたし、同僚リーマン同士とかはどちらもちょっとひどいなあという感じ。
かこよくて野球のうまい先輩と、顔が怖くて怒ってると誤解されちゃう後輩。先輩は、どうみてもゼンゼンかわいくない後輩、が、なぜかかわいくて色っぽくて仕方なく、後輩がとまどいつつ覚悟きめて捧げます、とかゆったら、先輩はいやそこまでマジになっても…とか心の中で思いつつ、だった『聞こえない声』の続編。
前巻では冬だったのでゼンゼン野球してなかったのだけれど、こんどは夏なので、わりと野球をしているのでなんだか逆に違和感があった(笑
先輩があんましマジじゃなさそうだったのでどうなることかと思ったけれど、なんかまじめで後輩スキスキだし、悟ったような顔になってた、気がした(笑
しかし、大学編もやるんだー。どうなるんだろう?なんというか、あんましそんな先まで見据えてるCPと思ってなかった(作者のレベルでも、登場人物のレベルでも)ので、ちょっと意外というか、どうなるのか想像がつかないというか。
年下王子系リーマン→さばさばしたリーマン係長のとまどいつつなんだかだ受け入れラブ。みたいな。絵的には係長がちょっと若すぎる気もするけど、おっさんぽいさばけぐあいがよかった。
あと、メガネ編集×天才少年作家の襲い受け未遂とか、はすにかまえた高校生×教師とか。
どれもやや軽いけれど、それぞれに面白かった。
しかし後書きのようなものを読んでて大変なことに気づいたのだが、この作家はとんでもない地雷を抱えているようで…失恋エンドに萌えるだなんて、なんてお人だ…。
小説より漫画を読んでるのは、やはり疲れているせいかもしれません。
実は門地かおりのコミクスを買うのは初めてなのです…!!!
なんかすごく昔の漫画だと思っていたし、読んでみた感じもすごく昔のお話かな?という印象、せいぜい九十年代前半かな、と思っていたので、初出をみてちょっとびっくりしました。
わるさをして寮にいれられたら、同室の先輩の親友に懸想されました。
受けがやんちゃ系かわいこちゃんなのは個人的にはいまいちなのだけれど、そして攻めも人のいい先輩なので、正直特にひかれるCPではなかったかもです。受けが遊び人で攻めが未経験なのはBLぽい気がしました。
攻めは受けがすきだというのですが、先輩同士がとても仲良しさんなので、受けも微妙に同室先輩にしっとしたりして…というのはちょっと読んでてしんどいのですが、しかし同室先輩がふしぎちゃんでいい男で、やがて受けに懸想してしまうので、とってもツボでした(笑
全般に、ちょっと懐かしい感じもふくめて、こういう古き良きかんじの雰囲気がすきなので、面白かった。
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門地かおりは絵が結構ニガテな方という気もするのだけれど、にもかかわらず色気とか魅力とか感じる絵が多々あるので、なんか逆説的にスゴイ絵を描く人だなあ、という印象です。
この作者は現代物の人だったのかな、というか、現代物のほうが絵がかわいくていい。
野球少年と元野球少年のおさななじみ高校生。相手をかばって事故に遭い、後遺症で野球ができなくなってしまった少年は、おさななじみのことが好きなのです。
あと、メガネ小説家のおっさん×恩師の息子の家出少年とか、いいかげんなモテ系高校生が同級生のきれいめ王子が教師とそんな関係なのを目撃しちゃうCP未満話とか。
全体に、あんましがっつり恋愛やエロではなくってCP未満な感じのが多かった印象。
最終巻近辺を雑誌でチラ見して、興ざめてましたその2。
景矢の前世での話露見は、お話としては面白いけど、やはりBLとしては微妙だ…。
しかしそれはともかく、どうもこのシリーズはやはり景矢の愛情が隠されすぎで見えづらかったのがいまいちだった気がする。しかしそれは光之介が攻めとしても(前世)受けとしても(現世)ヘタレすぎて、景矢がどこにほれたのかがわからんせいでもあるし、そんな光之介さまもキャラてきにいまひとつでもあったし。全般的になんとなく面白いけど物足りなさも残ったシリーズだった気がする。
しかし最後の未来の大人景矢と大人光之介はやはりいいなあ…このCPの話が読みたい…。
ところでこの作者のBLはもっと読みたいのだけれど、今はどこかで描いてらっしゃるのだろうか。
最終巻近辺を雑誌でチラ見して、興ざめてましたその1。
しかし、なんかへんだなっていうかあのアゴヒゲメガネのリーマン誰…?って思って気づいたのだが、あたし6巻読んでない…!
…わはは…。
まあそれはさておき、この作者の結末はなんだかいつも物足りない気がする。椿と紬でよかったんだけど、椿がふぬけたせいだけではなく、カタルシスがたりないというか、もっと椿のしあわせぶり=紬スキスキっぷりが読みたかったというか。
おお。おおー。なかなかにいい感じ。
初コミクスらしいのだけれど、なかなかおもしろかった。変態攻めとか無神経攻めとか、クロエ好みなダメ攻めがいっぱいでよろしい。
大学のクラともの変態攻めとかよかったけど、周囲の友人たちがふたりをごくふつうに受け入れてる雰囲気がなんだかよかった。
表題作は年下無神経攻め×紳士服売り場の店員さん。カバー下のおまけはさらに無神経でおもしろかった。
絵がいまいち二次元的でちょっと平板な気もするのだけれど、わりあいきれいだし、色気もあっていい。
ところでトロンプルイユってだまし絵のことなんですね。しかしそうとわかっても、なぜこのタイトルなのかはいまいちよくわからない。
ヘタレなイタリアを中心とした、国家擬人化漫画。
ネタとしては面白いと思うんだけど、正直漫画自体はあまり面白くない気がする…と、web漫画の時点から思っていたのだけれど、本の形で読んでも感想はかわらなかった。
絵はかわいいけど、漫画絵があんまりうまくない気がする。キャラが見分けづらかったり、4コマ形式のせいもあってあまりうごきがないし、動作もわかりづらくて、そのせいでテンポがよくないしわかりづらい。あと、キャラが多くて、各キャラが誰なのかよくわからないことが多い、かき分けがうまくないのもあるかもしれないけれど、キャラづくりがうまくないのかもしれない。作者の中ではキャラ設定が、お国柄という補完要因もふくめてわりとしっかりあるんだろうけど、それが漫画のなかでちゃんと示されてないし、キャラ紹介のページだけではものたりない。だからよく出てくるドイツとかはともかく、まれに出てくるキャラはあれ?どこの国だっけ、と思ってしまうのに、作者はばっちりわかってるので説明不足のままどんどん進めていってしまう感じ。いっそ各キャラの頭の上にでも、(中)とか(葡)とかつけてくれたらいいのに、と思った。
なんか作者がなつかしくて買ってしまった。
兄の恋愛を応援するため、ジャマな兄の同僚を誘惑しようとする高校生が女装してゲイバーにのりこむ。
女装少年はなあ。あと映画会社の兄に見せてもらった恋愛映画をお手本にするというのもなあ。そんな幼い受けがかわいい、と思う攻めの話なんだろうなあ。
攻めは攻めで、最初は兄をねらいつつ、しだいに兄弟両方に興味をもったり、前半では微妙なひとだ。
受けの友人と受け兄の話も、なんか女性遍歴な攻めの不器用さとかいまいち微妙な感じ。
全体にちょっと古いBLな印象かも。
親の再婚で兄弟になってしまった同級生とか、なんかヤンキーな後輩先輩とか。
絵がちょっときびしい。ヤンキーふうのキャラとか展開もきびしい。
小冊子が入ってるので裏表紙の梗概が確認できず、ちょっと迷ったのだが読んでみた。
教師×高校生、なのだが、教師のほうから手をだしていっぱいいっぱいで精神的に17才なのは攻めでした、というのはなんだか意外でもあり斬新でもあり、しかし個人的にこれは無理…。エチカ的に。しかしまあルールとか超越するぞ、ジョジョーっ!ってのは、恋愛物語には必要な要素だろうし、ほかにもそういう作品はあるし、だから個人的にダメなだけ、だと思う。
一方の高校生は結構たんたんとしつつかわいげあって、よいかと。
あとなんか、この作家にしてはエロ多めな印象だったのだが…気のせいかも。
まああたしはそう感じたので、小冊子は、もうちょっと日常的な話が読みたかった。
短編集。
表題作は大学生、ひげ面長髪のもっさい男といっしょに発表することになったら仲良くなって、かっこよく改造してみたらすごくかっこよかったのでした。
園児視点の保父さん×保父さんとか、妙に不幸な高校生とか。
全体にそれほど目新しいところはないけれど、萌えツボもお話のツボもおさえてくれてる感じで、おもしろく読んだ。
大学の映研仲間で、自分のファンだと言って告白してきたちょうきれいな相手が、どうも遠慮がちなのでこっちもちゃんと好きなんだと気づいてほしい、とか思っておかしな手段に走る話とか、おいおいと思いつつかわいいかんじでよかった。
『シグナル』のノンケ先輩リーマンに失恋したメガネのはなし。
インテリアコーディネート会社のメガネ社長とノンケの不動産会社社員。
イケメンメガネのせいなのか、ノンケのベタ黒髪がときどき弱った顔して寛末を思いだすからか、なぜか『美しいこと』がかぶってくる。このノンケは寛末とはちがって、そこそこ健全で怒ったりもするすごくふつうのひとなんだけど。
しかし、ノンケがいきなりネコになれるものなんですかね。それまでの描写から、なんとなくそこまではしないか、もしくはタチだったメガネがネコになるんではと思っていたので、驚いた。
メガネは未来についてはあんまし期待してなくって、微妙なハッピーエンドなのだが、そのあたりはべつにリアルなわけではなくって、むしろノンケのいってたゲイのあんたらと自分の気持ち、どうちがうって言えるの?という問いかけの、ある程度の正当性と甘ちゃんさとをきわだたせてくれてる気がする。…なんだかあたしは説明がうまくないですね(笑
たぶんこの作家はリブレの雑誌で読んだことがある気がするのですが、記憶違いかも知れません。いずれにしてもそう思いこんでいたためか、たぶんほかの作家と混同してたので、今までコミクス買ったことなかったのですが、やっぱり『美しいこと』の挿絵がよかったので、コミクスを読んでみたら、とっても面白く絵も画面もきれいでうまくて、今まで読んでなかったのをとっても後悔してしまいました。
年下リーマン×年上バーのオーナー
会社の先輩につれられてったバーのオーナーは先輩の友人で、とっても美人でした。オーナーはときどきカウンタにはいるのだが、メニューのいちばん下のカクテルをオーダーするといいことをさせてくれるのです。先輩や他の客とひとしなみに対応されてるのだとわかってても、ついつい通ってしまうのです。
よく考えてみるとお話はオーソドックスなのだけれど、微妙な心理のうごきとか、表情とかとってもうまくて、まとまりもいいし面白かった。もともとは続編の予定はなかったそうだけど、構成もいいと思う。
作者が後書きに書いてたように、まるまる一冊ヘタレ年下×年上メガネしかなかったね、そういえば(笑。だがそれがいい。最近のこの作者は、以前ほどには救いのない結末を書かなくなってきたような気がするので助かる。
表題作の、ある目的をもったボディガード×議員秘書→議員とか、議員の息子×ある目的があって攻めをカテキョ後、某大学理事長の愛人とか、それぞれに面白いのだが、高校生の後輩×先輩の攻めが、あまりヘタレでもなくとってもかわいくってよかった。このCPのういういしいダメっぷりは、なんとなく紺野けい子の『可愛いひと』を思いだした。
絵柄が…かわいいんだが…ショタ通り越しておんなのこでは、この受けは…?
なんかもう、読解が困難なほどに受けが女子なので、どうにもこうにも。
だってたとえば表題作とか、お見合いに行ったら大人のおとこのひとが居てなんか仲良くなるんだけど、アレ?この男性はもしかして受けのこと女子だと勘違いしてるのか?いやしかし、受けは男子用一人称だし、とか一瞬悩んでしまいましたよ。
テニプリ同人誌の総集編なんですか…気づかずに買ってしまいました…こんな高い本…(涙
よく確認せずに買ったあたしが悪いんですけどね。
いちおう読みましたが。二次創作を元キャラ知らずに読んでしまうと、ややぺらぺらな印象です。世の中にはそうでない二次創作もあるんだけれど、どっちが二次創作としてよいものなのかはまた別の話なんだろうなあとも思う。
面白かったですよ。
この作家は、『アイはどこいった?』はとっても好みで『Open air』はそこそこ面白く、『本屋さんでGO!』、『縁は奇なモノ美味なもの』はニガテだったので、何がニガテなんだろう?ツンデレがだめなのか?と思っていて、まあそうなのかもしんないのだけれど、別の区分をすると、どうやらダリアコミックスはとりあえず全部オッケー…なのかな?と思った。
ビール会社営業×小売店の販売員。
やり手の販売員とうわさの受けは、どうやら枕営業がきくらしいとうわさされており、攻めは本気をみせるために受けとそういう関係をとりむすぶ。が、それはただのうわさだとわかってからもどうも受けが気になってしまい、一方過去の手痛い経験から恋はしないときめてる受けも、妙に攻めが気になって云々。
ふつーのノンケリーマンでまじめな攻めも、天然なとこもありつつ過去の傷からかたくなになってて自分の気持ちにも気づけない受けも、かわいくてよい感じ。ふつーに面白かった。ただ、末尾がその後の書き下ろしもあるものの、なんだか物足りない。この二人の場合、エロはもう結構なので、日常的なその後のデートとかのほうが読みたかった。
短編集。
はっちゃけたタイトル、はっちゃけたエロのわりにはいまいちだったなあ…なんか面白みがない。ギャグがつまんないのと、エロも描線が細いせいかあんまし勢いを感じないからかなあ。
自A官が樹海で霊にとりつかれるとか、宇宙人襲来とか、元暴走族の教習所教官とか、設定もいろいろあるけど、なんかあざとすぎ。派出所勤務×役者のたまごなんかでは、警官が「~であります」とかいう言葉遣いなんだけど、狙いすぎでかえっていたいたしい感じ。うーむ。
一週間限定の恋人のはなし、ということで読み始めたのになんか妙に展開遅いなあとか思ってたら、よく見るとタイトルがヘン。なんだMONDAYやじるしTHURSDAYって。おいおい、金曜日以降は以下続刊なのか。ていうかこれ掲載誌クラフト…発行から大分たつけど、まだ一年くらいは待たされるわけですね…。
しかしというか、内容はとっても面白かった。
弓道部の後輩のイケメンは、月曜日の最初に告白してきたこと必ずつきあって、週末には「好きになれなかった」とふるというので有名なのですが、その月曜日にかるがるしい気持ちでつきあってよとか言ってしまう、これまた美形で人気の先輩。先輩は一週間というくぎりはゲームみたいなもんだろうと思っているんだけど、後輩は本気の恋をさがしてて、先輩に勘違いされてるのに気づいてもなぜか言い出せなくって、どうなるんでしょう。
原作者の本はまだ一冊しか読んでいないけど、高校生の書き方がうまいなあと思う。高校生をうまく(リアリスティックに、ではなく、虚構のそれとしてうまく)書いた作品って、いいなあと思う。
ホームラン拳は絵がとってもかわゆくてきれいで好きなんだけど、いまだにお話については面白いのか面白くないのかよくわからない作家なのだが、これはとっても面白く絵も勿論かわゆくって、とってもあたし好みだった。
メガネ中学生とその使い魔がCP未満でちょうカワイイ(笑
兄×猫またもいい。猫が年上美人だし。
ていうか、依頼人の高校生とお犬様の話はつづきが読みたい。しあわせになってほしいー。
あ、というわけで、あやかし系事件解決ものなんですが、お話も毎回面白いし、キャラがみんなかわゆくってとってもよかったです。
併録の、鬼と鬼退治のこどもの話もすんごくよかった。
嶋田尚未『誘惑しないで』は、10人の兄弟姉妹だったけれど、こんどはほんとに11人の兄弟か… (笑、血のつながりはないけれど。
双子が施設に往診してくれるせんせいの家にもらわれたらなんかお兄さんたちがかわいがってくれてというかかわいがられてしまって云々。
双子はみんなに好かれようと健気な兄と、好意もうたがっちゃう反抗期な弟で、あんまし顔が似てないのがビミョウ。というか成長後が、頼りがいのある文武両道な兄と、かわいい系で料理のうまい弟になっていて、そのちぐはぐさは面白いんだけれどやはり違和感もある。
それにつけても多人数兄弟ものなのに、全員血のつながりがない(孤児をどんどんひきとったバージョンの多人数兄弟)と、ただの共同生活っぽくてなんだかなあという気もする。やはり兄弟ははんぶんでも同親であってほしいし、双子はすくなくとも外見はそっくりでいてほしい…。
いつのまにか敦也に苗字が出来てて笑った。しかし敦也の苗字も山崎の名前も、すごくしっくりくるのでスゴイなあと思った。
内容はいつもどおりで、なんというか、このシリーズは本編が既に同人誌っぽいところがあるというか、なんだか番外編な気分。やはりストーカー編くらいの長さが必要なのか。
リウの義父がやはりウザい、と思ったところで気づいたのだが、あたしは『渇愛カタルシス』をよんでいないのでは…!?
なにはともあれ、外科医がんばれ。
以前ゴールドで見かけたおきつねさまものだーと思って購入。
高位の白狐が身分の低い赤狐にめろめろ、な連作は、一話が短いし、たぶんシリーズにするつもりはなかったんだろうなって感じで設定もゆるゆるだけど、かわいらしくてよい。
あとは短編がいくつか、現代物もあった。
なんとなく絵が寿たらこに似ている気がする。線にあまり強弱がないけど。
なんか西村しゅうこの無茶設定もきわまれりというか。
数千万?のツアーシャングリラで、好きに出来るのは男添乗員たったひとり…!?どんだけカリスマ添乗員だ。
な、感じの、ツアーシャングリラオムニバス。何作かは雑誌で読んでた。どれもそこそこ面白いけど、しかし読み切りシリーズなので浅い。気軽に読むにはいいかな、と。
同時収録の、希少動物の半獣たちの話・サファリは個人的にはとても好きなのだが、一作目は雑誌で読んだような読んでないような…。西村しゅうこの初めて読んだ作品はたしかこういう半獣ものだったような気がするのだけれど、最早よく覚えていない。
この表紙にこのタイトルであまりといえばあまりなほどにダイレクトで、しかしだからこそ惹かれた気がする。
骨董研究部の高校生と、魔法のポットから出てきたジン、あとは主人公のポットをねらうわるい部長と、主人公自身をちょっとねらうたよれる幼なじみとか。
で、ジンはお助けマンで、改心した部長もしくは幼なじみと恋愛するのか、はたまた恋愛はあまり前景化しないニアBLなのか…藤たまきって、たぶん一、二冊はよんでると思うんだけど、どんな作風だったっけ、BLしっかり書かない人だったっけ…とか思いつつ読んでたら、後半であまりにダイレクトにBL展開っぽくなったんで、ビックリかつ面白かった。ていうか、その展開もふくめて、主人公がぶっとんだ元気キャラで、普段こういうキャラはあんまり好きではないのだけれど、なんだか憎めないし、このキャラを活かした展開が面白かったのでよいと思った。
メガネ司書教諭のもとに異星の苺の王子様がおっこってきて、勘違いされて婚約指輪をはめられたら離れられなくなってしまいました!
ちっちゃいマレビトがやってくるお話は大好きです。
まあこの設定から想定の範囲内なお話でしたが、でも展開とか正直ビミョウに面白みが足りず、物足りなさが残りました…が、松本花なので、絵がとってもきゃわゆいので、それでもうオールオッケーな感じでした。なにしろちっちゃい苺王子がとってもきゃわゆい…。メガネも美人だし。
体内に龍?がいるらしく性欲昂進状態の高校生。なぞの中国人とイギリス人が龍を目的にやってきて、弟もまじえてあーだこーだ。
何が一番わるいというのでもないかんじで、絵も筋も大きな問題はない気がするのだが、面白くなかった。とりあえずいろんな設定つめこみすぎだし、ファンタジーのいろんな要素を持ち込むだけ持ち込んで、独自の世界をちゃんと立ち上げられてない感じ。キャラもそれぞれ記号的であんまり魅力がない。絵は小綺麗だけれど、特徴には乏しいかも。
昔一時つきあったもののてひどくふられた兄の友人と再会。
あまりに薄いし、筋がわかりすぎる。こういうCPでふられて復縁するというパターンの一番多いタイプだ。あんまり感想もない。
受けの会社の社長×イタリア系モデルは、受けはかわいいけれどこれまた凡庸すぎる展開。そして薄味。
あと、この漫画家のヒゲはなんだかいまいち…顔の輪郭が微妙なバランスなので、ヒゲをいれると微妙さがめだってしまう気がする。
これ、なんで買ってなかったんだっけ???
高校時代の同級生、小説家ワナビーと坊ちゃん。大きな賞に出したいのにアパートを追い出されてしまったワナビーを、一ヶ月だけという条件で家につれかえる坊ちゃん。坊ちゃんは一ヶ月後に何か控えているらしいのだが、云々。
昭和三十年代ってこんな感じだっけ…着物比率高いなあ。ファンタジーとして気にしなければいいのかな。
どうもそれぞれの感情がいまいち把握しづらい感じで、お話もそれほど面白みはない。でも雰囲気は好きだし絵はきれいなので、いいかなあと思ってしまう。
表題作は広告代理店のイケメン先輩×メガネ後輩。
お酒弱かったメガネ後輩に迷惑をかけられてムラムラしたのでキスしてみた先輩。メガネ後輩が仕事はきりきり、下請けにきっついのでなんかキャラよくわからん。
で、その続編がいやに絵が違うな…と思ったら二年以上間があいていた。
他はデザイン系の設定とかバーテン×大学生とか。
それぞれにそこそこで、あんまり印象に残ったところはないかも。タイトルがいまいちだと思うのだが、なんかこうこなれてないというか慣れてない感じというか、で、内容もそんな印象。でもいじわるメガネリーマン×今時な後輩は、ちょっとちぐはぐなCPで面白かった。あと絵がいまいちかな。
下宿先はおどろな洋館で、気が弱い吸血鬼に時々血をあげてます、というわりとありがちな世界設定キャラ設定に展開…ん?これがありがちっておかしくないか?
でもやっぱありがちなんだよなあ。
気弱な吸血鬼はかわいいけれど、特に目新しさはない。人間もふつうの人間。
吸血鬼兄と狼男のCPも、ツンデレ吸血鬼と一途狼男目指しましたね、って感じなだけだし…。
絵もお話も、なんとなく描きたいことはわかるんだが、いまいち筆力が足りてない感じ。泣き顔とか、もうちょっとうまくなったらすごく魅力でそうな気もするけど、いかんせんまだまだ二味くらいたりない感じ。新人なのだろうか。雰囲気はおもしろげなので、これから伸びてくれることを期待。
おじさんの借金で探偵事務所で働くことになったけど、スタッフの一人に惚れられてます。しかしそいつはもうひとりのスタッフとなにやら妙にあやしげなのです。
自分に気がありそうなイケメン探偵が、パートナーをとっても大事にしてるって、それって…一体どこに萌えればよいの…(涙
何だか作品に入り込めなかった。
絵が富士山ひょうたと中村春菊に似ている。
高校生CPの牛歩、もとい、紆余曲折恋愛。
しかし、乙女なヘタレ攻×キチク眼鏡受というオビは誇大広告では、と…。
受けが自分に恋してると丸分かりな乙女攻めをからかうというのは面白いけど、ちょっと物足りないというか、やるんならもっと徹底的に冷酷に(笑)やってほしいし、第二話以降はその要素もなくなってしまうし…。
モテ系の乙女攻めはいいけど、女の子は来るもの拒まずという設定はこのキャラには違和感が…。
なんだかなあ。
あと絵が残念。表紙もきれいだし、顔はかわいいのだけれど、動きや身体がちょっと厳しい。
観覧車の場面からはじまる建築士×セールスマンの表題作が、雑誌で見たときに印象に残ってて読んでみたのだが、この短編はもう二年以上前のものなのか…こういんやのごとし。
しかしなんか他の読んだことあった数編もふくめて、なんだか雑誌で読んだ時のほうが面白かったような気がした。なんでだろう。編集者×カメラマンの高校の先輩後輩のははじめてよんだけど、ちょっと展開とかしっくりこない印象というか…。全体に面白くなくはないけれど、なんだか何かが足りないような印象だった。
椎崎夕『本当のことは言えない』。
『あなたの声を聴きたい』の脇キャラのメガネが主人公。しかしそのメガネ受けが自分勝手というか、勝手にいろいろ判断して動いてって朴訥まじめな攻めが気の毒で見てらんない感じ。あと攻めはなんで敬語なのか。
藤隆『理不尽な恋人』。
高校生ホラー作家×編集者。最初は乙女少年攻めかと思ってワクワクしてしまったのだが(笑、結局ふつうの生意気少年攻めだった。設定的にはもっと複雑っぽいキャラなんだけど描写がうまくないので伝わってこず。これも受けのメガネ編集が勝手にいろいろ悩んで考えて答えをだして、攻めにひどい感じで見てらんない。
大竹直子『源平紅雪綺譚』。
絵がちがう…ので、すごい違和感というか、もう違う作家みたい。わたしは大竹直子ではなく、「今の」大竹直子が好きなんだな、と理解した…いや、もしかしたら「軍服を描く」大竹直子、が好きなのかもしれない…(笑。だって大竹直子のメガネ軍人って超サイコーなのです。
妃川螢『不条理な接吻』。
梗概が微妙だったので迷っていたが、アマゾンのレビューみてやはり面白くなさそうだなあと判断、しかし奈良千春の挿絵見たさにやはり購入…スゴイ!奈良千春の軍服×SP!
あ、内容はぱら読みしましたが、やはり微妙でした。モッタイナイオバケが出そう…。
体調は大分復調しました。
あしながおじさん「桜さん」を心の支えにがんばってるほぼ天涯孤独な高校生のもとに、遠縁の祖父の遺産放棄をせまって傲慢強引な男がやってきて、とりあえずいっしょに住まわされることになってしまいました。
一冊まるまる書き下ろしだそうなので、大変そうだなあと思った。
あらすじから内容が想像できるというか理解でき、また展開も王道なので、予想通りな感じでそこそこ面白く読んだ。
しかしこの作家、こんなにデッサンが不安な感じだったっけ。でも決して漫画絵としてダメダメな印象ではなくて、ああやはり漫画絵にデッサンは必要条件ではないんだな、と再認識した。
また更新とまってすみません…おなかがいたいです。
鷹嘴大和くんの話ラストまで。狩納よかったね!(笑、という話。
しかし読んでて何だか違和感があるなあと思っていたのだけれど、今回の話では、綾瀬に避けられて傷つく狩納サイドからの描写がないんだよね。今までの数々の例から想像できるからいいんだけど、前だったらもっと傷ついてる狩納の内面によりそった描写が入っていたんじゃないかなあと思う。それがないから、ラストで綾瀬の言葉に喜ぶというカタルシスがちょっと物足りない気もする。
なんかそれで気付いたのだが、このシリーズって、実は狩納つまり攻めが報われる物語なのかもしれない。意外なことだけれど。悪徳闇金×莫大な借金をおった美少年という直球勝負設定だけれど、受けのサクセスストーリー(恋愛面でも生活面でも)ってだけではないんだよね。BLという枠組みだからこうなったのか、それともこのシリーズが(偶然にか必然にか)こうなったのかはよくわからないけど。
この作家は鍵というモチーフがすごい好きみたいだ。
おめでとう!!!よかったね!!!なんかみんな自分ちのこの話ばっかりしてんのね!勿論クロエも例外ではないので、花井くんを超応援してるよ!超頑張れ!
タカツキノボルの初コミックスか。すごい部数出てそうなイメージだがどうなんだろう。
限定版はCDつき。別にいらなかったのだけれど通常版がなかったので限定版で購入。
漫画になってもやはり絵が丁寧で、ところどころデッサンがあやういけどそんなに気にならない感じ。内容はオーソドックスなBL作品短編が多いけど、なんだか間の取り方とかギャグコマとかが妙なテンポで個人的にはこのエクリチュールは結構面白い。
表題作はデザイン課の先輩×後輩、さえない先輩が恋愛をしたいというので身なりをととのえてあげたらいい男になってしまい自分を好きだとか言い出しました。先輩はもともと恋愛経験がないしいきなり男に惚れるのもありかと思うけど、女の子にモテるノンケがなぜそんな先輩にほだされてしかもすんなりネコになるのか、よくわからない。しかしその辺はBLテンプレだから、で気にしなくてもいいのかもしれない。
美大教授の日本画家×母の借金のため美大に合格しつつも進学できなかったたまご、はとりわけへんなテンポで面白かった。貧乏な受けはモデルのバイトで美大に行って、裏山で山菜とりはじめるし、そのせいで学生の私物が紛失したら疑われるわ、日本画家は受けをだましてヌードモデルさせて、裸の受けの周辺にマトリョーシカ大量に配置するわ、わけがわからないので(けど、ではなく)面白いです。
あとは、純情健全なのにお酒入ると積極的なリーマン攻めとかかわいい。
美大の描写とかデザイナーの仕事ぶりとか見てると、作者はどっちも未経験なのかな、という印象で(いやあたしもどっちも未経験なのでわかんないけど)、かつあとがきによれば漫画経験も少ないみたい(同人とかもやってないよね、多分)なので、この作者の閲歴がちょっと気になった。ただの好奇心ですが。
後頭部がちょっと絶壁ぽくないだろうか…と、デッサンが気になって購入を見送っていたのだけれど、結構評判が高いようなので読んでみた。このタイトルがいいよね。
短編集で、面白くなりそうだけど物足りない作品が多かった印象。
表題作は後輩メガネ才能あるのにジャーマネ×サッカー部のエースで、メガネだし結構よかった。けどやはり物足りない。
軽薄な遊び人ゲイ×かわいい系朴訥ゲイっこ、リングにあがると別人、とかも面白げだったけど、攻めの本気がよくわからないというかページがたりず説明不足。
気弱っ子×年の近いカコイイ叔父さんはMでした、は、CPはポルノ設定だが面白いけれど、描写も説明もたりない感じ。
というわけで、連載作品とかで読んでみたい作家だなあという気もするのだが、ロッカーものとかはむしろ冗長な印象もあったし、うーん、ちょっとまだよくわからない感じの作家だ。
芸能科のある進学校。
一話完結だったのがちょっと残念。物足りない話が多い。
一話目の、売れっ子アイドル×ちょっと天然奨学生という超王道CPの話を、もっと引き伸ばしてほしかった…。
二話目のモデル×モデルは、視点人物が自己卑下しててちょっとしんどいし、正直いまいち。
三話目の数学教師×元神童作曲家はそこそこ面白かったけど、クライマックスの数式が…ちょっと、何と言うか…何とも言えない感じ…(笑
しかし後書きにあったように、恥ずかしいと思わずに書こうという作者の意気込みは買いたい感じです(笑
あとは別の読みきりで、これは雑誌で読んでた。ちょっと痛い…面白くなくはないけど。
成がなにやらもてているが、それはいいけどなんで成は友里を意識するようになったんだっけ?なんで友里は成好きなんだっけ?なんかあんまりきっかけが思い出せないのに、二人とも互いを特別っぽく思ってるのがちょっとよくわからない感じ。
ていうか友里のキャラ自体がちょっとよくわからない。秀才で結構場慣れもしてて、なのに成の元カレとかと対峙してるとアラが出てきてしまうように見える。あと成や恭は、中学生高校生のころからスレすぎていると思う…漫画だからいいけどね。
成の元カレは役どころがいまいちわからない。友里の後輩は悪いやつだなあ。友里の友達関係も意味深だ…。なんだかキャラが結構多い。
アンケートと中庭が一番面白かった。
託生…章三大好きだね(笑。変な意味ではなくね。というか、真面目な話、託生の交友範囲が狭いとか、親しくなるには時間がかかるとか、いろいろ理由はあるんだろうけれど、お嫁さんにしたくてお兄さんにしたくて、女装させて一日デートをしたい相手が章三なんて、なんかすごい懐いてるなあというか、気をゆるしてるって感じですごくいいなあ。
ギイはやっぱり高林のこと結構好きなんだなあと思う。片倉を弟にしたいって…どういう意味だ(笑
章三が駒沢を弟にしたいというのは…わかる気がする(笑。託生かと思ったんだけど、そうは来なかったね。
三洲の弟にしたい人が託生でよかった!よかったね!
泉…弟の恋人がギイっていいよねって、なんかいいな。泉らしい身勝手さで、でもギイタク設定がアプリオリなのがなんだかいい(笑
吉沢は中前かってるなあ(笑。ていうか、ギイ大好きだね(笑。泉がギイを好きだったせいもあるんだろうけど、もともと変な意味じゃなくて好きなんだろうなあ。泉とケンカをしたら、何かプレゼントをしないとだめ「かもしれない」というのがすごい吉沢らしくて…(笑
利久は玲二は玲二呼びじゃなかったっけ。
地図とか名簿とかも面白かった。地図はしかし、なぜ手書き…CGでも外注すればいいのに…。祠堂の校舎とかモデリングした3Dとか、見てみたいじゃないか。ていうかそれは映画版のことか…。映画のあたりは全部は読んでないけれど、ええと、ちょっと(ちょっと?)だけくりごとを。
ギイが日本人なのがやはりつらい。外国人でもたぶんつらいと思うんだが、それでもこんなに日本人すぎると、もうこの話タクミくんじゃなくっていいじゃん?って感じで…日常的すぎるというか。ギイの配役は難しいというか、万人が納得する配役は永久に無理だというのはわかってはいるが、それにしてもなあ。個人的には、ウェンツがもう少しだけ美形でもう少しだけ(二年時なら少しだけだ)身長があったらWaTはギイタクだったんだけれど(ウェンツ好きな方には失礼な物言いだというのは百も承知だが、だってなにしろギイなのだ。しかし、こないだドラマにでてた城田優という役者は、今まで見た人間の中で一番ギイ(あたしのイメージするギイ)に似てた。個人的にはアンドレア王子を超えた(なにしろ日本人だし。
あと、役者ふたりのインタビューとか読んでてすごく違和感を感じて、何でかなと思いつつ読み進めて気づいたのは、ああ彼らや映画の製作サイドにとってはギイって「ちょっとキザなイケメン」なんだろうなあということだった。きっとタクミくんも、BLの古典作品て程度の認識なんだろな。仕方ないけど。
少なくともあたしにとってタクミくんは、ありえない世界を(他に類を見ないようなエクリチュールで、というのもあるけど)構築し得た物語であり、ギイはもう絶対ありえない存在なんだよね。製作サイドにとってもギイはありえない存在だろうけれど、それはたぶんこんなイケメンでタクミに都合のいい男いねーよ、っていうレベルのありえなさなんではないかなと思う。そうじゃないのだ。ギイはなんというかもっとこう、存在自体がありえないというか。なんかいろいろ超越しちゃってるというか。うまくいえないけど。あたしにとってはカッコいいとかどうとかいうキャラじゃなくなってきてる気さえするような…(だから二次創作があんなことになってきちゃってるんだろうな、と自省。つまりまあ、とにかくギイは映像ではたぶん表現できないだろうってことなんですけどね。
そういうギイのありえなさはもちろん映像化できない要素なのかもしれないけれど、でもそれをわかっているのといないのとでは、作品にたいするイメージや、映像化の際に初手を置く場所が、きっと違ってくるんだろうなと思う。
でも映画見たらまた印象や感想も変わるのかも。
昨年末に読んだ。
印象がよかったのは、ここのところのコミクスがあまりに自分にあわなかったせいかもしれない。
ちょっとエキセントリックなことかいじわるなこと、天然どんくさいこ、というこの作者の王道CP、最後に寄り添ってく感じのお話など、とてもこの作者らしい一冊だった。
「スケスケスケベ」とかも奇抜な設定と構成で、タイトルも猫田リコらしくていい。
山田ユギとの合作温泉王は…あれ、山田ユギのコミクスでも読んだっけ…何度見ても全然絵もテンポも合わないなあ、と(笑
あとなんか、エロがとみに排除されてきてるね。猫田リコの場合は確実に、これって売れてきたってことなんだろうなあ…(笑。以前はこの作者のエロはすごく違和感があるし、なくても面白いだろうと思っていたんだけど、ないならないで、なんだか展開が派手さに欠けてる気がした…。エロを展開に入れたほうが、最低な傲慢攻めとか最悪なわがまま受けとかの強烈なキャラをつくりやすいからだろうな。あたしは猫田リコのそういう強烈キャラが結構好きなので、やっぱエロあったほうがいいのかも、と思ったりした。
昨年末に読んだ。
これからお読みになる方のために。
…主人公にはカノジョがいます!
有名俳優の隠し子高校生、遺産を相続するために、残りの隠し子にあって財産分与の手続きをすることに。
高校生は地味だけどなんか色気があって、センパイとか弁護士とかがなぜか引き込まれちゃう感じ。カノジョいるけど(笑
高校生のファンはまだまだ増えそうだし、これからの展開に期待。
なんかほぼ予想通りのコミカライズだったなあという印象。あれだ、三洲が貧血のシーンとかそのまんまっていう感じだった。というわけで、あまり書くことがない感じ。
しかし、ゼロバンでの部屋の話が…!ほんとにまあ、なんという色気。まったくこまったものですぷんぷん!(嘘です!
うーん、いまいち不作だったかもだ。今期は読んだ冊数も断然少ないのだが、別にそれは漫画に飽きたからではなくって、不作だったからなのかも。ちなみに2007年のベスト3は、円陣闇丸『天国へ行けばいい』小笠原宇紀『BLACK SUN奴隷王』山田ユギ『誰にも愛されない』、…うん、やっぱり後期はちょっと不作でした(笑。来年に期待!
そのせいもあって今回ちょっと評価が難しかったんですが、まずコミクス一冊全体の雰囲気を重視して、短編集の場合は突出した短編があれば考慮してます。あと、ちょっと表記を変えてみました。ホシの数はあまりゲンミツではありません。
つながりワールド短編集。
概ねつまらなくはないけどありきたりな印象で、個人的には『さくらにあいたら』の方が好き。前作では絵も印象的だったんだけど、本作では絵もなんだかあんまりパンチがなくて、ちょっと丁寧でキレイっぽいだけって印象になってしまってる気がする。
ちなみに本作では、ケンカ番長×ちょっとあたまのよわいこの高校生CPが一番好き。なので、この作家の高校生ものがあたしの趣味にあっているということなのかもしれない。
あとはメガネリーマン×路上詩人とかよかった…メガネがエキセントリックで(笑。
上記おバカ受けも、授業さぼっておやつたべてる攻めにみかんゼリーをもらって、この優しい人に一生ついていこうと思ったり、みかんオレンジ味大好きになったりと、アホっぷりが非常にかわいい。
つまらなくはないけれど、特に印象に残る作品もなかったような…。
なんかゲイ部下×ノンケ上司の部下片思いがこの作家の基本だなあと改めて思ったり…。あと、外国が舞台のものはなんかやっぱいいなあとか思ったり。
しかしそういえば、どの作品も結末が微妙に成就してなかったりして、かといって余韻だけで充分な物語ってわけでもなく、ちょっと物足りなさも残った。
なんかリブレの雑誌で短編読んだ時は面白げな作家だと思ったのだが、これはいまいちな短編集だった。全般的にあんまり面白くない。
特に弟×兄ものとか、自分の気持ちに気付いてくれない鈍感な兄にイラつくできのよい弟は別にキャラとしていいけど、イライラを兄にぶつけすぎというか、人としてどうよって感じの対応というか、人を傷つけるようなことを平気で言っちゃう弟にドン引きですよ。あとがき読んだら、作者は弟はヒドいといいながら人としてマズいとまでは感じてないような書き方をしている印象だったので、更にちょっと引いてしまった。
レンタル屋の先輩はヤンキーみたいな顔で天然で面白かったけど、攻めの不器用キャラがいまいち立ちきっていない感じで勿体無い。
あと銭湯の話は、年上ほんわかな受けが告白後にいきなりつっかかってくるような対応なのが一貫性がない感じ。そりゃ憤るのは当然だろうけど、あそこまできつい返しするようなキャラではないんじゃ…。
あと、なぜ目の下に点線がはいっているのか…。
追記、前に雑誌で読んだことあったと思ってたのは、別の作家と勘違いしてました。
残り時間を100として各作業にわりふってしまうという相対的計画のせいで、いつもぎりぎりなのだと気付きました。時間があればあるだけ、ひとつの作業に時間をかけてしまうのです。
年下わんこ系保険医×メガネのクール数学教師。山奥の全寮制男子校である意味はあったのか…。
人を寄せ付けない、あだ名がアラスカな荒塚先生=受けは、新任の保険医=元教え子=攻めにアタックされて次第に心をひらき、そんな中攻めが半裸の生徒と保健室にいるのを目撃して云々。その後も展開もありきたりで、まあオーソドックスにすぎるわんこ×クールメガネものって感じ。
続編も攻めの元恋人?なMRが来て、受けに恋する生徒をけしかけて襲うというこれまたオーソドックスというかベタな展開で、正直ちょっと飽き気味だったのだけれど、これはオチというか受けの対応(後述)がよかった。
攻めはオーソドックスなわんこ系だけど、受けの惚れた理由とか友人のからみでまあいいかという感じ。たいする受けは、なぜツンドラ(デレではなく)なのかという過去や背景がさっぱり描かれていないので、ちょっとキャラが弱い。
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ちょっとネタばれ過多になるけれど、自分の生徒には好きな相手を傷つける子なんかいないんだと受けは言うが、それはたぶんまっかなウソなのだ。けど自分でもウソだとわかっていながら、あえてそれを信じてみるという行為は、すごく力を持つのだろうなと思う。よくもわるくもね。ポスト構造主義世界の人間は真実なんてどうせ信じてないのだし、だからウソでも全然構わない気がするんだよね。このなりわいはウソをもてあそぶ仕事だなあと思うことが多いので、余計にそう思うのかもしれないね。
にゃんにゃんにゃん。
吸血鬼×健康志向大学生…だっけ?逆!?
吸血鬼を拾って面倒をみるとか、吸血鬼の兄が来日とか、とか。つまらないわけではないけどなんだか全般に薄かったし、印象に残ってないなあ…。
それでも一冊まるまる表題作なんだから、読み応えあってほしいなあと期待しつつ読んでたら、途中でサブキャラの助教授カプになってしまうし…吸血鬼もはや関係ないし…。うーん、なんだかなあ。
DMC実写化はともかく、クラウザーさんが松山ケンイチ…!(笑
DBはどーでもいーと思ってたけど、監督がチャウシンチーらしいのでたぶん観にいく。
4分間のピアニストを観ようかと思ったけど、やっぱりいいかな、と…。
井上佐藤の初コミクスがやっと出て、配本が少ないようで中々買えなくて忘れかけてたとこでやっと買えて読んだ。結構面白いし好みでもあったのでよかった。
表題作は不器用なイケメンフェロモン整体師×整体師のバイト。続編ふくめて、ちょっと筋がごたついてるけど受けが斜に構えた若者でカワイイ。
総ホモアパートに越してきたノンケ製菓専門生の話は面白かった。冒頭で女の子が「敷金戻ってくんでしょうね?住人全員ホモだなんてどうかしてるわよ!」とかもめてるのがまず可笑しい。そして、なんか最悪なリーマンに飼われてるツンデレ長髪のお隣さんが…あの、某ジョジョキャラそっくりで…(笑。たいする主人公のパティシエの卵がキッラキラした若人で、しかも攻め、「年の差6歳、身長差21㎝」だそうなので、対でもうおかしくって…(笑。オチもいいよね(笑
あとはオレ様予備校生×予備校講師とか、リーマン微妙に三角関係とか。それぞれそこそこ面白かった。
この作家は、絵はヘタではないがなにか少し不安な感じがするところは、本間アキラと少し印象が似ている気がする。あとちょっと動きのある絵がイマイチというか、コマわりの仕方が動きに合わない感じがするとこが気になる。
お話は、それぞれに萌えも面白みもあるのだが、なんとなくごたごたしているというか展開がこなれてない感じ。
作者のあとがきを信じるなら経験の浅い漫画書きさんみたいなので、更なる今後の発展に期待できそう。
最近途中で読みさす本が増えてる気がします。
嶋田二毛作『吸血鬼に愛される方法』
鬼=吸血鬼対渡辺綱の子孫というわたしの大好物設定だったんだけどつまらなくて…。
橘みれい『からくり仕掛けの蝶々』
泉鏡花が出てくるということと絵が今市子なのでワクワクして読んだのだが文体があまりに馴染まなくて読めなかった。半分くらいしか読んでないけどお話自体もイマイチ。ていうか、この橘みれいって『花影の刻』の嶋田純子がPN変えただけだったのね。そうと知っていたら買わなかったのに…って、『花影の刻』も文体も内容もなじまなくてかなり苦労した。こっちは一応読んだけど。
仙道はるか『夜空に輝く星のように』
これも文体がなじまなくて読めなかった。橘みれいにもそう思ったが、なんか昔のラノベ(ラノベという言葉が出来る前のラノベ)文体だなあという印象だった。
清水正『ケンジ・コードの神秘』
どうせトンデモ本だろうとタカをくくって読み始めたら読めないほどのトンデモ本で困った。
榎田尤利『人形の爪 眠る探偵 I』
探偵がまったくもって推理もしないし、かといって立ち居振る舞いその他にきらめく魅力があるでもないし、なぜ皆に愛されまくってストーカーまでされているのか全くわからなくって、本編はかろうじて読み終えたが、後半の過去編と続きは読む気がしない。
タイトルからアレな作品というのは時々あるが、作者のPNまでもこんなにワケがわからないのは久しぶりかもしれない。
しかし、締め切りにおわれて疲れ果て、もう何にも考えたくない、という時に読んだらそういう意味では大当たりでした。表題作は受け大好き殿×天然朴念仁忍のアホアホな短編シリーズで、あとは体の関係はないが同棲中の漫画家×漫画家と、漫画家の従弟→アシのアホアホな四コマシリーズ。絵もお話も正直そううまいわけではないけれど、それぞれにほぼ及第点ではあると思うし、ぼーっと読めてよかった。
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リンクつくろうとして間違えてお殿様、でぐぐってしまい(グーグル検索窓とGtools検索窓が一緒なので)、お殿様ベッドという言葉を見つけてびっくりした。お姫様じゃないのか…?とクリックして、見てみて納得した。
麗人コミックスだけどほとんどシャレード掲載作なので、いつもの麗人コミックスと全然雰囲気が違っている。
表題作は麗人掲載で、これが一番面白かった…無表情朴訥な鞄職人×ウェブデザイナー。やはり山田ユギのこういう不器用系人間は攻めでも受けでもすごくよい。
一番分量の多い、お酒ののめない年下わんこ系スポーツジムのインストラクター×年上美人系マスターは、なんかいまいちだった。シャレードは短いページで漫画連載する枠があるんだろうと思うが、そしてその枠で連載していたのだろうが、なんか物足りなかった…。
他の短編はそこそこという感じ。
おまけ漫画が三部作らしい…ドアの新装版と連作!?おまけ漫画のためだけに新装版は買えないなあ…。
ゲイリーマン×内部調査課の美メガネ。
不正調査とリーマンの無理めの恋と。という感じ。なんか薄めでものたりなかったのと、受けの心情がいまいちわからなかったのとで印象が薄いが、受けが美メガネなのでよかった。
通学電車でカコイイ他校生と知り合う話はなんかファンタジックにすぎて非現実的だった。
なんか後輩といるところを見られたら、フラれた相手に怒られて他のやつにやるのはおしくなったとか言われました。で、そういう関係になったけどひどい扱いをされますがでもやはりのぼせてます。そんな受け…なのだが。
この作家はこういう傲慢攻め書くのうまいと思うし、この作家らしいキャラと話だった気がするのだが、なんか消化不良。受けのがタチ悪いってのがあかされるという展開は別にいいけど、なんか唐突だったというか、前半との整合性がとれてない気が…特に攻めの受けに対する感情とかは、最後の説明はそれまでの行動とは整合性ない感じでなんだか適当っぽいし。あとがきを見ても、やはりこのオチはとってつけた感じなのではと思ってしまった。
あと、なぜ時系列ではこのシリーズの前の話になるはずの読みきりがあとに掲載されているのか。掲載誌が違うというのと、だからシリーズの最初のほうで読みきりの話をくわしく書き込んであるから、冗長にならないように後ろに掲載したのかな。でもやっぱりなんだか違和感がある。
上司のセクハラをこばんだせいで資料室にとばされたら美人がいた表題作、など。
短編集だけどなんかどの作品もライトで、正直あまり印象に残った話がなかったなあ。お話はよくある系で萌えもあまりなく、絵もあんまりうまくない…なんか見てて不安になる感じのバランスな絵だと思った。
帰ってきたらナデナデしてやりたいのだがそんなことしたらきっと大変だ!
