神楽坂はん子『夢の果てまでも』
神楽坂はん子は一応コミックスが出れば買ってるんですが、見落としていたようだ…しかし、短編だと薄いなあ。
表題作とかぬるい、薄い。運転手が敬語になるの、別にいいけど動機がはんぶんくらいっきゃわかんない。ていうか運転手が坊ちゃんにホれた理由もよくわからない…。
かぶりものシリーズは悪くないけどこれも薄い。しかも、かぶりものの人と上司の区別がなぜかつきづらい。メガネが泣きながらタクシーを横取りした冒頭とかよくある話だけど結構よかったから、もっと活かせばよいのにと思った。
しかしなんで薄いんだろう。薄いのは主にキャラがよくわかんないせいだという気がするので、キャラを掘り下げて描いてないせいかなあとも思うけど…。短編だから手がまわらない?でも以前はいい短編もいっぱいあった気がするんだけれど…。