門地かおり『ジャジャ馬ならし』
小説より漫画を読んでるのは、やはり疲れているせいかもしれません。
実は門地かおりのコミクスを買うのは初めてなのです…!!!
なんかすごく昔の漫画だと思っていたし、読んでみた感じもすごく昔のお話かな?という印象、せいぜい九十年代前半かな、と思っていたので、初出をみてちょっとびっくりしました。
わるさをして寮にいれられたら、同室の先輩の親友に懸想されました。
受けがやんちゃ系かわいこちゃんなのは個人的にはいまいちなのだけれど、そして攻めも人のいい先輩なので、正直特にひかれるCPではなかったかもです。受けが遊び人で攻めが未経験なのはBLぽい気がしました。
攻めは受けがすきだというのですが、先輩同士がとても仲良しさんなので、受けも微妙に同室先輩にしっとしたりして…というのはちょっと読んでてしんどいのですが、しかし同室先輩がふしぎちゃんでいい男で、やがて受けに懸想してしまうので、とってもツボでした(笑
全般に、ちょっと懐かしい感じもふくめて、こういう古き良きかんじの雰囲気がすきなので、面白かった。
---
門地かおりは絵が結構ニガテな方という気もするのだけれど、にもかかわらず色気とか魅力とか感じる絵が多々あるので、なんか逆説的にスゴイ絵を描く人だなあ、という印象です。