葛井美鳥『アフターモーニング・ラブ』
朝起きたらとなりに売り専がねてましたがまじめ弁護士は酔ってたのかなにもおぼえていないのですが代金を請求されまして。
葛井美鳥は受けが子供っぽくてなあ、と思いつつついつい買ってしまうのです。
受けが家族も家もないかわいそう設定で、客をとらないと野宿だというので、マンションの鍵をわたすのですが、でも責任とれないから売りやめろとは言えないお…というわりとよくあるかんじのお話なのです。展開もだいだい予想どおりなのです。
朝起きたらとなりに売り専がねてましたがまじめ弁護士は酔ってたのかなにもおぼえていないのですが代金を請求されまして。
葛井美鳥は受けが子供っぽくてなあ、と思いつつついつい買ってしまうのです。
受けが家族も家もないかわいそう設定で、客をとらないと野宿だというので、マンションの鍵をわたすのですが、でも責任とれないから売りやめろとは言えないお…というわりとよくあるかんじのお話なのです。展開もだいだい予想どおりなのです。
噺家の弟弟子×兄弟子とか、老舗旅館の番頭さん×若旦那とか、大学時代の友人の大臣×若き大統領とか。
なんかかわいい受けばかりで、ちょっと天然やアホっぽいこが多く、いまいちだった。老舗旅館の若旦那とか、テディベアを大量にかざってたりしてこのひと大丈夫かしら…と心配になった。まあ近代物という設定だったとわかって、少しはいいかと思えたけれど、それにしても…ダメ旦那すぎる…。お話も軽かったりなんだりでものたりない。絵柄的に、かわいい受けとかコメディっぽいお話は合わない気がするのだが…。
これはよい田中鈴木。
美輝という少女と光輝という少年が対立している世界で、少女のナイト的存在のひとりの役をやらされる夢をみたら、光輝の手下的なかわゆい少年といい雰囲気に。って、夢だと思ってたら、なんかみんな現実にも存在するらしいのです??
徹底的にへんな設定で、なんというか、ああ田中鈴木は好きなようにかけるような売れっ子作家なんだ(に、なった?)なあ、と深く感動した。
美輝の城のひとびとはみんなかわいい。あんましかわいくない美輝も、美輝にベタボレのイケメンも、ちょっと暗い美少年も、コンビニバイトの長髪も、主人公もみんなキャラたってていい。長髪が主人公にへんなからみかたをするのもぜんぜんBLとは違った意味で面白い。
光輝の城のひとびとは、かわゆい少年がちょっとキャラ弱いというか、かわゆいだけだなあと感じるのがもったいないかんじ。かわゆい少年に惚れてるイケメンおさななじみがバカすぎてかわいい。光輝はまだよくわからない。
なんかいろいろあった。
『誘惑しないで』の次男生徒会長×野球部の天然かわいい系男子。
憧れだった会長にケガさせちゃったカドでお世話係にされた受けがなんかそういう奉仕とかさせられ云々。ひねくれものの攻めと、互いに勘違いのすれ違いというベタなお話でした。
次男はなんか前作とイメージが違うような気が。ひねくれ者、みんなには結構優しい、というキャラはなんかあってるようで違うような…。
『メイドインヘヴン』が前作なのですね。読んでなかったや。
なんかぼっちゃんと、ぼっちゃん家につかえるメイドを祖母にもつせいかメイドにさせられてる少年、という設定なのか。
両想いながらも多々のジャマがはいりすんどめというお話らしい。あとメイド少年の出生のひみつとかなんとか。
来週になったらいそがしさが緩和されるかなあ…。
って毎週思ってる気がしてきた。
短編集で、イケメン弁護士が苦手なふつうの弁護士とか、絵に一目惚れして弟子志願とか、イケメン彼氏につくしすぎてふられたとか、趣味がにている親友同士がくっつくとか、いろいろなんだが、なんだか物足りなかった。
どれもこれも、やっとくっついた瞬間に終わりか!みたいな。
この作家のキャラはじれじれのまどろこしいひとが多く、それが持ち味でもあると思うので、短編ではそれはあんまし面白くないし持ち味も活かされてない感じでもったいない印象。
日本画の絵の具はなめたら身体にわるそう。もう毒そう。
最近人外ばかり読んでる気がします。
両親が亡くなって金持ちの祖母にやっかいになってる高校生、両親がかけおちしたせいでどうもうとまれてるようです。そこに、高校生のご先祖様に助けて貰ったとかで恩返しにきたという天狗が登場。天狗はそのご主人様に惚れてたらしいんですが、なんかいろいろうるさくて、けれど助けてくれるのでなんだかちょっと好きになってきてしまいまして。
ゆるゆるファンタジーで、面白かった。
天狗は先祖より高校生がすき、になったのか?が、はっきりとは書かれなかったのが淋しい。でも羽のいろがかわったのは高校生の時だけなんだろうけど。
ひろった猫がかわいくないなあと思ってたら、猫又だったので納得し、あとがきを読んで更に納得してしまった。
おばあさんの秘書も、天然なのかわざとなのかなキャラと、真面目な秘書っぷりがよかった。
天人も、おまけ四コマとか面白かったし、これ続編あるといいなあ。
ひとやすみひとやすみ!
読み終わってから気づいたが、この作家知ってた。あの性別受けぽい絵の作家だね。
で、性別受けの本だった。
正直ちょっと趣味にあわなかったなあ。
おさななじみとか、生徒×三十代先生(しかし外見はローティーン)とか、義理の兄弟とか、いろいろ性別受け。
いいことを主に記憶したいのです。
さかえぐちくんというかわんこ、みたいでかわゆいのです。がんばれ。
うみのひともおつかれさまなのです。
…でもやっぱ疲れた。仕事辛い。
なんか買ったことない作家だったのですが人気ある作家っぽいので、シリーズの一作目っぽいコミクスを買ってみた。
生徒会にめをつけられてる不良が屋上で出会った特進クラスのイケメンがなんかキスとかしてきますがその正体は。
不良ったってかわゆい系受けなので萎え。天然すぎるし。
攻めの正体が個人的なげんなりパターンで、ていうかそれを知った受けの過剰反応がげんなりなのです。攻めの名前が中二病というか、あたしが中二のときにかいてたしょうせつのとうじょうじんぶつとおなじだ…!痛い…!個人的にすごく痛い!
そんなこともあり、なんだかすごく若いオーラにあてられたせいか、お話や絵のまずさが目についてしまいました。
最近のコミクスを買ってみた方がよかったのかもしれない。
表題作のイケメン外国人×その通訳とか、短編集。
短編集ということもあってか、説明や描写の物足りないお話が多かった。あと表題作をはじめとして、うじうじとして自分では何もしない言わないという受けが多く、イライラしてしまった。
しかし前から思っていたのだけれど、この作者の絵は、正直あまり巧いとは思わないのだが時折すごく惹かれる。あたしの中では桜城ややと同じくくりだ。