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[ 読書/BLコミック ]

浜野リカコ『迷走セブンティーン』

 鬼畜攻めだらけっていうから期待してたのに…ただいじわるなだけって感じでした。

 表題作は、兄になった母の再婚相手の息子の家に、新婚旅行中あずけられた高校生。足蹴にされて家事させられて、ちょっとえっちなことされたら好きになってしまうという受けは、いいのかそれで!そして攻めはただただいじわる傍若無人なだけで、自分ちから受けを遠ざけようとした理由はまあわかるのだが、さんざんこき使ってた理由はなんだ。そしてほんとに受けがすきなのか。

 表題作以外もふくめ、なんかただ性格わるいだけの人が多く、あとなによりなぜ相手を好きになったのか、そもそもほんとうにすきなのかがわかりづらく、イライラするばかりでした。

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 鬼畜に理由はなくてもいいのだろうが、最低限必要なのは愛だ、たぶん。ていうかそれ、BLには絶対必要なもので、BLってそこをクリアすればたいがいの設定や展開をうけいれるうつわなのだと思う。

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