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[ 読書/BLコミック ]

今月のセックスピストルズ。

 @今月のBE×BOY。
 やばい、あまりにやばい。

 貴種カップルが面白すぎる。

 前半は灰頭の懐蟲話があまりにキモチワルくてうげ~、という感じだった。いくらなんでもエグすぎる…。あと、回想場面の灰頭と長持の性格とか雰囲気とかが現在と全く違うのはいまいち納得できない。長持は何を考えてるのかよくわかんないし、灰頭の荒れっぷりは治ったのかどうなのか。

 しかししかしそんな難点も、最後のセスでもうオールオッケーだよ。なんだあれ(笑、反則だよ。ほんとやってくれるなぁ寿たらこは。セックスピストルズはかなり王道展開だと思うので、わたしはセスはこのまま灰頭を包容するおおらか攻めのままなんだと思っていたよ。それでも面白かったとは思うんだけど(待ち続けるセスに灰頭がやがてなびいて大団円)この展開のほうがダントツにいい。すごくいい。っても、やはり王道展開ではあるだろうという予測の元、セス×灰頭は愛情込みでくっついて大団円だろうと思えるから面白いんだけどね。
 セスの誕生日の約束がどうなるのか、とか超楽しみだー。

 しかしセックスピストルズの攻めというか、斑類の重種たちは人格がぶっ壊れている人ばかりだな(まくべあーがダントツでいい奴、というのがなんとも…まくべあーも普通の漫画だったらわがままオレ様攻めになれそうだもの…あ、あと英国もいちおう攻めか、パートナーがいないけど。これまでの作品から考えても作者がそういう攻めが好きなんだろうな。
 あと、回想灰頭の友人に麻美にそっくりな人がいるなあ、と思ってたらほんとに麻美だった…。浅見兄弟は斑類だった、と言われるとなるほど、と思ってしまった。
 ついでに、ジェ○ダーSF研究会みたいな話になっちゃうけど、ボーイズラブにおいてこういう生殖機能に関する設定をつくってる物語は論じるに面白いかもなとも思った。しかしやっぱ議論が単純になりすぎるかな。

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