琥狗ハヤテ『魔王の甘い契約』
魔王×パティシエ。
有名パティシエ祖母みたいになりたーい受けは、祖母が契約してるといううさんくさい魔王に求愛されたり契約しろと言われたり云々。
人外はいいですね。
そこそこ面白かったけど、契約ってなんのことなのか、何がしたいのか、契約するとどうなるのかが最後までわからんかった…。おばあちゃんの契約とはやり方も意味合いも違うのか。よくわからん。書き下ろしのドラゴンもかわいい。
あと短編がふたつか、あったけれど、現代日本のふつうのひとたちのお話はなんだか違和感というか、いまいちというか…。
この作家はなんとなく昔の寿たらこの絵に似てる気がするのだが、なんというか不安な感じのデッサンというか、劣化したら大変なことになってしまいそう…。