井上佐藤『エンドルフィンマシーン』
DMC実写化はともかく、クラウザーさんが松山ケンイチ…!(笑
DBはどーでもいーと思ってたけど、監督がチャウシンチーらしいのでたぶん観にいく。
4分間のピアニストを観ようかと思ったけど、やっぱりいいかな、と…。
井上佐藤の初コミクスがやっと出て、配本が少ないようで中々買えなくて忘れかけてたとこでやっと買えて読んだ。結構面白いし好みでもあったのでよかった。
表題作は不器用なイケメンフェロモン整体師×整体師のバイト。続編ふくめて、ちょっと筋がごたついてるけど受けが斜に構えた若者でカワイイ。
総ホモアパートに越してきたノンケ製菓専門生の話は面白かった。冒頭で女の子が「敷金戻ってくんでしょうね?住人全員ホモだなんてどうかしてるわよ!」とかもめてるのがまず可笑しい。そして、なんか最悪なリーマンに飼われてるツンデレ長髪のお隣さんが…あの、某ジョジョキャラそっくりで…(笑。たいする主人公のパティシエの卵がキッラキラした若人で、しかも攻め、「年の差6歳、身長差21㎝」だそうなので、対でもうおかしくって…(笑。オチもいいよね(笑
あとはオレ様予備校生×予備校講師とか、リーマン微妙に三角関係とか。それぞれそこそこ面白かった。
この作家は、絵はヘタではないがなにか少し不安な感じがするところは、本間アキラと少し印象が似ている気がする。あとちょっと動きのある絵がイマイチというか、コマわりの仕方が動きに合わない感じがするとこが気になる。
お話は、それぞれに萌えも面白みもあるのだが、なんとなくごたごたしているというか展開がこなれてない感じ。
作者のあとがきを信じるなら経験の浅い漫画書きさんみたいなので、更なる今後の発展に期待できそう。