扇ゆずは『スタアに愛』
わーいわーい扇ゆずはだ。
しかしなんかこの表紙は…ハデでいいのかもしれないけれど、やはりまだ扇さんのカラーの微妙さ加減が残ってる感じだね。さてさて。
「Oh!?」、じゃねーよ!(笑。
ということで、スタア、ハリウッド編もふつうに読んだんだけど、なんかなあ、展開がブラザーズといっしょ(超売れっ子攻めのために身を引こうとする受け)というのがなあ。これって扇さんの展開づくりの問題ではなくって、扇さんの描くCPがワンパターンなせいな気がするけど。リヒトの顔は前巻よりかわいくてよい。榊甚大の突然の登場とその変貌っぷりにはたまげたが静さんといっしょでよかったね。はしゃいでる静がかわいい。というかこの二人読みきりで読みたいよ…と思ったら、う、うわ?うわわ、静さんの読みきりが!マジで描いてたんだ!知らなくってよかった、喜びが数倍だよ!
ということで、ラストサマーのその後。やはり静さんの左目は失明していたのだね。再会できてよかったよかった。正直あんましどうこう言いたい感想は特にないんだけど、この二人が読めただけで満足。いいのだ過去があるから。おふろで頭がキューピーさんになってる静さんとか、だんだんくだけてきてる甚とか、甚の関西弁とか、モエモエ。あと甚はフツウにカコイイ。スタアのみちるとかは体型があんまし競泳体型にみえないこととか不満だったんだけど、甚はちゃんとゴツいから好き。
インザダークは微妙…淫乱な盲人の夏芽さんは面白かったけど、なんだか全体として微妙にイマイチ。ちょっとうまく理由を説明できない。別にここ最近の扇さんの美形受け≒性別受けがどうとかいうことでもなく、お兄さんが黒すぎるからでもなく…なんだろうな…。ところで夏芽さんがバイオリンを弾くのを見て、ああやはりこの人のフジミが見てみたいと思ってしまった。