文月あつよ『色恋コメディ』
アレがどうしても見付かりません。どういうこと!?(どういうこともなにも、多分初版がめっちゃ少ないんだろうなとは思うが…椎名高志にこの扱いってのはせつない。
またアクアコミックスってしまった…。
アクアコミックス=新人ということを割り引いてもゆるせんほど目がすべる絵と話&萌えなし見場なし、ってことは判ってんのになんでいつも騙されてしまうのかわたしは。今回もちょっとヤバいかな、とは思いつつ、裏表紙の霊感憑依体質少年などの言葉に目がくらんでついつい手にとってしまった。猛省するべきだ。
しかし、若返り薬を飲んだ爺さん博士が息子の彼氏に手を出そうとしたりする話の続編の「ワシはただ自由な恋愛がしてみたかっただけなのに…だってワシの若い頃は戦後の混乱と復興で恋愛どころではなかったから―――…」というモノローグの二コマだけは面白かった…何そのBLらしからぬ妙なしょっぱい現実感(笑、という感じで。そういうのもっと突き詰めれば面白くなるかもしれないけどなぁ。