高井戸あけみ『マイ・ボディガード』
短編集。
表題作のボディガードというか秘書というか×社長の息子の話がいくつか。息子はわがままで、秘書は坊ちゃんが好きなんだが真面目で強情であるというはなし。
なんか坊ちゃんと秘書のはもう一つあって、ちょっとややこしかった。もう一つのほうの坊ちゃんは子ども子どもしていてかわいい感じ。秘書はちょっといじわる系。
あと陸上部の先輩後輩は先輩は気があるのないの!?とか思ってたら、振り回されてるようで振り回してる天然受けっ子でした、という感じ?アホでかわいい。
それによく似た部長と部下、も部下が天然太郎だった。こっちは部長がちょっといじわる入ってる。
つまり坊ちゃんか天然の二択ということか!
個人的には天然二話の続きが読みたい。なんというか、天然視点がどんでんがえるのが楽しいのと、だから後日談で別視点とか単なるラブラブ話を読んでみたくなるのだ。