★2007上半期・BL漫画ベスト10
マヨイガ恒例のBLコミックベスト10です。再版された作品などもいれてます。次点は神葉理世『美男の殿堂 DX』やまねあやの『クリムゾン・スペル』2あたりかなあ。BL小説も随分読むようになったので、自分の中での満足度の及第点があがっちゃったかなあ、という気もします。
「とにかく! 忘れないでね 今日は今日でなくても別にいいんだから」 今日は朝から たくさんの雪―― 1. 円陣闇丸『天国へ行けばいい』 今期でというか、BLコミック全体の中でもダントツにわたし好みな一作。円陣闇丸で、時間ものSFで、相手はノンケと、萌えツボというか燃えツボにどストライクなんです(笑 |
騎士の人形? まるで…黒く染まった太陽の紋章だ… 忌まわしい… 2. 小笠原宇紀『BLACK SUN奴隷王』 諸君、わたしは小笠原宇紀が好きだ、と少佐ってしまいたくなった一作(笑。設定も展開もCPもとってもベタで、にもかかわらずこんなにも個性的…やっぱいいわぁ~(笑 |
こんな俺を好きでいてくれるなら 飯島 俺はもう別の人間に生まれ変わりたいなんて思わない 3. 山田ユギ『誰にも愛されない』 再販だし、あと脇CPがイマイチなのでシリーズとしては今一歩かもと思って。けれどこれまたチェコ、コミュニケーション不全、相手はノンケ!と燃える設定だし、山田ユギの巧さが凝縮された一作だと思う。 |
「…麻見への当てつけなどではない お前に側にいて欲しいと言ったのは本心からだよ」 4. やまねあやの『ファインダーの虜囚』 今回はほぼ飛龍×秋仁なので、とってもよかった(笑…きっとファインダーファンとしては邪道なんだろうなあ…(多くの人は麻見×秋仁か麻見×飛龍なんだろうと推測。 |
「トモちゃん」の出現で 平和だった我が高校は大奥になり そして ハレンチ学園になってしまった 5. 扇ゆずは『ダーリング』 絵が荒れていようとも…!それでもやっぱりわたしは扇ゆずは好きだし、どベタなBLコメディという内容・展開自体は、ちゃんと面白かった…と、思う。 |
「情けねんだけど お前と比べられたら勝てる気がしねえの だから 波根ちゃんだけはとんないでぇ…」 6. 阿仁谷ユイジ『喜劇は恋で進化する』 ふつうにちょびっとオサレ系な現代もの、なのだけれど、勿論構成も画力も及第点以上だし、なによりキモカワいい攻め…!めずらしいし、ちゃんと萌える。偉い。 |
空から 翼の生えた天人に殺される 丁子も殺されちまう 7. 鳥人ヒロミ『彩おとこ』3 くそう。少尉がんばれ…!ということで、やきもきさせられたので、このあたりで。でも、赤鬼黒鬼の過去編はよかったよ!これ公式CPだったらいいのに!(笑 |
「もう一回っ!」 「何度でも同じだって! ここで負けたら 俺の数年の水泳部暮らしは何だったになるだろ」 8. 高井戸あけみ『恋愛の神様に言え』 このまったりムードと、ちょっと隙のあるクールビューティ受けが高井戸あけみのいいところ、だと思う(笑。久々のヒットという感じ。 |
「なによっ! アタシが受けになったら アンタなんか用なしなんだからっ!!」 (注※そうゆうお話ではありません) 9. 松崎司『IMITATION GOLD』 ビスポーク、という仕立て屋のワクから外れてきてしまったけれど、ヤクザものとしては面白い。相変わらずマッチョだらけだし!(笑 |
友情も 星みたいに等級があれば 分かりやすいぶん 悩まないで済むのに… 10. 明治カナ子『出来の悪い子』 誰も彼もがもやもやした感じで前に進まないので、まだ評価はしづらいけれど。でもやはり巧いというか好き。 |