『b-Boy HONEY 6 プリズン特集』
本仁戻がのってるので、しかもサイトで自信作で耽美、というようなことを書かれていたので、いえ本仁作品が載っているというだけで購入は決まったようなものだったんですが、とにかく結構楽しみにしていたのです。
そしたら冒頭から池玲文のきれいなカラーが三ページあって、内容がすんごい耽美でおもしろかったけど重くって、でもすごくよかった。ので、本仁戻も耽美だそうだけれど、なんというか雰囲気がかぶって印象が薄れてしまったりはしないかしら、とかちょっといらん心配をしつつ、本仁戻へ。
…すごかった!もう大変!(笑
というわけで、本仁戻「黒のヴァルハラ」ですよ!BL…?なのかどうかちょっとよくわからないんだけれど、とにかくもうもうもう、すごい!絵もお話もとにかく耽美。そして、覚悟せずには再読できない(笑。ほんと脱帽しましたというか、この作家にはもう何度も脱帽しててぬぐシャッポないんですけど(笑、改めて脱帽ですよ。いろいろ書きたいことがあるので、また項をあらためて。
そんなわけで池玲文の中国風のお話も耽美でよかった。アンハッピーエンドだけど。でも、監獄がメインではないかな?
あとは、本庄りえが面白かった、そう来るか~!って感じで。きっちり監獄ものだね。これはドロ沼暗黒ハッピーエンド?
琥狗ハヤテは、プリズン特集でこの設定は…ちょっとがっかり。大学生と紅茶の缶に入ってる紅茶の精の話なんだけど、せめてわけあって紅茶の缶に封じられてるとかそういう設定だったら監獄っぽくてよかったなあと思った。
蛇龍どくろは雑すぎる。背景真っ白だし。閉じこめられているのは倉庫だった。