楽田トリノ『愛なんて食えるかよ』
調理師をめざす専門生×兄貴の元彼。
母校の教員になった受けに、専門学校の勉強のことでいろいろたすけてもらいつつ、弁当の差し入れとか。しかし卒業生が制服着てくるとか…なんか違和感というか。兄の面影に二の足を踏む攻めの青い感じはいいんだけど、なんかカタルシスが足りないというか、タイトルにもある食というモチーフとはうまくからめられていない気もするし、なんかこう軸がぶれる感じ。
兄×音楽教師は鬼畜音楽教師にあまり魅力を感じられなかった。
独占欲の強いモテ男とメガネの地味男の短編はちょっとよかった。
しかし全般に、みょうに頭に入って来にくいというか…あまり好みではなかったのかもしれない。あと、絵がちょっと古い感じ。