小椋ムク・木原音瀬『キャッスルマンゴー』1
実は正直、梗概からはあんまし期待してなかったんだけど、とっても面白かった…!
自宅がラブホのメガネ高校生は、AVの撮影に来た目付きのわるい監督にスタッフとまちがえられてむかれたりして、ちょう最悪なのです。しかもゲイだと公言してるその監督がたびたびやってきて、中学生の弟にやたら構うのでイライラハラハラ心配で、監督が酔いつぶれたのを利用してヤラれたフリをし、責任とらせて自分とつきあわせることで弟から遠ざけようとするのだけれど、云々
ということで、飛び道具だらけでちょっとあざとい感じかなあと思ってたら、筋自体はわりとふつーだった。木原音瀬にしてはふつーの展開っぽい印象というか。小椋ムクのかわいい絵柄のせいもあるかも。でも、今後どんな欝展開になってしまうのか、ちょっとコワい…フツーにしあわせな話でもいいと思うんだけど…(笑
てゆか、素直かわゆい弟と、そつがないけど感情表に出せない不器用メガネ高校生、って、わりとテンプレなかわいそう系受けで、なのでふつーっぽくみえる気がする。…あたしのいってるふつーって一体なんなんだ、我ながら(笑。
攻めは壮絶な過去があるらしい?けど、本編読み終わってから読みたいなあ。
ラブホ「キャッスルマンゴー」は、やたらいろんな部屋があってカワイイ(笑。料金高そうだなあ。しかし、受けが熱海にホテル見学に行きたいとかゆってるけど、熱海って今はどうなんだろう…数年前にはかなりさびれてた印象だったけど…。
しかしAV監督に夢はラブホ経営者とか、攻めも受けも設定が飛び道具つかってんなあとは思ったけど、でもラブホの上に住んでいる受け、というのはもはやファンタジックでもあって、小椋ムクの絵ともあいまって、なんだかとってもかわいらしい…シュールだよね(笑
あーしかし、つづきがきになるー、ということで!
掲載誌も購入v
…あんましすすんでなかった(涙
えーどうなんのこれ。ていうか、これ全体でどれくらいの分量の予定なのかなあ。ここですれ違い気味になって、一回よりもどって、そんでまた凄絶な展開とかあんのかなあ…。攻めははやくもっと受けにめろめろになったらいいのに。そんで受けはいろいろ諦めて受け入れればいいのに(笑。
しかし…木原音瀬セオリーでいくと、当初相手をダマしていた受け、が、今後かなりツラい立場になったりすんのかな…やー、弟にコンプレックス感じてたりいろいろ結構かわいそうなんで、この受けはもうちょっと幸せになってほしいなあ…紆余曲折あんましせずに(笑。いやでも、木原音瀬セオリー的には、攻めが受けにのめりこまないまま受けが惚れちゃってどん底化泥沼化、かなあ…(汗