永井三郎『スメルズライクグリーンスピリット SIDE:B』
とかいいつつも、ごぶさたしました…!!
うーん…。
なんというか。予測の範囲内というか、それしかないよね…というかな展開だったなあ…。柳田先生のはっちゃけとか、三島のパートナーとの紆余曲折とか、田舎の鬱屈とした感じや、それぞれの家族などの状況もふくめ、ベタとまでは言わないけど、そうだろうねえ…という感じ。だけど桐野については、そうだろうねえ…という展開ながら正直がっかり…。悪い意味でBLに他の要素(現実味とは言わないよ)を持ち込んでる感じ。というかまあ、端的にいって淋しいしかわいそう。
そんなわけで正直下巻は上巻ほどのインパクトには欠けた気がするけれど、とはいえ上巻はやっぱりとってもよかったし、下巻もその結末としての機能をしっかり果たしてたし、絵や雰囲気も好きだし、好きな作品ではあるのです。煮え切らない(汗。