春田『ドーテーヤンキーマギクス』
清らかな身体の人間が魔法少年にされて、変身を解くにはエッチしなきゃならない話。
変身を解く相手が一回きりなので、いろんな人としなきゃいけないのでBL的にはキツイ設定なのだけれど、それを覆すような面白みが残念ながらないので、作品としても残念な感じ。あと受けの変身後の外見が元の外見とは変わりすぎるのもしんどい。
清らかな身体の人間が魔法少年にされて、変身を解くにはエッチしなきゃならない話。
変身を解く相手が一回きりなので、いろんな人としなきゃいけないのでBL的にはキツイ設定なのだけれど、それを覆すような面白みが残念ながらないので、作品としても残念な感じ。あと受けの変身後の外見が元の外見とは変わりすぎるのもしんどい。
Kindle Ultimated、単話版1~5話。
サークルの陰キャ後輩を飲み会で手ひどくふったイケメン先輩、複数交際をしつつ風俗に行きつつ、次第におかしな運命に巻き込まれ。
少々ネタバレかも。
こういう流れなのでメリーバッドエンドなのはともかく、執着系サイコパス攻めはやはりあまり好きになれないかも…。
Kindle Ultimated、単話版1~6話。
三人組アイドルのハルくんのおっかけというかストーカーをしているダサ眼鏡リーマンが、ネコだったハルくんに次第に認知されキモがられながら次第に親しくなって。
すごく面白かった。攻めの顔を覚えずキモがる受けが容赦なく、しかし助けられたりして受け入れてからはキモいといいつつしっかり恋人扱いしていくのがさっぱりしていて素直でとてもいい。そしていつまでも下僕体質な攻めもいいし、イメージプレイをさせられてなんとかドSの演技をしたりするのもいい。メガネをはずすとイケメンぽいのに、受けがその素顔にこだわらないのも愛を感じる。もっと続きを読みたいなあ。
Kindle Ultimated、単話版1~5話。
モテるイケメンリーマンのレイちゃんはオネエのゲイで、冴えない同僚や道端のチャラ系美容師をひっかけて楽しんでるけど、同居人の年下幼馴染はそれをよく思っておらず。
相手がいっぱい出てくるのでどうなるのかとハラハラしたけど、暗くならない終わり方でよかった。レイちゃんはドンキっぽいお店でコスメを買うのがあまりキャラに合わないかもと思った。
陰キャでゲイの受けが、大学の寮で隣室のジョックがすきで、煮詰まって告白したらしてみることになって。
元が同人誌なのかな?雰囲気がよく面白かったんだけれど、絵が雑すぎる…。受けがオッドアイらしいのだけれど、絵がよくわからないので確信が持てなかったし、色についての言葉での説明もなく、表紙を見て一応青とブラウンなのかな?とは確認したけれど、作中で説明してほしい。展開もいきなり飛ぶというかミニエピソードを挟むような感じでわかりにくい。病んだ受けとお話は面白いだけにもったいないなと思う。
Kindle Ultimated、単話版1~6話。
旧校舎で出会った謎の美少年は何者なのか。
美少年の正体はちょっと意外だった…。
長らく人間との契約にありつけず金欠な悪魔が、久々の召喚にとびついたら、最高に気持ち良い体験がしたい、しかも君と、とかいう最低な人間で、一生懸命ご奉仕するけどなかなか最高、とまではいかずにどうしよう。
なんかすっごいツボにはまって好きです。なんだろう…微妙なゆるさとかがいいのかなあ、わからないけどすごいツボです。
攻めは魂の値段がクリームパン一個程度に落ち込んでしまう最低野郎で、その理由もだいたいわかるんだけど、最低っぷりがもうちょっと書かれていてもよかったかも。攻めが気づいた最高の定義とか、受けに言おうとしたこととか、結構はっきり書かれていない部分もあって、書いてほしくもあるけど余韻にもなっている。
受けは、絵としてはあんまりかわいくないんだけど(笑、雰囲気と性格がとてもかわいい。
受けの兄もいい奴だしかわいくて、友人とのお話があったのはよかった。
攻めの友人とかももう少し出てきてほしかった。
後日談の過去話もよかった。
というわけで、普通に面白いとは思うんだけどどこがどう、という感じではなく、個人的にツボなんだろうという感じもするので、万人向けなのかはわからないけど私は好きです。
大学の事務職員が、未開の部族から来る留学生の面倒をみることになって。
アマゾンの評価がすごく高かったので気になっていて読んでみた。面白かった。BLとしてはわりと普通の展開なので、部族の設定とかの異世界感がプラスされて面白みになっている感じ。攻めが日本での生活や日本語にすごく苦労して頑張っている描写があるのに、後から来た弟がすぐに馴染んでいるのは違和感があった。絵的には受けがもう少しだけかわいいもしくは美人でもいいと思った。
イケメン金持ち攻めなのに恋がうまくいかなくて、さまざまなタイプの受けに挑み失恋していく話。
BLとしては異色で恋人がどんどんかわっていくので、ああ、源氏物語に萌えていた当時の読者はこんな感じで読んでいたのかなあとかちょっと思った。BLとしては最後の恋人が気になるわけで、まあ予想通りだったけど淡々としすぎていて(笑、攻めの受けへのラブとか特別感がもう少しあるとよかった。
押しアイドルが結婚引退?してしまった心の穴に、異動してきた同期のイケメンが入り込んで同期オタになってしまって。
受けの同期オタっぷりがなんか中途半端というか、同期の使った付箋とか集めるのはただのストーカーだし、アイドルにはできないことなので、なんか同期押しになったという感じがしなかった。同期は同期で、登場場面がいきなり隣室で女性とどうのこうのなので読者としてはドン引きしてしまい、あまり好きになれなかった。設定は面白いと思ったんだけれど謎采配だった。