三島一彦『アンラッキーストライク』
男子生徒の告白をむげにしたら、なんか男にモテモテになる呪いをかけられてしまいまして。
設定はともかく、作者自身も書いているように、基本のお話はこの作者らしいオトコマエ子ども×ダメダメ大人でした。
ダメダメ先生は男子校に転任になり、なんか生徒教員とわずモテまくって恐怖におびえるものの、オトコマエ生徒がたすけてくれてなんだかドキドキ、あれ?でも呪いがとけたらこのこも自分から離れちゃうの?という。
なにがこの作者らしいって、デフォルトで先生受けというのが…(笑。別にいいけど、予想の範囲内だし。
子ども攻めも別にいいんだけど、いつも一途・オトコマエ・でも子どもだし攻め(のオッサン、顔は若いけれど)大好きだしでいっぱいいっぱいになったり、とかいう性格で、あんましキャラに特徴がないのはもったいない気がする。や、それを言ったらダメ大人もあんましキャラ立ちしてないのだけれど。
生徒の友人のオカルト好き少年とか、その兄の保険医とかはあんまし活きてなかった気もした。