語シスコ『こどもの時間』
「銀河鉄道の夜」が実写映画化されることになりジョバンニを演じるのは若手女優の谷村美月(16)
( ゚д゚)
いや…ちょっと、その、なんて言ったらいいのか。
とりあえず、カワイイ方ですね。
…でもさあ、どうせなら神木ジョバンニ&カムパネルラは柳楽くんとか、とか!そんなん今しか撮れないのに!!!(涙
あーWaTでもいい(略
大変!
マヨイガがブログ化して以来はじめての語シスコのコミックスなんです、よー!
…なんですが、
あんまし期待はしてなかったけど、やっぱ未収録短編は所詮未収録短編だったよ…。
いまいち突き抜けた作品がない。語シスコのコミックスといえば、そこそこ面白いのがいくつか、イマイチなのもちょっと入って(なければないでいいけど)、ずっしり未読できるのがひとつふたつ、って構成が黄金率って感じなのに。
ってか、要するにずっしり重みのある面白い未収録作品なんて、もう残ってないんではないかと。とりわけわたしの中ではエポック系という分類にしてる作品群があるんだけど(笑、そゆのがないと、どうも淋しい。
エポック系とわたしがいうのは、ニブちんのマコ×無茶苦茶な凛の高校時代から十年そこそこをたったあれだけのページ数で怒涛のように描き込んでくれてる「マイ ビューティフルライフ」とか、キレてるイケメンエリート藤堂×凡人安藤のこれまた中学卒業~商社~脱サラまで描いてしまう「Rainbow man」とかのことで、あれはもうとにかくスゴイ…スゴかったよなあ。よくもまァあのページ数であれだけの年月の積み重ねをつめ込んで、面白くって感動できる短編を描けちゃうなあって思ってたし、今読んでもスゲーって思う。
ああいうのをまた読みたいのだけれどなあ…。
あと、重い、ってもアンハッピーエンドはダメなんですよ。語シスコのアンハッピーエンドってとりわけニガテで。「Empty Heart」とか!すごくニガテ!
で、今回も「子供の時間」ってゆうアンハッピーエンドものがありまして。一気に欝ですよ。
まあでも、勿論面白かったものもいくつかありましたよ。
地域語攻めもの(?)の「復讐するはラブにあり」は内容はともかく攻めがよろしかった。ゴリゴリのマッチョ坊主自衛官のパパが退官して後妻でなく後夫(?)をつれてきて、更にはどんどん女性的になっていく「世界で一番パパが好き」とか、手芸大好き乙女系攻め「ラ・ラ・ラ・ラブソーイング」とかは、普通に面白かった。書き下ろしの作家×編集者っぽいのも面白かった…けど、これは後編なんですな。他社編集攻めに一瞬期待したけど…あはは。
そんな感じで、期待しちゃいけないと思いつつ、久々の語節に期待しちゃってました、という感じでした。おとなの時間の方は未読なのでまたいずれ。