加東セツコ『蔓草の庭』『忘れもの』
まとめてしまうのもなんなのだが、なんというか、どちらも薄かったので…。
『蔓草』のほうは、社長×部下の和装ぎみCP?と、従兄弟→社長弟の若者CP。社長弟が美人な部下が気になるも、部下は無意識魔性で。なんだが、四人とも描写があっさりすぎて…。
しかし描写があっさりなのはキャラが多いせいではないらしく、他の短編も軒並みあっさり…。だらしないリーマン×家政夫だっけ…は、受けが男らしくて、どっちが攻めか想像つかないのはよかった。
『忘れ物』は…なんだっけ。
表題作は倦怠期CPものだったのか。年下生徒×書道の先生とか、前後編もかける必要あったのか…。
というわけで、絵がきれいで、男っぽい受けが散見されるのはよかったのですが、あとはお話もキャラも薄すぎて全然印象に残らず、あまり面白くもなかったのです。
この作家さんで、原作つきの漫画を読んでみたいです。