よくできたお兄ちゃんの親友で三軒となりの幼馴染が気になって、こっちむいてほしくてなんかいろいろして結局おしたおしてみて怒鳴られて引越しして会えなくなっちゃう。社会人になって、ふたたびマンションの三軒隣りのお隣さんとして再会。
過去の話と今の会社での人間関係の話と今の幼馴染との話、とみっつの位相の話があって、試みとしては面白いけどやはり今の幼馴染の描写がたりなくてキャラがつかみづらいしよくわかんないので感情移入しづらい。主人公の攻めがコワモテで、性格とか言葉遣いがものごしやわらかなのがなんだかよかった。
相変わらずゴツいオイサンが若者に愛されまくる一冊。
だけれどなんか前よりも読み応えがあった気がしたのは、表題作がちょっと絡め手から攻めてたからだろうな。
表題作は生徒×教師、受けはかわいい高校生に惚れてしまったのがバレて、壮絶にSMプレイとか調教とかされてキモがられて、だのに時々気まぐれのように優しくされたりするという。若者攻めがすごい幼い顔で描かれてたのと(&その後のちょっと大人びたメガネの攻めがメチャかっこよかった)、いつもみたいにオッサンに直球メロメロではなかったのが面白かった。アテ馬の教師の書き方とか、やはりこの作家はどうしてもポルノ書きだよなあ(よくもわるくもですが)とか思った。
他はなんかやっぱり若者がメロメロな話も多かったけど、前妻の置き土産な義理息子×警官義父、息子の結婚前日、とかもちょっと異色で面白かった。
あと、PNがかわって、絵(ギャグ顔)が変わったのだろうか?と思った。
高校農業科もの。受けにめろめろのパシられ男×かわいこちゃん。
なんとなく農業科にはいっちゃって後悔してる受けにぞっこんの攻めは、元不良なのだがそんなそぶりはさいしょは全然見えずただのヘタレで、しかしいきなりキレたりするのでなんか単純に怖い。キレる若者怖い、とかそんな感じで萌えない。お話自体いまいちなのだが、設定や展開の無茶さもつらい。
他も、小学校(!)の卒業式に親友に告白してキモがられた中学生の話とか、やっぱりなんか展開とかキャラとかいまいち面白くないのとちょっと無理っぽいのとでつらい。
あと絵が…動きのないバストアップとかはかわいいんだけど、コマわりとか動きのある絵があんまりうまくない。ちょっと絵柄が古い印象もある。
少し前に読んだ。
王や王位継承権のある人間が帝王学などを学ぶための学校というのはなんとも無理のある設定である。せめて教養オンリーだったら納得もするのだが。更にその学校がある王国が設置したものだというのがなんとも。他国の王はよその国のそんな学校に入ることに疑問を感じないのだろうか。しかも全寮制ではないらしいのも何かよくわからない。というわけで、設定からしてちょっと正直稚拙だなと思った(設定から文句つけるんなら読むなよと言われそうですが、裏表紙の梗概からはここまでとは思わなかったのだ。
お話の内容も、奨学制度をつかおうとしたら手違いでその学校に入れられてしまった庶民と、その国の王との友情とかそういう感じなんだけれど、どうもやはりツメが甘いしあんまり面白くなかった。
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ところでこのレーベルは別にBLではないのかな?
なんというか、完璧なカバーアートである(当社比。
グラディエーター。生気のない剣闘士候補を見かけた一番人気な網闘士は、このままでは遠からず彼は命を落とすだろうと彼を犯して自分を憎ませるように仕向ける。剣闘士はまんまと網闘士への憎悪で腕をあげていき、いつか彼を試合で殺そうと機会を狙うが云々。
いやー、面白かった。久々に重い系コミクスでアタリが出た、という感じ。
お話はオーソドックスでとても面白かったし、安心して読めた。安心して、というのは破綻の心配もなく、そしてBL作品としても意外と信頼して読めた。なんとなく。
だがBLだったというのは筋のレベルでの話であって、田亀源五郎だし、受けが攻めより身長もひくく無骨で多毛だったりして、でもあたしはそういうのはそういうので好きなので、とってもよかった。
あれですな。さぶ系とかさぶっぽい作家が時にニガテなのは、別に絵や設定がリアルにゲイゲイしい(@魔性のゲイさま)からではなく、筋においてBLを逸脱するのがイヤなんです。そこそこ甘いハピーエンドなら、むしろゲイゲイしい絵も巧いよな~、と楽しめてしまいます。少なくともあたしは。
なんかすごくいそがしい!
表紙のさわやかさに反してか、やはりまた変なキャラが出てきた。
テニス少年たち→プロ、日本人×オーストラリア人。
テニス留学してたときに受けにちょっとからかわれたことを何年も覚えてて、高校生になった攻めはジュニアの大会で再会した受けに公衆の面前でキス。その後もストーカーというか奇行によるつきまといがつづき、試合で勝ったらキスさせてくれとかなんとか言って勝ったり負けたり、もう早く先に進もうよとか受けが思い始めた頃から攻めはずっと勝てなくて双方数年にわたりおあずけみたいな。
とても面白かった。この作者はちょっとヘンなマンガ好きにはたまらない作品が多いと思う。
攻めがちょっとキモイのだがこの作者らしいキャラでいいと思う。受けはキラキラ王子オーラ丸出しで、次第に攻めにほだされてくというか、結構最初のあたりからほだされてるのがかわいい。絵がいつものとおりなので、受けがもっと外国人的な容貌だったらもっと面白かったかもとは思った。
雑誌で一話目を見たときにヤバい気はしていたのだけれど…、やっぱり面白くなかった。
それはもう、完膚なきまでに。
田舎から家出状況の受けをひろったもと芸能事務所社長兼伝説のマネジャー攻め。キラキラオーラにどきどきしながら受けをアイドルにしようとあの手この手、受けは攻めにひかれつつ自分を売り出すためだけにやさしいのだと思って自重。
なんというのか、やはり受けがキラキラおめめの性別受けだからいけないのだと、一言で言ってしまえばそうなるのだろうけれど、そもそももうお話自体が全然面白くないんだよね。受けの境遇もとってつけたようでうすっぺらいし、さんざんにおわされてる攻めの過去も全然興味がわかない。だって攻めとかってただキラキラな受けにどぎまぎしてるだけのおっさんだし、受けもちょっと天然ぽい孤独しょった性別受けで、ふたりとも個性がなくて大味すぎる。いままでの扇ゆずはキャラはベタ設定にしてももうちょっとキャラたってたと思うんだが…。
で、話は性別受けの是非に戻るが、こないだの『DARLING』の受けもそうだったけど、なんか妙におさない顔と体型なのは性別受けとして仕方が無いのかもしれないが、だったら終始そういうデッサンのキャラとして書いてくれればいいのに、時折ふつうに大人受けぽい絵になってたりして、ちぐはぐというか作者も扱いかねているように見える。で、もしかして絵の問題はそのままキャラ描写の問題でもあるのかな、と思った。天然でちょっとかわいそうなかわいい受けっ子、というキャラを、作者自身うまく消化できてないのではなかろうかと。
まあごたくをならべようと、とりあえずお話として面白くなかった、という以外にないのだけれど。
未収録短編集。
…ある意味予想通り、…面白くなかった…。
ていうか、どこを切ってもゴリ×三井…?(それは言いすぎか。
受験の話とかイタすぎて、一体どこを楽しめばいいんだろうと疑問だった。萌え以前にお話としてどうなんだろうと…。
二百十日でまだあおいいちょう葉がたくさん散ってしまい、なみきみちはまるで、あたかも、
『グリーンデイ』ッ!!
…てかんじでしたわ。
(パンクロッカーではなく、カビの先生の方です勿論。
むむむー。
三歳の時に生き別れ、亡くなったと聞かされてきた実の母に無理矢理引き取られることになった主人公。実の母の再婚夫の連れ子(血縁関係なし)をなぜかひきとっており、元夫の子(主人公と腹違いの兄にあたる)までなぜかひきとることに。顔合わせの日、血縁のない方の兄が初めて行った二丁目でお持ち帰りされかけた初恋のひと=千人斬りの王子だとわかって気まずいけれど、腹違いの兄を牽制するために同居に踏み切る主人公。
どうも最近今市子もいろいろ雑になってない?
設定がややこしすぎて、人間関係もよくわからない。わからないというか、なんかへんな人が多くて、それがなんでありえているのかわからないという不条理さは、ある意味現実味があるのかもしれないけれど…。
まず、腹違い兄の母、つまり主人公を祖父曽祖父にあずけて出て行って過去別れた女性とまた再婚し、また離婚してた実の父の元妻(ややこしい!)があまりにひどい。そして、その息子である腹違いの兄も天然にダメ男で、しかも主人公とその母への対応がひどすぎる。ひどすぎるのに天然ってことでなんか許されてるかんじで、主人公もまるっとよい子ではないけれどやっぱりかわいそう。
血のつながりのない方の兄=王子は、なんかもう一人の兄に妙に甘いのはなぜなんでしょう。主人公に妙に厳しいのもなぜなんでしょう。出会いの傷とか昔からの初恋をひきずってのあの対応なのかな。だとしてもいまのところはなんだかいまいち感じわるい人にしか見えない…。
ところでそんなきれいなお兄さん、元々書き分けのうまくないこの作者が普段→天パメガネ、王子時→ストレート美人、を同じ人間として書こうというのに無理があるのでは…なんか髪の長さちがいすぎる…。
主人公は主人公でよくわかんない。おじいちゃん子で女の子にモテて、でもあの家では妙に存在感ない感じで、どっち方面向いてるキャラなのかよくわからないのだ。
結構早く出たような気もするけど多分気のせい、な、味噌屋の若旦那×メガネ幇間二巻目。
しかしやはり随分時間がたっていたのか、設定忘れ気味…幇間の過去話とか…どんなんだっけか。
このシリーズが好きなのは、若旦那がひょうひょうとしつつ幇間にマジっぽいからだと思うのだけれど、今回は幇間の側からもマジっぽいリアクションがあって面白かった。夜中に口をおさえるとことか。しかし女性へのマジ話もあったので、幇間の若旦那への気持ちとかはそろそろじっくり書いて欲しい気もした。
どうもやはり相性があわないのか。
二人ともに心情がよくわからず、特になぜ惹かれあっているのかがよくわかんない。なぜ、はないのかもしれないが…。
あと設定については明かされ始めたけれど、セツ=森羅がなぜあの家系にしばられることになったか、が明かされるということはつまり、昭がセツのただ一人の特別、ではなくなってしまうということなのかも…とも思った。
鳥人ヒロミはわりあいアンハッピー(というかまるっとハッピーではない)エンドが多いので、わたしの地雷な気もするのですが大好きです。絵も大好き。
表題作はおさななじみがゲイで自分のこと好きでした、というわりと王道ものだけど、攻めがそっちは少数派な気がする(当社比)ので、面白かった。ゲイの方の人が結構肉欲で押してく話は鈴木ツタ『あかないとびら』をちょっと思い出す。
あと、今回もアンハッピー(当社比)な大正義理兄弟ものがあったが、ちょっと『彩おとこ』の兄弟っぽい…(え、『彩おとこ』ももしや兄弟エンドなのかな…それはちょっといやかも…。
同じく時代物の運転手とお稚児さんの話は…最後の一コマがすごいよかった…!エリートスーツの性格悪い愛情過多な攻めとか読みたいなあと思った(笑
『あかないとびら』が面白かったのと、人外ものがなんとなく読みたかったので読んでみた。
守護霊みたいな存在×公務員。
呪われてるらしく短命なものが多い家系で、天涯孤独になってしまった受け、も体調を崩してしまう。祖父に教えられた守護霊を呼び出したら、悪いモノを食ってくれることになったのだがなんかいろいろされる。
受けが攻めを受け入れないのがなんか素直じゃない感じで、しかも考え方がわかりづらくあまり感情移入できない。攻めがいろいろするのと、血筋に縛られてるだけだという点にひっかかってるらしいのだが、ちょっとごたついててもうちょっと説明がほしかった。
攻めの方も、受けが特別な存在なのかどうかが分かりづらく、どうもこの二人はなんでくっついたのかよくわからなかった。
あと、攻めの設定とかもちょっとゆるすぎるというか、もうちょっと説明がほしい感じ。
別の短編もそこそこ面白かったけど、ちょっと物足りない気もする。この作家はシリーズものとか連載ものの方が物語に広がりが出て面白い気がする。
唯一の肉親である母親に捨てられて、父であるらしいひとの家を訪ねたら、なんと十人の異母兄弟が!…という梗概に、それなんてシスプリwwとふきだしてしまい、ノリで購入。
いや、この作者もいきつくとこまで行ってしまったか…とか思ったんですけどね。
正確には、十人の異母兄弟「姉妹」でしたよ(笑
で、一家をたばねるしっかりものの長男とライトなほのぼのラブがふつうに展開してて、まあ普通に面白かった。
ちょっと絵が変わってきたかなという印象。線が少し細くなったかも。しかしこの表紙は、受けの足がどうなっているのやらわからず、見ているとなんだか不安になってくるようなデッサンだなあ…。
これは買うのを忘れていて、一巻を何気なしに読み返したら続きが気になったので購入。
相変わらずのちょっとアホな子がかわいがられる群像もので、雰囲気漫画なのだがそこが好きだ。
部長は一巻ではもっと天然っぽかったのだが、ちょっと計算づくっぽくなってきてる。いやそういうキャラはそういうキャラで好きだけど、なんだか違和感。
ナツイはもしかしてアツシのことがすきなのか?この二人のほうがいいなあ(笑
なんか新キャラもいろいろ出てたというか、あのモブの人らがちゃんと出てきたことにちょっとびっくりした。
そして、まだ以下続刊なことにちょっとびっくりした。
これは面白かった…というかわたし好みだった。
表題作は大学時代の先輩後輩、ノンケオレ様メガネのイケメン×うじうじ系ゲイ(ノンケオレ様メガネ、という時点でわたし好みではあるのですが…笑
大学時代に受けが自分のことを好きだと知って遠ざけた攻めは、仕事が忙しくなって人手を捜して数年ぶりに受けに再会。妙にゲイセクハラを受けやすい受けのうじうじぶりにイライラしたりキツいこと言ったりなんだりでしかし結局ブチきれて無理矢理云々。
と、一見ひどいノンケ攻め話、に見えつつ、第二話では受け視点で結構したたかで攻めになんだかだされても大喜びな内心が描かれており、このかみ合わない二人のそれでもお似合いな感じがすごくよかった。
あと、受けは碇シンジ君に似ていた。
高校時代の同窓生で現大学の友人、モテ男のイケメン×さえないオタク風青年も面白かった。
高校時代に好きだった女の子が攻めを好きだったことからずっと意識してた受け、が根暗な雰囲気や顔がぜんぜんかわいくなくっていい。どうやら体型もずんぐり型っぽいみたいだし(笑、攻めが受けのことを大福っぽい感じで言っていたので。
そして、これまた二話めの攻め視点が全然おもむきがかわって、好きなこのことをいじめちゃう最低攻めであったことが判明して、しかしそれでも上記のような受けが好きらしいので、とても面白い。
もういっこの汚部屋の年上美人の話は、なんだかあんまりカタルシスがなくっていまひとつだった。
やー、最低攻めとか、視点変更による物語の再構築とか、好きなんですよね。だから面白かったです。
中学の時にゲイを自覚した高校生。美形のモテ男の友人が好きなのだが、彼は女の子をとっかえひっかえ。
絵もうまいし、物語はありきたりではあるものの、展開も無理ないし、脇キャラの女の子とかもほどよく書かれてて、何より雰囲気がきれいげで巧いなと思った。ちょっと望月花梨を思い出す作風かも。
しかしどうも、いろんなことがはっきり書かれてなくて、特に感情面がわかりづらい。特に、モテ男少年はどういう思いでああいうことになったのか、というのが全然わからず消化不良…。
その辺りちょっと不満ではあるものの、総合的に巧いのでまあいいか、という感じ。
かわゆかった幼馴染が高校生になってみれば超イケメンになってしまいまして、双子の相方(双子その2)と付き合い始めてしまいました。残った双子の一人(双子その1)は昔は三人で手をつないでなかよしさんだったのにーとかなんだかもんもんするものをかかえて云々。
ファーストコミックスだそうですが…なんだか…絵もお話もあんまりうまくなかった。一冊内で成長も見られない…。
上述のイケメン×双子その1は、イケメンがなぜ双子その2とつきあったのか全然わからない。
双子その2は役者とくっつくのだが、こちらは中二病っぽさがちょっとキツい。
短編集。うーん、いまいちかも。
表題作とか、わたし好みな(笑)最低攻めなのだけど、いまいち伝わりづらいというか。視点をその人物におく意味はあったのか。
他の作品もあんまり面白いお話はないし、どの作品も大きな瑕疵はないのだが、いまいち印象に残らなかった。
絵もあやうい感じ。
スタアにストーキングされる一般人…ということで、『いっしょに暮らそ。』併録の短編の、超純情乙女人気モデル×大学生に設定が似ているなあ、そっちは面白かったから今回も期待できるかなあ、と思ったのだが。
まず超スター俳優×製薬会社研究員、のふたりが乙女モデルと大学生のそれぞれ兄、って設定はすごく意味がない気がする。手抜きっぽいというか。
そして後書きによれば、例の乙女モデル×大学生っぽいの、という指定があって、今回のスタア×研究員を設定したらしいのだが、なんというか前回の劣化コピーという感じで、設定も物語もいまいち面白くない。
攻めは受けがスキスキなのは兄弟ともいっしょだけど、まあストーキングする攻めも面白くなくはないけど、イケメンなのに乙女のモデルのほうがもっと面白かった。受けの方は、なんでいきなりそうなるんだって感じで感情の変化についてけない。
いっそ、モデル×大学生のその後をそのまま書いちゃえばよかったのになあ…。
ショタっ子BLというかもはやポルノ。局部が北斗星というかもはやスカーレットニードルでも受けたんですか?ってくらい星だらけだったことが印象的でした。あとはネコミミとか液体とかみ○くらとか。
こういう直球ポルノはBLではイレギュラーだがまあないわけではないし、アリだとも思うんだけど、流石にここまでくるんなら成人指定入れようよ、って思う。スカーレットニードルみたいな修正を入れる前にさ。
内容は痛めの話(監禁奴隷化とかいじめられっこが複数にとか)が多かったけれど、つまんなくはなかった。
絵もトレスか?と一瞬思ってしまったくらい(失礼)うまい構図(大抵そういう構図はイコールエロなのでトレスをうたがったのだが)とかあった。
だがやはり内容的にも絵的にもこれは年齢制限してしかるべき一冊だと思ったよ。
今までこの作家をきちんと認識したことがなかった気がする。アンソロで見て、あまりに絵が好みだったのでコミックスを買ってみた。
短編集、警官とヤクザにくどかれるサルベージ屋とか、警官×左翼とか(笑。
お話がもうひとつというところかなあ。
絵はコミックスで見ると、寿たらこにかなり似ていた。ギャグ顔とか書き文字のふんいきとかも似てる。でも、絵柄パクリとまでは言えないかな…うーん、どうだろう。どちらにせよ結構好きな絵だけど、ときどきデッサンがあやうい気もする。
トレーナ×水泳選手とか、モンモンしょった本職×ラグビー部とか、が印象に残ってるが…。
やはりBLというよりはゲイコミだよなあ、と思いつつ読んでるのだが、いや、なんか、やっぱりお話はあんま面白くないかも…?いまいちのめりこめないのは、BLじゃないから、というよりは、単にお話がいまいちなだけかも、と思った。
例のノンケたらしにほれてしまいました大学生のつづき。
なんだかなあ…、あいまいにすぎるというか。ふんいき漫画というか。それがこの作者の持ち味でもある気もするけれど、なんかよくわかんなかった。
気持ちの描写がなんだかふわふわあいまいなままで、そんな状態で最後に進路のこととか持ち出されてもなんだか唐突な感じ。
番外編ぽいカフェのマスターとノンケ既婚子持ちの友人の話は面白かった。妻の出産里帰りでごはんたかりにくる友人が最低で(笑。マスター、本編ではちょっと悪い人っぽかったのにね。
というわけで、相変わらず次男×長男の絆と愛情がいかに深いか…ということでした。
…もきー。
これでこれから赤鬼×長男になってくのか?ほんとに?
どうもこう次男とのエピソードが濃くなってしまうと、赤鬼とのこれまでのあれこれがとっても薄味に思えてきてしまって…。一体赤鬼と長男はこれからどんな手順をふんだら、次男と以上の特別な関係になれるというのか。うーん。
黒鬼×次男のほうは、そのままいっちゃってください、って感じなのだけれど。
あと、黒鬼赤鬼の話はよかった(笑。この二人本編でももっとからんでほしいというか、もっと黒→赤的だったらいいのになあ。
…と、ここまで書いて気付いたが、わたしはどうも赤鬼少尉寄りで読んでるんだな。
しかし長男次男の過去話の中で教会というモチーフが出てきたので、少尉がクリスチャンであるということが結構活きてくるのかな、とも思った。
あとくちなしの一族は、手足が長い…ということで、柳田「山人」のイメージもあるのかなあ、と思った。
ビスポークが三冊目とはびっくりだ。
しかし仕立て屋はほとんど出てこず、ヤクザ総受けというか…ずっと反目しあってた同僚×ヤクザが一番好きだ。仕立て屋などの他の攻めがインテリ派だからか、なんかちょっとダメっぽい頭より身体優先ぽい同僚がいい。
警察もののパラレルのお遊びも面白かった。
マヨイガ恒例のBLコミックベスト10です。再版された作品などもいれてます。次点は神葉理世『美男の殿堂 DX』やまねあやの『クリムゾン・スペル』2あたりかなあ。BL小説も随分読むようになったので、自分の中での満足度の及第点があがっちゃったかなあ、という気もします。
「とにかく! 忘れないでね 今日は今日でなくても別にいいんだから」 今日は朝から たくさんの雪―― 1. 円陣闇丸『天国へ行けばいい』 今期でというか、BLコミック全体の中でもダントツにわたし好みな一作。円陣闇丸で、時間ものSFで、相手はノンケと、萌えツボというか燃えツボにどストライクなんです(笑 |
騎士の人形? まるで…黒く染まった太陽の紋章だ… 忌まわしい… 2. 小笠原宇紀『BLACK SUN奴隷王』 諸君、わたしは小笠原宇紀が好きだ、と少佐ってしまいたくなった一作(笑。設定も展開もCPもとってもベタで、にもかかわらずこんなにも個性的…やっぱいいわぁ~(笑 |
こんな俺を好きでいてくれるなら 飯島 俺はもう別の人間に生まれ変わりたいなんて思わない 3. 山田ユギ『誰にも愛されない』 再販だし、あと脇CPがイマイチなのでシリーズとしては今一歩かもと思って。けれどこれまたチェコ、コミュニケーション不全、相手はノンケ!と燃える設定だし、山田ユギの巧さが凝縮された一作だと思う。 |
「…麻見への当てつけなどではない お前に側にいて欲しいと言ったのは本心からだよ」 4. やまねあやの『ファインダーの虜囚』 今回はほぼ飛龍×秋仁なので、とってもよかった(笑…きっとファインダーファンとしては邪道なんだろうなあ…(多くの人は麻見×秋仁か麻見×飛龍なんだろうと推測。 |
「トモちゃん」の出現で 平和だった我が高校は大奥になり そして ハレンチ学園になってしまった 5. 扇ゆずは『ダーリング』 絵が荒れていようとも…!それでもやっぱりわたしは扇ゆずは好きだし、どベタなBLコメディという内容・展開自体は、ちゃんと面白かった…と、思う。 |
「情けねんだけど お前と比べられたら勝てる気がしねえの だから 波根ちゃんだけはとんないでぇ…」 6. 阿仁谷ユイジ『喜劇は恋で進化する』 ふつうにちょびっとオサレ系な現代もの、なのだけれど、勿論構成も画力も及第点以上だし、なによりキモカワいい攻め…!めずらしいし、ちゃんと萌える。偉い。 |
空から 翼の生えた天人に殺される 丁子も殺されちまう 7. 鳥人ヒロミ『彩おとこ』3 くそう。少尉がんばれ…!ということで、やきもきさせられたので、このあたりで。でも、赤鬼黒鬼の過去編はよかったよ!これ公式CPだったらいいのに!(笑 |
「もう一回っ!」 「何度でも同じだって! ここで負けたら 俺の数年の水泳部暮らしは何だったになるだろ」 8. 高井戸あけみ『恋愛の神様に言え』 このまったりムードと、ちょっと隙のあるクールビューティ受けが高井戸あけみのいいところ、だと思う(笑。久々のヒットという感じ。 |
「なによっ! アタシが受けになったら アンタなんか用なしなんだからっ!!」 (注※そうゆうお話ではありません) 9. 松崎司『IMITATION GOLD』 ビスポーク、という仕立て屋のワクから外れてきてしまったけれど、ヤクザものとしては面白い。相変わらずマッチョだらけだし!(笑 |
友情も 星みたいに等級があれば 分かりやすいぶん 悩まないで済むのに… 10. 明治カナ子『出来の悪い子』 誰も彼もがもやもやした感じで前に進まないので、まだ評価はしづらいけれど。でもやはり巧いというか好き。 |
うーん…この作家、絵がヘタに…なったんではないだろうか。
この表紙からして体格差おかしいし、理緒のデッサンもあぶない。本編もデッサンのおかしい絵が多かった。具体的には、腕が短かったり、肩や手足が妙に細かったりとか、指が太すぎたり、手が大きすぎたり、理緒とトモちゃんの顔の大きさが違ったりとか、そういうの。でも、崩れてるのは理緒や女の子の体のデッサンが中心で、トモちゃんのような、がっしりした体型の男子は、描きなれてるからかそんなに崩れないみたいだけれど…。理緒のような性別受けを描き出して、仕事も増えた(多分)せいなのかなあ、という印象。
内容は、東京郊外の公立高校に転入してきた都会の超イケメンが、超天然ニブちんメガネ美少年に恋をしてしまいました、というオーソドックスなBLコメディ。
視点は理緒とトモちゃんどちらへも動くので、トモちゃんに惹かれつつトモちゃんが自分なんかを相手にするわけない、と思い込んでる理緒サイドと、理緒に振り回されて悩みまくりのトモちゃんの、互いの勘違いすれ違いっぷりが非常にベタながらはがゆく面白い。
理緒は守村悠季みたいな印象で、やはりこの作家のフジミとか見てみたいなと思った。しかし時折あんまり幼くなってしまうことと、わたしは元々この作者の絵がとっても好きなので…デッサンの崩れっぷりが気になってしまって仕方なかった…(涙
ファインダー、だっ!
ネイキッドトゥルースが本誌で半端に終わって、続きはコミックスで!と書かれていたので、それではクライマックスまで書下ろしかー大変だなー、にしては結構早く出たなー、と暢気に考えて読んでみたら、…香港篇連載分に書き下ろし20ページ程度、で、続きは次巻、ですか…まだ終わらないですか、そうですか…そうですよね…。
まあいいんですけど、いやはや、なにしろフェイロン秋仁まんさいでよかったですよ。もう麻見よくね?とか思ってしまったわたしはとことん棘道でしょうか。書き下ろし部分冒頭の、クルーザーの中でチャイナ着てみょうにしどけなく座って秋仁に話しかけているフェイロンがすごくかわいいなあと思いました。
ところでフェイロンって、チャイナ服着てるともうとんでもない美人で、スーツ着てるとクールビューティなんですが、なんだけれどもスーツの時って微妙にちょっとダサい気もして、そこがいいです(笑。スーツもカコイイけれども、チャイナ服だと破壊力数倍、というか。やまねあやのの絵が巧いのでしょう。
番外編みたいのはどこかで読んでた。
あと、後書きの絵がすごかった。
BLにかんしてはたいがい厚顔無恥なクロエですが、流石にこれは伏字にさせていただきます。
表題作は王子とお供二名の旅。内容はタイトルと絵のとおりでした。
後半はイタリアンレストラン?もの。ポニーテールの人が女性だと気付きませんでした。
あと、ホンリという言葉を初めて知りました。
なんだかやっぱり表紙絵が入らないと淋しいですね。
高校時代の友人@東北が東京に出た友人にラブで連れ戻しに来ました、とか。
そのふたりの友人カップルのモテ男ときゃわゆい子、とか。
あとInferior Dollの脇CPとか。
あれだ、正直この作家が現代もの描いてもなあ…という感じだ。
お話が面白いわけでもないし、絵が違和感ありまくりというか、…正直なんだかダサいのだもの。
Inferior DollのCPの方も、最早バイオロイド関係ない話で特に面白くなかった。
高井戸あけみはBFCのあとは面白いのか面白いのかビミョウな話が多いけれど、今回は結構面白かった。
水泳部×陸上部エース。隣のクラスだった攻めにひょんなきっかけでからまれはじめる受け。
なんか妙に日常のこまごました出来事や地理やなんやの世界のふんいきとかがしっくりきてて、面白かったんだよね。受けの幼馴染のメガネ少年とだらだらな不良くさい彼氏とか、攻めの妹やネコなどの周囲も面白かった。
あと、高井戸あけみの絵はあんまし巧くない気もするのだけれど、でも好きだ。顔の書き分けもできてないようで結構しっかりそのキャラになってる、気もする。
脇CPもふくめて続きがあったらいいな。
所作の美しいイケメンシェフと、美坊主の見習いシェフがいるトラットリアを見つけてしまいました。ヤバイ。通う。
ごついこわもてだけど実は親切な第二秘書×人当たりはいいけど結構黒い第一秘書。
あと近所のカフェのバイト×童顔常務。
なんか読んだことあるなあと思ったら、こないだルチル買った時に読んだんでした。
あんまり恋愛面が面白くない。秘書カップルはなんで恋愛になってんのかよくわからない。特に受けが攻めをちゃんと好きなのか、なんで好きなのか、はよくわからない。常務カップルも描写不足。ライトタッチな展開も特に面白みが無い。絵もいまひとつ…。
…おお、そっちのクラウンかー。
この作家はコミクス二冊目かと思ったら、三冊目だった。なんか前より絵が巧く、というかいろっぽくなってきた気がする!当社比だけど!おおー、なんかいいですね、新人作家が段々うまくなっていくのって、はたで見ててうれしいですよね。あ、でももう三冊もコミクス出てるし、新人って呼ぶのも失礼かもしれないけれど、でも絵が次第に(主に良いほうに)こなれてきているので、上記のような印象なのですよ。
短編集。表題作のパントマイマー×あるサーカスのクラウン兼売春夫とか、親友に恋しているのを知られて同級生に無理矢理される話とか、マンションの隣りの家の父子家庭の家庭内暴力を見てもんもんなお話とか、淫乱なお兄さんの弟やその後とか、雑誌記者と日本画家の息子とか。
結構暗い話が多いかも。そして、トンデモっぽい設定も結構あるかも。しかしやはりこの人は、昨今の作家にしては絵もお話もしっかり頑張ってくれてる印象で、これからに期待している作家の一人である。
悪魔になっちゃった少年×丸メガネ神父様とか、元気な高校生→無駄の嫌いな(花を咲かせたりはしません)教生とか、高校の同級生メガネ→かわい子ちゃんの気の長い話とか。
読んどいてこんなこと書くのもあれですが、この作家とはどうもやはり相性が悪い気がする。テンポが会わない上に、設定もキャラも半端というかグっとこないし、展開もあまり楽しめない…。しかし絵はやはりうまいと思う…ので、いつもふらふらと手に取ったり棚に戻したり、時にこうして買ってしまったりするのです。
今回もそんな感じでした。
最近ものすごい勢いで本を買っています(ほとんどBLノベルコミックですが。アマゾンヌへの支払いがかつてない額になってしまいビックリです。でも買うのはやめない!昔から書籍代(主に漫画)に糸目をつけたことはあんましありません。
オサレ漫画ってオタクさとオサレさが紙一重だよなあといつも思う。
攻めの双子設定に惹かれて購入。両手に花を期待していたのだがそれははずれた。
攻めの双子の片割れがものすごいイケメンで、おんなじ顔なのに攻めと全然似てないのが面白い。絵うまいなあ。
攻めはなんかすごいヘタレで、すぐ泣いたりするし攻めてるのにまるで受けかのような表情で、なんだか面白かった。かわいいというかむしろキモい気もするけれど、だがそれがよかった。双子の片割れに「とらないで」とかゆってるのもとてもキモかわいい。
受けは髪型が変…アホというか、ダメ人間で、あんまり特徴はないんだけれどでもわりかし描きこまれていたのでそこそこ印象に残った。
攻めのかつての憧れの先輩は、いいんだけど、過去のエピはなんだかいらなかった…。
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双子っていいね!
草間さかえはこれで三冊目ですかね。なんだかもっと出てる気がしてた。
マンションの部屋上下のリーマン×学生とか、学生の先輩×後輩とか、課のちがうリーマン同士とか。
リーマン同士が一番好き。受けがカコイイ感じなのにオタっ子で。
そんなこんなで、お話は以前よりも断然面白くなってきた気がするのだが、あの…もう、髪にベタとかトーンとか入れてくんないかしら、この作家…みんな髪の描き方が似てて、すべてのキャラがごっちゃになるんですが…(涙。しかも今回、双子までいるし(涙。メガネとかもいるのに、なんでこんなわかりづらいんだろう。
しかし草間さかえって、世間(?)ではかなり評価が高い気がするのですが、個人的にはあんまりグっと来ない作家です。絵もお話も、悪くはないけど、という感じ。ううむ。でもカラー画はかなり好きです。
三村家その2。
遅遅として進まねぇー。
弓が自分を出来の悪い子だと思ってるというか、角が出来のいい兄だったということにびっくりした。しかし確かにいろいろだめっ子なのだが弓は。
でも敏もひどいよなあ。弓が敏に依存して恋愛対象としてみないくせにべったり、という状況がキツイから離れようだなんて、いままで弓を散々甘やかして頼らせてきた自分にだって責任はあるだろうに。ていうか敏意外とヤな奴かも。
絵がちょっと変わってきたというか、線がほそくなったかも。
きれいで優しいお兄さんと悩める高校生、きれいで影のあるお兄さんとへんな髪型の高校生。
前の版で一巻を読んでいたので、最後の巻まで出てからまとめて読もうと思っており、なぜか全四巻だと思ってもいたので、しばらく待ってしまいました。全三巻なのですね。そして二巻三巻を購入してサテ読んでみたら、…話がとんでいる。一巻で収録されてた短編が、三巻の最後に収録されていて、一巻にヒカルとユキの話の最後まで入ってたんですね。
なんかそんな感じでグダグダでしたが、やっと読み終わりました。
しかし…。
どうも最近の宮本佳野はキャラに感情移入しづらくなってしまった気がする。
わたしはBLは基本的に(余程アレな人間でなければ)主人公サイドに寄り添って読むので、最初の視点人物ユキには同情的に読めたんだけど、それでもユキのむやみな鬱々っぷりとか、アトリやヒカルへの二股っぽいありようは、やっぱりズルく思えてしまう気がした。
ヒカルもなんであんなにユキに優しいのか、ってかアトリにも結構親切だと思うんだけど、とにかくその理由がわからない。まあヒカルのユキへの気持ちの描写は圧倒的に足りないんだけど、そういう今のヒカルを形づくったのであろう過去のノンケとのあれこれも全然示されないので、ヒカルがどういう人間なのかよくわかんなかった。(あ、そういえば同人誌は読んでないんだけど、そっちに出てくるのかな、もしかして…。
ただ、先にも書いたように基本ユキサイドに寄り添って読んだので、ヒカルが(経過はわからんが)ユキに惚れたのはよかったと思えたし、だから番外編みたいなユキの天然に振り回されるヒカル、なんてのも面白く思えた。
しかしトオルとアトリは…。もう、ねえ。
この『ルールズ』全三巻を読んだのは、勿論一巻が中途半端に放置されてたせいというのもあるんだけど、わたしのトラウマBL『ノット・ラブ』(いやあれキライではないというか、むしろどちらかといえば好きなんだけれど、やはり名指すならばトラウマなアンハッピーエンド漫画だ)の続きとしても気になっていたからなんだよね。つまり、トオルの去就が、ってことなんだけど。
うまくいえないけど、トオルとアトリの関係はあんまり楽しく読めなかった。トオルのダメっぷりはなんとなく納得できるけど、なんかやっぱり『ノットラブ』のトオルとうまくつながってない気もする。アトリもあんまり魅力なかったし、だからトオルがなんでアトリに救われたのかもよくわかんない。
だけど、そんなよくわかんなさも含めて、『RULES』ってそういう話だったのかな、という気もする。ヒカルとユキもそうだけれど、気持ちよりも先に体の関係をつくってしまう話というか。情緒面が全般的に、なんとなくはわかるんだけど、つながりがよくわかんないというか。まあ人間の気持ちなんてそういうよくわかんないものですよね、という感じなのかなあ。
あと、絵が変わったなあって思った。アトリのへんな頭がだんだんふつうになっていってしまって、誰だこれ、って感じ。前の絵のほうが好きだなあ。
中学校?時代の同級生、メガネリーマン×バス運転手。
昔元同級生のメガネをタンホイザーしたことがあったバス運転手。ある日長期出張でこの地に来ていたメガネが偶然受けの運転するバスに乗車、乗客がすべて降りた後終点への途上で犯されてしまって云々。
過去のタンホイザー事件と今の偶然的な関係とがあいまって、非常に深井結己らしいダークな話だなあ…と読んでいったら、回想に入って、…どう考えてもメガネが悪いでしょう、これは。
まあ勿論だからといって強姦はゆるされることではないけれど、中学時代のメガネの仕打ちは友達としてもやってはいけないことだし、受け(当時攻め)が怒ったのは当然だろうと思う。
そんなわけで非常にシラけてしまって、いまひとつでした。
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どうも最近花音で描き始めた作家がどれもこれもダメな気がしてるんですが。深井結己も西田東も明治カナ子も、花音で描いた作品は他社作品とはダンチで出来が悪い気がしますが…。
なんだか話の展開がよくわからなくなってしまったので、一巻から読み直そう…アレ、一巻…どこ…。
というわけで仕方なく二巻を読んでみたら、一巻も発見したのであわせてよみました。
ファンタジーとしての展開は、魔神が封じられている魔剣の呪いを解くために旅をしているバルドとハヴィ、が魔剣を利用したい奴等につかまってしまう、というところ。BLとしてはハヴィがそいつらにつかまって、記憶を失ってバルドと戦う羽目になり、しかし捕らえられたバルドを見ているとなぜか気になるの、というところ。
正直どちらもベタだしあんまり面白い展開でもないんだけれど、でもあっさり及第点は超えてるというか。そもそもこんなドのつく直球なファンタジーBLは他にないし、あっても読み続ける気になれる作品にはならない気がする。だからやっぱりやまねあやのじゃなきゃこのファンタジーBLはいろんな意味(商業的にも内容的にも)で成立しないよなあ、という気がするなあ。だってこの絵を見てるだけでも楽しいもの。そこそこの内容にこの美麗な絵、なら、作品全体としては及第点というか、むしろかなりポイント高いと思うのだ。
つまり、面白かったというよりは、楽しんで読みました。
これは少し前に読んだのだが、とっても面白かった。
でもオススメはしない。
小笠原宇紀は結局トンデモ作家なのだ。そしてわたしはそんな小笠原宇紀が好きみたいだ。
ああ、いやしかし、『Nightmare Fortress』とか『熱情のヴィルトゥオーソ』とかよりは、普通寄りの話だった気もする。
サラディン風のマムルーク将軍×テンプル騎士団風の臨時司令官。
――ここはとある要塞。レオナールは留守中の正司令官にかわって修道士騎士団の指揮をとっていた。そこに攻め込んだ「髭なしジェマル」ことジェマル将軍、既に要塞陥落まであと一歩、というところまで攻め込んでいる。レオナールは自分の身と引き換えに、生き残りを見逃すことを要求。ここまでは至って普通の光景なのだが…
なんとこの将軍、突然レオナールの下半身をハダカにさせ、媚薬を塗りこんでいるではないか!これは流石のイスラーム軍も予想外、慌てて要塞への攻撃を止めに走る部下のイザーク。衆人環視の中、レオナールを犯す将軍。それにしてもこの攻め、ノリノリである。
レオナール「あの時はとにかく、生き残りの仲間を撤退させることが最優先だと思いました」
数日後…首都の将軍宅には、元気に二階から飛び降りるレオナールの姿が!
そんなこんなで、強引でありつつしかし兵が死ぬことを厭っている攻めも、信仰心とか逡巡とかを胸にひとり敵地で頑張る受けも、面白くて魅力的。イスラームに与した(おそらく)西洋人のニコライデスがとてもアホで、作者の愛を一身に受けている気がして仕方がない。受けの上官とかもどう動くのかすごく楽しみ。
それにもしかして、小笠原宇紀ってかなり絵がうまいんじゃなかろうか、と思った。今まで突飛な設定とか奇矯な展開とか大量のトーンとかに目をうばわれて、気付かなかった。かなりいろんな構図を描いてて、基礎的な力「も」あるのかな、と思ったのだ(漫画絵としては、好き嫌いはわかれるだろうけれど巧い絵だと、以前から思ってたので。
俳優×俳優、ある舞台でダブルキャストのふたり。ベテランだけど実力派とはとうてい言えない見た目派手男と、若手だけれど基礎からきちんと勉強して仕舞いなんかも修行してる実力派。前者はセフレ的関係のPが若手に興味を持ったことに焦って自分が先にコナかけてみたり、結局そのせいで足元見られたり、しかし結局Pの企画ドラマで共演することになったりなんだり。
原作つきでも麻々原絵里依は麻々原絵里依なのだ。
つまらなくはないけれど…地味だ。麻々原絵里依はこんな花のある絵柄なのに、何を描いても地味にならないか?『マカロニ』もド派手な絵ヅラにとうてい及ばない地味な物語だったし…、『Darling I Love You』は流石に多少は華やかだったけれど(だから話が結構トンデモだけれどわりかし好きなんですが)…。うーん。
わたしはすごくいろんなタイプの絵にほれ込んでいるので、絵に関してはかなりストライクゾーンが広い方だと思うのですが、キレイなだけの絵、ってあんまり好きではないのです。でも麻々原絵里依はわりとキレイなだけの絵、という気がするけれど、にもかかわらず好きです(笑
若手が攻めなのはよかった。ベテランに嫉妬したり露悪的なこと言ったりするのもカワイイ。でも紙幅の都合上か、あんまりそのカワイイ部分がかかれてないので、後日談とか続編みたいのもっと読みたかった…。
デイトレーダーが大学時代に憧れていた先輩経営の牧場に遊びに来たら、先輩の過労とか奥さんの出産とか大変な状況で手伝い始めたら居ついてしまいました。高校出たてくらいの先輩の甥っ子=養子がひどいツンデレです。
ちょっと薄いけど普通にまとまったBLという感じで、普通に楽しめた。
牧場とか農場のお話は結構ある気がしますがジャンルと呼ぶには希少かも。
攻め=デイトレーダーは結構ふつーのゲイのお兄さんなんですが、先輩の息子が幼い頃の事故のせいで接触嫌悪症(あっ)でツンツンしてて、地主に狙われてたりするのですがだんだん攻めになついていくのがかわいい。
…あんまり面白くなかった…。
ショックだ。しかもなぜ面白くなかったのか、よくわからない。丁寧に描かれてるし普通に良質なBL作品として成立し得ている気がするのに。なのにつまらない…なんでだろう…。
山咲中心だったからかなあ…(山咲は好きなんだけど…)そしてそのせいで、和葉や本郷が後景っぽくなって、キャラとしても脇っぽくなっちゃったのかなあ。わかんないけど。
もう虎丸は新刊では買わないことにする。
表題作のディレクター×人気者アナとか面白くなかった。受けの目が丸くなってて、絵が変わったのかなと思った。こういう絵になってしまうと、以前のような困った顔の美大人受けでつくってたようなお話はもう期待できなさそう。
同人誌再録のおいっこ×リーマンは昔の絵でよかった。
同じく同人誌の内科医×産婦人科医が赤子を預かる話はひいた。
この作家はもうちょっと、ほんのちょっとでいいので絵がうまくなったらいいのになあ、と思っているのだけれど、コミックス三冊目(管見の範囲で)で全然変わらないので、これからもあまり変わらなさそう。
しかし、結構挿絵の仕事をしているんですね…意外というか、絵がうまい作家だとは思ってなかったので、やっぱり意外…。
短編集、アラブとか公安とか外務省とか。短編なので、ドクターシリーズにくらべて物足りなさ数倍。ただ、シリーズ化してみてほしいなあという印象のものが多く、萌えはそこそこあるのかなあという気もする。でもやっぱりそれも物足りないということだ。連載とかも読んでみたいなあ。
短編集でふつう攻め×筋肉系(?)受けが多かった。
ガチムチ受けはあんまり好きじゃないかもしれない、と最近やっと気付いた。ていうか、なんかこれまでに読んだガチムチ受けって、みんな妙に反応が乙女なんですけど、それがガチムチ受け業界のデフォルトなの?多分あたしは、ガチムチ受けがニガテというか、ガチムチ乙女受けがニガテなんだよなあ。乙女にならないガチムチ受けなら、結構好きなんだけど…そういうのは内田かおるでごくまれに見かけたくらい。
松本いなきは『春宵縄化粧』とか耽美でよかったのだが、こういうのはまるっと本意ではなかったんだろうなあ。
あと、なんか絵も変わった感じ。松武とか松崎司の影響を感じるような…なんでみんな松ってつくの?家系なの?
