小石川あお『それは食べてはいけません。』
下宿先はおどろな洋館で、気が弱い吸血鬼に時々血をあげてます、というわりとありがちな世界設定キャラ設定に展開…ん?これがありがちっておかしくないか?
でもやっぱありがちなんだよなあ。
気弱な吸血鬼はかわいいけれど、特に目新しさはない。人間もふつうの人間。
吸血鬼兄と狼男のCPも、ツンデレ吸血鬼と一途狼男目指しましたね、って感じなだけだし…。
絵もお話も、なんとなく描きたいことはわかるんだが、いまいち筆力が足りてない感じ。泣き顔とか、もうちょっとうまくなったらすごく魅力でそうな気もするけど、いかんせんまだまだ二味くらいたりない感じ。新人なのだろうか。雰囲気はおもしろげなので、これから伸びてくれることを期待。