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[ 読書/BLコミック ]

鳥人ヒロミ『彩おとこ』2

 一月以上前に読んだのだが、書くのを忘れていた…。面白くなかったとか、そういうわけではないです。本当に。まあ少尉不足でムってはいますが…(笑、でも兄弟メインでも結構面白かったというか、彩おとこは萌えも十全にあるのだが、話もちゃんと面白いので、まあ諦めがつくというか。

 しかし、ここまで濃く兄弟の絆を描出されてしまうと、少尉の立場がないというか、少尉が今後どうやって蘇芳にとって一番大切な人間になりうるのだろうかと興味津々。蘇芳の少尉に関する言葉の軽さ、少尉に関するモノローグの軽さ(この両者は同じレベルでは言及できないかもしれないし、一旦は分節して考えるべきだが)を、どう乗り越えるのか。そのため(少尉が蘇芳にとって大事な存在になるため)には、少尉だけではなく蘇芳も変わらなければならないだろうし。わーワクワク。

 丁子と黒鬼の方はとりあえずいい(笑。黒鬼はめちゃイケメンなんだがまだキャラがよくわかんないし、どうも丁子がわたしには微妙。

 くちなしの一族にかんしては、これ一般誌ではちょっとキワドイ設定なんじゃないかなあと…大塚英志あたりが故意犯的に使うとかいうのはありそうかも。つまりサブカル。でもディアプラ編は特になんも考えてないんだろうな。紅丸さんが豪気で男気があってよい。

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