えっと先月読んだ。でもあんまり面白くなかった…。
ハーフの双子。両親の離婚でアメリカで暮らしていた片割れ=攻めが来日、受けは好きとか言われても困るお。という。
アメリカ育ちの攻めの方の片割れがヘタレで。いやヘタレは嫌いではないが、なんというか…子供っぽかったりいろいろしてあまり好きになれなかったような気がする。受けの学校の友達のほうがなんか普通でいい感じだったのに。
しかしやはり不破慎理もあまりうまい絵だとは思わないのになぜか好き。桜城ややとかこの作家とか、(あたしにとっては)不思議作家だ。
あっ。追記。文庫です、これ文庫。最近BLの文庫化多いよね。なぜか違和感がある…なぜだろう。
やっぱりライトなこういう立ち位置の作家は必要なんだろうし、実は嫌いではない。偉そうな書き方でごめんね。ええ好きですよ。
あと、なんか神葉理世ってすごく少女漫画的な絵という印象があり、なぜか花より男子の人を思い出す(神がついてるから?あっ、葉もついてるのか)ので、すごく少女漫画なイメージがあるのだけれどたぶん気のせい。
美男だらけのアパートの大家×夢追い弾き語り少年とか、和食大好きヘタレスウェーデン人×寿司屋とか、朴訥俳優×小悪魔美少年とか。スウェーデン人と寿司屋が後半では中心になってきててだから表紙にもなっているらしい。酒癖のわるい寿司屋は確かにかわいい。ツンデレとも違う気がするが…あれだ、BL受けっ子によくある、女の子扱いすんなよ!系?(笑、新ジャンルというか旧ジャンルなんだけど、むしろ新鮮。
あと殿下がちょっとキモい余裕綽綽な攻めであたし好み(いやあくまでもファンタジーとして。
ギター少年は顔が小池徹平みたいな。小悪魔系がしてきたゲームの準備にたいして「あんな棒」とかは確かに笑った。
そんなこんなでいつものようにふつうにライトで王道なBLで、面白かった。ただその分、いつも物足りなさも残るのだが…そんな物足りなさは筆力不足のせいなんかなと思ったこともあったけど、でもむしろそのライトさもある意味味なのかもしれない。
これは…!スゴイ!良い!
どうもあたしは、ちょっとSFめなBL、が大好きらしい。
前にもどこかで書いたがあたしは寿たらこの「コンクリートガーデン」「クロックダウン」が大好きで、特に後者はかなり好きなのだけれど、この「天国へ」は「クロックダウン」を髣髴とさせてくれる時間ものSFかつBLという感じ。なので、もうちょっと限定すると、あたしはちょっとSFで時間をあつかってるBL作品が好きなのだろうと思う。BLで時間ものSFは、そういえばしょぼいながらも虹創作でやったこともあった(ももいろのサイトの方で)…ということも考え合わせると、もはや大好きなんだろうな、としか…(笑。そういえばもともと時間ものSF自体が好きかも、『リプレイ』とか『夏への扉』とか『果てしなき流の果に』とか『トップをねらえ!』とか…まだあるかな。
いずれにしても、時間の問題を組み込むと、切ない・どうにもならない物語になりやすいので、すごくBLと相性がいい気がします。
そんなわけで、元ヤクザ×元ボクサー、事故で命を失ったと思ったら、変な宇宙人が出てきて実験に参加するなら時間を戻すチャンスをあげるわよ、云々。元ヤクザは処女の血を、元ボクサーは男性の○○○○を集めると、試験管一本につき0.1秒がまきもどるということに。
というあたり、ちょっとトンデモ設定ですが(笑、あとがきにはもともと「エロ」がテーマの作品だった、と書かれていたのでなんだか色々納得。なんていうか、エロがテーマならもっとフツーにポルノ的な設定をすればいいと思うのに、こんな風にSF設定しちゃうところが個人的にはツボでもあるし、そういうところがもしかしたらこの作家らしいとこなのかもとも思った。円陣さんって改めて思い返してみると、ほとんどの作品がSFなんだよね。なんだか意外な気もするけど、だからふつーにお話つくっても、SFがデフォルトな人なのかなあと思ったのですよ。
で、二人が生きる「世界」への違和感に気付くところとか、元ヤクザの兄貴分の使い方とか、過去の元ヤクザというかつまりヤクザの攻めと今の元ヤクザ攻めのコントラストとか、そういうSF的な面白みがうまくBLの筋にからんでて、とても面白かった。
ただ、兄貴の記憶の書き方とかびみょうに違和感があるし、SF的にはいろいろ設定あまい気もするけれど、まあそれはそれで。でも兄貴と元ボクサーの関係性は、なんかもうちょっと発展してほしかったなあ。兄貴が不思議なままだ(これは設定的に仕方ないんだけれど。
あと、書き下ろし後日談が、すごくツボだった。なんというか、時間ものSFとして、設定の使い方があたし好みというか。
短編集。
表題作のボディガードというか秘書というか×社長の息子の話がいくつか。息子はわがままで、秘書は坊ちゃんが好きなんだが真面目で強情であるというはなし。
なんか坊ちゃんと秘書のはもう一つあって、ちょっとややこしかった。もう一つのほうの坊ちゃんは子ども子どもしていてかわいい感じ。秘書はちょっといじわる系。
あと陸上部の先輩後輩は先輩は気があるのないの!?とか思ってたら、振り回されてるようで振り回してる天然受けっ子でした、という感じ?アホでかわいい。
それによく似た部長と部下、も部下が天然太郎だった。こっちは部長がちょっといじわる入ってる。
つまり坊ちゃんか天然の二択ということか!
個人的には天然二話の続きが読みたい。なんというか、天然視点がどんでんがえるのが楽しいのと、だから後日談で別視点とか単なるラブラブ話を読んでみたくなるのだ。
高校生、ちびたん←乙女系おかっぱ美少年、←双方にちょっかいかける軟派同級生。
なんかよくわからんが、主人公ハーレム系だろうか…と思っていたら、そういうわけでもなかった。あらすじでは第三の男も主人公とどうこう、な印象だったんだけどなあ。むしろ第四の男と云々だし。看板にいつわりありだ。
乙女はちびたんよりかなり背はおおきいし、すわ乙女攻めか、と思ったら違った。残念。
ちびたんが意外とりりしいっぽいのはよかった。
でもなんか、やはり微妙に予測とずれるし、萌えツボともずれんだよなあ。やはり吹山りこなんだなあと思った(笑
短編集。表題作の俳優×パティシエとか弓道部後輩×先輩とか先輩×社長の息子とか。
漫画家の話はなんかス既視感がすごかったしベタだしあんまり面白くなかった。けどあとは大体面白かった。ほとんどすべてヘタレ攻めだった。
絵も微妙でお話もごく普通で、とりたてて好きなとこのある作家ではないのだが、特に悪いところもないのでなんとなく読んでる。でも他の毒にも薬にもならない作家にはすごく苦痛を感じるので、ごくふつうな印象の中にも、なにか見るべきものがあるんだろう。たぶん、バランスがとれているというか、商業娯楽BL作品として抑えておくべきツボはきちんと抑えているというか、そういうところがいいのかなと思う。
この表紙はなんだか藤田和日郎の絵に似ている気がするのだが…。
藤田はともかく、目が変態的に大きいことに加え、最近は鼻口もちいさくなってきたような。前からこれくらいだっけ?
まあ絵については今更か。
内容に関しては、あたしはここ数巻の展開はとても面白いと思っているんだけど、それはちゃんと連載のかたちになって、一本筋のとおった展開が見られるようになってきたからなんだろう。つまり、綾瀬の狩納にたいする感情が段階的に変化してきてる(連載前は足踏み状態だったから)ので、それが面白いと思う。とはいえその展開はかなりお約束、王道、ベタなんだけれど、だがそれがよいッ!
だから、ワンダーランドのベタな、あまりにベタな展開が、すごく好きだ。最後に汚れちゃったうさぎのぬいを抱いてこれがいいんです、とか言うところがもうもう、いいよねえ。
そして、綾瀬が狩納を意識しはじめちゃってるのもベタで大変よろしい。そのせいでまた狩納が避けられてるけど(笑、最後にはいい感じになりそう…多少は(笑
ぐぐっていたらつい目に入ってしまったなんだか恐ろしい言葉。「森鴎外生誕140周年のお祝いポイントカード」何だか知らないが、とにかくこんな迫力に満ち満ちた言葉初めてみた。お祝い、の、お、がいけない気がする。
「トリックプリンス」のおかげでなんかはしだ由花里が読みたくなって、一巻から読み直して新刊を読んだ。
前世は女顔で弱くてドヘタレなかぶきもの×ドツンデレというかツンしかない小姓、生まれ変わって現世ではドツンデレというかツンしかない受けのじいやの孫息子×女顔で弱くてドヘタレな名家だけれど家が焼けて天涯孤独になった少年。
前世編の二冊め。
現世の最初からまとめて読んでみると、かなり伏線がはられていたことがわかってびっくりした。景矢が前世で光之介を襲った人々を列挙してるとことか、あと今回初登場の乱雪が景矢の出仕の話の時から後姿は描かれていたんだなとか。
しかし、カブキは面白いのですがなんとなくびみょうにツボではなく、なんでなのかな~と思ってたんだけど、「トリックプリンス」とくらべてみて理由がわかった。どうも光之介がアホというか、あまりにアホの子扱いされすぎていて、なさけないというかかわいそうで見てられなくなってしまったり、一方の影矢があまりに冷たくて、ほんとに光之介のこと好きなのか?と思ってしまったり。する気がする。
今回は景矢が結構かわいげがあったのでよかったんだけれども、乱雪の話に関しては…なんか、微妙というか…景矢のもう遅いのだ、って言葉が未練がないこともない、って感じで、乱雪が景矢に本気だったら、どうするつもりだったんだろう景矢は…と思ってしまう。乱雪よりも光之介を選んだんだ、って印象があまりなかった…。なんだかなあ。そういうもんですかねえ。うーん。
ところで、光之介と景矢の年の差ってどのくらいなんだろう。現世も前世も十歳ちかく差があるのかな~と勝手に思っているけれど。前世は光之介23↑↓、景矢15↑↓くらいかなと思う。なんか景矢はまだまだ成長しそうなので、光之介が戦乱の世で長くは生きられなかったのは、年月がたってしまうと景矢が攻めになってしまうからだろうか、とか…。
でもビジュアル的にはそれ(大人景矢×大人光之介)が一番好きです。景矢一郎が出てくる話の扉絵が大変よろしい。
しかし今回、なんで「翠」なんだろう…?今回は雪とかでもよかっただろうに。前回も何故「月」だったのか。「星」とかのほうが内容にあっていただろうに。うーん、数字入らないから出版の順番がわかりづらいし、内容にも合っていないのでは、章名の意味がよくわからないよ。
あとところでついでに、最近ゼンゼンGUSHを書店で見かけないんだけれど、大丈夫なんですかね???さあ恋が終わったあたりから個人的にはみるものがなくなっちゃった印象だったんだけれど、最近特にひどいなあとは思っていたけれど、…大丈夫かなあ。
表題作はちょっと不良ぽいイケメンクラスメート×優等生メガネ。
成績が下がってきていて奨学金をうちきられてしまうかもしれないメガネはついカンニングをしてしまうのだが、それをクラスメートに見られてしまい脅されて云々。天然なんだけどにぶくて結構厚顔なメガネに次第に攻めも振り回されるように。
悪くないけどなんでかイマイチ入り込めないかんじだった。いつも思うのだが、ねこ田米蔵は実はあんまりうまい漫画書きではない気がして、デッサンとか結構あぶないし、動きもないし、お話もつまらないわけではないもののどこかしら物足りないような気もする。
あとは短編いくつか。なんだかハチミツカラメルを思い出して仕方なかった。関西弁のわがまま受けとか。よく考えるとそんなに設定とか被ってるわけでもないのに、不思議。はやりの(?)乙女攻めはちょっとよかった。
年末に出てたんだけど、ずっとみつからなくってようやく読めた。
…わー!これスキ!こういうのスキ!タカハウヒさんの花ゆめ時代みたい!はしだ由花里というかタカハウヒさんでほんのりBLって感じ!すっごいツボ!
なんだろうか、はしだ由花里はカブキも嫌いではないのだけれど、でもこういうの読んじゃうと、カブキはもう一歩だなあという気もしてしまう。うーん、何故だろう?あ、カブキも新刊出てたなあ。
というわけで。
女王陛下の国の超美形第二王子×同じ大学の主席超貧乏苦学生。
王子になぜか超気に入られてしまい、迷惑を掛けられる苦学生。
王子が変。常に無表情で苦学生にちょっかいばっかかけて自分論理でつきぬけてて、ああそうかタカハウヒさんの書く攻めにもこういうエキセントリック系がいたんだなあそういえば、と思い出した(カブキではおやかたさまも影矢もそういうつきぬけ変人キャラとははちょっとちがう感じなんだよなあ。苦学生も超迷惑をこうむってて王子論理にてきぱき言い返して、こういう会話もタカハウヒさんぽくていい感じ。
キスどまりなのもよいよ!ああなんかライトBLというか、ただのライトBLではなくって、やっぱり往年の花とゆめなふんいきがある気がするんだよなあ。気のせいかなあ…。
正直、通常のコミックスの装丁で780円は…ウヘェって感じです。かなり分厚い(300頁超)せいなんだけれど、しかし一話と二話は「最後のドア」二巻に収録されてたわけだし…まあ、「ドア」も絶版になってしまったし、仕方ないというかむしろ未入手の人にとってはありがたいことなのかもしれないけれど…。
好きな作品ではあるし、こうして一冊にまとめてくれたことはうれしいんですけどね。
基本はかわらず、熱血バカ書店営業飯島×チェコ語翻訳者兼古本屋日下。
日下の無感情無感動な性格、そして飯島によって動いていくありようが、やはり面白い。
(俺はもう別の人間に生まれ変わりたいなんて思わない)
飯島はちょっとバカなくらいでフツウの人なんだけれど、でもだからこそ日下とのやりとりが面白い。
しかしやはり一話二話がよくて、でもそれには若干及ばないもののそれ以降もそれぞれ面白かった。チェコだし!(笑。チェコ行きたいな!
日下の(ただ一人の)友人長谷川×美人常連上野さんは…わるくはないけれど、なんかフツウのお話なので、別にわざわざ「誰にも」のタイトルで書くことなかったんじゃ、と思う。チェコ風味もないし!(超重要ポイント。
恒例のベスト10ですよ。今期はなかなか豊作だったのでは。次点は京山あつき『聞こえない声』鹿乃しうこ『Punch↑』語シスコ『こどもの時間』。今年のベスト3は大和名瀬『さあ恋におちたまえ』3大和名瀬『デキる男の育て方』寿たらこ『SEX PISTOLS』5かな。あまり新しい作家には出会えなかったかも。ちょっと保守に走ってしまったかもしれない。
双子とそれぞれの彼氏たち。
なかよし双子メガネ(笑。ちょっと長髪のメガネと、負い目があって長髪を守りたいメガネ。という兄弟ものの典型。
後者は守りたい子が守られる立場になるというCP的にも典型(表紙右二人。お相手がどんどん達観していって、ラブラブ双子にぜんぜんめげないのがちょっとおかしかった。
前者は天然ぽい子が幼馴染に再会、幼馴染はビッチになってました!というこれもある意味典型か(表紙左二人。…アレ?どっちが攻め??
ファーストコミックだそうですな。このコミクスだと絵も話もちょっと大人しい印象だけれど、これから楽しみな作家さんかもですね。
今回はギイタクじゃないので読むのを後回しにしてましたよ。
でもやはりいいもんですね。ふわふわいい気分になりますよタクミくんって。
花散るより、嘘つきの方が若干いいかなーと思うあたり、やっぱ二年生の方が好きかもなーって思った。
でも矢倉八津は結構好き。矢倉もいいし、八津が妙に好きで。ニブそうな託生より更に運動神経切れてそうな八津が、なんか虚弱そうで…かわゆい(笑
個人的に、祠堂内受けっ子ランキングとしては、三洲>泉>託生>八津になってきた(右側の人に対しては攻められるの図。託生は総受けだと思ってたんだけど、八津タクはなしかなあと。タク八津か(笑
でもやはり託生が友達とからむ話が好きだから、八津とお出かけタクミとか矢倉にからまれるタクミとか、面白かった。
嘘つきは託生にかまいたなギイが可笑しい。あとやっぱり玲二とタクミもいいかんじ。
次はピュアかー。三洲タクな場面があるといいなあと。
っていうか、小説に追いついてしまいそうね。漫画版のオリジナルストーリーとか読んでみたいけど…。
アレ?なんか読み返してみると、あたしってタクミ大好き?
いやまあ、そうなのかもしれない。
あたしこれ書いてなかったよね?
大分前にBK1で買って、読んでいなくって、随分後にパラ読みしたなりになっていたよ。
だってなんか、ちゃんと読む気も感想書く気もしなかったんだもの。
というわけで、西田東は花音にスポイルされてしまうかもなあと思った。
とはいへ、BL標準の物語レベル(ってものを仮構するとして、だ)からすれば、決してレベルは低くないとも思う。だが決してダメダメなわけではないからこそ、タチがわるい。
物語的にはこのラストはアリの範囲だし、こうしかなんないだろうとも思う。
けれど、微妙にいまいち。少なくともあたしはこのラストには何のカタルシスも感動も得られなかった。一巻の頃はかなり期待してたのに、どんどん微妙になっていった感じ。
何が悪いのかはよくわかんないんだけど、一つあたしにもわかる問題がある。というのは、このラストの見せ方に指摘できるような問題のこと。
このラスト、微妙にわかんないことだらけだと思う。深見が記憶を取り戻した際の細かい「記憶・感情の機微」や、絹川からの電話を受けて「どんな記憶・感情を」取り戻せたのか、その後絹川の家に向かった深見は、「どんな記憶・感情を」得て/失っていたのか、あの描写では読み取れない(本誌掲載の工藤の後日談における視点はここではさておく)。もちろん深見の心を空白にしておいたのは技法で演出だ、と言われればそれまでなのけれど、一方で単にそれを書ききる画力が足りないだけなんじゃないの?とも思う。
だとすれば、これは画力の問題(絵のうまいへたではなく、漫画としての、物語を伝える・見せるための画力)なんだろうなあ、と思うのだ。
西田東は絵はヘタだけれど、それは漫画の画力とは関係ないと個人的には思う。で、それが足りない中で好きに漫画を書いていたころには西田東の個性がうまく作用していた感じだった。だから他のBLとはちょっと違った面白みがあった。
けれど花音では(あとがきなどから推測するに)他のBLとおんなじ技法を取り入れようとしたら、画力の不足が悪く作用して、なんかイマイチな漫画になってしまった気がする。
だがとりあえず、全編を通して深見の振幅の描写は頑張ってると思ったし、面白かった。そして深見がヤクザで受けだったのはよかった(笑
というわけで、次回作に期待中。
また天城れのを買ってしまった…のだけれど、いや今回は結構面白かった。これまでのコミクスよりはちゃんとギャグだった印象。
番空(ばんから)高校の応援団群像。
全然応援してないけど。
朴念仁団長と声のデカいかわいい後輩、は王道な話だった。
敷間兄弟は色魔兄弟か(笑。紳士というかそれこそ色魔な敷間兄と忍者はびみょうに感情の書き方がぎこちないがまあいい。
属性:高嶺の華ってなんだよな潔癖敷間弟と変態顧問もなんでくっついたのかびみょうにわかりづらいのだが、たぶんこの弟がメガネで表紙にもなってて後日談まであるので、メインカプぽい。
オビとか厚手の上質紙に筆書きで、気合入ってるなあ。
幼馴染の空手家×道場主の息子。
攻めは両親なきあと道場主に育てられる。受けは母がアメリカ人で、空手はニガテで両親離婚後はアメリカでモデルになって、それが日本に帰国。
朴念仁一途攻めと天然にぶちん受けで、近所の友達とかアメリカのモデル仲間女性とかいろいろからんでなんとかかんとか。
…なんだかやっぱりイマイチ!とくに面白みないし、なんというか全体に弛緩してる。
あじみね朔生って絵は好きなのに、お話がいつも微妙。この表紙の受け(むかって右側)とか、すごくカコイイのに。うーん。原作つきで読んでみたい人だ。
タイトルの意味も全然不明。
あと書き下ろし、…えー!この人たちがやってるゲーム機スーファミじゃないですか??別にいいけど!
短編集でタイトルにあるようにモブの動物大目(笑、なにもいかがわしいことはありません。
なんかこまごました書き込みとかヤバい設定とかが次第に増殖してきてて、このくらいはやっていいかな?って瀬踏みを少しずつすすめているような印象。個人的にはそういう悪ノリっぽいところ(今回はなかったけど、食肉カードゲームとかみたいな)が好きなので、もっとはっちゃけてほしい(笑。
お話はふつーにそれぞれ面白かった。相変わらずBLというよりはただもうポルノな気もするけど、上述のユーモアセンスが個人的に気に入ってるのでよい。
猪名ブーとかまた出てきてうれしい。
あと、兄弟ものの「タカシ」が…ヤバいだろう!(笑。なんか前のコミクスでもこれ系のキャラいたよねえ。よしながふみ「本当に、やさしい」と比較しても、どう見てもヤバく思える…んだけれど、個人的には嫌いではない…って言ってしまっていいのかなあ…。キャラづけの必要性をかたるには、BENNY’Sの作風があまりにエンタメに徹しているのでツラいものがあるというか、擁護しづらい。
あとこの人の絵は鼻の下が長いと思う。別にいいんだけどね。
つぶれかけた居酒屋でいろいろしてた。
それはいいが…なんか…ド素人の漫画みたいだ…。
主人公の店長は奮闘が空回りしてるだけで、社長の息子はなんで店長にほれたのかとかなんでモテてるのかとか性格とか全般的によくわからないし、料亭の息子とその目付け役も浅すぎだし。社長は悪すぎ。お店はよくあれでまわってるなとか思うし。群像劇したかったんだね、というのはわかるが筆力足りなさすぎ。
ある程度のキャリアがあって、独特の個性もあって、っていう漫画家のはずなのだが、どうも最近どうしてしまったんだろう。
絵がちょっと変わってきたというか普通の漫画みたいに(笑)なってきたような気もするけど、なんか絵も話も、悪い意味で売れ線BLを意識してしまっているような印象。
この作家のコミクスは初めて購入したような気がする。
表題作はヴァンプ×バイオリニスト。その後日談みたようなのと、あと他には歴史ものとかの短編集。
絵がキレイでよろしいのだが、どうもお話があまりにさらっと流れてしまい、深まらない印象。キャラクタの掘り下げとかも不満。全体的にそんなかんじで、正直あまり印象に残らなかった。
設定やキレイな絵は好みなので、惜しいなあという感じ、なのは、個人的にはえすとえむとかにも通じることなんですが。
いやなんだかやっぱり意外とかなりというかとても(笑、面白かった。
「セックスピストルズ」は、というか寿たらこは面白い設定や展開の作品がいっぱいあるのに、連載となると最後がいつもグダグダで、それはどうも飽きか照れのせいなんではないかと思っている。
オチまでグダらずに描けば、ほんとうに傑作をいっぱいかける人なんではないかと思うので、勿体無い気もする。『コンクリートガーデン』の「コンクリートガーデン」そして「クロックダウン」なんて、本当に素晴らしいBL作品(前者は微妙にBLではないけれど)であり且つSF作品なのだ。絶版だけど。
しかし中でも特に「ピストルズ」は、なんだかんだいいつつ結構純愛オチ(当社比)だからなのか最後がたいがいグダグダな気がするのです。最近絵がずっと荒れ気味(ご病気といううわさもあったような気もするけど)だし。でもわたしはたぶんどこまでもこの作家についていくので、仕方がない、と諦めムードでもあります。
が、今回の翼主×翼手編は、まとめて読んだらすごくよかった。本誌で見てたときはラストがやっぱり不満だったんだけど、コミクスで読んだらこのラストも結構いいじゃん、と思った。
今回、ラストがばっちり一夫多妻制(妻は男ばかりですが)なので、初読の時には、これはBL的にはどうなんだろう…って思ってしまったのですな。シークものBLとしては珍しいことに、アラブ設定をきっちり活かしている、とも言えるんだけど(笑。あと、いろんな細部を連載では読み取れてなかった。
で、まとめて読み直したら、結構セスがいっぱいいっぱいで本気なんだな~と感じられたし、若葉もダメダメだった過去から一足飛びにセスとラブラブ幸せ、になるんではなくって、少しずつ自分自身も成長して幸せになっていく、というような展開がしっかり読み取れて、これはこれでアリというか、いいラストだなあ、と思った。その中で若葉のお父さんの話とかもしっかり活きてたし、よかった。
というか正直、翼翼編はピストルズの中でもかなり好きなエピになった。
まあラストまでしっかり書ききってくれた(当社比)のもよかったけど、BL読者には絶対拒絶されるであろう一夫多妻をはっきり書いちゃえる(それを書くのがよいことかわるいことかは別にして)のは、そしてそれがなんとなく受け入れちゃえる(受け入れられない人もいるかもですが)のは、斑類というとっぴなSF設定の功名である気がする。セスがシークというだけではなくて、重種である上にレッドスピーシーズなんじゃあしょうがないか、って。そういうこともあって、この作家はやっぱりSF的な要素が面白いなあとわたしとしては思う。
しかしとはいえ、なんだか物足りなーいのも本音なので、セス若葉後日談とか読みたかったなあ。ラブラブなお話を!あとサラと若葉がうちとけちゃうご都合な話とかも(この作者はそういうのは書かなさそうだけど。
他には、ノリりんたちの話からセス若葉の話への繋げ方とかもよかった。冒頭の「これはオレの子だ!」「最初から期待していない」というわけのわからない対話の意味が、最後に判るんですな。いいなあこういうの。
ただクニマサとノリりんはなんかもう作者が飽きているのか、ネタ的にも絵的にも枯れ気味になってきてしまった気がして残念。
ところでヨネクニはまだ委員長のこと好きって伝えてなかったのか。ビックリだ(笑。王将がんばれ。この三人の話まる一話くらい読みたいなあ。いいんちょは「金髪碧眼重種の美形」がすきなのか、と言われたらそういえばそうかも、という気も…(笑
翼翼編にもどると、ナガモチって若葉のこと好きだったのかなんなのか。不思議なキャラだった。あの電波兄貴系キャラ(笑)が好きなので、再登場してほしいけれど、ナガモチ主役の話は読みたくないかも。彼はヘテロのままでいて欲しい気もする。
あと連載の時からよくわからなかったのだが、なぜサラがアンドロジーナスにならなければならなかったのか。一族に女性はいないの?
やはり絵は今回も荒れているのだけれど、翼主や翼手という普段にない設定の魂源な人たちだったので、絵的に面白くてよかった。セスの片翼が畸形だとかいう設定もいいし、セスが飛んでいるシーンとかおもしろい。
しかし若葉のアゴヒゲは何故なんだろう!カワイクない!カワイクなくしたかったんだろうなあ。
表紙はヒデクニ。はじめて表紙が、いい人、だっ。
ご存知のように(?)毎月10日はリブレの新刊と海王社の新刊が出る日なので、たいがい何かは購入するのですが、たまにどれもこれも食指が動かない月もあって、そんな月はなんだか幸先が悪いような気分になってしまいます。
まあ、何冊も買ってどれもこれも始球式(数字板参照:あまりのダメさに購入後すぐに古書店に売却すること)だった場合、もっと幸先が悪いですけどね。
忘れもしない、ファインダーのケージ発売の月なんて(略。
あ、ちなみにセックスピストルズの5巻がどこにも見当たりません。また売り切れか。都内で捜してきます。
鹿乃しうこはコミクスを買うのはもしかして初めてだろうか。
しかしいまだに鹿乃しうこのBL界での位置づけがよくわからない…人気作家なのか、超人気作家なのか、ライトユーザに人気なのか、コア層に人気なのか…。
そして、いまだにこの絵がうまいのかうまくないのかよくわからない。結構デッサンがアブナイ…隣り合っている二人の顔の大きさが違ったりも…しかし萌え絵というか漫画絵的には一般受けする絵なのかも、って気もする。
しかしとりあえずわたしはこのドカタの受けのビジュアルが好きでねえ。困ったようなネコ目って最高です(しかしよく考えてみると現実にそんなビジュアルの人間男でも女でも見たことがないような気も
建築士×ドカタ。
例のホスト×ドカタシリーズの脇CP編ということらしいのだが、本編はなんだかややこしそうで(とかいうとあたしものすごいバカみたいですが実際そうなのかもしれない)読んでない。
攻めがダメダメでアホでよろしい。
今更ですがダメというのはヘタレでダメ人間のことなんだけど、いわゆるヘタレ攻めのことではなくって、アグレッシブなヘタレというか。傲慢とか浮気性とか受けに迷惑が掛かる系のヘタレなんですな。こうして書いてみるとなんてイヤな人間なんだろう。実際に居たら絶対かかわりたくないね。
建築士はとりあえず汚部屋、いい男好き、子ども嫌い、自分勝手、とダメ攻めのポインツをいろいろ抑えているんだけど、でもなんか一貫性がないというか、毎回違う感じ。
でも受けがカワイイからいいんです(笑。ビジュアルもかわいいし、ダメ男にすぐひっかかっちゃうダメ受けで、腕力は強いし。
だから攻めは、よくわからなくてもとりあえずダメならいいやって感じ(笑、自分で書いててなんだそれ。
板前×マネジャー?
支店からきた板さんに口説かれる日々。
ていうか板前は長髪でもへらへらでも別にいいけど、タバコはだめだろう…。
ていうかわんこ攻めはやっぱダメだこの作家。
あとマネジャーは丁寧語メガネなのに希に素が出るとぞんざいな言葉遣いで、しかもその態度がなんかちまちましているのですごくダメ。
この作家は結構好印象だった気がしたのだが、傲慢ノンケがあたしのツボすぎただけだったか。
タイトルがなんだか「オアシス!」セッコ。
ところでおお振りの感想は絵を描く暇がないので、早くても明日になります。
ファーストコミックスでしょうか。
誰かと思ったらあの絵師さんか。
天使のような容貌のお子様とか主治医とか執事とかメイドさんたちとかナニーとか。えせヴィクトリアンだそうですが、お話も考証も雰囲気もゆるゆるで雰囲気が楽しめればそれなりに面白い。あたしはみんな同じ顔のメイドさんたちがいっぱいいてかわいくて楽しかった(笑
坊ちゃまのキャラとかはたんにワガママでお子様なので特に目新しい見所はなし。主治医もなんか性格づけがあいまいというか、シリーズを続けるにあたっていろんなブレが出てきてる感じでどんな人なんだか結局よくわからんかった。
萌とかはあんまりありません。
絵がわたしのあまり好きではないゆるゆる系で、かなり時間を掛けて書いているようなので顔もしょっちゅう変わっちゃうんだけれど、割合印象はわるくなかった。
しかし何より、発行年月日が来年一月になってて、いつもながらちょっとサバよみすぎ徳間書店。
ハテナボーイズの花音移籍&挑発購入以来、非常に萎えてもう東城麻美は新刊では買うまい、と思っていたんだけれど。
これは結構よかった。
しかし、冒頭のあたりは結構古い漫画みたいなので、面白く感じたのもそのせいかも。前の絵の方が好きだし。最初のほうは特に、以前の東城麻美らしい設定(闇をかかえた少年&熱血イイ奴少年というベタコンビ)だなあって感じだったし。
しかしドSな受けの兄とか、その同僚の麻酔医とかがどう動くのかで、結構面白くなりそう。本誌ではどうなっているんだろう。麻酔医が攻めの少年にちょっかい出す展開がいいな。でも攻めは犯人じゃないといいな。
というか、外科医と麻酔医っていつからはやってるんですかね。こいでみえこと春原いずみの漫画でもあったよね。
やくもさんはなんでiPODいっぱいもってるんだろう。
そんな風に考えていた時期が俺にもありました(すみません。
iPODshuffle買おうかなあ。
また買ってしまった。
しかもまた後悔。
表題作の漫研でBL漫画を書く話とか、設定は秀逸なんだよなあ。
漫研らしく(?)メガネ×メガネだし。
なのになんでこんなにつまんないかなあ。
ギャグのつきぬけが全然足りないとか、ありきたりな展開を王道にまでもってけてないとか、小奇麗だけど特に特徴のない絵とか、なんかいろいろ実は薄味なのかなあ。
オタク青年と造型師ものとかも、ぜんぜんつっこみも描写もたりない。
メガネはうまいんだが。
しかし学園祭のコスプレカフェは、ああ攻めが女装だと思った。
あと顔が凶悪なわんこ攻めは結構面白かった。
そういう目の付け所は結構いい(というかわたしのツボに近い)と思うんだけど、どうにも何を書いても薄味な気がしてもったいないなあと思う。もう新刊では買わない。
メガネはうまいんだが。
いろいろ考えたんですが、一日一エントリーという規制(が実はあったんですよ)はしばらく撤廃します。なるべくリアルタイムで読んだものを更新するようにしたいです。課長は昨日読んだお。
コイモモの小説でクロイツェルを使ったので、借りに行こうと思ってたら、今ラジオで丁度流れてる。ワーイ。
最後の最後まで、表紙からしてもうおかしい。
しかしなんだかなあ、正直あんまり心に残らない作品だったなあ。ギャグだからじゃなくってね。そこそこ楽しく読んだし、結局コミックス全部新刊で買っちゃったけど。わたしにとってはわりとどうでもいい漫画だったなあという感じ。
なんかね、キャラの一貫性のなさとか、キャラが微妙に活かしきれてないというか、いろんなキャラが出てくるのに微妙に読みたい話からはずれてるとか。そんな感じ。具体的にどこがどうとはめんどくさくて書かないけど。
シリアスものや他のシリーズも読んで思ったことだけど、この作家は一見わりと筋しっかりつくってるように見えつつ、どうもヤマの盛り上げ方や展開の仕方がうまくない気がする。
課長も、課長原田は最後にヤマがあったけど、なんか盛り上がり不足な気がしたし、ママと要先生やママ兄とかの話もなんとなく消化不良。
そんなわけで、ちょっと不満だけどでもまあいいか、って思ったので、どうでもよかった作品なのかもしんないなあと思った。
こっぱずかしくて笑えて、犬スタイル二巻。
なんかライトな愛にあふれてて、どんどんいい作品になってきたなあ。
だからマヨイガもライトな愛にあふれるのさ(なんか「スウェディッシュポップ」ぽくない?笑、サバト、じゃなかったフェスに向かうクラウザーさんを見たよ。
最近本誌なんかでミキティのテル萌え路線にのっとって楽しんでたので、柏兄とキスしてるミキティに一瞬浮気もの!とか思いました。そいえばそんなこともあったんでしたね。随分以前のことだから忘れてた。あのころはまだビブロスだったんだなあ。
それにつけても、柏兄とのキス後のテルへの移行の早さに改めてびっくりしたわけで。
でもむしろリアルというか、それもいい。あっという間に小犬になごまされるというのは、むしろいいかもしれんと思った。小犬ナデナデしてなごんで、なんか変なカレーみたいの(あれ結局なんなんだ?)食べて、Tシャツ借りて、勝手に「飼い主」登録して、うざい電話して(笑、打ち明け話にへこんで。その間もう柏兄のこと忘れてたんだろうミキティ。犬スタイルはミキティが柏兄を忘れるにも、テルにのめり込むにも、テルがミキティにのめり込むにも、くどくどしいきっかけや告白は要らなくって、アホなやりとりたくさんして、たまにちょっと恥ずかしい決めゼリフ言って、無駄にラブラブしてたらいいよ!
絵は随分慣れてきたというか、やはり犬スタイルは最初からこの絵で読んでるし、違和感ない。と思うんだが、どうも最後の犬は漢字知らない話のあたりとか、昔の絵っぽい気もする。あんな感じの絵で定着してくれるといい…というかあんな感じのもうちょっと硬い絵でリカを…。
思うんだがテルの身長が小犬な時とフツウな時があって、テルも巨人な時とフツウな時があって、どうも身長差がうまく絵に活かされてないというか、はっきり言ってパースとかへんに見えてしまってなあ。テルを先にフツウな大きさで書いちゃうと、ミキティが大きくなりすぎちゃったりするのかなあ。この二人の身長差はこの話のミソなのに、いっしょに居るコマのデッサンがおかしくなっちゃっててもったいないのだ。基本的にはデッサンがダメな人ではないと思うんだが…。
それにしてもミキティの乙女顔が非常にキモくて好きだ。
あ、人妻はアレがキモいけど昔の絵っぽいと思った。恋が僕らをとかリカとかの頃の女性絵によく似てる。
口絵のカラーインク?これ雑誌で見のがしてたかなあ。CGよりインクの方がやっぱり好きだなあ。
なんだかんだ書きつつ、正直やはり以前の絵のほうが好きみたい…。
そしてわたし的に本仁戻は、BL漫画の中では数少ない「言葉でおぉっと思わせてくれる作家」なのだが、犬スタイルではそれがほぼイコール決めゼリフで、そしてかなり故意犯的に(おそらく)こっぱずかしいものになってるので、犬スタイルは本仁のカコイイ言葉づかいにしびれつつ、恥ずかしさに悶えるという一石二鳥(笑)なんですな。「○○どころの(@デスレコード社長)」セリフやモノローグまんさい。
二巻だと本誌の時からみょうに心の琴線にふれまくった「俺は今日楽しかったよ」のとことか(あれすごい好きなんだよね。
あと、アレの代替語はこれまでにもいろんな作家によって非常に沢山発明されましたが、「カッコイイの」は恥ずかしくもまじめに随分カッコイイと思います(←の指示内容が気になる方は、は本編を読んでね。
野球部の先輩後輩CP未満…というかずっと冬だからオフシーズンなのね…。
ボールみがいたりたまに打ったり走ったり。
野球漫画にしては斬新な時間設定かもしんないけど、BLとしてはなるほど活かせる時期ですな。と、変なとこで感心した(笑。
受け(暫定)の後輩が眉毛げじげじの坊主のすごいかわいくない絵ヅラで、それにモエモエする先輩がよかった。ふんいきもよい。
しかししっかりくっついて終わってないので、ちょっと消化不良というか、いや別にどうこうして欲しいとかではなくて(笑、二人とも結局それって恋愛感情なのかどうかよくわからないままというか。
京山あつきの絵は最近妙に足が細いのが少しなんだかなあという感じ。
脚本家×プロデューサーで勘違いで別れて再会したり別れたりみたいな。
ふつうに面白かったのと、長めの作品だったのと、なんか結構顔が順調に年とっていくのがポインツか。神楽坂はん子の中ではかなり好印象で、作者ファン以外にもふつうに楽しめそうな内容とふんいき。絵もふつうに神楽坂はん子。
なんか、どこが面白かったのかよくわからん書き方ですな…。
ふつうにそこそこ良く出来たBLという印象。
表紙の紙が特殊紙で面白い。サムネイルで見ると同人誌みたいだけど。
あと、あの人が男だというのは最後までわからなかった…。
B級グルメはなんとなく今市子作品の中ではイレギュラーというか、単発の短編でコミックス一冊でおわりなのかと思っていたので、二冊目が出るほど話が広げられるのか、ただのだらだら漫画におちいりはしないかとか不安だったのですが、
いやこれが面白かったんですよ奥さん。
「もーいや!カレーパンの話ばっかりなのよ!
「あいつらには大事な事なのよ 多分…
鬼塚も吉野もダメダメで、学生のような恋愛が二巻でもゼンゼン続いている。というかかなりこの二人はダメ度が高くて、鬼塚は過保護で人の話を聞いてないわ、吉野は鬼塚に何も言えないわビビリだわ、そんな二人だからコミュニケーション不全だわ、それでも相思相愛なのだから面白いのだ。
周囲の人々も面白い。カオリさんと吉野じゃダメな理由は笑った。合コン女の話とかはなんて自己中でひどい女性だ、とムカムカしたのだがオチがよかった。高瀬の結婚相手の女性もムチャクチャで可笑しい。鬼塚の兄弟や、最悪の人類な吉野姉、更には後景としてだけど吉野の親類なんかも出てきて、人間の関係性を面白く描いてくれててすごく今市子らしい作品になっている。ので、一巻がイマイチだった今市子ファンにもオススメですよ(正直わたしは一巻はそんなにスゴイとは思わなかったので。
基本的には義理の兄弟もの。
この作者は人数の多い話が多いような気がするんだが、書き分けが全くといっていいほど出来てないのでいたいがい厳しい。ただ今回は、メガネとかヒゲのおっさんもいるので、見分けられる確率が上がっている(笑。弟と成が見分けづらいくらい。成が髪が長いとかって言ったって、時々弟とおんなじくらいじゃないか…。
話の内容はまあ特に思うことはなし。
しかし「追憶」の前後編は珍しく(失礼)面白かった。少し背の低い、美少年系の梁が攻めだとゆうのもよかった。生まれつきの銀髪のせいで周囲から距離置かれているくらちの梁を受け入れていくありようも面白かったし、梁のせいで泣いたり梁にお礼言ったりという後編のあれこれがすごく印象的でよかった。梁の絵ヅラもこの作家にはめずらしいふんいきでよかった…のに、惜しむらくはその梁の絵が気を抜くと(たぶん)すぐにありふれた顔になってしまうこと。やっぱり、書き分けにもう少しくらい神経つかってほしいです。
うぐいす。早乙女鶯もいいね!ちょっと脇道に逸れすぎなきらいもあるが。この人らはもともと誰とでもからむって設定だけど、それは果たしてうまく消化できてる設定なのか、設定しておくのはいいけど本編に出張る必要はあるのか…なんて言いつつ、あたしは鶯大虎が見たい。大虎鶯でもいい…!虎!虎をもっと!(笑
早乙女…なんか本誌で読んだ時とは印象が違った。
猫パパ男爵はちょっとまだよくわからない人だ。また描かれることはあるのかなあ。早乙女はよく考えたらこの漫画では珍しくダントツ一番の恋人を持っている人なのですな。故人だけれど(だからこそ誰とでもからむことが出来るのだろうか、悪い意味ではなく。
ところでテクストの推敲というのはそれ自体ひどくエロティックな行為だ。もっとも気持ちの良い言葉を捜して、可能な限りテクストの快楽のK点を上げていくという…それってマスターベーションな気もするけど(笑
うん、猫パパを失った早乙女には、必要な行為なのだろう。
水蓮鏡。久々に青猫は探偵ものなんだってことを思い出させてくれましたね。「神々しいほどキュート」って、なんかアンビバレントで笑える。そして「燃え尽きるほどヒート」に似ている。
蜂王子くんの早乙女萌えは面白いんだけど、途中から猫さんが妬かなくなってしまうのがもったいない(笑。早乙女と蜂のカラミは是非また見たいなあ。あとオチがよくわからないというか、ポイズンチェリーみたいなノリだ…青猫でやっちゃっていいのか?(笑
なんか風邪っぽい。
最近マヨイガのBL濃度が下がっているので、ほこらしいきもちでした。
(ちっとも誇れることではない上に、BL読みを卑下する必要もべつにないはずなんですけどね。
でも今日はまたBLです。そして明日は青猫が出るお。
表紙、このアオリはどうかと…アフィ、下のほうに張ろうっと。
表紙が桜城やや。やはり桜城ややはなぜかわたしの心を惹きつけるなあ、不本意にも。不本意なんだよなあ。な、何よ桜城ややなんて…デッサンおかしいじゃない!べ、べつに表紙が桜城ややだからゴールドを買ったわけじゃないんだから!ま、毎号買ってるんだからね(それもどうかと。…ふ、ふん!結構萌えるじゃない!
…と言いたいところだけど、しかし本編あんまり面白くなかった。まあ連載ものの最終回をいきなり読まされているらしい(ビブロス倒産のあおり?)ので仕方ない。
などとツンデレてる場合ではない。
今回は何よりも犬!犬スタイル!ミキティ!!逃げる小犬!
そして落ち込んでもまたテルを追いかけるミキティの意外なガッツにやられましたわ。追いかけるっていうか「我慢できたのは一週間だけでした」なのかー。離れてたのはテルのためかー。
しかし今後どういった展開になるのか。犬はびみょうに落窪なので(かわいそうなテル、かわいそうなミキティ)柏兄弟とそのカノジョをまた活かして欲しいなあ。
なんかミキティのテル萌えって急激な変化だったような気もしたんだけど、でもよく考えたら最初から視点人物はミキティだし、コミクスでまとめてよむともっとニュアンスの流れが把握できて面白いだろうな。コミクス二巻が出るそうなので楽しみ。
ネイキッドトゥルース。まじ期待通りの展開(笑…ながらも、やっぱ二人とも(たぶん)本命(?)は麻見かよ…とガックリもきたり。いや、当たり前ですよね、本命麻見なのは…(笑
まあ最終的には秋仁は麻見にとられる(というか返却する)としてもだ、フェイロンと秋仁の交流はもうちょっと掘り下げてくれるといいなあ。
あのロシア人にひっかきまわされて秋仁が危ない目にあって、秋仁のためにフェイと麻見が一致団結、とかはベタすぎるがありえそうだし見てみたい気もする。
みなみ遥は受けの頭がわるい上にテキトーすぎる…こんな社会人いやだ。まっとうな社会人、ではないキャラを描いて欲しいなあ。
大人の大和名瀬はなんだか昼ドラになってきてしまった。
ホームラン拳は短すぎてどうもこうも。
しおべりはやはりスイーツが活きてないような。
千歳はやはり絵がどうもダメだ。話も常に趣味に合わないし。
円陣さんは面白い展開。原作が面白いのか。
にったゆうかはなんかこういう回読むとこの作家が売れるのも判るようなきがしてきた。
四谷シモーヌは決して似顔絵がヘタではないのにやおいとなるとゼンゼン似てないのがどうも…って、この永田町漫画は連載だったのか。あとわたしは民主小沢は801的にはちょっと…
もしかしたら、アゥイエ!って、何だ?と思っている方がいらっしゃるかもしれませんが、AhYeah!のことです。…多分な!
警視庁内、おじと甥。
…と言っても、甥×おじだけどね!
…少しエグかった。
前から思っていたんだが、ふさ十次のおじさん絵ってちょっとキラキラしててキモい。社長受けのとかはそれでも面白かったけど、今回はちょっとなあ、という感じ。攻めがかわいいからかなあ。その甥を狙ってた先輩がなんか不幸で面白いキャラだった。その上司とかもね。
神様の腕の中がヤバイ!ヤバイです!キてます!…三巻買っておくべきだった!(涙
魔王の三巻!
やっと出た…!
前からうすうす思ってたけど、あたしがBLでメインカプに萌えないのってこの漫画くらいじゃなかろうか。
あたしBLって大抵主人公CP萌えとか主人公CP贔屓で読んでるんですよ(この場合問題になるのは、アテウマがいるのに、ってこと。
セックスピストルズなら国政のりりん、犬ならテルミキ、彩おとこなら少佐長男に黒鬼次男、とか。
あーまあファインダーとか…例外もありますが(笑、あれも基本的にフェイ秋仁もイイけど麻見秋仁も勿論好きで、って感じじゃないですか(誰に同意を求めてるんだ。
だがしかし!魔王は紅月が好きだ…黒羽はどうでもいい!(笑、というかむしろ紅月のジャマだ!瞳夜の黒羽びいきもヒドいよ!…なんて、思う(笑
脇キャラに萌えるのはアリとしても、メインCPに全然萌えないってのが、なんかむしろ新鮮というか。
もともと掲載誌はZEROだったし、BLの定型ではないのかもしれない(BLの定型って何だ、ってことになりますが。
ところでこれ、ゴールドで連載になるの?ワーイ!またゴールドでの楽しみが増える!
