嶋田尚未『好きだなんて認めない』
飛び級をしているほどの秀才な大学の年下同級生に、天然に親切な受けが友人認定されて、やたら束縛されるのに友人だと言い張るのです。
この作家さんは、いつもあたし好みでとても面白げな設定なのに、なんか…つくりが雑というか、もっと面白くなりそうなのにもったいないなあ、と思うことが多い。けど時々(あたしのツボに)ドンピシャにはまるとすごくいいお話を描かれる方、という気がするので、ついつい買ってしまう…。『ご奉仕されちゃう!?』とかは面白かった。
なんというか、天城れのと同じくくりというか、設定はいいのに絵や展開がテキトーな気がするんだよなあ…。
今回もそんな感じでした。
同時収録は、落ち着いたステキなバーテンさんと付き合うことになったのに、なかなか仲が進展しないと悩んでいたら実は、というお話。こちらも短いこともあって、同上かなあ。