深井結己『男の上手な泣かせ方』
なんか…絵もお話もものすごい雑に感じたんだが、大丈夫なのかしら…?
表題作はメガネ鬼畜のとこへライバル幹部から産業スパイに送られた子犬ちゃんが企業秘密を盗もうとして云々。作者もあとがきで描かれているように攻めはあまり鬼畜な感じではなかったし、むしろいい人だし、なんで受けが気に入ったのかよくわからんかった。逆にSMクラブに出入りしてるのが違和感…ていうか受けをどうしたいのかの説明がちょっとわからんかった。しまっときたい派は受けだけではない、ということなのはわかるんだけれど、なんか説明不足。
気になってた美人メガネ部下に襲い受される話は、そこそこよかったけどやはり読み切りなので物足りなさもある。
メガネ秀才くんがおばかなかわいこちゃんクラスメートのカテキョをして云々しちゃう話は若々しくちょっと気恥ずかしい。
そんなわけで、結論としては、荒れっぷりがちょっと心配です…。