ふやけてます…。
人が増えてきたけど、相変わらずの感じです。だらだらだら、だけど、続きが気になる。しかしあとどれくらい続くのかな…。いや、面白いですよ、ちゃんと。
椿×紬、にはならなそだね…椿は東悟かなあ。紬は…どっちだろうか。どっちでもないのか(笑。
最初のリーマンものは、軽い遊び人系×真面目くん、かと思ったらさにあらず。むしろ年下モテ男のメロメロ系で、だけど妙に先が見えないしんどさもあって、面白かった。メガネ受け(表紙↑の美人のこと)が守村さんのようでよかった。メガネをとると幼くなってしまって残念というか。
次の喫茶店で出会うリーマン話は、前編と後編がなんか全然違う世界というか…前編の、つぶれそうな喫茶店で見知らぬ男と毎日顔をあわせるという妙な雰囲気と非日常性が面白かったので、後編は違和感があった。
覗き部屋の話はちょっと舌足らずというか、物足りない気もした。これは攻めがメガネ。
やはりメガネでお願いします。
雨のせいで明日は出勤です(涙。
なんだ終わってしまったのか。と思ったら、続編がある…の?
相変わらず引くギリギリで面白かった…ような気がする。
やはり漫画家漫画は好きです。
華鏡院薫子は相変わらずだった。80年代軟派系ちょっとキモいイケメン、というか。最近こういうの嫌いではない。勿論漫画の中だけでの話だけど。しかしなんか無精ひげヅラとかが妙にダサいというか不細工で、狙った変顔なのかもしれないけどなんか似つかわしくない。この作家あんまり絵がうまくないのかもなあ。
あと場面転換とか展開が唐突なとこが多くて、普段だったらそんなに気にしないかもってレベルなんだけど、でもイストワール内で漫画の書き方についてさんざん講釈をたれているので、なんか違和感。
どうでもいいけど、抱きつきシーンの擬音が「だっこ」…これはスゴイ。
…すごい!
無茶苦茶!
まず表紙がおかしい。メガネ神主が銃持ってスーツの受け受けしい青年をかかえてる。って何なの一体。
そして裏表紙を見ると更に、作者はマジでイカレてるのか?と思わざるを得ない。曰く、
「平和なリゾート地、ベルナー公国の王室警護隊に所属するフリッツは幼い頃の記憶がない。そして彼の保護者であり、上司でもある隊長・吉祥 ――彼の姿を見る度に、フリッツは毎夜高ぶる熱を抑えられないでいた。ある日、突如として現れた異形の者達に公国の王子は陵辱され、人々は犯されながらも快楽を貪り耽り、城内は淫猥な舞踏会へと一変する──!」
……何を言ってるのか全然わかりません先生!
そして、わたしは今これでも賞賛してるつもりなんです!(本気!
こんな無茶苦茶な漫画、そうはないよ!
神主隊長いいよ。わたしはめちゃめちゃ制服萌えですが、中でも衣冠束帯は五指に入るのですよ。
フリッツはダメダメだよ。ヒロインだよ。きっとアレなんだよってバレバレだよ。
堕天した魔物たちもいいよ。ルシファーはなんで胸がデカいんだ。フリッツご購入の魔神もカッコいいよ。
総攻めの気配ムンムンな松の木の神もいいよ!
あ、えっと、ファンタジーとしてもちゃんと面白いですよ。…多分。わりとテンプレですが。魔物たちが探してるのはきっとアレなんだろーなーとか。天国に帰れなくなってしまうから魔物たちは人間を殺せないとか。なぜか大乱交パーティーとか(それはテンプレなのか???
とりえあえず、無茶苦茶なお話が好きな人には、オススメです。
ちまたで話題の彦龍ブログが面白い。これとか、
彦龍の憲彦さん:やりたい仕事が見つからない - livedoor Blog(ブログ)
ちょっとウェザーリポートっぽくてワロス。
航空関係の高校(よくわからない)の同室同士が離れ離れになって、職場で再会。
攻めがなんで先輩と付き合ってたのか、受けを好きになったのか、とかよくわからない。
受けもノンケなのになんで攻めにだけ惹かれたのかよくわかんない。
なんかその辺りの感情の動きを妄想補完しないとなんない感じで、いまいち感情移入できなかった。
設定や展開は面白いし、節操のない先輩や、それにずっと片思いな吉田とかの傍役もいい感じなので、なんかもったいないなあ…。主人公二人が薄い、ってのはなんでなんだろう…。
梓、と名乗る人からメールがきました。
花井梓かよ!!!
「夫のパソコンからメールしてます。
いつ気づかれるか不安で…
…夫って誰だ!!?
作家×編集者ものは、書き下ろしが続編になってるんだけど、書き下ろしよりもこっちの古い方が作家がエキセントリックで面白かった。語シスコのこういうエキセントリックで変態でもう犯罪スレスレな変質者っぽい攻めはすごくいいと思う(こんなん全部褒め言葉ですよ!
ふつーのコンビニ店員×同僚の年上天然ボケ、彼氏がつくった借金のために覗きサイトに出てる受け。は、普通に面白かった。やや薄味か。
剃毛好き理容師×客は…特に悪くないんだけど、なんかオチが…キタナイ…物理的に…。
いい人そうな攻め×部屋がキタナイ受け、は…内容はともかく、もう本当にうんざりしてしまった…。汚部屋受けが全然成長しないままに終わってしまい、いい人っぽい攻めが一生苦労しそうで…これは本当に物理的にキタナイよ!(涙
高校時代のカップルが再会するハートに火をつけて・甘いためいきは、なんだかいまいち。二人のダメっぷりは遊園地は年中無休のマコトとマサルを髣髴とさせるので、あの二人の再会やり直し、と思えばあたたかい目で見られないこともない(いやマコトとターボもいいんだけどね。お兄ちゃんもせつないのよ、ちょっとマコトと歯車がずれちゃっただけって感じで。なので、パラレルストーリーを期待してしまうのだ)…が、なんか二人とも性格がウザいというか…。大人になってしまった、という設定を残しつつ、でもカタルシスがほしかった感じ。
ロンゲストバケーションはいいぞ!恋人いない歴=年齢の無自覚攻め×彼氏に捨てられた受け、攻めの暢気で無神経なまでに鈍感なとこがよいです。この後のお話もかいてほしいなあ。
おとなこどもと読み終わっての感想をひとこと言わせていただくならば、
語シスコの新作が読みたい。出来れば面白い作品がいい。
最近アマゾンアフィではオビまで画像に入ってしまうので、なんだか不満です。おもろいオビのときはうれしいけど…。
そんな時ー!ビーケーワンー!(CV:ドラえもん)
先月の新刊だったのか。
なんでも出来る美形兄と、兄に全然似てない凡人引っ込み思案弟、のところへ遊び人風の男が現れ…という、まあテンプレって言えばテンプレ設定・展開なんだけど、兄が弟への独占欲で弟を抑圧してるところとか、あまりに『Breath』とかぶりすぎ…。
でもまあ好物設定なので、結構楽しみに読みすすめました。途中まで。
弟が髪型を変えたあたりから急に性格が変わってしまって、超違和感。弟が逃げ出す展開も、その展開自体は悪くないものの、その後がなあ…。ページの都合なのか、あまりにあっさりとしたハピーエンドで…なんというか、弟の一貫性のなさとか微妙な成長してなさとか含めて、どうもカタルシスがないままに終わってしまう感じ。
あれだよねー。こういうテンプレ設定って、要するにシンデレラもの、落窪ものみたいなものなんだから、きっちりとしたカタルシスがほしいわけなんですよ。
新奇な物語なんてねー!
スカッとするからテンプレ設定してるだけなんだよこのボケー!
聖書にもあるぜ、右のページで似てない兄弟出したら、左のページで兄に弟萌えさせろってな!
「銀河鉄道の夜」が実写映画化されることになりジョバンニを演じるのは若手女優の谷村美月(16)
( ゚д゚)
いや…ちょっと、その、なんて言ったらいいのか。
とりあえず、カワイイ方ですね。
…でもさあ、どうせなら神木ジョバンニ&カムパネルラは柳楽くんとか、とか!そんなん今しか撮れないのに!!!(涙
あーWaTでもいい(略
大変!
マヨイガがブログ化して以来はじめての語シスコのコミックスなんです、よー!
…なんですが、
あんまし期待はしてなかったけど、やっぱ未収録短編は所詮未収録短編だったよ…。
いまいち突き抜けた作品がない。語シスコのコミックスといえば、そこそこ面白いのがいくつか、イマイチなのもちょっと入って(なければないでいいけど)、ずっしり未読できるのがひとつふたつ、って構成が黄金率って感じなのに。
ってか、要するにずっしり重みのある面白い未収録作品なんて、もう残ってないんではないかと。とりわけわたしの中ではエポック系という分類にしてる作品群があるんだけど(笑、そゆのがないと、どうも淋しい。
エポック系とわたしがいうのは、ニブちんのマコ×無茶苦茶な凛の高校時代から十年そこそこをたったあれだけのページ数で怒涛のように描き込んでくれてる「マイ ビューティフルライフ」とか、キレてるイケメンエリート藤堂×凡人安藤のこれまた中学卒業~商社~脱サラまで描いてしまう「Rainbow man」とかのことで、あれはもうとにかくスゴイ…スゴかったよなあ。よくもまァあのページ数であれだけの年月の積み重ねをつめ込んで、面白くって感動できる短編を描けちゃうなあって思ってたし、今読んでもスゲーって思う。
ああいうのをまた読みたいのだけれどなあ…。
あと、重い、ってもアンハッピーエンドはダメなんですよ。語シスコのアンハッピーエンドってとりわけニガテで。「Empty Heart」とか!すごくニガテ!
で、今回も「子供の時間」ってゆうアンハッピーエンドものがありまして。一気に欝ですよ。
まあでも、勿論面白かったものもいくつかありましたよ。
地域語攻めもの(?)の「復讐するはラブにあり」は内容はともかく攻めがよろしかった。ゴリゴリのマッチョ坊主自衛官のパパが退官して後妻でなく後夫(?)をつれてきて、更にはどんどん女性的になっていく「世界で一番パパが好き」とか、手芸大好き乙女系攻め「ラ・ラ・ラ・ラブソーイング」とかは、普通に面白かった。書き下ろしの作家×編集者っぽいのも面白かった…けど、これは後編なんですな。他社編集攻めに一瞬期待したけど…あはは。
そんな感じで、期待しちゃいけないと思いつつ、久々の語節に期待しちゃってました、という感じでした。おとなの時間の方は未読なのでまたいずれ。
なんだかインターネットに接続するときのもろもろのアプリの調子が悪いのです。つながったりつながらなかったり。ブラウザかえてもアンチウイルスソフトを切ってもダメみたい。一度つながったサーバには軽々つながるような感じもある。うーん、原因がわからないのでどうにもこうにもです。メールやご連絡を見逃してしまっていましたらすみません…
『暁』感想その3は明日か明後日に!
ということで、ケガで引退した元Jリーガー×幼馴染のイギリスから帰ってきた研究者。
研究室の不祥事で帰国した受けがほぼニート。で、すごく穏やかなというか、なんもない時間がながれていくというか。季節や周囲の流れの中で二人ともそわそわうろうろ、なんだがほとんどそのそわそわで埋められててもどかしいというか。もどかしいとはいうものの、胸きゅん系の恋バナって感じではなくって。むしろもうどうでもいいですよ!とか投げ出したくなると言うか…うーん、やっぱちょっと薄いんですな。
あと、自分から動かない受けがちょっと感じ悪い(笑。
周囲のひとびと、商店街の人々やそれぞれの家族はなかなか面白かったけど、でも余計に主人公二人の薄さが際立っちゃったような気も。
麻々原絵里依、やはりちょっと漫画はイマイチだなー。しかしわたしはこの絵がやはり好きらしい。つい読み返してしまった。
また原作ものを描いて欲しいなあ。
とおりすがりのジュースバーにて。
お母さん「ミックスジュースください」
こども「バナナがいいのにー!バナナだけがいいのにー!バナナだけがいいのにー!(大絶叫)」
バナナジュースくらい飲ませてあげなよと思った、昼下がり。
なんだか今月はもりもりと全部読んでしまった。
ネイキッドトゥルース…!!!わーわーわー!!!フェイさま!!!なんか香港編ですごくフェイロンが好きになってきたよ!
しかし今回特に後半でネームが息切れ気味で、よくわからないところがあった。ページ数もちょっと少なかったし。
うーん、自分だって傷つくんです、と言ってるフェイロンは、麻見に裏切られていまだに傷ついてて、だからこそ麻見に復讐するために秋仁を攫ってきてなぶってて、でも次第に麻見が執着してた秋仁=麻見のこころのなぐさめだったのであろう秋仁、に、自分もなぐさめを見出しつつある?と思っちゃっていいの?(この解釈ってわたしの願望?。そんで、今回タオを庇おうとしてあぶない目にあってる秋仁に更に心が動いちゃってんの?わーおいしい展開!(笑
あと、秋仁が銃撃にショックをうけてフラフラしてる場面とかって、以前フェイロンに撃たれそうになって麻見の背中に隠れた場面にかさなってんのかな。あの時の麻見は冷たかったから、今回のフェイロンが「大丈夫ですか…?」とか言ってしまってるのにとても萌えてしまった。秋仁はフェイロンより麻見のほうがまだ人間味があるって思ってるけど、そしてフェイや麻見も言葉の上だけではその心までは図れないけれど、でもフェイロンが秋仁を心配したのは、たとえ意図がなんであろうと逆に意図がなかろうと、無意味なんかではないと思いたい。
あと、よく考えると秋仁にですます口調のフェイ様…に、萌えるッ!(笑、年上なのに敬語な攻めっていいよね!!!(笑
あー、もーこのままフェイロン秋仁で!おねがいします!(笑、まあはかない望みでしょうが…
タオが秋仁と仲良くなり始めてるのもカワイイなあ。
しかし、香港ツアーは…どうだろう。あ、でもこんどの冬に行きたいなあ、香港は。
大和名瀬は大丈夫なんだろうか。
なんか目が小さい…のはいいけど、急激に小さくなったのでバランスとかデッサンがくずれてしまってるような。やはりゴールドという媒体を意識しすぎなのでは。なんだろう、これは作家のチャレンジ精神の弊害なのか、編集サイドの要望なのか…。
犬…アレ、なんでこんな展開になったんだっけ(笑。
ミキティはちょっとキモくて(いや身長デカいし…)そしてとてもかわいい。テルはちっちゃくてあからさまに受け受けしいのに、ミキティの攻めとしてはしっくりきてて、いいなあ。次回のサブタイトルは、誰が誰を誰から、なんだろう?ミキティが、でいいのかな?(笑。
新田祐克は未だにきちんと読んだことないのだが、この表紙はなかなか流石だなあという気が。本編も読んでみたのだが弓さんというキャラがかわゆかった。が、話がよくわからない。
鹿乃さんのホストものも今までちゃんと読んでないんだけど、読んでみようかな。やはり絵が上手いと思った。
こだかさんもあまり読んでなかったんだけど、結構面白そうだった。
東野さんはそうきましたか、という感じ。
CJさんは…なんかなあ。やはりこの作品はイマイチな気が。
内田かおるはことごとく受け攻めがアレで、別にいいけど…。
よみきり、「エリュシオンの音」はちょっと物足りないけど面白かった。絵がもうちょっと洗練されるといいなあ。「嘘つきな男」はへんな同級生?がなあ…微妙な上に濃くて、主人公達の印象が薄い。「くちびるにバニラ」はいまひとつ構成があまいというか、甘味があんまり活きてない。
ショートがすごかった、気がするのは「ジェラールとジャック」が入ってたせいかな。ドラマCDって、誰が声あてるんだろう。よしながさん最近この時代もの書いてないだろうし、なんかいまいちノリきれてない気もしたけど、最後の「バカな男」とか言ってるジャックやその表情がよかった。
なんというか…。
オサレ漫画ぽいですね。
と買う前から思ってたけど、読後もそんなん。あんまりよくない意味でね。
ダンサーとアクター、画家とギャラリーオーナー、祗園さんで笛吹いた幼馴染、など、オサレBLのテンプレ(個人的主観により)てんこもりなんだが、それだけだなあという感じ。
話が全然面白くない上に、えっちもなし、細やかな感情の機微もなし、関係性の緻密な描写もなし、大きな展開もなしで、ある意味ヤオイ。ヤマ・オチ・イミのない空気漫画。これはつらい。
絵は確かにある程度は上手いのだが、行間から空気や光や匂いが感じられる、もーこの絵だけでマンゾク!と思えるほどの上手さはない。つまり、話の薄さを補えるほど上手いわけではないのね。それに、絵は上手くても漫画はあんまり上手くないと思った。漫画の技法、つまりコマのつかいかた、場面の切り方、切り替え方は絵の上手さとは別の問題である(むしろ個人的にはそゆのが上手い漫画家の方が漫画が上手い漫画家なんだと思ってる。
たとえば表題作で出てくるカルメンを踊るテオにしても、ホセとカルメンを一人二役で踊る(これって元ネタあるっけ?思い出せない…)というのは充分魅力的な設定だし、上半身裸、長い裾をひきずる衣装なんか面白いし、絵的にはかなりオッケイですごくいいと思う。んだけど、じゃあ具体的にどんな踊りなのかってのが全然伝わってこないし、テオの表情もや感情も全然わからない。止め絵はうまいけど、動きや感情が介在してない。その絵で何を伝えたいのか、意味させたいのかがわからないので、漫画絵としてはイマイチだなあと思う。
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につけても、こういうちょっとオサレBL枠は昔からある気がするんだが、、エロ漫画やテンプレ漫画とは違うのだよ!という感じがどうにも鼻につくし、大抵面白くないんだよなあ。なんだけど、どうにも批判しづらい気もするんだ。
しかし、どうせマヨイガはいつも思うがままに書き散らしているのだし、やっぱ批判しておきたい気もする。だってこういう漫画を抑えた表現の佳作漫画とか(や、なんかそーいう評価されそーだなーと思って。偏見だったらごめんなさい)言ってしまっては、アレやアレに失礼だろう…と思うんだ。しっかり面白いBL漫画は、そしていろんな意味で意義深い漫画は、まだまだいくらでもあるもの。
しかしちゃんと面白い漫画って、特にエンタメでちゃんと面白い漫画って、結局あんまりおおやけには評価されないんだよね。〈ブンガク〉(≠文学)業界ではまだしも(起源とかにいろんな問題があるからね)、漫画においてもエンタメって二の次にされちゃうんだなあって、すごく淋しい。結局そういう評価になっちゃうのって、〈ブンガク〉的な評価軸持ち込んで、オリエンタリズム発揮しちゃってる状態にしか見えない。〈ブンガク〉業界をふくむ〈外部〉がそーいうくっだらない評価(あえて言う)をしちゃうことには、ああレベル低いなあって思うだけだけど、漫画業界〈内部〉でもそういうオリエンタリズムが跋扈してるように思う。それって所詮〈ブンガク〉に徴用されてるだけなのに。意図的にせよ、そうではないにせよ、ある種のコロニアルな権力が存在しちゃってて、しかも全然それに気づけないのは情けない。
こないだのダヴィンチなんかも、だからもうちょっとしっかり批判しておきたかったんだけど、あれは漫画はあんまりメインでなかったのでやめましたが。新現実とかで出てた他のやおい論もいずれちゃんと論じなきゃなんないだろうなあ…。ちょっとめんどいけど。まあとりあえず、またそのうちどこかで考えましょう。
そんなわけで(?)Bassoオノナツメに未だ手を出せないチキンなわけですが。そのうち読むと思う。
私信:やくもさんへ。
まだネ落ち中でしょうか。お色気花井は少し待ってくださいね。…え?そんな注文入れてないですって?
なんかなあ。全作からあまり変わってないかなあ。悪い意味で。
設定も展開もセリフまわしもコマ絵の送り方も、スムーズでない、こなれてない。繊細さが足りない上に説明不足。キャラの設定や性格づけもあいまいで、あんまり一貫性がない感じ。お話に関しては、とにかく全体にもうちょっと作りこんでほしい。
あと絵が結構…ダメかも。デッサンがダメなのはともかく、表情とかもあんまりうまくないというか魅力的でないし、ネコがかわいくない…。眠り猫と黒猫とかなんてゼンゼン区別がつかない上に、作画する上で服装や表情の違いにあんまり気を配ってないので、特徴のないただ喋ってるだけの場面だとモブ状態になっちゃってる。
あと、ネコ話が大和名瀬の『ペット』とかぶっているのは、偶然なのだろうか。
うーん。とりあえず、今後は新刊では買わないかも。
なんだかんだ言って既刊は全部買ってしまったのだが、そろそろやめよう…。
というわけで、「君に会いに行く」のサブキャラ、副会長草間のシリーズなのだが、…受けがよく判らない…なんか前向きで健気に尽くすタイプ、なのかと思っていたら、両想いになると妙に元気っ子でわがままは言うわ勘違いでつっぱしるわ、なんとなく一貫性がない印象。視点人物がそうなので、イマイチ全体的によくわからん感が残った。
草間の感情の変化も微妙にわかりづらく説明不足で、こちらも感情移入できなかった…。
絵は相変わらず、デッサンがそこかしこでズレ気味だが、画面処理は丁寧なのでよいと思う。
『温泉ターザン』を読む前に言っておくッ!
おれは今やつのコミックスをほんのちょっぴりだが体験した。
い…いや…体験したというよりは全く理解を超えていたのだが…
あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
『超後ろ向き主人公が樹海で自殺を図ったと思ったら
いつのまにかターザンと名乗るプロレスラーとエッチしていた』
な…何を言っているのかわからねーと思うが
おれも何を読んだのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
放送禁止用語だとか年齢制限だとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
なんと言うか…
(;゚д゚)怖かった!頭がおかしくなりそうだた!
表題作は、…温泉?温泉???なんで???
他の作品も無茶苦茶すぎる。
なんだよアンダーヘアサロンって。
なんだよドラいもんって。
しかし、このコミックスを手に取った時には、こんな題名で一体どういう購買層に何を訴えるつもりなのか…と思ったものだけれど、…この短編集、他にコミックスのタイトルに出来るのがない!!!(笑。「温泉ターザン」の他は、ここに書けないくらいひどすぎるのですよ。とにかくまあ、それぐらい驚天動地の短編集だったということで。
あー。えーとしかし、あんまり面白い作品はなかったかな…。ドSの国語教師の話は結構好きだけど。
話の面白さやギャグBLを求めて読むのではなく、とにかく今のピアス、今の紅蓮ナオミの状態を見ておくか、くらいのモチベーションで読むとよいかと。
紅蓮 ナオミは花音に行っても全然平然とかわらぬテンションなので、ちょっとスゴイ。作者コメントにはじめてリーマンを書きました、とかあったけど、何か他に言うことあるんじゃあ…とか思ってしまった(笑。
ショタというかなんというかBLでもないというか…
リーマン×リーマンの彼氏、に、+中学生のいとこ、とりあえず。
中学生のいとこを預かるハメになっちゃったリーマン、二人のどきどき微妙な心の動き、を京山あつきらしいライトでコミカルかつ電波なエクリチュールでさあどうぞ、という感じ。
第一話くらいは、すげーワガママな中学生と全然優しくないリーマンの掛け合いがなかなか絶妙で、中学生が布団敷きながらべそかいて、既に睡眠中のリーマンに「てつだってよ…ねえ!」とかのしかかってたあたりは、おバカでかわいいかも…と思ったけれど、けれど。
後半にいくにしたがって、リーマンの彼氏が不憫で不憫でいい奴で…(笑。リーマンの扱いもヒドイし中学生はワガママだけどちょっとカワイイし、それを傍観しなきゃいけない彼氏がただただカワイソウ。なのに中学生にほだされてる…いいひと!(笑
仮面ティーチャーの短編は相変わらずギリギリで面白かった。
まだ自分の性癖に未自覚な師岡が小学校の教育実習に来て、キラッキラしている生徒達を見て
「なんだかわからんが…すっ…ごいいいところだ」
とか言ってるところがすごい可笑しかったというか…ちょっと判る(笑(判っていいのか???(いや、それにわたしの場合は小学校ではない(あとわたしの場合はいろんな事情でそこまでピュアに喜ぶことは出来なかったのだけれど。
…でも判る!判るぞ!!!(だってだから覚悟を決めたんだもの!!!
警備員×便利屋。
ごめんなさい。
失恋マニア以外は…あまり面白かったことがない…!
望のようなちっちゃくって元気な受けは、作者の一番の持ち味なのだろーがしかしニガテだ…しかもツンデレ…。ツンデレが嫌いというよりは、合わせ技一本という感じですごくニガテだ…(失恋マニア敦也はいいと思うんだ…。
一方の妙に顔の可愛い攻めは嫌いではないが…。
望の弟はもっともっとブラコンだったらよかったのにと思う。
内容に関しては、特にどうもこうもない。便利屋がせっかく下町の和風なお家なのに、応接室にはソファがあったり、望もただはっぴきてるだけというのがなんだかもったいない。もっと和風を活かせばいいのに(でもこの作者はそういう芸風ではないような気もする…。
ところで警備会社はシリーズ化だそーだ。エエェ…。
昨日の日記はなんだったのでしょうか。
呆れて二の句も継げません。
ヤオイ特集だったので購入。
読んだことないヤオイ小説がいっぱい紹介されてるから、読んでみようと思って。
まだきちんと記事よんでないのだけど、しかしBL芥川賞とかって取り上げられてるのが今市子、西田東、藤たまきって…なんというかモロに文学趣味的(あんまり良くない意味でね)だなと思ったけど、妥当でもある、かな。よいヤオイを選ぶという枠の中で、これが一般誌という状況も加味して、最大公約数を選んでるなという印象。
なのだが、なんで『楽園まで』?なんで『恋をしましょう』?理解できない。今なら『大人の問題』でいいじゃん。西田なら『彼の肖像』でいいじゃん。最新作を出してるのかなとも思ったけど、藤たまきは『ジムナスティック』だし…よくわからない。
テレプシコーラは微妙な均衡と嵐をかかえた篠原家がしんどいね。六花ちゃんがんばれ。
次回で第一部が終わるらしいけれど、第二部っていつからはじまるのかなあ。
一月以上前に読んだのだが、書くのを忘れていた…。面白くなかったとか、そういうわけではないです。本当に。まあ少尉不足でムってはいますが…(笑、でも兄弟メインでも結構面白かったというか、彩おとこは萌えも十全にあるのだが、話もちゃんと面白いので、まあ諦めがつくというか。
しかし、ここまで濃く兄弟の絆を描出されてしまうと、少尉の立場がないというか、少尉が今後どうやって蘇芳にとって一番大切な人間になりうるのだろうかと興味津々。蘇芳の少尉に関する言葉の軽さ、少尉に関するモノローグの軽さ(この両者は同じレベルでは言及できないかもしれないし、一旦は分節して考えるべきだが)を、どう乗り越えるのか。そのため(少尉が蘇芳にとって大事な存在になるため)には、少尉だけではなく蘇芳も変わらなければならないだろうし。わーワクワク。
丁子と黒鬼の方はとりあえずいい(笑。黒鬼はめちゃイケメンなんだがまだキャラがよくわかんないし、どうも丁子がわたしには微妙。
くちなしの一族にかんしては、これ一般誌ではちょっとキワドイ設定なんじゃないかなあと…大塚英志あたりが故意犯的に使うとかいうのはありそうかも。つまりサブカル。でもディアプラ編は特になんも考えてないんだろうな。紅丸さんが豪気で男気があってよい。
夏のお祭り、生まれて初めて全日参加しないとかもしれない。
あああ。
ボロアパートの大家さんと住人どものお話で、別に住人ども×大家さん総受けとかそういうエグいお話ではない。
なんかユルユルだったけれど面白かった。
もうボーイズラブというか、ただのユルユルギャグ漫画。大家さんの恋愛も、ほとんど進展しないまま終わってるし。中国人留学生とか、売れないお笑いコンビの片割れとか、エリートリーマンとか、住人たちがフツーにいろいろ面白い。なんというか、ギャグと言っても、きっぱりウケ狙い(受け狙い?)ではなくって、もっと混沌としてるかんじで、これは好き嫌い分かれるんではなかろうか。わたしは大好きだ。シャレードだし、館野とお子『高山君の修業時代』みたいな枠なんだろうな。
はん子さんは『帰れないんだよ』の贋作作家ものが一番好きですが、あれの書き下ろしのユルさとかツボだったし…。こういうユル方面ももっと描いてほしいなあ。
ただ、この表紙の絵がえらく心配である。こないだの書き下ろしみたいな絵で、あんまり好きではない。
ウエーン最後がコールドなんて…(涙。でも仕方ないよねえ。お疲れ様だ!
トップ2の一話を見ました。わー違う作品(笑。トップはあの「エヴァ以前」の雰囲気も含めて好きだったのだけど、それはもう二度と戻ってこないので。
…。
……。
………。
まだだッ!まだ諦めんぞッ!!!
いや…しかし…。
少年ビューティー、は魔少年BTとなんか関係あるんでしょうか…(笑。ともかく、ちょっとこれは非道い…。展開もメタメタだし、キャラもいまいちよくわかんないし。これが初連載、なのかな?
連作短編の執事ものはまあまだ読めた…かと。オチが今ひとつだけれど…。
大丈夫かなあ猫田リコ…。
ていうか、この作家はビーボーイでどういう受け止め方されてんのか…。
というわけでか、なんかすごく眠いお。
なんだか不思議な海老原由里、トンデモギャグは結構好きなんだけど、シリアスものがわるくはないけどビミョウだったし、期待半分心配半分で読んでみたら結構面白かった。結構凝った話のつくりだったのではないかと。
ただ最後の方とか展開とかネームとかちょっと雑な気もしたのと、余韻がちょっと足りないのと、ボーイズ的にはもうちょっと甘いお話も読みたい気が(書き下ろしでは足りない。
女性キャラの扱いが悪いのは相変わらずだけど、なんか顔がかわいくないのでもしや女装男性かと疑ったほどだった(笑。このキャラは性格もひどいが扱いもひどく、書き下ろしとかなんで?って感じで一貫性もないかもという。
最近疲れがとれづらくて、考えてみたらまるまるお休みの日が一ヶ月以上なかったなあ。それは疲れるはずだ…。明日はまるっと一日ぐだぐだします。
前から気になっていた作家だったので読んでみた。
学校内で「主」と「従」のペアがあって云々、というトンデモ設定はいいんだが、つまりファンタジーなんだから、設定や世界観、キャラはきっちり作り込んでくれないと面白くなんないよ。「主」と「従」という名称もちょっとセンスを感じないなあ…。展開もなあ、例えばシキのサッカーのくだりとかそれにケリをつけるケイのセリフとか、空港での結末とかあまりにダサイというかお子様妄想チックで萎えてしまった。絵もあんまりうまくなくて、全般的にちとがっかり。
ううう。ちょっとしんどい。
でも本当に本当に、あとちょっとで夏休み(゚∀゚)!!!
「くそ…入らない。ダメか」(ゴルフバッグに人間が!)
BBC第一弾が出たよ!
そんで、面白かったよ!!!!!!!
まったくの初読だったんだけど、「失職して兄の入っている一流企業の独身寮に潜り込んで、エリートのお兄さんたちにかわいがられつつお掃除洗濯エトセトラをこなすことになっちゃった!」なんて、失礼ながらどう考えてもイタタ設定かつ面白くなりそうもないリードなのに!すっごい面白かった!このギャップにメロメロですよ!(笑、よい意味で期待を裏切られるのって、ほんと大好きなんです。
やっぱりキャラ造詣と、その描写(絵に限らず)の力がスゴイ。あと最近、元気ショタ受けがあまり気にならなくなったと思う。前はそういう健気受けとか天然受けとかが正直ちょっとウザい時もあったように思うんだけど、最近の受けは元気受けでもちゃんとかわいげがあるというか、なんか別にむかついたりしない。今回の瑞樹もいいよ!
しかしそういう瑞樹が活きてるのは、周りのライトタッチな描写の力も大きいよね。携帯をとどけに会社までいっちゃうとか、他の階の住人に見つかりそうになるとか、キャバクラで働いてみるとか、頑張ってます健気受けのトンデモ行動パターンって、一歩間違えればイタターなだけじゃない。でもそれを見る周りの視点がコミカルに、しかもかなり大きな位置を占めて書き込まれているから、ヤーな感じにならずに済んでる。瑞樹が会社に現われた場面なんてその典型で、「何でうちの猫がこんな所に!」とかいった落とし方が、面白くってかわいくって大変よい。猫がいなくてガッカリしてる他の階の住人とかも笑った。
しかし…なんかわたし最近、大和名瀬信者になってる?
まあ、むべなるかなですけれど。
遅くなってしまいましたが、恒例のベスト10をば。
正直4以下がビミョウにダンゴ状態なんだけど、1~3はかなりダントツです…なんですが、1、2が大和名瀬…それってハッピーなのかアンハッピーなのかよくわからない…。
次点としては木下けい子『キスブルー』香坂透・篠崎一夜『お金がないっ』5佐倉ハイジ『暴れる犬』黒娜さかき『恋の口火』あたり。
精神的動揺がダイレクトに顔に出ます。
いや表情とかじゃなくて。
仕事がたてこんだり精神的にきたりすると、すぐにふきでものがでるんだよねえ。
前から気になっていたが読んだことない作家だったのだが…
すげえつまんなかったぞ…?ちょっといまだに信じられないけど。
特に面白みのない展開ながらすげーダメでもない物語、が、だらだらと冗長に描かれていくのは非常に苦痛だ。表題作なんか、こんなにページ数いらないでしょ。俺様設定な攻めの描写もぜんぜん俺様ではないし、なのにやさしいわけでもないし、受けのどこに惚れてんのかもわかんないし、内実がなくて魅力がない。
絵はきれいだが、たらことか本仁とか東城とかがそこここにデシャヴる感じで、つまりあまり個性がない絵なのでは。
お疲れ様です。
何事もなかったかのように前号の続きのように見えるけど、裏にはきっといろいろな苦労があったのだろうと思う。
読んだものー。
犬。テルミキのビミョウなすれ違いいいねえ。「犬は漢字を知らなかった」はキますね。シッポふんでるとかの辺りのセリフまわし、いかにも本仁だなあ!あと柏兄弟はいい感じに最低(笑。柏弟の彼女も。
ファインダー。髪おろしている麻見がかわいい(笑。しかしこのアオリ文句は…なんだかなあ…最後のアオリとかちと軽すぎで、台無しですよ…。話自体は面白いですよ。あの人はそうだったのかー、と。秋仁はどうするの?フェイロンのところへ戻るのだろうか。
大和さん。わー!なんだか面白くなってきた!大人だらけだし、先が楽しみな連載だ。
君がいなけりゃ。展開的になんかダラダラーとしそうだなーと思ってたら、事件が起こるんですか…。なんだらう?
みなみ遥。仕事っぷりがおかしいのは受けだけだったんだね…多分。頭わるいぞ!だまされてることなんてすぐに気づこうよ!(まあ、それではお話にならないのだろうけれど。
東野裕。これって永久機関だったんですね…。いまいちまだついて行けていない。
それでは。なんかまたお花のような毛むくじゃらのオッサンがいたので読む気を失った。
メイド。シンデレラですか…ベタだなあ…なんかこの話のベタさはニガテだ…あんまり面白くない…。
剣さん。なんだか絵が不安定な気がする。
アンド、○○。杉が気の毒になった…。これまだつづくのかなあ。
読み切りの人と鹿野さんはこれから読むよ。
追記。読んだ。
読み切りはイマイチ…動きがないなあ(特にベッドシーンで。わたしもニガテなので気を付けようと思った。
鹿野さん…すごく、イイ!攻めが最低だ!これシリーズ化してほしいなあ。攻めの元彼と受けで幸せになってほしい(笑。あと、実はこの絵結構好きかも。って今まで思ったことなかったんだけどなあ。
なんか妙に疲れています。
ほうぼうの方、不義理をしておりすみません。
なんだか以前と絵が違う気がする…が、横顔が特徴的でちょっとヘン。
うーん、表題作はロンゲ×メガネ、先輩×イルカになったら支持します。このままぬるーく続いていったら面白くなさそうだなあ…寮で展開されるびみょうな関係、ってのはあんまりうまく書けていない気がするので、ぱぱっと恋愛話をすすめてみてほしい気が(あ、上記カプでくっつくまでに紆余曲折はあってもいいと思う。
同時収録はもうトゲトゲしてイタイし(物理的に)内容もイマイチ。
あれ?これがファーストコミックですか。そうか。
最初の二本の表題作とその続きであーダメかなーと思たら、読後感はわりと良かった。ってことは、ラストのが好みだったのかなあ。わー。
あと絵が結構好きです。ツリ目で眉尻下がっている顔が好きだ。
表題作はなんだか人数が無駄に多くてちょっと散漫。面白くなくはないけど。最初の攻めと次の受けがなんだか似ててややこしいし。
総菜屋モノはちと物足りないが唐突なラストが面白くてよかった。続き読みたい。デートしてみてくれ。しかしこれに関しては後書きで「攻めは三高どころか五高あってもいい」とゆうノーヘタレ主義の方の言葉がのってて、ソレだ!!!と思った。崎義一だね!(笑、ギイが21世紀的ないい男、だったら最強なんだが、やはり80年代のモテ男はちょっと古くなってきてるよね。でもいっぱい高いよね、やっぱあの人は。あと桐ノ院は…ビミョウやね…笑)五高、いいね。大賛成です(や、ヘタレ攻めもヘタレ攻めで好きですけどね。
絵本作家とお手伝いものも若干物足りない。唐突さだけがウリなかんじ。絵本作家の非道も突き抜けてないし芯がない感じ。
さいごの半径10メートルと直線8メートルはよかった…。かわゆい…。お子様受けはキライですがガサツでなく性別受けでなくピュアならばいい、かも(しつこいようだが最近ピュアキャラに弱い。
あれ?でも専門学校卒業って、いくつ…?お子様…???
今回のビックリ。
あれ?敦也「ちゃん」付けやめたんですか…!うわーなんか違和感!山崎さんが偉そうに見える(笑。
そしてあの、山崎さんは山崎さんのままって、もしかしてまだ名前ないんですか…!
そして指輪まで買って、まだこのシリーズ終わらないんですか…!いえ、むしろ喜ばしいことですが。
なんかダラダラ続いて(しまって)いるシリーズな気がするんだけど、でも結構面白く読んでますよ。ふじいさんの漫画では一番というか唯一好きなシリーズかもしれない。どこが気に入ってるのか、自分でもいまだによく判らないが…。あれです、受けが子どもすぎないからいいのかも。サトシはちょっとアレだが…矢倉もベタというかあんまり見所ないし…なので今回半分以上矢倉サトシ話だったので、その点はイマイチだった。でも敦也と山崎オンリーでは流石にダレるだろうな。
そんな思惑もありつつ、なので今回のハイライト(?)は医者と劉の1P書き下ろしでしょう(笑。この二人、ほんとに来るのか…次回はガチでお願いします!超期待してますよ!
なんだかんだやっぱりよかった。
熟女好きの馬尾、の木戸先輩への気持ち、はもうちょっと丁寧に描写してほしかったかな。簡単に脳内保管出来る程度の足りなさではあるんだけど、やっぱりちょっと物足りない。
あとぬいぐるみの使い方がなんかしっくりこない気もするんだけど、馬尾と木戸先輩の視点の入れ替わり方とかビミョウに構成が甘いのかもしれない。多分花音で何話か読んでもあんまり面白くなかったのかもそのせいかと。
あれ?なんだか否定的なことばかり書いているね。神社の話とか、病院へお見舞いに行ったり、誤解されたりする話とか、全体を把握した上でだと個々のエピソードがなかなか面白かった。でも最終話の書き下ろしは個人的にはイマイチかも。あれ?また否定的な、でも全体としては面白かったんですよ。
エロ少なめで、なんだか明治カナ子らしくないというか、展開のテンポがいつもとちょっと違うかもしれない。花音だからかなあ(笑。花音のそういうとこ(エロ無し話が載るとこ)好きですけど。あと、絵もいつもよりちょっと丁寧…だったかも、と思ったんだけど、コミックスカバーとか見てみると…どうなんだろう、手抜きなのかなあという気も…。そんなこともあって、全体的に、作者のモード、テンスがビミョウにわからない。乗って書いてないのかもという気もするんだよね。うーん、しかし更に支離滅裂になるけど、とりあえず作者のファンなら買いな一冊かとも思う。面白いことは面白いと思う。
あと、寮なのにー女の子がいる?室長がいるのに同じ部屋とか言ってるのにーなんで個室???とハテナだらけだったけれど、そういうのもあるんだね。
ハテナといえば、電光石火ボーイズってどうなったんだろう(ハテナで思いだすなよという感じだが。
ツンツンな書店員と犬っこ出版社二冊目だが、二冊も続けて欲しいシリーズではなかった、個人的には。どちらのキャラもありきたりで、ありきたりなことがいやなわけではないと思うのに、なぜか読んでいてイライラ、ムカムカする(ムカムカは言い過ぎかもしれないが。なんでなのかなあ。自分でもよくわからない。そもそも書店員と出版社という接点が限られるCPなんだから、どうせ続けるんなら舞台をちょっとずらして趣向をかえたらよかったのではないか。いっしょにくらしはじめてその生活っぷりを描いてみる、とか。
書店員の過去もなんかこの話にそぐわないしビミョウ。書店員の双子の兄も蛇足だし面白みがない。
医龍の一巻を読んだら、結構面白そうだった。どこかでまとめて読みたいなあ。
シンナーとかナントカ依存症とか、そういった設定がたんなるニュアンスぽくて、いかにも小道具として使ってます、って感じられて痛々しい。ただちょっとフツーと違うんだぜ、と演出したいだけに感じるような使い方もあったし、一作品だけならまだしもそういう特殊事情を使っている作品が多いせいか、なんか全体的にイタいと思った。やまがたさとみとも傾向は違うけど、近しいイタさがあるような。
そのせいもあるのか、お話もいまいち練られてないような感じで、つまんなくはないけどあんま面白くもなかった。
絵も半端に上手いような、しかしときどき基本がアレ?って感じなんだけど。前のコミックスより雑になったような気もするし。それが味でもあるというのは判った上で、なんだかなあと感じる部分が結構あった。
ファーストコミックのときも危なげな印象はあったけど、まだいろいろ押えてたのかな、あっちのがまだ面白かったように思う。なんか全体に悪い意味で慣れてきちゃってる印象だった。
何がマトモか僕の頭じゃわからないから、鼓膜にささるまで叫んでくれないか?
この作者にしてはなんかゆるーいタイトルだなあ、と思ったのと、某所でCPは「ボク」と「オレ」じゃあないらしい、と知ってなんじゃそらーそんなのありか!?と思ったので、未読だったんだけど。
うん、やっぱ「カワイイあの子」を口説き落としてくれてもなんも面白くなかったよ!(笑。片一方と「あの子」が中心になっちゃってからは、あまりに単純で面白みのないBLだった。もう一人のほうは全然出てこなくなっちゃうし。せめてどっちとくっつくのかわからない状態を、もうちょっとはひっぱって欲しかったな。せっかく、「オレ」=押しの強い金持ちエリート&「ボク」=押しの弱い理系院生、とタイプの違う二人をつくったのだから、もっとそのコントラストを最後まで活かせば良かったのにと思う。
まあ、結局「オレとオマエのカワイイあの子」だったらよかったのにな、というとこですが(笑
こないだの花音の新刊よりはすごくよかった。
しかし短編ばかりで、紙幅の足りてないまとまりきってない、もっと読みたいぞ、な作品が多い。あと、なんでこのタイトルなんだったっけか。
と、表題作はやや展開とか設定とかビミョウに印象に残らなかった。再会の場面などはん子さんらしいコミカルさで面白かったけど。
教員と幼なじみヤクザ?の話はいまいち救われないと言うか…救われないなら救われないで、もっとこうなんか…ううんなんでも。ミニヨンの歌の引用はここしばらくで随分目にした気がするのだがどうだったっけか。
教員と生徒=元彼の弟の話はいまいち教員の側の感情の変化がわかりづらかった。紙幅が足りていない感じ。
結核の兄さんの話は設定も展開・オチもいいのだが、これこそまさに紙幅が足りない…!ちょっと鳥人ヒロミの薄紅ぽいふんいきと感情のどんでんがえしが結構よかったのになあ
(あ、感情のどんでんがえし、ってちょと名言でないですか?自分で言うのもなんだけど。恋心のどんでんがえし、でもいいかも。でも感情、のほうが汎用性たかいかな。でもどっちにしてもネタバレチックな用語だね…笑)
ツンデレ課長とノンケ部下の話はよかった。こういうの大好き(課長が泣いてる理由とかね、読んでてバレバレのベタ展開ですが、好きです。
冷たい繭。貴族と養子。いいね!すごくいいね!続編もよかったけど、絵がなんだか…アレ?どしたんですか?手抜き?それともまさか絵柄の変化?どっちもやだけど、後者はスゴクやだぞ…。
先日のチェリーと一緒に出ていた分。
おしおき三兄弟のほうがページ数多いのに、こっちが表題作なんだね。
表題作は女の子大好きな主人公に違和感が。性格マメ太郎でモテ男、って短編よみきりで描写するの難しいのでは。ただ女の子にまとわりついてうざいだけに見えてしまってた。不器用げな部長がかわいいのはいいが、なぜ主人公はいきなり部長にきゅんきゅん出来てしまうのか。そして、なぜそっちが受けなのか…理解に苦しむ。
その続きの社長の話は、子どもの頃の話が面白いしオチもよかったけれど、やはり紙幅が少なすぎるし描写が足りなさすぎてむしろ読後は不満になってしまった。もったいないというか、もう少し長い話で読みたかった。
おしおき三兄弟は真面目兄、素直な高校生、女王様中学生とそれぞれに特色があって結構面白かった。
しかし全体に、ストーリーが、つまらないわけでは決してない(いやむしろ設定も展開も割合面白げなものが多かった)のにどれもこれもひと味ふた味足らず、いまいち練り切れてない感じ。チェリーの方はガッシュのマニアだったし、無茶なギャグや設定やエロもまあ仕方ないか、という気もしないでもなかったのだが、これはノーマルガッシュなわけだし。
あとコマわりがあんまりうまくないというか、絵と絵のつながりが唐突だったりスムーズでなかったりしてて気になる(しかしこれって、描いてる本人は脳内でつながり補完してるから気づきにくそう…自分も気をつけようと思った。
絵はキャラ顔がワンパタというか前髪センターパートのキャラが皆セフィロス状態だし見分けがつかない。個人的にはセフィロスカット(笑)はまんがくさいので現代もので描かれるのは正直あまり好きではない。高メガネ率は望むところだが、これもキャラ顔が似てしまう原因になっている。
ところでブログに移行して以来はじめてコメントスパムが来たんですがね、それも『変態村』のエントリーに。…勘弁してよスパム業者、変態で検索すんな、と(笑。しかしMTのスパム対策機能がしっかり働いててベネ!という感じでした。
ピアスのたらこさんがほんわか短編(と言っていいのかわからないけど…)でびっくりした。ピアスなのに。
や、エロ入れなくてオッケーになったなんて、たらこさん出世したなあ。ってことではなくって。
だってあの人、ピアスとかでノリノリでエロ描いてたんだと思っていたから。そういうわけでもなかったのかなあ。エロない方が好きだからいいんだけど。クロックダウンとか大好きですよ。
ちゃらんぽらん先生が泣き虫でワガママでサイッテーで、非常によかった。
トレトレに扇ゆずはというなんて恐ろしいほどのミスマッチ。内容も、すごい大変なことになってる…ような。なんかお話もキャラも全然好きになれなさそうなんですけれども…続くんですね…。なんだか空恐ろしい。
純情ロマンチカがなんだか同じような話を何度も読んでいるような気が…アレ?
