山中ヒコ『初恋の70%は、』
ファーストコミックスだそうです。
モテ男が陸上部男子がなぜか気になって気になって、話しかけようとかもんもんとしてるうちに文化祭実行委員でいっしょになりまして。実際まぢかに見てみればつっけんどんで乱暴でほんとに男なのに、なぜか気になるのです。そして親しくなってみると、すんごいなついてきてちょうどきどきなのです。
タイトルどおりかわゆいお話です。絵が味があるというよりはすこし微妙な感じですが、お話面白いし妄想で補完。
妄想といえば、攻めがつい踏み込みすぎてしまって怒らせたと思い込み、妄想すらうまくいかない、というとこがすごく巧いしいいです。
ふたりのその後ももっと読みたい。
不良からたすけてくれたタッパのあるクラスメイトに惚れたかわゆい系男子が、相手は軽い子が好きらしいと知って軽いフリをして誘う話もよいです。ビジュアルも軽いふりするとこも可愛いひとにかぶってる気もしますが(可愛いひと続かなくて残念だったなあ。
バスの中の話はちょっといまいちだった。