ユキムラ『桃色天狗』
最近人外ばかり読んでる気がします。
両親が亡くなって金持ちの祖母にやっかいになってる高校生、両親がかけおちしたせいでどうもうとまれてるようです。そこに、高校生のご先祖様に助けて貰ったとかで恩返しにきたという天狗が登場。天狗はそのご主人様に惚れてたらしいんですが、なんかいろいろうるさくて、けれど助けてくれるのでなんだかちょっと好きになってきてしまいまして。
ゆるゆるファンタジーで、面白かった。
天狗は先祖より高校生がすき、になったのか?が、はっきりとは書かれなかったのが淋しい。でも羽のいろがかわったのは高校生の時だけなんだろうけど。
ひろった猫がかわいくないなあと思ってたら、猫又だったので納得し、あとがきを読んで更に納得してしまった。
おばあさんの秘書も、天然なのかわざとなのかなキャラと、真面目な秘書っぷりがよかった。
天人も、おまけ四コマとか面白かったし、これ続編あるといいなあ。