車折まゆ『コル・レオニス-獅子の心臓』
なんかごく短期間ですごい絵が変わったのかな。前はちょっと捨井タスコ風というか、七十年代みたいというかだったけれど、だいぶ洗練された感じになってきて、今度はちょっと寿たらこ風味を感じるような。口の書き方が一番気になっていたのだけれど、今の絵柄ならあんまり気にならないかも。
内容は短篇集で、最初の数本は脇キャラでつないでいくオムニバスみたいな感じ。
漫画家のアシ×漫画家の弟、元同級生同士の編集者×漫画家とか。
表題作は編集者の兄の弁護士×顧客のわがまま坊っちゃんで、書き下ろし。レグルスは…リアだ!リア萌え!しかしそれは全然関係ない!
ちょっとなんというか、全体にやはりオサレ系というか、萌えよりも凝った設定とかが優先されてる印象がなくもないけど、そこそこ面白かった。