あじみね朔生『君のつく嘘と本当』2
夏コミのパンフを見てお目当てのサークルさんを探しつつ『「ぬ」があったぞ、「る」だから、「ぬ」の後で…』とか考えつつ、ハタと気づいて相当重症だなと思いました。わたしは何時時代の人間ですか。ちりぬるを。
これの一巻を最初に読んだ時は何が何だかよくわからなかったけれど、読み返しているうちに、北原弁護士がひどくダメダメで、久世くんがめちゃめちゃ激情家というか感情的というかとにかく強キャラでぶりっこ(笑)なのだな、とやっと理解して、とにかくそういうことだ。
久世くんが相変わらず強くて面白かった。ちょっと敵キャラ(笑)も登場するけど、あぁやっぱ北原先生はヘタレだなって感想。
猫が出てくる番外編っぽい黒沢くん話では、猫のだっこの仕方が気になってしょうがなかった。あのだっこの仕方ではお尻というかアレの部分が手についちゃう気がするんだけど…(笑。いや、どうでもいいんだけどさ。
あと兄弟ものの短編が妙に気に入ってしまった。兄の彼氏がかわいそうだが。