夏野寛子『冬知らずの恋』
高校生、隣の家に住むいとこが好きなんだけど、夏になるとクーラーが聞かないとかいってこっちの部屋に来て寝ていくのがうれし困る。
面白かったけれど、攻め=いとこが奔放で身勝手に見えてしまってあまり好きになれなかった。いとこが彼女連れ込んでるの聴いちゃうあたりが生々しいし、後半いとこの気持ちを受け入れにくい受けに腹をたてるのも子供っぽくて優しくないと思ってしまう。
まあいとこ視点から見れば、受けは勝手にうじうじ悩んでただけってことになるのだろうけれど、導入が受け視点だったのでどうしても受けよりで読んでしまう。
番外編も購入した。