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[ 読書/BLコミック ]

北沢きょう『Golden Eyes』

 目を見るとその人の気持ちが分かってしまう、ひっそり古書店をいとなんでいる受け。あんまし人とかかわらずにきたものの、高校時代の先輩だけは時々来てくれてるのですが、ある時年下の従兄弟を預かることになりまして、なんかその従兄弟の感情だけは読めないのですが、でもどうも虐待を受けてたらしいということだけはわかって、云々。

 受けが、従兄弟は感情が読めないので、付き合いづらい…というのはおかしいだろう…。今まで感情が読めないせいで、うまく人間関係気づけなかったという設定の受けなのに…。
 攻めリーマンもあんまし魅力なかったな…。彼女にふられたとか言って衝動的に受けとそんなこんなで、最初は勢いだけだったけど今は本気だとか言われても… 受けは心が読めるから攻めは本気だとか納得してるけど、ちょっと待とうよ、唐突すぎるじゃんか…。従兄弟に妬いて、今は受けが心読めるのがいやだとか言い出すのも正直すぎて身勝手に見えた。受けが心が読めると分かってもあっけらかんと仲良くしてくれた高校の先輩後輩同士の頃のほうがまだ魅力的だったんじゃないか。
 従兄弟は…たんなるあてうまで気の毒だ。受けと従兄弟とのやりとりに攻めが妬くのにしても、あんまりにもタイミングが悪過ぎで、なんかあざとすぎて展開のためにみんなが不幸にされてる感じでいまいちだった。

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