エンゾウ『かわいさ余って何かが百倍』
絵がいまいちうまくない。表題作は少しヤマシタトモコに似ているような気がしたけれど、その前の作品とかだとまた別の作家っぽい。キメ顔というか泣き顔や怒り顔がちょっとわざとらしくて、いまいちに感じてしまった。
表題作はドSなお花屋さんと上司にいいようにされてたゲイリーマンの話。そこそこだったけれどところどころちょっとあざとい気がしたのと、あとやはり絵がもうちょっとうまかったらいいなあと思った。でもタイトルがすごくいいと思う。
無口同級生をかまったら偽善者扱いされて、なんだかんだ交流したらこいつ不器用でかわいい~な話はよかった。おまけがすごいよい。
父親のオカマバーでバイトさせられて美人オカマに告白される話は、女装美人が攻めなのはよかった。