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[ 読書/BLコミック ]

大竹直子『しのぶれど』

 『白の無言』の高橋&桐島の幼年・士官学校編というか、パラレル編というか。
 結構前に買ったのですが、高橋桐島話は同人誌でほとんど読んでいたのと、併載の特攻隊ものはちょっと重そうで手をつけていなかったので、感想を書くのが遅くなりました。

 同人誌の総集編なので、小話の連続で、特にまとまったお話はまだない感じです。でも軍人言葉とか同時代の様子とかからかもしだされる雰囲気は、個人的にはとってもよいなあと思います。
 が、そういう内容面のことはまあとりあえずよくって、もうもうもう、ともかく大竹直子の軍人というか、正確には美メガネ軍人桐島(大事なことなので太字にしました)が、こうしてまとめて見られるだけで、このコミクスは値千金なのです!とにかく桐島は素晴らしいメガネなのです。ファービラスなのです。

 というわけで、メガネもしくは軍人がお好きな方は、買ってそんはないと思いますv(笑
 …ん?
 まだ学生なのだから、正確には軍人ではないのか?まあいいか。

 一方の特攻隊ものですが、BLで特攻隊ものというと、本仁戻の「桂」くらいしか思いつかないのですが、正直不謹慎なような気もしてしまいます。が、ほんとに不謹慎なのか、またなぜ自分は不謹慎だと感じるのか、という点はもう少し冷静に考えたほうがいい気がしています。というのは自分のための備忘メモですが。
 それにつけても、特攻隊といえば思い出すのはあれです。目取真俊の「風音」です。不謹慎かどうかは別として、こういう話形がつながりやすいということはあるのかもしれないなあとも思うのです。

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