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[ 読書/BLコミック ]

リヲ・ミエノサオリ『白木蓮が咲いたなら』第1集

 これはたしか本誌でちょっと読んだんだ。連載の途中を読んだのでよくわからなかったけれど、なんとなく面白そうだったので、コミクス出たら買おうと思ってたんだけれど、コミクスでも一読目ではよくわからんかった(笑。ていうか、途中の一話をよんでたから、オチというかタネは知っていたはずのに、それでもまどわされたくらい、ミスリーディングしそうになった(笑

 ふられた相手の美少女「なぎ」をいまでも一途に想ってる、通称ピュア王子。隣りのクラスに、「なぎ」らしき美少女が転入してくるのだけれど、お前なんか知らんと言われてしまう。「なぎ」の本名は渚で、王子の同クラには渚の双子弟の凪が入ってきまして、ときどき違和感があるのですが、でも自分が「なぎ」を間違えるはずないと王子は確信してて云々。

 絵も雰囲気も、すごく少女漫画っぽい。
 内容は、上述のようにいろいろミスリーディングさそってくれるので一読目はふりまわされたけれど、けども一度読んだら、わかりやすいというか、渚と凪ってアレ反対だった…(笑、なんで気づかなかったんだろう…ていうか、なんで友人達も気づかないのか… (笑。そのうえ、アレがフルのアレじゃないなんて、体育の時間とか大丈夫なのか。
 そのあたりの無茶っぽさは漫画だしいいのだけれど、しかしピュア王子がちょっと…、正直きもちわるいような気もする(笑。一途な恋はいいけれど、学校中がその話を知ってて王子は聞かれるとさわやかに応対、みんな相手のあだなまで知ってて転校生を学校中で「なぎ」呼ばわりとか、ちょっとこれ、なぎはドン引きするんじゃないか(笑。
 でもいいけどね。このややこしい事情の理由はそのうちあかされるのかな。あの魔性っこ対策なのかな。それにしては大掛かりすぎる気もするから、他に事情があるのか。王子の友人もどうなるのか。と、恋愛よりも謎解きっぽい感じで、次巻が楽しみです。

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