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[ 読書/BLコミック ]

山田ユギ『誰がおまえを好きだと言った』

 昨日は友達と会って、ちょっと久々に無茶な呑み方をしてしまた。すごく反省。

「かわいい」と口に出す度心が軽くなる気がした
頭痛まで治まってきた気がするんだから現金な話だ

 …うあー(一体何の声なんだか。
 超よかった。全部が全部よかった。
 なんにしろ超よかったよ。

 表題作は昌幸さんが最低すぎ!ほんと最低!宗次郎はほんと意地だけでよくわからんキャラなのだがそれでもいい味を出している。いきなりタメ口になるし。「照る日曇る日」「暗いトンネルの向こう」の二連作はやや消化不良。そのあとどうなるの(笑。
 「靴下の穴」「苺の染み」の二連作、これが一番好き。最初のは石川の暗さとか、俯いてしまうという設定と靴の相関関係とか、甘すぎない終わり方とかよかった。後のは島田視点の石川が結構さばけていて面白かった。上記の引用もここに。つづきもの二作品で視点人物が違うとことか、石川のどんよりっぷりとか、ちょっと「誰にも愛されない」を思いだすかも。

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