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[ オススメ 読書/BLコミック ]

丹下道『恋するインテリジェンス』6、7

 キャラが増えすぎてわからなくなってきたところで、7巻まで出たしまとめて読み直そうと思って1巻から読み直しました…針生は変態すぎ、眞御の朴訥狙ってないあざとかわいさがすごい、武笠深津はやはり鉄板、差形編の千散ひどすぎ…からの牛通堂への片思い気味な千散がかわいすぎて!このCPももっと読みたい。春日と聖前だけは見た目が区別つかないのだが、ゲス気味女たらしなのに木菜にだけからきしな春日も、桃月をかわいがる聖前も、それぞれいいキャラ。
 というわけで、ちゃんと読むと意外とどのCPもしっかりキャラが立ってて、しっかり他とは違ったドラマがあってすごいなあと思いました。

 6巻は柳と先森の話、過去のいきさつが結構重たくて、室長になってる秋草の過去もあったりで、結構盛りだくさん。柳の忍耐力に萌え。

 7巻は鶏楽と藍染の話。正直今まで鶏楽藍染って気にしてなかったというか、藍染を私物化して好き放題しているところしか描かれてなかった鶏楽は勿論、なぜか鶏楽を受け入れているだけの藍染も意味がわからなくて感情移入できず、二人ともあまり興味が持てなかったのですが、なんかすっごいよかった…なんか表紙と中表紙からすごくよくて、実はビジュアルがすごくいい感じの二人だなあと思いました。藍染は知り合いのバイオリニストの女性に似ている。あとAmazonの紹介文の「独占欲丸出しでクズのように甘えまくっている鶏楽」という表現が笑えた。
 お話は、鶏楽の家庭環境や、藍染への強い気持ちがわかってすっごい萌えだし、藍染も藍染で意外な裏の顔や、鶏楽の寂しさや情熱に絆されていく様子もすごくよかった。一気にこの二人が好きになりました(笑。
 あと過去編での桃月の短髪時代とか、細かいところまで行き届いているのが人気の秘密だろうなあと思う。キャラが多いのでとっつきにくいけど、ハマれればすごく面白い。

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