松本花『苺王子』
メガネ司書教諭のもとに異星の苺の王子様がおっこってきて、勘違いされて婚約指輪をはめられたら離れられなくなってしまいました!
ちっちゃいマレビトがやってくるお話は大好きです。
まあこの設定から想定の範囲内なお話でしたが、でも展開とか正直ビミョウに面白みが足りず、物足りなさが残りました…が、松本花なので、絵がとってもきゃわゆいので、それでもうオールオッケーな感じでした。なにしろちっちゃい苺王子がとってもきゃわゆい…。メガネも美人だし。
メガネ司書教諭のもとに異星の苺の王子様がおっこってきて、勘違いされて婚約指輪をはめられたら離れられなくなってしまいました!
ちっちゃいマレビトがやってくるお話は大好きです。
まあこの設定から想定の範囲内なお話でしたが、でも展開とか正直ビミョウに面白みが足りず、物足りなさが残りました…が、松本花なので、絵がとってもきゃわゆいので、それでもうオールオッケーな感じでした。なにしろちっちゃい苺王子がとってもきゃわゆい…。メガネも美人だし。
体内に龍?がいるらしく性欲昂進状態の高校生。なぞの中国人とイギリス人が龍を目的にやってきて、弟もまじえてあーだこーだ。
何が一番わるいというのでもないかんじで、絵も筋も大きな問題はない気がするのだが、面白くなかった。とりあえずいろんな設定つめこみすぎだし、ファンタジーのいろんな要素を持ち込むだけ持ち込んで、独自の世界をちゃんと立ち上げられてない感じ。キャラもそれぞれ記号的であんまり魅力がない。絵は小綺麗だけれど、特徴には乏しいかも。
昔一時つきあったもののてひどくふられた兄の友人と再会。
あまりに薄いし、筋がわかりすぎる。こういうCPでふられて復縁するというパターンの一番多いタイプだ。あんまり感想もない。
受けの会社の社長×イタリア系モデルは、受けはかわいいけれどこれまた凡庸すぎる展開。そして薄味。
あと、この漫画家のヒゲはなんだかいまいち…顔の輪郭が微妙なバランスなので、ヒゲをいれると微妙さがめだってしまう気がする。
これ、なんで買ってなかったんだっけ???
高校時代の同級生、小説家ワナビーと坊ちゃん。大きな賞に出したいのにアパートを追い出されてしまったワナビーを、一ヶ月だけという条件で家につれかえる坊ちゃん。坊ちゃんは一ヶ月後に何か控えているらしいのだが、云々。
昭和三十年代ってこんな感じだっけ…着物比率高いなあ。ファンタジーとして気にしなければいいのかな。
どうもそれぞれの感情がいまいち把握しづらい感じで、お話もそれほど面白みはない。でも雰囲気は好きだし絵はきれいなので、いいかなあと思ってしまう。
表題作は広告代理店のイケメン先輩×メガネ後輩。
お酒弱かったメガネ後輩に迷惑をかけられてムラムラしたのでキスしてみた先輩。メガネ後輩が仕事はきりきり、下請けにきっついのでなんかキャラよくわからん。
で、その続編がいやに絵が違うな…と思ったら二年以上間があいていた。
他はデザイン系の設定とかバーテン×大学生とか。
それぞれにそこそこで、あんまり印象に残ったところはないかも。タイトルがいまいちだと思うのだが、なんかこうこなれてないというか慣れてない感じというか、で、内容もそんな印象。でもいじわるメガネリーマン×今時な後輩は、ちょっとちぐはぐなCPで面白かった。あと絵がいまいちかな。
下宿先はおどろな洋館で、気が弱い吸血鬼に時々血をあげてます、というわりとありがちな世界設定キャラ設定に展開…ん?これがありがちっておかしくないか?
でもやっぱありがちなんだよなあ。
気弱な吸血鬼はかわいいけれど、特に目新しさはない。人間もふつうの人間。
吸血鬼兄と狼男のCPも、ツンデレ吸血鬼と一途狼男目指しましたね、って感じなだけだし…。
絵もお話も、なんとなく描きたいことはわかるんだが、いまいち筆力が足りてない感じ。泣き顔とか、もうちょっとうまくなったらすごく魅力でそうな気もするけど、いかんせんまだまだ二味くらいたりない感じ。新人なのだろうか。雰囲気はおもしろげなので、これから伸びてくれることを期待。
おじさんの借金で探偵事務所で働くことになったけど、スタッフの一人に惚れられてます。しかしそいつはもうひとりのスタッフとなにやら妙にあやしげなのです。
自分に気がありそうなイケメン探偵が、パートナーをとっても大事にしてるって、それって…一体どこに萌えればよいの…(涙
何だか作品に入り込めなかった。
絵が富士山ひょうたと中村春菊に似ている。
高校生CPの牛歩、もとい、紆余曲折恋愛。
しかし、乙女なヘタレ攻×キチク眼鏡受というオビは誇大広告では、と…。
受けが自分に恋してると丸分かりな乙女攻めをからかうというのは面白いけど、ちょっと物足りないというか、やるんならもっと徹底的に冷酷に(笑)やってほしいし、第二話以降はその要素もなくなってしまうし…。
モテ系の乙女攻めはいいけど、女の子は来るもの拒まずという設定はこのキャラには違和感が…。
なんだかなあ。
あと絵が残念。表紙もきれいだし、顔はかわいいのだけれど、動きや身体がちょっと厳しい。
観覧車の場面からはじまる建築士×セールスマンの表題作が、雑誌で見たときに印象に残ってて読んでみたのだが、この短編はもう二年以上前のものなのか…こういんやのごとし。
しかしなんか他の読んだことあった数編もふくめて、なんだか雑誌で読んだ時のほうが面白かったような気がした。なんでだろう。編集者×カメラマンの高校の先輩後輩のははじめてよんだけど、ちょっと展開とかしっくりこない印象というか…。全体に面白くなくはないけれど、なんだか何かが足りないような印象だった。
椎崎夕『本当のことは言えない』。
『あなたの声を聴きたい』の脇キャラのメガネが主人公。しかしそのメガネ受けが自分勝手というか、勝手にいろいろ判断して動いてって朴訥まじめな攻めが気の毒で見てらんない感じ。あと攻めはなんで敬語なのか。
藤隆『理不尽な恋人』。
高校生ホラー作家×編集者。最初は乙女少年攻めかと思ってワクワクしてしまったのだが(笑、結局ふつうの生意気少年攻めだった。設定的にはもっと複雑っぽいキャラなんだけど描写がうまくないので伝わってこず。これも受けのメガネ編集が勝手にいろいろ悩んで考えて答えをだして、攻めにひどい感じで見てらんない。
大竹直子『源平紅雪綺譚』。
絵がちがう…ので、すごい違和感というか、もう違う作家みたい。わたしは大竹直子ではなく、「今の」大竹直子が好きなんだな、と理解した…いや、もしかしたら「軍服を描く」大竹直子、が好きなのかもしれない…(笑。だって大竹直子のメガネ軍人って超サイコーなのです。
妃川螢『不条理な接吻』。
梗概が微妙だったので迷っていたが、アマゾンのレビューみてやはり面白くなさそうだなあと判断、しかし奈良千春の挿絵見たさにやはり購入…スゴイ!奈良千春の軍服×SP!
あ、内容はぱら読みしましたが、やはり微妙でした。モッタイナイオバケが出そう…。