陵クミコ『愛しい声』
ゲイと知っても親切にしてくれる喫茶店のマスターに片思いな高校生は、マスターのやたら親しげな友人に嫉妬しつつ、告白したらなんかものすごい慌てられまして。
絵もお話もちょっと訥々とした感じ。いくら常連でも喫茶店のマスターが客の誕生日を祝うものだろうか…しかも二人プラス友人とかで、とかの違和感が気になった。まあその展開には理由があったんだけど。しかし、その理由となっているマスターの設定にはちょっと無茶さを感じた…。意外であればいいというものではないなあ…と思った。
受けがちょっと子どもぽくて、自分でもいってるように変り身早くみえてしまう。マスター友人は、何を考えてるのかよくわからず、魅力的に感じられなかったので残念。
あとタイトルもあんまり内容には関係ない気がする。