みなみ遥『迷える庶民に愛の手を』
貧乏な実家のために、就職を考えお坊ちゃん高校に特待生で入った受け。特待生は学校の雑務をするという決まりがあるのですが、案の定その学年のVIP生徒のお世話係みたいなことになってるのです。雑務の内実を知って当初は仰天したものの、学費もただだしこれくらいは仕方ないよねと、ちょう金持ちの攻めのお世話にいそしむ受けに、次第に攻めは心惹かれて云々。
この梗概からはベタな展開を期待してはいたのですが、あまりにもベタなのでちょっと手を抜きすぎでは…と思ってしまった。ベタでも、なんというか、こう、萌えさせてくれるような心の機微とか丁寧な描写とか、もう少しほしかった。