吉池マスコ『エロ忍者~桃尻忍法帳~』
このタイトル…と思っていたのですが、原題は「エロ忍者はっちょりくん」というものだったのですね…ちんつぶみたいなものか…。
忍の里の頭領の息子のれんげ様はたいそうな淫乱で、お仕えしてるはっちょりくんは日夜大変でして、里を出て出稼ぎバイトに行くのも大変なのです。
ほかに、オレ様いじわる頭領←ガチムチ獅子丸・頭領の友人の子のふたなりかえでさんとか、頭領に拾われた行き倒れのロシア人でケガを隠すためにいつも袋をかぶっているゴンチャロフ⇔頭領の盲目の稚児ちどりちゃんとか。
あとがきにエロだけでなくラブも頑張っているので、とあったけれど、確かに後半はそうなのだけれど、前半ではれんげ様は獅子丸を襲いまくるわ、頭領は獅子丸だのちどりだの、もうそういうギャグ特化とにかくエロなお話なのかと思いましたよ…。後半のいきなりかわいげありまくりなれんげ様にはすごく違和感がありましたよ…。
そんな感じで、特に後半は面白げだったんだけれど、なんだか楽しみ切れない感じでもったいなかった…。や、そこそこには面白いんですけど。