イシノアヤ『トリガー』
離婚を契機に人生がうまくいかなくなったエリートが、かつて自分に告白してきた元同級生が隣に越してきて、ノンケの同居人にラブなのを知って脅してあれこれ。
攻めがクズなんだけど、同情できるところや憎めない部分があるわけでもなく、どうしようもない感じだった。受けのビジネスパートナーのノンケにもう少し頑張ってほしかった。
離婚を契機に人生がうまくいかなくなったエリートが、かつて自分に告白してきた元同級生が隣に越してきて、ノンケの同居人にラブなのを知って脅してあれこれ。
攻めがクズなんだけど、同情できるところや憎めない部分があるわけでもなく、どうしようもない感じだった。受けのビジネスパートナーのノンケにもう少し頑張ってほしかった。
女子が血を吸われたがる純血エリートだけど人間を家畜にしか思ってない吸血鬼と、彼に血を座れ食料供給者にされてしまった同級生。
設定とお話はそれほど変わっているわけではなく、絵が少々平面的でもありせいか、なんとなく淡々とした印象だった。
目付きが悪いのがコンプレックスのこが仕事を紹介してもらう手はずで出向いたら、ゲイ向け出会い系の待ち合わせ相手と間違えられて、目付きの悪い花屋さんに連れて行かれる。
正直期待したほど面白く感じられなかった。花屋さんで働き始めるあたりからなんだか微妙になっていったような気もする…。
イケメンモテ男野球選手と、うぶな新人アナウンサーのお話。
攻めのライバルと攻めの元カレの前作があったのか…。攻めは元カレと婚約(男どうしてどうして…笑)までしていたそうなので、受けへのラブはもっとはっちゃけてほしかった気がする。
攻めにモデルはいるのか、いるとしたら誰なのかわからないけど、最近こういう感じのイケメン野球選手いるよね、という感じのキャラだった。
隣に住む幼馴染の超お金持ち攻めと超庶民受け。下宿のまかないさんになった受けのところに、留学を終えた攻めが下宿し始めて。
タイトルが謎…素朴かわいいお話なので、もう少しかわいいタイトルでよかった…。大きな展開はないけれど、ほのぼのと楽しめる感じ。
以下続刊なのだけど、4巻である程度切りの良いところまで入っていたので結果的によかった…。
ケンカの強い狂犬兄弟と、兄弟に憧れて強い男を目指して金髪にしてもただかわゆいだけのきららは隣の家の幼馴染、昔は同い年の弟とも仲良くしてて、中学に入り恋心に気づいたものの、いつからか距離を置かれるようになる。
きららがとにかくかわゆい。外見はもとより、強くなりたいのにみんなにかわいがられちゃったり、元気でちょっとにぶくていいこでかわゆい。弟はむすっとしっぱなしで強情で素直でないので、早く諦めてしまえ!って感じ(笑。脇キャラもみんな個性的でいい。塙やひとみは裏がありそう、気をつけないと…とかいう描写がありつつ、たいして危険人物にならなかったし、なんかみんないい奴。
今後の展開も楽しみ。
しかしこの作家さん、こういう展開が得意で巧いのはわかるんだけど、BLで主人公CPが数巻くっつかずエロもなしでこれだけ連載を続けさせてもらえるというのは、作者も読者もすごく幸せなことだなあとも思う。
引っ込み思案で恋愛に縁遠いかくれゲイの大学生、ネットでひろったやられまくりの美人ネコお兄さんの動画で慰められる日々の中、ふと訪れた銭湯で、その美人ネコお兄さん=売り専ボーイに出会ってしまって。
すっごいよかった!このあらすじで面白いのか、萌えられるのかと正直少々心配してたけど、ほんとよかった。
大学生のこが不安でうじうじ野郎でめんどくさいんだけれど、初めてのお付き合いなのだし人間味があっていいし、それを面白がるお兄さんの反応がよくて、二人共アホかわいい。もう少し続きが読みたいけれど、描かれていなさそうで残念…。
オメガバース、αの集まる学校に通う攻めが、他校の不良とケンカになったら、なんか発情期を気合で乗り切る超迷惑Ωでして。
お話もキャラもアホで面白かったし、少々真面目な部分もあってよかった。つぐみが薬を使わない理由があれなので、ただの迷惑野郎でそれでいいのか…(笑。なんかもうちょっと不思議ちゃんっぽい理由がほしかった。Ωが眉なしでブサカワなので、ブワカワ受けジャンルでもある。
絵も整っていてかわいいんだけど、ケンカの場面がうまくなく、殴り方が肩も腰も入ってないのが、二人共弱そうに見えて残念ではあった。
ラーメン屋のバイト受けと、なぜか人の考えがわかる客攻め。
絵があまりきちっとしてなくて、顔さえ不安定なので、キャラクターがふわふわした感じになってしまい入り込みにくい気がした。
彼女に振られたらエリートなライバルに口説かれて。
いいんだけど、一巻完結で仕事や同僚とのあれこれな描写が多いので、恋愛面が少々物足りない。もう少し読みたかった。でも終わり方がいい。