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[ 読書/BLコミック ]

天城れの『男・色茶屋』

 ぼろぼろの純喫茶むらかみの若きマスターは、メガネのエリートコンサルにこのままでは店はつぶれる!と脅されて、和風コスプレ喫茶に改装することに。純喫茶の常連だった宗家孫(マスターに惚れてる)を店に引き込み、コンサルの大学同期の雑誌編集長(マスターに惚れてる)が常連になりつつ、すったもんだ。

 そこそこいい感じなのに、いろいろ適当でもったいなさすぎる。
 受けが料理人とはいえ、元々の純喫茶のフードメニューがカフェメシと呼ばれて内実もそんな感じで、やたらきらきらしいのがなんだか違和感。
 受けが和食の修業してたとかいう伏線?はあるけど、純喫茶はコーヒーメインだったのにいきなり和風茶屋にするのは、元の喫茶店についていろいろ語ってたわりになんだか節操無い気がする。
 攻めコンサルは最初、受けの身体をコンサル料に…とかゆってたのに、その設定なかったことになってた印象。
 絵も設定もちょいちょい面白げな感じなのにつめが甘いというか、もうちょっと丁寧に設定つくってほしかったなあ、という感じ。この作者は量産してしまってるなーという印象だ。
 あと攻めの顔がうまづらすぎた…。

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