文川じみ『アレがしたい、コレがほしい。』
Kindle Ultimated。
短編集。
表題作の、巨根後輩と襲い受けな先輩のリーマンものはもう少し長く読みたかった。
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短編集。
表題作の、巨根後輩と襲い受けな先輩のリーマンものはもう少し長く読みたかった。
人間にとってのえっちが食事で、食事がえっちな淫魔。
…という設定だけでもっている印象の話だけど、面白かった。設定の勝利かも。初恋の先生はひどすぎる。
Kindle Ultimated。
ポルノ男優が、女装子さんとのからみから男優とのからみまでさせられはじめ、その男優が自分の過去を知っているっぽくて。
いろいろと複雑な過去もあり、面白かった。
恋人にふられて人恋しくてワンナイトラブ…と思ったらタイミング悪く邪魔が入るこの頃、なぜかいつも偶然邪魔しにきちゃう男が同僚だとわかり、寂しいなら同居しましょうとか言われて。
あらすじはトンデモ展開に思えたけど、読んでみるとそこまで違和感はなくて面白かった。絵が上手い。
イケメン医たち。女遊びのはげしい不眠症の攻めと、真面目な受け。
表紙の攻めの絵のせいでギャグなのかなと思って読んだ。普通に面白かったけど、表紙のクマはやりすぎだったのでは…
裏カジノでちょろまかしてヤクザに返済することになったおバカディーラーと、情が湧いてしまったかわいそう受けに弱いバーテンダー、バーテンに興味を持っているヤクザの情婦のスタッフの三つ巴。
ネタバレになりそうですが。
ディーラーはダメ男ながら先輩のこととかもありかわいそうな感じで、バーテンが助けてあげてほしい感じで話が進むので、ヤクザの情婦は少々邪魔な印象だったのが、次第にかわいそうな過去とかも明らかになってよそで幸せになってくれれば…とか思い始め、最後のあたりはバーテンの二股っぷりにいらいら。お話は悪くないけれどやっぱりBLなので、その点のせいで消化不良でした。三人とも別の道を選ぶエンドでもよかったかも。
フランス革命前夜ぽい世界、家のためのΩとの結婚を拒む気高きαと、従僕のβ、出会ってしまった運命の没落貴族Ω。
帯にもあるようなのでネタバレではないと思うけれど、気高く非常にαらしいαであるαが(まわりくどい)受けなのは新鮮だったし、絵は素敵なのだけれど、残念ながらそれだけという感じ。攻めβが基本的にはそこそこ優秀で、性格と忠誠心は素晴らしいのだけれど、あまり魅力がないので、αに感情移入しきれない。運命のΩもいいキャラを活かしきれず、都合よく処理された感じがいなめない。そして全体として、べつにオメガバースじゃなくてもよくない?ただの革命前夜でもよくない?という印象が…。本能を乗り越えるという筋よりも、身分差別のある世界を変えようという筋が大きいし、本能の乗り越え方があっけないからかなあ…。なんだかいろいろもったいない作品だった…。
Kindle Ultimated。
転勤してきたアパートで、隣のゲイカップルとか職場の先輩とかと交流していく。
面白かった。書き込みも細かくて雰囲気がよかった。
不良っぽい秋山くんに助けられて好きになったぼっちの高校生。
二人の周りの人の描写が増えてきた。表紙がなんかそれぞれ違う印象で、なんだか統一感がない感じ。3巻の表紙はちょっと作品にあわないかも。
タイトルがすごいけれど、有能な企画×男前営業のわりと普通の話。
1冊目は短編集なので、面白いけど少々薄く感じる。
2冊めは表題作の連載のみなので、いいんだけど、なんかまだ物足りない…。なんだろう、もう少し先の話も読みたいというか、まだ続くのかな?