楢崎ねねこ『好きなんだベイビィ』『艶恋タイフーン』
そういえば少し前にヒマだったので『アーシアン』と『ゲシュタルト』を読み返した。アーシアンはけっこうわけわからんかった。完結版と同人誌の総集編あるから、13in1はもう処分してだいじょうぶなのかな?というのをチェックし忘れた…。ゲシュタルトは面白いなあ。エニックス版の最終巻をがんばって探したけど、ゼロサムで復刊してたのね。しかし、夜の大法則がどっかにまぎれこんでるのか見つからないぃ。
秀才メガネっこがイタリア帰りのイケメン同級生にくどかれまくり、イケメンの祖母である理事長は、孫が女の子妊娠させちゃったりすると困るからとメガネっこにイケメンをてだまにとれと。
いまいちだった…キャラがふたりとも魅力ない。イケメンはちょっと黒ラテン系ってだけで、うすっぺらい。メガネはひっしにツンデレを演じてた、という感じで本来のキャラはよくわからない。
だいたいこんな横暴な理事長の学校イヤだ。孫に生徒の資料を見せるとかドン引き…と思っていたら、カバー下のオマケを読むと、資料イタリアに空輸してんの!?いくらフィクションだからって、引くなあ…。
アラブの某国王族が日本滞在中にみそめた花屋の弱々しい童顔美青年をさらってきて、かと思いきや花屋はドSで逆に開発されてしまい、という話はそこそこ面白かった。天然で逆らってくるアラブがすき、というのにはあんまり愛は感じなかったけど。
かわいいけどいいかげんな少将は、おさななじみのまじめ少将がすきなのですが、まじめ少将の妹との縁談がもちあがりまして。なんちゃって中古でもべつにいいのだけれど、この作家は絵(背景とか)も結構テキトウだし、なんちゃって中古というよりはテキトウ・勉強不足に見えてしまう。
あと他の作品の続編がふたつ入っていて、よくわからんかった…が、偏愛プリンスは読んでたはずだ…