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[ 読書/BLコミック ]

麻々原絵里依・遠野春日『茅島氏の優雅な生活 英国旅行編』

 茅島氏二巻!
 英国旅行編はニガテで見合い編はすきなので、熟考して、歓喜する五月→まいにち、しあわせ→お嬢様と、の順番で読みました(笑。

 英国旅行編は、けれど覚悟していたせいか、さほどヤーではなかった気がした(笑。でもやっぱり庭師が配慮たんないと思う!相手が茅島氏だからではなく、一般的に。この話はイギリス人が、茅島氏にたいしてつまらない男だから庭師が物足りなくて自分の彼と復縁考えちゃうかも…とか失礼なこと考えるとこがすきです(笑。あと、歓喜する五月というタイトルはとてもステキだ。
 まいにち、しあわせは小泉が腹黒っぽくていい(笑。こうして並べて読んでると、庭師がぜんぜん仕事をさせてもらえてない感じで気の毒になってきた(笑。
 パーティーとお嬢様と英国庭園は、加寿子さんがさっぱりしていていい。御木本がすきなのもいい(笑、しかし御木本はもうちょっとくらいかっこよく描いてあげてもよかったんでは、とは思う(笑、や、さえない人だからこそいいとは思うんだけれど。腹黒波多野に対抗して、何食わぬ顔でかなりがんばる小泉がいい。

 書き下ろし小説は小泉の話で、面白かった。採用面接はすごい茅島氏らしくて、小泉もああ納得、という感じでよかった。今まであまり小泉って書かれてないけれど、すごくしっくりきた感じ。

 しかし、コミカライズは一巻を一冊のペースでやっているようで、次(もあるんだろうけれど)で終わりか…と、ちょっともったいない感じ。
 けどコミックでは、茅島氏も庭師も出てくる話しかやらなさそうだし、それはうれしい(笑。三巻はクリスマスだっけ?楽しみー。

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