むとべりょう『劣情-抱きたい男 抱かれたい男-』
この作家は『びりっけつの魔法』しか知らなかったので、いきなりピアスでハードでびっくりした。
全般にそこそこ面白かったんだけど、ちょっとハードな展開とか絵とかを頑張っている感じで、その頑張っている様子が透けて見えるというか、ちょっとあざとい印象もあった。
メインのシリーズは、ちょっとコミュ不全ぎみの社長がちいさい頃から受けに執着、受けはほだされ受け?受けがガッシリしてたのがよかった(笑、が、ちょっと受けの愛情がたりない感じ。
その受けをすきだった部下が、センパイゲイだったのね、でも人のものなのね、と飲みに行ってメガネにお持ち帰られて、の話は、最後の方までメガネひどい… ていうか女性と結婚したメガネの元カレはもっとひどい最悪…とか思ってたら、すっきりできる終わり方でよかった。このCPはリバ的でゆるゆるで面白い。もうちょっとこの先の関係も見てみたい。