ビブロスはものっそいスピードでどうにかなったらしい。ビブロス倒産関連まとめさんによると、来月から雑誌が復刊とか。すごいなあ。マガビーのほうはともかくとして、とりあえず来月末に、犬スタイルが読める…のかな…?
そいえばLくんが男子校ホモドリームを持っていたことにはかるく仰天した(いや…あれはただの偏見なのかなあ…、笑。
とんでもないタイトルだなあと思ったのでつい購入。
つーか表紙もとんでもないなあ…!
表題作は主人公がかわいすぎるなーと思ったんだけど、中学生なんですね…まあ猥談で活躍してるけど実はチェリーって設定ならそうなるか…って、マジどうなんですかそれは…!!!
児ポ法はどうかと思うけれど、販売規制はあってもいいとマジで思う…のは20歳を越えたからなのかなあ…いまいち冷静に判断できてる自信がないので、議論もできないや。
併録は、イメクラ先生とかそれってどうなの?設定だけで描いてますね?銭湯ものはまあ内容はともかく、と思うんだがよく見ると欲情浴場ってタイトルはどうなの?呪いによって馬になっちゃった王子様、はまあいいとしてなんで舞台が現代日本なの???
なんか全体に奇抜さとかエロのはっちゃけっぶりとかを全面に押し出してて、内容を楽しむ前にそういうのがちょっと鼻につく感じ。絵は嫌いじゃないんだけどなあ。
お話は特に見るべきとこもないが、あちゃーという感じでもない。しかし、お話だけで勝負してる、できる人では明らかにない。
しかしこの作者はわたしが商業コミクス購入前に同人誌を購入した経験がある殆ど唯一の作家です。葬儀屋のお話。別にサークル名がメガネロチカだったからではありません。たぶん偶然です。
「すごい夢でひいただろう?」
…本当に終わっちゃったよー(涙。なんだかものすごい淋しいよ。漫画が終わってこんなに淋しくなったのは久々のような…(いや別にデスノへのあてこすりではないですよ。
面白かったなあ。シリーズ全体ですごくクオリティ(ボーイズラブとしてね。というのは勿論、BLというジャンルを程度が低いものとして見てるわけではなくって、ボーイズラブとして面白いとはどういうことか、という視点で評価して、ということ)高かった。無駄がないのに、遊びはきちんとあるという感じ。
ちなみに、この「さあ恋におちたまえ」というタイトルも素晴らしかったと思う。やくもさん(ゆずりの先輩の硬派マンガ読み)にドン引きされてたらしいが、むしろそれは勲章と思っておこうかと(笑、だってキテレツなのとかエロエロなのとか他にも色んな目立つBLタイトルがある中で、やくもさんはなぜこれだけ覚えていらしたのだろうと思ったので。
今回特に、泣き顔にインパクトがあった。双子話でいままでにない表情で泣くのぼると、そののぼるをぎゅっとしてもらい泣きしてる結城がすっごくよかった!最終話で泣いてる結城もすっごくすっごくよかったし、印象に残った。巧いなあ。大和名瀬はまさに漫画絵として巧いという感じ。時々デッサンがおかしいときとか、二次元思考だけで描いてるなとわかるときとかあるし、前にも書いたように顔のパターンがテンプレなんだけど、そういうのあんまり気にならない。気になるのは服のセンスくらいだ(ごめん。
和志は考えてみれば状況からではなく悪意からのぼる達を追いつめるただ一人の人間なので、冷静に考えてみるととても悪いというか人としてやってはいけないことをしているなあと思う。なのにときどき実はいい奴だったりもするので、ちょっとアンバランスというか一貫性がない気もするのだけれど、それもこれも奴がアホだから、ということで納得も出来てしまうし、なんとなく憎めない。しかし結城兄もこんなの引き受けるなんて、本当結構弟思いだなあ(笑。
で、その結城兄いいよねえ。いや別にイケメンメガネエリートだからではなく、いやしかしイケメンメガネエリートで、双子と総ひらがなで会話してたり、返信用封筒入れて文通してあげたり、送ってきた絵とか飾ってたりしてるってのはポイント高い。のぼるの本意を確かるために悪役に徹したり、のぼるに「私は下品な人間は嫌いだ」とか言いながら、その後でのぼるがホモだと騒ぐ和志に「そういう差別は嫌いだ」とかさらりと言っちゃうあたりもいい感じ。ポイント高いぞ結城兄!
というかいっそ結城兄主人公のお話が読みたいくらいだ!素敵なよく人間のできた美人の恋人をつくってあげてくれ!
ちょっと気になったのは、前から気になってたことではあるんだけど、本編内で「落ちる」という単語を無理に使う必要はなかったんではなかろうか。一巻はともかく、二巻以降は「落ちる」という単語を無理に入れたことでネーム(しかも、当然ながらこういう単語が出てくるのは各話のクライマックス)のつながりが悪くなってしまっている気がする。こういうところ、大和名瀬も真面目な人なんだろうなあと思うよ。
今回オビがちと微妙だったなあ。オビのアオリは担当さんがつけてたんだそうですが、今回の「ほら、僕に落ちて幸せだろう?」はやや傲慢にすぎる気が。まあ結城が泣笑いで言ってるセリフと考えれば萌えないこともない…かな、と思うが…(笑。むむ。アオリ二巻まではすっごくよかったのになあ(ちなみに一巻オビは「突然キスをするのは失礼かい?」二巻オビは「君がおいで。僕はもう落ちてる。」でした。どーでもいいことですが、わたしは実はフライヤーやオビが大好きで、なくさない&ちぎれたりしないよーにオビは苦渋の決断でもってセンターで折って、コミクスにはさんでとってあります。人にマンガを貸すときは、こうした付属物は取り出して保管することもあります。CDなどにおいても同様)。
むーん、とにかくこの完結巻で、「さあ恋」はゆずり的にはBL内で五本の指に入る好きなシリーズになりました。や、前から好きだったけど、完結したことでこれ以降ゲンメツする可能性ももうなくなったわけだし、あれだ、殿堂入りです(笑。
あとはあれです、夏コミ新刊で後日談とかあったらしあわせだなあ…、あの、もうラブシーンはなくていいんで、甘い日常をギャグなしで。ギャグも別個でちょびっと。とかだったらうれしいです(笑。
五嶋龍は正直巧いんだか巧くないんだか何度聴いてもわからないのだけれど、でも巧いって事にしときたいんだ(笑。そして、あんまり美形でないことにはそろそろ薄々は気づいてしまっているので(や、高校生になった頃とかこうもうちょっと…まあいいや)あんまし夢見がちではいられないのだけれど、それでもカワイイと言っておきたいんだ。<物語>として消費するのも…アリ、だと思いたい。くそう。
表紙も美麗だし、最近アメリカっぽいのが読みたい気分だったので、かなりktkrだと一瞬思ったのだけれど…。
全体的に、なんか微妙~に萌えツボも物語のツボもはずしていく、という感じでねえ。
とりあえず軸となるマフィアと民間人の邂逅と交流物語が新味もないし特に面白みや見所もない。恋愛物語としても、マフィアが元々は少年の母に淡い恋心を抱いていたというのもなんかなあだし、少年がなぜマフィアに惹かれたのかもわからんし…。
続編の日本編もあんま面白くなかった。
併載の医者ものもリアリティがない上(いやコメディだとしたら、この絵はハンデにもメリットにもなるのだけれど、今回はハンデになってると思う)オチがなあ…小学生にしても字汚すぎ!(笑。
この表紙、なんか絵がうまくなってきた気がしませんか?西田東。
表題作はオヤジ萌えのひとことに尽きる。読者がオヤジキャラに萌えるんではなくて、物語自体がオヤジ萌えがテーマというか。いや、面白かったですよ。
銀行襲撃の話は支店長がイカス。オチがちょっと趣味ではないかな~別に幸せだからいいけど、なんとなく…。
ワンマンリーマンとダメになった同期の話は、不器用な前者が西田東らしくてよかった。オチも西田東らしい(一歩間違えればワンパタだが。
これにちょっと似た感じで警備員が出てくる話が、とにかく痛くて…。読んでて辛かった。ラストにはまあ救いがあるので、一応なんとか、って感じ。
アルコール依存症の元上司の話はめいっぱい西田東らしくてよかった。元部下の不器用っぷりとかオチがすごく西田東。
書き下ろしは「目を閉じないで」の二人だっけ?アホらしくてよかった…。
後書きに「最近おっさんばかり」とあるんだけど、そう言えばこのコミックスはオヤジばっかのリーマンばっかだね。麗人以外ではあんまりそういう印象ないんだけどなあ…なんか最近の内田かおると合わせて考えても、麗人が雑誌全体でオヤジを推奨してんのかしら…とか思う。や、大歓迎ですけど(内田さんはもそっと幅ひろげてほしいが…。
風邪が微妙に治ってきたので(なんてひどい日本語なんでしょう)ヒタスラに漫画描いてます。漫画描いてばかりで仕事しないのも不安でしょうがないのですが、今漫画描いておかないと後々もっと大変なことになりそうだし。GW終わったら仕事に専念したいし。ていうか仕事増やしちゃったし…。
さて、どこまでちょきんできるかなー。ペン入れあと15枚いければ、何とかなりそうなんだが。
この作者は最近粗製濫造ぎみだし、犬もシエルで何話か読んでそんな印象あったしで、正直あんまり期待していなかったんだけど、結構面白かった。
表題作は一途年下メガネがよい。主人公の気持ちはいまいちよくわからなかったというか流されてるだけにも見えたが。ところで暴れる犬って、…だれのこと?犬のようなメガネのこと、なんだろうがいまいち暴れてないような…。
狼の方もよい。洋一さんは犬の方では既婚かよ、とかあんまいいイメージなかったんだけど、狼ではなかなかよかった。洋一が小学校の先生というのも意外だが、先生の洋一×この職業というカップリングも何が何だか…深い意味はないのだろうけど…不思議な職業同士…。受けの方も性格とかかわいい(わたし最近ピュアキャラに弱いかもしれない…。この二人は書き下ろしも面白かった。
絵は小綺麗で上手いが、微妙にお色気に欠けるというか。いやお色気ってのはエロのことではなくって、こう、なんというか漫画絵として魅力があるかどうかって言ったら、失礼だがなんというか替わりが効いちゃう絵かなという気も。霜月かいりにちょっと近いような気もするが霜月かいりの方が作者の楽しんで描いてます感がまだ感じられるかと。
文句を言ってるが、しかしファンタジーなのに買っちゃったのは絵が綺麗だったからなんだけどね。
なんでファンタジーはボーイズの鬼門なんだろうかと思うに、まあいろいろ理由はあるけど、この話って別にボーイズじゃなくてもいいじゃん、って思っちゃうからってのが大きいかなあ。ファンタジーって設定披露したらそれである程度物語展開しちゃうし、だったら別に男女でもいいじゃんって思っちゃうんだよね。んで、ボーイズのファンタジーで、そのまま非ボーイズの物語にしたとして世に通用するような物語って少ないんだよ。ボーイズでないただのファンタジーとして読むと、設定がありきたりだったり、ハッピーエンドが容易に想像出来すぎたりなんだりで、ひどくつまんない作品になっちゃうのが多い。あと、巻をかさねることが少ないボーイズで、一巻オンリーでファンタジーものをやろうってのは結構無茶。ちょっと展開したらそこで紙幅がつきるんだから。
んで、本作もそのご多分にもれずなわけで…すごい力を秘めた獣人の生き残りとか、それをあやつるご主人様ってのが昔は居てとか、そんな言葉を並べただけで全体のあらすじがほぼ書けちゃう感じ。もうひとひねりふたひねりしないと面白くならないと思う。
登場人物の心理描写も薄くって感情移入しにくい。あと致命的にネーム(セリフ・ト書き)がこなれてない。失礼だが作者は若く経験少なな方なのだろうかと思った。
デスノ、コミクスここ二冊くらい読んでないとゆーのに…!くそー!見てしまったじゃないか!
7SEEDS新刊、購入したはいいが辛すぎて読めない…そして本誌…!うああー茂もかわいそーだけど庵吾がこれから後悔にもだえ苦しむかと思うと…!そして『庵吾のために』ウソをついた涼はやはり庵吾が好きなのか…!?別になんでもやおいにしたいわけじゃなくって、単純にこの設定この展開でゲイとしてあそこで生き残るなんて、すごい辛そうで面白い…(この漫画、面白い展開≒登場人物が窮地に陥ること、だからなんかしんどいんだよね…。
まさにアドレセンスの頃大好きだった克本かさねが最近アレで、それは知ってたけどこんなタイトルの単行本出して…(涙。書店で見てちょっと泣きそうになりましたよ。克本かさね、すっぴん以降イマイチだったけど野生の薔薇は久々によさげだったし、ダブルジャンクションやメイカーなんて今でも本当に大好きなのに…。なんだろう、仕事選べないのかなあ…。男子コンビが面白い人なのだから、どうせならボーイズに来て欲しかったなあ…シエルにあのまま残ってくれてたらよかったのになあ…。角川のコミクスは軒並み絶版みたいだし、野生の薔薇以前のコミックスはもう絶対手放せないよ…。
エヴァ、本誌が気になって仕方ないんだが、立ち読みできない…エヴァだけのためにエース買うかなあ…。ウルジャンもアフタもそれぞれ一作品ずつのために買っているというのに、この上エースもなんて…しかもエヴァだけのために、っていうか、正確にはお貞のカヲルのために、って感じだ…。
西田東…!?いや、まさかそんな深見さんまさか…!?
本仁戻…!?わたしは大きい虎人くんは猫さん専用であってほしいんだが…。
お金の漫画も面白いよ。やっぱきちんと成長していくので面白い。ご都合とんでもボーイズだし、しっかり展開してるし、面白い素材だ。うーんどっかで論じたいね!
ボーイズは書泉でいっぱい新刊仕入れてきたので、連休中に感想続々upします。
水性ペンで描いたという二本が猫田リコの絵に似ていて、逆説的に猫田リコはもしかして水性ペンで描いてるのかな?と思った。あれは細かい絵は描けないけど、手に負担が少なくて描きいいよね。
記憶喪失の高校生を部屋に連れ帰る話は、ベタなオチだがBLではあんま見ない展開というか…難しいネタ選ぶなあと。ソレを描くにはまだ技量とか、何よりページ(そもそもエロが必須のピアスなのだから、もともと少ないページの中から物語にさけるページはますます減るわけで)とか足りないのでは。しかしそのガッツは買いたいぞ。
全体的にピアスらしい奥行きのない話(失礼)が多いが、作者のやる気はもりもり感じられるのでこれからの成長に期待。
この人高群保なのか…全然わからんかった…。
表題作もその他も、設定も展開もキャラも特に目新しいものはないけれど、ふつうに読めた、というか…。そんな感じ。最後の近代イギリスっぽいダメダメなボンボンと使用人っぽい青年の話はベタだけどそこそこよかった。もうちょっと長いお話で心情や設定が細かく書き込まれていたら面白かったかも。でもこんな短編ではどうにも大味。大味と言えば、表題作など他の作品も大味な印象だったかも。
ちゃくちゃくとやくもさんにドン引きされています。
八割以上ボーイズでないというか、ビーボーイの一作品以外はゼロの掲載作品がほとんどで、ビーボーイのものも古いせいかあまりボーイズボーイズしていないので、全体的にぬるボーイズ。ていうかむしろ田中鈴木。霊とかいっぱい。
田中鈴木はこういう学園もので霊とか出てきて事件解決という黄金パターンがよくあるようで、正直特に目新しい要素もない(個人的にはそういうパターンでは奥瀬サキの『低俗霊狩り』が出色だと思う。デイドリームじゃない方ね)ので、微妙っちゃ微妙なんだけど、作品から作者がそういうのすごく好きなんだろーなーと思えるので、その波長に乗れれば結構楽しめる。あとノスタルジアも感じられて、特に面白いとゆう感じでもないけど結構好きなのだ。
一冊で終わるだろうと思って読み始めたのに、途中からなんか怪しい雲行き…え、続くの?しかも、ちょ、掲載紙はクラフトだなんて、季刊じゃんか…次巻出るのいつになるんだ?(涙
大学生の友人同士(ノンケ同士)って設定で、出版社によっては等身大のリアルラブとかあおられそうな内容。でもさあ、そんなんリアルになりっこないよなあ。ノンケ同士の友情の臨界点越えなんて、ほとんど女子ドリームの世界にしかあり得ないっぽいよね。
この話の場合も、主人公はもともとノンケで気がついたら友人のメガネを好きになっていた…なんて、なんかそんな(女子にとって)うまい話ってあるものか!?とちょっと我に返っちゃう。
どっちかがノンケでなければまだなんとなくわかるんだけどね。たとえば相手のメガネがゲイとかだったら、まだわかるかもだけど…アレ?今なんかわかりそうになったような…。ん?今日に手を振る?
そういう点をのぞけば、内容も絵も木下けい子的なアベレージはちゃんと越えてるし、面白かったよ。この作者は最近ちょっと山本小鉄子とかぶるかも。でも(でもというのも失礼か)絵的にもお話的にもすごーくハマりったりもしないもののあまりはずれもなく、のーんびりまったり読める。だから実は結構好きかも。すごーく好きにはならなくても、新刊作家買いまで行かなくても、ヒマな時には買うし、始球式(読了即ブックオフ)もしないかんじ。この前出ていたコミックス(かわいいあの子とかいう)は、期待してたCPじゃないみたいだったからまだ読んでないんだけど、そのうち読んでみようかな。
表題作はなんだかいまひとつ。見所もなくって印象に残らない。最近やはり、ちょっと荒っぽいつくりになっちゃってる漫画が目立つように思う。
特に、なんで主人公が義弟に惹かれたのかよくわからない。好意まではわかるけど、そこに恋愛が出てくるのはどうしてだ。
警官とヤクザものは普通に読み始めたら異様なノリに最初ついていけなくて、ああ!コメディなんだ!と気づいてからは楽しんだ。ギャグくらいはいつも入るけど、コメディってはじめてなのではなかろうか。あとがきのノリが本編に持ち込まれたような感じで、なんかすごい可笑しかった。まぬけなヤクザがかわいくて、それをかわいがってる警官の気持ちもよくわかる。
わけのわからない荒くれ者と牧師の話は少し異様で、こういうのも描くのかーと思った。犯罪者だわ女と見れば襲いかかるわ、な獣っぽい荒くれ者は、獣っぽいというよりむしろ獣で、描かれ方もえげつないし、いままでの西田東にはないキャラっていうか、BLにはあまり見ないキャラだったように思う。牧師も唐突で薄っぺらいからか、わけわかんないし恐い。個人的にはあまり好きではないけど、最後の場面の展開とかは妙な迫力があるし、このキャラたちでなきゃ描けないだろう展開だから、納得というか。
このお話はそうでもなかったんだけどしかし、西田東の日本以外の国を舞台とした作品は、なぜか郷愁を誘う雰囲気がある。映画やお話の世界っぽいというか、展開とかが結構ステロタイプなのかもしれない。でもだからこそ好きなんだけどね。売笑夫の話とかピアニストの話みたいのまた描いて欲しいな。
作者ファンは別としてもだ、この表紙でどういう購買層にアピールしようと思ったんだろうか…。この人コミックス売れてるのかなあ…。絵もお話も(まだ伸びしろはあるものの)かなりハイレベルだと思うんだけど、わりといつも表紙絵が微妙な気がするんだが…。
とりあえず今回は『僕は君の鳥になりたい』より面白いというか、好みだった。コメディな分、アラが気にならないからかな。絵はちょっとキャラが多くて区別つきづらかったりもした。
ただ併載の探偵ものとか怪盗とかも見てて、なんとなく、あんまり話作りの器用な人ではないかもとも思った。ノリがつっぱしりすぎというか…。
書くまでもないと思うけど、勿論<路地>は出てこないよ!
なんか大和名瀬の潜在能力を垣間見た気がした。
もともとわたし大和名瀬って結構好きなんですが、『さあ恋』をジャケ買いしてからのつきあいなので、作者の活動歴に比してファン歴はそんなに長くはないっていうか、連載や新刊を追ったのが最近のことなのですよ。
んで、印象としてはキャリアの長い人で、絵もお話も一定水準以上で常に描いてきた人、その中でもさあ恋はかなりヒットよね、とゆー感じだろうと思ってたんだけど、ここしばらくの活動ぶりを見てて、ちょっと最近認識を改めつつある。だって、この人まだまだ伸びそうだ。精密動作性だけでなくって、成長性もAだったのね、と(笑。
特に最近、キャラづくりがすごいなと思う。
キャラ絵(特に顔)はなんというか非常にテンプレであんまりパターンも多くないんだけど、なのにキャラ自体はすんごいきちんと書き分けがなされてて(特に攻めはそう)、性格づけや環境やその描き方まで千差万別で、だから顔がテンプレでもあんまり気になんない、気がする。
今回も、仕事は出来るのにプライベートではダメ人間・ワガママ・不器用な本郷、子供っぽい一途さで失敗もするけどすれてない田舎者っぷりや嫌みでない天然ぷりに読者が共感できそうな和葉、世話焼きだけど一歩引いてる大人な山咲と、それぞれに個性がありキャラがきちんとたってて、そしてこれまでの大和名瀬キャラとあんまりかぶってない感じ。スゴイ! しかも、↑のように抽象的な言葉にしちゃうとそんなに個性あるキャラか???と思っちゃうような設定でも、野菜に名前をつけて育ててる和葉とか、言葉や配慮の足りなさから和葉とすれ違ってしまう本郷など、ちょっとない発想だったりするし、それに細かいエピソードを丁寧に描写しているので、説得力もあるし魅力的だ。
あとね、いつもそうなんだけど、ラブシーンもきちんとそのキャラならではの展開、描き方をしてるなあって思うので、ほんとすごい尊敬というか。ええと、具体例は書かないけどさ(笑。
ただほんと絵自体はテンプレなので、表紙だけではうまく魅力が伝わんないというか、いつもの大和名瀬、に見えてしまうんではないかと人ごとながら心配になる。
あとちょっと微妙かなと思ったのは、山咲がかわいすぎるのと、山咲が本郷に言う「本気なんですね」の決めゼリフが何度(ってでも見返したら二回くらいか、もっと多いかと思った)も出てきてる気がして、それはばしっと一回の方がいいんでないかとか。
とりあえず、まだ続きも描かれるそうなので、とっても期待してます。そいえば続編描いてもすごくダメにはならないとこも、スゴイと思う、大和名瀬。
覚悟をキメると書くとなんか薬っぽいので気に入った!
なんか表紙が角田さんみたい。
買うの忘れていたというかこれまで書店で見かけなかったような。
表題のシリーズについては、いまいちパンチがきいていないのはシリーズとしての構成がいまいちカッチリなされていないせいか。シリーズ化する予定ではなかったみたいだし、しょうがないけど。ところどころぶっとんでて、そこそこは面白かったけど、いまひとつ。しっかしオヤジ受けってドリームだよなあ。よしながふみの「ピアニスト」とか非ドリームオヤジ受けで、あれはあれでいいんだけど、あれだけでは成り立たないのがBL世界なのか。よいわるいは別にして(わたしこの言葉よく使うね。
豆腐屋ももうちょっと長い話だったら面白くなりそうだった。
ボクサーだっけ?と聖職者?の話はちょっと暗くてなあ…って、由里と由良の番外なんですか!こんな人たち出てたっけ…ああそう言えば居たっけ…。しゅしゅしゅさんはやはりギャグでなければ、という評価はご本人の望みとは違うのかなあ。
表紙もオビもアオリもどうかしている(褒め言葉。
アホ漫画を期待していたのでアホな内容(褒め言葉)でよかった。
表題作はタイトルまんまな話だが、クラスのみんなのために無茶苦茶なことを要求してくる体育教師と張り合う不良生徒、というクラシカルなキャラクターはそれ自体が笑えてよかった。同時収録作品の「裏ウェイター」という設定はアホで無茶苦茶すぎてちょっと目をみはった。坊さんものはいまひとつ。攻守がそっちですかというのが意外なくらい。
しかし全般的にそうした光るところはあるものの、なんか一味足りない感も。あと、絵もすごくダメではないけどうまくはない。全般的にもうちょっとレベルアップすると、すごくいいアホ作家(褒め言葉)になってくれるんではないだろうか。
しかし桜井しゅしゅしゅの宝裸シリーズもピアスだったし、ピアスってはっちゃけたアホ漫画(褒め言葉)の出現可能性が一番高い場所な気がする。楽園30000フィートもマガマガだね。それに語シスコとか鳥人ヒロミとかも一番面白い漫画はピアスで出してるよーな気がしないでもない。ピアスというかマガマガの編集は色々ウワサをきくけど、作品ならべてみると内容的にはむしろ好き勝手させてくれるとこなのかなあという印象もある。
こないだ買ってきた原稿用紙、ケチって一番安いのを選んだんだけど、よく見たら「無地」だった…!バカバカ!いいもん、デジタル原稿用につかうから…(涙。以前に束買いしたアップルの原稿用紙も出土したし…(これまたバカ。
元ヤン弁護士というベタだがBLにはあんまりない設定に惹かれたんだけど…なにがなんだか。
表題作はまだしもとして、やや古い同時収録群は意味不明だったりノリについていけなかったり言葉遣いが変だったり絵がアレだったりとしんどい。特にいじめられっこの話など、信じられないほど展開が全くつかめなくって、サッパリだった…あれは結局、どういうことなのですか。
デッサンがところどころ変とかなんとか、いろいろと気になるところはあるけれど、なにしろ手足に色気がないのが…。うーん、漫画絵としてはデッサンよりも大事なことだよなあ…と個人的には思う。西田東なんかも色気とは無縁に見えるけれど、個人的にはあれは大丈夫。たぶん下手でも描き癖があるからで、描き癖の良い側面なのかもしれない(いや、あの絵が壊滅的にダメだという人がたくさんいるであろうことは、判ってます、一応。
内容もああこういう描写したいんだろなというのは伝わってくるが、いかんせん筆力(絵も物語も)が足りない。テンプレ設定・展開だからかろうじて読者も共有できているというかんじ。
神楽坂はん子は一応コミックスが出れば買ってるんですが、見落としていたようだ…しかし、短編だと薄いなあ。
表題作とかぬるい、薄い。運転手が敬語になるの、別にいいけど動機がはんぶんくらいっきゃわかんない。ていうか運転手が坊ちゃんにホれた理由もよくわからない…。
かぶりものシリーズは悪くないけどこれも薄い。しかも、かぶりものの人と上司の区別がなぜかつきづらい。メガネが泣きながらタクシーを横取りした冒頭とかよくある話だけど結構よかったから、もっと活かせばよいのにと思った。
しかしなんで薄いんだろう。薄いのは主にキャラがよくわかんないせいだという気がするので、キャラを掘り下げて描いてないせいかなあとも思うけど…。短編だから手がまわらない?でも以前はいい短編もいっぱいあった気がするんだけれど…。
ひさびさに色々読めそうだったので買うてみた。
犬スタイル…テルミキラブラブ、では確かにあんましなかったね…でもなんか本仁戻にしてはメロメロな恋バナだよね…背中かゆくなるよ(だがそれがいいッ!。柏弟に負けそうとか言ってるミキティが可笑しくっていい。ひとりでテルにラブラブ大盛り上がりになっちゃって柏弟を勝手にライバル視するミキティ路線の継続を希望。つまりまだしばらくテルもミキティも片恋で楽しませてくれ!そうだよな~、冷静に考えたらテルミキラブラブよりも、テルのミキラブとミキのテルラブが別々にすすんだ方が、お話としては断然面白いよねえ。うんうん。
大和名瀬は大人だらけの新シリーズということで、かなりワクワク…ちょ、そのギコチナサはなんですか!大人オンリーというワクがそんなに重荷ですか!(笑。回想シーンだけがイキイキとしている。うーん、お話がスムーズに動きだせば面白くなると思うけど、少なくとも今回は展開もキャラの動かし方も、大和さんなんか困ってるな~という印象だった。今んとこ後輩が一番好き。カコイイ。部長がちょっと面白い。表紙きれいだな~超ゴールドっぽいな~…大和さんやっぱゴールド意識しすぎなのでは…。
そして、やまねあやのファインダーが…面白いよ!最近すごくいいよ!香港編って秋仁と麻見のそれぞれの気持ちの自覚に必要だったんだね!(多分。まだ麻見出てきてないし)そしてフェイロンにいじめられてる秋仁も面白いよ!きせるで叩かれてるあたりなんて、即物的なただの隷属関係と、ある種類のコミュニケーションをとれる関係性が生成されつつある状況とのバランスがとれているような気がして、いい感じだと思う。でもフェイロンと秋仁が仲良くなってしまってほしいってのはやっぱりムリかな。フェイロンは秋仁を他者としてみようとしてないし、そうするようになる契機もなさげだし。契機…あれだ、ベタに(身体的精神的に)へこんでるフェイロンを秋仁がついつい(身体的精神的に)なぐさめちゃったりして、フェイロンも意地をはりつつほだされちゃって…ツンデレフェイロン(勿論対秋仁だよ)…いいじゃあないかッ!(笑。
あとは短評。
君がいなけりゃはやっぱり息切れかなあ。初回の印象がすごくよかっただけに淋しいなあ。
CJさんは良くも悪くもあいかわらずテンプレだ。
アンド、○○はどうしちゃったのだ。
千歳ぴよこは短期間で随分絵が変わった気がする。や、絵というかデッサン。でもまだ角度とか構図とか…まだアレだけど、前よりよくなってる気がする。しかし…何を参考にしたんだろう、あの構図…というのが気になってしまう…。
剣解はなんか絵が古臭く感じる。内容も説明が足りなくって、作者のファン以外にはキツイのではあれは。
みなみ遥は仕事っぷりの描写が子どもの描いたお話みたいだった。
東野裕はそろそろ勘弁してください…。
ウルジャンが見付かりません…なんでだろ?
もー西村しゅうこのトンデモ漫画を買うのはやめようやめようと思いつつ、今回なんてタイトルもおかしいし、以前見た新刊紹介のあらすじもアレだったしでやめておこうとおもってたはずなのに、気づくとついつい手にしているんだな。
でも意外と読めた…と思う。設定はトンデモでありつつ展開はベタなのもわたしの中では評価が高い。こないだの大名もの?みたいのよか面白かったし、トンデモシリーズ(と、作者も中表紙で書いていたので、ああそういうつもりだったんだ…本気ではなかったんだ…とちょっと安心したよ…)の中では、騎士堂倶楽部の次くらいにまあ読めるんでは。ただちょっと展開が速くて説明不足な面も。だからまとまりの意味でもやっぱ騎士堂倶楽部はよく頑張ってると思った。
瑛の魅力がサッパリ伝わってこないので、なんでじじ+三兄弟にモテモテなのかまったく説得力がなく、話に入り込めなかった。お話よりも絵がつらいかも。表情に生気がないし、画面構成とかも平坦で、起伏に欠ける。漫画の人物描写はやっぱ言葉だけでは全然説得力がたんないのだと思った。
そいえばこないだ美容院に行ったときに隣の席の話が聴こえてきたんだけど、男の美容師さんが「オレ秋葉系?なんですよ。漫画とかめちゃめちゃ読む」とか言ってて仰天した。秋葉系ってオタクの代替語になりつつあるのですかね。ゆずりも秋葉系なんですかね。
なんか色々イマイチだった…。特にお話がイマイチで、虎丸ってもうちょっとお話しっかりつくる人じゃなかったっけ…と思うんだけど…。
お話がしっかり書かれてないと、この作者の短所がはげしく目に付いてしまって厳しい感じ。いつもはちょっとわかりづらかったり性格に難があったりするキャラも、関係性とかはしっかり書かれてたりいい味になってたりするからそれほど気にならなかったんだけど、今回はなんか魅力ないキャラが多かった気がする。絵的にも表題作とか攻も受もヒゲってどうよって感じだったし。虎丸らしいギャグもあまり見られないというか、あってもすべってる感じ。
個性のある作家さんだと思うので、頑張って欲しいなあ…(涙。
昨日はジョジョ仲間マリィさんにオフの会合でお会いしたのですが、ゆずりのおお振りへの盛り上がりっぷりに驚かれていたというようなことをうかがって、確かに客観的に見れば、最近のマヨイガのあられもない雰囲気(笑)はビックリだよなあと思った。こういう祭っぷりはジョジョサイト立ち上げ以前のジョジョ祭以来かな。やっぱり魅力的なキャラがいっぱいいると、連作したくなるのかもなあ。
しかしマリィさんにそう聞いて何がショックだったかって、ゆずりはこれでも抑制してるつもりだったってことですよ!!いや、マジで!!!自制しなかったらマヨイガは今頃おお振りサイトになっちゃってますよきっと!
以前に読んだ本屋さんの話が結構よかったんだけれど、地味なのと取次ぎの仕事っぷりにハテナだったのとで、これが出た時もなんとなくそれなりにしていたのだけれど、暇だったし読んでみた。ベタ展開だけど(けど、ってこともないか)面白かったよ~。ノンケ攻めが性格悪そうで~(笑。視点人物の切り替えどころもちょっと面白かった気がする。地味だけれどよい作家さんだなあ。
何か扇ゆずはの問題がいろいろと見えてきた気がする。
最初に断っておきたいのは、わたしは基本的には扇ゆずはが好きっていうかむしろ結構盲目的に好きってことで、一部で売れ筋ねらいだとかCPがワンパタだとか評価されてても、それには多分反論できる気がするのね。しないけどさ。
それでもなお、ここんとこ面白くないなと思ってしまうのだ。
たぶんその原因は作者も半分くらいは気づいていて、あとがきでBROTHERSシリーズとスタアシリーズで近い時期に身を引こうとする受けネタをやっちゃったこととか(まあネタの近接の問題だけではなくて展開がワンパタだって問題だと思うんだが…)続きはまだまだ描けるけどクオリティは保証できないとか言っちゃってることとか(というかクオリティ低下は既に著しいんだけれど、それも含みこんでのこのセリフなんだろうか?だとしたら色々大人の事情もあるのかなと思うが…)言及してるし、確かにそういう問題もある。
けれど、今回BROTHER二巻を読んでみて一番問題だと思ったのは、扇ゆずはの描く漫画って主人公の二人だけでいいんだなあということだった。
二人だけの世界ものの長編というとすぐにフジミ二丁目交響楽団を思い出してしまうんだが(だってあの長さにしては登場人物が少ないよねえ)、フジミは片恋の時期が最高に面白かったと思うんだが、超長編なラブラブ時期も(色々問題はあるが)それなりに面白いと思うので、ある程度二人きり世界の成功例として挙げていいと思うんだ。で、フジミの場合は恋愛だけではなくって、音楽面における成長って物語が傍系にあるから、二人だけが延々とメインでもひっぱれるんだと思う。
扇ゆずはの二人きり世界はどうか。二人すなわち扇ゆずはの描くワンパタCPは才能だだ洩れ超絶イケメンなのに受けにメロメロ攻めと、魔性の(男にだけ)モテモテ天然受けなんだけど、前述したようにそれ自体は別にいいと思うんだ。つかわたしも好きなCPだし。でもそこにはフジミみたいな傍系の物語はなくって、スタアのリヒトが役者なのはリヒトのスゴさを表わすための記号でしかないし、BROTHERでは唯はテニスをやめてしまってすらいるんだよね。
んで、更に問題なのは作者がこの二人を溺愛しすぎちゃってることで、いやそれも別に悪いことじゃないと思うんだ(ここまで自キャラに萌えられるオリジナル作家はある意味スゴイし、尊敬してしまうよ)けど、それが過ぎるあまりに脇キャラが超テキトーになってしまってるんではないか?と思うのだ。
今回のBROTHER二巻でいうと、たとえばまず絵面として、唯のマネージャーとか飛鳥の先輩とか、手クセだけでさらりと描いて髪の毛にトーン貼ってごまかしただけでしょう(だってマネージャーとか浴びる純情のお母さんにソックリだし)とか、唯の後輩の成宮くん(この名前もどうよ)なんて顔適当過ぎでしょうとか。スタアに愛でもみちるの先輩とか絵も扱いも適当すぎで、ハリウッドの監督なんかもあからさまにテキトーだったし。
とはいえ、二人きり世界がキモチイイのも当然のことで、特にこういうCP設定では攻めは受けにメロメロでないと淋しいので、それはそれでいいと思うんだ。それは崩さずにどう第三者を介入させるか?ってのが扇ゆずはの課題なんではなかろうか。
まあ、単行本一冊以上の連載をやらずに短編中心にする(ダリアの新連載とか面白かったし)とかすれば、このままでもいいんではないかと思いますけど。でも扇ゆずはの更なる進化が見てみたいなあと思うわけですよ。
ここのところ面白そうなBLの新刊が全然見付かりません…。つまんないなあ。
ということで新規開拓をしてみたのだけれど。絵がそこそこ整っているように見えたし、原作者別ってことはストーリーも無茶苦茶ではないだろうし、裏表紙のあらすじもまあ悪くなさそうだったので購入…かなり失敗。
絵がなんというかアニメっぽい。ヘタではないけどデッサンとかいまいちだしちょっと古い印象。古いっぽい絵でオサレカフェとか舞台だとかえって萎える。
あと絵のせいもあるかもだけど、年上ヒゲ先輩とか天才肌研究者とかのキャラ設定に全然リアリティがない。たとえば天才肌とか言ってても設定だけって感じで、性格は他の作品の別キャラっぽかったり、描写においても携帯の使い方もわからないとかはいくらなんでもありえないだろう(理系なのに)と萎える。
物語も特に面白みがなかった。
生徒会役員は会長が勝手に指名していいんですか。
なんで役員は丈の長いダサいブレザーなんですか。
なんで生徒会長ダサい長髪なんですか。
しかし最近そんな嶋田尚未がツボになってきてしまった…。ちょっとダサいくらいがいいよね(え?
お話の方も、双子の弟が超かわいいのでみんなに狙われて、それを兄が一人で守っていて、というあらすじを読んだところで、ああ兄がモテモテヒロインになるのね、と想像できてしまい、そしてそれを裏切らないのが嶋田尚未のいいところ。たぶん。
綾瀬の身長はいくつくらいの設定なんだろうというのが今更気になってみたり。
170はないだろうけど、160というのは小さすぎる気が。164くらいだろうか。でもあの厚底は10センチ近くありそうだから、トータルで170以上はありそうだな。そう考えると女装綾ちゃんも結構エグいな(笑。
しかし狩納と並んでいるともっと小さく見えるよね。この漫画のパースというか縮尺率というかは確かに異常なのだけれど、狩納はまあ常識的に考えて180台、もしかしたら190台でもなんとかオッケーかもしれない。だが190と見積もるとしかし、厚底を履いている綾瀬と30センチ以上差があるように見受けられる。とすると、綾瀬は靴を脱いだら150台ということに…それはそれでエグイ…。
内容にかんしてはいつも通りのバイト編。ラストまで入らなかったんだね。バイト編がこんな長いと思わなかった。おカマバー(?)のナースコス祭りはいいんだが、せっかく(?)なんだから祭りは日替わりの設定にして、他にも色々なコスをさせればよかったのにねと。ブル子ちゃんが好き。
とにかくこの人は名前が気になっていたのだけれど、どういうアレなのか結局分からなかった。ジョジョラーというわけではないのだろうか…。あとなぜか二人で描いてるもんだと思ってた。
絵は思っていたよりうまくはない感じ。表紙などを見ていると結構画力ありそうな気がしたんだけどな。内容もちょっと古い印象。
古いコミックスなので絵が古い。
表題作とか、なんだかカタルシスがない感じでちょっと中途半端。サッカーは関係ないのね…。
表題作は、え、これからはじまるんでしょ!?これから一波乱あって、攻めが実は前から好きだったんだ!!とか受けに告白すんでしょ!?…というところで終わってしまった。
この作者は以前の原作ものの時は、安定したデッサンの絵というイメージがあったんだけど、今回はところどころ微妙な…特に下半身(いや、そういう意味ではないよ!)が変で、座っている足とかおかしい。着物もいまいち変だったような。
お話については面白くなくはないけど、特に語りたいこともないかなあ。
年明け早々のゼミ発表なんて!
ともあれ、仕事納めから冬コミ、発表準備と、なんかもう何?何の修行なの?って感じだったので、ちょっと一休み、します(いや合間合間にいろいろしてましたけどね、こう、まとめて休みたい。
不義理をしてしまっている各方面には明日以降ご挨拶に伺います…すみません。
久々に西田東『彼の肖像』を読み返して、漫画家ものに弱いわたしは画家ものにも小説家ものにも弱いことを思い出した。そのせいもあって『彼の肖像』は名台詞だらけに感じるし、今のところ西田東の中で一番好きなんだけど、「俺はすべての欲求を絵で満たすから彼氏はいらねーの」というハルの台詞が読むごとに重たくなってくる。自分の環境をかさねちゃうからだろうな。勿論重いというのはよい意味だけでもないけど悪い意味でもなく。しかし「ゆずりはすべての欲求を漫画で満たすから○○はいらねーの(○○にはアカポスでもなんでも入れてください」とか言い替えてしまうと、なんか非常にアホみたいだな(笑。文学とかだったらカッコイイかもしんないけど。
↑内容は絶対損はさせませんが、絵についてはフォローできません…。
あと、合間合間に遊んでたアレのために、『七色いんこ』を読み返して、やっぱ個人的にはいんこが手塚のベストかもしれないなと思った。ベストって言い切っちゃうのはやっぱりまだちょっと不安というか、好みだけで言えば火の鳥とか三つ目とかも同じくらい好きは好きだし、漫画としての良さを考えると他にもいろんな作品を考慮にいれなきゃなんないんだけど、個人的には話(漫画ではなく話)の作り方として一番好きなのはいんこかもしれない。私が幼稚園児だった頃に連載されていた作品だというのもなんだかスゴイ。不思議。玉サブローも好きな犬キャラベスト3には絶対入るお気に入りキャラだし(勿論イギーも入る。
↑いんこカコイイな…。新書版も買おうかしら(笑。
某出版社の新刊一覧を見られるページでこれ、「ダンナ」が「ダンテ」とゆう誤植になってて、CJさん元からちょっとアレな人だったけど遂に壊れてしまったのか、というか壊れた上に歴史ものですか、とか色々悩んでいたんだけど、何のことはない吟遊詩人シリーズの二冊目だった。「ダンテ」でも妙に意味の通ってしまうタイトルだったのが罠だったね。
内容は…、前作からなんかイマイチだったのだけど今回もイマイチどころかイマニくらいかなあ。変態吟遊詩人がうまく活きてないのと、ゆーまがすっごいカワイイって設定になってんのかどうかもよくわからないというか…設定もお話ももっと練ったほうがいいのでは。同時収録の短編は、前に読んだ時も思ったけれど、同じ設定の話を以前にも読んだことがあるような気がするのですが。
というわけで、恒例?のBLベスト10です。
今期次点はホームラン・拳「僕は君の鳥になりたい」、やまねあやの「クリムゾン・スペル」1。
ちなみに今年のベスト3は扇ゆずは「浴びる純情」後藤星×秋月こお「寒冷前線コンダクター」本仁戻「DOG STYLE」で、全部上半期ですな…。
これもちなみに今年読んだBL漫画は約130冊。よくがんばった(笑。来年もがんばって読みます。
わーいわーい扇ゆずはだ。
しかしなんかこの表紙は…ハデでいいのかもしれないけれど、やはりまだ扇さんのカラーの微妙さ加減が残ってる感じだね。さてさて。
「Oh!?」、じゃねーよ!(笑。
ということで、スタア、ハリウッド編もふつうに読んだんだけど、なんかなあ、展開がブラザーズといっしょ(超売れっ子攻めのために身を引こうとする受け)というのがなあ。これって扇さんの展開づくりの問題ではなくって、扇さんの描くCPがワンパターンなせいな気がするけど。リヒトの顔は前巻よりかわいくてよい。榊甚大の突然の登場とその変貌っぷりにはたまげたが静さんといっしょでよかったね。はしゃいでる静がかわいい。というかこの二人読みきりで読みたいよ…と思ったら、う、うわ?うわわ、静さんの読みきりが!マジで描いてたんだ!知らなくってよかった、喜びが数倍だよ!
