ARUKU『スクールナイト』
『猿喰山…』がショックすぎて、もう少しライトに読めそうなものを…という考えは甘ちゃんだった!結構重い。
魔物がうろついている学校で、人間の顔が識別できない受けが、ただ一人人間の顔に見えるルームメイトかつ学校一の剣士に出会って。
最初はどこまで本当なのか、それとも妄想なのかとか思いながら読んだ。攻めが最初受けに冷たかった理由がよくわからなかった。その他の謎は最後に怒涛のたねあかしがあって、でも攻めの戻って来られた理由とかよくわからなくてもう少し説明もほしかった。別の世界線?のような、現実の日本っぽい世界もちょびっと出てきて、面白そうなのに世界同士の関係性がはっきりとは描かれなかったので、ちょっと残念。