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[ 読書/BLコミック ]

藤たまき『プライベート・ジムナスティックス』1~3『アタ』

 いまさらなんだけれど、この作家は見た目よりも精神的に少年なキャラが特徴なんだなー…あたしのあまり得意ではないキャラだ…いまさらながら。というわけでまとめて!

 フィギュアもの。
 受けへの愛情をあまりに素直にさらけ出してしまうカナダ少年攻めも、それを受けとめきれずに自己保身に走ってしまった日本少年受けも、あまりに子どもで… や、ほんとに子どもだからしょうがないんだけど!(笑、でも、痛々しくってしんどい。でもどちらかといえば、逃げ出した受けに若干イラっときたので、大人になってからの短いおはなしで、攻めがgdgdだったのには微妙な気持ちになったけれど仕方ないとも思ったし、逆に受けはいいこにしてたのでちょっと溜飲が下がったり。あとむしろ、師匠CPが無神経というか、いろいろ思うところはあったにせよ、少年たちの恋愛にたいして悪影響すぎで、こっちのふたりの子どもっぽさには一段とイライラさせられた。まーでもハピーエンドなのでなんとか…。

 読む前はアタって外国人かと思ってた。
 高校生、みなしご・フリーター・恋愛体質の同居人のアタが、あっちにふらふらこっちにふらふら、あげく自分の親友とつきあいだして。オチはよそうどおりで、テクストは攻めの無神経さを結構ちくちくするのだけれど、アタの子どもさは比べ物にならん…それは純粋さでもあるのかもしれないのだけれど、しんどかった…。これも親友ふくめてなんとなくハピーなのでなんとか…。

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