ということで、ラストサマーのその後。やはり静さんの左目は失明していたのだね。再会できてよかったよかった。正直あんましどうこう言いたい感想は特にないんだけど、この二人が読めただけで満足。いいのだ過去があるから。おふろで頭がキューピーさんになってる静さんとか、だんだんくだけてきてる甚とか、甚の関西弁とか、モエモエ。あと甚はフツウにカコイイ。スタアのみちるとかは体型があんまし競泳体型にみえないこととか不満だったんだけど、甚はちゃんとゴツいから好き。
インザダークは微妙…淫乱な盲人の夏芽さんは面白かったけど、なんだか全体として微妙にイマイチ。ちょっとうまく理由を説明できない。別にここ最近の扇さんの美形受け≒性別受けがどうとかいうことでもなく、お兄さんが黒すぎるからでもなく…なんだろうな…。ところで夏芽さんがバイオリンを弾くのを見て、ああやはりこの人のフジミが見てみたいと思ってしまった。
スピッツの「ただ春を待つ」って、「タダハル」さんへの801歌だと思ってた。
嘘ですけどね。
古めかしい話が読みたくて買ったのだがなんかちょっと違う。実際に古い漫画も多くて、充分雰囲気も古いんだけど。お話が薄いのもあるんだけど、快楽至上主義なキャラの精神性が一昔前のヤンキーみたいでなじめないというか違和感と言うか、ダサいんだよなあ…。あと短編ばかりだから仕方ないけど、お話とかキャラにつくりこみがもっと欲しいと思った。
すごく修羅場です。
ものすごく前に買ってはいたのだけれどやっと読んだ。
あんまり前の展開を覚えてなかったんだけど、読み始めたら思い出したというか、思い返してみると結構単純な構図とのろのろ展開だった。あれだね。低俗霊じゃなくて漂流教室だね。文化祭前日を永久にくりかえす学校、しかし使い古されててもやっぱりこういうの好きだなあ。この後どうなんのか、ていうかこの文化祭篇のあともこのシリーズがつづくのかどうか。ルチルは季刊だから進みが遅くて困るのだ。
しゅしゅしゅさんはやはりアホな話の方がいいと思う。んだけれど、今回はなんかあまり突き抜け感がないのと、お話がいまいち練れてないので読後感がいまいち。前半の田吾作ものは大まかにはいいんだけど薄くて物足りないし(短い話なのに人も多すぎ)後半の奇妙な変身ものは雑駁すぎ。
つまり、これもやっぱり無茶苦茶設定をやるならむしろきちんと設定をつくって欲しいということなので。しかししゅしゅしゅさんはやっぱタカララシリーズが白眉(というほどではないかもだけど)だったなあ…あれは無茶苦茶でなおかつ面白かった。なんだろ。編集の差かなあやっぱり。オークラは今明らかにおかしいもんなあ…。
無茶苦茶だった…(笑。
いやー。無茶苦茶は別にいいんだけどね。なんか男版大奥とか、別にまあいいんだけどなくてもよかったよね。出て来たの最初だけだし。天下をとるとか言われてよくわからんプロジェクトに真剣勝負されても、あんましリアリティないよね。脇CPのひとたちは忍の訓練とかしてるけど、それ現代社会でというか会社で何の役にたつのさ。と、なんかいろいろ戦国風の色をつける工夫はされているものの、どれもこれもうまく機能してない感じ。そんな彼らが最後にやはり会社でみんな働いているのはちょっと笑えたけど、うーん、全体にもっとうまく構成練って欲しかったなあ。無茶苦茶でも別に面白ければいいんだけど、構成があまいと脱力してしまうよ。無茶苦茶ってつまりファンタジーのことだから、ファンタジーは設定きっちり練ってこそなジャンルだし、それを怠るとダメダメになっちゃうと思う。
なんか…なんというか。
お話も絵も、ものすごーいタカハウヒさんがイキイキしている感じがするのは、気のせいではないはず。単純に面白いからうれしいのと、元花ゆめ読者としての妙なうれしさが。
現代と戦国で年齢差と受け攻めが入れ替わるんだけど、戦国では攻めになるおやかたさまがあまりにヘタレでなさけない。しかし作者はイキイキしてるし、戦国のほうがお気に入りなのかな。確か戦国版はまだ続くはずだし。でもこうして戦国の話を読んでから現代に戻ると、またきっと違った雰囲気になるかもしれないなあと、それも楽しみ。ワクワク。
昨日の日記が感じ悪くてびっくりしました。
あときちんと「じっかい」で十戒を登録してるIMEにビックリしました。でも「じゅっかい」で出ないのは不便だぞ。
うーん。
どうも松崎司もあまりお話作りがうまくはないようだ。あまりに絵が好みなので、いままでなんとなくそのことに気づかなかったみたいだ(笑。遅刻遅刻~とか言ってガチムチ兄ちゃんが食パンくわえて走ってたら転校生に激突するという始まり方からして可笑しいアレなんかは、もっともっと面白くなりそうなのになあ。勿体無いなあ。筋肉男て雑誌コンセプトはよかったけど、結局そういうとこが微妙だった気がするんだよね。松武とかもそうなんだけど、お話づくりがイマイチだったり萌えがなかったり。松本いなきとかは結構いいお話も描くと思ったけど。だから何が言いたいかというと(何で廃刊なのかは知らないんだけど、あの雑誌が売れなかったんだとしたら)やっぱ筋肉萌えってマイナーで売れないんだなって思われちゃったんなら残念だな多分原因は違うとこにあるよ、って思うのだ。
ビスポークのつづきはよかった。結局ライバル二人が仲良くなりそうなとことか(笑。
内容が薄い。いかにもビブロスの学園ものという印象…。同時収録もあんまし面白みはないというか見所がない。
表題作の柊木様(女子・元剣道部主将)はカッコよい……ボーイズラブの当て馬が女子で、単なる悪役ではないというのは珍しいかも…まあ結局イマイチな退場ではあったけど。
桜城ややはかっこいい男子はイマイチなんだがかっこいい女子は結構うまいなあと思う。「コイ茶」の蓮根の妹もよかった…そいえば蓮根妹×徳丸妹はどうなったんだろう…最近コミックスも追ってなかったのでしらないんだけど、友達くらいにはなれたんだろうか(笑。
チラシを見てたら新刊の西村しゅうこの表紙がひどく無茶苦茶で笑ってしまった。読んでみようかな。
『春の雪』ってたぶん三島は「うっわー清顕って最低な自己中陶酔しまくり少年(←この二文字ポイント)だなー!」と思いながら書いてて、でも清顕にモエモエなんだろうな、と気づいた。ケモノ的なやおい読みの感性で、この印象は結構あってる気がする。かなり今、自信満々。
…こんなん論文にも批評にもなんない。
ええとね、いろいろ自分の弁解とかしたい。
正直連載中はやはり、なんじゃこの漫画は~!とずっと思ってたし、今でもそう思う。だし、発売当時にはあんまり読む気はなかったし、誰が買うんだろともちょっと思った。今回読んだのは、丁度ブックオフにあったのと、BLフィールドワークには読んどいてもいいかなとは思ってた、という理由でだ。
なんだけれど、正直このタイトルを見たときに、おおコミックスは「ラブ」で来たか、と、ちょっと達成感みたいなのを感じてしまったのも事実。このタイトルで結構いろいろ許せてしまった(笑。
(知らない方のためにご説明。かゆまみむのこのシリーズは通称「アンド、○○」と呼ばれている、ゴールドで連載中の毎回10Pとか短いページでえっちだけしてる漫画なんである。「○○」には毎回いろんな言葉が入って、「アンド、クスリ」とか「アンド、もーいっかい」とか、その回のお題になっているんである。えっちシーンが衝(笑?)撃的でちょっとアレなんで、結構有名)
それにつけても、絵が思っていたよりもてんやわんやだった。この表紙とか見るに、CGになると塗りとか線とかいっそう短所がめだつ。ペン画はあの細い線でごまかされてたんだろうか、あらためてみると、デッサンが大変なことになっていた…。
内容に関しては特にあらためて思ったことはないんだけど。
基本的にどこから読み始めても大丈夫で、急に読まされても大丈夫、な話なので(その点は偉いと思う、今回まとめて読んでみてあのふたりはこういう関係だったのか、とかちー先輩たちはまだアレだったのか、とか色々わかってやっと全体像が見えてきた感じ。なんだかちょっと大塚英志のビックリマン論ぽいよね(笑、いろんなエピソードをあつめて、やっと世界全体が把握できるっていう。
ただ、別に全体が見えなくってもいいってコレクター/読者がいっぱいいるってのもミソなんだよね。その視点は大塚論でもなかった気がするところ。(ところでこれってたぶん大塚本人がビックリマン収集をしたことがないんで気づかなかったことなんではないか、と推測してる。とすると彼の論じたいが印象批評でしかなかったねってことになるけど/つまり、経験則に負けるような批評は研究ではないと思うんだ…あ、話がずれた)
鬼畜後輩杉とちー先輩のほうは多少好みだった。まあ最近鬼畜オレ様年下攻めが好きなんだろうな。
とりあえず西炯子のオビを見た時点でひいた。
で、読んでみて「なりません」って思った。
お話は教員とか写真家とか旧家っぽいのとかなどなど硬派系テンプレ設定がめじろおしだったが、いっこも萌えなかった…。ピアスコミックスだからというせいではなさげ。だってエロオンリーという印象でもないし。なんだかなあ。というか、萌えない上にお話として特に面白みもない。
絵はまあ上手い…上手いことは上手いが、がっちり技術があるという上手さでもなく、目を引くような魅力ある特徴があるわけでもなく、中途半端な印象。ちょっと松崎司と月原繭里を足して割ったような感じではあるが。
うーん、全体に印象の薄いコミックスだった。
つうか折込チラシのフジミの新刊予告の中に盗撮という単語があり非常に脱力。
…何処へ行ってしまうんだフジミ!
ななな何ですかこの恥ずかしい表紙は。
恥ずかしい?恥ずかしいのかなあ。いや、わたしがそう感じるだけかも…うん、そうかも。なんかさあ、このメガネギイは個人的にはすごく好みではあるんだけど…ギイだと思うとめっちゃ違和感。だから恥ずかしいというか、うわっ!て感じなのかもしれない。しかし…こうなってみると、やはり二年生の時のちょっとかわいいギイのほうがよかったなあ…(涙。
まあ、内容は数百倍恥ずかしかったですけど!
特に、美貌のディテイルの最終話最終ページとか、ねえ…(笑。いやはや、好きですけどね(笑。
書き下ろしのバレンタイン話はごとうさんのリクらしいので、どうやら作者は本格的に利久政史ペアにハマっているらしい、と理解した。理解はしたが納得はできない…いや、やはり未成熟なペアのほうが面白いってのは充分よくわかるんだけど…、ほかにいっぱいカップルいるじゃないか(涙、って、正直思うよ…。
でもあのセリフとかって、たぶんおおやさんのオリジではないと思うのよ。だっていかにもーなごとうしのぶのエクリチュールだったし。だから、きちんとプロット自分で書いたんだろな。わたしはやはりあの文体好きかもしれない…や、夏からこっち、利久政史しか読ませてもらえてない鬱憤が、妙な愛情に昇華してしまったのかしらん(笑。
あと、表紙のデザインがこれまでのと違う。装丁のデザイナー変わったの?シリーズでデザイン統一されないのって、個人的にはいや~んな感じ。
追記。読み返してみたら、バレンタインルーレットはほぼ原作どおりだった…アレ?最初読んだ時は、原作とはちょっと違うという気がしたんだけど。気のせいか。
穂波さんはがんばってると思う。原作が遺憾と思う。
主人公の悩みだけが延々と描かれてる印象があり、漫画である必然性が感じられない。穂波さんの少女漫画チックなエクリチュールでなんとかやっと漫画として成り立たせているというか、それでごまかせてる感じ。瑞穂の描写ばっかりなせいで、円ちゃんの性格とか、なんで瑞穂が円ちゃんに惹かれたのかとかもよくわからん。星とか天文学関係のモチーフも全然活きてないし、タイトルも含めてとってつけたよーな印象。
しかしあれだ、わたしは穂波さんの漫画はやはり好きらしい。いい原作に出会ってほしいなあ。
今の紬の微妙なモテモテぶりは面白いが、以前も書いたようにグダグダなまま終わったら淋しいので、なんとか前に進んでほしい。今グダグダなのはいい。面白いし、そういう話だと思うから。でも最終的には、なんとか決着をつけてほしい。
というか、この巻収録分のあと、紬は結構動いているので期待していいんだと思うけど…なんとか誰かを捕まえて、落ち着いてほしいよ(笑、これも以前書いたように、椿とくっついてくれだなんてワガママ言わないよ、この際誰でもいいから(笑。
主人公絵がまたあまりに幼いのでやめておこうと思ってたんだけど、読むものがなくて購入。
最初のあたりは主人公もきちんと大学生に見えてたんだけど、どんどんいつものようにありえない子どもっぽさになってきてガックリ。性格も子どもっぽいし。そろそろきちんと大人同士のお話とか読んでみたいぞ。
あと登場人物の苗字がどれもしっくりこなくて、なぜだろう…と思っていたらそういうことだったのね、とあとがきを見てやっと判った…。秋田くんに柴くん、ね。ふう。
柏木は前半と後半でキャラが違いすぎてなんだかなと思った。いい子ちゃんを演じている、という部分が後半ではきちんと書かれてなかったからだと思う。
ペンネームがわけもわからずにすごいのでとりあえず引いた(あさ・くすこさんと読むんだそうですよ。
そしてタイトルのセンスのなさにも引いた。
しかし派手目な表紙絵と怪盗ものということにひかれてついつい手に。
…結論として、もうショコラコミックスのジャケ買いはしないぞッ!(涙…と思った。いつもそう思うんだけどね。
なんだろう。何が・どこがいけない、というか、何もかもだ。
主人公の刑事がよくわからん性格な上に行動原理もよくわからん。それに怪盗にもらった薔薇で押し花とかキモいです!(いや押し花はいいんだけど、なんだかあの押し花はよろしくない)怪盗もいまいちどんなキャラなのかよくわからん。それに怪盗の仲間とかなんで居るのかわかんない(この仲間は担当の指示で入れたらしいけど、うまく使いこなせてないのは作者の責任だと思う)し、とにかく全体的にキャラが立ってない。刑事の上司とか富豪とかは色モノキャラにしようとがんばっているのは判るんだけど、あまりにそのがんばりが見えすぎでわざとらしくなっちゃってる。展開や怪盗がやってるナゾ解きもショボくていまいち。あと怪盗のコスチュームがダサイ。狙ってダサいのは構わないけど、それならそれでもうちょっとなんないのか。
併録の短編もなんだかキャラがしっかり描けてないし面白くなかった。生徒会長の性格がわかんない。
絵が大和名瀬の絵になんとなく似ている。アシさんとかなのかなあ。なので絵についてのアベレージはかなり高いので、お話作りをなんとか頑張っていい作家さんになってほしいものだと思う。
前巻の『檻(ケージ)』よりは格段に面白かった。アレの後の麻見の笑いとか、飛龍の嫉妬ブチ切れとかの場面がベタでよい。あと、偶然その回に本誌を読んだ時から思ってたんだけど、秋仁が麻見に「あんたを売ったのはオレだよ」と言うシーンがかなりいい。わざわざ麻見に伝えにいく秋仁も、それを聞いた麻見の表情とか反応もいいと思う。しかし麻見は全体的にはデッサンが崩れて来ているような…麻見がきちんとカッコよくないとなんかいまいち盛り上がりに欠けるなぁ。
香港行きの前までってことで本編が短くて残念なのだけど、しかし同時収録の「ベイクド・スイート・メガネ」というわけのわからないタイトルの短編がすごく好きになってしまった。エリートっぽいお堅いメガネリーマンとそれに営業かけてる天然ぽい肌着屋の元気営業で、超ベタベタ展開で大変よろしい。今まで読んだやまねあやのの中で一番好きだ。ページ数が少なくていろんな小道具が使い切れてないのが残念。ラストなんかも駆け足でもったいなかった…。あと「まんぷく堂」という名のケーキ店(しかも店名が筆書き)がかわいかった。
そのほか、代議士の親父たちの書き下ろしもあってひじょうに充実した印象(笑。
すごく好きとかファンというわけではないのだけれど、なんだかんだ言ってやまねあやのもやめられない。ここまで売れてる理由は正直よくわからないけど、やはりある種のよい漫画家さんなのだとは思う。
「あなたには夢があります」というタイトルの出会い系迷惑メールを受け取り、わたしはジョルノジョバァーナかよ!とちょっと喜んでしまいました。
今月のセックスピストルズ@BE×BOYは、なんだか読んだら妙にむしょうに冷めてしまったのでスルーしようかと思いましたが、萎えの原因は主に話がよくわからなくなってしまったせいだと思うので、ちょっと整理してみましょう(こんな入れ込みっぷりはリカの第二部以来ですよ。いつも以上にネタバレ色が濃いので気をつけてね。
セスが若葉に語った話。
…翼主(=天使=天狗)のセスにとって、仲間であっても翼手の蝙蝠は軽種でイヤなのだが他に翼主が残ってないので仕方ない
…蝙蝠には何人か会ったけど男ばかりだった
…しかし若葉はアンドロジーナスだったので丁度良かった
…若葉が妊娠したので実家に連れて帰った
(…ん?男でも懐蟲つかえばよかったんでは?
(ということもあるし、単純に以上のセスの説明はほとんどウソで、セスが若葉に惚れているだけなのだ、とも考えられるが…
セスの実家について。
…翼主の血筋でセスは久々に出た翼主(鷹)
…翼主の血は発現しづらく蛇の目ばかり出る
…一統のなかでも西家の叔父は権力者
…セスは西家の娘(もちろん蛇)と結婚することになっている
…父親が外国人だと蔑視されるらしい
(よってセスは翼主で正統な後継者だけれど微妙な立場?
…なので、次の誕生日まで実家に戻るつもりはなかった
(誕生日になったら、きちんと後継者になれるんだっけ?結婚するんだっけ?若葉に誕生日を一緒に過ごして欲しいと言っていたことと関連があるのでは?
…ちなみに、セスになびかない斑類はいない
セスの思惑について。
…若葉は犬(軽種)ということにしておきたい
(翼主×翼手の子どもだとバレると叔父が何をするかわからないってところだろうか?誕生日のこともあるし、若葉を対外的には愛人として認識させておきたいのかも?
(というか、なんで若葉を実家に連れ帰ったんだ?お家騒動的にはかなり不利になるのでは?やはりこれも単に、若葉がセスと離れたいと切り出したがための闇雲な強硬措置なのか?
…若葉は長持のことが好きだと思ってる
おお、なんか書き出してみたら分かってきた気がするぞ。セスの誕生日ってのがどういう意味を持つのかが分れば、もうちょっとすっきりするかも。ワクワク。
しかしまあ、一月分のページ数でこれだけの設定をぜんぶ読み取らせようってのはやっぱくどいですよ…。うう。
晴れて云々と一緒に買った。
裏表紙が腹が立つぐらい(程度の比喩ではない)恥ずかしい。
表題作とか家出少年ものとか、あまりオーソドックスではない、おとなしい少年の話でちょっと不思議系展開というか日常を半歩逸脱というかそんなかんじでやまがたさとみ的ないやらしさ(えっちなわけではない)がありイライラする。何にイライラするのかというと、特に表題作でそうなんだけど、自意識を守ろうとする若者が無自覚に他者を傷つけ、それが物語中の論理では肯定されてしまう、ゴールデンタイムのドラマにありがちなDQN肯定展開が悪びれずに開陳されているからで。表題作のいじめられっことヤクザの息子の話とかはもうちょっと面白くできそうな設定なだけにもったいない。
ラストの花屋さんのお話とかは、山本小鉄子らしくてまだ読めるかと。
いや、なんか悪く書きすぎたな。
すみません。わたしが未熟なせいです。
絵はかわいいと思うのだがいまいち萌えない、どころかあまり面白くない、ことが多い。のに何度も買ってしまう山本小鉄子。
幼馴染がカッコよくなってかえってきましたもので一冊、なのだがいまいち展開がたるたる。関係もキスまで。いやそれは別に構わないというかむしろ歓迎というか、この作家のそういうところは好きなんだが…いや、この知名度(いやわたしが思うほど知名度の低い作家ではないだろうけどそれでもまだまだだろう)でエロなしを赦されてるってのはある意味すごい好待遇なんではないかとも思うし。…ん?あれ?キスすらあったっけ?
…いやそれはともかく。一番よくわかんないのはなんで主人公がなびいたのかということで。
独占欲を恋愛感情と履き違えることは現実にもあることだろーけれど、そんなん漫画で読みたくないし。幼馴染ものってだからあぶないんだけど、そこを乗り越えるための説得力ある心理描写をしてほしいよね。特にこんな長い連載ものなら、心理描写にも紙幅をさかなきゃならないのはあたりまえだし、だからなおさら「友情ではなく恋愛である必然性」が必要だと思う。
なんだかなぁ…これまでで一番不満が残ったコミックスだった。
よかった!と思える作品がひとつもなかった。
猫田リコは『少年地獄』の辺りから既にあぶなっかしかったけど、その中にあっても「二人は罪に沈む途中」なんかはまだまだあぁやっぱ猫田リコだ!と思える作品だったんだけど。担当さんの舵取りがよろしくないのではなかろうかという気がするなあ最近。というか単純に仕事が増えたことの弊害なのか。むむむ。不安なり。でも今後も読むと思う。すっぱり切り捨ててしまうにはあまりに鮮烈な個性を持っていると思うのだ猫田リコ。たとえそれが過去形になってしまうとしても諦めきれぬ。
「…ああそういや
おまえのピアノは…ヘタだもんな
CDとか色々聴いたけど
皆おまえみたいにもたもたしないし間違わないし…」
ぎゃー。
面白かった。面白かった!
西田東は確かに絵がヘタで全然上達しないが(もうその点に関してはフォローする気はしない)それでも薬や有島のせいでキレてる深見さんと、一晩裕介のピアノを聴いてふつーに戻った深見さんの顔が全然違うんだよ。偉いっ。
そして、深見さんが、深見さんが受けというのが…!!!(笑。いやはや。これが有島だけならまだしも裕介も(二巻には入ってないけど)だからなぁ…。いや、深見さん受けというのは全然オッケーというかむしろ歓迎ですが。最後までそうなのかな。リバしてもしなくてもどっちでもいいなあ。
しかしボーイズラブの懐の深さに関しては、やはりこのジャンルの可能性を見たくなってしまう。BLっておめめキラキラ純情漫画とか、まっとうなポルノとか、ごついヤクザが受けとか、なんでもありなわけで、それってやおいではなくオリジュネではなく、やっぱりBLだからこそ可能な世界だと思うんだ。いやジャンルの称揚のために言うならば、ヤクザが受けでありえるジャンル、というよりはむしろ、おめめキラキラとか単なるポルノも並存できるジャンル、といった方が正確かもしれないけど(ヤクザが受けになれるジャンル、だとやおいでもオリジュネでも構わないだろうから。
一時期非常にハマっていた宮本佳野だが、最近ダメだなぁ…。なんかビブロスで描き出したあたりから苦手になった気がするんだが。あるいはカナンでケチがついたか。
今回も正直今ひとつ。主人公の亮が『RULES』のユキにちょっと似ていて、ピュアでゲイ一歩手前でうじうじしていて、なんというか同情できない。誠の魅力もよくわからん。だからか、微妙なハッピーエンドも釈然としない。いっそ南野×亮をもっと押し出して欲しかった。
宮本佳野は最初に読んだ『NOT/LOVE』が一番面白かったかなあ…。ブンの微妙さ(名前とかかわいいんだかかわいくないんだかわからん外見とかいろいろ微妙)とか、あのしょっぱい終わり方と微妙なしあわせのかたちは結構衝撃で今でも一番心に残ってる。桜花寮もそれなりに面白かったし、『RULES』も続きを待っているけど、あれは次は天鳥メインだっけ?長くなりそうだなぁ…。
アレがどうしても見付かりません。どういうこと!?(どういうこともなにも、多分初版がめっちゃ少ないんだろうなとは思うが…椎名高志にこの扱いってのはせつない。
またアクアコミックスってしまった…。
アクアコミックス=新人ということを割り引いてもゆるせんほど目がすべる絵と話&萌えなし見場なし、ってことは判ってんのになんでいつも騙されてしまうのかわたしは。今回もちょっとヤバいかな、とは思いつつ、裏表紙の霊感憑依体質少年などの言葉に目がくらんでついつい手にとってしまった。猛省するべきだ。
しかし、若返り薬を飲んだ爺さん博士が息子の彼氏に手を出そうとしたりする話の続編の「ワシはただ自由な恋愛がしてみたかっただけなのに…だってワシの若い頃は戦後の混乱と復興で恋愛どころではなかったから―――…」というモノローグの二コマだけは面白かった…何そのBLらしからぬ妙なしょっぱい現実感(笑、という感じで。そういうのもっと突き詰めれば面白くなるかもしれないけどなぁ。
もきー。来ちゃったよ。読むの怖いよ。
こんなときは現実逃避だ。
鳥人ヒロミの『彩おとこ』の続きがようよう始まって、おいおいそんなダイレクトに一巻のつづきなのかい、びっくりした。少尉が蘇芳を意識しまくりなのは結構意外。この二人は恋愛感情ではなく宗教上倫理上の問題のほうが大きいって設定なのかなって思った。蘇芳と丁子の微妙な関係性は、丁子の一方通行ではないらしいのがちょっとびっくり。なんかこういう意外なキャラの心理的変化ってもともと予定されていたものなのか、それともわたしが一巻をきちんと読めてなかったのか、間が開きすぎたための齟齬(というほどでもないけどね)なのか…。
他では高井戸あけみがなにかベタなお話を描いていた。美形リーマンがやはり黒髪センターパートでまた寮長さんの亜種だーと思った。でもうれしい。
是って人気あるんだね。わたしにはさっぱり良さがわからないので残念。
特撮ものとは微妙なセンを突いてくるなぁしかも立野真琴だし微妙。というかタイトルがなぁ…。と思っていたけど、中古屋で見つけたので買ってみた。
前作YELLOWが続き物で、結構続きを待つのが辛かったので、今回は一巻との記載がないし一冊である程度まとまりがつくんだろうと思っていたら、ものすごーく後味の悪い終わり方で驚いた。後味が悪いというか、続き物(続き物だった)とはいえBL作品の一巻のラストで、まだカップルが成立していない、ならまだしも、むしろ相手に嫌われてるオレ?な引きって…すごいな。こんな引き初めて見たような気がする。立野さんやっぱ基本的に少女漫画の人なのかもなぁ。いや、これは全然悪いことじゃないというか、むしろBL界に貴重な人材だとわたしは思うんだけど…。心配なのは、マガビーの中で浮いてないかなってことで…。この人はゴールドのほうが年代的にもしっくりくる気がするんだけど。きちんとお話書いてくれる人だと思うし。
この作者は気になってはいたが初めて読んだ。
絵がいまいちコミック的すぎるしデッサンもデザインも簡単に描きすぎな印象があり、あんまり好きじゃない。内容はちょっと変わってはいるけれど個性的というほどでもなく、いまいち引きが弱い。生徒会長と不良の表題作などはもっと面白くできそうなのになぁともったいない感じがした。
この作者も初めて読んだ。たぶん。
絵がいまいちだけど、お話はふつうに読めるという印象。だけどそれだけなので、インパクトにかける。絵がもうちょっとうまくなるか、お話が飛躍的に面白くなったらいいなぁと思う…。あるいは連載ものならまた違うかも。
サドではないご主人様と奴隷ジョンの話は面白かった。
@今月のBE×BOY。
やばい、あまりにやばい。
貴種カップルが面白すぎる。
前半は灰頭の懐蟲話があまりにキモチワルくてうげ~、という感じだった。いくらなんでもエグすぎる…。あと、回想場面の灰頭と長持の性格とか雰囲気とかが現在と全く違うのはいまいち納得できない。長持は何を考えてるのかよくわかんないし、灰頭の荒れっぷりは治ったのかどうなのか。
しかししかしそんな難点も、最後のセスでもうオールオッケーだよ。なんだあれ(笑、反則だよ。ほんとやってくれるなぁ寿たらこは。セックスピストルズはかなり王道展開だと思うので、わたしはセスはこのまま灰頭を包容するおおらか攻めのままなんだと思っていたよ。それでも面白かったとは思うんだけど(待ち続けるセスに灰頭がやがてなびいて大団円)この展開のほうがダントツにいい。すごくいい。っても、やはり王道展開ではあるだろうという予測の元、セス×灰頭は愛情込みでくっついて大団円だろうと思えるから面白いんだけどね。
セスの誕生日の約束がどうなるのか、とか超楽しみだー。
しかしセックスピストルズの攻めというか、斑類の重種たちは人格がぶっ壊れている人ばかりだな(まくべあーがダントツでいい奴、というのがなんとも…まくべあーも普通の漫画だったらわがままオレ様攻めになれそうだもの…あ、あと英国もいちおう攻めか、パートナーがいないけど。これまでの作品から考えても作者がそういう攻めが好きなんだろうな。
あと、回想灰頭の友人に麻美にそっくりな人がいるなあ、と思ってたらほんとに麻美だった…。浅見兄弟は斑類だった、と言われるとなるほど、と思ってしまった。
ついでに、ジェ○ダーSF研究会みたいな話になっちゃうけど、ボーイズラブにおいてこういう生殖機能に関する設定をつくってる物語は論じるに面白いかもなとも思った。しかしやっぱ議論が単純になりすぎるかな。
海老原由里はデキる男とアリュールの二冊を読んで、なんだか微妙な作家だもう一、二冊読んでみようか、とは思っていたんだけど、新刊が出るのを知って、でも今月金欠だしな~とぼんやり思っていた。タイトルに「!?」なんてついているのでおかしいなァとは思ってたけど、あんまり気にしていなかった。けれど、書店でこのあまりにあまりなというか、なんというかアホさ丸出しの表紙を見て、ついつい買ってしまった…。
内容もアホだった。
ヤクザの次男の闇金業者と、アホさ全開で親友にだまされ100万円という微妙な金額を闇金で借りてしまう大学生。この時点でんなアホな(というか『お金がないっ』以上に信じられない設定に思えてしまう…中途半端に現実的で…)なんだけど、次々に登場する悪徳整理屋や悪徳弁護士やヤクザの長男に次々とだまされ続ける受け(ほんとアホだ)に、なぜか受けがどこに居ても探し出して助けてくれる闇金(GPSでもついてんのか)と、なし崩し的にメロメロでエロエロな二人という、もうお約束を通り越したところに存在する物語世界がなんとも…。いやはや。
しかしこの作者はアリュールみたいなシリアスものより、こういう破天荒ギャグ(とご本人が思っているかはわからないが)のほうが向いているのかもしれないと思った。
併載の短編は保父さんものはいまいちだったけどホレっぽいリーマンものはちょっとよかった。どっちも内容はなかったけど。
あと絵がすごく東城麻美に似ていると思った。あまりにも似ている。なんで今迄気づかなかったんだろう…。
はやく人間になりたーい動物たちのがっこうのせんせい。
本編も勿論楽しみではあったんだけど、でもでも何より裏表紙の「あの“野良”が登場する描き下ろし短編も収録」の言葉を見た時点で既に大興奮で、いやいやしかしこれで超期待して読み進めて、その書下ろしとやらがもしも野良と雪とがもう再会できない状況なんですよ、というような内容のもの(例えば経年後の野良話とかどちらかの没後話とか)だったらどうしよう、ショックで立ち直れないかもしれん、とアホなことを心配しつつ、こんな気分で本編を読むのもどうなんだ、とか思いつつ、先に書下ろしだけ読んでみたり。
…
……
……まだ可能性はあるよ?って感じですか!?
この気の持たせ方は非常にいけずだと思います!!!
前にも書いたように、野良と雪とを再会させてくれたなら、松本花にずっとついていくってば。だからお願い、いつかは必ず、などと思いつつ。
しかしこういう書下ろしがあったってことは、野良×雪についてはやっぱ読者からの反響が大きかったとか、作者がこの二匹を気に入ってるとか、そういう背景があるんだと思うので、ますます期待して今後を待ってます。
いやしかし、本題の感想にやっと入るけど、ほんと松本花は絵も画面処理も丁寧だし、お話も手抜きがない印象なので、いつも好感がもてます。今回も河童のデザインとかもかわいいし、二匹のりすの話が中心でありつつなんとなく群像劇っぽいというかインタールードっぽい感じだったけど、とても面白かった。あと、
「でも今度は自分の事も書くように」
って、やっぱり先生&銀のお話はカワイイィので好きだなぁ。銀が素直じゃないくせに↑なんて言われて赤くなってるのがカワイイィィ。なので、次回は銀&のんのお話ということで、ちょっとがっかり…いやきっと面白いんだろうけど。
首里と優一郎シリーズその2。
あんまり話が進んでなかったし、まだこれで終わらないというのは想定できたことだったのだけど、雑誌が廃刊になったので続きは同人誌、というのはびっくりした。
優一郎の中学生バージョンを見て気づいたのは、どうやら自分は大人の優一郎の髪型が気に食わないらしいということだった。なんかダサイんだ。中学生バージョンのほうがかわいくてよろしい。敵対勢力のボスになった虎の人(なんかこの辺は人も組織も名前全然覚えてないな…)はわかりやすいヘタレキャラだなと思った。あと、だんだん首里のバーテンという設定がどーでもよくなってきてる気がした。
併録の短編はふたつともいまいちだった。わかりづらい上にあまり面白くない。
あと、正直ちょっと絵が崩れ気味かなぁと思った…心配だ…。
どうでもいいけど、しゅりとタイプして修理は出るのに首里は出ないのか。
このひとししゃも歳三だったのかー。
貴族×神父様とゆうベタさにひかれて購入したものの、イマイチ突き抜けない。表題作以外も、ドイツ軍人×留学中の日本軍人とか、元幼馴染の海賊×海軍とか、設定はオイシイもののストーリーに面白みがなくキャラ描写にも突出したところが見られない。絵もイマイチ。受けがかわいすぎるし。
なんだろう。ベタ展開は予期してたというかむしろ期待してたんだけど、ベタながらびみょうにしっくりこないというか、ツボを外している&ベタにしても必要なオリジナリティがないのだろうか、いまいち面白くない。ううむしかし、王道展開とありきたりな展開ってどう違うんだろ。
それにしてもなんだかなぁ。ギルティというかショコラコミックスはハイソなイメージをめざしてるというだけあって、いつも神父とか弁護士とか軍服とかSPとか王子様とか音楽家とか医者とか内閣総理大臣とかいった設定漫画が多くて、いつもついつい買ってしまうのだけど、そして時々おぉっと思う漫画もあるけれど、失敗だったのも多いなぁ。作家の力不足な場合も多々ある気がする。
やはり雑誌コンセプトは好きなので頑張って欲しいのだけど。
あるところでお堅い職業モノってことで薦められていたので前作『判事殿の恋愛事情』を読んだら、絵はダメだしお話もイマイチだしでがっかりしたんだけど、また別のところでこの作家の絵が進歩したという記述を見たのでこの二作目を買ってみた。
とりあえず竹緒さんがこの童顔で裁判長とか呼ばれてて受けというのがありえないなぁとか思いつつ(いや受けは関係ないだろう)、でも30代くらいの超エリートさんで(その年代で裁判長になれるのかは知らないがまぁその辺は漫画なので)超童顔、というキャラもまぁありかな、とか思って読み進めていたら、竹緒は四十路という記述があり、もうありえないとかいう話でなくって。何ですか。半端にリアリティ追究してどうすんですか。
ちなみに竹緒さんとは表紙画像の左側の人物だそうです。
結局ですね。多少は変わったかもだけどやっぱり絵はアレだったし、そして何より判事という設定がぜんぜん物語展開に活きてないし、ラブシーンもまったく前後とのつながりがない印象(人はそれをやおいというのよ)で、前作の内容は全く忘れてしまったのだが多分あまり進歩してないんでないの?と思った。あと、全体的にキャラづけがしっかりしてなくって、竹緒も綾小路もどんな性格でどんな社会的位置づけの人間として描きたいんだかよくわかんなかった。併録の短編も古い作品であるということを割り引いても読む価値はないものだったし。そんなこんなで全体に漫画としても物語としてもちょっと評価できるところがない感じ。
なんだか本仁戻も西田東もいないのよ。
いや本仁のうぐいすはどうせいつもちゃんと読んでないんだけど(だってモッタイナイ、コミックスまで待つ。
今市子の新連載がなにやらゲイ人口が普段より多めなような印象があり、ちょっと今までとは違う傾向が期待できるかも…えー何ですかこのペ・ヨンジュンは!と思ったら冒頭の人ですか!不思議すぎる。今市子はもともと書き分けがしっかりしている人ではないし、こんな違いすぎる外見のキャラを同一人物と言われてもちょっとしんどいなぁ。しかし主人公とヨンジュン(仮)が異父兄弟という設定がまたベタで意外で楽しみ。いやこのふたりがカップルになると想定した場合に。あとおじいちゃんとかカッコイイ。葬式にアルマーニのフォーマルで出るひいじいちゃんがカッコイイ。
ウルジャンは忍空がはじまってなんだか無性にうれしい。しかしそれでもやはりあとは皇国の守護者くらいしか読めてないけど。もっと読めるものが増えるといいなぁ。えんどコイチとか連載すればいいのにと思う。
先日来「千本木×あきら」で検索していらっしゃる方が多く、やっぱりみんなそう思ってるんだ!となんだかうれしいです(コンテンツがなくてすみません。しかしみんなってだれだ?
手にとってみてその分厚さにまず仰天した。いつも薄めの花音コミックス三冊分くらいあるんでは?と思ったけど流石にそこまではなかった。しかしなんで分冊にしなかったんだろー。買う方は分けないほうが安いしうれしいけど。
内容は期待通りのベタベタさでよかった。優輝がペンダントを隠された後の解決策が超期待通りでつい声を出して笑ってしまった。そうか、表紙のアレはこういう経緯で…と思って。達哉との確執の原因とかもかなりのベタベタだし期待通りで、その一方並木のじいさんとかはこれやりすぎでしょ!ってかんじでよかった。
あと面白かったのが、ボーイズラブとしての物語といっしょに、武道ものとしての物語もやや軽めながら手抜きはなく語られていたことで、しかもその武道系のお話がかなり熱血展開だったので、なんだか不思議な感じだった。それに、ボーイズとしてもスポーツものとしても、優輝がある意味では勝利しきれないことと、ライバルを妙に認めていくところとかがこのベタな物語の中は破格っぽくてしかもうまく機能してて、そんなこともあって全体になかなか面白い漫画だと思った。
なんだか探しても画像が見付からないしいいや。
最初はこのベタさが気に入って読み始めたシリーズだったんだけれど、そのベタ展開をきちんと活かせてないことに正直嫌気がさしてきて、そうするとこの上手いとは言いがたい絵も難点ばかりが目に付いて、なんだかなぁと思った。
前々から書いているようにわたしはベタな漫画はキライではない。で、breathがなんでダメなのかというと、すっごい単純にベタなだけというか、ベタの基準にまで達してないというか、きちんと書ききれていない印象があるのだ。天があやまって新を刺しちゃう、とか、そういうベタさは別にいいんだけど、だったらたとえばその後で新が天を赦して、でも受け入れられないと告げる場面とかはもっとドラマチックに書く必要があるし、天の事件を契機に新と柳がラブラブになるってのもしっかり書ききる必要があると思うのだ。もっと端的に具体的に言えば、ラストにラブシーンなしってどういうことよ?別にわたしはラブシーンが好きなわけではないけれど、この漫画の場合この展開のベタさを活かすにはどうしてもそれが必要だと思うのだ。
だからこそ、柳と新のラブラブ描けなかったなぁ、描くとしたら同人誌で、なんて、思っていても別にいいけどコミックスのあとがきには書かないで欲しい。番外編のワクもらってんだから、天メインにしないで、もしくは少なくとも天オンリーにしないで、新たちの話を描けばよかったじゃないか。天の話自体も薄かったし。
まぁそんなわけで、とりあえず終わったし次の松居はもう買わないぞ、と心に決めた。しかし、天使か…とかも読んだので、この作家にはかなり投資してしまったなぁ…正直悔しい。というか、天使か…などの他作品がイマイチだった時点で割り切れなかった自分のミスだな。
パガニーニが聴きたくなってカプリースをリッピング。勿論ベタに24番。もう変態的で大好き。
…。
この作者は王様の飼い方しか読んだ事がなくって、これどこの町よ!とか思いながら読んでたというか、なんというか。ちょっと絵とかセンスとか古い気がする。でもそういうのキライじゃないですけど。
今回もそんな感じの部分が多々あるのと、展開が強引で漫画家の気持ちの変化とかよくわからんところが多いのとで、漫画としてはちょっとしんどい。けれど、漫画家ものって好きなんですよ。ジャンルにかかわらず。なのでまぁ楽しく読めたかと。というか、燃えよペンならぬ、萌えよペンって感じ(笑。もうちょっと上記の難点部分とか丁寧に描いてくれたらかなり面白くなるだろうなと思う。
あと男性BL漫画家の華鏡院先生、苗字だけで笑ってしまったのはわたしがジョジョラーだからか。修羅場を終えてヒゲを剃るとよい男、という設定はベタだが致し方ないというか、そうでなければ物語が進まんわな。
続くそうなので今後に期待。
ユギたんの「誰にも愛されない」は、なんだかイマイチだった。すごく大好きなシリーズだけに怖いなぁ。
セックスピストルズが…面白くなりそうだった。手を抜かずに書ききってくれるといいなぁ(泣笑。いいんちょ編とかパパ編とかすごくよいのに、ラストがいまひとつに思うんだ。
灰頭がセスのことを祖母の話にあった「天狗」だと言い出したとき、一瞬セスの外国人の容貌のことを指してるのかと思ってびっくりした。ていうか、フランスとアラブのハーフで魂現が天狗って一体…祖先に日本人でもいたのだろうか…(笑。しかし、最初斑類だと思ってなかった時は鷹だと思ってたようなサイズの外見なのになんで天狗まで飛躍するかな~って思ったんだけど、よく考えたら斑類に鳥はいないんだった。あと、「灰頭」のほうは「そのまんま」って、どういうこと?こうもり?吸血鬼の隠語?こっちもよくわからん。そして蝙蝠もどの種族に入るんだろう。
更にわからんのが灰頭は軽種犬神人、セスは蛇の目の替え魂をしてるらしいってこと。これは長持がそう認識してるから多分そうなんだろう。狼であるいいんちょが犬の替え魂をしてたのはわかるけど、吸血鬼から犬神人、天狗から蛇の目ってかなり不思議。まぁやはり二人ともどの系統にも属してないということか。
とりあえず、ラストまで力を抜かないでほしいなぁってのと、灰頭のヒゲはやめてほしいってとこで。
鳥人ヒロミの「花道楽」は微妙に面白かった。というか短編だということを考えれば十分すぎるクオリティかと(こんな評価、最近もしかしてBL界不信かも。
伊達さんがツボかどうか微妙なところ。グリーン大好きのオネエ言葉キャラってのはまぁ普通にいいんだけど、もうね、髪をなでつけてスーツにメガネの伊達ってすごいいいよ!いままでの鳥人ヒロミになかったタイプの外見なんではないかなぁ。超よかった。あの外見で敬語攻めというのもオーソドックスでまぁよいけれど、あの外見でむしろオネエ喋りだったら…!超サイコーではないですか!?この短編がシリーズ化されるのかはわかんないけど、でもどっちにしても伊達とは別キャラのがいいと思うので、エリートリーマンのオネエキャラをどっかでやってくれないかな~。相手のノンケはどーでもいいというか、あのダメっぷりノンケっぷり普通っぷりは成層圏の佐伯よりも更にタチが悪そう(笑。
初回限定CDつきバージョンも売ってたけどドラマCDってあんまり興味ないので通常版にした。
ふつーの短編集だった。なんかなぁ。最近佐倉ハイジは角川ではやりたい放題なんだな、というのが反照されるような一冊だった。すごくふつーだったから。特に面白かったものもないけどつまらなくもなし。
関係ないけどドラのチラシが入っていて、龍川和トの絵がすごいことになってんなぁと思った。
うーん。
志水ゆきってこの作品しか読んだ事がないのでよくわかんないんだけど、超ベテラン作家だよね?なんか物語設定もストーリー展開も絵もコマづかいもキャラ設定も名づけも、正直イマイチ…というか正直クオリティ低い…。一巻の時点では初読作家だし!と思って期待を捨てずにいたんだけど、なんかなぁ。主人公カップルにも萌えないし。ちょっと残念。
「きっちり天国へつれてってやるぜベイビー」
最近イマイチだなぁと思っていたけど、この完結巻を読んで更に???だったので、何度か読んでみた。うーん…一巻の頃とかすんごい面白かったんだけどなぁ。どうも絵も展開も荒っぽい。キャラも多いし、展開が速いというかかなりつめこんでるし、ごたごたしてる印象。二巻の屋台の話とか三巻の猿並さんの山小屋の話のあたりでは、そのごたごた感もたのしかったんだけど、やっぱり浅田と川江の描写がものたりないのはイタい。特に浅田は視点人物になることが多かったのに、最後まで何を考えているのかよくわからなかった。いや、見方によってはわかりやすいんだけど。
楽園のカラー絵はいつも凝ってて好きだったなぁ。とりあえずお疲れ様だ。
すごく久しぶりだなぁ。なかなか売ってなくて困ったよ。
なんか表紙があまり館野とお子っぽくない気がした。表題作はちょっと半端な気もしたけど、阿部のひどさとか勝手さとかがなかなか味わい深かった。しかし宮木サイドの気持ちも割り合いよく書かれているのになんだか分かりづらく、なんで阿部が好きなのか、というのはもうちょっと説明がほしい気がした。
「僕と君のこれからは」は古い作品ということもあってか、高山君の修業時代っぽくて、ライトで熱くてわけがわからなくてこういう雰囲気好きだ。
GOLDは隔月刊なせいか二回に一回くらいはついつい買ってしまう。他よりよいラインナップだと思っているわけでもないのだけどなぜか。
絵の巧拙はさほど気にしないほうなのだけれど千歳ぴよこだけはどーしてもダメで読めない。やっぱりどう考えてもデッサンがおかしい。角度とか。
内田かおるが真っ白だった。内田さんの漫画はあんまり雑誌で見たことがなかったのだけれど、わりとこういうことする人なのかなぁ。ちょっとショック。漫画もあんまり面白くないし…。
池玲文ははじめて読んだ。コミックス買わなくて良かった。絵はきれいだが話しがイマイチだ。でも絵は好き。
みなみ遥の前後編があまりにただのセクハラ漫画でむしろ笑った。ギャグならば面白い。
君がいなけりゃ息もできないは二木がダメすぎる…。いやそういう話なのは分かってるけど、ダメっぷりを肯定するかのようにアテ馬キャラを出すのはいやだな。でも二木のアシは捨て駒ではないようなので、お互い切磋琢磨するような使い方をするんならいいかと。
以前コミックス一冊だけ読んだ阿川好子がなかなかよいかも。だが「金の王子と銀の王」というタイトルには内容が伴ってない印象が…。以前のオレ様攻めコミックスもちっともオレ様でなかったし。でも今回は内容は読めそうかもと思う。
それらすべてはさておいて。本仁戻の犬スタイルが好きだ。なんだかすごく好きだ。しかしなぜ好きなのかがよくわからない。青猫や飼育係が好きな理由は言語化しようとすればいくらでも正々堂々と説明できるだろうけれど、チェリードライブもも少しライトに説明できそうだけど、犬スタイルはなんと申し開きをしたらよいのやら。
しかし今回は彼らが食べているものがなんだかよくわからないというかブキミというかキモイというか怖かった…。何だろうあれ。カレーだろうか。
そして、作者によると「これから先はテルミキ・ラブラブ路線」だそーで、超期待。ワクワク。しかし…問題はそこなんだな多分。テルミキのラブラブでこれからどうやってお話まわってくのよ、って疑問も沸いてくるんだけど、でも別に話がうごかなくってもいいんじゃない、って思ってしまえるんだな。あれだな、ごくごく日常っぽい内容で、それを本仁戻が描いてる、ってのがわたしのツボなのかもしれない。見ようによってはただの盲目な本仁ファン。シリーラブソング。
マカロニ完結巻。
なんだかなぁ。と思った。
シドニーのロビンへのむにゃむにゃ、が違和感がありすぎる。フロムダスクとか極楽カフェとかのときも思ったけれど、無理にゲイゲイしくする必要はないんでないか(Charaなんだし。むしろその無理無理感が物語のノイズになっているというか破綻しかけてる気すらする。
でもそうすると、そのあとに残る物語がやっぱちょっと薄いという問題は残るけど。今回もあまりに展開もラストもお定まりで少々ガックリきた。
うー、やはりこの人は原作つきの漫画をまた描いてほしいなぁ。
なんかこう、一味足りないんだよなぁ。
この作者は時々すごく好みなんだけど殆どの場合そうではない。つまりアタリハズレがわたしの中で激しい。ちなみに僕らを支配するコトバとか激しい雨とかパーフェクトワールドの一巻が好みなのだが。
今回は始まり方が弱かった気がする。女王さまなホムラのキャラだてとかはかなり好みなんだけど(どうやらやはり美形メガネに弱いらしい)ふらふらしすぎな感じがしてあまり印象がよくない。どうせ恭也とかってアテ馬なんでしょ、とか思うと気の毒だし(だってかわいそう。こいでみえこの純情かれんのイオギさんみたいな気の毒さ(笑。でも次巻も読むと思う。
表題作が続き物だった。掲載誌が若干存続が不安な気がするとこなので、続きがきちんと読めるとよいなぁと思う。それに、明治カナ子のお話って、ラストにくるまですごーく心の動揺を喚起するよーな作品が多いので、巻をまたぐ続き物ってちょっとつらい。
その表題作がしかしやはり面白い。まだ弓についてはあまり語られていないのだけど、それでも弓に感情移入してしまった。どうも明治カナ子作品ではメインCPに感情移入しやすい気がする。
みっつの短編は…短すぎて物足りない。面白いのに。ご本人も自分に珍しいと書かれているバッドエンドのはさておき(笑、すみません)雨どいが壊れてる話とか先生のとかもっと読みたい。
以前から気になってたけれどこの絵でファンタジーは読む気がしなかった、しかし今回は現代モノみたいだったので購入。カラーは微妙だがモノクロ絵は少し好み。星野リリィがうまくなってセンスアップしたかんじ(リリィさんごめんなさい…。
炯がいい子なのかダメ子なのかがよくわからないというか、どっちでもある、というバランスがうまく伝わってこない。ダメダメな部分の印象が薄くて、藤井をまなざす一途な部分の印象ばかりが強くて、むしろアンバランス。一方藤井のほうは少ない描写でもわかりやすく、なぜ炯に惹かれたのかとかちゃんと描かれていてよかったと思う。
サイドでは姉がいい子過ぎるとことかゲンドウのような父の急変とかは、展開がお手軽すぎる気がした。というか、いろいろサイドエピソ-ドを詰め込みすぎな気がした。父のこととかは必要なエピではあると思うから、エピ配分がうまくないのかな。叔父とか先生とか無駄なところを丁寧に書きすぎてるんだな。あっても面白いんだけど、一冊で終わらせるお話としては余分な部分だろうな。
正直今でもBFCが恋しいという気持ちはすごくあるのだけれど、プリンスチャーミングもこれはこれで面白い。いやかなり面白い。
朝比奈先生だけでなく、みんな相当にダメ人間なのだということがようよう分かってきた。加賀見×先生への期待はいまだに持ちつつも、もうこれだけダメダメな状況ならいっそ永井×先生で、とかムチャを考えた。なんかもう湯浅×先生の必然性がだんだんわからなくなってきたんだもの。
ところで本体裏表紙の自分がこの中で一番の美形キャラだと云々って誰のことだろう?BFCで一番の美形ったら寮長さまだけど、本人の自覚はないだろうし…つか設定上違うだろうし(笑
わたしがわがまま女王様受けを好きになったのは結構最近のことのような気がするのだけれど、やはりどう考えてもそれってアバッキオに目覚めたせいなのだろうな…(笑。世界が広がりましたとも。
というわけで、題名の通りです。和彦は後半ちょっと爆発暴走モードになって正直だったので、あんましわがままな印象でもなくなっちゃったけど。でも結構面白かった。
…というかね、「じゃ、わがまま女王様をうまく丸め込んだり正直にさせたりするには、どーしたらよかんべか」という視点でついつい読んでしまったよ…(つまり、ジョルアバの参考に…。最近こんなんばっかりか。
部屋着にしている白いワンピースに振分髪という状態で、廊下にこぼした麦茶を四つん這いで拭いていたら、通りがかった家人がなぜか仰天して逃げて行きました。なんか「貞子…!」とかいってる悲鳴が聴こえた。
何かこう、集中力が三分ほどしかつづきません。ウルトラの娘です。
その三分を活かして?仕事にいそしんでます。あとちょっと。
CIEL、タクミくんに関してはこいももにて(しかしBL界のセレブリティって何なんだ、笑。
ユキムラの短編が非常によかった。冷静になってしまうとちぐはぐなとこも多いんだけど(キャラの性格とかにあまり一貫性がない)でもそれでもいい。建築家がセールスマンを待っていた理由がすごくよかった。全体のふわふわした雰囲気も二人の場所が非現実的な空間という感じがしてよかった。その意味で、冒頭の観覧車の使い方が上手かった。錯時法であったことも含めてね。
最近見ていなかったせいか、富士山ひょうたの絵が変わっていてびっくりした。
高永ひなこはあまりに展開がベタで驚いた。この人絵は好きなんだがなぁ。
コイ茶が次回で終わるそうでびっくりした。適度に潔くていい。
なんだかよくわからなかった、ような。
ファンタジーのお約束というかテンプレ設定・展開が目白押しで、しかし目的というか中心はボーイズエロという感じで、すごく違和感が…。書下ろしがファンタジーのお約束というかファンタジーエロのお約束というかなかんじで、おいおい、と思った。ベタだ。主人公二人のキャラづけや心情がわかりづらいことも違和感に拍車をかけているような。
絵は相変わらずうまい、というか丁寧だけど。やまねあやのの絵の上手さって結局そこに帰着するんだな。だから上手いとは思うんだけどあんまし執着できない絵なんだな、わたしには。
何ですか、このタイトルはもう、レジに持っていかせたくないんでしょうか、読者に買わせたくないんでしょうか。
何度考えてもタイトルの意味がさっぱりわかんないし。本編に全然関係ないし(多分あとがきにあった「肌」というのがキイワードらしいのだが…。
内容は普通に南かずかでした。一冊こっきりのシリーズはやはり薄いというのと、いくら南かずかにしても展開があまりにベタというのとは思った。
暑さとの波状攻撃で頭がとろけそうだ。
夏コミのパンフを見てお目当てのサークルさんを探しつつ『「ぬ」があったぞ、「る」だから、「ぬ」の後で…』とか考えつつ、ハタと気づいて相当重症だなと思いました。わたしは何時時代の人間ですか。ちりぬるを。
これの一巻を最初に読んだ時は何が何だかよくわからなかったけれど、読み返しているうちに、北原弁護士がひどくダメダメで、久世くんがめちゃめちゃ激情家というか感情的というかとにかく強キャラでぶりっこ(笑)なのだな、とやっと理解して、とにかくそういうことだ。
久世くんが相変わらず強くて面白かった。ちょっと敵キャラ(笑)も登場するけど、あぁやっぱ北原先生はヘタレだなって感想。
猫が出てくる番外編っぽい黒沢くん話では、猫のだっこの仕方が気になってしょうがなかった。あのだっこの仕方ではお尻というかアレの部分が手についちゃう気がするんだけど…(笑。いや、どうでもいいんだけどさ。
あと兄弟ものの短編が妙に気に入ってしまった。兄の彼氏がかわいそうだが。
この件には非常に触れたくないのだがしかし、MステのO-ZONEは酷かった。
それはさておき。
このタイトルは…
何だ。どうしろってんだ。
と思いつつ、怖いもの見たさで購入は以前から決めていた。
読んだ。
読みましたよ。
『愛人☆淫魔(インキュバス)』を!
