櫻川なろ『ニコスガちゃんの人生くだらないビンゴ部』
恋愛が全然うまくいかなくて、ゲイの先輩に誘われたパーティーで知り合ったふわふわしたイケメンと、くだらないけどやってみたいことをビンゴにする遊びを始めたら、ちょっとエッチな内容にエスカレート。
いいんだけど、攻めが秘密をもってたことと、受けがそれを中々許せないことのどちらも過剰反応な気がしてしまった。好きになりかけてたからこじれたのね、とかもうちょっと説明があってもよかった。
恋愛が全然うまくいかなくて、ゲイの先輩に誘われたパーティーで知り合ったふわふわしたイケメンと、くだらないけどやってみたいことをビンゴにする遊びを始めたら、ちょっとエッチな内容にエスカレート。
いいんだけど、攻めが秘密をもってたことと、受けがそれを中々許せないことのどちらも過剰反応な気がしてしまった。好きになりかけてたからこじれたのね、とかもうちょっと説明があってもよかった。
別れさせ屋の受け(予定)が、男をおとす依頼を受けて。
相棒が別れさせ屋をつくったのは受けのためっぽかったのに、仕事をやめることになったらあっさりしてたりとか、少々設定のアラが気になった。しかし攻めの設定が意外で面白かった。
高校のリア充同級生に、歌い手やってることがバレた陰キャだけど、同級生は隠れオタで、陰キャの女装がかわいかったので顔出しでネットアイドル目指させる。
かわいい攻めの作者さんらしい。ところどころ唐突だけど、そこそこ楽しかった。
ヤクザの跡取りが、ロシアンマフィアに監禁されたときの経験のせいで淫乱になってしまい、二人の部下にそういう意味で助けられつつ頑張る。
出版社の企画なのか、同じ設定で小説と漫画を別CPで出した?っぽいのだが、小説家さんも漫画家さんもお互い遠慮しているような、なんか借り物っぽい感じがして入り込めなかった(いや小説版は読んでないんだけど、印象として。
上司が好きで手柄を横取りされまくってたら、取引先のイケメンに能力を活かせと引き抜かれて。
上司に好き放題されてるあたりがダメ受けなんだけどかわいそうでもありよかった。
高校生徒のリア充が、同級生の陰キャが妄想だけで授業中にノーハンド自家発電してることに気づいて。
この設定は流石にちょっと怖い!と思いつつ読んでみたけど、やっぱりちょっと怖いと思う…。
大学の同期でイベサーぽいのをやってる合コン常勝の御曹司とモテ男が、微妙なメンバーだった合コンの後でついお前の方がましとかお互いに思って、いたしてしまい。
ちょっと倫理観が…。二人の出会いとか妙なサークルとかは結構陰影もあっていいんだけど、最初のあたりのチャラ感がやりすぎな感じがしたのと、二人が恋愛に発展するのが唐突な感じもした。
アイドルグループエルプラネットのメンバーが、研修生時代には仲が良かったというか付き合ってたけど、自分が先にデビューしたことでこじれてしまったアイドルバンドのボーカルと、映画で共演することになって。
これ『ピンクとまめしば』のスピンオフだったのかー。確かにアツトがまだあまりオーラがないけどかわいいですね。
美形賢いけど近寄りがたい受けが、モテ男に人付き合いを教えてもらおうと思って近づく。
なんかぼやけたお話だった印象。この作者さんは昔よりも絵がすごくきれいになったと思うんだけど、なんかお話はピンとこないのが多いかも…。
二巻からは『偽×恋ボーイフレンド lovely』と『偽×恋ボーイフレンド naughty』。
オタク高校生が、突然美少女に言い寄られたと思ったらクラスの陽キャだった。
面白いんだけど、そして成長してきてるのもわかるんだけど、オタク少年がいまいち周り見えてなかったり攻めの気持ちわかってなかったりと、残念な場面が多い。女装陽キャくんが健気いい子なせいもあるかも。