柚月りんご『その火はきえない』
Kindle Ultimated。
ノンケ(だと思っていたい)リーマンと、ひょんなことで知り合ったゲイのこが、借りたお金をちまちまタバコで返してなんとなく交流していくお話。
やや地味めだけれど着実なお話でよかった。
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ノンケ(だと思っていたい)リーマンと、ひょんなことで知り合ったゲイのこが、借りたお金をちまちまタバコで返してなんとなく交流していくお話。
やや地味めだけれど着実なお話でよかった。
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嫌いな先輩と、嫌いな後輩同士…だったはずなのに。
会社の後輩=受けが、元気で頑張り屋でみんなに可愛がられているんだけど、一言多かったり無頓着に失礼なこと言ったりしてしまうタイプで、ほとんどの人には気にならないけど気になる人(攻め)には気になるタイプ、というのがリアルですごくいい。
だから受けにイラつく攻めに感情移入しつつ、でも攻め自体イケメンで出来る男なので感情移入しにくい部分ありつつ…な状態で、受けの秘密がわかって一気に引き込まれ、そこからはお互いの感情の揺れにはらはらしつつ一気に読んじゃう感じ。
古典かもしれないけれど、受けのこういう設定好きだなあ…(笑。ほとんど必然的に健気受けになるし。
絵はきれいだけど、少々顎が尖りすぎなのが残念。受けも攻めも喫煙者なのは、時代が変わって古くなってしまった。
本編の終わり方が物足りないと思ったら色々事情があったようで、続編の同人誌がpixivでも読めて、これが本当によかった。続編の後半は本当に泣ける。
極端に辛い設定、展開ではないのに、キスすらしないのに、これだけ泣かせる話がありうる、というのをすごく鮮やかに示してくれていて、本当にいい。
もっと多くの人に読まれるべき続編同人誌だなあ、と思ったのは、明治カナ子の三村家の息子以来かも…いや、こんなに偉そうに言えるほど続編同人誌をそんなに沢山は読んでいないけど(笑。
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バイトの掛け持ちして頑張ってるさえない高校生が、バブみあふれるエロエロお兄さん(おじさん?)に拾われて、な話。
関係ないけど、バブみって確かに便利な言葉だね…流行したのも分かる気がする…。
ネタバレになるかもしれないけれど、お兄さんが受けなのが少々びっくりした。ショタ攻め、犯罪的ショタコンお兄さん(おじさん?)と、結構苦手目な要素があったけれど、面白く読めて、特に後半はタイトルから想像つかないような真面目展開でこれもよかった。
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教師×生徒、なかなか手をだしてくれない攻めにやきもきして猫の神社にお参りしたら、攻めの飼い猫と喋れるようになりました。
BLとしては薄めなので、いっそというか、猫関係をもっとほりさげてほしかった…(笑。
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事務所が倒産してしまったうれないアイドルが、以前共演した俳優さんの家でお世話になることになったら、なんかイケメン大学生もいまして。
ライトに楽しく読めたけど、攻め二人の受け溺愛ぶりがもっと読みたかった。特に俳優さんは謎。
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タイトル通りで、会社のかわいい後輩のゲイのこに自分と付き合うメリットをプレゼンされれう三十代ノンケチェリーのお話。
ライトに読めて面白かった。
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江戸時代くらいの短編集。
表題作は、いちおうハッピーエンド…だけど、少々悲しい。
単話版1~5話、4話までKindle Ultimated。
美大の同級生同士で、日本画家→高校の美術教師になったお坊ちゃん。
舞台は京都で山や受けの実家の雰囲気とかわりと丁寧に描かれていていい。攻めの長年の片思いが長くて、受けはもうちょっと早くこたえてあげていたもよかったのに、という気もするけど、お話も丁寧でよかった。
狙った相手をおとすのをゲーム感覚で楽しんでるゲイのこが、同じ大学の乙女ゲー好きの不思議ちゃんに興味をもって。
受けの乙女ゲー好き設定はあまり活きていない気もした。攻めのただれた生活をしてた過去についてはあまり反省とか後悔とかされず、逆に開き直るでもなくうやむやな気がして、ちょっと気になる。
よそのヤクザの愛人だった男をひろって、自分のところのキャバクラで働かせてたら、メイクもうまいので役に立ちました。
受けの才能がかわれるわりには、前職はなんだったのかとかよくわからなくて、ちょっと謎。ヤクザがいい人すぎるし周囲も含めて甘い人が多い気はするけれど、ファンタジーヤクザとしてはこのくらいがいいと思う。