(しかしせめてインキュバスのルビは入れずには書けないヘタレ。でも入れてもあんまりはずかしさはかわらない。しかしやはりアマゾンの愛人淫魔という表記ははずかしすぎるかと…)
展開もネタも、お気楽なライト少女漫画と男性向けポルノのテンプレートというか。むしろそれだけが目的というか、テンプレートの羅列が目的化してる感じ。だって触手とかさあ、BLではじめて見たよ、触手は。
まぁ、それならそれで開き直ってやってくれれば別に娯楽BLとして十分機能すると思うんだけど、でもそれには一味足りない感じ。いまいちツメが甘いというか。作者はあまり器用なほうではないのではないかとの印象だった。どうせならもっとはっちゃけちゃってください。
いやはや。
やっぱり15~18はヒドイや。
うーん。展開も筋もベタとはいえ悪くもないと思うんだけど、乱雑な絵はひとまずおいても、雑なセリフまわしやいいかげんなコマ送りはやはりイタい。だって漫画なんだからさ。王道展開へのテレとか、ノリりんと国政への飽きとか、そんなもろもろがひしひしと感じられてせつない。
それ以降のパパふたり話は久々にまともなピストルズという感じで満足。こうでなきゃ。マクシミリアンいいなぁ!美人で潔癖純情だなんて。
で?
この表紙は誰なん?
…。あ、ハブの医者か。
…オーノー。
ビブロスの新刊がめちゃめちゃはけてるよ。
神葉理世とピストルズを買う予定だったのに、どっちもなかった。ピストルズが完売なのは予想できたことだけれど、神葉理世もはけてるなんて…。かゆまみむも見かけなかったなぁ。宮本佳乃はどうしようかなぁ…。
…なにか根本的にものすごーく設定というか展開にムリがある気がしたんだが。なんかこう、恥ずかしい。恥ずかしいお話は嫌いではないんだけど、なんかこう、イタいかんじに恥ずかしい。そして、雅巳があまりにダメダメでアホ過ぎて、なんだかもうかわいそうになってきた(笑。鹿住槙のそういうムチャを受け止めた穂波ゆきねはやはり偉かったのかもしれない(笑、『ヤバイ気持ち』も結構ムチャ展開だったけど面白かったから。
あと、なんだか桜城ややの絵はかなりニガテなんだけど、そうダメでもないというか、なんだろう。読めないほどニガテではないということなんだろうかと毎回思う。
アマゾンはなぜいつもビブロスコミックスを入れるのが遅いのか。
それはさておき、すごくビブロスな一冊だった…。表題作とかはなんか悪い意味でムズがゆいよ。なんというかね、キャラが乙女かつややオタク的な奇妙なあたふたをしてて。展開もやや拙速で。ビブロスの学園ものってそういうイメージなんだな。正直ニガテだ。
あと、この人は大人を描くのが上手くないなと思った。
昨日は友達と会って、ちょっと久々に無茶な呑み方をしてしまた。すごく反省。
「かわいい」と口に出す度心が軽くなる気がした
頭痛まで治まってきた気がするんだから現金な話だ
…うあー(一体何の声なんだか。
超よかった。全部が全部よかった。
なんにしろ超よかったよ。
表題作は昌幸さんが最低すぎ!ほんと最低!宗次郎はほんと意地だけでよくわからんキャラなのだがそれでもいい味を出している。いきなりタメ口になるし。「照る日曇る日」「暗いトンネルの向こう」の二連作はやや消化不良。そのあとどうなるの(笑。
「靴下の穴」「苺の染み」の二連作、これが一番好き。最初のは石川の暗さとか、俯いてしまうという設定と靴の相関関係とか、甘すぎない終わり方とかよかった。後のは島田視点の石川が結構さばけていて面白かった。上記の引用もここに。つづきもの二作品で視点人物が違うとことか、石川のどんよりっぷりとか、ちょっと「誰にも愛されない」を思いだすかも。
マヨイガ恒例(のつもり)の新刊BLベスト10です。今期は正直なところちょっと不作だったかな、と思います。その一方、かなり濃いというかマニアックなチョイスになったかなぁという気もしています。
あとがきに書かれているとおり確かに医者率が高い。が、表題作は違うんだな。
表題作はなぜかさほど印象が残っていない。
その弟の朱鷺の話は、そうくると分かっていても朱鷺が事実を知ったことにカタルシスを感じてしまった自分が情けなかった。面白かったけど。病気の妹はどうなるんだ~というのも気になるし、朱鷺と兄の再会話が読みたい。
最後の話がなぁ~。萌えるんだけれど、切ないというか、正直最後のシーンがよくわからない。「最期まで」というセリフは、彼はもう長くはないということ?誤読かなぁ…。
月原繭里も三冊目。
アクというかクセの強い絵は相変わらずだなぁと思いながら見ていたら、古い作品が多いらしい。あとがきのイラストとかはちょっと違う感じ…うーん、でも表紙がちょっとひどいかも…。
内容は可もなく不可もなくという感じの短編集。あんましストーリーのない作品や、ストーリーが深められてない作品が多く、短編集だから仕方がないものの、読み終わった後に何も残らない感じ。うーん。なんでこの作者を作家買いしてたのかだんだんわからなくなってきた。なんでだっけ?(笑
どうでもいいけど、これの巻末にも出ている松文館のフシギなキャンペーンがフシギで仕方がない。現金が当たるだなんて。なんというか、なりふり構わぬと言うか、出版社らしからぬキャンペーンに見えて仕方がない。面白いけど。
うー、ネタバレかもしれません、ご注意ください。
「ピアノなんか俺にわかるか!」
最近の西田東はやはりちょっと雑になってきていると言うのと、コミックス表紙を見てもピンとこなかったのとで、西田ファンのわたしがめずらしくも刊行後すぐには手に取らなかった一冊。
いやはや、面白かった。早く読めばよかった。なんだろう。フジミマイブーム中だったからいけなかったのかもしれない(いや、全然いけなくないんだけど! つまり、「ピアニストとヤクザ」というアオリで読み始めた第一話に上記のセリフが出てきた辺りが西田東らしくて、あぁいいな!と思ったんだな。それで波に乗っちゃったから。長めの連載だからということもあるのだろう、いつもより少しハードめな展開が多いのも少し新鮮。
ただ、ピアニストのキャラ造詣にかんしては、特に最初のほうはきちんと定まっていなかったのかわかりづらい面が多い。このヤクザのよーな強烈キャラが相手である以上、ごくふつーの人っぽくなってしまうのは仕方ないにしても、もうちょっとかっちりした性格づけがあれば、感情移入しやすくなって、この波乱含みの展開がもっと楽しめただろうなと思う。
あと、ヤクザが美人で大変よろしい。あぁ誰だ、西田東の絵がうまくなったらイヤだなんてほざいていたのは!(わたしだ! ヤクザのゲイ嫌いとその原因については若干ありきたりかなーと思うけど、それをどう超えていくのかで西田東節をきかせてほしいなと思う。
あとがきもいつも通りなオチづけになってて笑った。
本間アキラ三冊目。微妙に定番化してはいるものの、むむ…。
表題作は警備、絵画、結婚などどのモチーフも半端に終わっていて、薄い印象。また、攻めの婚約者である受けの姉の処理がややご都合主義過ぎ(いくらBLにしてもだ。こういうの本間アキラの悪いクセかも。ベタ展開する人ではあると分かってるけど、匙加減の問題だろうか。
FBIの前後編はややテンポが悪く分かりづらい印象。ダメっ子日系捜査官と元キレ者捜査官の今死刑囚というコンビネーションはベタだけどなかなかにおいしい設定ではあるが、事件や捜査の展開がタルい。なので、キャラの魅力も描ききれていない感じ。
三冊読んでみて、やはり平均以上レベルの作画と決してダメダメではない物語というアベレージを保ってくれる作家だとの信頼は持ったものの、どうにも突出したところに欠ける印象。どこかで突き抜けてみてほしいなぁ。
「箱」のふたつめ、「君といつまでも休日」が一番好き。もうタイトル見た瞬間にやられてた(こういうインパクトってほんとしあわせだと思う。
人間がちっちゃくなっちゃう話っていうと、のび太の小宇宙戦争とか思い出すというか、人形の家(ノラではない)に住まったり~とかそれだけでわたしはワクワクしちゃうのでいいんだけど、でもわたしみたいな単純な人ばかりじゃあないし、そのあたりの生活描写が結構力量の分かれ目になることも多いかと思う。この作品では、ティッシュの空き箱というみょ~にリアルな展開がお話に合ってたし面白かった。やぶった入り口の横に表札っぽく苗字が書いてあったりするのがよい。
これは終わり方もきれいでさらっとつややかで良かった。上手いんだな。
一方、今さんの短編て、時折急ぎすぎたりはしょりすぎたりするときがあって、なんだかちょっと粗雑だなと思ったり、もっと続き読みたいなとか勿体無いなとか思ったりするんだけど、今回もそういう作品が少しあったかなという気もする。科学部と美術部のとか、ダンボールのとか、図書館のとか今ひとつだった。今市子だけに(あッ…これだけは決して言うまいと思っていたのにッ!不覚ッ!
注意:いろんな意味でかなりエグイ話になりますので、ご注意ください。
( ゚д゚)…
(;゚д゚)……
(;゚д゚)……こ、これ何処の漫画だっけ???え、麗人!?
いや…流石に…そろそろしんどくなってきたなぁ…。オヤジ受けは一冊に一話くらいでいいよ…と、そろそろ食傷ですよ。
表題作はなんかもうよくわからん。なんだろうあの突然なビックリ導入は。なんだろうあの乙女オヤジは。内田さんのずっと言っていた「清楚な淫乱」てこーゆうことですかぁ。清楚と聞いて弓道部部長みたいな外見の人を期待していたのに(内田さんは軍人と言っていたけれど…淫乱弓道部長…いい語呂だ…)つーか、あの頃のよーな美々しい短髪野郎どもは、もう拝めないのだろうか…(涙。
あと、めめ屋店長と千昭ちゃんが再び描かれていたのにはたまげた。
とりあえず、総じてビジュアル的には年下攻め達のほうは大体いい感じだけど、オヤジの方はわたし好みなのはカフェのオヤジくらいだった。しかし多分、問題なのはオヤジのビジュアルではなくてだね(いや確かに毛には壮大かつ膨大な問題が残ってる気もするけどそれはさておき)、オヤジが主人公という設定による物語展開のムリなのだよね。それに、乙女チックオヤジとかオヤジの涙とかは、なんか違うんだよー。
問題なのは、『麗人』が内田さんのオヤジ受けというか、なんかちょっと特殊なオヤジ受けを最早コミックス二冊分以上(おそらく)ノーチェックで通してるってことだと思う。
だって、内田さんのオヤジ受けは、ご本人もあとがきで自分の志向について「色んなイミでストライクゾーンを狭くしてる」と仰っているとおり、やっぱりちょっと特殊なのだと思うから。
それでもとにかく、内田さんのオヤジ受けに需要があるのか、内田さん自体についてくる作家ファンが多いのか、よくわからんけどなんらかの理由があるんだろう、とにかく結果としてオヤジ受けつーかなんか特殊なオヤジ受けだけがずっと描かれ続けているという状況になってしまっているのである。
その原因にわたしはちょっと嫌な予感がしてて、もしや業界内に『マトモな』オヤジ受け作品があまりに少ないために、細かい志向の違いも関係なくすべてのオヤジスキーBL読者が内田さんの作品を享受してるんではなかろうか、そのような状況が結果内田さんのオヤジ受けを、なんというか、あえてこういう言葉を使うなら、停滞させているのではなかろうかと思ってしまうのである。うがち過ぎかもしれないけどさ。
もしそうだとしたら、残念なことだ。わがままかもしれないが、わたしは内田さんにはもっといろんなオヤジに挑戦してほしいと思っているのだ(オヤジ攻めとか乙女以外のオヤジ受けとかさ。そして、内田さん以外の作家も、どんどんオヤジを描いて欲しいと思っているのだ。
なんだかこんなに熱く語るほどのことなのかどーかイマイチよく分からないけど、とにかくそういうことで。
「何て事をするんです仲代さん。同じ愛好者として許せない。見損ないましたよ…!」
何て事というか何ていうタイトルなんだか。
同人誌再録ということで、ちょっと全体的に古い。表紙も古いイラストみたいなので、ある意味良心的だなと思った。虎丸のあの色っぽい目の書き方とか妙な間のボケとか奇妙な擬音が少なく淋しい。ただ、こういう本が出たことで、とりあえず、虎丸の本って売れているのだなーということは良く分かった。わたしも好きだけど。
内容については、なんかいろんな意味で痛い話が多く、あまり愛がない感じ。あんまりはまれない。でもこれの間とか後のお話があるのなら読んでみたい。
書き忘れましたが。SMものです。引用のセリフもそういうことです…。
「だから君は嫉妬してもいいんだ」
今回は何か意外と(失礼)フツウに面白かった。
やっぱ山崎さんいいよなぁ。カッコよくて、ちょっとキモくて(笑。いや好きなんですよ。しかし、この人完全なゲイではなかったんですね…何だかちょっとガッカリ。
敦也のバーについては以前から、内装とかもっとオサレな感じにすればいいのにぃ敦也に似合わん、とずっと思っていたけれど、リウが自分で「(敦也がいなければ)あんな地下の古いバー半年ももたない」と言っていたのでまぁいいやという気になった。リウのバーテンスタイルもレトロで捨てがたいし。
絵に関してはもう特には何も感じなくなってきたけど、全身絵が妙に足長すぎたり、表紙の山崎さんと敦也の体格差が妙にありすぎたりすると、ふと我に返ってしまったり。
ところで、山崎さんの下の名前と敦也の苗字がわからんのですが。
脇のほうでは、名倉と聖は…( ゚д゚)
いや、そうだったんですか…。確かにあの外見差のカップルはちょっと犯罪的だとは思っていたけど、それはそれでまた…ちょっと、ヘン(すみません、詳しく書けない。
あとこれは、狙っているのかいないのかちょっと予測がつかないんだけど、一応乗せられてるつもりですが、口は悪いが縫合は上手い外科医×リウさんを是非!リウ襲い受けで(笑!「その口をまず縫合してしまえばいいのに」(笑!
どの作品もなにかビミョーに展開が強引で、イマイチだった…。
あとがきで「ギルティはハイソなイメージをめざして創刊された」とゆう事実を知ってビックリ。そ、そういえば弁護士とか王子様とか総理とか音楽家とかそういう設定多いっすね、ギルティ。設定とハイソかどうかは別問題だが(失礼。でも…西村しゅうこはどうなんだ…家庭教師に野球部…あ、野球部はハイソな学校って設定だったっけ…一応…(笑。
なんかいまいちだった。
「初恋の死霊」という設定がいまいち活きていない。智の「初恋」がメインになるのはいいけど、裕一の初恋は処理し切れていないというか、そっちの「呪い」はどうなったんだと疑問だし、新興宗教とか色々言い出しても、なんだか空虚なんだよね。「初恋の死霊」という言葉が、ただの言葉遊びで終わっている感じ。だって、裕一に痛い目をみせてんのは智自身だし、別にそれって「呪い」とか仰々しく言う必要はないじゃないか。
展開に関しても、第一話で過去の話を全部出してしまっているので、裕一がキスのことを忘れているというのが最初は分かりづらく、過去話の出し方はもうちょっと工夫した方がよかったんではなかろうかと思う。裕一が10年後の智を見分けられないというのも納得できなかったし。高校生以上になったら見て分からんほど変わることはないと思うのだけど。そういう物語の入りがちょっと独りよがりな印象。
前にも書いたように絵は結構好きなんだけれど、やはりキャラの書き分けがいまいちできていない。それって、実は意外と二次元な視線で描いているせいなのではなかろうかと思う。中表紙カラーや各話扉絵なんてかなり素敵だったけどね。
まだヴァルキュリアスの新刊も買ってないのだけれど…。
「普通あんなのは主人公いじめる意地悪な美人の金持ちタイプじゃないか!」
…いやBLでは超ヒロイン(攻受どちらかということではない)タイプかと(笑。
初出が古いし、ちょっといろいろ古くさいところはあるものの、むしろわたしはそういうのが好きだし、お話もちゃんとしているので面白かった。
絵の雰囲気や見た目的に、主人公二人も、そして周りの雰囲気もなんとなく、ちょっとだけくっつくまでのセルジュとジルベールのようだ。ちょっとね。今の絵でも読んでみたいし、続きが読みたいなぁ。でもこういうほのぼの系というか、ラブシーンなしのBLは今は連載しづらいのかも。
ひじょうに今更ですが、犬スタイル。いや発売してすぐに、課長と一緒に購入していたんですがね。放置していた理由は昨日のエントリーのとおりではあるのですが、…つまり本仁戻は他の作品にドはまりした状態では読みたくなかったのですよ。
「俺の名前覚えてるか…? 言えたらキスしてやる」
「ミキティ!」
「当たりだが外れだ…」
すごく気に入った。うーん、やっぱ本仁戻はイイですな。
ご本人があとがきで書いているように、蝶青春でキャーという感じは確かにあるんだけど、大まかな個人的印象としてはBL版エンジェルエンジンという感じだった。とにかく柏兄弟がサイテーでよろしい。だからテルとミキティは落窪ものというか判官びいきというか…なので若干鼻につくけど、割り切って楽しめる。
折り返しにあった、「友人以上・恋愛未満ならぬ、恋愛以上・友人以下みたいなものが描けたら」という語句を読んで、あぁそうかと色々納得。ひとつには思っていたより柏兄弟が重要なファクターなんだなってのと、ひとつにはあぁまた『恋が僕等をゆるす範囲』みたいなことを言っているにゃあ、って…(笑。
絵がやはり昔の絵ではないのでちょっとまだ違和感があるんだけど、はじめっからこういう絵だと思えば然程気にならない。あと、笑顔の描き方はドッグスタイルに独特なようで、いいアクセントになっているとも思える。ただ、ちょっとデッサンがあいまいになってきているような気がしなくもない…遠近法とか身長差とかちょっとヘンなところがいくつか。あとミキティがかわいすぎる箇所もいくつか。線ももっと楽にひいちゃっていいんではという気がする。…あれ、結局文句ばかりか(笑。
全然オヤジじゃないじゃんか(あ、語尾がギイだ、笑。
この人は絵は正直あまり上手くないし、あまり好きなタイプの絵でもないんだが、今回は更に動きが感じられないなぁと気づいてしまって、読むのがつらかった。なんというか、コマからコマへのつながりがぎこちないというか。余韻がないというか。だから感情の動きも自然に見えないし、マネキンかぺらぺらの人形がおままごとしてるみたいだった。
内容については、前述したように自称三十台子持ちのオヤジがどーみてもせいぜいリーマン一、二年目くらいにしか見えなくて、説得力が皆無だった。だってオヤジって設定ネタでまる一冊ひっぱってるんだから、そこが崩れるとあとはもう見所がなくなってしまうから。絵が内田かおるだったらもう少しはモエモエしたかもしれないが。ただ、お坊ちゃまだけはなんとか見れるキャラだった。感情や動作が不自然な絵が、不器用なお坊ちゃまに関しては馴染んでいたからかな…(笑。
誰が誰だか全然判らない…。書き分けがあまい上にキャラ説明もきちんとはされてなくて。展開もどこに主軸を置きたいのか不明瞭。そんなこんなで、なんだか本当に頭がくらくらしてきた…。
こういう群像ものってきっちり一人一人を描いていくのはタイヘンなんだろうけど、その手間を惜しんでしまうと、読者には共感できない世界になっちゃって、並みの漫画以上につまらなくなってしまうと思う。なんだか世界と読者の間に一枚壁があるみたい。
もう、ちょっと、どーしても恥ずかしいので、画像小さめで(そこまでして書く必要があるのかどうかはよくわからないけど。つーかタイトルもどうかと思うんだが。
なんというか、内容ははっきりいってフツウにポルノだった。これはただの悪口ってだけでもなくって。物語としての展開やキャラ造詣は無茶苦茶だけど、きっちりダメマンガなわけでもないということ。以上。
「だってオフロにライオンがいない!!」
久々に(失礼)本編ロマンチカが面白かったのでよかった。いまだになぜ美咲がウサギさんを好きなのかが納得できないけれど。好意までは理解できるけど美咲のそれは恋愛なのか…といつも思う。あと、ウサギさんの兄が出てきてわかりやすい展開になりそうだけど、むしろ王道でお願い。ワクワク。
テロリストはなんというか痛いなぁ…つまらなくはないけど特に面白くもない。こっちでは上條が面白いのが面白いけど。
エゴイストの短編は掲載がこないだ出したばかりの付録なんだから、収録早すぎると思うんだが…。なんというか、シエル編集部は純情シリーズのコンテンツパワーを過信しているような気がするんだが、でも実際売れているらしいし仕方がないんだろうか。
秘密の関係、ナイショの関係と続いたラーメン屋と組長ラブ完結編。
いやはや、もう、やりすぎですよ(笑。突如組長の隠れ家がわけのわからん郊外にあってみたり、息子の男の恋人とはいえカタギさんにドスをぶち込む先代だの、それを身を挺してとめる組長だの、竜と龍の組同士のやり取りもありえんイージーさで、脱力しつつ楽しんだ。まぁCJさんだし。このシリーズ自体、CJさんの中でもベタ度がかなり高かったし。
あと前から思っていたのだが、カケルちゃんのつくっているラーメンがどうもおいしそうに見えなくて(笑、そりゃ借金も背負うわなぁと思っていたら、とってつけたよーに「ここのラーメンおいしーのよねー」なんて女性客の描写があり笑った。
全冊書き下ろしってやっぱ大変そうだと思った。というか、ちょっと荒くないか…絵も内容も…。なんだかなあなあで終わってしまった印象。しかもちょっと暗いというか救いがないような終わり方。人死にが出て女性の血縁者がからんだ時点で救いがないんだが。んなハードな設定にする以上、なんとかしてほしかったところ。
課長、ついに二冊目かぁ…。一巻の表紙には、コレ普通の漫画の平積みと並べていいんかよ、とかなりギョッとしたものだけれど、今回は同じ形式で描かれていたのでさほど意識せずとりあえず買うてみた。…帰宅してからじっくりまじまじと表紙を見直して仰天した。こ、これでいいのかほんとに。なんかもう↑のサムネイルの段階からヤバげだ。いいのか九州男児。いいのかビブロス。つーか誰かどこかの段階で止めろよ(笑。
まぁそれはいいとして、予想をはるかに上回る勢いでママ×要先生が出張っていたのでうれしい誤算だったというか、とにかくその点はよかった(笑。ただ、分量が多かったのはいいんだけどなにか物足りないなぁという感じがあった。例えばママが要先生に話しかけるときは、女言葉なのか丁寧語なのかは統一したほうがよかったんではと。そういうちょっと半端だなぁという印象はママ達以外についてもあって、全体的にどんどん増殖するこの世界があんまり計算されずに広がっていってしまった感じがして、ちょっと不安定だったり過不足があったりするような印象が残った。
今日は久々に本と漫画を二ケタ冊買って蝶至福。その質量だけでもう、うれしくなってしまう。
なんだ当初のか勢いは薄れてしまったもののお約束感は残っているというちょっと微妙な印象。というかわたしが飽きてきたのかもしれない…。うーん、長々続いているわりにはあまり目当たらしい展開とかがなかったこと、とくに二人が和解しはじめてからがありきたりだったことが残念な部分かな。あと1冊で終わりだそうだ。
ところで、越智さんの次の連載は松井なのか…あのシリーズあんまり好きじゃないんだよな。
一巻は以前読んでいたのだけれど、続刊をやっと入手。
…一巻が一番面白かった(笑。何がよいって堺のアンバランスさが面白かったので、田村とくっついてしまったその後は余談ぽくなってしまたように感じたし、それが二巻分もつづくのでちょっとだれぎみ。娘の話や重藤とかの話もあるし、工夫されてはいるのだけれど、面白いと思って読んでいた部分が減少したことでやはりややがっかりめだった。でも全体としては悪くなかった。
それにしても、不破慎理は正直あまり絵がうまいほうではないと思うのだけれど、時々仰天する程色っぽいコマがあるよなぁと思う。特に堺(眼鏡に長めの髪が、ちょっと飼育係リカに似ているせいもあるかも。
刑事のキャラがよくわからん。カメラマンの反応や思考回路は乙女でいじっぱりでもやもやする。しかしなんというか、まぁオーソドックスなBLかも。正直あまり印象に残らなかった。
半分くらい読んだことがあるお話だった。もっと時間がたってから買えばよかった。
未読だったランスロット(この名前は流石にどうよ、と思ったが、まぁ名前の話は今更か…)の話がびみょーにツボだがしかしびみょーにハズしている気がして仕方がない。ご主人様とダメっこ召使、蝶直球ながら、なぜに舞台は学校内ですか。そりゃいじめも発生するよ。展開もなにか一味たりない。ランスロットの気持ちの揺れ動きなんかは結構面白く読んだんだけれど。でもなにか物足りないんだよね。なんだろう。
そしてどうやら、マリウスは二度と出てこなさそうだし、エミリオはやはり神父不在の間に浮気しているようなので、今後はこのシリーズは一歩引いて読むことにしようと思った…(涙。
ふさ十次二冊目。いまいちだったなぁ。短編集で物足りないのと、なにか根本的にちょっと性格の悪い人とかぶっ飛んでる人とかがちょっと怖かった。というか、そういう怖い部分が看過されてるというか、相方が見逃しちゃってたり赦しちゃってたりするのが、おいおいいいんかよ、と思ってしまった。
どうにも展開や物語が古臭く、あまり面白みもない。女言葉、女形などの、かつての直球ボール(なのか?)で現在では一ジャンルに縮小してしまったその形式が、いっそ昔なつかしい、と感じられるならばまだ面白みがあるんだけれど、どうにも斬新でもない感じ。そういう部分が古い、という印象につながるんかなぁと思いつつつらつら考えていて思いだした。
これは以前も引用したことがあるのだけれど、浅田彰は福島次郎の『三島由紀夫 剣と寒紅』に関して「それは同性愛がタブーであったときにのみ辛うじて意味をもつ時代錯誤的な書物に過ぎないのである」(浅田彰【同性愛はいまだにタブーか】より)と述べている。浅田はこの部分の後に福島の「バスタオル」という同性愛を扱っている作品に関して、「私の見るかぎり、ここにあるのは社会の同性愛嫌悪(ホモフォビア)によって貧困化された性の、悲惨なまでに薄汚れた表現でしかない」と評してもいる(ちなみに「バスタオル」は芥川賞の候補になっている。
BL読者の諸氏はお気づきかもしれないけれど、この福島次郎の「バスタオル」は鳥人ヒロミがそのタイトルのみからインスピレーションを得て「バスタオル」というBL漫画を描いたという例の小説である。そのような背景もあって、わたしは先に触れた浅田の福島への批判をついついBL作品との関連で考えてしまうのだが、そうすることで浅田の批判する福島の同性愛を扱った文芸作品とBL作品との違いが見えてくるように思う。もう少し具体的に言うと、浅田の評言は、では「同性愛がタブー」ではなくなった後に、その作品に何が残るのか?というテクストの強度への問いかけだとわたしは解釈しているのだけれど、その視点でBLというジャンルを見てみたい。
さて、BLというのは、一応定義するならば同性愛を大前提としたエンタメの一ジャンルである。勿論そのエンタメとは少女漫画やある種のファンタジー、また勿論ポルノなど、様々な細分が可能なんだけど、ここで問題にしたいのはそこでなされる同性愛の描き方だ。私見では、BLというジャンルにおいては「同性愛」は大前提であってそれ以上でもそれ以下でもない(無論例外は沢山ある。ややBLに都合のよい言い方をすれば、BLは同性愛そのものを問題化していくのではなくて(時にはそれを問題化しつつも)その先で物語ろうとするジャンルなのである。同性愛が描かれているというだけでは最早BLの「物語」としては成立できない、と言えば明らかに言いすぎだろうが、少なくとも「それ」だけで泳ぎきれるほど浅く穏やかな海ではないはずだ。
と、ややBLを持ち上げてみたところで、そこに持ち込まれた「美少年」についてふたたび考えてみた時に、やはりこれは同性愛そのものが描かれた、それだけの作品、として批判できるように思える(というか、作品レベルで考えた時には実は同性愛以前というか、「オカマ」との物語、しか描かれていないんだが…なので物語内容からも批判が可能だろうけれど、めんどいので今回はパス。だから、BLとして読むには古い、物足りない。
漫画作品としての「美少年」について。よかったのはやはり小説が原作にあるためにか、ある程度の緻密さでの描写がなされていることだろうか。絵が小野塚カホリのあまりクセがない現代の普通の漫画絵であることに関しては、一長一短だな。この原作はもっと個性のキツい作家であればもっと昇華できたんではと思うと同時に、でもやっぱあまり料理しようもないかなとも思うから。あまり好きな絵ではないんだけど綺麗だと思うし。
なんだか今月は薄かったなぁ。…いやしかし、BL雑誌の中でシエルだけは定期購読になってきてしまったなぁ…理由はもちろんタクミくんなんだけど…。そのタクミくんについてはコイモモの方で。
麻生海、絵が結構好みだ。お話はいまいちまだよくわからない。テンポがあまりよくない。
桃季さえ、前回を読んで主人公CPが気持ち悪いのでかなり引いてしまったのだけれど、今回の展開や表紙のCPを見ているとあの二人が主人公ではなかったのだろうか。そうならいいなぁ。
コイ茶はどうもやはり青春している部分で目がすべるのでほとんど流し読み。
三島一彦を初めて面白いと思った。が、イタい。主人公の性格も職業もイタいツボ。でもだからこそ面白かった。読みきりじゃなくも少し長いお話で読みたかった。
佐倉ハイジ、なんかやはり最近お話が乱雑。雰囲気が好きだから読めるけど。
王様ゲーム(考えてみればすごいタイトルだ、絵のせいか眼鏡が見えづらいのがどうか。眼鏡をかけている理由もどうか。
次回の純情はまたテロリストですか…。他のCPがいいなぁ。
「責任はとります。結婚してもいいです」
遂にフジミか…。
憶測やシエルで見かけた折の印象から想定していたよりかずっと面白かった。
シエルで「コンサートはお好き?」のラストだけ見て、バイオリンをぶんなげて破壊するバイオリニストにはついていけそうもないかも…、と思っていたんだけれど、こうして同作の第一話から読んでみて、桐ノ院いわく繊細でピュアな悠季にあってはそんな激情もしかたがないかな、と思えてしまった。悪いのは悠季ではなくあのヘンな指揮者だよ、って(笑。まぁそれもこれも、桐ノ院や悠季のキャラ立てがなかなかいいかんじに面白いからだと思う。
後藤星のコミカライズもたぶんうまくいっているんだろう。原作は未読だけれど、この内容は秋月こおの文体だとわたしにはキツイかもしれないと思った(でも読むかもだけど。上記のキャラ立て云々に関しても、繊細やピュアなどというある意味エグい単語や、ナントカと紙一重な指揮者のナントカっぷりも、この絵やコミカルなコマに助けられて嫌味がなくてよいかんじ。
絵はわりと好きなのだけれど。
患者の元彼女の描写がなぁ。女性性を武器にエゴは丸出しに人情をタテに、医者から患者を奪回しようとするという救えない性格といえばまあそうなんだけれど、患者に十年以上つくしてきたという過去はあまりに軽く扱われており、どうにも気の毒なキャラだ。BL的にはつくしてもらったこととか女性であることとかさえ超えてしまう二人のラブ、とか女性であってもあの性格はムリでしょ、とかそういう結論でいいのかもしれんけど、それはあまりにBLの中の女性、というものを軽んじすぎだし、それが結局読者である女性にとっても不快なのは当然といえば当然かもしれない。
しかしBLの中の女性という表象は、むしろ男性ジェンダーを踏みにじっている(かもしれない)BLの中で面白いジェンダー論的素材になるかもしれない。
話がずれた。とにかくまぁ、そのモトカノのあまりな性格とあまりな扱われ方以外は、あまり印象に残らなかったな…。開眼手術とか雪の女王とかノルウェーとかの話題が微妙にうまくかみ合ってなかったかんじがした。
なんかなぁ。薄かった。前巻から引き続きの大学編はほとんど解決編のみで、あとは番外編やら同人誌再録ばかりで、あまり読んだ気がしなかった。本編も解決編といったって、犯人なんかとっくにバレバレだったわけだし、狩納のちいさな幸せ(笑)も予定調和的というか前巻ラストで綾瀬が反省(笑)してた頃には予測済みだったわけだし(まぁそれでも描かれなくてはならない部分なんだけれど)つまりあんまし内容がないわけで。つまらなくはないけれどものたりなかったということで。
それはさておき、リンクスの漫画雑誌創刊でこの漫画もこれからどうなるのか。いや内容ではなく連載ペースとか。ペースが上がることを期待。
今市子も本仁戻も載っていないというのに100号記念小冊子に応募したいがために購入(涙。これでまた一作家ひとけたページの冊子だったら泣きますよ?(でもたぶんそうなんだろな…せめてハチPであってほしい…。
CJさん、その山中で記憶喪失ネタ、前もなかったか?
樹要、もしやまた乙女攻め?じゃないといいなぁ…。でもいずれにしても結構面白くなりそうだ。
花婿さんはもういいや。
あと今まで名前しか知らなかったあてね、ちーらん、よしきあや(何故か変換出来ない)を読めてよかったというか、まぁ今まで単行本買ってみたりしないでよかったというか…。ちーらんは双子プラス主人公がみんな同じ髪色で同じ顔をしていて何かの罰ゲームのようだった。
という感じで、あまり読むものがなかった。
良かったのはいつもどおりなアベレージのプリンスチャーミングと樹要くらい。プリンスチャーミングは、加賀見がうかつにも本気を出してしまい朝比奈にメロメロになってしまったりしたらかなりツボなんだけれど、これまでの展開を見るにそれはなさそうだね。でも、そうなら…いいなぁ。
あと自分でもよくわからないが、もしかしたら次回新刊の南野ましろの天使のじかん一巻を買ってしまうのではないかという危惧がある…。
本仁戻、来月のは「うぐいす」というタイトルなんだね。まんまだなぁ。番外編扱いというか別タイトル扱いなのかなぁ。いずれにしても、どうやら猫さんは出てこなさそうなので読むかもしんない。それでも妬くかもしんないけど(笑、もう、馬鹿だ。鶯は単体ではフツウにメチャ粋な女衒、と思えるんだけれど、どうにも青猫と絡むとムってしまって仕方がない…。
この作者は二冊ど読んであまり好みでなかったので以降読んでいなかったのだけれど、今回は裏表紙の作品紹介を読んで、恋人と引き離されて全寮制の学校に入れられて、貞操があぶないったって、…どうやって回避しようというんだ(BLという世界で)?と疑念を感じて購入。…なんというか、ブッとんでた。わたしは結構無茶設定やぶっ飛び展開はキライではないのだけれど、それにしたって…君たち、おかしいと思わないのか?と説教したくなった。
何か、あれだ、表紙見た時から思っていたんだけれど、CJさんの絵がうまくなって来た気がする…!ちょっと感慨が…すごいなぁ。いや、前からそんなにすごいヘタな人というわけではなかったけれど(基礎力の面ではね。これだけ長い間変らなかったのに、変われるのはスゴイと思うのだ。
あとがきによるとどの作品もかなり自由に描いた、とのことだけれど、今回はいままでにない系統の顔のキャラが多くて面白かった。天パ黒髪とかね。大人同士とかね(笑。不満だったのはどの作品も展開がいまひとつ物足りないことで、CJさんのベタベタさがいまひとつつきぬけてない感じ。短編ばかりだからかもしれないけど、以前の短編よりも物足りなさが濃い気がするなぁ。特に表題作はもっと読みたい。
別に面白かったけど、近代麻雀の作品まで収録するのはどうなのか…でも一応BLなんだね…。本来の読者はどう思ったんだろう(笑。
地味だけれど絵が結構好みだ。お話はつまらなくもないが特に心に残るものはなかったかな。表題作以外はBL一直線ではないかんじだし。余談にあった「ノンケだけが取り得の男」という言葉が面白かった。
これはBLではないような気もするけどキャラだし併録のは若干そうなので一応BL扱いで。
なんというか、表題作も併録のもスピリッツの読みきりみたいなお話だなぁと思った(最近のスピリッツを読んでいないからこの表現が適切かどうかはわからない。どちらも病気を持っているキャラの落ち着きつつエキセントリックなところとか、視点人物の淡々とした語り方とか、なんとなくスピリッツな印象。正直この雰囲気はあまり好きではないかな。
もう、なんというかね、この原因不明なのにどうしてこうもヘンな力があるのだろうかという疑問がふつふつと沸き起こるタイトルは、なんなんだ。もっとハッキリいうならば、どこがどういけないとハッキリ言えないのに、なんとなーくいやらしいタイトルだと思う。いやキャラの今の連載よりかはマシだけれど。でもほんと最近、みなみさんはタイトル見るだけでギョっとすることが多いよ。いや最近だけじゃないかもしれないけれど。
でもほんと何がいけないんだろう。「花色」…まぁ華道が出てくるし。「バージンソイル」…処女地?土壌?(笑。うん、組み合わせがいけないんだね。
というわけで、本誌かなにかで題名だけ見た時に既にすごーく脱力していたので買うまいと思っていたのだけれど、出来心で購入。内容に関してはいつもどおりというか。こないだの『最果ての君へ』を読んでから、もっとシリアス方面描いてほしいなぁと思っていたんだけれど、今回はいつも通りのライトであまり理由もなく(とくに攻はそうだよね)ハッピーでアレな話ばかりだった。ライトのりでは南かずか名義の『仔羊捕獲…』とか面白かったなぁと思うんだけど、あれも二巻ものだったし、やはりある程度の長さのお話でないとあんまり過程が見えない感じになってしまうのかもしれないなぁと思った。
あとがきにある「今回はハッピーエンドばかりです、当社比だけど」というのがまさにそのまんまな1冊だった。この作者、初めて読んだのが『君が居る場所』だったので、わりと明るい作風を期待して他の作品も読んでみたらすごく欝になったんだよなぁ。でも『俺はあなたの犬だから』とか最高に欝だけれど割と好きだ。
それはさておき、今回も欝~、な作品が多く、かろうじてなんとなくハッピーエンドなので助かった、という感じだった、表題作はちょっとわかりづらかったなぁ。「BITER」という高校生が出てくる話が面白かった。高校生がちょっといままでこの作者になかったタイプのキャラで。
桜花寮トリロジーのつづきだとキャラ紹介を開くまで気づかなかったよ…。
前作のほうが面白かったかなと思う。表題作がやや暗く、『MOONY』ラストの話と若干かぶるかなという気がする。「FROST」はやや謎解きっぽくてポーの詩をからめるなど、ちょっと今までの宮本佳野とは違う感じがして面白かったけれど、諏訪が当事者でありながら傍観者のままだった気がして若干淋しい。というか、諏訪のもとにかよっていたあのカワイイ子はどうなってしまったんだと…(笑、そのあたり前作との関連がうすくて淋しいんだよね。表題作の終わり方や「FROST」などのちょっとフシギなフンイキは「桜花寮」らしいなぁとも思ったんだけれどね。
どうも最近、宮本佳野って、なんというか桜花寮とかルールズとかなんでも屋ブンとかみたいなシリーズものでないと光らない人なのかなぁと思っていて、というのもビブロスの『PLEASE』がすごくつまらなかったからそう思うようになったんだけど、今回所収の作品は短編もそこそこ面白かった。「ふたりがここにいる理由」など割り合い好き。というか他のコミックスの短編だってふつうに楽しんでたわけだし。というかね、こないだのゴールドの連載(今月で終わりの)もイマイチだったし、要するにビブロスと宮本佳野の相性が悪いってことなんですかね…。
L祭りのことを忘れていましたすみません。L、お疲れ様でした…。
正直最近ちょっと粗製濫造ぎみかなぁと思う。どこがどう、とうまく言えないのだけれど、なんとなく人物描写に奥行きを感じない気がする。折角これだけの描写力のある人なので、じっくり描いて欲しいなぁ。…いやしかし、この絵でここまで人間ドラマを描けるなんて、ほんとに力があるとしか言いようがないよね(だからわたしは漫画というメディアが大好きなのだけれど。いつも絵のことをちゃかして悪いとは思うけれど、でも本当にそう思う。
しかしあとがきはいつも大笑いしてしまう。きっと作者はいい人に違いない。
わけがわからんけれど、こうしてまとめて読んでみると結構面白い。今は青猫よりこっち読みたいなぁ…(いや単純に鶯に妬いてるだけなんだけれどね…。
美形リーマンや運動家の高校生などは一話ですてちゃうには惜しいキャラで、もう出てこないのかと思うとなんだか淋しい。その意味では一話完結がうまいんだかうまくないんだかよくわからない。あと、アラブの石油王?の話はもっと説明がほしかった。ちょっと分かりづらい。それに分量も少なくて物足りない(いやこういう風に思うのも単にわたしの最近の御曹司ブームのせいかもしれないけれど。
しかしあまりに2ちゃんネタというかそれっぽい言葉遣いや用語、話題が多いのが気になる。また数字板の人々が喜ぶのだろうか。それともそろそろその逆になっているのだろうか(見ていないので分からない。
しかしほんと改めてみるとすごい恥ずかしいタイトルだなぁ…。というか芳文社、オビにあんな言葉を書くのはやめてよ…小さい文字でもだ…。
ついでに、犬のほうは最初のほう読み逃してたせいかよくわからなくなってきた…。四月の一巻を楽しみにしようかと思う。絵がちょっとテツリカの頃みたい。あの絵はニガテなのだけれど何がニガテなのかな、と思うに線の本数が多く見えるのがニガテであるような気がしてきた。
最近の星野リリィがしんどかったので不安だったけれど結構面白かった。やや展開がタルく、そしていつものよーにジロウがなんでこんなに親切なのかよく分からないのがちょっとタマにキズだし、やはりいつものよーにダイヤがめそめそで、いつものよーに女性キャラはぽんぽんはじけているけれど。
番外編っぽいアンドロイド開発者とアンドロイドの話は、いつもと違う感じでよかった。アンドロイドの葛藤ぶりと気の強さ(というのとも違うけれど)がよい。
タイトルがはずかしいが表紙もはずかしいからもういいやという気になってくる。
いやー。もうね、ショタでした。
前回のコミックスから思っていたのだけれど、この人はやはり漫画がうまい気がする。ショタでエロというのをこれだけ前面に押し出しておいて、でもそこここに小技がきかせてあって、エロだけです!という印象にはあまりならなかった。それは前回よりも今回のほうが強く感じた印象。しかしあぶない設定がいくつか…、作者もあとがきで触れている作品とかね…。うーんさすが松文館(笑、冗談です。
オビがあったせいかよくわからんかったがすごい表紙だなぁ。
内容は絵がなぁ…。特に一番古い表題作はかなり絵がアレで、読んでてつらかった。久々に1冊踏破できないのではと不安になった。特にぱんだちゃんみたいなくまどりで黒目が小さい絵が怖い。ニガテだ。内容に関しては、視点人物はまだしもお相手の心情がよくわからない。なんでそういうふうに思ってなんでそれがそういう行動につながるんだ~?と。
あと、いや、あの、死神と名乗るキラという名の少年はまじでどうかと思ったんですが、…アレより初出が早いみたいですね(笑。偶然か。
川江さん、かわいそう…!
