高井戸あけみ『君が寝息をたてるまで』
最初のリーマンものは、軽い遊び人系×真面目くん、かと思ったらさにあらず。むしろ年下モテ男のメロメロ系で、だけど妙に先が見えないしんどさもあって、面白かった。メガネ受け(表紙↑の美人のこと)が守村さんのようでよかった。メガネをとると幼くなってしまって残念というか。
次の喫茶店で出会うリーマン話は、前編と後編がなんか全然違う世界というか…前編の、つぶれそうな喫茶店で見知らぬ男と毎日顔をあわせるという妙な雰囲気と非日常性が面白かったので、後編は違和感があった。
覗き部屋の話はちょっと舌足らずというか、物足りない気もした。これは攻めがメガネ。
やはりメガネでお願いします。