などと思えちゃうのは『楽園まで…』を先に読んでいるからなのだろう。
全体的にちょっとふわふわゆらゆらと流れていった感じで、正直あまり感慨がなかった。
「真夏の城」はやはり川江と浅田君のキャラに違和感があるし、なんだか『楽園まで…』の二人を思い出すと淋しいものがあった。
「真夏の城」を最初に読んだ関係で、「笑わない人魚」より先に「廻遊魚の孤独」を読んでしまったので、よく意味がわからなかった。でもこの二作はまぁまぁ面白かった。しかし、二作の中で同じキャラの昔と今の姿が描かれていて、それが全然似てなくいし、キャラもちょっと変わっているようなかんじでイメージがつながらないのでしんどい。「廻遊魚…」のほうの寺島の髪型が好き。
しかし寺島って苗字は『大人の問題』にも出ていなかったっけか。
少しだけ本誌で読んだことがあって、で、失礼ながらプロファイリングの要素にはほとんど期待していなかったんだけれど、トンデモなのは勿論で、そして半分以上オカルトだと思えば(プロファイル中の人格になりきっちゃうあたり)その辺も意外と面白かった。ただ、その辺に触れた上で恋愛描写も盛り込んで、さらに事件も一つではなくいくつか手がけて、という感じで一冊の中でちょっとばたばたしすぎで、どこもここも薄味な印象。特に、キャラの掘り下げが物足りない。教授のダメっぷりが物足りないし、助手の性格付けもイマイチわからん。
…ところで。おしかけ助手なんておいしすぎてありえないー。おしかけてでも助手になれるもんならなりたいー(笑、笑えないよ!
なんかなぁ。微妙だったなぁ。
考えるに、どうも受けの人々の思考回路や行動パターンがあまりに女々しいというか、なんだかムズムズするような気がする。うーん。表題作とか家庭教師の話とか特に。
ブラザーズの二巻も個人的にはいまいちだったし、この作者はジャンクロードヴァンダムみたいな名前の蝶可愛い刑事さんの話が一番面白かったような気が最近してきたなぁ。
仕事でしたよ。ひきこもり対策には一番ですね。
で、こんなこと書いている場合じゃないんだが。
「諸君、私は扇ゆずはが好きだ。(以下略」
作者のファン的にこの表紙は、蝶美麗だけれどえぇ~いつもと違う感じ、今回はいつもと違う方向なのかもー?といちまつの不安がよぎる感じでしたが(この件については作者自身があとがきでもっと激烈な語彙で書いておられる)どうしてどうして、期待はいい方向に裏切られ、もう、ほんと大好きです!(意味不明ですみません。
すっごいのは、扇ゆずはは引き出しはそんなに多くないかもと思うんだけど(基本的に主人公CPは魔性対ヘタレのバリエーションで、ヘタレは美しいヘタレだったり、優秀なヘタレだったり、要するに少女漫画の正統な後継という感じのCPなのだと思う)、新しいものに挑戦する扇ゆずははほんとに素晴らしいガッツの持ち主だ。そしてそれを活かす筆力がきちんとある。こういう組み合わせ、というかもうはっきり書いてしまえば少年、というか正確には少年ではない?主人公で(この件についてももっと正確な言葉で作者があとがきで書いている)くるとは思わなかったし、それがこんなにうまくまとまっているのもスゴイ。やはりお話つくるのが基本的にうまいんだと思う。時々えぇ~その設定・展開は無茶でしょ!と思うような部分が出てきても、全体としての一作品としてはすごくよくまとまってたりする。
それにしても、今回は確かに作者曰く「大作戦」の効果がばっちりで(この件に関してもものごっつい語彙で作者あとがきに詳しく書かれている)やっと堂々と人に薦められる一冊が出来たような。でももう元からのファンは感覚が麻痺してるかもしれないから、この作品でも仰天する人は仰天するかもしれぬ、アレに。だってやっぱり描いてるもの。
なんだかまわりくどい激賞で面目ないですが。とにかく扇ゆずは株は去年からうなぎのぼりなのです。
内容について全然書いてないですね。その先生と生徒の表題作について。タイトルがいい。シリアスなどかっと来る展開が多めなのもこの作者の連載ものでは珍しいかも。そういうところもかなりよかった。歌舞伎町の読みきりも、ちょっとあざとくエグいかな、とも感じるけれど個人的には好きな作品。特に医者。
なんだか絵柄がちょっと古い感じ(最近のわたしのこういう表現はほぼ間違いなく褒め言葉です)がして、それがいい。文通してたり作家が原稿用紙に手書きしてたりして、レトロな雰囲気もあって、少し昔の設定としても読める。
主人公二人の気持ちの確認プロセスについては何がどうなったんだかわからんうちに幸せになっていたけど、あんまり気にならなかった。なにしろかわいいヤクザがかわいくて。田舎のヤクザ家が半農だったり、親分が人間離れした動きをしてたり、これまたかわいくてよろしい。それに対してアテ馬氏はもうちょっといろいろつかってほしかった。勿体無いかんじ。
*心に残ったセリフ「どうも俺はお前に関してだらしないから」あと「やっと来た」
表題作が前のコミックスに収録の「思い知れ」の続編で、「思い知れ」があまり好きではなかったのでなにもこれを続けなくとも~と思ったけれど、そこそこ面白かった。
コミックスごとに何やらどんどんダウナー度が上がってきてて、なんか設定とか展開とかもいい加減になってきている気がしなくもないけれど、でもそういう脱力の雰囲気にごまかされてまあいいかと思ってしまう。どんどんキャラの性格もつかみにくくなってるけど、まぁいいかって思ってしまう。ダウナーが読者にも伝染してくるんだろうか。
あと表紙がもう。…やる気ないでしょ!(笑。というかジャージというか作業服の表紙二度目だ。
なんだかどのCPも半端なかんじで、主人公の兄などは双子にする意味があったのかな~と思う。先輩とだれだか分らない後輩の話?はよかった。しかし間の書き下ろし1P漫画が一番面白かった…。
ついでに。にしては長いけど。
つくづくビョーキだと思いつつ久々にCIELを購入。
美貌のディテイル最終回。…やっぱりストイックギイがひんぱんに出てくるとちょっと笑える。あのスタイルは個人的な趣味では好きなんだけど、なんというか、この王道BLにおいて、あのスタイルは主人公CPの外見じゃないんだよなぁ。でも275ページのギイなど蝶カワイイ。あと三洲が小説の挿絵よりも大人っぽいのはすごく好き。それより託生の「ギイの美貌も云々」とかのくだりが切られてて、このタイトルの説明つけずに終わっちゃっていいのかなぁというのはちょっと疑問。しかしこういうコミカライズ上の問題で一番疑問だったのは、季節はずれのカイダンでギイの初恋話が蝶半端なとこで切られていたことで、あれは何でだったんだろうと今でも思う。コミックスしか読んでなかった頃は、だからあれは託生のことじゃないんだと思ってたし。次回はどの辺りをやるんだろう。今までギイタクメインの話以外はすっとばされてるけど、三年でそれはできないだろうし。まぁピュアはやる気がするけど、ジェラシーからの八津くん話くらいはやってほしいな。
純情テロリストはちょっと流石にもう広げすぎ。オマケ小冊子は面白かった。野分強くなったなぁ。月は闇夜に~がシエルで再刊だそうで、未収録分もあるということだからきっと買ってしまう…。
あとイヤな予感はずっとしていたんだけど、というかどうせコミックスは出たら買おうと思ってたんだけど、フジミに興味が出てきてしまった…。これ以上ルビー文庫が部屋に増えるのはほんとにどうなんだろうと思うんだが…。
結構好きなシリーズなんだけど、いっつもふらふらふらふらしているうちに一巻終わっている。結構毎回厚めな気がするのに。でも今回は番外編などもあってなかなかいろいろだった。紬は流石に覚悟を決めろ、そうしないと話が進まない、とは思うんだけれど、あまりに彼のふらふらがつきぬけて、そして誰もいなくなった、ってのは斬新かもしれないと思った。
しかしこの話どう終わるんだろう。高口さんなのですこーし心配。せめて、紬がだれかとくっついて終わってほしい。この際相手は誰でもいい、椿だなんて贅沢はいわないから。
わりあい好きな作家でわりあい好きなシリーズなんだけど、なんだか半端に終わってしまった印象。ワタルが無表情無口で何を考えているのか全然わからず、それはいいんだけどなのにくりすちん大好きってのはピンとこないままだった。
本誌で見た折、作中でヘンなゲームをやっているのを見てあんまり面白くないなぁとかゲームが原作だとこういうとこ漫画にしづらいよなぁとか思ってたけど、ほぼ全篇それだった…。しかし人気投票で主人公のお相手を決める、という企画は面白かったと思う。
氷栗さんはBLがはじめてだとか。この内容や原作がゲームだという悪条件を考慮すると漫画化がうまいのだなと思った。あと絵がやはり華やかでいい。凡人な主人公の表情もよい。
前から思ってたんだけど王様というニックネームはやはりどうかと。そして、原作でもそうなのかもしれないけど王様なんてあだなで、万能なキャラなのに、結構姿恰好がフツーで言葉遣いとか性格もフツーなので違和感が。もっとドギャーンという感じでスゴイキャラでないと!(笑。
あと、これもゲーム原作のせいなんだけど、どのキャラも主人公に好意的で、ついつい「このうちのどれか一人くらいはウラがあるんではないか」とか勘ぐってしまうけど、まぁちょっとそれっぽい人もいたけど、基本的に主人公モテモテの構図は崩れないので笑えた。
なんかいろいろ書いちゃったけど、とりあえず読後の感想としては氷栗さんの他のBLを読んでみたいということで。
新刊ではないのです。
表紙がカワイイ。こういう塗りが出来るようになりたいなぁ。あと、絵というか受けというか受けの目の処理がすっごくカワイイと思った(ピンポイントだな…。
お話も全般にほんわかしつつ時折ゴツかったり意外だったりエグかったりしてなかなか面白かった。最後の鳥人間の話はちょっとよくわかんなかったけど。表題作(とくに部長の話)とかオタク少年の話とか、かわいくてよい。水球の話は最初あまりの展開にギョっとしたけれど、最後のコマが蝶カワイイのでオールオッケーという感じだった。あのページ数だしエロス必須のなんかの特集号に載ったのかなと思ったらゴールド掲載なのね…かゆまみむみたいなページだろうか…。ともあれ、あのページ数であの内容であんなにカワイくまとめるなんてスゴイ。
タイトルがどうかと思ったんだけど、裏表紙がなんだか微笑ましいイラストだったのでこうてみたらほんとにそんな感じのコミックスだった。
いやいや、すっごいヘンな漫画、というかヘンなBLだったなぁ~(笑。BLだってことを忘れそうになる、ビブロスらしくないコミックスだった。なんだかわけもなく昔のりぼんを思い出した。あーみんとか谷川史子とか読んでた頃の。全然作風は違うのだけれど、昔の(米づくりするより前の)谷川史子を思い出すんだな。たぶん最近ああいうのほほん漫画が少ないからだろう。いや、現代的まったり、な漫画はいくつかあるんだけど、のほほんで、時代を超える感じの作風のはあんまりない気がするんだ。
つっこみどころもいっぱい。出席番号でナ行とかハ行が10番代ってのはありえんよ。何名のクラスなんだ(普通苗字はアカサタナまでがめちゃめちゃ多い。というかいちばんのつっこみどころは、会津をどんなド田舎だと思ってるんだ作者…(笑。って、BLには関係ないつっこみばかりなのもむしろ微笑ましかった。
あまり印象に残らなかったかな。作者も途中で書いていたようだけど、俺様を名乗るにはヘタレ過ぎるのだ、彼等。もっとドギャーンというかんじで(どんなだ)非情なのを期待してたなぁ。せめて狩納さんとか斑目ブラザーズとか凍る灼熱の攻めくらいまで突き抜けてくれないと。
わー。うわー。わわわ。 のっけからすみません。面白かった!今巻収録分はすべて既読していたし、絵が荒れているのも知っていたし、話すらハテナマークが大量生産だってことも知っていたのだけれど、やっぱりまとめて読んだら面白かったわ~。流石。ちょっと書き足しもあるような気もするけれどそこまではわからない。しかし広告などにもその旨の記載がないからないのかも。
とにかくノリ夫修行編がしんどいだろうなぁと思ってたけれど、意外と面白かった。まとめて読むと、ノリ夫も国政も心情のゆれうごきが意外と分って、そうかぁとやっと得心がいったかんじ。
ただ、斑目家の系図だけはいまだによくわからない。マングースの渡嘉敷が国政のイトコ筋だというのもわすれていたし。ジョジョみたいに家系図いれてほしいなぁ。 あと、埋め草っぽいキャラ紹介が意外とおもしろかった。ノリ夫の欄での国政のニガテなところと、国政の欄のノリ夫のニガテなところの対比がよかった(笑。
驚いたことに志水ゆきをきちんと読むのははじめてだった。最初なぜかキャラの見分けがつかなかった。スゴイなこれは。こんなにいろんなデザインなのに見分けつかないなんてどういうことだろう。まぁこの手のお話の常套として、最初にいっぱいキャラが出てきちゃってわけがわからん、てのはよくあることかもしれないけれど。でも主人公のキャラすらよくわからんうちに一巻が終わってた。なんとなくこう描写したいんだろうな、というのは推測できたけど、もっと伝わるように描いてほしいなぁ。
紙様が言霊使いのキズを引き受けるという設定はあまりに高河ゆんの『LOVELESS』に似ているので本当にどうかと思う。式神と陰陽つかいという伝統的な設定を引用しているから仕方ないのだといえばいえるかもしれないけど、その引用もあまりに単純でつたないのではなかろうか。
うーん全体として印象として薄いというかなんというか。でもたぶん次も読んでみる。
もういいだろうと思って下半期ベスト10をかいてしまったけれど、実はその後にこれが出た。これは雑誌で時折読んでいたしちょっとイマイチだな、と思っていたので外していいだろうと思っていたのだけれど、まとめて順番に読むと案外に面白かった。いいかげんな教師で恋愛においてもやっていることがよくわかんない朝比奈先生のキャラが読んでいて辛いというかイタいと思っていたのだけど、彼のいいかげんさにも背景があるということがやっと分ったから興味が出てきた(それを知らずに連載の途中だけを読んでしまっていたのだというのが分ってちょっと空しかったなぁ。ちょっと朝比奈が好きになれた。寮長さんほどではないが美人だし(ヘンな話だ、ほとんど同じ顔のキャラは何人もいるのになぜ寮長さんだけがあんなに美人に見えるのだろう、…メガネのせいだろうか。
年忘れにビーボーイゴールドを購入。一号か二号ぶりだけれど読める作品が多かったという印象。
内田かおるがついに麗人以外で描くなんてしかもしれがビブロスだなんてしかも連載だなんて、全然知らなかったからびっくりした。「それではみなさん。」というタイトルはまたしてもわたしごのみだ。内容は四人兄弟ものだからキャラが多すぎてまだよく分らない。しかし既に長兄はドカチン&北斗の相手はオヤジっぽそう。流石内田かさんだなというか三兄の無邪気キャラも含めて内田かさんのツボを網羅しているのではなかろうか。それがうまく機能するとよいなぁ。
本仁戻久々に読んだらやっぱ面白いかもと思った。テンポがよくなってきたというかこちらもむこうもこなれてきたというか。シッポとか野良犬とかの単語でネームをつないでいって物語をソレとははっきり言わずに織っていくあたりやはり上手いというか本仁節の味が出てる。一巻は4月発売なんだよね。ずいぶん先だなぁ。
CJさんのこのシリーズははじめて読んだけどやはりこの人の持ち味はこういう昔の少女漫画みたいな設定のベタさだなと思う。あと判官びいきというか落窪風というか、これもまたベタだけど。それが一番イキイキしていて面白い。
円陣さんの「きみがいなけりゃ息もできない」コミカライズはスゴイ。何がスゴイのかよくわからんがスゴイと思う。絵はいつものようにスゴイ、というのにプラスしてダメ人間二木の作画は動きをつけるとこんなふうになるのかと感心させられた。いや原作は読んでいないのだけれどあの表紙だけは知っていたし、円陣さんの絵らしくなくてビックリしていたから。その表紙の二木よりもこなれてきた印象。東海林はいつもの円陣さんのカッコイイキャラ顔なんだけど、これは原作の力なのだろうか、印象的なキャラだなと思った。あとカラー表紙が、都合三ページ分のハンパな大きさであの構図を選んだ円陣さんのセンスはスゴイしそれをカッコよく書き上げてしまう技術も素晴らしい。…「スゴイ」ばかりですな。
来月出るセックスピストルズ三巻の表紙はまくべあーらしい。どうやら表紙になるキャラの法則がわかって分ってきたようだ…。
ということで、今年もよくBLを読んだ。こんなことを書くと仰天されるのだろうけれど、でも読む冊数は減ってきたかなと思う。来年もがんばる(笑。
もう目ぼしいのは出揃ったと思うので、ちょっと早いですが今年の総括をば。
ということで、下半期・BL漫画ベスト10です。
うーん、上半期のほうが豊作だったかな。ベスト10といいつつ下位の辺りは迷った。ここに挙げてないものも含めてだんご状態。ちなみに今年の収穫は本仁戻『飼育係・理イ火 テツ×リカ』杉浦志保『SILVER DIAMOND』寿たらこ『SEX PISTOLS』の三本でした。
上半期にひきつづき、不当な部分もあるとは思いますがわたしの主観だから仕方ないので(笑、どこが好きなのかをメモしていますので、それでご了承ください。表紙画像をクリックするとアマゾンヌの同書のページを新規に開きます。
読んだことがある作家だったのに買ってしまった。も少し正確に言うと、以前いくつか読んだことがあってあんまり面白く感じなかったのに、その作品も印象に残っていなかったから初読作家かと思って買ってしまった。
店頭ポップを見て、寿たらこのフォロワーか?と思ったんだけど、本編はすごく線が細い。でも時々たらこ味。でも描きなれていないような、デッサンがどこかちがうような絵で、あまりスキではない。
なにより話がつまんなかった。萌えなし、面白い設定・キャラ・展開なし、新鮮味なし。なんて、冷静に考えればそこまで悪くいうほどのものでもないんだけど、だからこそわたしは魅力を感じることができなかったのだろう。印象が全然残らないもの。
基本的にマジメな絵とストーリーと、時々入り込む間の妙なギャグ、そしてコスプレヤク中ステージマネージャーだとか斧がブチこまれたグランドピアノだとかのどこまで本気なのかわからない展開がなんともちぐはぐで、ページを繰るごとにハテナマークが増えていった。絵はそこそこだし、そんなにつまらなくも不快でもなかったのだけれど、ヘンな漫画だったなぁという印象。あとやたら汗をかいているコマが多いのがオタクっぽい気がした。
正直者でごめんなさい。
そして、ジャンプして着地したら足の指を突き指した。
いたい一日だ。
とりあえずネコ侍を読んだ。
イマイチ乗りきれなさが残る。設定上しょうがないんだけど、どうにもカタルシスというか大団円がありえないからだろうか。ギャグ漫画に何を求めてんだって
話になっちゃいそうだけど。まぁもうこのタイトルで勝ちってことで。ほんとどうしょうもないと思う(褒め言葉。
あと九州さんはアメリカンネイティブが余程スキなんだろうなと思った。『課長』のママもそうだし。わたしも大好きですが。ていうかママ大好き。
忙しくてしんどいです。体がツライ。
飲みに行きたいなぁ。
あと、あるモノにめちゃめちゃハマってますが、またそれはいずれ。
前の巻の話をあまり覚えてない気がしたけど、とにかく話の主軸に関してはそれでもぜんぜん問題なかったというか。もちろんここでの主軸は猫のアフトが喋れなくなったって話ね。主軸じゃないほう(笑)は、つまり主人公ふたりの恋愛については、一巻からよくわかんなかったし今回もよくわかんないまま終わっちゃったし、なんかもういいやって感じ。視点人物の振一郎がよくわかんなくて感情移入できないんだもん。無表情の成澤さんのほうがまだわかる。
あと、円陣さんの絵って思ってたよりも荒れやすいのかも、と思った。振一郎の顔が寿たらこの絵みたい。
一巻から思ってたけど振一郎って名前だけはめちゃめちゃカワイイと思う。ネタ元が朝永振一郎ってのも含め。
前作キャラメルエスプレッソは初めて買った鳥人ヒロミで、ほぼ始球式に等しい勢いで手放してしまったのだけれど、あれからいろいろ読んでみて思うに、わたしにとっての鳥人ヒロミはピロウズみたいなもので、初読時にものすごい違和感があるのはわりといつものことで、だんだん大好きになっていくようなので、ちょっと早計だったかなぁと思いつつコレが出てしまったので買ってみたがやはりあまり好きになれない…。
二重人格でそれぞれ好きな人も好かれている人もちがって、結果四角関係なんてやはりややこしすぎ。誰もが誰になぜ執着するのかよく分らない。そして鳥人ヒロミ特有の言語的に身体的にイタい傷つけあい…、これも読み返すうちに慣れるんだろうか…(他の作品は少しは慣れたけど。うーん。同じ四人モノなら彩おとこの方が好きだなぁ。
でもまぁもう何度かは読んでみようかなと思う。少年は背中で恋を語るも成層圏の灯シリーズも最初はニガテだったのだから(そういえばなんか言えよだけは最初から好きだったなぁ…。
あぁ、なんだかいい感じ。
すっかり12月の風物詩というか、買ったばかりの季節はずれのカイダンにお茶をこぼしてブルーになってたのはもう一年も前のことなのか、と呆然としてしまった。
年々好きになっていくシリーズだ。記憶喪失だとかのあまりなベタさも全然平気(笑。最近こういう蝶BLなのがかえって新鮮。落ち着くわ~。近年王道や王子様が好きになってきたのは年のせいなのかなぁと思いつつ。そんで大抵主人公が大好きという。…幼稚化なのかな。同義な気もする。まぁいいや。このタイトルもなんというかさすがだ。正直ごとうしのぶのタイトルセンスは疑りたくなることが多かったのだけれどこれはスゴイと思う。
なんだかまとまらないけど、とりあえずとても和んだなぁというのが一番かな。あ、でも今回は続きものになっているので、次巻が来年というのはちょっときついな。あんなとこで。
すごく分厚かった、そしてここまで長かったなぁ。
ハッカのあまりの小ささとかドロップたちってほぼ赤子じゃないかということにふと気づいて冷静になってしまった瞬間、引いた。久々につづきを読んだからか。ラストは甘いけれど、まぁよかったか。後日談がまたちょっと引いた。
だからかな、ストーリーやキャラよりとにかくドロップたちの設定のオモシロさで読んでたかんじ。消えたドロップの輪廻のあり方とか面白かった。注射で消すと不純物がまじるとか(笑。
ごめん、ツマんなかったわ。全然覚えてない。批判も思いつかないくらいに。
雑誌で見ていたのでわかっちゃあいたけれど、もう見ているだけで悲しい気持ちになってきた。というか表紙からひどいよなぁ。何で買っちゃったんだろう。なんだろうあの出来の悪いポーズ集みたいなところは。あの空転するお話は。あのきもちわるくなってしまったキャラたちは。一応全部読んだけど。一巻の前半くらいまではあんなにきらきらしていたのだけれど。この人もうだめなのかしら。もったいないなぁ。
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20070908
作者の方が亡くなったということを知りました。上記の文章をこのままにしておくことは淋しいので、追記します。
詳しい事情はいまだわかりませんが、しかしそれでもなお、ご病気をおして作品を書いてこられたのであろう作者の方と、そうしてつづられた作品(カンパリ2をふくめて)を何らかの判断のもとに出版された方々に、敬意を表したいと思います。
(ただ、テクストを流通にのせる以上は、上記のわたしのような感想をもつ読者も当然出てくるわけで、それは仕方のないことだと思います。テクストは作家の作品であるだけではなく、もっとさまざまなものが介在した(引用された)存在を持っていると考えるからです。また、いくらブログ上のたあいない感想とはいえ、わたしのテクストにたいする考え方・対し方をまげるのも、却って失礼にあたると考えます。なので、上記の感想には手を加えません。
つつしんで、ご冥福をお祈りいたします。
初めて読んだけれど絵が結構好みだ。話はなんだかよくわからなくて、キャラの顔が覚えられないせいもあって、展開を追っていくだけで手一杯だった。つまらなくはないのだけれど。タイトルが青青の時代を思い出す。
やっぱりコミカライズは特にBLでは難しいみたい。四十オヤジでも構わないんだけれど、あんなに息子がいっぱいいるのはどうなのか。原作のふゆの仁子って少しだけ読んだことがあるけれど、こういう非常識な部分を持つキャラがよく出てくる気がして、ちょっと萎える。でも展開などはそこそこ面白かった。
つまんなくはないけれどなんだか微妙。いつも中途半端な感想をもつので、完結してから読めば良かったと思うんだけど、でももう読み始めちゃったからなぁ。この人は花ゆめ時代のほうが面白かった気がするなぁ。
あぁ~恥ずかしくて仕方ない(褒め言葉。
いつもいつも「恥ずかしさ」というか「恥ずかしいBL」を求めて読んでしまうのだけれど(考えてみるとbreathしかり純愛…じゃないや熱愛しかりGUSHはそういうのが多い気がする…)今回もまたものすごく恥ずかしく、そして期待していたよりもずっと面白かった(というと語弊があるかもしれないけれど、期待度もかなり高かったので。
今回は、恥ずかしさ王選手権で必ずや首位を争うであろうおぼっちゃま結城の恥ずかしいキザセリフも冴えまくっているし、のぼるの庶民っぷりがさらされそうになる展開と結城にたいする彼の心の動きも前巻よりも丁寧に書かれていたように思う。
「君がおいで。僕はもう落ちてる。」というオビもいいかんじに恥ずかしい。しかしこのセリフ本編内にみあたらないような…?恥ずかしい場面を読み飛ばしでもしたかなぁ。あと、左のアマゾンヌのプレビュー画像、プレビューにオビが入っているのははじめてみたような…
わたしにとって石原さんはすごいアタリハズレがはげしい作家…な気がする。
なんだかダメだった。具体的に何がどうというのではないんだけど。あんまり雰囲気とかキャラの心とかが伝わってこないかんじ。
初コミックスらしくて、またこれはすごい個性的な絵の人だなぁと思って買ってみたら、ちょっと微妙な感想。決してダメでもないんだけど。
表紙のなんというかデッサンかたよってるような絵は割合嫌いじゃないんだけど、本文の絵がなぁ。どのキャラも似通ってて、見分けづらい。線の強弱がもうちょっとくらいは欲しい。
お話もすごく面白いわけじゃないけど時折ふと惹かれるものもあったような。でも全体には物足りなさが残っている。表題作の火事が好きな少年と小説家の話など、なんだか意味がよくわからない。恋人に殴られる同僚の話などは割合好き。
うーん…。あんまり面白くなかったなぁ。表題作は久世くんのキャラがつかめないままだった。脇キャラの登場する意味もよくわかんない。かわいいもの好きの先生の話も、いまいちキャラがつかみづらい。相変わらず絵はわたし好みなだけに残念。
あとオビの「弁護士も恋をする」ってコピー、それBL界では常識だから!(笑
このタイトルは本当にどうかと…。直球なのかなんなのか。
確か花音で読んだことある人だなぁ、初コミックスか、と思って買ってみたが、エロスはほどほどにしときなさい(@斗貴子さん。 というか別に内容が伴っていればどんな質のどんな量のエロスだろうが構わないんだけど(明治カナ子は好きなんだ。あと絵がちょっと高口里純と佐倉ハイジと誰かを足して割ったような印象。感想はそれくらいかなぁ。
正直な話、ここ数日あじみね朔生の新刊が見つからず迷走している。売れてるのかなぁ。あと鹿乃しうこの新刊が他の本の5倍くらいの嵩のやまになっていた書店があって、笑ってしまった。
追記、上記の感想について。収録作品のほとんどが絶対麗奴の掲載作品だったという事情は考慮すべきかもしれない。でも明治カナ子だって(略
つまりわたしは黒髪センターパートでメガネのきつい目の子(BFCの寮長さんとかパピヨンとか)が好みなわけで、一巻末尾で暗示されてた銀と先生のほのかな関係を目当てにしていたわけで、表紙を見て、雪と…誰!?と思ってちょっと期待していた話とはちがうのかなと思っていたんだけれど、…、
雪。もうね、雪ね。雪の少年時代。まさに王子様。そして飼い主のピアノの先生とお隣の和服少女。雪のゆれうごく猫心。そして黒猫、野良との出会い。成長する雪。ちょっと綿の国星みたいな雪。せつない別れ…あぁもうたまらんのですよ!
雪が今あの学校に一人で居る以上、飼い主や野良との別れは決定事項としてあったわけなんだけれど、書き下ろしを読んですごくすごく期待してしまった…野良再登場をぜひ。番外編でも書き下ろしでも、野良と雪の再会を描いてくれたら、松本花にずっとついていくよ。
連載ペースのわりにはコミックス出るのはやいよなぁ。というか美咲とウサギさんの関係はなんにも進展してないけど。やっぱりその意味でも「純情エゴイスト」の方がメインである気がする。ヒロさんと野分。いつも読んで赤面しまくるのだけれど、まぁそれが売りな訳で。今回もまたやってくれましたねハゝゝゝゝ。
あとは人体がもう少し人体になってくれればよいのだけれど。
そいえば、こないだ角川の雑誌でたしか「純情テロリスト」というタイトルを見て、ああまた新シリーズはじめんのね、と思ったんだけど、あれは誰の話なんだろう…。知りたいけどコミックス化まで待とう。
今市子推奨の西田東。
わたしも大好き西田東。
…だけどやっぱり表紙を見ると笑ってしまうの。
西田東のカラー絵は確かに図画の時間のようなんだけれど、だからといってこの表紙はどうなのか。まぁそんなことはどうでもいーや。西田東が絵が上手くなってしまったらきっと淋しいだろうし。
表題作はふつうに面白かった。お風呂のあたりが笑えてなさけなくてかわいくてよい。「片想い」「言葉に出来ない」はちょっと当て馬キャラたちが不快で、全体に不満がちょっと残る。しかし後者の「ロシア系みたいな」キャラはめずらしく(失敬)外見が可愛らしくてよいかんじ。「許されるもの」はよかったなぁ。弁護士のキャラ、過去、それを納得させうる描写、せつなくてよい。あと描き下ろし、まさか彼らの話が来るとは思わなかった。正直あまり好きな話ではないのだけれど、彼らが生きていたってことでまぁよかったよかった。考えてみれば西田東もアンハッピーエンドはしない人かも(ちなみにわたしはアンハッピーエンドが大嫌いなので。
惰性というかもはや慣性の法則に従って購入。
うーん、うーん…。香一の小爆発っぷりとか面白い部分もあったものの、やはり全三巻もかける内容ではなかったよ。そしてキャラクターの特徴づけにがんばっているし、三冊もかかってそれを描き出そうとしているのにいまいちどのキャラもしっくりこないのは、絵のせいが大きい気がする。そのあたりどちらも穂波さんの手腕にかかっている問題な気がするなぁ。コミカライズのうまい人だと思ってたんだけど、どうにも「君には勝てない!」あたりからぐだぐだ化している気がするのだけれど…。絵もちょっとそんな感じ。「ヤバい気持ち」のような作品をまた書いて欲しい。
マ、マカロニ。
いくら長剣といってもなんで日本刀なんだよって感じの黒髪強面美形と、女好き二丁拳銃美形。あとわるものにねらわれてる少年。とりあえずこれで全部です。
まさにマカロニ。てきとーで全然オッケー。美形に女装させたりなんてことも(それはマカロニウエスタンではない…。…楽しいです~(笑。
ちょっとしんどいのはやはりアクションシーンで、つくづくこの作者は動きを描くのがうまくないなぁと思う。美形二人の丁々発止も、その剣のとその銃の突きつけ方というか軌跡はありえないだろうとちょっと萎える。あと物語展開が地味というかお約束というかありきたりというか。とくに最初のあたり。どうにもつまんなくはないけど微妙な、こういうのすごく麻々原絵里依的。
でもまぁまだまだこれからだと思うし、美麗な絵はやっぱりステキだし、これからも楽しみに読みまっす。
どうした猫田リコ。最近よくわからない度が上がりっぱなし。設定と、感情の動きと、展開、すべてがバラバラ。以前は不思議系ながらも味があって、時に感嘆させてくれる物語があったと思うのだけれど…。これはうがちすぎかもしれないけれど、ビブロスで書き出してから特にそうであるような…。
「二人は罪に沈む途中」などは以前の猫田リコっぽいしそこそこおもしろかったんだけど、いかんせん後味の悪い系の話だ。うーん。
なんというか、あまり物語が存在していなかった気が…いやエロだけとかいうのでもなくて、いやそれもあるんだけど、なんだろう…。余韻がないのも理由のひとつかも。どうでもいいけど、色黒の人に貼るトーンはもすこし薄いのがよいと思う。
内容・絵ともに特に惹かれるものはなかった。というか、言葉での説明が多すぎる。漫画なんだからそれはある程度はしょうがないんだけれど、直接的な表現とか、トイメンでの説明が多いからそう感じるのだろう。主人公格のキャラ二人が見詰め合って、こうこうこういう理由だったんだよ、なんて言ってしまう場面に萎えるのだ。
表紙絵はそこそこ上手いと思ったのだけれど、本編ではキャラの顔が逆三角形すぎで、体型が子どもっぽくて読むのがしんどかった。内容はトラウマをかかえた美術学校講師という…なんか最近トラウマ癒しもの流行ってない?それとも昔からなのかなぁ。正直飽きてきたなぁ。
BENNY’Sの初コミックス。男性向け出身という先入観をもってみるからか、なんかやはりちょっと違う…。エロスの描写がそれっぽいんだけど、ただそれだけではないんだよね。男性向けやってる人はこの人だけじゃないし。なんだろう。とりあえずかなり萌えが足りないのは確かだ。絵はよいというか、やはり漫画に向いている絵だとは思った。
ところでこの人の性別がいまだにわからん。ほんとに男性なのだろうか。
いやはやすごいタイトルだ。もう少しなんとかならんのかと思うが大和名瀬だからなぁ…。
かなり古い連載だったみたいだけど、きっとちんつぶが売れたからコミックス化したのだろう。熊のような右大臣とか、それを奪い合う帝(麿顔)と東宮(幼児)とか、白塗りの左大臣とか、ヘンなキャラだらけの上に美形キャラだけではないのがよかった。桜花の君が好き。できれば続きというか新作も読みたい。
非道な先輩と一途な後輩というありがちな設定ながら、割合思い切り良く突き抜けていたので、そこそこ面白かった。
絵がちょっとニガテ。顔がちょっと面長で輪郭が微妙なのと、透が女の子みたいなのが。ただ、それ以外の画面処理などは丁寧で好感がもてた。
ううぅ、ちょっとしんどかったなぁ…。どれもこれも最近の若い子のセンスで描かれている、という感じがして、どうにも一歩ひいてしまう。あと、ネームのつながりが不自然なところとか、言葉遣いがおかしいところとかも気になる…。
裏表紙にあった、ちょっとここには描けない奇妙なアオリ文句も???だ。そこまでいうほどじゃあないでしょ。扇ゆずはの方が巧いと思うし…。
うーん。あ、最後の弁護士×検事ものの検事の顔は好みだった。内容はイマイチだけど。それくらい。
タイトルがカワイイ。作者もあとがきで書いていたけれど、子どもの絵が子どもすぎるのが困る。高校生が高校生には見えない。内容はどれも薄めで不満が残った。敦也の若い頃というのもやはり今更描かれても違和感がある。表題作などはお坊ちゃまのキャラが面白いし、まぁ興味はもてたんだけど、これだけではさびしい。原田とかもっと活かせそうなのに。
遂に終わった。延ばそうとすればいくらでも延ばせる設定なのに、二巻のあたりで既に収束に向かいはじめたのは、いさぎよいというかなんというか…と思っていたけど、終わってみるとやはり早すぎたような気がする。ゴウとタキという二人のキャラは割合好きなのだけれど、もっと掘り下げられたのではないかと思ってしまう。まぁでもきれいに終わったので、いいかなとも思う。「あの子」が生きていたのは若干ご都合主義だけれど、正直まさかそー来るとは思わなかったので、そんなに萎えなかった。というわけで、まずはお疲れ様。
ビバ、SEX PISTOLS!
やっぱ面白いですよSEX PISTOLS!
というわけでのりりん初描き。
ファーストコミックスらしいが、絵がちょっとしんどい。そして内容もいろいろ挑戦してる感じはするけど、不安定さが感じられる上よくわからない部分もあり、あまり楽しめなかった。
全冊書き下ろしは大変そうだ…。絵がちょっと雑な印象。富豪のお坊ちゃんで蝶秀才、わがままだけどほんとはさびしいのよというお子様と、逆境にめげない中学生という設定だが、ほんとにそれだけという感じで、物語も特に冒険はなくあまり魅力が感じられなかった。
すずはら篠は、BLイロっぽいくちびる選手権とBLなやましげなひとみ選手権でともにベスト10に入るだろうと思う、割合絵が好みの作家なのだけれど、な
んだか最近首が細すぎやしないか?あと背景に写真張り込みをするのは萎えるのだけれど…。しかし中表紙など、カラーもますますキレイだなと思った。内容は
任侠モノでバーテンが若頭のパートナーかつ隠しダマというなんともおいしい設定で、台湾をからめてくるというなかなかわたしごのみなストーリーテリング。
むむ。ただ続きものだそうなので、中途半端なところで切れていて残念。
なななんか前作より更に地味になってきたような。しかしさほど冒険はないものの、かわいい高校生のかわいさがしっかり描けているところや、弁護士のしっかりしてるようでいろいろとふらふらなキャラ、地味ながら無理や無駄のない展開には好感がもてる。
余談だけれどつい今までハルジオンとハルシオンを混同していたというか同じものだと思っていた。なんかヘンだと思ったんだ!
はるじおんは春紫苑なのか。ひめじょおんは姫女苑らしい。同系列。あぁ、やっぱはるしおんともいうらしい。
ということで、ハルジオン(春紫苑)はこちらで見られます。
先が読めすぎてしまうけれど、悪くはなかった。ただ、学校での友人関係の話は単純にすぎて、どうせ入れるのならもっと練ってほしかった。その意味でも、全体として若干お話が薄い感じもする。
あぁやっぱ今市子最高。
このシリーズは全く未読だったこともあって、さほど今すぐ読みたい!という欲求もなかったため、新刊をすぐ買わずにしんどい日にでも買おうと思ってとっておいた(笑)のだけれど、いやーもう流石としか。考えてみたら、この人の物の怪もの+BLって初めて読んだなぁ。いいなぁこういうのも。例によって惹きつけられる物語展開にほんのりBLで、ほんと満足です。若旦那の素っ頓狂なキャラ、幇間のとらえどころのないキャラ、それぞれがいい味を出してて、まだ底知れないのもいいかんじ。カラーも蝶美麗。奇しくも中秋の名月の日に読んだということで。
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そしてついでにというか、今月はイマイチそうな予感も持ちつつ『花音』も買った。今市子しばり(笑。「楽園まであともうちょっと」、ちょっと最近引きのばしてるかんじかなぁと思いつつ、またさんなみさんかぁと思いつつ、新たなキャラや過去の雪山事故というちょっと重い事件があったりして、新展開が望めそう。
他の漫画はこれから読みまっす。明治カナ子が楽しみ。
この一冊のこのセリフ:「部長なんて男じゃないですか!」(部長に恋する男子社員に片思い中の女性のセリフ)
…そんな直球な!(笑
あいかわらず美麗な絵で、ところどころまた劇画のようで(笑、よかった。内容も切れ者?で美人なんだけどほんとは弱いのよ部長と熱くてバカだけどねな部下という関係で、先がスゴク読めるけれど、悪くない。特にそのバカなんだけどねな宮本くんがおじいさんを交通事故から救った後の展開あたりは、お約束に過ぎるがその直球が好ましい。
関係ないけど、この苗字はぜったいこの人を思い出す、っての誰でもあると思うんだけれど、この宮本というキャラの名前を見るたびガストロンジャーの人を思い出してしまった。
ヒマだったというかヒマではないんだけれど、麗人ブラボー(キャプテンじゃないよ)を買ってしまった。本橋馨子の往年の名作「兼次おじさまシリーズ」の新作が載っているというので。タイトルがまた期待させる「新・たゆとうとも沈まず」というもので、読んだら、…中身が「たゆとうとも」と全く同じじゃあないか…ッ!なんだ。なにが起こっているんだ。それもショックだったけど、今の絵であの重厚なネームがほんのり残っているのが正直キツイ。ますます今の本橋馨子から心が離れてしまう…。でもまあ、兼次の平凡な顔っぷりはともかく、太郎ちゃんヘアが健在だったので、まぁ我慢。あと、来年こそ兼次おじさまの新作が読めるらしいので、それを待とう…。
あと願わくは、「第三の帝国」をも麗人でやってくれまいか…。でも麗人だと冬彦とユーリが肉体関係持たずに話を進めるのは無理だろうから、これまたがっかりするかもしれない…どこかで企画してくれないものか。
他では、井上佐藤という作家は初めて読んだけれど、内容も絵も上々でよかった。この人は田中鈴木の友人なのだろうか。あとは特に面白い漫画はなかった。
ルチルの小冊子もこないだやっと来た。ユギたんの「どうして涙が…」が読みたくて応募したけれど、やはり読んでよかった。各作家8Pでライトすぎるというか、正直かなり作家の力量が丸見えなかんじだったけれど、某角川の各作家4Pとかいう鬼畜な小冊子よりかはずっとよかった。まぁそんなことはいいや、改めて早川の長髪がユギたんキャラには珍しいのだと思ったのであった。
取り寄せだったようで時間がかかった。というか、わざわざ取り寄せてしまったってことが…。
すごいタイトルだ。絵が懐かしいかんじで好きだ。ちょっとヤマジュンを思い出す。
絵がしんどい。ところどころ子どものよう。内容も正直特に感じるものはなかった。
うーん、なんだか小説の漫画化、とくにBLではむずかしいんだろうけど(ど派手な設定やセリフ、展開が多い気がするから)、それにしても違和感があるところが多かった。でも絵はかわいいと思う。
本誌ではよく分からぬ上あまり面白くなかった委員長シリーズ、結構かわいくて面白かった。併録もなかなか。しかし、最後にのってるすごく短いペットものが一番心惹かれた…。
前から思っていたけど、内容のエグさと派手な絵、そしてなんとなく止まったというか地味な空気が不釣合いで面白い。雑誌のほうでは「二人に若林の陰謀の手が」なんてアオリいれられちゃって、若林さん…不憫な。ただ巻き込まれてるだけなのにね。
うー。主人公ふたりとも猫っぽさはあるんだけど、「上品なネコみたいな」という形容は的外れなかんじで、拍子抜け。話がなくて雰囲気だけだし、それはいいんだけどその雰囲気も物足りないのももったいない。タイトルは結構いいと思うんだけど。
こういうのBLでやる必要があるのだろうか。という疑問を最近とみに感じる。受けが総女子化している。そして、特に特色のないファンタジー香は、みててちょっとしんどい。あと、なんで最近この人は王様とかハーレムとか好きなんだろう~…。こうも連続だとちょっと萎える…。
うーん、うーん…、なんというか、テンポがよくない。なんだろう。表題作なんかとくにそうで、もう「カラダだけの関係が云々」なんてあらすじ読んだ段階でラストがほぼ見切れてるんだから、そこまでの過程が一番大事なのに、特に見るべきものもないし面白くない。湯島と芝のその後話だって、読めるのはうれしいのに、なんだかテンポがわるく乗り切れない。そんなかんじで、正直全体的になんだか読みづらい一冊だった。
この人のこういうタイトルセンスが好きだ。そして、遂にきた、オヤジ受け(ほぼ)まるまる一冊!(笑。表紙は逃げてるなぁ。担当の指示かなぁ(笑。
内容は、特にどれがこうというのはないけれど、というか冷静に考えてみるとどれも同じような話なんだけど(笑、わたしの萌えツボと内田さんのツボがかなり近いので、楽しくよめた。以前のコミックスに書かれていたように、美形若攻めとオッサン受けというのは、王子様と庶民の娘の変形版なのだとわたしも思う。若い子がオヤジにメロメロなのを見て楽しむ、801的ファンタジー。ビジュアル的にはヤクザのような保険医(受)がよかった。あと、毛だけは御免こうむりたい。スネとか前だけなら全くかまわないんだけれど(笑。
内田さん「筋肉男」に召還してほしいなぁ。でも内容がきっちりボーイズだからだめかなぁ。
いいなぁ、ユギたん!!なんだか今年出た3冊はそれぞれみょうに感動してしまった。なんというか、内容ではなくて、まぁ内容もふくむマンガの作り方に関して。昨年のコミックス分くらいまでは、なんというか正直ちょっと微妙な雰囲気があったように思うけど、やはりこの人スゴイと思う。好きな作家はいっぱいいて、ユギたんよりも好きな作家だって何人かいるんだけど、「ボーイズ作家を一人あげよ」と言われたらわたしはやっぱり山田ユギと答えると思う。なんというか、バランスなのだと思う。王道や世評と、自分(作家/読者)の好みやマニアックな志向のバランス。
えーと、内容について(笑。表題作はノンケを体でおとす純情受けが、ちょっと紺野けい子の「かわいいひと」っぽかったけど、かわいくてよかった。無表情攻めもいい味を出している。あと、元カノがユギたんらしいにくめない女性だったのが印象深かった。「僕にだって言い分がある」の続編はそういえばこの二人気になってたんだよ~と思い出して、楽しく読めた。タチ一筋の先輩が受けようとする理由がかわいい。「わたしたちどうなるの」は雑誌掲載時はもっとダメダメ感というかどうにもならん感がただよっていた気がしたけど、気のせいかも。攻めが本多三兄弟のような男前で、このコミックス内ではめずらしい。やっぱ小説書くという表象が出てきちゃうと無条件に好きかも。
ところで何でユギたんてよんじゃうんだろう?